JPH0621475Y2 - 浴槽用ワイヤレスリモコン装置 - Google Patents

浴槽用ワイヤレスリモコン装置

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JPH0621475Y2
JPH0621475Y2 JP1991075370U JP7537091U JPH0621475Y2 JP H0621475 Y2 JPH0621475 Y2 JP H0621475Y2 JP 1991075370 U JP1991075370 U JP 1991075370U JP 7537091 U JP7537091 U JP 7537091U JP H0621475 Y2 JPH0621475 Y2 JP H0621475Y2
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JP
Japan
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container
operation switch
insertion hole
bathtub
wireless remote
Prior art date
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JP1991075370U
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English (en)
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JPH0535139U (ja
Inventor
創 真田
亘彦 東影
秀明 長瀬
光哲 金沢
圭佐 八若
洋 喜多
孝悦 清水
恭平 長谷川
明吉 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Noritz Corp
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Noritz Corp
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    • Y02E60/12

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  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽内の湯水に気泡混
じりの湯水噴出を行うジェット機能を有するいわゆるワ
ールプールバスなどに使用される浴槽用ワイヤレスリモ
コン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワールプールバスなどにおいて
は、気泡混じりの湯水噴出の強弱、形態、量などを入浴
者が適宜選択できるようにするため、浴槽用ワイヤレス
リモコン装置が使用される。この浴槽用ワイヤレスリモ
コン装置は、入浴者が浴槽内にあって操作するものであ
るため、装置内部に湯水が侵入しないように防水性が重
視される。
【0003】ところで、このような浴槽用ワイヤレスリ
モコン装置として、従来、図2に示す構成のものがあ
る。
【0004】この装置は、外形が略円盤状をした合成樹
脂製で密閉形の容器1を有し、この容器1の上部には、
ジェット運転、エアブロー運転等を選択するための各種
の操作スイッチ2,2,…が設けられるとともに、こ
れらの操作スイッチ2,2,…で選択された運転状態
を表示する液晶表示部4が配置され、さらに、リモコン
用の赤外線を発射する赤外線発射部6が設けられてい
る。
【0005】図3は図2のA−A線に沿う断面図であ
る。図3に示すように、容器1の内部に設けられた回路
基板8上に上記の各種の操作スイッチ位置と対応
して操作スイッチ10が配置されており、これらの操作
スイッチ10が容器1の上部に形成された挿通孔12に
面して容器1表面側に設けられている。そして、この挿
通孔12にはキャップ状をした可とう性のカバー14が
嵌合され、このカバー14の基部が容器1とこの容器の
挿通孔12の縁部に取り付けられた固定具16によって
挟持されており、これによって、操作スイッチ2の挿
通孔12を通って容器1の内部に湯水が侵入しないよう
にしている(たとえば実公平1−34257号公報参
照)。
【0006】また、従来技術としては、容器の上面に各
挿通孔を覆う状態で一枚の可とう性の操作プレートを接
着固定することにより、各操作スイッチの挿通孔を通
って容器内に湯水が侵入しないようにしたものもある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記構成のものでは、次の問題がある。
【0008】前者の構成では、操作スイッチ2のカバ
ー14に不意に傷が付くなどして破損すると、その破損
箇所から容器1の内部に湯水が直接侵入し、その結果、
装置の心臓部とも言うべき回路基板8が故障する可能性
がある。
【0009】また、後者の構成では、操作プレートが不
意に損傷すると、前者の場合と同様に容器内部の湯水が
侵入するのみならず、操作プレートの固定に接着剤を使
用しているので、接着強度がばらつき易く、また、湯水
がかかると接着力が次第に低下するなど、耐久性、確実
性の面でも不十分である。
【0010】また、スイッチ部の防塵性、防水性等を考
慮するものとして、たとえば、特開平3−221042
号公報などに開示されているように、浴槽用リモートコ
ントローラの操作スイッチ部としてシート状のメンブレ
ンスイッチを容器となるケースに接着して設け、このメ
ンブレンスイッチの表面に表面シートを張り付けて密閉
構造としたものが提案されているが、操作スイッチであ
るメンブレンスイッチとケース内に配設した回路基板と
の電気的な接続が煩雑となりやすく、高価でしかもその
組み付け作業性の点で問題が残されている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するためになされたもので、組み付け作業性が簡便
で、操作スイッチの部分を通じて容器内へ湯水が侵入
するのを長期に渡って確実に防止できるようにするもの
である。
【0012】そのため、本考案では、容器を備え、この
容器の内部に設けられた回路基板上に各種の操作スイッ
チが配設され、これらの各操作スイッチに対応して容器
の上部に挿通孔が形成され、この挿通孔の容器表面側に
操作スイッチ部が設けられている浴槽用ワイヤレスリモ
コン装置において、次の構成を採る。
【0013】すなわち、本考案では、容器の操作スイッ
チ部として、前記各挿通孔を覆って可撓性の操作プレー
トが接着固定されるとともに、各操作スイッチと前記操
作プレートとの間には挿通孔に臨んで弾性材からなるキ
ャップ状の内カバーが介在され、この内カバーの基部
が、前記容器の内側の挿通孔周辺の縁部とこの縁部に嵌
着された止め部材との間で挟持されている構成とした。
【0014】
【作用】上記構成においては、容器に設けた挿通孔の部
分が操作スイッチ部である操作プレートと内カバーとに
よって二重にシールされた構造となる。このため、たと
え操作プレートが損傷しても内カバーでシールされて湯
水は容器内に侵入しない。したがって、防水が確実とな
る。また、内カバーは容器内側と止め部材との間で機械
的に挟持されているので、接着材を使用する場合よりも
長期にわたって確実に防水される。さらに、内カバーは
弾性材でできているので、操作プレートと操作スイッ
の間で緩衝材としての役目を果たし、このため、操作
プレートを頻繁に操作しても操作スイッチで傷付くこと
もなく、長期使用にも耐えるようになる。
【0015】
【実施例】図1は本考案の実施例に掛かる浴槽用ワイヤ
レスリモコン装置の操作スイッチの部分を示す断面図で
あり、図2および図3に示した従来例に対応する部分に
は同一の符号を付す。
【0016】図1において、1は容器、2は操作スイッ
、8は回路基板、10は操作スイッチ、12は容器
1の上部に形成された挿通孔である。
【0017】この実施例の特徴は、容器1の上面に挿通
孔12を覆って合成樹脂等でできた可とう性の操作プレ
ート18が超音波接着等によって固定されており、回路
基板8上に設けられた操作スイッチ2と容器1の挿通孔
12を覆った操作プレート18との間には挿通孔12に
臨んでゴム等の弾性材でできたキャップ状の内カバー2
0が介在され、この内カバー20の基部20aが、容器
1の内側の挿通孔周辺の縁部1aとこの縁部1a嵌着さ
れた環状の止め部材22との間で挟持されている。
【0018】次に上記構成からなる本実施例の作用を説
明する。本実施例においては、容器1の操作スイッチ部
2を押圧することにより、操作スイッチ部2である可撓
性の操作プレート18と弾性材からなるキャップ状の内
カバー20とが押圧されて操作スイッチ10が作動し、
この作動によって回路基板8に設けられた図示しない導
電回路パターンなどを介して前記操作スイッチ部2で選
択された浴槽用リモコンの運転操作がなされ、この運転
状態が液晶表示部4によって表示される。
【0019】ところで、上記構成からなるリモコン装置
においては、容器1に設けた挿通孔12の部分が操作ス
イッチ部2である操作プレート18と内カバー20とに
よって二重にシールされた構造となる。このため、たと
え操作プレート18が損傷しても内カバー20でシール
されているため、湯水は容器1の内部に侵入しない。し
たがって、防水が確実となる。また、内カバー20の基
部20aは、容器1の縁部1aとこの縁部1aに嵌着され
た止め部材22との間で機械的に挟持されているので、
接着材を使用する場合よりも長期にわたって確実に防水
される。さらに、内カバー20は弾性材でできているの
で、操作プレート18と操作スイッチ2との間で緩衝材
としての役目を果たし、このため、操作プレート18を
頻繁に押圧操作しても操作スイッチ10よって傷付く
こともなく、長期使用にも耐えるようになる。
【0020】また、容器1の内部には操作スイッチ1
0、図示しない電気部品などを組み付けた回路基板8や
赤外線発射部6などを最初に取り付け固定した後に、上
側のケースとなる操作スイッチ部2を取り付けた容器1
を被せて取り付け固定することにより、簡単にワイヤレ
スリモコン装置の組み付け作業が完了するものであり、
前述したメンブレンスイッチを用いたリモコン装置のよ
うに、ケースとなる容器1側に取り付けられたメンブレ
ンスイッチと内部の回路基板との電気的な引き廻しを行
うことなく簡便に組み付けることが可能となる。
【0021】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。たとえば上述した実施例では、回路基
板8上に操作スイッチ10を取り付け、この操作スイッ
チ10が押圧作動されることによりスイッチが働く構成
としていたが、回路基板8上に操作スイッチとなる一対
の導電路を設け、この一対の導電路と対向する弾性材か
らなるキャップ状の内カバー20の内面に導電部を設
け、操作スイッチ部の一部を構成する内カバー20が押
されて回路基板8上に設けた一対の導電路間を導電部に
よって橋絡させて電気的な通電を果たすように構成して
もよい。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、容器の操作スイッチ
の部分を通じて容器内へ湯水が侵入するのを長期に渡っ
て確実に防止できるので、回路基板の侵入による破損
等を回避できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に掛かる浴槽用ワイヤレスリモ
コン装置の操作スイッチ部の要部を示す断面図であ
る。
【図2】従来の浴槽用ワイヤレスリモコン装置の平面図
である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…容器、1a…縁部、2…操作スイッチ、8…回路
基板、10…操作スイッチ、12…挿通孔、18…操作
プレート、20…内カバー、20a…基部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長瀬 秀明 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 金沢 光哲 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 八若 圭佐 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 喜多 洋 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 清水 孝悦 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 長谷川 恭平 新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本 精機株式会社内 (72)考案者 田口 明吉 新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本 精機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器(1)を備え、この容器(1)の内部に設
    けられた回路基板(8)上に各種の操作スイッチ(10)が
    配設され、これらの各操作スイッチ(10)に対応して容
    器(1)の上部に挿通孔(12)が形成され、この挿通孔
    (12)の容器表面側に操作スイッチ部(2)が設けられて
    いる浴槽用ワイヤレスリモコン装置において、前記容器
    (1)の操作スイッチ部(2)として、前記各挿通孔(12)
    を覆って可撓性の操作プレート(18)が接着固定される
    とともに、各操作スイッチ(10)と前記操作プレート
    (18)との間には挿通孔(12)に臨んで弾性材からなる
    キャップ状の内カバー(20)が介在され、この内カバー
    (20)の基部(20a)が、前記容器(1)の内側の挿通孔
    周辺の縁部(1a)とこの縁部(1a)に嵌着された止め部材
    (22)との間で挟持されていることを特徴とする浴槽用
    ワイヤレスリモコン装置。
JP1991075370U 1991-09-19 1991-09-19 浴槽用ワイヤレスリモコン装置 Expired - Lifetime JPH0621475Y2 (ja)

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JPH0535139U JPH0535139U (ja) 1993-05-14
JPH0621475Y2 true JPH0621475Y2 (ja) 1994-06-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02252456A (ja) * 1989-03-24 1990-10-11 Toto Ltd 浴湯噴出制御を行なう気泡発生浴槽
JPH034869A (ja) * 1989-06-01 1991-01-10 Toto Ltd 気泡発生浴槽におけるリモートコントローラの赤外線送信部構造
JPH03221042A (ja) * 1990-01-26 1991-09-30 Toto Ltd 気泡発生浴槽のリモートコントローラのケース組立方法

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