JPH06214557A - ビデオプロセッサシステム - Google Patents

ビデオプロセッサシステム

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Publication number
JPH06214557A
JPH06214557A JP5103227A JP10322793A JPH06214557A JP H06214557 A JPH06214557 A JP H06214557A JP 5103227 A JP5103227 A JP 5103227A JP 10322793 A JP10322793 A JP 10322793A JP H06214557 A JPH06214557 A JP H06214557A
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JP
Japan
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video
processor system
color
processor
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5103227A
Other languages
English (en)
Inventor
Kia Silverbrook
シルバブルック キア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Information Systems Research Australia Pty Ltd
Canon Inc
Original Assignee
Canon Information Systems Research Australia Pty Ltd
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Information Systems Research Australia Pty Ltd, Canon Inc filed Critical Canon Information Systems Research Australia Pty Ltd
Publication of JPH06214557A publication Critical patent/JPH06214557A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/20Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding
    • H04N19/27Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding involving both synthetic and natural picture components, e.g. synthetic natural hybrid coding [SNHC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アニメーションオブジェクトイメージを、ラ
イブビデオおよびそれに加えて複合オーディオ機能と結
合するための廉価なビデオプロセッシングシステムを提
供する。 【構成】 システム1は、オブジェクトベースグラフィ
ックイメージを提供する実時間オブジェクト(RTO)
プロセッサ10と、第一ビデオ信号28を受信するビデ
オデコーダ30、27と、第二ビデオ信号を供給するた
めRTOプロセッサ10から提供されたイメージデータ
24を第一ビデオ信号28と結合するように配列されて
いる少なくとも1個のカラーミキシング生成デバイス1
3と、それを出力するためのビデオエンコーダ38とを
有することを特徴とするビデオプロセッサシステムを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願の記述】本発明は本出願人より出願されてい
る下記の関連出願で開示されている技術の特定分野への
応用である: (i)出願日1992年4月29日のオーストラリア特
許出願番号PL2147をもとに優先権を主張してお
り、発明の名称が“実時間オブジェクトベースのグラフ
ィックシステム”である出願と、(ii)出願日1992
年4月29日のオーストラリア特許出願番号PL214
8をもとに優先権を主張しており、発明の名称が“オブ
ジェクトベースのラスタ画像充填の方法および装置”で
ある出願と、(iii)出願日1992年4月29日のオー
ストラリア特許出願番号PL2153をもとに優先権を
主張しており、発明の名称が“オブジェクトベースのラ
スター画像における透過供給の方法および装置”である
出願と、(iv)出願日1992年4月29日のオースト
ラリア特許出願番号PL2156をもとに優先権を主張
しており、発明の名称が“グラフィックシステムのエッ
ジ計算”、及び、出願日1992年4月29日のオース
トラリア特許出願番号PL2145をもとに優先権を主
張しており、発明の名称が“グラフィックシステムのオ
ブジェクト分類”である出願と,(v)出願日1992
年4月29日のオーストラリア特許出願番号PL214
2をもとに優先権を主張しており、発明の名称が“RT
Oグラフィック システム用プリプロセッシングパイプ
ライン”である出願と、(vi)出願日1992年4月2
9日のオーストラリア特許出願番号PL2150をもと
に優先権を主張しており、発明の名称が“二次多項式フ
ラグメント使用のオブジェクトベースグラフィックス”
である出願と,(vii)出願日1992年4月29日のオ
ーストラリア特許出願番号PL2149をもとに優先権
を主張しており、発明の名称が“二次多項式変換へのベ
ジエール(Bezier)スプライン”である出願。
【0002】上記の全ては本出願人より出願されてお
り、それぞれの出願の開示は関連出願の記述により、こ
こに組み込まれている。
【0003】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオプロセッサシス
テムに関し、特に、ライブビデオを実時間で複合オーデ
ィオプロセッシング機能を用いてアニメーショングラフ
ィックオブジェクトと結合するためのビデオプロセッサ
システムに関する。
【0004】
【従来の技術】ビデオイメージを合成するコンピュータ
システムは既に存在しているが、これらのシステムは通
常、高速フレームバッファを用いて、イメージがビデオ
信号と合成されて最終ビデオ信号を作り出す前に、その
イメージはフレームバッファメモリデバイス内で1つ1
つの画素に合成され記憶される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、フレームバッファの使用を必要とするので、全
コンピュータ合成システムの導入には相当の設備投資が
必要となり、このことが、そのようなコンピュータシス
テムを一般の消費者市場に広げてゆくことの障害となっ
ていた。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、効率的で廉価で効果的なビデオプロセッサシステム
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のビデオプロセッサシステムは以下のような構
成からなる。即ち、オブジェクトベースグラフィックイ
メージを提供する実時間オブジェクト(RTO)プロセ
ッサと、第一ビデオ信号を受信するビデオ入力手段と、
第二ビデオ信号を供給するため、前記RTOプロセッサ
から提供されたイメージデータを前記第一ビデオ信号と
結合するように配列されている少なくとも1個のカラー
ミキシング生成デバイスと、それを出力するためのビデ
オ出力手段とを有することを特徴とするビデオプロセッ
サシステムを備える。
【0008】さらに前記第二ビデオ信号と一致したオー
ディオ出力信号生成のための複数統合されたメモリ手段
をもつコントロール手段とを有することを特徴とするビ
デオプロセッサシステムが備えられる。
【0009】なお、前記オーディオ出力信号は、前記第
二ビデオ信号内に描写される可視事象と実質的な同期を
とって生成されることが望ましい。
【0010】また他の発明によれば、アニメーションイ
メージを一緒に形成するグラフィックオブジェクトのリ
ストの合成をするホストプロセッサと、前記リストを受
け取りラスタフォーマットにオブジェクトレベルデータ
を提出するための実時間オブジェクトプロセッサと、ビ
デオイメージのビデオ入力信号を受け取るためのビデオ
入力手段と、前記オブジェクトレベルデータを受け取っ
て、それにイメージカラーを割当てて前記ビデオ入力信
号と結合し、前記アニメーションイメージと前記ビデオ
イメージの合成信号を生成するカラー手段と、前記合成
信号をビデオフォーマットでラスタ表示に出力させるた
めのビデオ出力手段とを有することを特徴とするビデオ
プロセッサシステムを備える。
【0011】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0012】図1Aおよび図1Bは、本発明の代表的な
実施例であるプロセッサバス3に接続されているホスト
プロセッサ2を有するビデオプロセッシングシステム1
の構成を示すブロック図である。また、プロセッサバス
3にはシステムROM4、システムRAM5、第一メモ
リカードソケット6、第二メモリカードソケット7、周
辺マイクロコントローラ9、RTOプロセッサ10、カ
ラーミキシングユニット13、および、FIFO待ち行
列バッファ(FIFO queue)11を介して音響効果デバイス
12が接続されている。
【0013】ホストプロセッサ2は汎用マイクロプロセ
ッサでありオブジェクトベースのアニメーションイメー
ジの生成を制御する。
【0014】本実施例においては、ホストプロセッサ2
はインテルi360SAのように、廉価で高速作動を可
能にし、広いアドレスレンジを有する、32ビットのマ
イクロプロセッサを用いる。
【0015】ホストプロセッサ2は複数のオブジェクト
リストを作成保持するように作動するが、この複数のオ
ブジェクトリストはシステムRAM5に記憶され、そし
てアニメーションイメージを形成するためにRTOプロ
セッサ10により最終被処理される複数のオブジェクト
を含む。この演算は通常はグラフィクオブジェクトレベ
ルにおいてのみ実行される。
【0016】それぞれのビデオフィールドに対して、ホ
ストプロセッサ2は、前記アニメーションイメージに現
れるそれぞれのオブジェクトの位置、サイズ、アスペク
ト比(縦横比)、および色の指定をする。ホストプロセ
ッサ2はまた周辺マイクロコントロラ9と対話して、ビ
デオプロセッシングシステム1のユーザ用のグラフィカ
ルユーザインターフェイスを供給する。
【0017】ホストプロセッサ2は、32ビットアドレ
スバスと多重化される16ビットの外部データバスを有
している。更に、ホストプロセッサ2によって供給され
る16個の制御信号が存在する。最も重要な16個のア
ドレスビット(ビット31−16)は多重化されていな
いが、アドレスビット15から4まではアドレスラッチ
15により多重化解放がなされている。
【0018】ホストプロセッサ2はプロセッサバス3の
二次制御をするが、RTOプロセッサ10は、ホストプ
ロセッサ2を制御しているソフトウェアを通じて特別に
ロックされているという場合を除いては、アクセス必要
時はいつでもDMAを介してバス3へのアクセスを可能
としている。
【0019】アドレスラッチ15はトライステート形式
から成っており、ホストプロセッサ2がバスを制御する
時にのみ使用される。
【0020】アドレスビット2−1は、バーストアクセ
ス時のあらゆるラッチ遅れを避けるためにホストプロセ
ッサ2によって直接多重化解放がなされている。バース
ト時においては、上位アドレスビットおよびラッチアド
レスビットは静的な状態のままであるが、アドレスビッ
ト3−1はカウントアップをしている。
【0021】従って、ホストプロセッサのバーストは1
6バイトに制限されている。これらのバーストはバイト
とハーフワードアクセスの数種類の組み合わせによって
発生しうる。全てのアドレス解読は上位4アドレスライ
ン(256Mバイト境界に整列されている)に基づく。
よって、一つのホストプロセッサのバーストが複数のデ
バイスまで及ぶことはありえない。
【0022】ホストプロセッサ2の多重化データバスは
RTOプロセッサ10、システムRAM5、システムR
OM4、周辺マイクロコントローラ9および音響効果デ
バイス12を直接制御するために使用される。
【0023】カラーミキシングユニット13、第一メモ
リカードソケット6、及び、第二メモリメモリカードソ
ケット7はバッファ16によってプロセッサバス3のバ
ッファに入れられる。
【0024】ホストプロセッサ2とRTOプロセッサ1
0との間で、プロセッサバス3のアービトレーション
(任意性)が発生する。RTOプロセッサ10が(ホス
トプロセッサ2によって)動作開始命令を受けるまで、
ホストプロセッサ2は前記バスを支配する。そして、R
TOプロセッサ10はプロセッサバス3の制御を行い、
それが終了した時、ホストプロセッサにその旨を通知す
る。
【0025】ホストプロセッサ2は、RTOプロセッサ
10の動作を停止することによってプロセッサ10を停
止する場合は除いて、RTOプロセッサ10がプロセッ
サバス3を獲得する事を停止するメカニズムは全く有し
ていない。RTOプロセッサ10は一旦開始した表示の
オブジェクトリストの完全な準備を試みるし、またRT
Oプロセッサ10が一旦プロセッサバス3を獲得すれ
ば、そのプロセッサバス3を連続して使用できる(も
し、RTOプロセッサ10が同時に上記の事を実行した
なら、内部で作動渋滞を起こして、それが再起可能にな
る迄、プロセッサバス3を解放するであろう)。複数の
オブジェクトリストがフレームの作成のために使用可能
であり、この場合、RTOプロセッサ10が長い間プロ
セッサバス3に対してマスタ(支配)性を保持すること
を防止するために使用されることも可能である。
【0026】プロセッサバス3は4つの外部割込を有し
ている。INT0が最優先割込であり、RTOプロセッ
サ10の割込出力に接続されており、この割込はRTO
プロセッサ10の内部への多くの事象によりセットされ
る。
【0027】INT1は第二優先割込であり、周辺マイ
クロコントローラ9からホストプロセッサ2までの汎用
割込を形成する。この割込は、使用可能なデータに関係
する割込を、他の割込の原因から分離することによっ
て、周辺マイクロプロセサ9とホストプロセサ2との間
の通信プロトコルを維持しようとするものである。タイ
マ事象、連続通信、特殊なキーボードキー、メモリカー
ドの挿入および取り外しは、この割込によってホストプ
ロセッサ2に通信される。
【0028】ホストプロセッサ2は、当業者間では公知
の通信方法であるメモリマップI/Oによって、ビデオ
プロセッシングシステム1の種々の他のデバイスと交信
する。
【0029】バスコントロールロジックモジュール18
は、ホストプロセッサ2のための、全ての必要な可能/
選択信号、読取/書込ストロボ、バッファコントロール
および作動可能信号を要求する。この論理は、ホストプ
ロセッサ2が前記バスを支配している時および、RTO
プロセッサ10が前記バスを支配している時にアクティ
ブになる。
【0030】周辺マイクロコントローラ9及びホストプ
ロセッサ2はメールボックス17に情報を入れることに
よって互いに交信できる。
【0031】INT2は第三番目に高い優先順位の割込
であり、メールボックス17の中に受信用のデータがあ
る事を示すための周辺マイクロコントローラ28によっ
てセットされる。
【0032】INT3は最も低い優先順位の割込であ
り、ホストプロセッサ2によって書込まれたデータをメ
ールボックス17から取り出してしまったことを示すた
めの周辺マイクロコントローラ9によってセットされて
いる。これにより、ホストプロセッサ2は、いつ別のバ
イトのデータをメールボックス17に送信できるかを知
る事が可能になる。
【0033】システムROM4は、通常はシングルの2
56Kx16デバイスにより供給されてる512Kバイ
トのROMを含んでいる。このシステムROM4はビデ
オプロセッシングシステム1用の制御プログラムを含む
と同時に、アニメーション、フォント、クリップタイト
ル、及び、ビデオプロセッシングシステム1の中で使用
されているその他のデータの種々の例をも含んでいる。
ホストプロセッサ2及びRTOプロセッサ10は両方と
もシステムROM4の中のメモリにアクセス可能であり
シングルおよびバーストアクセスがサポートされてい
る。
【0034】システムROM5は2個の128Kx8デ
バイスから成る256KバイトのRAMを含んでいる。
システムRAM5はグラフィックオブジェクトのキャッ
シング、性能クリティカルコードのキャッシング用とし
て、また可変記憶装置としてホストプロセサ2により使
用される。バイト書込みと同様、シングルおよびバース
トアクセスがサポートされている。できれば、システム
RAM5は大型RAMの出現時にそれが使用可能である
ように配線されている事が望ましい。
【0035】第一メモリカードソケット6および第二メ
モリカードソケット7は標準的なメモリカードの挿入用
として供給されている。一般的には、そのソケットはJ
EIDAおよびPCMCIA標準に準拠しているカード
の挿入に適合するようになっている。JEIDA(日本
電子工業振興協会)およびPCMCIA(PCメモリー
カード国際機構)は、68ピン互換型メモリカードの使
用のための実質的に同一の標準を発表している。
【0036】それぞれのメモリカード19はオブジェク
トグラフィックデータを組み込んでいるROMデバイス
として一般的に使用されてるが、バッテリーバックアッ
プ付きのスタティックRAMあるいはフラッシュEPR
OMとしても使用できる。
【0037】それぞれのメモリカード19はグラフィッ
クオブジェクト、アニメーションエディットリスト、ク
リップアニメーション、クリップタイトル、フォント、
アニメーションキャラクタ、及び、システムROM4の
内部で全てのまたは部分的なプログラムを交換あるいは
補足するための音響効果、及び/または、特別プログラ
ムを記憶するために使用される。SRAMカードが使用
されるところでは、このSRAMカードはユーザのアニ
メーションシーケンスを後で再生するための記憶装置と
しても使用可能である。
【0038】そのメモリカードへのデータバス20は、
カラーミキシングユニット13のデバイスは除いて、プ
ロセッサバス3にアクセスしている全ての他のデバイス
から、バッファ16によってバッファが付けられている
ことが望ましい。これは、メモリカード19が、プロセ
ッサバス3の論理レベルと、いかなる段階においても干
渉しないことを確証するためである。
【0039】メモリカード19はいかなる時でもユーザ
によって脱着可能であるがゆえに、いくつかの問題を避
けることができないであろう。それぞれのメモリカード
には、そのカードが取り外される直前に割込を供給する
ため、短いピンが使用される。これによって、ある種の
ソフトウェアに対して取り外しのための準備時間を与え
ている。メモリカード19が取り外された時、もしRT
Oプロセッサ10がプロセッサバス3を支配してる場合
は、ホストプロセッサ2で作動するソフトウェアの復帰
時間はRTOプロセッサ10の最大バス保有時間により
削減される。第一メモリカードソケット6、及び、第二
メモリカードソケット7には、メモリカード19が存在
するか或はそうでないかを示すために、挿入および取り
外しの割込みを生成する短カード検知ピンが供給されて
いる。
【0040】この割込は周辺マイクロコントローラ9
(不図示)に送られ、そこで正のエッジトリガー割込み
(カード取り外し)、負のエッジトリガー割込み(カー
ド挿入)にプログラムされるか、または不良(屈曲)メ
モリカード19のチェックの読み取りがなされる。検知
された割込は、通常の割込を通じてホストプロセッサ2
に中継される。この割込はメイルボックス17を介して
通信を可能にさせる必要がある。
【0041】挿入されたメモリカード19の性質を決定
するため、オプションの属性メモリーが前記メモリカー
ド19から読み込まれる。この属性メモリはほんの8ビ
ットの大きさであり、下位データバス20に読み込ま
る。できれば、メモリカードの問い合わせ(確認)をす
るシステムソフトウェアが供給されており、メモリカー
ドのスピードやオプション属性メモリに基づいて、RT
Oプロセッサ10およびホストプロセッサ2がどの様に
してメモリカードに安全にアクセスできるかを決定でき
るようになっていることが望ましい。
【0042】バッテリーバックアップ付きのSRAMタ
イプのメモリカードデバイスがサポートされているとこ
ろでは、メモリカードソケット6および7には、周辺マ
イクロコントローラ9(不図示)に接続されているバッ
テリーコンディションシグナルが供給されており、その
バッテリーの良否を示す様になっている。
【0043】オブジェクトベースのグラフィックイメー
ジを実時間で提供できるように、RTOプロセッサ10
はホストプロセッサ2によって制御されセットアップさ
れている。このRTOプロセッサ10の特定例の全記述
は、出願日が1992年4月29日のオーストラリア特
許出願番号PL2147をもとに本出願人により優先権
を主張されている出願書類にされており、この出願の開
示は本文前記の関連出願の記述に組み込まれている。
【0044】RTOプロセッサ10はプロセッサバス3
とインタフェースをもつのとは別に、それ自身の専用Q
PFメモリ21とインタフェースをもっており、このこ
とは、2個のSRAMデバイス22および23として具
現化される。RTOプロセッサ10には、256Kバイ
トの25nsローカル専用QPFメモリー21(2個の
64Kx16 RAM)が供給されている。これらのR
AMは常時使用可能であり、RTOプロセッサ10は読
み取り/書き込みストロボを直接駆動する。
【0045】RTOプロセッサ10はそれが一旦セット
アップされスタートすると、システムROM4、システ
ムRAM5、或は、メモリカード19から、それ自身の
ローカルメモリの中にオブジェクトのリストを読み取
り、オブジェクトの準備をし、RTOプロセッサのアウ
トプットレベルバス24の形で8ビットデータ語を出力
しながら、アウトプットディスプレーのそれぞれの画素
にオブジェクトを提供する。このことは、画素でアクテ
ィブの最高の可視性を有するオブジェクトに望まれてい
るレベルおよび効果を説明しているのである。できれ
ば、ディスプレイリストは、グラフィックイメージの演
算を実時間で可能ならしめるオブジェクトアウトライン
データを含んでいることが望ましい。このデータの一例
としては、通常はシステムRAM5の中にキャッシュ
(保管)されている二次多項式フラグメントがあげられ
るが、これは直接、システムROM4から、或は、何れ
かのメモリカードから読み取ることもできる。
【0046】RTOプロセッサ10は、そのディスプレ
ーリストを読み取った後、位取りを実行して前記QPF
オブジェクトをそれぞれXおよびY方向に変換する。こ
れにより、スクァシュ(押潰し)、ストレッチ(引伸ば
し)効果が可能となり、また同時に、PALおよびNT
SCテレビジョン標準方式に見られるような、異なる画
素アスペクト比(縦横比)の補正も可能となる。位取り
および変換が終了した後、QPFはインタレースディス
プレー用に演算され、最高の垂直解像度を得るために、
曲線アウトラインの計算はビデオ信号の奇数と偶数(奇
偶)のフィールドに対して異なっていなければならな
い。
【0047】次に、スクリーンから完全に離れて変換あ
るいは位取りされたQPFは選別により前記オブジェク
トリストから削除される。小さすぎて可視不能のQPF
も選別削除される。スクリーンの境界線を横切るQPF
もまたクリップされる。初期プロセッシングが終了後、
QPFは専用QPFメモリ21に記憶される。そしてQ
PFは、一旦、そのQPFメモリに記憶されると、それ
ぞれのQPFのそれぞれの第一画素の位置の見地から、
ライン順そして画素順に並び換えられる。
【0048】次に、走査線と交差している全てのQPF
の交点が計算されるが、これはフレームストアを使用せ
ずに実時間で実行される。QPFは交点の計算が終了す
る前に直線にフラット化されない。よって、高倍率にお
いても曲線に曲率が保存される。この交点計算の終了
後、オブジェクトの可視順が決定され、隠れた表面は取
り除かれる。次に、カラーの領域は、次の交差までそれ
ぞれのQPFへの優先のレベルを広げることにより満た
される。そして透過および効果の演算が、実時間データ
レートでハードウェアで実行される。
【0049】以上のようにして、RTOプロセッサ10
は画素データをラスタディスプレー上に同期的に表示す
るため、画素データを出力する。そして、RTOプロセ
ッサ10は8ビットレベルのRTOプロセッサアウトプ
ットレベルバス24を介して転送されるカラーレベルデ
ータのみから成っている。その出力画素の比率は1秒あ
たり1350万ピクセルでありこれはPALおよびNY
SCの両方の方式に対して一定である。
【0050】RTOプロセッサ10がホストプロセッサ
2に対してスレーブ(従属)であるとき、このホストプ
ロセッサ2は専用QPFメモリー21を読み取り、そし
てRTOプロセッサ10の制御レジスターを読み取るこ
とができる。RTOプロセッサ10の制御レジスタへの
アクセスはメモリマップI/O技術の使用を通じて実行
される。専用QPFメモリ21にアクセスするためのベ
ースアドレスは、スタート時においてはRTOプロセッ
サ10のレジスタにプログラムされており、また、ホス
トプロセッサメモリテーブルに従ってセットされてい
る。RTOプロセッサ10はそのレジスターあるいは専
用QPFメモリー21へのバーストアクセスあるいはバ
イト書き込みをサポートしていない。
【0051】RTOプロセッサ10がプロセッサバス3
のコントロールをしている時、RTOプロセッサ10は
前記多重化解放アドレスおよびデータ バスを直接駆動
する。前述のように、ホストプロセッサ2からの通知お
よびその後の承認によりプロセッサバス3の使用が要求
される。
【0052】RTOプロセッサ10は割込信号を有して
おり、この割込信号はホストプロセッサ2に接続され、
最優先割込(INT0)を形成している。この割込は作
動完了および内部エラー事象を含む多くの事象を表示す
るために使用される。
【0053】RTOプロセッサ10には画素クロック用
の入力、ラインおよびフィールド同期信号、および奇偶
フィールド信号が供給されている。RTOプロセッサ1
0への画素クロックインプットはクロックジェネレータ
26から駆動されている同期バス25によって、入力ビ
デオ信号にgen(ジェネレータ)ロックがかけられて
いる。ビデオレコーダ26によってライン同期信号、フ
ィールド同期信号、ラインインターレース信号が供給さ
れている。
【0054】ビデオプロセッシングシステム1のビデオ
プロセッシング部分は、ビデオ入力28を含む。入力ア
ナログコンポジットビデオはRCAコネクターを介して
入力され、次にRFIフェライトベッドへ供給される。
この信号は次に、グラウンドへの抵抗によって終了し、
そして1uFコンデンサを介して、ビデオA/Dコンバ
ータ29の入力へAC結合されてる。S−ビデオ信号の
ルーマ(Y)成分およびクローマ(C)成分は4ピンの
ミニDINコネクタを介して入ってくる。これらの信号
はグラウンドへの75オームの抵抗によって終了させら
れる前にRFIフェライトベッドに送られる。これらの
信号はまた1uFコンデンサによってAC結合されてい
る。S−ビデオ入力のルーマ成分はA/Dコンバータ2
9へ送られる、一方クロミナンス成分は第二A/Dコン
バータ30へ送られる。
【0055】A/Dコンバータ29はできればフィリッ
プス社(Philips Corporation) 製のTDA8708のよ
うな高速8ビットA/Dコンバータから成ることが望ま
しく、コンポジットビデオあるいはS−ビデオのY−成
分をディジタル化するために使用される。A/Dコンバ
ータ29の一部分を形成する入力マルチプレクサはビデ
オデコーダ27からのプログラマブルビットによって制
御されており、ビデオデコーダ27は多重化コントロー
ルへのデコーダー31を介してコンポジットビデオ信号
あるいはY信号のいずれかを選択する。ここで選択され
た信号は次にクランプゲインコントロール可能な増幅器
へ送られる。
【0056】HSYおよびHCLの2個の信号はプログ
ラム可能信号であり多重化コントロールへのデコーダ3
1を介してビデオデコーダ27からも送られてくる。そ
してこのHSYとHCLの信号はそれぞれ入力アナログ
ビデオ波形のシンク(同期)部分およびブラック部分を
示す。もしこれらの信号のアクティブパルスがお互いに
オーバラップするようにプログラムされていたら、A/
Dコンバータ29はコンフィグレーションモード1で作
動する。このコンフィグレーションモード1において
は、シンクレベルでは1つの“128”が出力され、ピ
ークレベルでは“127”が出力されるようにビデオ増
幅器のゲインが調整されている。このHSYとHCLの
アクティブパルスがお互いにオーバラップしない様に
(コンフィグレーションモード2)プログラムされてい
る時は、シンクパルスの低部においては1つの“12
8”がコンバータから出力され、ブラックレベルに対し
ては“64”が出力されるように、ゲインが調整されて
いる。標準ビデオ信号は“85”を越えてはならない。
【0057】前記の増幅器からの出力は、A/Dコンバ
ータ29に行く前に、約6.2MHZの、3dBポイントの外部
ローパスフィルタに供給される。このディジタル出力は
2の補数フォーマットになっている。
【0058】A/Dコンバータ30は、できればフィリ
ップス社(Philips Corporation) 製のTDA8709の
ような高速8ビットA/Dコンバータから成ることが望
ましく、S−ビデオ入力のクロマC−成分をディジタル
化するために使用される。クランピングおよびA/D変
換機能はルミナンス信号およびクロミナンス信号に対し
て異なっているので,異なるA/Dコンバータ30が必
要になるのである。
【0059】入力マルチプレクサは前記C(クローマ)
信号を選択し,この信号は次にゲインおよびクランプ制
御付きのビデオ増幅器に送られる。ビデオデコーダ27
のHCLは、クローマ入力用のクランプされた値として
“128”が出力されるようにクランプ回路を起動する
ために使用される。前記の増幅器からの出力は、A/D
コンバータに行く前に、約6.2MHZの、3dBポイントの外
部ローパスフィルタに供給される。このディジタル出力
は2の補数フォーマットになっている。
【0060】A/Dコンバータ29および30は両方
共、ノイズ感知可能アナログ回路であり両方のデバイス
は既知の方法により受動成分を必要とする。
【0061】ビデオデコーダ27への、ADCの29お
よび30の出力は、できればフィリップス社(Philips C
orporation) 製のSAA7151Bのディジタル・マル
チ・スタンダード・デコーダ(DMSD)から成ってい
ることが望ましく、このDMSDはディジタル化された
PAL/NTSC成分あるいはS−ビデオ データを、
CCIR Rec- 601標準に準拠して4:2:2の
割合に成分Y、U、Vがフォーマットされたデータに復
号することができる。
【0062】ビデオデコーダ27は、PALおよびNT
SCの両方の信号に対してクロックジェネレータ26か
らシングルの周波数が24.576MHZ のクロックを必要とす
る。また、ビデオデコーダ27は入力信号のテレビジョ
ン標準方式を自動的に検知するか、或は、“強制的”に
特定のモードにしてしまうことができる。ビデオデコー
ダ27はスタートアップ時においては,そのI2 Cイン
タフェースを介して、周辺マイクロコントローラ9によ
ってプログラムが可能となる。
【0063】ビデオデコーダ27は、イニシャライズ
(初期化)の必要がある多くのプログラマブルソフトウ
ェアのパラメータを利用する。これらのパラメータは、
シンクプロセッシング、ルミナンスプロセッシング、及
び、クロミナンスプロセッシングという、ビデオデコー
ダ27の3つの領域に対するパラメーターを含む。これ
らはディジタルフィルタの特性及びタイミングに関係す
る多くのソフトウェアパラメータでもある。ビデオ デ
コーダ27のプログラミングは複雑ではあるが当業者に
は知られている。この入力データのデコーディング(解
読)はディジタル定義域のみにおいて達成されるが、こ
の事に関してはフィリップス社(Philips Corporation)
から入手可能であるSAA7199データシート(DATA
SHEET)に十分に記載されている。
【0064】シンク(同期)情報がビデオ入力データか
ら抽出され、VS、HS、ODD、HREF、HSY、
及び、HCLの6つの信号がビデオデコーダ27によっ
て生成される。
【0065】VSは垂直シンク情報であり、HSY及び
HCLは入力アナログビデオのシンクブラック部分を示
すためにA/Dコンバータ29によって使用されるプロ
グラム可能信号である。HSは水平シンクであり、その
リーディングエッジ(立ち上がり区間)は、入力水平シ
ンクの立ち上がり区間に関して調整可能さある。このよ
うにプログラム可能なのでカラーミキシングユニット1
3のいかなる遅れに対しても補正をするための最終ビデ
オ出力の水平調整が可能になっている。
【0066】HREFは一つのライン上の第一画素にお
いて常にアクティブ(活動状態)であり、あるラインの
最後の画素データより以降は非アクティブ(非活動状
態)になる。この信号のフォーリングエッジ(立ち下が
り区間)はラインシンク信号としてRTOプロセッサ1
0およびカラーミキシングユニット13によって使用さ
れる。
【0067】入力ビデオの位相の情報は、ライン−ロッ
クされた27MHZ および13.5MHZ クロックを生成するため
のクロックジェネレータ26に供給される6.75MHZ の三
角形波形(LFCO)の中に含まれる。
【0068】ビデオデコーダ27は4つの8ビットディ
ジタルバスを有する。図1Aに示すように、CVBS/
Yinバスはディジタルコンポジットビデオベースバン
ドシグナル入力、或は、ビデオプロセッシングシステム
1のS−ビデオ入力が使用される時はルミナンス入力を
表す。
【0069】CinはS−ビデオ用のクローマ入力であ
る。この信号はカラーサブキャリアーで直交変調されて
いる2つのクローマ成分(UおよびV)を有する。この
クローマのサンプリングがラインロックされており、前
記カラーサブキャリアがラインロックされてないとき、
これら2つのカラー成分の復調が関係してくる。
【0070】Yー outは、ビデオデコーダ27のルミ
ナンス出力である。これは1秒当たり1350万サンプ
ルの割合でサンプルされ、結合されたカラーイメージ信
号のルミナンスを処理するカラーミキシングユニット1
3の一部に直接接続されている。
【0071】ビデオデコーダ27はクロミナンス出力を
表すUV出力を有し、それぞれが1秒当たり1350万
サンプルにおいて、多重化されたCr信号およびCb信
号を含む。このUV出力とクロミナンス入力との大きな
違いは、UV出力は、ロックされてないクローマサブキ
ャリアで直交変調するというよりは、ラインロックされ
時分割で多重化されている。よって、この信号はディジ
タルコンパティブル(互換可)である。
【0072】クロックジェネレータ26はできればフィ
リップス社(Philips Corporation)製のSAA7157
デバイスから成っていて、ラインロックされたビデオク
ロックを生成する高速位相ロックループを供給ことが望
ましい。ビデオデコーダ27と共に前記クロック ジェ
ネレータ26は、ビデオプロセッシングシステム1の
“パワーオン”リセットパルスに加えて、27MHZ および
13.5MHZ クロックの両方を含んで、ビデオプロセッシン
グ回路への全てのラインロックビデオクロックを生成す
る。
【0073】以上の説明により、ビデオインプット28
へのビデオ信号入力は、そのカラー成分とカラーミキシ
ングユニット13への入力とに分けられるということが
明らかになる さて、図2にはカラーミキシングユニット13が詳細に
示されている。このカラーミキシングユニット13は4
つのカラージェネレーション(生成)ミキシング(CG
M)デバイス32〜35を用いて構成されている。
【0074】CGM32〜35に相当するカラージェネ
レーティングミキシングデバイスの具体例の全記述は、
出願日が1992年4月29日のオーストラリア特許出
願番号PL2152をもとに本出願人により優先権が主
張されている、発明の名称が“カラージェネレーション
ミキシングデバイス”である出願書類にされており、こ
の出願の開示は本文前記の関連出願の記述に組み込まれ
ている。
【0075】CGM32〜35は、RTOプロセッサ出
力レベルバス24からの画素出力のレベルに基づいて、
1つの画素のカレントカラーの演算を可能にするブレン
ド機能およびビデオ合成、カラー割当用に供給される。
特に本実施例において、CGMデバイス32〜35はR
TOプロセッサ出力レベルバス24をビデオデコーダー
27からのディジタルデータ出力と結合させるように作
動する。
【0076】CGMデバイス32〜35各々は多くの入
力信号を含む。先ず初めに、それぞれのCGMの出力の
形成のために使用される種々のカラーテーブルを、ホス
トプロセッサ2がセットアップできるようにしていると
ころのデータバス20にそれぞれのCGMが接続されて
いる。また、CGMデバイス32〜35各々は、6ビッ
トの優先情報および2ビットの“イフェクト(効果)”
から成るRTOプロセッサ10からのRTOプロセッサ
出力レベルバス24のレベル入力を含む。
【0077】CGMデバイス32〜35各々はカラー或
はビデオ入力を含み、それはCGM4の35には使用さ
れないが、その他のCGMデバイス各々に対しては、ビ
デオデコーダ27の出力36および37に接続されてい
る。
【0078】CGMデバイス32〜35各々は、透過入
力へのミキシングも含んでおり、CGM1の32、CG
M2の33、及び、CGM3の34はそれぞれの透過入
力をCGM4の35に接続させている。CGM32〜3
5各々のビデオ出力は、前記の透過入力によってコント
ロールされているビデオ入力のカラー間の組み合わせを
供給する。従って、CGM4の35はRTOプロセッサ
10から出力された演算されたレベルデータ、及び、ビ
デオデコーダ27によって供給された特定カラービデオ
バックグラウンドデータをミキシングするレベルをコン
トロールするためのデバイスとして使用される。
【0079】CGMデバイス32〜35各々の動作は、
同期バス25上の画素クロック、水平垂直同期信号を介
してRTOプロセッサ10及びビデオデコーダ27と同
期化されている。
【0080】他のベースカラーのミキシング透過率を演
算するCGM4の35の動作により、CGMデバイス3
2〜34各々の処理出力は、CGM4の35の処理遅れ
に適応させるため幾つかの画素分だけ遅れる。
【0081】さらに、複数画素の遅れが、CGMデバイ
ス32〜35およびその後に続いて接続されているビデ
オエンコーダ38を通じてRTOプロセッサ10の出力
から実際のビデオ出力39および40にまで存在する。
この遅れは、RTOプロセッサ10の全てのQPFオブ
ジェクトの水平位置への演算への移行を組み込んだソフ
トウェアを使用して補正される。
【0082】CGMデバイス50〜52は、4:2:2
のディジタル成分ビデオ信号を受け入れて、それらをア
ナログコンポジットビデオ信号およびS−ビデオ信号に
変換するディジタルビデオエンコーダとして構成されて
いるビデオエンコーダ38に出力される。このような構
成のデバイスはフィリップス社(Philips Corporation)
社製のSAA7199のディジタルビデオエンコーダに
見られる。
【0083】ビデオエンコーダ38は同期バス25を介
して入力ビデオ信号にロックされている再生同期情報か
らシンク信号を受け入れる。これらのシンク信号はビデ
オデコーダ27およびクロックジェネレータ26によっ
て生成され、ビデオエンコーダ38内部の内部ジェネレ
ータロック機能によって生成されるものではない。
【0084】ビデオエンコーダ38は周辺マイクロコン
トローラ9からそのI2 Cインタフェースを介して専用
にプログラムされる。ビデオエンコーダ38の内部メモ
リ空間はカラーロックアップテーブル(CULT)およ
びコントロールテーブルに分割される。そのアドレスは
CULTあるいはコントロールテーブルのいずれか用へ
の適切な8ビットアドレスレジスタに書き込みがなさ
れ、データはCULTあるいはコントロールテーブルの
データポートを介してアクセスされる。このデータポー
トへのそれぞれのアクセスの後、このアドレスは自動的
に増加する。但し、前記CULTにアクセスするときは
この限りではない。
【0085】前記CULTは、カラーミキシングユニッ
ト13からディジタルビデオに対して、もしこのプロセ
スがどこにも存在しないのなら、これらが正当なCCI
Pー601の値になるように、レンジ限界の実行をする
ように使用される。
【0086】カラーミキシングユニット13からの入力
ビデオデータストリームは13.5MHZでクロック化されて
いる4ー 2ー 2Y,U,Vのデータ フォーマットの中
に存在する。ビデオエンコーダ38はフィリップス社(P
hilips Corporation) のSAA7199データシートに
準拠した“フォーマット3:カストマイズド(要求に合
わせて修正された)4ー 2ー 2YUV”データを受け入
れるようにセットアップされている。このフォーマット
とスタンダード4ー 2ー 2との唯一の違いはUデータお
よびVデータが、異なったバスで同時に使用可能である
ということであり、これによって入力ビデオデータ用の
値がスタンダードのCCIR−601の値になって,異
なったCMGデバイスにより処理されることが可能にな
るのである。
【0087】アナログビデオ出力39およびコンポジッ
トビデオ出力40の水平シンクに関係したビデオデータ
の位置はビデオプロセッシングシステム1へのアナログ
ビデオのそれと同じでなければならない。これは、ビ
デオプロセッシングシステム1を通じて同じビデオの繰
り返しの通過により、画像が水平に動くことがないよう
にするためである。これは,ビデオデコーダ27からの
適切な水平同期の位置決め、及び、エンコーダの内部で
関連パラメータのプログラミングによって達成される。
入力プロセッシング、シンクプロセッシング、クロック
コントロールおよび出力プロセッシングと関係のあるソ
フトウェアのパラメータもまた多く存在している。ビデ
オエンコーダ38のプログラミングは複雑であるが、当
業者には知られている。
【0088】ビデオエンコーダ38のアナログ出力は、
アナログ出力39およびコンポジットビデオ出力40を
形成する前にローパスフィルター41へ送られる。
【0089】できれば、周辺マイクロコントローラ9は
フィリップス社(Philips Corporation) の83C552
マイクロコントローラであり、8Kバイトのプログラマ
ブルROM、256バイトのRAM、3個の16ビット
タイマー/コントローラ、8個の多重化入力を有する1
個の10ビットA/Dコンバータ、40ビットの汎用I
/O、1個のI2 Cシリアルバスコントローラおよび全
二重UARTシリアルポートを含んでいることが望まし
い。周辺マイクロコントローラ9は音響効果デバイス1
2、キーパッド42、ドローイング(図画)パッド4
4、シリアルデータコミュニケーションリンク43をコ
ントロールし、かつビデオデコーダ27を初期化しモニ
タするために使用されるI2 Cバス45、ビデオエンコ
ーダ38およびシリアルデータコミュニケーションリン
ク43をモニタするために使用される。
【0090】周辺マイクロコントローラ9は1個の8ビ
ットの両方向ラッチから成るメールボックス17により
ホストプロセッサ2と通信する。周辺マイクロ コント
ローラ9がホストプロセッサ2と通信をしたい時は、メ
ールボックス17に関係データを入れ、ホストプロセッ
サ2に割込によってそのデータが利用可能であることを
知らせる。逆に、ホストプロセッサ2から周辺マイクロ
コントローラ9への通信も同じ要領で起こる。
【0091】音響効果デバイス12はアニメーションビ
デオシーケンス用の音響効果を生成し、入力ビデオと音
響をミックスする。ビデオプロセッシングシステム1は
作成されたアニメーションシーケンスに従って音響効果
を生成する。その音響効果は“ライブラリ(図書館)”
内のメモリカード19に記憶されているディジタルサン
プルされた形式を取っている。ビデオプロセッシングシ
ステム1のユーザはアニメーションシーケンスと統合さ
れるための音響クリップを選択できる。そのアニメーシ
ョンシーケンスが再生されるときは,ホストプロセッサ
2はメモリカード19から適切なタイミングでサンプル
された音響データを読み込みそしてそのデータを音響効
果デバイス12へ再生のために送る。
【0092】その音響効果は音響効果デバイス12によ
って生成されるが、できればこの音響効果デバイスとし
ては、SEIKO5800Aのスピーチ録音再生チップ
が使用されることが望ましい。SEIKO5800Aは
電話のアンサリングマシン(留守番録音器)に使用され
ているような内蔵式の録音/再生回路で使用されるよう
設計されている。
【0093】音響効果デバイス12の録音機能は使用さ
れていないが、SEIKO5800Aが電話の留守録器
に使用されているときは、通常は1個のSRAMメモリ
デバイスがSEIKO5800Aに接続されている。そ
して、SEIKO5800Aに録音命令がだされたとき
は、入力アナログサウンド信号をディジタル適応型差分
パルスコード変調(ADPCM)データに送信し、SR
AMメモリデバイスにその信号を書き込む。通常、停止
命令が出されたとき、あるいはそのアドレスカウンタ
が、予めセットアップされたストップカウントに達した
時に、録音停止が実行される。再生の命令が出されたと
きには、そのSRAMメモリデバイスからのADPCM
データを読み取り、このデータをアナログ信号に変換し
オプションバンドパスフィルタへその信号を送る。
【0094】ビデオプロセッシングシステム1はSEI
KO5800Aが持つ録音機能を必要とはしない。音響
データはホストプロセッサ2から移動されるものであ
り、またそのデータは再生のためにホストプロセッサ2
から音響効果デバイス12に移動させる必要があるの
で、音響効果デバイス12のSRAMメモリデバイスの
代わりにFIFO待ち行列バッファ11が使用される。
ホストプロセッサ2はデータをFIFO待ち行列バッフ
ァ11に書き込み、音響効果デバイス12はそのデータ
を読み取りアナログオーディオ信号に変換する。音響効
果デバイス12は周辺マイクロコントローラ9によって
コントロールされる。音響効果デバイス12は再生の開
始および停止をするように命令される。音響効果デバイ
ス12内の内部アドレスデバイスカウンタはデータのバ
イトが再生用に読み込まれるたびに増加していく。
【0095】再生は、前記アドレスカウンタがストップ
アドレスレジスタと一致した場合に停止する。このスト
ップアドレスレジスターは、再生開始の前に周辺マイク
ロコントローラ9によって書き込まれなければならな
い。周辺マイクロコントローラ9は前記アドレスカウン
タの開始アドレスをセットすることも可能である。この
アドレスはデータをFIFO待ち行列バッファ11から
取り込む際には無視されるが、読み取りが実行されるた
びに増加していく。
【0096】できれば、音響効果デバイス12は、対応
するアニメーションと適切な同期を維持するためのある
機能を有していることが望ましい。音響効果デバイス1
2は僅かな変動(温度および時経変化に対して0.5%)の
定率で音響を再生する。
【0097】音響効果デバイス12は、短い高品質スピ
ード或は長い低品質スピードの供給準備をするため8k
HZ、或は、4kHZでサンプルおよび再生をするようにプロ
グラムすることが可能である。8kHZのサンプル率(高品
質)においては音響効果デバイス12は4kバイト/s
ec(それぞれのバイトは2つの4ビットデータ サン
プルを含む)を読み取る。このことは、25HZ(PAL)
のフレームレートに対する80バイト/フィールドに等し
く、30HZ(NTSC)のフレームレートに対する66.7バ
イト/フィールドに等しい。ホストプロセッサ2は、フ
レーム割込に基づいてメモリカード19からこの多数の
バイトを読み取り、そして、FIFO待ち行列11バッ
ファに書き込むことができる。前記ビデオ出力は、ある
時間基準エラーを有する入力ビデオ源に対してジェネレ
ーターロックがかけられている。このようにして、ビデ
オの1つのフレームあたりのバイト数が変化し、音響効
果がオーバタイムになりビデオはシンク(同期)を失う
のである。
【0098】種々の同期方式が可能である。最も簡単な
方式は音響効果デバイス12を停止させて、FIFO待
ち行列バッファ11をリセットすることである。できれ
ば、このプロセスが結果として起こるように、短いサウ
ンドクリップのみが使用されることが望ましい。もし長
く生成された音声が、前記ビデオと密接なシンク(同
期)をとることが必要とされる場合、もっと高性能の構
成であれば、予め設定された数のフレームの後で音響効
果デバイス12のアドレスをチェックでき、それによっ
てホストプロセッサ2が、FIFO待ち行列バッファ1
1に書き込まれているバイト数を、アドレスが予想より
高い時は増加し、予想より低い時は減少させるように調
整することが可能となる。
【0099】ビデオと密接な同期を保つためには、音声
のそれぞれの“フレーム”はホストプロセッサ2によっ
て細かく切断され埋め込まれなければならない。例え
ば,もしホストプロセッサ2が80バイト/フィールド
のベースエラーを送る必要がある場合、8バイトが除去
されるか付加されなければならない。音声をスムースに
保つためには、ホストプロセッサ2によってカット ポ
イント間においてある種の補間がなされる。停止、アド
レスチェック、アドレスリセット、再生の再スタートに
必要とされる短い時間およびサンプルポイント(8kHZ
おける125μsec)間での比較的長い時間のため
に、音響出力に顕著な効果は出ない。もし音声を終了停
止させる必要がある時には、FIFO待ち行列バッファ
11が空になる前にホストプロセッサ2は、周辺マイク
ロコントローラ9が音響効果デバイス12を停止させて
FIFO待ち行列バッファ11をリセットしてフラッシ
ュ(空にする)できるように、周辺マイクロコントロー
ラ9に知らせなければならない。
【0100】FIFO待ち行列バッファ11はホストプ
ロセッサ2によって書き込みがなされる。プロセッサバ
ス3の下位の8ビットが使用され,FIFO待ち行列バ
ッファ11は1kバイトの深さであり、フレーム当たり
ほんの80バイトが必要とされる。FIFO待ち行列バ
ッファ11は、そこに第1回目の書き込みがされる前に
周辺マイクロコントローラ9によってリセットされなけ
ればならない。
【0101】周辺マイクロコントローラ9は音響効果デ
バイス12をコントロールし、命令を書き込み、音響効
果デバイス12からのステータスおよびデータを読み取
ることができる。FIFO待ち行列バッファ11の出力
は、周辺マイクロコントローラ9がFIFO待ち行列バ
ッファ11のテストをしているとき音響効果デバイス1
2を通じて読み取られることもできる。音響効果デバイ
ス12の通常のSRAMメモリインタフェースはFIF
O待ち行列バッファ11とインタフェースするよう適合
されており、ホストプロセッサ2のソフトウェアは、音
響効果デバイス12が、FIFO待ち行列バッファ11
が空の時にそれにアクセスしないことを確証するように
設計されている。
【0102】音響効果デバイス12のアナログ出力はオ
ーディオ入力信号46と混合されオーディオ出力信号4
7を生成するために増幅される。
【0103】オーディオ入力信号46は、適切なボリュ
ームレベルを抽出する処理のために周辺マイクロコント
ローラ9内でA/Dコンバータにも接続されている。こ
のボリュームレベルは、実時間アニメーションで使用出
来るようにホストプロセッサ2にセットすることが可能
である。例えば、キャラクタアニメーションの中に口の
形を作り出す際に、このレベルが自動的に使用される。
前記の口の形の抽出は、キャラクタの会話にふさわしい
印象を正確に与える必要性はない。例えば、ダビングさ
れた映画では、キャラクターの唇と音声との間には相関
関係が少ししかないのに、いまでも広く活用されてい
る。しかしビデオ生成と同期された会話のディジタルプ
ロセッシングは、著しい改善結果を示している。
【0104】周辺マイクロコントローラ9はビデオプロ
セッシングシステム1のリンクを可能にしたシリアルデ
ータ通信リンク43を介して、他の同じようなシステム
やパーソナルコンピュータに対してシリアル通信の供給
ができる。
【0105】次に、図3では、ビデオプロセッシングシ
ステム1の略図がしめされており、このビデオプロセッ
シングシステム1には、ドローイング(図画)パッド4
4とそれに対応するディジタイザペン64と英数字キー
ボードおよびリセットキーを含むキーパッド42、アニ
メーション編集用ボタン65、垂直カメラコントロール
ボタン66、およびアニメーションコントロールボタン
67が含まれる。さらに、メモリカードの挿入用とし
て、第一メモリカードソケット6、及び、第二メモリカ
ードソケット7が示されている。
【0106】以上の記述は本発明の一実施例を説明した
ものである。よって、本発明の範囲に反することなく、
当業者には自明であるところの、他のひな型や変更態様
のものを行うことができる。
【0107】
【発明の効果】以上のように説明したように本発明によ
れば、廉価なビデオプロセッシングシステムにおいて、
アニメーションオブジェクトイメージをライブビデオお
よびそれに加えて複合オーディオ機能と結合させること
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の代表的な実施例であるオーディオビ
デオプロセッシングシステムの全体構成の概略を示すブ
ロック図である。
【図1B】本発明の代表的な実施例であるオーディオビ
デオプロセッシングシステムの全体構成の概略を示すブ
ロック図である。
【図2】図1Bの中で示されているカラーミキシングユ
ニット13の部分を拡大して示すブロック図である。
【図3】ビデオプロセッシングシステム1の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 ビデオプロセッシングシステム 2 ホストプロセッサ 3 プロセッサバス 4 システムROM 5 システムRAM 6 第一メモリカードソケット 7 第二メモリカードソケット 9 周辺マイクロコントローラ 10 RTOプロセッサ 12 音響効果デバイス 13 カラーミキシングユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000001007 キヤノン株式会社 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 (72)発明者 キア シルバブルック オーストラリア国 2025 ニュー サウス ウェールズ州,ウォーラーラ, バサー スト ストリート 40

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オブジェクトベースグラフィックイメー
    ジを提供する実時間オブジェクト(RTO)プロセッサ
    と、 第一ビデオ信号を受信するビデオ入力手段と、 第二ビデオ信号を供給するため、前記RTOプロセッサ
    から提供されたイメージデータを前記第一ビデオ信号と
    結合するように配列されている少なくとも1個のカラー
    ミキシング生成デバイスと、 それを出力するためのビデオ出力手段とを有することを
    特徴とするビデオプロセッサシステム。
  2. 【請求項2】 前記オブジェクトベースグラフィックイ
    メージを合成編集するためのホストプロセッサ手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項1に記載のビデオプ
    ロセッサシステム。
  3. 【請求項3】 編集イメージデータ作成のため前記オブ
    ジェクトイメージのデータを選択編集するためのユーザ
    制御可能な入力出力手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項2に記載のビデオプロセッサシステム。
  4. 【請求項4】 前記イメージデータが二次多項式に基づ
    いていることを特徴とする請求項1に記載のビデオプロ
    セッサシステム。
  5. 【請求項5】 前記RTOプロセッサは、さらに、 カレントラインオブジェクトエッジポジションデータを
    決定するように適合されたエッジ決定手段と、 前記カレントラインオブジェクトエッジポジションデー
    タを受取り、前記オブジェクトベースグラフィックイメ
    ージのそれぞれのディスプレイ可能画素に対してカレン
    ト画素カラー値を生じさせるように適合された画素カラ
    ー決定手段とを有することを特徴とする請求項1に記載
    のビデオプロセッサシステム。
  6. 【請求項6】 前記カレントラインオブジェクトエッジ
    ポジションデータがオブジェクトカラー情報とオブジェ
    クト透過情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の
    ビデオプロセッサシステム。
  7. 【請求項7】 前記画素カラー決定手段は、 前記第二ビデオ信号のそれぞれのカラー成分に対するカ
    ラーミキシング生成手段を含むことを特徴とする請求項
    5に記載のビデオプロセッサシステム。
  8. 【請求項8】 前記画素カラー決定手段は、前記ホスト
    プロセッサ手段に接続されており、カラー変換手段のセ
    ットアップ情報および制御情報が前記ホストプロセッサ
    により変更可能であることを特徴とする請求項7に記載
    のビデオプロセッサシステム。
  9. 【請求項9】 前記第二ビデオ信号と一致するオーディ
    オ出力信号を生成するための統合メモリ手段と、 前記統合メモリ手段と共に機能するコントロール手段を
    さらに有することを特徴とする請求項1に記載のビデオ
    プロセッサシステム。
  10. 【請求項10】 前記オーディオ出力信号が、前記第二
    ビデオ信号内に描写された可視事象と実質的な同期を取
    って生成されることを特徴とする請求項9に記載のビデ
    オプロセッサシステム。
  11. 【請求項11】 前記コントロール手段を動作させる周
    辺プロセッサ手段をさらに有することを特徴とする請求
    項9に記載のビデオプロセッサシステム。
  12. 【請求項12】 前記メモリ手段が先入れ先出し方式の
    待ち行列であることを特徴とする請求項9に記載のビデ
    オプロセッサシステム。
  13. 【請求項13】 前記入力手段がオブジェクトイメージ
    データを含む脱着可能メモリ記憶デバイスを受け入れる
    ように適合された複数のメモリ記憶装置用ハウジング手
    段をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のビ
    デオプロセッサシステム。
  14. 【請求項14】 前記脱着可能メモリ記憶デバイスが不
    揮発メモリカードの形態であることを特徴とする請求項
    13に記載のビデオプロセッサシステム。
  15. 【請求項15】 前記脱着可能メモリ記憶デバイスが前
    記グラフィックシステムの作動中に使用されるシステム
    コードを有することを特徴とする請求項13に記載のビ
    デオプロセッサシステム。
  16. 【請求項16】 前記入力手段が前記脱着可能メモリ記
    憶デバイスの有無を決定するための検知手段をさらに有
    することを特徴とする請求項13に記載のビデオプロセ
    ッサシステム。
  17. 【請求項17】 アニメーションイメージを一緒に形成
    するグラフィックオブジェクトのリストの合成をするホ
    ストプロセッサと、 前記リストを受け取りラスタフォーマットにオブジェク
    トレベルデータを提出するための実時間オブジェクトプ
    ロセッサと、 ビデオイメージのビデオ入力信号を受け取るためのビデ
    オ入力手段と、 前記オブジェクトレベルデータを受け取って、それにイ
    メージカラーを割当てて前記ビデオ入力信号と結合し、
    前記アニメーションイメージと前記ビデオイメージの合
    成信号を生成するカラー手段と、 前記合成信号をビデオフォーマットでラスタ表示に出力
    させるためのビデオ出力手段とを有することを特徴とす
    るビデオプロセッサシステム。
  18. 【請求項18】 前記グラフィック オブジェクトが記憶
    され、前記ホストプロセッサが前記リストの生成のため
    にアクセス可能であるメモリ手段をさらに有することを
    特徴とする請求項17に記載のビデオプロセッサシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記メモリ手段が、相補接続ポートに
    よって前記システムに接続可能な、ユーザ変換可能なメ
    モリデバイスを有することを特徴とする請求項18に記
    載のビデオプロセッサシステム。
  20. 【請求項20】 前記リストが、それぞれのオブジェク
    トの個々の曲線部分を有し、前記実時間プロセッサが前
    記アニメーションイメージの作成のためそれぞれの前記
    の曲線部分を処理することを特徴とする請求項17に記
    載のビデオプロセッサシステム。
  21. 【請求項21】 前記曲線部分が、実時間ラスター表示
    に適切な実時間データレートにおいて前記アニメーショ
    ンイメージを作成するために、前記実時間オブジェクト
    プロセッサによって演算されうる二次多項式データによ
    って曲線を表現することを特徴とする請求項20に記載
    のビデオプロセッサシステム。
  22. 【請求項22】 前記ビデオ入力手段は、 画素値を対応する結合されたカラー成分に対して供給す
    るため、それぞれの前記の成分が前記オブジェクトレベ
    ルと別々に結合されている前記カラー手段に入力される
    複数のカラー成分に前記ビデオ入力信号を解読し、そし
    て、 前記ビデオ出力信号の供給のため対応する結合されたカ
    ラー成分を符号化することを特徴とする請求項17に記
    載のビデオプロセッサシステム。
  23. 【請求項23】 前記カラー手段が、それぞれの前記カ
    ラー成分に対して、少なくとも1つの前記デバイスを含
    んでいる複数のカラー生成ミキシング(CGM)デバイ
    スを有することを特徴とする請求項22に記載のビデオ
    プロセッサシステム。
  24. 【請求項24】 前記カラー手段が、前記オブジェクト
    レベルデータのみを受け取り、前記ビデオイメージと前
    記アニメーションイメージの混合を制御するミキシング
    レベルを、他のCGMデバイスに出力するCGMデバイ
    スを有することを特徴とする請求項23に記載のビデオ
    プロセッサシステム。
  25. 【請求項25】 前記ビデオ出力信号の選択された部分
    と実質的な同期をとってオーディオ信号を生成するため
    の音声手段を有することを特徴とする請求項17に記載
    のビデオプロセッサシステム。
  26. 【請求項26】 前記音声手段が、前記オーディオ出力
    信号を出力する音響効果ジェネレータにおいて処理され
    ることが可能なオーディオ入力信号を受信するためのオ
    ーディオ入力手段を有することを特徴とする請求項25
    に記載のビデオプロセッサシステム。
JP5103227A 1992-04-29 1993-04-28 ビデオプロセッサシステム Pending JPH06214557A (ja)

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EP0568356A3 (en) 1994-07-20
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