JPH06213875A - 超音波探傷装置 - Google Patents

超音波探傷装置

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Publication number
JPH06213875A
JPH06213875A JP5006631A JP663193A JPH06213875A JP H06213875 A JPH06213875 A JP H06213875A JP 5006631 A JP5006631 A JP 5006631A JP 663193 A JP663193 A JP 663193A JP H06213875 A JPH06213875 A JP H06213875A
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JP
Japan
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speed
flaw detection
test body
ultrasonic
probe
Prior art date
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Pending
Application number
JP5006631A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Yasuhara
託男 安原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5006631A priority Critical patent/JPH06213875A/ja
Publication of JPH06213875A publication Critical patent/JPH06213875A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼管の搬送速度が変動しても鋼管全面へ超音
波を入射することのできる超音波探傷装置を得ることを
目的とする。 【構成】 パルス発生器4の信号から鋼管1の搬送速度
を測定する搬送速度測定回路21と、搬送ローラ2の速
度制御を行なう搬送速度制御装置20と、搬送速度と探
触子7の超音波ビーム幅から回転機構8の回転数を算出
し搬送速度と回転数を指示する回転数探傷水量算出回路
22と、探傷水の水量を上記回転数により可変させる探
傷水制御回路25とを備え、鋼管の搬送速度の変化に追
従して回転機構8の回転数を制御するとともに回転数に
より供給探傷水量を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は管、丸棒の試験体内部
を探傷する超音波探傷装置において、試験体の搬送速度
が変動しても試験体の全面を探傷する探傷装置を提供し
ようとするものである。また探触子の回転数が変動して
もこれに応じ最適な探傷用の水量を供給しようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の鋼管を探傷する超音波探傷装置と
しては、例えば非破壊検査VOL.29、NO.10の
P731に示されたデジタル超音波探傷装置がある。図
2は、例えば従来の鋼管を探傷する超音波探傷装置を示
す図であり、図において、1は試験体である鋼管、2は
試験体を搬送する搬送ローラ、3は前記搬送ローラ2を
駆動する搬送モータ、5は前記試験体1の進行方向、7
は前記試験体1に超音波を送信し又は受信する探触子、
6は前記探触子7を保持し前記試験体1の周囲を回転す
る探触子ホルダ、8は前記探触子ホルダ7を保持する回
転機構、9は前記回転機構8及び探触子ホルダ6を回転
駆動する回転モータ、10は前記回転モータ9と回転機
構8を結ぶ駆動チェーン、20は前記搬送モータ3を駆
動制御する搬送速度制御装置、23は前記回転モータ9
を駆動制御するインバータ、24は前記搬送速度制御装
置20およびインバータ23および前記回転機構に探傷
用の水を供給する探傷水供給装置26に搬送速度、回転
数、探傷水量を指示する回転数・搬送速度設定回路であ
る。
【0003】図3、図4及び図5は搬送されてくる試験
体に回転する探触子から繰り返し送信される超音波の軌
跡を表した図であり、1は試験体である鋼管を開いた形
で示している。7aから7dは探触子ホルダー6に取り
付けられている探触子、40は探触子一つ当りの超音波
の幅(以下ビーム幅と言う)を示し、41は1回転当り
の搬送距離を示す。斜線は各々の探触子の超音波ビーム
の軌跡を示す。
【0004】次に動作について説明する、鋼管を探傷し
ようとする場合図3に示すように試験体内の有害欠陥を
見逃さないように試験体全面に超音波を入射するため、
探触子が4個の場合、ビーム幅40の4倍の値が1回転
当りの搬送距離になるように搬送速度と探触子ホルダの
回転数を制御する必要がある。例えばビーム幅を20m
mとした場合図3の寸法41は探触子の数が4個である
から80mmとなる。探触子ホルダ6の回転数を600
rpmとした場合は搬送速度は次式から800mm/秒
となる。
【0005】
【数1】
【0006】従来装置ではあらかじめ回転数・搬送速度
設定回路24から上記回転数と搬送速度を設定し探傷す
る。搬送速度は試験体1の長さや肉厚による重量の変化
や、搬送ローラ2との滑べり等により変動する場合があ
り、搬送速度が設定速度より速くなった場合、超音波の
軌跡は図4に示すようになる。搬送速度が速くなったた
め寸法42は図3の寸法41に較べて大きくなってお
り、各々の探触子のビーム幅の間に超音波が入射されな
い部分が出てくる。逆に搬送速度が遅くなった場合、超
音波の軌跡は図5に示すようになり、寸法43は寸法4
1に比べ小さくなっており、各々の探触子のビーム幅が
重なっている。この場合は試験体の同じ部分を繰り返し
探傷することになり効率の悪い検査となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波探傷装置
は以上のように構成されているので搬送速度が変動した
場合は超音波ビームが入射されない部分が発生したり、
試験体のある部分を重ねて探傷することになり、有害欠
陥の見落としや効率の悪い検査を行なう等の問題があ
る。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、搬送速度の変動に応じて探触子
ホルダの回転数を制御し試験体全面へ重ならない様に超
音波を入射し、見落としのない効率のよい超音波探傷装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる超音波
探傷装置は、搬送速度検出の為のパルス発生器と、搬送
速度測定回路とを備え、搬送速度の変動に応じて探触子
ホルダの回転数を制御し試験体全面の探傷を行なうよう
にしたものである。
【0010】さらに回転数の変動に応じて探傷水量を制
御し試験体と探触子から送信される超音波の最適なカッ
プリングをとろうとするものである。
【0011】
【作用】この発明においては、試験体の重量や搬送ロー
ラの滑べり等による搬送速度の変動に追従して回転数が
変化するため、従来装置の様な搬送速度の頻繁な設定が
不用となる。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図によって説明す
る。図1において、4は前記搬送モータ3に直結してい
るパルス発生器、21は前記パルス発生器4のパルスか
ら搬送速度を測定する搬送速度測定回路、22は前記イ
ンバータ23に回転数指令を与え、搬送速度制御装置2
0に搬送速度指令を与え、探傷水量制御回路25に探傷
水量指令を与える回転数探傷水量算出回路、24は前記
回転数探傷水量設定回路に回転数及び搬送速度及び探傷
水量の初期値を設定する初期設定回路、25は前記探傷
水供給装置26を制御する探傷水制御回路である。
【0013】次にこの発明の実施例による超音波探傷装
置の動作について説明する。図4に示すように搬送速度
が速くなった場合、1回転当りの搬送距離が正規の図3
の場合より大きくなる。例えば探触子4個で搬送速度が
800mm/秒から1200mm/秒になった場合、搬
送モータ3に直結されたパルス発生器4からのパルス3
0の周波数が速くなり搬送速度測定回路21により搬送
速度が1200mm/秒と測定されこの値が回転数・探
傷水量算出回路22に送られる。回転数探傷水量算出回
路22では前記式(1)により回転数を算出する。式
(1)でこの場合Vは1200mm/秒、Bは20m
m、Cは4であるからRは900rpmと求まる。回転
数搬送速度算出回路22は速度指令32を900rpm
としてインバータ23に出力し探触子ホルダ6の回転数
は900rpmとなるため1回転当りの搬送距離は80
mmとなって各々の探触子の軌跡は図3の様になり探傷
の抜けはなくなる。図4に示す様に搬送速度が800m
m/秒から600mm/秒に遅くなった場合、上記と同
様に回転数を回転数探傷水量算出回路22にて算出し、
回転数450rpmとインバータ23に指令するため1
回転当りの搬送距離は80mmとなって各々の探触子の
軌跡は図2の様になり効率のよい検査となる。上記の様
に搬送速度によって回転数が制御されるが、回転数が変
化した場合探傷水量もこれに応じて変化させる必要があ
る。回転数探傷水量算出回路22では次式により探傷水
量を算出する。
【0014】
【数2】
【0015】式(2)においてWは探傷水量指令値(l
/min)、Wiは回転数・搬送速度設定回路24で設
定された探傷水量初期値(l/min)、Rは回転数指
令値(rpm)、Riは設定された回転数初期値(rp
m)、Aは回転機構固有の補正値で図4の場合の様に回
転数が増加した場合、Wiを400l/min、Rを6
00rpm、Aを1とすると、Rが900rpmになる
のでWは700l/minとなりこの値が探傷水量制御
回路25に送られ探傷水供給装置26により回転数の増
加にともない水量も700l/minと増加し供給され
る。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明した通り、搬送速度
が変動してもこれに応じて探触子ホルダの回転数を制御
するため常に試験体全面に超音波を入射し探触出来ると
いう効果がある。
【0017】また回転数が変化することに伴い回転機構
に供給する探傷水量も最適量に変化するため安定した検
査が行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による超音波探傷装置の構
成を示す図である。
【図2】従来の超音波探傷装置を示す構成図である。
【図3】試験体の周囲を回転して探傷する探触子の超音
波の軌跡を示す図である。
【図4】試験体の周囲を回転して探傷する探触子の超音
波の軌跡を示す図である。
【図5】試験体の周囲を回転して探傷する探触子の超音
波の軌跡を示す図である。
【符号の説明】
4 パルス発生器 6 探触子ホルダ 7 探触子 8 回転機構 20 搬送速度制御装置 21 搬送速度測定回路 22 回転数探傷水量算出回路 23 インバータ 25 探傷水量制御回路 26 探傷水供給装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管、丸棒の試験体内部に、外側表面より
    繰り返し超音波を送信し、その試験体内部の欠陥から反
    射された超音波信号を受信する装置において、試験体に
    超音波を送信又は受信する探触子と、この探触子を保持
    し試験体の周囲を回転する探触子ホルダーと、この探触
    子ホルダーを保持し回転する回転機構と、この回転機構
    の回転を制御するインバータと、試験体の搬送速度を検
    出するためのパルス発生器と、このパルス発生器の信号
    から試験体の搬送速度を測定する搬送速度測定装置と、
    前記搬送装置の速度制御を行なう搬送速度制御装置と、
    前記搬送速度と探触子の超音波ビーム幅から前記回転機
    構の回転数を算出し搬送速度と回転数を指示する回転数
    探傷水量算出回路とを備えたことを特徴とする超音波探
    傷装置。
  2. 【請求項2】 探傷用の水を供給する探傷水供給装置
    と、探傷水の水量を前記回転数により可変させる探傷水
    制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の超音
    波探傷装置。
JP5006631A 1993-01-19 1993-01-19 超音波探傷装置 Pending JPH06213875A (ja)

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JP5006631A JPH06213875A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 超音波探傷装置

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JPH06213875A true JPH06213875A (ja) 1994-08-05

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JP5006631A Pending JPH06213875A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 超音波探傷装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011237421A (ja) * 2010-04-16 2011-11-24 Olympus Ndt 非破壊検査のための回転アレイプローブシステム
WO2020019045A1 (en) * 2018-07-26 2020-01-30 Vallourec Tubos Do Brasil Ltda. Method for assessing inclusive level in steel tubes using high frequency transducer in the automatic ultrasound inspection

Cited By (3)

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CN102262129A (zh) * 2010-04-16 2011-11-30 奥林巴斯Ndt公司 用于无损检测的旋转阵列探头系统
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