JPH0621370Y2 - 超音波毛抜器 - Google Patents

超音波毛抜器

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Publication number
JPH0621370Y2
JPH0621370Y2 JP7385189U JP7385189U JPH0621370Y2 JP H0621370 Y2 JPH0621370 Y2 JP H0621370Y2 JP 7385189 U JP7385189 U JP 7385189U JP 7385189 U JP7385189 U JP 7385189U JP H0621370 Y2 JPH0621370 Y2 JP H0621370Y2
Authority
JP
Japan
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piece
vibration
sandwiching
ultrasonic
holding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7385189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0313905U (ja
Inventor
春男 山森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Spark Plug Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、生体の皮膚表面より生出している細毛を抜く
超音波毛抜器に関する。
[従来技術] 余分な鼻毛、脛毛等を脱毛処理する場合にピンセット状
の毛抜器が使用されている。このものは弓状に湾曲した
弾性把持部と、これより先端に伸びる挟着部とを有し、
挟持部を掌握して挟着部に脱毛しようとする細毛を挟
み、その状態で把持部を細毛の引き抜き方向に引張して
用いられる。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述の従来構成にあっては単に機械的に引き
抜くだけであるから、皮膚との接触抵抗によって細毛が
途中で切れたり、また無理に引き抜くため、かなりの痛
みを生じ、確実な脱毛処理ができないばかりか忍耐の伴
なうものであった。
本考案は、生体の皮膚表面より生出している細毛を超音
波振動を与えながら引き抜くことにより細毛が途中で切
れたり、痛みを感じることなく、速やかに毛根より引き
向くことができる超音波毛抜器の提供を目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本考案は、共振ホーンを結合したランジュバン型超音波
振動子と、該振動子を収納、保持する把持ケースと、前
記共振ホーンの先端に固定した振動挟着片と、前記把持
ケースの外面又は前記振動子の振動ノードの部位に基端
を取付けた可動挟着片とにより構成され、前記両挟着片
の先端で細毛を挟むようにしたことを特徴とするもので
ある。
尚、前記可動挟着片先端の挟持面に弾性片を固着しても
良い。
[作用] ランジュバン型超音波振動子を駆動した状態で、振動挟
着片と可動挟着片間に細毛を位置させ、該可動挟着片を
指で操作して、両挟着片間で細毛を挟み、軽く引張す
る。
これにより超音波振動子からの振動エネルギーが細毛を
通してその毛根に伝播し、皮膚との接触抵抗が減殺され
つつ、毛根が皮膚から分離する。このため細毛が途中で
切れたり、痛みを全く感じることがなく、容易確実に脱
毛を行うことができる。
ちなみに、入力パワー2W、共振周波数60KHZ、振幅5μ
の超音波振動を呈する超音波毛抜器を用いて、人体の脛
毛を抜いたところ、途中で切れたりすることがなく、痛
みも全く感じず容易に行うことができた。
尚、可動挟着片を金属製とすると、その挟持面が金属製
振動挟着片の挟持面と接触して、その振動により発熱
し、細毛の断線等の弊害を生じることが予想されるが、
可動挟着片先端の挟持面に弾性片を固着した場合には、
かかる弾性片によりこのような問題点の発生が解消され
る。
[実施例] 添付図面について本考案の一実施例の構成を説明する。
1は把持ケースであって、該把持ケース1内には弾性o
リング2を介して超音波振動子Aが保持されている。
前記超音波振動子Aは、圧電素子4,4を振動源とする
ものであって、これにつき以下詳述する。
図中二枚の環状圧電素子4,4には、該圧電素子4,4
間及びその外側面に電極板5,5が配設されている。前
記圧電素子対4,4の後面側には、金属製裏打部材7が
配設される。またその前面側には、先端に縮径杆部9が
連成される共振ホーン8が配置されている。前記共振ホ
ーン8はホーン主体部8aと、圧電素子対4,4側に配
設される金属製接合部8bとを螺子8cで連結すること
により構成される。前記ホーン主体部8aの縮径杆部9
が突成する基端面の外周には取付けフランジ10を形成
し、前記接合部8bの長さを最良に選定することによ
り、取付けフランジ10が振動の振動ノードの部位nと
なるようにしている。この振動ノードの部位nと超音波
振動子Aの軸線方向との関係は第3図の通りである。
前記ホーン主体部8aと接合部8bとは一体的に形成し
ても良い。
前記裏打部材7の前端部中心及び共振ホーン8の接合部
8bの後端部中心には夫々螺子孔を設け、前記圧電素子
4,4対の内径を該螺子孔の径よりも少し大としてい
る。そして、圧電素子4,4内を挿通させた中心ボルト
11の両端部を前記螺子孔に螺子込むことにより、共振
ホーン8と裏打部材7とを連結している。また前記共振
ホーン8の縮径杆部9の前端には、先端に上下方向の挟
持面を備える振動挟着片12が固定される。
而して、前記圧電素子4,4,裏打部材7,ホーン主体
部8a,8b等の各部材の径を夫々等しくし、その連結
状態で、杆状の超音波振動子Aを整一に形成している。
前記構成からなる超音波振動子Aは、振動挟着片12を
把持ケース1の前端に形成した開口から外方へ突出さ
せ、oリング2と取付けフランジ10とで保持して、そ
れ以外の部分では非接触状態で把持ケース1内に保持さ
れる。また前記把持ケース1の後端面からは、ケーブル
15が挿入され、そのリード線16,16を各電極板
5,5の接続枝に夫々接続することにより、圧電素子
4,4を電気的に並列接続している。
前記把持ケース1の前端周部からは板ばね等の弾性体か
らなる可動挟着片13の基端が固定され、その先端の挟
持面を前記振動挟着片12の挟持面と微間隙sを置いて
対向させている。
前記可動挟着片13の挟持面には、ゴム,合成樹脂製等
の弾性片14が固着される。
第3,4図は、前記取付けフランジ10の位置に可動挟
着片13の基端を保持した構成であって、上述のように
該取付けフランジ10は、第3図の下部に示すように振
動ノードの部位nに対応するから、この位置に負荷が加
わってもその振動に影響はない。この構成にあって、把
持ケース1は、その前縁を取付けフランジ10の周縁に
外嵌固定して、前部が開口した筒状とすることができ
る。
前記実施例の作動を説明する。
電極板5,5を通して圧電素子4,4に所定周波数の交
番電圧を印加すると、超音波振動子Aが取付けフランジ
10を振動ノードの部位nとして縦振動モードで励振
し、共振ホーン8先端に設けた振動挟着片12にホーン
形状により拡大された振巾振動を生じる。
そして、前記微間隙s内に人体に生出する細毛を位置さ
せ、把持ケース1を保持しながら指で可動挟着片13を
操作して、その先端と振動挟着片12とで細毛を挟着し
て、軽く細毛を引張する。
かかる操作により、緊張した細毛を介して、超音波振動
が毛根に伝播し、皮膚との接触抵抗を減殺されながら毛
根が皮膚から分離する。このとき痛みを感じることがな
い。
尚、可動挟着片13の挟持面には弾性片14が固着され
ている。このため、該可動挟着片13が金属製である
と、金属製の挟着片12,13相互が細毛を介して面接
触することとなり、挟着片12の振動にともなって摩擦
熱が発生し、この熱により細毛が先端で切れたり、また
は皮膚を加熱する等の弊害を生じることが予想される
が、該弾性片14の介在によりこのような問題を生じな
い。
ただし可動挟着片13自体を非金属材料で構成する等に
より、かかる問題点を解消しても良い。
[考案の効果] 本考案は、上述したように、細毛を振動挟着片12,可
動挟着片13で挟持して軽く引張するだけで、超音波振
動により細毛が根元から分離するから、細毛が途中で切
断されることなく確実に抜きとることができ、さらには
その引き抜き操作に際して痛みを感じず、毛抜き作業が
容易となる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の第一実施例を示し、第1図は縦断
側面図、第2図は正面図である。また第3,4図は第二
実施例を示し、第3図は下部に超音波振動子Aの軸線方
向と振幅との関係を合わせて示す縦断側面図、第4図は
正面図である。 1……把持ケース 7……裏打部材 8……共振ホーン 9……縮径杆部 10……取付けフランジ 12……振動挟着片 13……可動挟着片 14……弾性片 A……超音波振動子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】共振ホーンを結合したランジュバン型超音
    波振動子と、該振動子を収納、保持する把持ケースと、
    前記共振ホーンの先端に固定した振動挟着片と、前記把
    持ケースの外面又は前記振動子の振動ノードの部位に基
    端を取付けた可動挟着片とにより構成され、前記両挟着
    片の先端で細毛を挟むようにしたことを特徴とする超音
    波毛抜器。
  2. 【請求項2】前記可動挟着片先端の挟持面に弾性片を固
    着したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の超音波毛抜器。
JP7385189U 1989-06-22 1989-06-22 超音波毛抜器 Expired - Lifetime JPH0621370Y2 (ja)

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JP7385189U JPH0621370Y2 (ja) 1989-06-22 1989-06-22 超音波毛抜器

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JP7385189U JPH0621370Y2 (ja) 1989-06-22 1989-06-22 超音波毛抜器

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JPH0313905U JPH0313905U (ja) 1991-02-13
JPH0621370Y2 true JPH0621370Y2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=31613026

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JP7385189U Expired - Lifetime JPH0621370Y2 (ja) 1989-06-22 1989-06-22 超音波毛抜器

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JPH0313905U (ja) 1991-02-13

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