JPH06213592A - 流量異常検出装置 - Google Patents
流量異常検出装置Info
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- JPH06213592A JPH06213592A JP726893A JP726893A JPH06213592A JP H06213592 A JPH06213592 A JP H06213592A JP 726893 A JP726893 A JP 726893A JP 726893 A JP726893 A JP 726893A JP H06213592 A JPH06213592 A JP H06213592A
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Abstract
検出する。 【構成】 単位時間当たりの通水量を計測する流量セン
サ1、流量センサの計測値を適当な時間当たりの流量デ
ータに加工して出力する入力信号処理回路2、流量デー
タを格納するメモリ3、入力信号処理回路から入力され
る流量データとメモリから読み出した過去の流量データ
とを基に現在の状況を設定して所定の検出条件と合致す
るか否かを判断する判断回路4とにより構成したもので
ある。
Description
運転状態の異常を検出するもので、特に、補給水などの
流量の異常を検出する流量異常検出装置に関する。
場の諸設備にセンサを設け、当該センサが出力する計測
値を基にして運転状態の異常を検出する場合、前記セン
サが出力する計測値と設定値とを比較し、これらの値の
大小関係により異常を検出する方法が採られている。ま
た、比較結果から即時異常と判断して警報を出力する
と、計測信号の不安定性に起因して警報の多発を引き起
こすために、かかる警報の多発を防ぐべく異常値の継続
を確認した後、警報を発するような手順も考慮されてい
る。
業員が例えば、冷却塔に冷却水を補給する際、補給水弁
を手動により開弁し、そのまま閉め忘れたような場合
に、単位時間内で計測された補給水量が設定値を超え
ず、しかも、長時間に亘り計測が継続するような異常状
態が発生した場合には、計測値と設定値との大小関係に
より異常を検出する方法では当該異常状態を検出するこ
とはできない。このため補給水が冷却塔に継続的に注入
されることとなり水を無駄にするばかりでなく、必要以
上に補給水が注入されることにより投入した水処理薬品
が希釈されてその効果が低下するという問題が発生す
る。
で、単位時間内で計測された計測値からは検出されない
ような流量の異常を検出するようにした流量異常検出装
置を提供することを目的とする。
に本発明によれば、単位時間当たりの通水量を計測する
流量センサと、前記流量センサの情報を適当な時間当た
りの流量データに加工して出力する入力信号処理回路
と、前記流量データを格納するメモリと、前記入力信号
回路から出力された流量データと前記メモリから読み出
した過去の流量データとを基に現在の状況を設定して所
定の条件と合致するか否かを判断する判断回路とを備え
た構成としたものである。
れているとき、流量センサの計測値は略一定となる。こ
の計測値は、入力信号処理回路により適当な時間当たり
の流量データに加工され、判断回路とメモリに送られ
る。判断回路は、入力する流量データとメモリから読み
出した過去の流量データとを基に現在の状況を設定して
所定の条件と合致するか否かを判断し、合致していると
きには異常と判断して警報信号を出力する。
詳述する。図1において流量センサ1は、冷却塔に冷却
水を補給する注水管に設けられており、単位時間当たり
の通水量に対応した信号を発生して入力信号処理回路2
に伝送する。入力信号処理回路2は、流量センサ1から
入力された信号を適当な時間当たりの通水量に加工して
対応する流量データとして出力し、メモリ3と判断回路
4とに加える。尚、流量センサ1は、単位通水量当たり
の信号を出力するようなものでも良い。
された流量データを格納すると共に、判断回路4からの
要求に従って指定された流量データを当該判断回路4に
出力する。判断回路4は、入力信号処理回路2から入力
される現在の流量データと、メモリ3から読み出した過
去の流量データとを基に現在の状況を設定し、現在の条
件が異常検出条件に合致するか否かを判定し、合致した
場合には外部に対して警報信号を出力する。
内における通水量の積算値、特定の範囲を設けた通水量
の一定時間の継続等、通水量と注入継続時間とにより設
定されるものである。尚、前記異常検出条件は、判断回
路4内に設定しても良く、或いはメモリ3内に格納して
おいても良く、又はこれらの判断回路4、メモリ3とは
別に異常検出条件保持回路を設け、判断回路4が必要に
より前記異常検出条件保持回路から呼び出すようにして
も良い。
補給水弁を開弁して冷却塔に補給水を注入した後前記補
給水弁を閉め忘れたとする。この結果、補給水は、図2
の補給水弁を閉めるべき時刻t0 から長時間に亘り略一
定量が連続的に注入されていることになる。そして、こ
の補給水弁は、全開した場合に当該補給水弁を通過する
補給水量が図2のように異常検出用に設定された流量異
常検出値よりも低いものとする。流量センサ1は、補給
水が一定量連続的に注入されているために略同じ計測値
を出力して入力信号処理回路2に加える。入力信号処理
回路2は、入力された計測値を判断回路4が必要とする
単位時間当たりの流量データに加工して判断回路4に加
えると共にメモリ3に格納する。
力される補給水流量のデータと流量異常検出値とを比較
する。しかしながら、補給水量が、流量異常検出値より
も低いために判断回路4は、正常と判断する。次に、判
断回路4は、メモリ3に格納されている過去の一定期間
の通水量のデータを読み出して時刻t0 から時刻t1ま
での補給水量が連続して供給されている時間(補給水異
常継続時間)を算出する。判断回路4は、この算出され
た補給水異常継続時間が、異常検出条件として設定され
た注入継続時間を超えたとき、給水状態が異常であると
判断し、警報信号を出力する。従って、この警報信号に
より補給水量の異常への対応が可能となる。
でなく、特定範囲内の流量であることを条件に加えても
良く、また、設定される流量範囲を時間と共に変化する
補給水パターンとして登録するようにしてもよい。
処理システムにおける異常な通水量を検出することが可
能となると共に、操作ミス等に起因する給水弁の閉め忘
れ等も検出することができ、水処理システムのより安全
な運転が可能となるという効果がある。
すブロック図である。
続時間との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 単位時間当たりの通水量を計測する流量
センサと、前記流量センサの情報を適当な時間当たりの
流量データに加工して出力する入力信号処理回路と、前
記流量データを格納するメモリと、前記入力信号回路か
ら出力された流量データと前記メモリから読み出した過
去の流量データとを基に現在の状況を設定して所定の条
件と合致するか否かを判断する判断回路とを備えたこと
を特徴とする流量異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP726893A JP3599755B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 流量異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP726893A JP3599755B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 流量異常検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06213592A true JPH06213592A (ja) | 1994-08-02 |
JP3599755B2 JP3599755B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=11661287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP726893A Expired - Lifetime JP3599755B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 流量異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3599755B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100652249B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2006-12-01 | 주식회사 성지공조기술 | 냉각탑 제어시스템 |
JP2007252210A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Noritsu Koki Co Ltd | 酵素水生成装置 |
JP2019533128A (ja) * | 2016-11-03 | 2019-11-14 | セコ・エッセ・ピ・アSeko S.P.A. | 冷却塔調整方法およびシステム |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP726893A patent/JP3599755B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100652249B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2006-12-01 | 주식회사 성지공조기술 | 냉각탑 제어시스템 |
JP2007252210A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Noritsu Koki Co Ltd | 酵素水生成装置 |
JP2019533128A (ja) * | 2016-11-03 | 2019-11-14 | セコ・エッセ・ピ・アSeko S.P.A. | 冷却塔調整方法およびシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3599755B2 (ja) | 2004-12-08 |
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