JPH06213105A - 吐出弁 - Google Patents

吐出弁

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JPH06213105A
JPH06213105A JP29973393A JP29973393A JPH06213105A JP H06213105 A JPH06213105 A JP H06213105A JP 29973393 A JP29973393 A JP 29973393A JP 29973393 A JP29973393 A JP 29973393A JP H06213105 A JPH06213105 A JP H06213105A
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flat
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/44Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
    • F02M59/46Valves
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料噴射ポンプのポンプ作業室と噴射位置と
の間の吐出導管内に組み込むための吐出弁において、組
立空間を減少せしめかつ高度な仕上げ精度が必要でない
ようにする。 【構成】 そのために戻り弁部材がそのシール面に続い
て円筒状に形成された部分を有し、該部分のポンプ作業
室側の部分が、その円筒状の外周面によって直接、ポン
プ作業室を受容するポンプケーシング内の段付き孔の、
直径のより小さなポンプ作業室側の孔部分内に案内され
ており、段付き孔が、直径のより大きな部分から直径の
より小さな部分への移行部において平シート弁部材のた
めの平弁座を有しており、また平シート弁部材の段付き
貫通孔が、円錐形弁座に続いて直径のより大きな付加的
な段付き孔部分に移行し、該段付き孔部分が、戻り弁部
材の円筒状外周面の、ポンプ作業室とは反対側の部分上
で軸方向に案内されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念に基
く吐出弁に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許A−4577606号明細書の
図3で公知のこの種の吐出弁にあっては、吐出弁がポン
プ作業室と噴射位置との間の吐出導管内に配置されてい
て、ポンプ作業室から吐出導管を介して供給される、高
圧の樹っている媒体によって、平シート弁閉鎖部材がば
ね力に抗してその弁座から持ち上げられるようになって
おり、それによって吐出弁が噴射位置の方向に開放す
る。高圧吐出の終了時には、平シート弁閉鎖部材はポン
プ作業室内でその弁座上に戻る。同時に噴射弁が噴射位
置において閉鎖し、それによって吐出弁と噴射位置との
間に閉ぢ込められた容積には圧力波が往復走行するよう
になり、該圧力波は噴射弁を新たに開放させることがで
きるような状態になる。このことを阻止するため、平シ
ート弁閉鎖部材の内部には貫通開口部が配置されてお
り、該貫通開口部はポンプ作業室の方向に開放された戻
り弁のための弁座を形成し、該戻り弁を介して吐出導管
内の圧力レベルが、平シート弁閉鎖部材の閉鎖後も戻り
弁の戻りばねのバイアスによって決定される基準圧力に
減圧せしめられる。
【0003】その際公知の吐出弁にあっては、ポンプケ
ーシング内に挿入された弁保持体の使用によって該保持
体を吐出導管に対し付加的に封止する必要があり、この
ことによって組立空間と組立経費とが増大しかつ高度な
仕上げ精度を必要とするという欠点が生じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
欠点を除去することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、請求項1に
記載の特徴を備えた吐出弁によって上記課題を解決する
ことができた。
【0006】
【発明の効果】請求項1に記載の特徴を備えた本発明の
吐出弁は、シリンダブッシュの孔内で戻り弁部材を直接
案内することによって付加的な弁保持体を省くことがで
きるという利点を有している。つまり吐出弁の組立て容
積の削減された、コンパクトで対称的な構成によってコ
スト的に極めて有利な結果を得ることができる。吐出弁
をポンプケーシングの孔内にこのように直接取り付ける
ことによって更に、吐出弁の純粋な機能は保持し乍ら付
加的な構造部材及びシール面を省くことができ、これに
よって仕上げコストが低下しかつポンプケーシング内の
所要スペースが少なくて済むようになり、更に吐出弁を
受容している構造部材の強度ひいては保持性能を高める
ことがきる。その際特に有利なのは、円筒状の戻り弁部
材がケーシング又はシリンダブッシュの孔内を滑ること
ができ、かつ平シート弁部材を再び内部孔と共に戻り弁
部材の円筒状の外周面上に配置することができるという
点である。その理由は、平シート弁部材のために吐出弁
を受容している孔の内方に付加的な案内面を加工するこ
となしに、シリンダブッシュ内の孔の軸方向弁座上へ平
シート弁部材を載置することも、また平シート弁部材の
内方の弁座へ戻り弁部材を当接させることも共に可能で
あるからである。その際吐出弁を受容しているシリンダ
ブッシュ内の孔は、請求項2に基く有利な形式で直径縮
径部に亘って段部を形成しており、該段部は平シート弁
の軸方向のシール面のための平弁座として役立ってい
る。請求項3に基く戻り弁部材の有利な構成によって、
円錐状の封止面に亘って確実に封止機能が達成されてい
る場合には、盲孔に亘って平シート弁部材を押しあける
ための可能な限り大きな流れ横断面を形成することが可
能となり、しかも半径方向孔に亘って溢れ出る燃料の貫
通横断面を極めて大きく形成することが可能である。更
に噴射位置の方向における貫流抵抗を減少させるため、
戻り弁部材には半径方向孔の出口高さに面取り部が形成
されている。戻り弁の開放運動のためのストッパ及び戻
り弁上に作用する戻しばねのための当接面は、請求項4
及び5に基く段部によって形成されており、該段部は、
吐出弁を案内している孔の、容易に製作されうる直径縮
径部によって形成されている。シリンダブッシュ内で吐
出弁を受容している孔は、ポンプ作業室の反対側の側部
から請求項8に基く有利な形式でポンプブッシュの、ポ
ンプピストンを受容するシリンダ孔の軸方向の延長部に
設けられており、かつその位置で請求項6及び7に基い
て吐出弁の挿入が問題なく可能である閉鎖ねじによって
ケーシング内に閉ぢ込められている。更に閉鎖ねじは孔
に突入している付加部を有し、該付加部は平シート弁の
開放運動を制限し、その際閉鎖ねじのカラーは、平シー
ト弁に作用する弁ばねのためのストッパ面として役立っ
ている。高圧接続部は、この孔に開口する半径方向孔と
して形成されており、従ってその長さに関しては、結果
的に高い柔軟性を有するように構成されている。
【0007】本発明に基く吐出弁の更に別の有利な構成
は、これを次の説明、図面及びその他の請求項から推定
することができる。
【0008】
【実施例】本発明の対象の実施例を図面に図示し、次に
これを詳細に説明する。
【0009】図1は燃料噴射ポンプの部分によって縦断
面を示しており、そのケーシング内には盲孔として形成
されたシリンダ孔5を有するシリンダブッシュ3が挿入
されており、該シリンダ孔5内にはポンプピストン7が
軸方に案内されてポンプ作業室9を制御しており、該ポ
ンプ作業室9は、吐出導管11を介して供給されるべき
内燃機関の燃焼室への、噴射弁13によって形成された
噴射位置に接続されている。この吐出導管11内の、シ
リンダ孔5に軸方向で接続しているシリンダブッシュ3
の孔15に、圧力平衝弁として構成された吐出弁17が
配置されており、該吐出弁17は、噴射弁13の方向に
開放している平シート弁部材19と、ポンプ作業室の方
向に開放している戻り弁21とを有している。吐出弁1
7を受容するため孔15は段付き孔として構成されてい
て、その直径はポンプ作業室9の方向で複数の段部によ
って縮径されている。戻り弁部材21のポンプ作業室側
の部分は、シリンダ状に形成されていて、その外周面に
よって孔15の中央領域において軸方向に案内されてい
る。戻し弁21の、ポンプ作業室9の反対側の端面は、
円錐形に縮径して円錐状のシール面25形成している。
平シート弁部材19は同じ様に円筒状に形成されている
が、戻り弁部材21よりも大きな外径を有して段付き孔
15の対応する大きな直径を備えた領域27に配置され
ており、該段付き孔15は段部45によって直径のより
小さな中央の領域23に移行している。平シート弁部材
19の外周面は、段付き孔15の壁には接触していな
い。平シート弁部材19は段付き貫通孔29を有し、該
貫通孔29はポンプ作業室側に近い端面から大きな直径
で出発し、次いで弁座31を形成し乍ら円錐形状に縮径
し、次に平均的な直径で延び、更に極めて小さな直径に
縮径しており、この位置において絞り位置33を形成し
ている。その外周面において平シート弁部材19は、そ
のポンプ作業室9の反対側の側部にリング段部35を有
し、該段部35に第1弁ばね37が係合し、該弁ばね3
7は一方では、ポンプ作業室9の反対側の端部を閉鎖し
ている閉鎖ねじ41の、段付き孔15の領域27のカラ
ー39に支持されており、かつそれによって平シート弁
部材19は、軸方向に向いたそのシール面43を形成し
ているポンプ作業室近くのリング状の端面に当接して平
シート弁座を形成している段部材45に押圧されて保持
されている。その際シール面43は、申し分なく加工さ
れるべきシール面を自由に使用することができるように
するため、段付き孔の領域27の円筒状の壁に向って線
刻部を貫通して取付けられている。平シート弁部材19
は、その貫通開口部29の大きな直径によってポンプ作
業室9側の側部上を滑って、戻り弁部材21を案内して
いる孔部分23から突き出た、戻り弁部材21の円筒形
の外周部の領域に案内されている。その際戻り弁部材2
1はその円錐状のシール面25が、平シート弁部材19
の円錐形の弁座31に弁ばね37よりも弱く当接して保
持されている第2の弁ばね47によって支持されてお
り、その際この弁ばね47は、一方ではポンプ作業室9
の側の戻り弁部材21の端面におけるリング段部48に
支持され、かつ他方では、ポンプ作業室側の接続部内の
段付き孔15の直径縮径部によって形成された段部49
に支持されている。
【0010】ポンプ作業室9内で高圧に圧縮された燃料
を吐出弁17を貫いて貫流させることができるようにす
るため、戻り弁部材21はポンプ作業室9側の端面から
出発している軸方向の盲孔51を有しており、その内方
には4つの半径方向孔53が開口している。平シート弁
部材19に対する燃料の障害のない貫流と、同時に確実
な滑り案内作用とを保証することができるようにするた
め、戻り弁部材は、図2に図示のように、その外周面に
更に面取部55を有し、該面取部55は半径方向孔53
の出口からシール面25の開始部まで延びている。吐出
弁17の開放運動を制限するためストッパが設けられて
おり、その際その端面を備えて孔15内に突入している
閉鎖ねじ41の付加部57が平シート弁部材19のため
のストッパ59を形成し、かつ段部49と中央の孔区分
23との間に配置されて段付き孔直径を貫通して形成さ
れた別の段部が、戻り弁部21のためのストッパ61を
形成している。吐出弁17後の吐出導管11の更なる案
内部は、図示の実施例の高圧接続部63を介して孔15
に開口している横方向孔を貫いて形成されており、その
際この例では、高圧接続部が段付き孔15の軸方向延長
部内でケーシングによって張設されたフランジを介して
接触して保持されうるようにスリーブから形成されうる
ような、段付き孔15の軸方向の延長部も可能であろ
う。
【0011】本発明の吐出弁17は次のような形式で作
業する。その吐出導管11内に噴射弁13のための吐出
弁17が挿入されている燃料噴射ポンプの運転中、ポン
プ作業室9内にある燃料が高圧に圧縮される。孔15を
介してポンプ作業室9に接続されて、戻り弁部材21上
にも作用を及ぼしているこの高い燃料圧力によって、弁
座45に載置されかつ戻り弁部材21に当接して開放工
程中該戻り弁部材21と共にユニットを形成している平
シート弁部材19が、弁ばね37の復元力に抗してその
弁座45から持ち上げられ、その結果燃料は、盲孔5
1、横方向孔53及び平シート弁部材19の開放された
貫流横断面を介して孔15の拡径された孔領域27内に
流れ、その位置から高圧接続部63及び吐出導管11を
介して噴射弁13に流れることができる。高圧吐出の終
了時にポンプ作業室9内の燃料圧力が低下すると、流れ
ている燃料の圧力はもはや、平シート弁部材19を弁ば
ね37の力に抗して開放して保持することができなくな
り、平シート弁部材19はその弁座45に戻り、そして
吐出弁17が閉鎖しそれに続いて反射弁13も閉鎖す
る。この急激な吐出の中断に引続いて、噴射弁13と吐
出弁17との間に閉ぢ込められた容積内を圧力波が往復
走行するようになる。これによって噴射弁13が新たに
開放されることを阻止するため、吐出導管11内の圧力
波尖頭圧力の圧力レベルが戻り弁21を介して所定のレ
ベルに減少せしめられ、平シート弁部材19内の貫通開
口部29を貫通して戻し弁部材21に向って流れている
燃料が、戻し弁部材21を弁ばね47の力に抗してその
弁座31から持ち上げ、更に面取部55、半径方向孔5
3及び盲孔51を介してポンプ室9内に流れ込み、その
結果流出する燃料の圧力が、戻り弁部材21を弁ばね4
7の力に抗して開放して保持するのにはもはや充分でな
くなり、かつ戻り弁部材21がその弁座31上に戻るよ
うになる。閉鎖のこの時点において残っている残留圧力
の大きさは、平シート弁部材19の場合の時点と同じ様
に、例へば挿入されたディスタンスディスクを介して変
更可能な弁ばね37,47のバイアスを介して調節可能
である。高いばね負荷で結合されている戻り弁部材21
の極端に激しい衝突を阻止するため、燃料の流れは流出
中、戻り弁部材21を介して貫通開口部29の絞り位置
33において平シート弁部材19によって絞られてい
る。吐出弁の機能特性を完全に保持し乍ら付加的な弁案
内部材を省略するということは、本発明の戻り弁部材2
1の案内部により戻り弁部材21上でシリンダスリーブ
3及び平シート弁部材19の孔において直接実現可能で
あり、このことによって製作コストを著しく低減させる
ことができる。その際とりわけストッパとして役立つ段
付き孔15の段部と平弁座とを、個々に張設して特に有
利に製作することが可能であり、その際この最小の部品
数のために組立が簡素化されるが、このことの外に、部
材の壁部の弱体化を小さく抑えることができる。更に本
発明の吐出弁の構造は、別に構成されたポンプケーシン
グにおいても実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射ポンプの、本発明の吐出弁を受容した
部分の縦断面図である。
【図2】図1の線II−IIに沿った断面図であって、
その外周面に配置された面取部が図示されている。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 シリンダブッシュ 5 シリンダ孔 7 ポンプピストン 9 ポンプ作業室 11 吐出導管 13 噴射弁 15 孔 17 吐出弁 19 平シート弁部材 21 戻り弁 23 領域 25 シール面 27 領域 29 貫通孔 31 弁座 33 絞り位置 35 リング段部 37 弁ばね 39 カラー 41 閉鎖ねじ 43 シール面 45 段部 47 弁ばね 48 リング段部 49 段部 51 盲孔 53 半径方向孔 55 面取部 57 付加部 59,61 ストッパ 63 高圧接続部 65 孔部分 66 孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射ポンプによって燃料が供給されうる
    内燃機関において、燃料噴射ポンプのポンプ作業室
    (9)と噴射位置(13)との間でポンプケーシング内
    を延びる吐出導管(11)内に組み込むための吐出弁で
    あって、噴射位置(13)に向かってばね力に抗して開
    く、段付きの貫通孔(29)を有する平シート弁部材
    (19)を備えており、該貫通孔(29)のポンプ作業
    室側の出口が、ばね力に抗してポンプ作業室(9)に向
    って開く戻り弁部材(21)のための円錐形の弁座(3
    1)として形成されており、戻り弁部材(21)の開放
    運動がストッパ(61)への当接によって制限されてい
    る形式のものにおいて、 戻り弁部材(21)がそのシール面(25)に続いて円
    筒状に形成された部分を有し、該部分のポンプ作業室
    (9)側の部分が、その円筒状の外周面によって直接、
    ポンプ作業室(9)を受容するポンプケーシング(3)
    内の段付き孔(15,27,23)の、直径のより小さ
    なポンプ作業室側の孔部分(23)内に案内されてお
    り、段付き孔(15)が、直径のより大きな部分(2
    7)から直径のより小さな部分(23)への移行部にお
    いて平シート弁部材(19)のための平弁座(45)を
    有しており、また平シート弁部材(19)の段付き貫通
    孔(29)が、円錐形弁座(31)に続いて直径のより
    大きな付加的な段付き孔部分に移行し、該段付き孔部分
    が、戻り弁部材(21)の円筒状外周面の、ポンプ作業
    室とは反対側の部分上で軸方向に案内されていることを
    特徴とする、吐出弁。
  2. 【請求項2】 平シート弁部材(19)はそのポンプ作
    業室(9)側の端面に、リング状の平らな軸方向のシー
    ル面(43)を有し、該シール面(43)で弁部材(1
    9)は弁ばね(37)によって平弁座(45)に保持さ
    れており、該平弁座(45)は段付き孔(15)の直径
    の大きな部分(27)の壁部に対しリング溝によって制
    限されていることを特徴とする、請求項1記載の吐出
    弁。
  3. 【請求項3】 平シート弁部材(19)と協働する、戻
    り弁部材(21)のシール面(25)が、ポンプ作業室
    (9)の反対側で円錐状に形成されており、また戻り弁
    部材(21)のポンプ作業室(9)側の端面には軸方向
    の盲孔(51)が設けられており、該盲孔(51)には
    複数の半径方向孔(53)が開口し、戻り弁部材(2
    1)は、半径方向孔(53)の出口領域において円筒形
    外周部上に面取り部(55)を有し、該面取り部(5
    5)は円錐状の弁シール面(25)にまで延びているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の吐出弁。
  4. 【請求項4】 段付き孔(15)は、ポンプ作業室
    (9)の方向で段部(61)を形成し乍ら直径が更に減
    少しており、この段部(61)が、戻り弁部材(21)
    のストッパを形成し、かつ更にもう1度直径の減少した
    段付き孔部分(65)で、戻り弁部材(21)に負荷を
    かけている圧縮ばね(47)が支持されていることを特
    徴とする、請求項1記載の吐出弁。
  5. 【請求項5】 段付き孔(15,27,65)がポンプ
    シリンダ盲孔としてのポンプ作業室(9)を受容してい
    るポンプ部材内に配置されており、また付加的な段付き
    孔部分(65)が、戻り弁(21)の圧縮ばね(47)
    のための支持肩部(49)を形成し乍らポンプ作業室
    (9)に開口する孔(66)に移行していることを特徴
    とする、請求項4記載の吐出弁。
  6. 【請求項6】 シリンダブッシュ(3)における、吐出
    弁を受容している段付き孔(15,23,65)が、ポ
    ンプ作業室(9)とは反対側で閉鎖ねじ(41)によっ
    て封止されており、該閉鎖ねじ(41)は孔(15)に
    突入している円筒状の付加部(57)を有し、該付加部
    (57)の端面が平シート弁部材(19)の開放運動の
    ためのストッパ(59)を形成していることを特徴とす
    る、請求項1記載の吐出弁。
  7. 【請求項7】 平シート弁部材(19)に作用している
    弁ばね(37)が、他方では閉鎖ねじ(41)のカラー
    (39)に支持されていることを特徴とする、請求項5
    記載の吐出弁。
  8. 【請求項8】 吐出弁を受容している段付き孔(15)
    が、軸方向でかつシリンダ孔(5)の延長部においてシ
    リンダブッシュ(3)内に配置されており、また高圧接
    続部(63)を形成している半径方向孔が、平シート弁
    部材(19)の弁ばね(37)を受容している領域(2
    7)で孔(15)に開口していることを特徴とする、請
    求項1記載の吐出弁。
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