JPH06212492A - 連続電気めっき装置 - Google Patents

連続電気めっき装置

Info

Publication number
JPH06212492A
JPH06212492A JP1923693A JP1923693A JPH06212492A JP H06212492 A JPH06212492 A JP H06212492A JP 1923693 A JP1923693 A JP 1923693A JP 1923693 A JP1923693 A JP 1923693A JP H06212492 A JPH06212492 A JP H06212492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal strip
anode
strip
plating
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1923693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sekiguchi
関口  毅
Shigehiro Takushima
重宏 多久島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP1923693A priority Critical patent/JPH06212492A/ja
Publication of JPH06212492A publication Critical patent/JPH06212492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で良質なめっきを金属ストリップに
連続して行なう。 【構成】水平方向に走行する金属ストリップ1の上方に
金属ストリップ1より広幅のアノ−ド4を設ける。金属
ストリップ1の上面だけにめっき液を供給し、金属スト
リップ1とアノ−ド4との間にめっき液を保持し、金属
ストリップ1より広幅部分のめっき液を重力により落下
させて除去し、金属ストリップ1の端部のオ−バコ−ト
を防止するとともに非めっき面にめっき液が回り込むこ
とを防ぐ。金属ストリップ1に両面めっきをするとき
は、金属ストリップ1を上下に反転して走行させなが
ら、コンダクタロ−ル2を上下の金属ストリップ1の双
方に接触させて金属ストリップ1とコンダクタロ−ル2
との接触部に流れるめっき電流を半減し、コンダクタロ
−ルにめっき金属が付着することを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金属ストリップの表面
に連続して電気めっきを施す非鉛直型、特に水平型の連
続電気めっき装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼等の金属ストリップに連続して電気
めっきする装置としては水平型,竪型等種々の装置があ
る。従来の水平型の連続電気めっき装置は、図15のラ
イン構成図に示すように、金属ストリップ1を水平方向
に走行させる搬送路に設けられた複数対のコンダクタロ
−ル2とバックアップロ−ル3と、コンダクタロ−ル2
間の搬送路の上下に近接して設けられたアノ−ド4a,
4bと、アノ−ド4a,4bの後段に設けられた噴流ヘ
ッダ5a,5bとを有する。そして金属ストリップ1を
コンダクタロ−ル2でカソ−ドにしながら、噴流ヘッダ
5a,5bのノズルからアノ−ド4a,4bと金属スト
リップ1との間の空間にめっき液を流して液回収パン6
で回収しながら金属ストリップ1の両面に電気めっきを
行なっている。また、金属ストリップ1に片面めっきや
差厚めっきをするときには、一方のアノ−ド例えば上側
のアノ−ド4aへの通電を停止し、下側のアノ−ド4b
のみを利用して金属ストリップ1に電気めっきを行なっ
ている。
【0003】また、竪型の電気めっき装置としては、例
えば図16,図17に示すような電気めっき装置が特公
昭62−15638号公報に開示されている。この電気めっき
装置は金属ストリップ1を垂直方向に偏向させて走行す
る上部偏向ロ−ラ51と下部偏向ロ−ラ52と、垂直方
向に走行する金属ストリップ1の両側又は片側に対向し
て設けられたアノ−ド4とを有する。そしてアノ−ド4
の上部又は中間部に設けためっき液の供給管53から金
属ストリップ1とアノ−ド4との間の空間にポンプ54
から送られるめっき液を供給し、金属ストリップ1の進
行方向の重力成分により金属ストリップ1とアノ−ド4
との間の空間をめっき液で満たしながら金属ストリップ
の両面又は片面にめっきしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記水平型の連続電気
めっき装置においては、走行する金属ストリップ1の蛇
行や処理する金属ストリップ1の幅が変わることに対応
するために、図18の断面図に示すように、アノ−ド4
a,4bの幅Waが金属ストリップ1の最大幅Wよりも
広く構成されている。したがって金属ストリップ1の両
端エッジ部もめっき液で完全に覆った状態でアノ−ド4
a,4bからカソ−ドである金属ストリップ1に電流7
を流している。このため図18に示すように金属ストリ
ップ1の両端エッジ部に電流が集中し、両端エッジ部に
めっきがオ−バコ−トされてしまう。このオ−バコ−ト
を防止するため、例えば特公昭54−42668号公報に示さ
れているように、金属ストリップ1の両端エッジ部に絶
縁体からなるエッジマスクを付けて、余分な電流をカッ
トするようにしている。このため装置が複雑になり、メ
ンテナンス性が悪いという短所があった。
【0005】また、コンダクタロ−ル2と金属ストリッ
プ1との接触部には電流が流れており、コンダクタロ−
ル2はコンダクタロ−ル2と金属ストリップ1の接触抵
抗の分だけ金属ストリップ1より陰極になる。この接触
部にもめっき液が流れるのでコンダクタロ−ル2の表面
もめっきされ、これが原因でめっきされる金属ストリッ
プ1に押傷等の欠陥が生じることがある。
【0006】コンダクタロ−ル2へのめっき付着を防止
するためにコンダクタロ−ル2を研磨を設置したり、図
19に示すように、コンダクタロ−ル2へめっき液9が
流れるのを防止するためコンダクタロ−ル2の前後にダ
ムロ−ル55を設置したりしているが、装置が複雑にな
るとともにコンダクタロ−ル2を研磨しているとコンダ
クタロ−ル2の寿命が短くなってしまうという短所があ
った。
【0007】さらに、片面めっきや差厚めっきをすると
きには、一方のアノ−ドへの通電を停止し、そのアノ−
ドと金属ストリップとの間へのめっき液の供給を停止し
ているが、めっき面側に流しためっき液が金属ストリッ
プの非めっき面にも回り込み局部的にめっきされてしま
ったり、通電停止側のアノ−ド自体がめっきされてしま
う。これを防止するために非めっき面への回り込み防止
用の付帯設備を付けたり、通電停止側のアノ−ドを絶縁
体に鋼管する作業が必要であった。
【0008】一方、竪型の電気めっき装置は水平型の電
気めっき装置と比べると簡単で経済的であり、片面めっ
きでは非めっき面へのめっき液の回り込みを防止するこ
とができ、その結果として電流の回り込みを防止できる
という長所がある。しかしながら図20に示すように金
属ストリップ1の幅がアノ−ド4幅すなわちめっき液の
幅より狭い場合には、めっき液が金属ストリップ1を外
れる部分にも保持されるため、めっき面側のエッジ部に
電流7の集中が生じ、エッジ部のめっき厚さが厚くなっ
てしまうという短所があった。このようにエッジ部のめ
っき厚さが厚くなることは両面めっきの場合にも同様に
生じる。これを防止するためには金属ストリップ1とア
ノ−ド4との間にめっき液を供給する供給管53や噴流
ノズルのノズル幅を可変するなどしてめっき液幅を変え
る必要があり、そのための装置や制御が複雑になるとい
う短所があった。
【0009】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、簡単な構成で良質なめっきを連続し
て施すことができる連続電気めっき装置を得ることを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る連続電気
めっき装置は、カソ−ド化して非鉛直方向に走行する金
属ストリップの上方に金属ストリップと対向して配置さ
れ、金属ストリップより広幅の単数または複数のアノ−
ドと、アノ−ドに隣接しあるいはアノ−ド間に設けら
れ、金属ストリップとアノ−ド間にめっき液を供給する
単数又は複数の噴流ノズルとを備えたことを特徴とす
る。
【0011】上記金属ストリップを上下に反転して走行
することが好ましい。この場合、コンダクタロ−ルを上
下に反転して走行する金属ストリップの双方に当接させ
て金属ストリップをカソ−ド化すると良い。
【0012】
【作用】この発明においては、非鉛直方向に走行する金
属ストリップの上面だけにめっき液を供給し、金属スト
リップとアノ−ドとの間にめっき液を保持し、金属スト
リップより広幅部分のめっき液を重力により落下させて
除去してながら金属ストリップにめっきし、特別な装置
を用いることなしで金属ストリップの端部のエッジオ−
バコ−トを防止するとともに、非めっき面に対するめっ
き液の回り込みを防ぐ。
【0013】また、金属ストリップを上下に反転して走
行することにより、金属ストリップの両面にめっきをす
る。この場合、逆方向に走行する上下の金属ストリップ
の双方に当接するようにコンダクタロ−ルを配設するこ
とにより、金属ストリップとコンダクタロ−ルとの接触
部に流れるめっき電流を半減し、かつコンダクタロ−ル
と金属ストリップとの間の接触抵抗を低下させて、コン
ダクタロ−ルにめっき金属が付着することを防ぐ。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のライン構成図で
ある。連続電気めっき装置は、図1に示すように、金属
ストリップ1を水平に走行させる搬送路は複数のコンダ
クタロ−ル2とバックアップロ−ル3及びデフレクタロ
−ル8により、金属ストリップ1を上下に反転して走行
させるように構成されている。各コンダクタロ−ル2は
上下の搬送路を挾んだ中間部に設けられ、上下の2個所
で金属ストリップ1に接触して金属ストリップ1をカソ
−ドにする。アノ−ド4は各コンダクタロ−ル2の間の
上下の搬送路上面に近接して平行に設けられ、噴流ヘッ
ダ5は各アノ−ド4の後段に所定距離を置いて設けられ
ている。
【0015】上記のように構成された連続電気めっき装
置においては、金属ストリップ1が上部の搬送路を移動
するときに金属ストリップ1の表面にめっきする。この
表面をめっきされた金属ストリップ1はデフレクタロ−
ル8で反転されて下部の搬送路に送られ裏面がめっきさ
れる。この金属ストリップ1をめっきするときに、各ア
ノ−ド4と金属ストリップ1の間の空間にめっき液を供
給するため、アノ−ド4の幅に応じた幅のノズルを有す
る各噴流ヘッダ5からめっき液を噴出する。このめっき
液のうち金属ストリップ1の幅を超えた部分に噴出され
た液は噴流ヘッダ5のノズルからの噴出速度と重力によ
り直ちに落下する。そして金属ストリップ1の幅以内に
噴出された液のみが金属ストリップ1に当ってアノ−ド
4と金属ストリップ1の間の空間に供給され、図2の説
明図に示すように金属ストリップ1のエッジ部から少し
ずつ流れ落ちながらアノ−ド4と金属ストリップ1の間
を流れる。このようにアノ−ド4と金属ストリップ1の
間にはめっき液9が金属ストリップ1の板幅分だけ存在
すから、アノ−ド4はめっき液9が存在する部分におい
てのみ陽極として作用する。このためアノ−ド4の金属
ストリップ1の板幅より外側の部分からは電流7が流れ
ず、金属ストリップ1のエッジ部に電流7が集中しない
で、金属ストリップ1に流れる電流7は全面でほぼ均一
になる。このようにして金属ストリップ1のエッジ部に
電流7が集中しないから、金属ストリップ1のエッジ部
にめっきがオ−バコ−トすることを防ぐことができる。
【0016】アノ−ド4と金属ストリップ1の間の空間
を流れためっき液は液回収パン6で回収して、不図示の
循環ポンプで再び噴流ヘッダ5に送る。このめっき液の
一部、特に下部の搬送路に設けたアノ−ド4と金属スト
リップ1の間を流れためっき液の一部はコンダクタロ−
ル2のところまで流れて、コンダクタロ−ル2の表面を
めっきする可能性がある。しかしながら、図15に示し
た従来例の場合には図3の等価回路図に示すように、ア
ノ−ド4と金属ストリップ1の間のめっき液の抵抗Ro
が上下で並列に接続され、この2個の抵抗Roとアノ−
ド4の中心に対応する金属ストリップ1の位置からコン
ダクタロ−ル2との接触位置までの金属ストリップ1の
抵抗Rとコンダクタロ−ル2と金属ストリップ1の接触
抵抗Rcが直列に接続されているため、抵抗Rと接触抵
抗Rcには上下のめっき液にそれぞれ流れる電流Ioが
加算されて2Io流れているが、この実施例の場合に
は、金属ストリップ1がコンダクタロ−ル2の上下の2
個所で接触しているため、図4の等価回路図に示すよう
に、めっき液の抵抗Roと金属ストリップ1の抵抗Rと
接触抵抗Rcは上下の搬送路で並列な回路を構成し、抵
抗Rと接触抵抗Rcには抵抗Roに流れる電流Ioがそ
のまま流れる。このように従来の場合と比べてコンダク
タロ−ル2と金属ストリップ1の接触部に流れる電流が
半減するから、接触部における電圧降下が半減し、コン
ダクタロ−ル2の表面がめっきされる限界下限めっき電
圧よりも電位差を小さくすることが容易とあり、コンダ
クタロ−ル2の表面には殆どめっきされなくなる。
【0017】また、金属ストリップ1の抵抗Rとコンダ
クタロ−ル2と金属ストリップ1の接触抵抗Rcによる
電圧降下も従来例の場合と比べて半減するから、この抵
抗分によるめっき電力消費量も半減し、めっき電力コス
トを低減することができる。
【0018】さらに、この連続電気めっき装置では上部
の搬送路と下部の搬送路で金属ストリップ1の片面ずつ
めっきしているから、金属ストリップ1に片面めっきを
する場合には、金属ストリップ1のめっき面のアノ−ド
4のみを通電してめっき液を送るようにすることによ
り、簡単に片面めっきをすることができる。
【0019】なお、上記実施例は互いに逆方向に走行す
る上下の金属ストリップ1の双方にコンダクタロ−ル2
が当接するようにコンダクタロ−ル2を配設した場合に
ついて説明したが、図5に示すように、上方を走行する
金属ストリップ1と反転して下方を走行する金属ストリ
ップ1にそれぞれ当接するコンダクタロ−ル2を独立し
て設けても上記実施例と同様な作用を奏することができ
る。
【0020】また、上記実施例においては走行する金属
ストリップ1に対してアノ−ド4を平行に設けた場合に
ついて説明したが、図6の断面図に示すようにアノ−ド
4と金属ストリップ1との極間距離を、例えば噴流ヘッ
ダ5側では距離d1=10mm、流れの先端側では距離d2
8mmと噴流の流れ方向に多少縮小することにより、アノ
−ド4と金属ストリップ1との間の空間に確実にめっき
液を充液することができる。このようにすると極間距離
の小さい方に電流が集中する傾向があるが、このことは
通常の電気めっきにおいては問題はなく、特に不溶性ア
ノ−ドを使用してめっきする場合には、めっき中に発生
するガスの影響で噴流ヘッダ5に近いめっき液の前流側
に電気が集中する傾向があるが、この傾向を緩和するこ
とができる。
【0021】また、上記のように極間距離を変える代り
に、図7に示すように金属ストリップ1に対してアノ−
ド4を平行に設け、流れの先端側にシ−ルノズル10を
設けたり、図8に示すように金属ストリップ1側に突出
した突起部11を設けたり、図9の断面図に示すような
多数噴流ノズル5a付きのアノ−ド4a等を用いたりし
て、アノ−ド4と金属ストリップ1との間の空間に確実
にめっき液を充液することができる。
【0022】さらに、上記実施例はアノ−ド4の幅に応
じた幅のノズルを有する各噴流ヘッダ5からめっき液を
噴出する場合について説明したが、図10に示すよう
に、噴流ヘッダ5にシリンダ等を有するノズル幅の可変
手段12を設けて、金属ストリップ1の板幅に応じてめ
っき液を噴出する幅を可変するようにして、必要な量だ
けのめっき液を噴出するようにしても良い。
【0023】また、上記実施例はコンダクタロ−ル2を
上下の金属ストリップの中間部に設置した場合に付いて
説明したが、コンダクタロ−ル2a,2bを図11に示
すように上部の金属ストリップ1の上側と下部の金属ス
トリップ1の下側に設置しても良い。
【0024】また、上記各実施例は金属ストリップ1を
1回だけ反転した場合について説明したが、、図12に
示すように複数回反転してもよい。このように複数回反
転することにより金属ストリップ1を狭いスペ−スで走
行させることができ、空間を有効に活用することができ
る。
【0025】また、上記各実施例は金属ストリップ1の
搬送路を水平に設けた場合について説明したが、図1
3,図14に示すように反転する金属ストリップ1の搬
送路を傾斜して設け、各搬送路の上面側にアノ−ドを設
けても上記実施例と同様な作用を奏することができる。
【0026】また、上記各実施例はめっき液の噴流が金
属ストリップの走行方向に対して対向流になる場合につ
いて説明したが、めっき液の噴流を金属ストリップの走
行方向に対して順流あるいは順流と対向流の併用であっ
ても上記実施例と同様な作用を奏することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、金属ス
トリップの上面にのみアノ−ドを設け、噴流ヘッダから
噴出されためっき液のうち金属ストリップの板幅からは
ずれた部分に噴出されためっき液を重力で落下させ、金
属ストリップとアノ−ドとの空間にのみめっき液を充液
してめっきするようにしたから、金属ストリップのエッ
ジ部に電流が集中することを防止し、金属ストリップエ
ッジ部にめっきがオ−バコ−トすることを防ぐことがで
きる。
【0028】また、金属ストリップを上下に反転して走
行させながら上部の搬送路と下部の搬送路で金属ストリ
ップを片面ずつめっきしているから、片面めっきや差厚
めっきを簡単にすることができる。
【0029】また、付帯設備等を設けずに金属ストリッ
プエッジ部にめっきがオ−バコ−トすることやココンダ
クタロ−ルの表面にめっきすることを防ぐことができる
から、設備全体をコンパクトにすることができる。
【0030】さらに、コンダクタロ−ルの上下に逆方向
に反転して走行する金属ストリップの双方をコンダクタ
ロ−ルの上下に当接して金属ストリップをカソ−ドにす
るようにしたから、コンダクタロ−ルと金属ストリップ
の接触部における電圧降下を半減することができ、コン
ダクタロ−ルの表面にめっきすることを防ぐことができ
る。
【0031】また、金属ストリップの抵抗とコンダクタ
ロ−ルと金属ストリップの接触抵抗による電圧降下も従
来例の場合と比べて半減することにより、電力消費量を
低減することができ、省エネルギを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のめっきラインを示す構成図
である。
【図2】アノ−ドと金属ストリップのめっき液の流れの
状態を示す説明図である。
【図3】従来の装置の等価回路図である。
【図4】上記実施例の等価回路図である。
【図5】第2の実施例のライン構成図である。
【図6】アノ−ドの配置の第2の例を示す断面図であ
る。
【図7】アノ−ドの配置の第3の例を示す断面図であ
る。
【図8】アノ−ドの配置の第4の例を示す断面図であ
る。
【図9】噴流ヘッダ付きアノ−ドを示す断面図である。
【図10】噴流ヘッダの他の例を示す断面図である。
【図11】第3の実施例のライン構成図である。
【図12】第4の実施例のライン構成図である。
【図13】第5の実施例のライン構成図である。
【図14】第6の実施例のライン構成図である。
【図15】従来例の水平型ラインの構成図である。
【図16】従来例の竪型ラインの構成図である。
【図17】従来例の竪型ラインの構成図である。
【図18】従来例の水平型ラインの動作を示す説明図で
ある。
【図19】従来例の他の水平型ラインの構成図である。
【図20】従来例の竪型ラインの動作を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 金属ストリップ 2 コンダクタロ−ル 3 バックアップロ−ル 4 アノ−ド 5 噴流ヘッダ 8 デフレクタロ−ル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カソ−ド化して非鉛直方向に走行する金
    属ストリップの上方に金属ストリップと対向して配置さ
    れ、金属ストリップより広幅の単数または複数のアノ−
    ドと、アノ−ドに隣接しあるいはアノ−ド間に設けら
    れ、金属ストリップとアノ−ド間にめっき液を供給する
    単数又は複数の噴流ノズルとを備えたことを特徴とする
    連続電気めっき装置。
  2. 【請求項2】 金属ストリップが上下に反転して走行す
    る請求項1記載の連続電気めっき装置。
  3. 【請求項3】 上下に反転して走行する金属ストリップ
    の双方に当接するコンダクタロ−ルにより金属ストリッ
    プをカソ−ド化する請求項2記載の連続電気めっき装
    置。
JP1923693A 1993-01-12 1993-01-12 連続電気めっき装置 Pending JPH06212492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1923693A JPH06212492A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 連続電気めっき装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1923693A JPH06212492A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 連続電気めっき装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06212492A true JPH06212492A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11993760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1923693A Pending JPH06212492A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 連続電気めっき装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06212492A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013082996A (ja) * 2011-09-29 2013-05-09 Almex Pe Inc 連続メッキ装置
WO2013169015A1 (ko) * 2012-05-10 2013-11-14 주식회사 잉크테크 연속 도금 장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013082996A (ja) * 2011-09-29 2013-05-09 Almex Pe Inc 連続メッキ装置
WO2013169015A1 (ko) * 2012-05-10 2013-11-14 주식회사 잉크테크 연속 도금 장치
KR101441532B1 (ko) * 2012-05-10 2014-09-17 주식회사 잉크테크 연속 도금 장치
CN104271814A (zh) * 2012-05-10 2015-01-07 印可得株式会社 连续电镀装置
CN104271814B (zh) * 2012-05-10 2016-12-14 印可得株式会社 连续电镀装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4210339B2 (ja) 導体プレートや導体箔の電気分解的な処理のための装置
JPS58136797A (ja) 電気めつき装置および方法
MXPA01005345A (es) Equipo para plateado en linea..
JPH06212492A (ja) 連続電気めっき装置
KR101493852B1 (ko) 강판 도금장치
US6589399B1 (en) Electrolysis apparatus having liquid squeezer out of contact with strip
JPH05140797A (ja) 連続電気めつき鋼帯の製造方法
JPS6121319B2 (ja)
US7449089B2 (en) Conveyorized plating line and method for electrolytically metal plating a workpiece
JP2004035985A (ja) 金属箔の表面メッキ装置
JP6414037B2 (ja) 電気めっきストリップの製造方法
JP5821882B2 (ja) 金属帯の表面処理方法
JPS5816092A (ja) 金属ストリツプの電気メツキ用セル
JP2761176B2 (ja) 電解めっき装置のバスケット陽極電極及び電解めっき装置。
JPS63111196A (ja) 鋼板の水平連続電気メツキ方法
JPH07228995A (ja) 連続式電気めっき方法
KR0149754B1 (ko) 레이디얼형 전기도금공정에서 아아크스폿 방지방법
JP2000290800A (ja) 鋼帯の電解洗浄方法及び装置
JPS60258497A (ja) 連続式電気メツキ装置
JPS61270395A (ja) 電気めつき方法
JPH07243089A (ja) 金属ストリップの片面電気めっき方法
JPS63255394A (ja) 電気メツキ装置
JPS61186498A (ja) 水平型電気メツキ設備におけるメツキ操業方法
JP3088443U (ja) アノード装置の構造
JPS5985891A (ja) 電解液の流れが均一な電解方法及び電解槽