JPH06212492A - 連続電気めっき装置 - Google Patents
連続電気めっき装置Info
- Publication number
- JPH06212492A JPH06212492A JP1923693A JP1923693A JPH06212492A JP H06212492 A JPH06212492 A JP H06212492A JP 1923693 A JP1923693 A JP 1923693A JP 1923693 A JP1923693 A JP 1923693A JP H06212492 A JPH06212492 A JP H06212492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal strip
- anode
- strip
- plating
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成で良質なめっきを金属ストリップに
連続して行なう。 【構成】水平方向に走行する金属ストリップ1の上方に
金属ストリップ1より広幅のアノ−ド4を設ける。金属
ストリップ1の上面だけにめっき液を供給し、金属スト
リップ1とアノ−ド4との間にめっき液を保持し、金属
ストリップ1より広幅部分のめっき液を重力により落下
させて除去し、金属ストリップ1の端部のオ−バコ−ト
を防止するとともに非めっき面にめっき液が回り込むこ
とを防ぐ。金属ストリップ1に両面めっきをするとき
は、金属ストリップ1を上下に反転して走行させなが
ら、コンダクタロ−ル2を上下の金属ストリップ1の双
方に接触させて金属ストリップ1とコンダクタロ−ル2
との接触部に流れるめっき電流を半減し、コンダクタロ
−ルにめっき金属が付着することを防ぐ。
連続して行なう。 【構成】水平方向に走行する金属ストリップ1の上方に
金属ストリップ1より広幅のアノ−ド4を設ける。金属
ストリップ1の上面だけにめっき液を供給し、金属スト
リップ1とアノ−ド4との間にめっき液を保持し、金属
ストリップ1より広幅部分のめっき液を重力により落下
させて除去し、金属ストリップ1の端部のオ−バコ−ト
を防止するとともに非めっき面にめっき液が回り込むこ
とを防ぐ。金属ストリップ1に両面めっきをするとき
は、金属ストリップ1を上下に反転して走行させなが
ら、コンダクタロ−ル2を上下の金属ストリップ1の双
方に接触させて金属ストリップ1とコンダクタロ−ル2
との接触部に流れるめっき電流を半減し、コンダクタロ
−ルにめっき金属が付着することを防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金属ストリップの表面
に連続して電気めっきを施す非鉛直型、特に水平型の連
続電気めっき装置に関するものである。
に連続して電気めっきを施す非鉛直型、特に水平型の連
続電気めっき装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼等の金属ストリップに連続して電気
めっきする装置としては水平型,竪型等種々の装置があ
る。従来の水平型の連続電気めっき装置は、図15のラ
イン構成図に示すように、金属ストリップ1を水平方向
に走行させる搬送路に設けられた複数対のコンダクタロ
−ル2とバックアップロ−ル3と、コンダクタロ−ル2
間の搬送路の上下に近接して設けられたアノ−ド4a,
4bと、アノ−ド4a,4bの後段に設けられた噴流ヘ
ッダ5a,5bとを有する。そして金属ストリップ1を
コンダクタロ−ル2でカソ−ドにしながら、噴流ヘッダ
5a,5bのノズルからアノ−ド4a,4bと金属スト
リップ1との間の空間にめっき液を流して液回収パン6
で回収しながら金属ストリップ1の両面に電気めっきを
行なっている。また、金属ストリップ1に片面めっきや
差厚めっきをするときには、一方のアノ−ド例えば上側
のアノ−ド4aへの通電を停止し、下側のアノ−ド4b
のみを利用して金属ストリップ1に電気めっきを行なっ
ている。
めっきする装置としては水平型,竪型等種々の装置があ
る。従来の水平型の連続電気めっき装置は、図15のラ
イン構成図に示すように、金属ストリップ1を水平方向
に走行させる搬送路に設けられた複数対のコンダクタロ
−ル2とバックアップロ−ル3と、コンダクタロ−ル2
間の搬送路の上下に近接して設けられたアノ−ド4a,
4bと、アノ−ド4a,4bの後段に設けられた噴流ヘ
ッダ5a,5bとを有する。そして金属ストリップ1を
コンダクタロ−ル2でカソ−ドにしながら、噴流ヘッダ
5a,5bのノズルからアノ−ド4a,4bと金属スト
リップ1との間の空間にめっき液を流して液回収パン6
で回収しながら金属ストリップ1の両面に電気めっきを
行なっている。また、金属ストリップ1に片面めっきや
差厚めっきをするときには、一方のアノ−ド例えば上側
のアノ−ド4aへの通電を停止し、下側のアノ−ド4b
のみを利用して金属ストリップ1に電気めっきを行なっ
ている。
【0003】また、竪型の電気めっき装置としては、例
えば図16,図17に示すような電気めっき装置が特公
昭62−15638号公報に開示されている。この電気めっき
装置は金属ストリップ1を垂直方向に偏向させて走行す
る上部偏向ロ−ラ51と下部偏向ロ−ラ52と、垂直方
向に走行する金属ストリップ1の両側又は片側に対向し
て設けられたアノ−ド4とを有する。そしてアノ−ド4
の上部又は中間部に設けためっき液の供給管53から金
属ストリップ1とアノ−ド4との間の空間にポンプ54
から送られるめっき液を供給し、金属ストリップ1の進
行方向の重力成分により金属ストリップ1とアノ−ド4
との間の空間をめっき液で満たしながら金属ストリップ
の両面又は片面にめっきしている。
えば図16,図17に示すような電気めっき装置が特公
昭62−15638号公報に開示されている。この電気めっき
装置は金属ストリップ1を垂直方向に偏向させて走行す
る上部偏向ロ−ラ51と下部偏向ロ−ラ52と、垂直方
向に走行する金属ストリップ1の両側又は片側に対向し
て設けられたアノ−ド4とを有する。そしてアノ−ド4
の上部又は中間部に設けためっき液の供給管53から金
属ストリップ1とアノ−ド4との間の空間にポンプ54
から送られるめっき液を供給し、金属ストリップ1の進
行方向の重力成分により金属ストリップ1とアノ−ド4
との間の空間をめっき液で満たしながら金属ストリップ
の両面又は片面にめっきしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記水平型の連続電気
めっき装置においては、走行する金属ストリップ1の蛇
行や処理する金属ストリップ1の幅が変わることに対応
するために、図18の断面図に示すように、アノ−ド4
a,4bの幅Waが金属ストリップ1の最大幅Wよりも
広く構成されている。したがって金属ストリップ1の両
端エッジ部もめっき液で完全に覆った状態でアノ−ド4
a,4bからカソ−ドである金属ストリップ1に電流7
を流している。このため図18に示すように金属ストリ
ップ1の両端エッジ部に電流が集中し、両端エッジ部に
めっきがオ−バコ−トされてしまう。このオ−バコ−ト
を防止するため、例えば特公昭54−42668号公報に示さ
れているように、金属ストリップ1の両端エッジ部に絶
縁体からなるエッジマスクを付けて、余分な電流をカッ
トするようにしている。このため装置が複雑になり、メ
ンテナンス性が悪いという短所があった。
めっき装置においては、走行する金属ストリップ1の蛇
行や処理する金属ストリップ1の幅が変わることに対応
するために、図18の断面図に示すように、アノ−ド4
a,4bの幅Waが金属ストリップ1の最大幅Wよりも
広く構成されている。したがって金属ストリップ1の両
端エッジ部もめっき液で完全に覆った状態でアノ−ド4
a,4bからカソ−ドである金属ストリップ1に電流7
を流している。このため図18に示すように金属ストリ
ップ1の両端エッジ部に電流が集中し、両端エッジ部に
めっきがオ−バコ−トされてしまう。このオ−バコ−ト
を防止するため、例えば特公昭54−42668号公報に示さ
れているように、金属ストリップ1の両端エッジ部に絶
縁体からなるエッジマスクを付けて、余分な電流をカッ
トするようにしている。このため装置が複雑になり、メ
ンテナンス性が悪いという短所があった。
【0005】また、コンダクタロ−ル2と金属ストリッ
プ1との接触部には電流が流れており、コンダクタロ−
ル2はコンダクタロ−ル2と金属ストリップ1の接触抵
抗の分だけ金属ストリップ1より陰極になる。この接触
部にもめっき液が流れるのでコンダクタロ−ル2の表面
もめっきされ、これが原因でめっきされる金属ストリッ
プ1に押傷等の欠陥が生じることがある。
プ1との接触部には電流が流れており、コンダクタロ−
ル2はコンダクタロ−ル2と金属ストリップ1の接触抵
抗の分だけ金属ストリップ1より陰極になる。この接触
部にもめっき液が流れるのでコンダクタロ−ル2の表面
もめっきされ、これが原因でめっきされる金属ストリッ
プ1に押傷等の欠陥が生じることがある。
【0006】コンダクタロ−ル2へのめっき付着を防止
するためにコンダクタロ−ル2を研磨を設置したり、図
19に示すように、コンダクタロ−ル2へめっき液9が
流れるのを防止するためコンダクタロ−ル2の前後にダ
ムロ−ル55を設置したりしているが、装置が複雑にな
るとともにコンダクタロ−ル2を研磨しているとコンダ
クタロ−ル2の寿命が短くなってしまうという短所があ
った。
するためにコンダクタロ−ル2を研磨を設置したり、図
19に示すように、コンダクタロ−ル2へめっき液9が
流れるのを防止するためコンダクタロ−ル2の前後にダ
ムロ−ル55を設置したりしているが、装置が複雑にな
るとともにコンダクタロ−ル2を研磨しているとコンダ
クタロ−ル2の寿命が短くなってしまうという短所があ
った。
【0007】さらに、片面めっきや差厚めっきをすると
きには、一方のアノ−ドへの通電を停止し、そのアノ−
ドと金属ストリップとの間へのめっき液の供給を停止し
ているが、めっき面側に流しためっき液が金属ストリッ
プの非めっき面にも回り込み局部的にめっきされてしま
ったり、通電停止側のアノ−ド自体がめっきされてしま
う。これを防止するために非めっき面への回り込み防止
用の付帯設備を付けたり、通電停止側のアノ−ドを絶縁
体に鋼管する作業が必要であった。
きには、一方のアノ−ドへの通電を停止し、そのアノ−
ドと金属ストリップとの間へのめっき液の供給を停止し
ているが、めっき面側に流しためっき液が金属ストリッ
プの非めっき面にも回り込み局部的にめっきされてしま
ったり、通電停止側のアノ−ド自体がめっきされてしま
う。これを防止するために非めっき面への回り込み防止
用の付帯設備を付けたり、通電停止側のアノ−ドを絶縁
体に鋼管する作業が必要であった。
【0008】一方、竪型の電気めっき装置は水平型の電
気めっき装置と比べると簡単で経済的であり、片面めっ
きでは非めっき面へのめっき液の回り込みを防止するこ
とができ、その結果として電流の回り込みを防止できる
という長所がある。しかしながら図20に示すように金
属ストリップ1の幅がアノ−ド4幅すなわちめっき液の
幅より狭い場合には、めっき液が金属ストリップ1を外
れる部分にも保持されるため、めっき面側のエッジ部に
電流7の集中が生じ、エッジ部のめっき厚さが厚くなっ
てしまうという短所があった。このようにエッジ部のめ
っき厚さが厚くなることは両面めっきの場合にも同様に
生じる。これを防止するためには金属ストリップ1とア
ノ−ド4との間にめっき液を供給する供給管53や噴流
ノズルのノズル幅を可変するなどしてめっき液幅を変え
る必要があり、そのための装置や制御が複雑になるとい
う短所があった。
気めっき装置と比べると簡単で経済的であり、片面めっ
きでは非めっき面へのめっき液の回り込みを防止するこ
とができ、その結果として電流の回り込みを防止できる
という長所がある。しかしながら図20に示すように金
属ストリップ1の幅がアノ−ド4幅すなわちめっき液の
幅より狭い場合には、めっき液が金属ストリップ1を外
れる部分にも保持されるため、めっき面側のエッジ部に
電流7の集中が生じ、エッジ部のめっき厚さが厚くなっ
てしまうという短所があった。このようにエッジ部のめ
っき厚さが厚くなることは両面めっきの場合にも同様に
生じる。これを防止するためには金属ストリップ1とア
ノ−ド4との間にめっき液を供給する供給管53や噴流
ノズルのノズル幅を可変するなどしてめっき液幅を変え
る必要があり、そのための装置や制御が複雑になるとい
う短所があった。
【0009】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、簡単な構成で良質なめっきを連続し
て施すことができる連続電気めっき装置を得ることを目
的とするものである。
されたものであり、簡単な構成で良質なめっきを連続し
て施すことができる連続電気めっき装置を得ることを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る連続電気
めっき装置は、カソ−ド化して非鉛直方向に走行する金
属ストリップの上方に金属ストリップと対向して配置さ
れ、金属ストリップより広幅の単数または複数のアノ−
ドと、アノ−ドに隣接しあるいはアノ−ド間に設けら
れ、金属ストリップとアノ−ド間にめっき液を供給する
単数又は複数の噴流ノズルとを備えたことを特徴とす
る。
めっき装置は、カソ−ド化して非鉛直方向に走行する金
属ストリップの上方に金属ストリップと対向して配置さ
れ、金属ストリップより広幅の単数または複数のアノ−
ドと、アノ−ドに隣接しあるいはアノ−ド間に設けら
れ、金属ストリップとアノ−ド間にめっき液を供給する
単数又は複数の噴流ノズルとを備えたことを特徴とす
る。
【0011】上記金属ストリップを上下に反転して走行
することが好ましい。この場合、コンダクタロ−ルを上
下に反転して走行する金属ストリップの双方に当接させ
て金属ストリップをカソ−ド化すると良い。
することが好ましい。この場合、コンダクタロ−ルを上
下に反転して走行する金属ストリップの双方に当接させ
て金属ストリップをカソ−ド化すると良い。
【0012】
【作用】この発明においては、非鉛直方向に走行する金
属ストリップの上面だけにめっき液を供給し、金属スト
リップとアノ−ドとの間にめっき液を保持し、金属スト
リップより広幅部分のめっき液を重力により落下させて
除去してながら金属ストリップにめっきし、特別な装置
を用いることなしで金属ストリップの端部のエッジオ−
バコ−トを防止するとともに、非めっき面に対するめっ
き液の回り込みを防ぐ。
属ストリップの上面だけにめっき液を供給し、金属スト
リップとアノ−ドとの間にめっき液を保持し、金属スト
リップより広幅部分のめっき液を重力により落下させて
除去してながら金属ストリップにめっきし、特別な装置
を用いることなしで金属ストリップの端部のエッジオ−
バコ−トを防止するとともに、非めっき面に対するめっ
き液の回り込みを防ぐ。
【0013】また、金属ストリップを上下に反転して走
行することにより、金属ストリップの両面にめっきをす
る。この場合、逆方向に走行する上下の金属ストリップ
の双方に当接するようにコンダクタロ−ルを配設するこ
とにより、金属ストリップとコンダクタロ−ルとの接触
部に流れるめっき電流を半減し、かつコンダクタロ−ル
と金属ストリップとの間の接触抵抗を低下させて、コン
ダクタロ−ルにめっき金属が付着することを防ぐ。
行することにより、金属ストリップの両面にめっきをす
る。この場合、逆方向に走行する上下の金属ストリップ
の双方に当接するようにコンダクタロ−ルを配設するこ
とにより、金属ストリップとコンダクタロ−ルとの接触
部に流れるめっき電流を半減し、かつコンダクタロ−ル
と金属ストリップとの間の接触抵抗を低下させて、コン
ダクタロ−ルにめっき金属が付着することを防ぐ。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のライン構成図で
ある。連続電気めっき装置は、図1に示すように、金属
ストリップ1を水平に走行させる搬送路は複数のコンダ
クタロ−ル2とバックアップロ−ル3及びデフレクタロ
−ル8により、金属ストリップ1を上下に反転して走行
させるように構成されている。各コンダクタロ−ル2は
上下の搬送路を挾んだ中間部に設けられ、上下の2個所
で金属ストリップ1に接触して金属ストリップ1をカソ
−ドにする。アノ−ド4は各コンダクタロ−ル2の間の
上下の搬送路上面に近接して平行に設けられ、噴流ヘッ
ダ5は各アノ−ド4の後段に所定距離を置いて設けられ
ている。
ある。連続電気めっき装置は、図1に示すように、金属
ストリップ1を水平に走行させる搬送路は複数のコンダ
クタロ−ル2とバックアップロ−ル3及びデフレクタロ
−ル8により、金属ストリップ1を上下に反転して走行
させるように構成されている。各コンダクタロ−ル2は
上下の搬送路を挾んだ中間部に設けられ、上下の2個所
で金属ストリップ1に接触して金属ストリップ1をカソ
−ドにする。アノ−ド4は各コンダクタロ−ル2の間の
上下の搬送路上面に近接して平行に設けられ、噴流ヘッ
ダ5は各アノ−ド4の後段に所定距離を置いて設けられ
ている。
【0015】上記のように構成された連続電気めっき装
置においては、金属ストリップ1が上部の搬送路を移動
するときに金属ストリップ1の表面にめっきする。この
表面をめっきされた金属ストリップ1はデフレクタロ−
ル8で反転されて下部の搬送路に送られ裏面がめっきさ
れる。この金属ストリップ1をめっきするときに、各ア
ノ−ド4と金属ストリップ1の間の空間にめっき液を供
給するため、アノ−ド4の幅に応じた幅のノズルを有す
る各噴流ヘッダ5からめっき液を噴出する。このめっき
液のうち金属ストリップ1の幅を超えた部分に噴出され
た液は噴流ヘッダ5のノズルからの噴出速度と重力によ
り直ちに落下する。そして金属ストリップ1の幅以内に
噴出された液のみが金属ストリップ1に当ってアノ−ド
4と金属ストリップ1の間の空間に供給され、図2の説
明図に示すように金属ストリップ1のエッジ部から少し
ずつ流れ落ちながらアノ−ド4と金属ストリップ1の間
を流れる。このようにアノ−ド4と金属ストリップ1の
間にはめっき液9が金属ストリップ1の板幅分だけ存在
すから、アノ−ド4はめっき液9が存在する部分におい
てのみ陽極として作用する。このためアノ−ド4の金属
ストリップ1の板幅より外側の部分からは電流7が流れ
ず、金属ストリップ1のエッジ部に電流7が集中しない
で、金属ストリップ1に流れる電流7は全面でほぼ均一
になる。このようにして金属ストリップ1のエッジ部に
電流7が集中しないから、金属ストリップ1のエッジ部
にめっきがオ−バコ−トすることを防ぐことができる。
置においては、金属ストリップ1が上部の搬送路を移動
するときに金属ストリップ1の表面にめっきする。この
表面をめっきされた金属ストリップ1はデフレクタロ−
ル8で反転されて下部の搬送路に送られ裏面がめっきさ
れる。この金属ストリップ1をめっきするときに、各ア
ノ−ド4と金属ストリップ1の間の空間にめっき液を供
給するため、アノ−ド4の幅に応じた幅のノズルを有す
る各噴流ヘッダ5からめっき液を噴出する。このめっき
液のうち金属ストリップ1の幅を超えた部分に噴出され
た液は噴流ヘッダ5のノズルからの噴出速度と重力によ
り直ちに落下する。そして金属ストリップ1の幅以内に
噴出された液のみが金属ストリップ1に当ってアノ−ド
4と金属ストリップ1の間の空間に供給され、図2の説
明図に示すように金属ストリップ1のエッジ部から少し
ずつ流れ落ちながらアノ−ド4と金属ストリップ1の間
を流れる。このようにアノ−ド4と金属ストリップ1の
間にはめっき液9が金属ストリップ1の板幅分だけ存在
すから、アノ−ド4はめっき液9が存在する部分におい
てのみ陽極として作用する。このためアノ−ド4の金属
ストリップ1の板幅より外側の部分からは電流7が流れ
ず、金属ストリップ1のエッジ部に電流7が集中しない
で、金属ストリップ1に流れる電流7は全面でほぼ均一
になる。このようにして金属ストリップ1のエッジ部に
電流7が集中しないから、金属ストリップ1のエッジ部
にめっきがオ−バコ−トすることを防ぐことができる。
【0016】アノ−ド4と金属ストリップ1の間の空間
を流れためっき液は液回収パン6で回収して、不図示の
循環ポンプで再び噴流ヘッダ5に送る。このめっき液の
一部、特に下部の搬送路に設けたアノ−ド4と金属スト
リップ1の間を流れためっき液の一部はコンダクタロ−
ル2のところまで流れて、コンダクタロ−ル2の表面を
めっきする可能性がある。しかしながら、図15に示し
た従来例の場合には図3の等価回路図に示すように、ア
ノ−ド4と金属ストリップ1の間のめっき液の抵抗Ro
が上下で並列に接続され、この2個の抵抗Roとアノ−
ド4の中心に対応する金属ストリップ1の位置からコン
ダクタロ−ル2との接触位置までの金属ストリップ1の
抵抗Rとコンダクタロ−ル2と金属ストリップ1の接触
抵抗Rcが直列に接続されているため、抵抗Rと接触抵
抗Rcには上下のめっき液にそれぞれ流れる電流Ioが
加算されて2Io流れているが、この実施例の場合に
は、金属ストリップ1がコンダクタロ−ル2の上下の2
個所で接触しているため、図4の等価回路図に示すよう
に、めっき液の抵抗Roと金属ストリップ1の抵抗Rと
接触抵抗Rcは上下の搬送路で並列な回路を構成し、抵
抗Rと接触抵抗Rcには抵抗Roに流れる電流Ioがそ
のまま流れる。このように従来の場合と比べてコンダク
タロ−ル2と金属ストリップ1の接触部に流れる電流が
半減するから、接触部における電圧降下が半減し、コン
ダクタロ−ル2の表面がめっきされる限界下限めっき電
圧よりも電位差を小さくすることが容易とあり、コンダ
クタロ−ル2の表面には殆どめっきされなくなる。
を流れためっき液は液回収パン6で回収して、不図示の
循環ポンプで再び噴流ヘッダ5に送る。このめっき液の
一部、特に下部の搬送路に設けたアノ−ド4と金属スト
リップ1の間を流れためっき液の一部はコンダクタロ−
ル2のところまで流れて、コンダクタロ−ル2の表面を
めっきする可能性がある。しかしながら、図15に示し
た従来例の場合には図3の等価回路図に示すように、ア
ノ−ド4と金属ストリップ1の間のめっき液の抵抗Ro
が上下で並列に接続され、この2個の抵抗Roとアノ−
ド4の中心に対応する金属ストリップ1の位置からコン
ダクタロ−ル2との接触位置までの金属ストリップ1の
抵抗Rとコンダクタロ−ル2と金属ストリップ1の接触
抵抗Rcが直列に接続されているため、抵抗Rと接触抵
抗Rcには上下のめっき液にそれぞれ流れる電流Ioが
加算されて2Io流れているが、この実施例の場合に
は、金属ストリップ1がコンダクタロ−ル2の上下の2
個所で接触しているため、図4の等価回路図に示すよう
に、めっき液の抵抗Roと金属ストリップ1の抵抗Rと
接触抵抗Rcは上下の搬送路で並列な回路を構成し、抵
抗Rと接触抵抗Rcには抵抗Roに流れる電流Ioがそ
のまま流れる。このように従来の場合と比べてコンダク
タロ−ル2と金属ストリップ1の接触部に流れる電流が
半減するから、接触部における電圧降下が半減し、コン
ダクタロ−ル2の表面がめっきされる限界下限めっき電
圧よりも電位差を小さくすることが容易とあり、コンダ
クタロ−ル2の表面には殆どめっきされなくなる。
【0017】また、金属ストリップ1の抵抗Rとコンダ
クタロ−ル2と金属ストリップ1の接触抵抗Rcによる
電圧降下も従来例の場合と比べて半減するから、この抵
抗分によるめっき電力消費量も半減し、めっき電力コス
トを低減することができる。
クタロ−ル2と金属ストリップ1の接触抵抗Rcによる
電圧降下も従来例の場合と比べて半減するから、この抵
抗分によるめっき電力消費量も半減し、めっき電力コス
トを低減することができる。
【0018】さらに、この連続電気めっき装置では上部
の搬送路と下部の搬送路で金属ストリップ1の片面ずつ
めっきしているから、金属ストリップ1に片面めっきを
する場合には、金属ストリップ1のめっき面のアノ−ド
4のみを通電してめっき液を送るようにすることによ
り、簡単に片面めっきをすることができる。
の搬送路と下部の搬送路で金属ストリップ1の片面ずつ
めっきしているから、金属ストリップ1に片面めっきを
する場合には、金属ストリップ1のめっき面のアノ−ド
4のみを通電してめっき液を送るようにすることによ
り、簡単に片面めっきをすることができる。
【0019】なお、上記実施例は互いに逆方向に走行す
る上下の金属ストリップ1の双方にコンダクタロ−ル2
が当接するようにコンダクタロ−ル2を配設した場合に
ついて説明したが、図5に示すように、上方を走行する
金属ストリップ1と反転して下方を走行する金属ストリ
ップ1にそれぞれ当接するコンダクタロ−ル2を独立し
て設けても上記実施例と同様な作用を奏することができ
る。
る上下の金属ストリップ1の双方にコンダクタロ−ル2
が当接するようにコンダクタロ−ル2を配設した場合に
ついて説明したが、図5に示すように、上方を走行する
金属ストリップ1と反転して下方を走行する金属ストリ
ップ1にそれぞれ当接するコンダクタロ−ル2を独立し
て設けても上記実施例と同様な作用を奏することができ
る。
【0020】また、上記実施例においては走行する金属
ストリップ1に対してアノ−ド4を平行に設けた場合に
ついて説明したが、図6の断面図に示すようにアノ−ド
4と金属ストリップ1との極間距離を、例えば噴流ヘッ
ダ5側では距離d1=10mm、流れの先端側では距離d2=
8mmと噴流の流れ方向に多少縮小することにより、アノ
−ド4と金属ストリップ1との間の空間に確実にめっき
液を充液することができる。このようにすると極間距離
の小さい方に電流が集中する傾向があるが、このことは
通常の電気めっきにおいては問題はなく、特に不溶性ア
ノ−ドを使用してめっきする場合には、めっき中に発生
するガスの影響で噴流ヘッダ5に近いめっき液の前流側
に電気が集中する傾向があるが、この傾向を緩和するこ
とができる。
ストリップ1に対してアノ−ド4を平行に設けた場合に
ついて説明したが、図6の断面図に示すようにアノ−ド
4と金属ストリップ1との極間距離を、例えば噴流ヘッ
ダ5側では距離d1=10mm、流れの先端側では距離d2=
8mmと噴流の流れ方向に多少縮小することにより、アノ
−ド4と金属ストリップ1との間の空間に確実にめっき
液を充液することができる。このようにすると極間距離
の小さい方に電流が集中する傾向があるが、このことは
通常の電気めっきにおいては問題はなく、特に不溶性ア
ノ−ドを使用してめっきする場合には、めっき中に発生
するガスの影響で噴流ヘッダ5に近いめっき液の前流側
に電気が集中する傾向があるが、この傾向を緩和するこ
とができる。
【0021】また、上記のように極間距離を変える代り
に、図7に示すように金属ストリップ1に対してアノ−
ド4を平行に設け、流れの先端側にシ−ルノズル10を
設けたり、図8に示すように金属ストリップ1側に突出
した突起部11を設けたり、図9の断面図に示すような
多数噴流ノズル5a付きのアノ−ド4a等を用いたりし
て、アノ−ド4と金属ストリップ1との間の空間に確実
にめっき液を充液することができる。
に、図7に示すように金属ストリップ1に対してアノ−
ド4を平行に設け、流れの先端側にシ−ルノズル10を
設けたり、図8に示すように金属ストリップ1側に突出
した突起部11を設けたり、図9の断面図に示すような
多数噴流ノズル5a付きのアノ−ド4a等を用いたりし
て、アノ−ド4と金属ストリップ1との間の空間に確実
にめっき液を充液することができる。
【0022】さらに、上記実施例はアノ−ド4の幅に応
じた幅のノズルを有する各噴流ヘッダ5からめっき液を
噴出する場合について説明したが、図10に示すよう
に、噴流ヘッダ5にシリンダ等を有するノズル幅の可変
手段12を設けて、金属ストリップ1の板幅に応じてめ
っき液を噴出する幅を可変するようにして、必要な量だ
けのめっき液を噴出するようにしても良い。
じた幅のノズルを有する各噴流ヘッダ5からめっき液を
噴出する場合について説明したが、図10に示すよう
に、噴流ヘッダ5にシリンダ等を有するノズル幅の可変
手段12を設けて、金属ストリップ1の板幅に応じてめ
っき液を噴出する幅を可変するようにして、必要な量だ
けのめっき液を噴出するようにしても良い。
【0023】また、上記実施例はコンダクタロ−ル2を
上下の金属ストリップの中間部に設置した場合に付いて
説明したが、コンダクタロ−ル2a,2bを図11に示
すように上部の金属ストリップ1の上側と下部の金属ス
トリップ1の下側に設置しても良い。
上下の金属ストリップの中間部に設置した場合に付いて
説明したが、コンダクタロ−ル2a,2bを図11に示
すように上部の金属ストリップ1の上側と下部の金属ス
トリップ1の下側に設置しても良い。
【0024】また、上記各実施例は金属ストリップ1を
1回だけ反転した場合について説明したが、、図12に
示すように複数回反転してもよい。このように複数回反
転することにより金属ストリップ1を狭いスペ−スで走
行させることができ、空間を有効に活用することができ
る。
1回だけ反転した場合について説明したが、、図12に
示すように複数回反転してもよい。このように複数回反
転することにより金属ストリップ1を狭いスペ−スで走
行させることができ、空間を有効に活用することができ
る。
【0025】また、上記各実施例は金属ストリップ1の
搬送路を水平に設けた場合について説明したが、図1
3,図14に示すように反転する金属ストリップ1の搬
送路を傾斜して設け、各搬送路の上面側にアノ−ドを設
けても上記実施例と同様な作用を奏することができる。
搬送路を水平に設けた場合について説明したが、図1
3,図14に示すように反転する金属ストリップ1の搬
送路を傾斜して設け、各搬送路の上面側にアノ−ドを設
けても上記実施例と同様な作用を奏することができる。
【0026】また、上記各実施例はめっき液の噴流が金
属ストリップの走行方向に対して対向流になる場合につ
いて説明したが、めっき液の噴流を金属ストリップの走
行方向に対して順流あるいは順流と対向流の併用であっ
ても上記実施例と同様な作用を奏することができる。
属ストリップの走行方向に対して対向流になる場合につ
いて説明したが、めっき液の噴流を金属ストリップの走
行方向に対して順流あるいは順流と対向流の併用であっ
ても上記実施例と同様な作用を奏することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、金属ス
トリップの上面にのみアノ−ドを設け、噴流ヘッダから
噴出されためっき液のうち金属ストリップの板幅からは
ずれた部分に噴出されためっき液を重力で落下させ、金
属ストリップとアノ−ドとの空間にのみめっき液を充液
してめっきするようにしたから、金属ストリップのエッ
ジ部に電流が集中することを防止し、金属ストリップエ
ッジ部にめっきがオ−バコ−トすることを防ぐことがで
きる。
トリップの上面にのみアノ−ドを設け、噴流ヘッダから
噴出されためっき液のうち金属ストリップの板幅からは
ずれた部分に噴出されためっき液を重力で落下させ、金
属ストリップとアノ−ドとの空間にのみめっき液を充液
してめっきするようにしたから、金属ストリップのエッ
ジ部に電流が集中することを防止し、金属ストリップエ
ッジ部にめっきがオ−バコ−トすることを防ぐことがで
きる。
【0028】また、金属ストリップを上下に反転して走
行させながら上部の搬送路と下部の搬送路で金属ストリ
ップを片面ずつめっきしているから、片面めっきや差厚
めっきを簡単にすることができる。
行させながら上部の搬送路と下部の搬送路で金属ストリ
ップを片面ずつめっきしているから、片面めっきや差厚
めっきを簡単にすることができる。
【0029】また、付帯設備等を設けずに金属ストリッ
プエッジ部にめっきがオ−バコ−トすることやココンダ
クタロ−ルの表面にめっきすることを防ぐことができる
から、設備全体をコンパクトにすることができる。
プエッジ部にめっきがオ−バコ−トすることやココンダ
クタロ−ルの表面にめっきすることを防ぐことができる
から、設備全体をコンパクトにすることができる。
【0030】さらに、コンダクタロ−ルの上下に逆方向
に反転して走行する金属ストリップの双方をコンダクタ
ロ−ルの上下に当接して金属ストリップをカソ−ドにす
るようにしたから、コンダクタロ−ルと金属ストリップ
の接触部における電圧降下を半減することができ、コン
ダクタロ−ルの表面にめっきすることを防ぐことができ
る。
に反転して走行する金属ストリップの双方をコンダクタ
ロ−ルの上下に当接して金属ストリップをカソ−ドにす
るようにしたから、コンダクタロ−ルと金属ストリップ
の接触部における電圧降下を半減することができ、コン
ダクタロ−ルの表面にめっきすることを防ぐことができ
る。
【0031】また、金属ストリップの抵抗とコンダクタ
ロ−ルと金属ストリップの接触抵抗による電圧降下も従
来例の場合と比べて半減することにより、電力消費量を
低減することができ、省エネルギを図ることができる。
ロ−ルと金属ストリップの接触抵抗による電圧降下も従
来例の場合と比べて半減することにより、電力消費量を
低減することができ、省エネルギを図ることができる。
【図1】この発明の実施例のめっきラインを示す構成図
である。
である。
【図2】アノ−ドと金属ストリップのめっき液の流れの
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図3】従来の装置の等価回路図である。
【図4】上記実施例の等価回路図である。
【図5】第2の実施例のライン構成図である。
【図6】アノ−ドの配置の第2の例を示す断面図であ
る。
る。
【図7】アノ−ドの配置の第3の例を示す断面図であ
る。
る。
【図8】アノ−ドの配置の第4の例を示す断面図であ
る。
る。
【図9】噴流ヘッダ付きアノ−ドを示す断面図である。
【図10】噴流ヘッダの他の例を示す断面図である。
【図11】第3の実施例のライン構成図である。
【図12】第4の実施例のライン構成図である。
【図13】第5の実施例のライン構成図である。
【図14】第6の実施例のライン構成図である。
【図15】従来例の水平型ラインの構成図である。
【図16】従来例の竪型ラインの構成図である。
【図17】従来例の竪型ラインの構成図である。
【図18】従来例の水平型ラインの動作を示す説明図で
ある。
ある。
【図19】従来例の他の水平型ラインの構成図である。
【図20】従来例の竪型ラインの動作を示す説明図であ
る。
る。
1 金属ストリップ 2 コンダクタロ−ル 3 バックアップロ−ル 4 アノ−ド 5 噴流ヘッダ 8 デフレクタロ−ル
Claims (3)
- 【請求項1】 カソ−ド化して非鉛直方向に走行する金
属ストリップの上方に金属ストリップと対向して配置さ
れ、金属ストリップより広幅の単数または複数のアノ−
ドと、アノ−ドに隣接しあるいはアノ−ド間に設けら
れ、金属ストリップとアノ−ド間にめっき液を供給する
単数又は複数の噴流ノズルとを備えたことを特徴とする
連続電気めっき装置。 - 【請求項2】 金属ストリップが上下に反転して走行す
る請求項1記載の連続電気めっき装置。 - 【請求項3】 上下に反転して走行する金属ストリップ
の双方に当接するコンダクタロ−ルにより金属ストリッ
プをカソ−ド化する請求項2記載の連続電気めっき装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1923693A JPH06212492A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 連続電気めっき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1923693A JPH06212492A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 連続電気めっき装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06212492A true JPH06212492A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11993760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1923693A Pending JPH06212492A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 連続電気めっき装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06212492A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013082996A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-05-09 | Almex Pe Inc | 連続メッキ装置 |
WO2013169015A1 (ko) * | 2012-05-10 | 2013-11-14 | 주식회사 잉크테크 | 연속 도금 장치 |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP1923693A patent/JPH06212492A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013082996A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-05-09 | Almex Pe Inc | 連続メッキ装置 |
WO2013169015A1 (ko) * | 2012-05-10 | 2013-11-14 | 주식회사 잉크테크 | 연속 도금 장치 |
KR101441532B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2014-09-17 | 주식회사 잉크테크 | 연속 도금 장치 |
CN104271814A (zh) * | 2012-05-10 | 2015-01-07 | 印可得株式会社 | 连续电镀装置 |
CN104271814B (zh) * | 2012-05-10 | 2016-12-14 | 印可得株式会社 | 连续电镀装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4210339B2 (ja) | 導体プレートや導体箔の電気分解的な処理のための装置 | |
JPS58136797A (ja) | 電気めつき装置および方法 | |
MXPA01005345A (es) | Equipo para plateado en linea.. | |
JPH06212492A (ja) | 連続電気めっき装置 | |
KR101493852B1 (ko) | 강판 도금장치 | |
US6589399B1 (en) | Electrolysis apparatus having liquid squeezer out of contact with strip | |
JPH05140797A (ja) | 連続電気めつき鋼帯の製造方法 | |
JPS6121319B2 (ja) | ||
US7449089B2 (en) | Conveyorized plating line and method for electrolytically metal plating a workpiece | |
JP2004035985A (ja) | 金属箔の表面メッキ装置 | |
JP6414037B2 (ja) | 電気めっきストリップの製造方法 | |
JP5821882B2 (ja) | 金属帯の表面処理方法 | |
JPS5816092A (ja) | 金属ストリツプの電気メツキ用セル | |
JP2761176B2 (ja) | 電解めっき装置のバスケット陽極電極及び電解めっき装置。 | |
JPS63111196A (ja) | 鋼板の水平連続電気メツキ方法 | |
JPH07228995A (ja) | 連続式電気めっき方法 | |
KR0149754B1 (ko) | 레이디얼형 전기도금공정에서 아아크스폿 방지방법 | |
JP2000290800A (ja) | 鋼帯の電解洗浄方法及び装置 | |
JPS60258497A (ja) | 連続式電気メツキ装置 | |
JPS61270395A (ja) | 電気めつき方法 | |
JPH07243089A (ja) | 金属ストリップの片面電気めっき方法 | |
JPS63255394A (ja) | 電気メツキ装置 | |
JPS61186498A (ja) | 水平型電気メツキ設備におけるメツキ操業方法 | |
JP3088443U (ja) | アノード装置の構造 | |
JPS5985891A (ja) | 電解液の流れが均一な電解方法及び電解槽 |