JPH06212416A - スパッタリング装置 - Google Patents

スパッタリング装置

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Publication number
JPH06212416A
JPH06212416A JP1968093A JP1968093A JPH06212416A JP H06212416 A JPH06212416 A JP H06212416A JP 1968093 A JP1968093 A JP 1968093A JP 1968093 A JP1968093 A JP 1968093A JP H06212416 A JPH06212416 A JP H06212416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target material
depth
end point
sputtering
piping part
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1968093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kaneda
哲弥 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP1968093A priority Critical patent/JPH06212416A/ja
Publication of JPH06212416A publication Critical patent/JPH06212416A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターゲット材の消耗度を的確に把握して、そ
の交換頻度を低下させ、ターゲット材の有効利用及び歩
留り向上等を有効に図る。 【構成】 真空チャンバ1内の所定位置にターゲット材
6を設置し、ターゲット材6に対して高電圧を印加する
ことにより、スパッタリングを行うようになっている。
ターゲット材6の裏面側でその表面からの終点深さ位置
付近に、所定パターンの配管部7を形成すると共に、こ
の配管部7を圧力スイッチ12と接続し、ウェハ処理中
にターゲット材6の終点深さを検出し得るようにしたも
のである。配管部7は特に、円弧状もしくは格子状に形
成される。スパッタリング処理反応の進行と伴に、ター
ゲット材6の深さは次第に増大するが、この深さがウェ
ハ処理によって深まって、配管部7に達することによ
り、圧力スイッチ12が作動する。これにより、ウェハ
処理中にターゲット材6の終点深さを確実に検出するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造時
に、ウェハに金属膜を形成するスパッタリング装置、特
にウェハ処理中に金属ターゲットの終点深さを検出可能
なスパッタリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程において、ウェハ
成膜用のスパッタリング装置が使用されている。一般に
スパッタリング装置は、ウェハ処理中のウェハ温度が上
がらないこと、又、ターゲット材の組成通りの金属膜を
成膜することができる等の特徴を有しており、この種の
装置として主流を占めつつある。
【0003】例えば、マグネトロン・スパッタリング装
置において、板状のターゲット材の裏面側の至近位置に
マグネットが設置されており、ターゲット材表面から出
て該ターゲット材に入る磁力線が、ターゲット材表面を
取り囲むようになっている。そしてターゲット材と陽極
との間に数百Vの高電圧を印加して放電を生じさせ、こ
れにより電離電子がマグネトロン運動を行い、高密度プ
ラズマを発生させるようになっている。
【0004】スパッタリング処理反応の進行と伴に、タ
ーゲット材の深さは次第に増大するが、従来ではウェハ
処理中にターゲット材の寿命を直接にモニタリングする
ことができなかった。このため経験上のウェハ処理時
間,ウェハ処理枚数等を管理することにより、定期的に
ターゲット材を交換するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スパッタリング装置では、上記のようにターゲット材の
寿命を間接的にモニタリングするのに留まり、該ターゲ
ット材を定期的に交換するので、その交換時期が早まら
ざるを得ず、このためターゲット材を多量に無駄にする
場合があった。そしてこのように交換頻度が高くなる
と、製造される半導体装置のコストに著しく影響する
上、ウェハ処理効率を低下させる等の問題があった。
【0006】本発明はかかる実情に鑑み、ターゲット材
の消耗度を的確に把握して、その交換頻度を低下させ、
ターゲット材の有効利用及び歩留り向上等を有効に図り
得るスパッタリング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスパッタリング
装置は、真空チャンバ内の所定位置にターゲット材を設
置し、このターゲット材に対して高電圧を印加すること
により、スパッタリングを行うようになっているが、上
記ターゲット材の裏面側に、配管部を形成し、この配管
部に接続して上記ターゲット材の終点深さを検出する検
出手段を備えたものである。
【0008】上記配管部は特に、円弧状もしくは格子状
に形成される。
【0009】
【作用】本発明のスパッタリング装置において、スパッ
タリング処理反応の進行と伴に、ターゲット材の深さは
次第に増大するが、本発明によれば上記ターゲット材の
深さがウェハ処理によって深まり、配管部に達すること
により、ターゲット材の終点深さを検出する検出手段が
作動し、これによりウェハ処理中に上記ターゲット材の
終点深さを確実に検出することができる。
【0010】上記の場合、配管部を円弧状又は格子状に
形成することにより、ターゲット材の終点深さを的確に
検出するようにすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図1及び図2に基づき、本発明による
スパッタリング装置の一実施例を説明する。図におい
て、1はスパッタリングチャンバ(真空チャンバ)、2
はスパッタリングチャンバ1内に設置された据付台、
3,4はこの据付台2の下側に設置されたそれぞれN極
とS極であり、これらの磁極3,4によって図示したよ
うな磁界5が形成される。
【0012】また、6は上記据付台2上の所定位置に固
定された金属ターゲットであり、所望のターゲット材に
より構成されるが、その据付台2側の面に配管部7が形
成されている。この配管部7は、金属ターゲット6の表
面からの終点深さ位置、即ち使用限界深さ付近に設定さ
れている。
【0013】上記配管部7は、本実施例では例えば円弧
状に形成される。金属ターゲット6を据付台2上に固定
する場合、図2において二点鎖線により示したように、
配管部7の外側にOリング等のシール材8を装着し、該
配管部7及び後述する真空検知用配管が大気圧で密閉さ
れるようになっている。なお配管部7は、円弧状の場合
に限らず、例えば格子状に形成してもよく、必要に応じ
てその他のパターンで形成することができる。
【0014】さらに、9は上記据付台2等の構成部材を
支持するための支柱部、10は該支柱部9内を挿通して
おり、その一端10aが上記配管部7側に、また他端1
0bが装置外部11にそれぞれ配置されるようにした真
空検知用配管である。この真空検知用配管10の他端1
0bには、隔膜式の真空検知センサ12が接続されてい
る。そして真空検知センサ12の出力端子13を介し
て、検知した真空を表示又はインターロックをとるよう
になっている。
【0015】本発明のスパッタリング装置では、スパッ
タリング処理反応の進行と伴に、金属ターゲット6が消
費されて、その深さは次第に増大する。即ち、図1に示
した薄肉部6aは、該金属ターゲット6の裏側に設けら
れている配管部7に向かって大きくなる。なお、磁極
3,4によって形成される磁界5のために、本実施例で
は薄肉部6aは円形状になる。
【0016】そして、本発明によれば金属ターゲット6
の終点深さ付近に、配管部7が設置されているため、ウ
ェハ処理により、金属ターゲット6の深さが深まり、つ
まり薄肉部6aが次第に大きくなる。かかる薄肉部6a
が上記配管部7のいずれかの部分に達すると、スパッタ
リングチャンバ1内の真空度が、真空検知用配管10を
介して、即座に真空検知センサ12に伝達される。これ
により真空検知センサ12が作動し、ウェハ処理中に金
属ターゲット6の終点深さを検出することができる。こ
の場合、真空検知センサ12の検知信号に基づき、出力
端子13を介して適宜の表示手段により、終点深さの検
出表示が行われるようになっている。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば金
属ターゲットの消耗量を的確に把握することにより、タ
ーゲット材としての有効部分を完全に使い切るまで使用
することができる。従って、ターゲット材の無駄をなく
し、この結果半導体装置のコストを低減すると共に、交
換頻度を少なくすることによってウェハ処理効率を格段
に向上することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパッタリング装置の一実施例による
要部縦断面図である。
【図2】本発明の上記スパッタリング装置に係る金属タ
ーゲットの底面図である。
【符号の説明】
1 スパッタリングチャンバ 2 据付台 3 N極 4 S極 5 磁界 6 金属ターゲット 7 配管部 8 シール材 9 支柱部 10 真空検知用配管 11 装置外部 12 真空検知センサ 13 出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チャンバ内の所定位置にターゲット
    材を設置し、このターゲット材に対して高電圧を印加す
    ることにより、スパッタリングを行うようにしたスパッ
    タリング装置において、上記ターゲット材の裏面側に、
    配管部を形成し、この配管部に接続して上記ターゲット
    材の終点深さを検出する検出手段を備えたことを特徴と
    するスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 上記配管部は、円弧状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスパッタリング装
    置。
  3. 【請求項3】 上記配管部は、格子状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスパッタリング装
    置。
JP1968093A 1993-01-12 1993-01-12 スパッタリング装置 Withdrawn JPH06212416A (ja)

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JP1968093A JPH06212416A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 スパッタリング装置

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JP1968093A JPH06212416A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 スパッタリング装置

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JPH06212416A true JPH06212416A (ja) 1994-08-02

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ID=12005955

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JP1968093A Withdrawn JPH06212416A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 スパッタリング装置

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JP (1) JPH06212416A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092174A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd 検出器の形成方法
US8795486B2 (en) 2005-09-26 2014-08-05 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. PVD target with end of service life detection capability

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