JPH0621209Y2 - 可変抵抗器の抵抗体 - Google Patents

可変抵抗器の抵抗体

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JPH0621209Y2
JPH0621209Y2 JP1988115182U JP11518288U JPH0621209Y2 JP H0621209 Y2 JPH0621209 Y2 JP H0621209Y2 JP 1988115182 U JP1988115182 U JP 1988115182U JP 11518288 U JP11518288 U JP 11518288U JP H0621209 Y2 JPH0621209 Y2 JP H0621209Y2
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JP
Japan
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adhesive
resistor
sliding surface
resistance wire
receiving groove
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JP1988115182U
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JPH0236009U (ja
Inventor
寛 畠山
康之 荒井
三郎 坪川
修一 岩嶋
利秋 加世田
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株式会社カンセイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧力検出器に使用されている可変抵抗器の抵
抗体構造に関するものである。
〔従来の技術〕 従来のこの種の抵抗体構造としては、例えば第２図に示
す如き構造のものがある。これは圧力検出器内に設備さ
れているフレーム１に架設支持されるレジスタンスプレ
ート２の巻線施し部断面が、第３図に示す如く略楕円形
をなしており、この巻線施し部周面に抵抗線３を適宜間
隔で巻回（ピッチ巻き）保持させているのが現状であ
る。そしてかかる巻回保持されている抵抗線３に、摺動
接点４が繰返し往復摺動されることによって生じる抵抗
線３の緩みを防止するために、第３図で示す如く巻回さ
れた抵抗線３の上側から、接着剤５を塗布している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の接着剤５を塗布するも
のにあっては、その接着剤５の塗布時において、抵抗線
３と、レジスタンスプレート２との間、及び抵抗線３相
互間に生じる毛細血管現象により、その接着剤５が摺動
接点４の摺動面６にまで流れ込み、これが原因で摺動面
６に位置される抵抗線３の表面に接着剤５が付着して、
摺動接点４との接触不良が生じるといった問題点があっ
た。この問題点を解消するため、例えば第４図に示す如
く摺動面６よりできるだけ長い距離ｌを確保できる位置
に接着剤５を塗布して、その接着剤５が摺動面６に到達
されないようにすることも考えられるが、接着剤５の流
動性等によって、上記問題点を確実に解消することはで
きないものであった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたもの
で、レジスタンスプレートの表面における接着剤塗布部
と、摺動面との間に、軸方向に延びる接着剤受け溝を形
成して、摺動面方向へ流動しようとする接着剤を、その
受け溝で受け止めて、摺動面への接着剤の付着を有効に
防止することができる抵抗体を提供することにある。
〔実施例〕
以下に本考案を、第１図に示す実施例に基いて詳細に説
明するが、本実施例の構造と従来例で説明した構造との
同一部分は、従来例で使用した符号を付して、その同一
構造部分の説明は省略する。
即ち本実施例においては、抵抗線３を巻回保持すべきレ
ジスタンスプレート２の表面に、その軸方向に延びる接
着剤受け溝７を形成したことが特長である。この接着剤
受け溝７の形成位置は、接着剤５を塗布すべき位置８
と、摺動面６との間であって、そのレジスタンスプレー
ト２の表面より窪むようにして形成されているものであ
る。
このように、レジスタンスプレート２の表面におて、接
着剤塗布部８と、摺動面６との間に、接着剤受け溝７を
形成したものであるから、その接着剤塗布部８で塗布さ
れた接着剤５が、摺動面６方向へ流動しても、その受け
溝７で受け止められるために、摺動面６への接着剤の流
動が阻止できる。
〔考案の効果〕
従ってこの考案によれば、上記接着剤受け溝７を設ける
ことにより、抵抗線３の緩みを防ぐために処理する塗布
接着剤の流動が、その受け溝７によって阻止され、摺動
面６に流れ込むことがないので、その摺動面６が接着剤
によって汚損されて、抵抗線３と摺動接点４との接触不
良を起すといった不具合が未然に防止できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案よりなる抵抗体の断面説明図、第２図は
従来の可変抵抗器の実施例を示した斜視図、第３図及び
第４図は従来例である抵抗体の断面説明図である。 ２…レジスタンスプレート ３…抵抗線、４…可動接点 ５…接着剤、６…接点摺動面 ７…接着剤受け溝、８…接着剤塗布部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩嶋 修一 埼玉県大宮市日進町２丁目1910番地 関東 精器株式会社内 (72)考案者 加世田 利秋 埼玉県大宮市日進町２丁目1910番地 関東 精器株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】抵抗線(3)が巻回される柱状ボビン(2)の側
    面上軸方向に、前記抵抗線(3)を固定するための接着剤
    塗布部(8)が設けられ、前記抵抗体(3)の他側面上軸方向
    に可動接点(4)が摺動される接点摺動面(6)が設けられた
    ものにおいて、前記柱状ボビン(2)の、接着剤塗布部(8)
    と前記接点摺動面(6)との間に位置しかつ前記接着剤塗
    布部に沿って接着剤受け溝(7)を前記柱状ボビン(2)の表
    面より窪むように形成したことを特徴とする可変抵抗器
    の抵抗体。
JP1988115182U 1988-09-01 1988-09-01 可変抵抗器の抵抗体 Expired - Lifetime JPH0621209Y2 (ja)

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JPH0236009U JPH0236009U (ja) 1990-03-08
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5475058A (en) * 1977-11-28 1979-06-15 Tokyo Cosmos Electric Preparation of variable resistance element
JPS5520262B2 (ja) * 1975-11-07 1980-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520262U (ja) * 1978-07-27 1980-02-08

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JPS5475058A (en) * 1977-11-28 1979-06-15 Tokyo Cosmos Electric Preparation of variable resistance element

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