JPH06212026A - ゴムを加硫するための組成物および薬剤 - Google Patents

ゴムを加硫するための組成物および薬剤

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JPH06212026A
JPH06212026A JP5299522A JP29952293A JPH06212026A JP H06212026 A JPH06212026 A JP H06212026A JP 5299522 A JP5299522 A JP 5299522A JP 29952293 A JP29952293 A JP 29952293A JP H06212026 A JPH06212026 A JP H06212026A
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JP
Japan
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amine
sulfur
cystamine
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rubber
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JP5299522A
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English (en)
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William R Poyner
ウィリアム・レイモンド・ポイナー
Khirud B Chakraborty
キールッド・ベハリ・チャクラボーティ
Ranvir Singh Virdi
ランビル・シン・ビルディ
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ROBINSON BROS Ltd
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ROBINSON BROS Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/37Thiols
    • C08K5/372Sulfides, e.g. R-(S)x-R'
    • C08K5/3725Sulfides, e.g. R-(S)x-R' containing nitrogen

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非毒性かつ加硫もどりや後加硫の欠点のない
加硫可能な組成物およびそのための加硫剤の提供。 【構成】 硫黄で加硫可能なゴム、硫黄または硫黄ドナ
ー、亜鉛化合物、および式:R1−Sn−R−NR23 [式中、Rは少なくとも2個の炭素原子の鎖からなる二
価基、R1は有機基、およびR2およびR3は各々水素ま
たは有機基、但し、NR23はNH(C1-6アルキル)
でない、およびnは整数を表す]で示され、3−(メチ
ルチオ)プロピルアミンを除く含硫黄アミンまたはその
塩よりなる加硫可能な組成物。該アミンは好ましくはシ
スタミンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加硫可能な組成物およ
びゴムを加硫するための薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境および法律からの圧力によ
り、ゴム技術で広範に使用されてきた活性な薬剤の多く
を置き換える必要が生じた。興味深い1つの具体例領域
は、通常は第二級アミンをベースとした化合物の使用で
あり、これは、極端に効果的な加硫促進剤であるが、反
応して毒性のニトロソアミンを生じ得るものである。こ
の問題を回避するために種々の化合物が提案されてき
た。例えば、ジアルキルジチオカルバマートおよびザン
テートの使用がEP−A−0184301に、テトラベ
ンジルチウラムスルフィドの使用がEP−A−0283
552、EP−A−0284649およびEP−A−0
284650に、また組合せの使用がEP−A−041
3504に記載されている。
【0003】これらの化合物は効果的であるものの、そ
れらが提供するキュアの程度は通常、通常の第二級アミ
ン加硫促進剤によって提供されるものよりも低い。1の
かかる加硫促進剤はニトロソ化可能であって発癌性でも
ある(エチレンチオウレアとしても公知である)2−メ
ルカプトイミダゾリンである。
【0004】ケミカル・アブストラクツ80(197
4)16145pは、ジアミノジスルフィド、例えばシ
スタミンは含ハロゲン高分子ゴムで使用するとスコーチ
回数が増加することを開示している。このタイプの組成
物の具体的例は、100部のポリエピクロロヒドリンゴ
ム、5部のPb34、50部のカーボンブラック、1.
5部の2−メルカプトイミダゾリンおよび1部の2,
2’−ジアミノジフェニルジスルフィドよりなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は非毒性
かつ加硫もどりや後加硫の欠点のない加硫剤を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】今回、シスタミンのごと
きジアミノアルキルジスルフィド、およびアミン基およ
び少なくとも1個の硫黄原子を共に有する他の化合物
が、硫黄可能加硫系において、有用な一次および、より
特別には、二次加硫促進剤であることが判明した。アミ
ンとしては、かかる化合物はゴムのキュア速度を増加さ
せるが、本発明の背後にある驚くべき発見は、キュアし
たゴムが安定である、すなわち、一旦キュアがそのプラ
トーに達したら加硫もどりまたは後加硫が起こらないと
いうことである。従って、本発明によると、硫黄加硫ゴ
ム(すなわち、含ハロゲン高分子ゴムでない)用の加硫
剤は、硫黄、酸化亜鉛もしくはもう1つの亜鉛化合物、
および式:R1−Sn−R−NR23 [式中、Rは少なくとも2個の炭素原子の鎖からなる二
価基、R1は有機基、およびR2およびR3は各々水素で
あるか、あるいは有機基、但し、NR23はNH(C
1-6アルキル)でない、およびnは整数を表す]で示さ
れる含硫黄アミンまたはその塩よりなる。しかしなが
ら、加硫温度で比較的安定な化合物であるメチルメルカ
プタンおよびアリルアミンへ分解するその傾向のため、
3−(メチルチオ)プロピルアミンは本発明で使用する
には不適当であり;その使用は加硫もどりを引き起こ
す。
【0007】本発明で使用する含硫黄アミンは、明らか
に、安定化/抗酸化特性ならびに加硫促進剤としての作
用を有する。特に、抗酸化特性が要求される場合、モノ
スルフィド(n=1)が好ましいであろう。このタイプ
の特に安定な化合物は、R1が例えば20個の炭素原子
までの長鎖アルキル基のものである。かくして、例え
ば、該アミンは2−(デシルチオ)エチルアミンであり
得る。
【0008】アミン基に関連して加硫促進効果を得るに
は、R1はもう1つのNR23基を包含するのがしばし
ば好ましい。このタイプの好ましいジアミンは式S
n(RNR232を有する。本発明で用いるアミンの量
は、ゴムの100重量部当たり、0.1ないし2、好ま
しくは0.2ないし1重量部であり得るが、これらの薬
剤はジアミンに特に適しており:モノアミンは対応して
より多くの量を用いることもできる。
【0009】二価の基Rは好ましくは直鎖アルキレン
基、例えばC2-8アルキレン、好ましくは、−CH2CH
2−である。また、Rは芳香族であり得:2,2’−ジ
アミノフェニルジスルフィドは良好な抗酸化特性を有す
る。
【0010】nは、前記したごとく、例えば、4まで、
例えば1までであり得る一方、2が好ましい。従って、
本発明で使用する好ましい化合物は、そのうちシスタミ
ンが最も単純な例であるジアミノアルキルジスルフィド
である。
【0011】本発明で使用するアミンは、一定の条件下
の、第二級アミンであり得る。適当な第二級アミンの例
はジ[2−(N−(2−ベンズチアジル)アミノ)エチ
ル]ジスルフィドである。R2が水素である場合、Rは
例えば−CSSM(M=Naまたは1/2Zn)、−S
Het(Het=2−ベンズチアジルまたは2−チアゾ
リニル)、またはベンジルであり得る。
【0012】また、第三級アミンを使用することもでき
る、すなわち、ここではR2およびR3は各々有機基、例
えば、C1-8アルキルである。1のかかる化合物はテト
ラメチルシスタミンであり、それは、所与の量はシスタ
ミンより効果が低いであろうが、ゴムとの適合性がよい
というシスタミンよりも優れた利点を有する。
【0013】シスタミンについては、一般にR2および
3が各々水素である、すなわち、該アミンが第一級ア
ミンであるのが好ましい。本発明で使用できるさらなる
アミンの例は3,3’−ジチオビスプロピルアミンおよ
び該アミンの塩である。適当な塩はステアリン酸または
ラウリン酸または二酸化炭素とで形成されたものであ
る。
【0014】シスタミン自体は室温で液体である。それ
は特にラテックスゴムと共にそのまま使用できるが、取
扱いの容易性のために、カプセル化することができる。
特にシスタミンを使用する利点は、厭な匂いがなく、粉
砕混合中に問題が少ないことである。それは、加硫促進
剤に加えて、有効な加硫後安定剤として作用し、加硫も
どりなくして加硫物の高いキュア速度および状態を与
え、それゆえ、良好なレオロジー的および物理的特性を
与える。さらに、シスタミンは第一級アミンであるの
で、その使用は安定なニトロソアミンを生じさせない。
【0015】本発明で一次加硫促進剤の効果を高めるた
め、所与のアミン、例えばシスタミンを用いる場合、そ
の加硫促進剤は比較的非毒性であり得る。特に、反応し
て毒性のニトロソアミンを生じない一次加硫促進剤を用
いることができる。
【0016】シスタミンまたは他の含硫黄アミンは、ク
ロロプレンおよび他の含ハロゲン高分子ゴムを除き、広
範囲のエラストマーで有効である。そこで使用できるゴ
ムの例は、天然ゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、ハイ
パロン、SBRおよびEPDMゴムである。該ゴムは乾
燥またはラテックス形態でよい。ニトリルゴムは一般に
加硫もどりに耐性なゴムの例であり;この場合または他
の場合、加硫もどり耐性は本発明の第一義的な目的では
ないが、依然、利点は例えば毒性の減少に関連してい
る。
【0017】含硫黄アミンはジチオカルバマート、チウ
ラム、チアゾールおよびスルフェンアミドのごとき広範
囲の一次加硫促進剤用の二次加硫促進剤として機能す
る。かくして、例えば、低ニトロソアミンキュアリング
系で使用に供されてきたが中庸加硫促進剤にすぎないテ
トラベンジルチウラムジスルフィドもしくはテトラスル
フィドのごとき化合物は、ニトロソアミンを生じかね
ず、従って危険なものとして分類されるアミンをベース
とした加硫促進剤を用いて得られるものに合致するキュ
アが達成させるように促進され得る。その実行が本発明
で高め得る他のかかる加硫促進剤の一般式および具体的
な例はEP−A−0184301、EP−A−0413
504および英国特許出願第9219618.7号に記
載されている。
【0018】前記したごとく、加硫剤は亜鉛化合物を含
有すべきである。これは酸化亜鉛またはジアミン−ジイ
ソシアナト亜鉛のごとき亜鉛錯体であっよい。別法とし
て、あるいはこれに加えて、亜鉛は、一次加硫促進剤と
して作用できる亜鉛化合物として供することができる。
特に、2−メルカプトベンズチアゾールの亜鉛塩、ジベ
ンジルジチオカルバミン酸亜鉛もしくはジイソノニルジ
チオカルバミン酸亜鉛、またはその類似体のごとき含亜
鉛加硫促進剤を用いることができ;もう1つのかかる化
合物は、所望ならば、含リン化合物の利用を回避するこ
とができるのが本発明の利点であるにも拘わらず、ジブ
チルジチオリン酸亜鉛である。
【0019】理論に拘束されるのは意図するところでは
ないが、本発明は含硫黄アミンおよび硫黄の相互作用に
依存するであろう。該2者の複合体もしくは反応生成物
を用いることもでき、それは該アミンおよび亜鉛化合物
の複合体であり得る。別法として、該アミンは、2−メ
ルカプトベンズチアゾールの場合(シスタミン複合体)
におけるごとく、組成物のいずれかの他の成分とで複合
体化したものでよい。硫黄は元素硫黄または利用可能な
形態、すなわち、チウラムまたはジチオジモルホリンの
ごとき硫黄ドナーの形態で供することができる。
【0020】
【実施例】以下の実施例2〜5、7、9、10、12、
14、16、21、24−26、28、30および32
は本発明の組成物およびその使用を説明する。実施例
1、6、8、11、13、15、17−20、22、2
3、27、29および31は比較の目的で掲げる。
【0021】すべての処方において、量は(特に断りの
ない限り)重量部で与える。加硫温度は(特に断りのな
い限り)160℃であった。以下の省略を用いる。 ZBeD=ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛 ZDNC=ジイソノニルジチオカルバミン酸亜鉛 MBT=2−メルカプトベンズチアゾール DPG=1,3−ジフェニルグアニジン P25=ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド PPD=ペンタメチレンジチオカルバミン酸ピペリジニ
ウム DDZ=ジアミンジイソシアナト亜鉛 SMR=標準的なマレーシアゴム SBR=スチレン−ブタジエンゴム NR=天然ゴム NR05=NR100部、ZnO 5部、ステアリン酸
1部、抗酸化剤WSP1部、沈殿被覆炭酸カルシウム5
0部、SRFブラック5部。
【0022】結果をRH(キュア速度)、MH(最大ト
ルク)および加硫もどりの項目で表す。レオメーター曲
線は、グラフが上昇するレオメーター追跡部分としての
RH(%)を与え;MHは最大キュア(kg・cm)を
表す。加硫もどり(%)は(1−MH1/MH2)×10
0から計算し、ここに、MH1およびMH2は、各々、初
期および最終のトルク値である。
【0023】これらの実施例および結果は表1ないし3
に示す。
【0024】表1(実施例1ないし5)は一次加硫促進
剤としてのシスタミンの効果を示す。この場合、シスタ
ミンおよび硫黄のみを、シスタミンの一定レベルにおけ
る硫黄のレベルに依存する異なる程度までのゴムのキュ
アに用いる。
【0025】表1(実施例6ないし8)は、シスタミン
は硫黄の存在下では加硫にZnOを必要とすることを示
す。ステアリン酸は硫黄存在下におけるシスタミンでの
ゴムの加硫に必須ではないことも示されたが、実施例8
はシスタミンは加硫剤として作用しない、すなわち、硫
黄の不存在下ではゴムをキュアすることができないこと
を示す。
【0026】表2はシスタミンおよびそのカルバマート
はジチオカルバマートおよびチウラムと一緒になって効
果的に二次加硫促進剤として作用することを示す。
【0027】(表2に掲げる実施例11および12の結
果を反復する)表3はシスタミンの効率を他の活性化剤
/ブースターと比較する。シスタミンはより速く高い状
態のキュアを示し、加硫もどりは最小である。実施例1
1、12および17ないし23のさらなる比較は、DD
ZまたはDPGを用いるものと比べた、シスタミンを含
有する加硫物で得られた優れた物理特性および加熱−エ
ージング特性を示す。
【0028】実施例24 一次および二次加硫促進剤としてのシスタミン(実施例
12、前記参照)およびN,N,N',N'−テトラメチル
シスタミン(実施例24)の挙動を比較した。いずれの
場合においても、N,N,N',N'−テトラメチルシスタ
ミンはシスタミンよりも低い活性を示す。しかしなが
ら、N,N,N',N'−テトラメチルシスタミンでの加工
の安全性は幾分高い。
【0029】実施例25および26 NRO5 162部、S0.5部およびシスタミンまた
は3−(アミノプロピル)ジスルフィド(各々、実施例
25および26)0.5部の処方は同様のキュアリング
速度および状態を示した。
【0030】実施例27および28 ハイパロン(100部)をジブチルジチオカルバミン酸
ニッケル2.67部およびP25 2.05部(実施例2
7)と共に処方した。この通常の処方は、ハイパロンを
ジイソノニルジチオカルバミン酸ニッケル2.67部、
TBzTD2.91部、シスタミン0.5部、S0.5部
およびペンタエリスリトール3.0部と共に処方した場
合よりも幾分低いキュアの速度および状態を示した。
【0031】実施例29および30 SBR100部、カーボンブラック50部、加工油12
部、ZnO 5部、S0.4部、P25 0.7部および
PPDまたはシスタミン(各々実施例29および30)
1.0部の処方は同様のキュアリング速度および状態を
示した。加硫温度は120℃であった。結果を表4に示
す。
【0032】実施例31および32 EPDM100部、S1.2部およびジチオカルバマー
ト/チアゾール/スルフェンアミドのブレンド5部の処
方(実施例31)を、さらにシスタミン遊離塩基0.5
部を含有する同一の処方(実施例32)と比較した。処
方は180℃でキュアさせた。結果を表4に示し;実施
例32の処方は速キュアリング、低ニトロソアミンキュ
ア系であり、加硫もどりをほとんどあるいは全く示さな
かった。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【発明の効果】本発明により、非毒性かつ加硫もどりや
後加硫の欠点のない加硫可能な組成物およびそのための
加硫剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・レイモンド・ポイナー イギリス、イングランド、ディワイ13・9 エスジー、ウースターシャー、ストアポー ト−オン−セバーン、クロスウェイ・グリ ーン、ストアポート・ロード、レイバンス ウッド(番地の表示なし) (72)発明者 キールッド・ベハリ・チャクラボーティ イギリス、イングランド、ビー21・9ピー エヌ、バーミンガム、ハンズワース、アン ドリュース・ガーデンズ65番 (72)発明者 ランビル・シン・ビルディ イギリス、イングランド、ビー20・1エヌ エル、バーミンガム、ハンズワース・ウッ ド、シルバークロフト・アベニュー17番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫黄で加硫可能なゴム、硫黄または硫黄
    ドナー、亜鉛化合物、および式:R1−Sn−R−NR2
    3 [式中、Rは少なくとも2個の炭素原子の鎖からなる二
    価基、R1は有機基、およびR2およびR3は各々水素で
    あるか、あるいは有機基、但し、NR23はNH(C
    1-6アルキル)でない、およびnは整数を表す]で示さ
    れ、3−(メチルチオ)プロピルアミンを除く含硫黄ア
    ミンまたはその塩よりなる加硫可能な組成物。
  2. 【請求項2】 RがC2-8アルキレン、例えば、−CH2
    CH2−である請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 R1がもう1つのNR23基を包含する
    請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 該アミンが式:Sn(RNR232
    有する請求項3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 R2およびR3が各々水素である前記請求
    項いずれか1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 nが1または2、好ましくは2である前
    記請求項いずれか1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 該アミンがシスタミン(cystamine)また
    はその塩である請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 さらに非毒性一次加硫促進剤よりなる前
    記請求項いずれか1に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 該亜鉛化合物が酸化亜鉛またはジアルキ
    ルジチオカルバミン酸亜鉛である前記請求項いずれか1
    に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 100重量部のゴム当たり0.1ない
    し2、例えば、0.2ないし1重量部の該アミンよりな
    る前記請求項いずれか1に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 前記請求項いずれか1に記載の組成物
    を加熱することを特徴とする加硫ゴムの製法。
  12. 【請求項12】 硫黄もしくは硫黄ドナー、亜鉛化合物
    および前記請求項1ないし8いずれか1に記載のアミン
    よりなる加硫剤。
  13. 【請求項13】 さらに非毒性の一次加硫促進剤よりな
    る請求項12記載の加硫剤。
JP5299522A 1992-12-18 1993-11-30 ゴムを加硫するための組成物および薬剤 Pending JPH06212026A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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GB929226384A GB9226384D0 (en) 1992-12-18 1992-12-18 Compositions and agents for vulcanising rubber
GB9226384 1992-12-18

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Publication Number Publication Date
JPH06212026A true JPH06212026A (ja) 1994-08-02

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ID=10726808

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Country Status (8)

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US (1) US5686536A (ja)
EP (1) EP0602912B1 (ja)
JP (1) JPH06212026A (ja)
AT (1) ATE167213T1 (ja)
DE (1) DE69319077T2 (ja)
DK (1) DK0602912T3 (ja)
ES (1) ES2117107T3 (ja)
GB (1) GB9226384D0 (ja)

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JP2010018691A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The シリカ配合ジエン系ゴム組成物の製造法

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ES2117107T3 (es) 1998-08-01
EP0602912B1 (en) 1998-06-10
GB9226384D0 (en) 1993-02-10
DE69319077D1 (de) 1998-07-16
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EP0602912A1 (en) 1994-06-22

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