JPH0621143Y2 - 操作スイッチ誤操作防止装置 - Google Patents
操作スイッチ誤操作防止装置Info
- Publication number
- JPH0621143Y2 JPH0621143Y2 JP1988021960U JP2196088U JPH0621143Y2 JP H0621143 Y2 JPH0621143 Y2 JP H0621143Y2 JP 1988021960 U JP1988021960 U JP 1988021960U JP 2196088 U JP2196088 U JP 2196088U JP H0621143 Y2 JPH0621143 Y2 JP H0621143Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- switch
- door
- switches
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Television Receiver Circuits (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、テレビジョン受像機などに用いられている、
押圧式ボタン及び可倒式スイッチの誤操作防止装置に関
するものである。
押圧式ボタン及び可倒式スイッチの誤操作防止装置に関
するものである。
(考案の概要) 本考案は、複数の押圧式及び可倒式スイッチの誤操作防
止に関するもので、ドアー内パネルの摺動により、押圧
式スイッチのストローク及び可倒式スイッチの可倒角度
を規制し、スイッチの誤操作を防止することを特長とし
た操作スイッチ誤操作防止装置である。
止に関するもので、ドアー内パネルの摺動により、押圧
式スイッチのストローク及び可倒式スイッチの可倒角度
を規制し、スイッチの誤操作を防止することを特長とし
た操作スイッチ誤操作防止装置である。
(従来の技術) テレビジョン受像機におけるチャンネル選局の為のチュ
ーニングスイッチの様に、一旦チャネルを設定した後で
も、このスイッチが誤って操作される可能性がある。そ
の具体例を第6図及び第7図に示す。キャビネット11
のドアー内11aに、ボリューム15と並んで、チュー
ニングスイッチ13及びプリセットスイッチ14が配置
され、これらのスイッチは、誤操作を防止する為に更に
保護カバー16で覆う様な構造になっている。12はド
アー内を覆う開閉自在のドアーである。
ーニングスイッチの様に、一旦チャネルを設定した後で
も、このスイッチが誤って操作される可能性がある。そ
の具体例を第6図及び第7図に示す。キャビネット11
のドアー内11aに、ボリューム15と並んで、チュー
ニングスイッチ13及びプリセットスイッチ14が配置
され、これらのスイッチは、誤操作を防止する為に更に
保護カバー16で覆う様な構造になっている。12はド
アー内を覆う開閉自在のドアーである。
第7図に示す様に、押圧式スイッチ13の先端が、キャ
ビネットのドアー内11aより飛出し操作可能な状態に
なっている。また、可倒式スイッチ14も、A方向に倒
れ、操作する事が可能である。また、スイッチ類の誤操
作を防止する為の保護カバー16もカバーの爪16aを
キャビネット側の角孔11bに嵌合させる構造になって
おり、紛失を招くおそれがあり、万一保護カバーを紛失
すると、チューニングスイッチ群13,14の誤操作を
招く問題が発生する。
ビネットのドアー内11aより飛出し操作可能な状態に
なっている。また、可倒式スイッチ14も、A方向に倒
れ、操作する事が可能である。また、スイッチ類の誤操
作を防止する為の保護カバー16もカバーの爪16aを
キャビネット側の角孔11bに嵌合させる構造になって
おり、紛失を招くおそれがあり、万一保護カバーを紛失
すると、チューニングスイッチ群13,14の誤操作を
招く問題が発生する。
(考案が解決しようとする課題) 上記、従来技術では、誤操作を防止する為に保護カバー
16を必要とする為、操作時には保護カバーを取り外さ
なければならず、取扱いが面倒である。さらに、他のボ
リューム等操作時に、カバーが手に当り操作性が悪くな
る。また、保護カバーを紛失した時には、チューニング
スイッチ群の誤操作を招くおそれがあるという問題があ
った。
16を必要とする為、操作時には保護カバーを取り外さ
なければならず、取扱いが面倒である。さらに、他のボ
リューム等操作時に、カバーが手に当り操作性が悪くな
る。また、保護カバーを紛失した時には、チューニング
スイッチ群の誤操作を招くおそれがあるという問題があ
った。
(課題を解決するための手段) キャビネットのドアー内部に配置された押圧式スイッチ
及びこれに関連する可倒式スイッチと、前記各スイッチ
が貫挿される孔が設けられると共に、前記ドアー内部に
押圧式スイッチの押圧方向に摺動可能に配置されたドア
ー内パネルとを備え、前記パネルは、その孔に前記各ス
イッチが貫挿された状態で設置されると共に、その背後
には、該パネルを押し上げる方向に付勢する板バネが配
置され、該パネルが押し上げられた状態では前記各スイ
ッチがその操作を規制され、また押し下げられた状態で
は前記各スイッチが操作可能としたことを特徴としてい
る。
及びこれに関連する可倒式スイッチと、前記各スイッチ
が貫挿される孔が設けられると共に、前記ドアー内部に
押圧式スイッチの押圧方向に摺動可能に配置されたドア
ー内パネルとを備え、前記パネルは、その孔に前記各ス
イッチが貫挿された状態で設置されると共に、その背後
には、該パネルを押し上げる方向に付勢する板バネが配
置され、該パネルが押し上げられた状態では前記各スイ
ッチがその操作を規制され、また押し下げられた状態で
は前記各スイッチが操作可能としたことを特徴としてい
る。
(作用) 通常は、ドアー内パネルが手前に押出され、押圧スイッ
チ先端がパネルより飛出さず、また、可倒式スイッチも
パネルの角孔寸法が可倒時の寸法より小さい為、スイッ
チ群の操作は不可である。スイッチ群を操作する時に
は、ドアー内パネルを押込み、パネル表面よりスイッチ
群の先端が飛出す状態で行う。手を離すと、後方のバネ
によりパネルが元の位置に復元する。さらに、戻る時、
可倒式スイッチを倒した状態であっても、スイッチレバ
ーを元の位置(水平)に修正することができる。
チ先端がパネルより飛出さず、また、可倒式スイッチも
パネルの角孔寸法が可倒時の寸法より小さい為、スイッ
チ群の操作は不可である。スイッチ群を操作する時に
は、ドアー内パネルを押込み、パネル表面よりスイッチ
群の先端が飛出す状態で行う。手を離すと、後方のバネ
によりパネルが元の位置に復元する。さらに、戻る時、
可倒式スイッチを倒した状態であっても、スイッチレバ
ーを元の位置(水平)に修正することができる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図〜第5図に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は、その構造を示すものである。キャ
ビネット1に、ドアー2で覆われたドアー内1aが形成
され、通常はドアーで覆われスイッチ群が見えない様に
なっており、スイッチを操作する時にのみドアーを開け
操作をする。ドアー内表面に、前後方向に摺動可能なド
アー内パネル3が配置される。このパネルは、キャビネ
ットに設けられたガイド棒1bに、パネル両端のガイド
孔3bが嵌合しガイド棒に沿って動かす事が可能であ
る。パネル中央部には、後方のスイッチ群の先端部が出
る様に孔が設けられている。パネル後方には、スイッチ
群を取付たプリント基板4と、パネルを前方に押出す為
の板バネ7が配置され、板バネは、プリント基板上に固
定子8によって固定されている。プリント基板は、キャ
ビネット裏面側に設けられたボス1bにビスで固定され
ている。4aは、その為ビス孔である。また、キャビネ
ット1には、ドアー内パネルが外れない為にストッパー
1dと、ドアー内パネルが後方へ摺動した時に内部が見
えない様に、リブ1eとが形成されている。
ビネット1に、ドアー2で覆われたドアー内1aが形成
され、通常はドアーで覆われスイッチ群が見えない様に
なっており、スイッチを操作する時にのみドアーを開け
操作をする。ドアー内表面に、前後方向に摺動可能なド
アー内パネル3が配置される。このパネルは、キャビネ
ットに設けられたガイド棒1bに、パネル両端のガイド
孔3bが嵌合しガイド棒に沿って動かす事が可能であ
る。パネル中央部には、後方のスイッチ群の先端部が出
る様に孔が設けられている。パネル後方には、スイッチ
群を取付たプリント基板4と、パネルを前方に押出す為
の板バネ7が配置され、板バネは、プリント基板上に固
定子8によって固定されている。プリント基板は、キャ
ビネット裏面側に設けられたボス1bにビスで固定され
ている。4aは、その為ビス孔である。また、キャビネ
ット1には、ドアー内パネルが外れない為にストッパー
1dと、ドアー内パネルが後方へ摺動した時に内部が見
えない様に、リブ1eとが形成されている。
次に動作時の状態を、第3図〜第5図を用いて説明す
る。
る。
第3図(a)及び第3図(b)は、可倒スイッチ部の断面図
で、(a)は、通常の状態で、(b)は、スイッチを操作する
為にドアー内パネルを押した状態を示す。第3図(a)で
は、パネルの角孔3d寸法yに対して、スイッチを可倒
した状態の必要寸法xに対して、小さい為、スイッチを
倒す事はできない。パネルの押圧部3aを押し、第3図
(b)に状態にすると前述のxとyの関係は、x≦yとな
る為、スイッチを操作する事が可能である。指を離す
と、パネルは、板バネによって押し戻され、第3図(a)
の状態に戻る。この時、可倒式スイッチを倒した状態で
も、パネルが摺動する時に、元の状態(水平状態)に修
正される為、スイッチを手で修正する必要がない。第4
図(a),(b)は押圧スイッチ部の断面図で、(a)が通常の状
態で、この時は、スイッチの先端がパネルより飛出して
いない為、操作は不可である。パネルを押し、第4図
(b)の状態では、押圧操作が可能である。第5図は、パ
ネル摺動部の上方からの断面図であり、上記と同様に、
(a)が通常の状態を示し、(b)はパネルを押した状態を示
す。プリント基板4は、キャビネットに設けられたボス
1bにビスによって取付られている。ドアー内パネル
は、キャビネットのガイド棒1bに、ガイド孔3aが嵌
合し、ガイド棒1bに沿って摺動する。
で、(a)は、通常の状態で、(b)は、スイッチを操作する
為にドアー内パネルを押した状態を示す。第3図(a)で
は、パネルの角孔3d寸法yに対して、スイッチを可倒
した状態の必要寸法xに対して、小さい為、スイッチを
倒す事はできない。パネルの押圧部3aを押し、第3図
(b)に状態にすると前述のxとyの関係は、x≦yとな
る為、スイッチを操作する事が可能である。指を離す
と、パネルは、板バネによって押し戻され、第3図(a)
の状態に戻る。この時、可倒式スイッチを倒した状態で
も、パネルが摺動する時に、元の状態(水平状態)に修
正される為、スイッチを手で修正する必要がない。第4
図(a),(b)は押圧スイッチ部の断面図で、(a)が通常の状
態で、この時は、スイッチの先端がパネルより飛出して
いない為、操作は不可である。パネルを押し、第4図
(b)の状態では、押圧操作が可能である。第5図は、パ
ネル摺動部の上方からの断面図であり、上記と同様に、
(a)が通常の状態を示し、(b)はパネルを押した状態を示
す。プリント基板4は、キャビネットに設けられたボス
1bにビスによって取付られている。ドアー内パネル
は、キャビネットのガイド棒1bに、ガイド孔3aが嵌
合し、ガイド棒1bに沿って摺動する。
(考案の効果) 本考案により、誤操作防止の必要なスイッチに関して、
ドアー内パネルを押した状態でしか操作できない為、確
実に誤操作を防止できる。また、可倒式スイッチに於い
ては、レバーを倒した状態でもパネル復元時に中央に修
正される為、スイッチ切忘れも防止できる。さらに本考
案では、従来の様に保護カバーが必要なく、当部分にス
イッチの飛出しもない為、他のスイッチ群の操作性も改
善される。
ドアー内パネルを押した状態でしか操作できない為、確
実に誤操作を防止できる。また、可倒式スイッチに於い
ては、レバーを倒した状態でもパネル復元時に中央に修
正される為、スイッチ切忘れも防止できる。さらに本考
案では、従来の様に保護カバーが必要なく、当部分にス
イッチの飛出しもない為、他のスイッチ群の操作性も改
善される。
第1図乃至第5図は本考案実施例を示し、第1図は装置
全体の斜視図、第2図は装置全体の分解斜視図、第3図
は可倒スイッチ部の横断面図、第4図は押圧スイッチ部
の横断面図、第5図は平断面図である。 第6図及び第7図は従来技術を示し、第6図は全体斜視
図、第7図は要部拡大図である。 1……キャビネット、2……ドアー、3……ドアー内パ
ネル、4……プリント基板、5……押圧式スイッチ、6
……可倒式スイッチ、7……板バネ、8……固定子、1
1……キャビネット、12……ドアー、13……押圧式
スイッチ、14……可倒式スイッチ、15……ボリュー
ム、16……保護カバー。
全体の斜視図、第2図は装置全体の分解斜視図、第3図
は可倒スイッチ部の横断面図、第4図は押圧スイッチ部
の横断面図、第5図は平断面図である。 第6図及び第7図は従来技術を示し、第6図は全体斜視
図、第7図は要部拡大図である。 1……キャビネット、2……ドアー、3……ドアー内パ
ネル、4……プリント基板、5……押圧式スイッチ、6
……可倒式スイッチ、7……板バネ、8……固定子、1
1……キャビネット、12……ドアー、13……押圧式
スイッチ、14……可倒式スイッチ、15……ボリュー
ム、16……保護カバー。
Claims (1)
- 【請求項1】キャビネットのドアー内部に配置された押
圧式スイッチ及びこれに関連する可倒式スイッチと、 前記各スイッチが貫挿される孔が設けられると共に、前
記ドアー内部に押圧式スイッチの押圧方向に摺動可能に
配置されたドアー内パネルとを備え、 前記パネルは、その孔に前記各スイッチが貫挿された状
態で設置されると共に、その背後には、該パネルを押し
上げる方向に付勢する板バネが配置され、該パネルが押
し上げられた状態では前記各スイッチがその操作を規制
され、また押し下げられた状態では前記各スイッチが操
作可能としたことを特徴とした操作スイッチ誤操作防止
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988021960U JPH0621143Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 操作スイッチ誤操作防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988021960U JPH0621143Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 操作スイッチ誤操作防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01126021U JPH01126021U (ja) | 1989-08-29 |
JPH0621143Y2 true JPH0621143Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31239650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988021960U Expired - Lifetime JPH0621143Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 操作スイッチ誤操作防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621143Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP1988021960U patent/JPH0621143Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01126021U (ja) | 1989-08-29 |
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