JPH09251347A - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
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- JPH09251347A JPH09251347A JP5902096A JP5902096A JPH09251347A JP H09251347 A JPH09251347 A JP H09251347A JP 5902096 A JP5902096 A JP 5902096A JP 5902096 A JP5902096 A JP 5902096A JP H09251347 A JPH09251347 A JP H09251347A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一の操作部分を用いて、座標入力動作とク
リック入力動作を行い、明確に座標入力とクリック操作
とを区別し、かつ操作感のある座標入力装置を実現する
ことを課題とする。 【解決手段】 座標入力装置１１の表面をタッチパネル
部分１２とし、かつタッチパネル部分１２を押し下げる
ことで突出部１５、ボタンセンサ１６およびばね１７か
らなるスイッチ部分でスイッチ動作ができるように構成
する。
リック入力動作を行い、明確に座標入力とクリック操作
とを区別し、かつ操作感のある座標入力装置を実現する
ことを課題とする。 【解決手段】 座標入力装置１１の表面をタッチパネル
部分１２とし、かつタッチパネル部分１２を押し下げる
ことで突出部１５、ボタンセンサ１６およびばね１７か
らなるスイッチ部分でスイッチ動作ができるように構成
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機や通信
端末等の出力画面上で座標位置を入力する装置に関す
る。
端末等の出力画面上で座標位置を入力する装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンピュータ端末や通信用の携帯
端末などで出力画面上から座標入力やスイッチ動作を行
う場合、出力画面上の固定された枠内の座標を入力する
ためにタッチパネル上の位置をなぞることで座標を指示
し、別にタッチパネル上の一瞬のタッチ動作でスイッチ
動作としてのクリック操作を行っていた。
端末などで出力画面上から座標入力やスイッチ動作を行
う場合、出力画面上の固定された枠内の座標を入力する
ためにタッチパネル上の位置をなぞることで座標を指示
し、別にタッチパネル上の一瞬のタッチ動作でスイッチ
動作としてのクリック操作を行っていた。
【０００３】あるいは、出力画面上の固定された枠内を
タッチパネルとして座標入力を行い、クリック用ボタン
をその固定枠外においてクリック入力を行うようにして
いた。
タッチパネルとして座標入力を行い、クリック用ボタン
をその固定枠外においてクリック入力を行うようにして
いた。
【０００４】しかし、前者の場合のような座標入力操作
やクリック操作では、どちらもタッチするという操作が
同じであり、タッチする時間の違いで機能の判断を行っ
ている。このような、一瞬タッチするというあやふやな
入力動作では、確実に入力を行ったというクリック感が
損なわれるし、またコンピュータ側でもこのような動作
は曖昧であるために、指定したとおりに動作しなかった
り、誤った機能として働いたりするという問題があっ
た。
やクリック操作では、どちらもタッチするという操作が
同じであり、タッチする時間の違いで機能の判断を行っ
ている。このような、一瞬タッチするというあやふやな
入力動作では、確実に入力を行ったというクリック感が
損なわれるし、またコンピュータ側でもこのような動作
は曖昧であるために、指定したとおりに動作しなかった
り、誤った機能として働いたりするという問題があっ
た。
【０００５】一方、後者のような方法では、クリック用
ボタンをその固定枠外においているため、操作性が損な
われるという問題があった。
ボタンをその固定枠外においているため、操作性が損な
われるという問題があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来か
らの出力画面を用いた座標入力やスイッチ動作では、入
力動作が不完全で誤りが多かったり、使用感や操作性の
面で不便であったりする不都合があった。
らの出力画面を用いた座標入力やスイッチ動作では、入
力動作が不完全で誤りが多かったり、使用感や操作性の
面で不便であったりする不都合があった。
【０００７】本発明はこのような問題を解決して、同じ
長方形型の枠内でありながら、座標入力はタッチパネル
で行い、クリックはボタンを押す動作で行い、明確に座
標入力とクリック操作とを区別し、操作感のあるクリッ
ク機能を実現するとともに、誤りが少なく操作性に優れ
た座標入力を実現した座標入力装置の提供を課題とす
る。
長方形型の枠内でありながら、座標入力はタッチパネル
で行い、クリックはボタンを押す動作で行い、明確に座
標入力とクリック操作とを区別し、操作感のあるクリッ
ク機能を実現するとともに、誤りが少なく操作性に優れ
た座標入力を実現した座標入力装置の提供を課題とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の座標入力装置には、座標入力機能を有する
タッチパネルとして動作する上面パネル手段と、前記上
面パネル手段を押し下げることによって接点をオンオフ
するスイッチ手段とを設ける。
め、本発明の座標入力装置には、座標入力機能を有する
タッチパネルとして動作する上面パネル手段と、前記上
面パネル手段を押し下げることによって接点をオンオフ
するスイッチ手段とを設ける。
【０００９】これにより、同一の操作部分を用いて、座
標入力はタッチパネルで行い、クリックはボタンを押す
動作で行い、明確に座標入力とクリック操作とを区別
し、操作感のあるクリック機能を実現することができ
る。
標入力はタッチパネルで行い、クリックはボタンを押す
動作で行い、明確に座標入力とクリック操作とを区別
し、操作感のあるクリック機能を実現することができ
る。
【００１０】また、本発明の他の座標入力装置は、座標
入力機能を有するタッチパネルとして動作する上面パネ
ル手段と、前記上面パネル手段を押し下げることによっ
て接点をオンオフするスイッチ手段とを具備する単位座
標入力手段を複数並べて構成する。
入力機能を有するタッチパネルとして動作する上面パネ
ル手段と、前記上面パネル手段を押し下げることによっ
て接点をオンオフするスイッチ手段とを具備する単位座
標入力手段を複数並べて構成する。
【００１１】これにより、同一の操作部分を用いて、座
標入力はタッチパネルで行い、クリックはボタンを押す
動作で行い、明確に座標入力とクリック操作とを区別
し、操作感のあるクリック機能を実現することができる
とともに、２つボタン対応にすることができる。
標入力はタッチパネルで行い、クリックはボタンを押す
動作で行い、明確に座標入力とクリック操作とを区別
し、操作感のあるクリック機能を実現することができる
とともに、２つボタン対応にすることができる。
【００１２】本発明のさらに他の座標入力装置には、座
標入力機能を有するタッチパネルとして動作する上面パ
ネル手段と、前記上面パネル手段の左右の端部を押し下
げることによって独立に接点をオンオフする２つのスイ
ッチ手段とを設ける。これにより、同一の操作部分を用
いて、座標入力はタッチパネルで行い、クリックはボタ
ンを押す動作で行い、明確に座標入力とクリック操作と
を区別し、操作感のあるクリック機能を実現することが
できるとともに、２つボタン対応にすることができ、か
つ操作部分を小形にすることができる。
標入力機能を有するタッチパネルとして動作する上面パ
ネル手段と、前記上面パネル手段の左右の端部を押し下
げることによって独立に接点をオンオフする２つのスイ
ッチ手段とを設ける。これにより、同一の操作部分を用
いて、座標入力はタッチパネルで行い、クリックはボタ
ンを押す動作で行い、明確に座標入力とクリック操作と
を区別し、操作感のあるクリック機能を実現することが
できるとともに、２つボタン対応にすることができ、か
つ操作部分を小形にすることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】請求項１の発明では、座標入力装
置に座標入力機能を有するタッチパネルとして動作する
上面パネル手段と、前記上面パネル手段を押し下げるこ
とによって接点をオンオフするスイッチ手段とを設けた
ので、同一の操作部分を用いて、座標入力はタッチパネ
ルで行い、クリックはボタンを押す動作で行い、明確に
座標入力とクリック操作とを区別し、操作感のあるクリ
ック機能を実現することができる。
置に座標入力機能を有するタッチパネルとして動作する
上面パネル手段と、前記上面パネル手段を押し下げるこ
とによって接点をオンオフするスイッチ手段とを設けた
ので、同一の操作部分を用いて、座標入力はタッチパネ
ルで行い、クリックはボタンを押す動作で行い、明確に
座標入力とクリック操作とを区別し、操作感のあるクリ
ック機能を実現することができる。
【００１４】また、請求項２の発明では座標入力装置
を、座標入力機能を有するタッチパネルとして動作する
上面パネル手段と、前記上面パネル手段を押し下げるこ
とによって接点をオンオフするスイッチ手段とを具備す
る単位座標入力手段を複数並べて構成したので、同一の
操作部分を用いて、座標入力はタッチパネルで行い、ク
リックはボタンを押す動作で行い、明確に座標入力とク
リック操作とを区別し、操作感のあるクリック機能を実
現することができるとともに、２つボタン対応にするこ
とができる。
を、座標入力機能を有するタッチパネルとして動作する
上面パネル手段と、前記上面パネル手段を押し下げるこ
とによって接点をオンオフするスイッチ手段とを具備す
る単位座標入力手段を複数並べて構成したので、同一の
操作部分を用いて、座標入力はタッチパネルで行い、ク
リックはボタンを押す動作で行い、明確に座標入力とク
リック操作とを区別し、操作感のあるクリック機能を実
現することができるとともに、２つボタン対応にするこ
とができる。
【００１５】また、請求項３の発明では、座標入力装置
に座標入力機能を有するタッチパネルとして動作する上
面パネル手段と、前記上面パネル手段の左右の端部を押
し下げることによって独立に接点をオンオフする２つの
スイッチ手段とを設けたので、同一の操作部分を用い
て、座標入力はタッチパネルで行い、クリックはボタン
を押す動作で行い、明確に座標入力とクリック操作とを
区別し、操作感のあるクリック機能を実現することがで
きるとともに、２つボタン対応にすることができ、かつ
操作部分を小形にすることができる。
に座標入力機能を有するタッチパネルとして動作する上
面パネル手段と、前記上面パネル手段の左右の端部を押
し下げることによって独立に接点をオンオフする２つの
スイッチ手段とを設けたので、同一の操作部分を用い
て、座標入力はタッチパネルで行い、クリックはボタン
を押す動作で行い、明確に座標入力とクリック操作とを
区別し、操作感のあるクリック機能を実現することがで
きるとともに、２つボタン対応にすることができ、かつ
操作部分を小形にすることができる。
【００１６】以下、本発明に係る座標入力装置の各実施
形態を、添付図面を参照にして詳細に説明する。
形態を、添付図面を参照にして詳細に説明する。
【００１７】（実施の形態１）この座標入力装置は、固
定されたボタンを１つと、このボタンの上部にタッチパ
ネルのセンサとを設けたものである。
定されたボタンを１つと、このボタンの上部にタッチパ
ネルのセンサとを設けたものである。
【００１８】図１は座標入力装置を示すもので、（ａ）
は正面図、（ｂ）はボタンが押される前の断面図、
（ｃ）はボタンが押された後の断面図である。図１にお
いて、１１は図２の携帯端末２１に付属する入力装置
（タッチパネル付きクリックボタン）であり、１２はタ
ッチパネル部分である。１６はボタンセンサであり、１
５はボタンセンサ１６を押すための突出部である。１７
はボタンのばね、１８はタッチパネル部分１２をなぞっ
た時の軌跡である。
は正面図、（ｂ）はボタンが押される前の断面図、
（ｃ）はボタンが押された後の断面図である。図１にお
いて、１１は図２の携帯端末２１に付属する入力装置
（タッチパネル付きクリックボタン）であり、１２はタ
ッチパネル部分である。１６はボタンセンサであり、１
５はボタンセンサ１６を押すための突出部である。１７
はボタンのばね、１８はタッチパネル部分１２をなぞっ
た時の軌跡である。
【００１９】図２は、上記座標入力装置１１が実装され
た携帯端末２１を上部から見た外観図である。この図に
おいて、２２はこの携帯端末２１に付属する入力装置
（すなわち入力装置１１）、２３はこの携帯端末のディ
スプレイである。
た携帯端末２１を上部から見た外観図である。この図に
おいて、２２はこの携帯端末２１に付属する入力装置
（すなわち入力装置１１）、２３はこの携帯端末のディ
スプレイである。
【００２０】図３は、携帯端末２１のディスプレイ２３
上の操作点を示す説明図である。この図において、３１
は上記ディスプレイ２３と同じ携帯端末のディスプレ
イ、３２はマウスポインタ、３３は移動後のマウスポイ
ンタをそれぞれ示す。
上の操作点を示す説明図である。この図において、３１
は上記ディスプレイ２３と同じ携帯端末のディスプレ
イ、３２はマウスポインタ、３３は移動後のマウスポイ
ンタをそれぞれ示す。
【００２１】次に、この実施形態の動作を説明する。入
力装置１１上面のタッチパネル部分１２上を、軌跡１８
のように触れることによって、図３に示すように、携帯
端末のディスプレイ上でマウスポインタ３２は、この符
号３２の位置から符号３３の位置に移動する。これによ
って座標指定が可能になる。
力装置１１上面のタッチパネル部分１２上を、軌跡１８
のように触れることによって、図３に示すように、携帯
端末のディスプレイ上でマウスポインタ３２は、この符
号３２の位置から符号３３の位置に移動する。これによ
って座標指定が可能になる。
【００２２】ここでタッチパネル部分１２をそのまま下
方に強く押すと、突出部１５が下方に押し下げられ、ボ
タンセンサ１６が押される。その結果、図１（ｂ）に示
す状態が、図１（ｃ）に示す状態となる。押している力
を抜けば、ばね１７の力で入力装置１１のボタン部分が
図１（ｂ）の状態に復帰する。このような押し下げ動作
でボタンセンサ１６に信号が入力できるので、クリック
動作を実現することができる。
方に強く押すと、突出部１５が下方に押し下げられ、ボ
タンセンサ１６が押される。その結果、図１（ｂ）に示
す状態が、図１（ｃ）に示す状態となる。押している力
を抜けば、ばね１７の力で入力装置１１のボタン部分が
図１（ｂ）の状態に復帰する。このような押し下げ動作
でボタンセンサ１６に信号が入力できるので、クリック
動作を実現することができる。
【００２３】以上のようにクリックボタンとしての入力
動作と、クリックボタンの上面に設けられたタッチパネ
ル部分１２からの座標入力動作とに完全に分けることが
でき、なおかつ、この２つの入力動作を同一の入力装置
で行うことができ、操作感のあるクリック機能と、誤り
が少なく操作性に優れた座標入力とを実現することがで
きる。
動作と、クリックボタンの上面に設けられたタッチパネ
ル部分１２からの座標入力動作とに完全に分けることが
でき、なおかつ、この２つの入力動作を同一の入力装置
で行うことができ、操作感のあるクリック機能と、誤り
が少なく操作性に優れた座標入力とを実現することがで
きる。
【００２４】（実施の形態２）この実施形態の座標入力
装置は、固定されたボタンを横並びの形で２つ設け、こ
れらボタンの上部にタッチパネルのセンサを設けたもの
である。
装置は、固定されたボタンを横並びの形で２つ設け、こ
れらボタンの上部にタッチパネルのセンサを設けたもの
である。
【００２５】この座標入力装置を有する携帯端末を上部
から見た外観図は図１と同じであり、携帯端末のディス
プレイ上の操作点を示す説明図は図３と同様である。
から見た外観図は図１と同じであり、携帯端末のディス
プレイ上の操作点を示す説明図は図３と同様である。
【００２６】図４（ａ）は、上記座標入力装置（２分割
のタッチパネル付きクリックボタン）を示す正面図であ
る。図４（ａ）において４１は入力装置、４２は左タッ
チパネル部分、４３は右タッチパネル部分、４４はこれ
ら左右のタッチパネル部分の間に設けた仕切りである。
また、４９は左タッチパネル部分の上面をなぞった時の
軌跡である。
のタッチパネル付きクリックボタン）を示す正面図であ
る。図４（ａ）において４１は入力装置、４２は左タッ
チパネル部分、４３は右タッチパネル部分、４４はこれ
ら左右のタッチパネル部分の間に設けた仕切りである。
また、４９は左タッチパネル部分の上面をなぞった時の
軌跡である。
【００２７】次に、この実施形態の動作を説明する。こ
の固定座標入力装置では、操作性を損なわないように同
じ場所で座標入力動作と、クリック動作とができるよう
にし、また動作を、触れる動作と押す動作とに明確に区
分し、ボタンを確実に押したというクリック感を出すよ
うにしている。
の固定座標入力装置では、操作性を損なわないように同
じ場所で座標入力動作と、クリック動作とができるよう
にし、また動作を、触れる動作と押す動作とに明確に区
分し、ボタンを確実に押したというクリック感を出すよ
うにしている。
【００２８】入力装置４１の上部左側の左タッチパネル
部分４２に触れると、左タッチパネル部分４２のみが使
用可能になり、右タッチパネル部分４３は使用不可能な
状態になる。このように、これらのタッチパネル部分で
は、現在触れている側が動作し、逆側は反応しなくなる
という自動切り替えが起こるようになっている。
部分４２に触れると、左タッチパネル部分４２のみが使
用可能になり、右タッチパネル部分４３は使用不可能な
状態になる。このように、これらのタッチパネル部分で
は、現在触れている側が動作し、逆側は反応しなくなる
という自動切り替えが起こるようになっている。
【００２９】この状態で左タッチパネル部分４２に、軌
跡４９を描くように触れることによって、右タッチパネ
ル部分４３は入力不可能になり、図３に示すように、携
帯端末のディスプレイ３１上ではマウスポインタ３２
が、マウスポインタ３３の位置に移動する。
跡４９を描くように触れることによって、右タッチパネ
ル部分４３は入力不可能になり、図３に示すように、携
帯端末のディスプレイ３１上ではマウスポインタ３２
が、マウスポインタ３３の位置に移動する。
【００３０】次に、左タッチパネル部分４２でクリック
動作を行う場合には、左タッチパネル部分４２そのまま
強く押し込むことでボタン装置４７が押し下がり、図４
（ｂ）の状態から図４（ｃ）の状態になる。押している
力を抜けば、ボタン装置４７は、ばねの力で図４（ｂ）
の状態に戻り、クリック動作が行われる。
動作を行う場合には、左タッチパネル部分４２そのまま
強く押し込むことでボタン装置４７が押し下がり、図４
（ｂ）の状態から図４（ｃ）の状態になる。押している
力を抜けば、ボタン装置４７は、ばねの力で図４（ｂ）
の状態に戻り、クリック動作が行われる。
【００３１】ところで、タッチパネル部分４２，４３の
座標入力機能は、現在触れている側のみで入力可能であ
り、逆の側からの入力はできないが、クリック入力は左
タッチパネル部分４２に触れていても、触れていなくて
も右タッチパネル部分４３のボタン装置４８はタッチパ
ネル部分とは関係なく押せば、図４（ｄ）に示す状態に
なり、右クリック動作を行うことが可能である。この時
の右クリック動作と左クリック動作の意味は同一であっ
ても良いし、異なっていても良い。
座標入力機能は、現在触れている側のみで入力可能であ
り、逆の側からの入力はできないが、クリック入力は左
タッチパネル部分４２に触れていても、触れていなくて
も右タッチパネル部分４３のボタン装置４８はタッチパ
ネル部分とは関係なく押せば、図４（ｄ）に示す状態に
なり、右クリック動作を行うことが可能である。この時
の右クリック動作と左クリック動作の意味は同一であっ
ても良いし、異なっていても良い。
【００３２】このようにすることによって、入力装置４
１の枠内だけで座標入力とクリック動作が可能であり、
２つの動作を明確に区別でき、かつ２つボタン対応にす
ることができる。
１の枠内だけで座標入力とクリック動作が可能であり、
２つの動作を明確に区別でき、かつ２つボタン対応にす
ることができる。
【００３３】（実施の形態３）この実施形態の座標入力
装置は、ボタンにシーソー形の動作を許し、ボタンを押
す位置で２つボタン対応ができるようにし、ボタンの上
部にタッチパネルのセンサを設けるようにしたものであ
る。
装置は、ボタンにシーソー形の動作を許し、ボタンを押
す位置で２つボタン対応ができるようにし、ボタンの上
部にタッチパネルのセンサを設けるようにしたものであ
る。
【００３４】この座標入力装置を有する携帯端末を上部
から見た外観図は図１と同じであり、携帯端末のディス
プレイ上の操作点を示す説明図は図３と同様である。
から見た外観図は図１と同じであり、携帯端末のディス
プレイ上の操作点を示す説明図は図３と同様である。
【００３５】図５（ａ）は、上記座標入力装置（タッチ
パネル付きクリックボタン）を示す正面図である。図５
（ａ）において５１は入力装置、５２はタッチパネル
部、また、５９はタッチパネル部の上面をなぞった時の
軌跡である。
パネル付きクリックボタン）を示す正面図である。図５
（ａ）において５１は入力装置、５２はタッチパネル
部、また、５９はタッチパネル部の上面をなぞった時の
軌跡である。
【００３６】図５（ｂ）はタッチパネル部５２のボタン
が押される前の断面図であり、図５（ｃ）は左ボタン装
置５５が押された後の断面図である。また、図５（ｄ）
は右ボタン装置５７が押された後の断面図である。５６
はタッチパネル部５２の支点である。
が押される前の断面図であり、図５（ｃ）は左ボタン装
置５５が押された後の断面図である。また、図５（ｄ）
は右ボタン装置５７が押された後の断面図である。５６
はタッチパネル部５２の支点である。
【００３７】次に、この実施形態の動作を説明する。こ
の固定座標入力装置では、操作性を損なわぬように同じ
場所で座標入力動作と、クリック動作とを行うことを可
能とし、また動作を、触れる動作と押す動作とに明確に
区分し、ボタンを確実に押したというクリック感を出す
ようにしている。
の固定座標入力装置では、操作性を損なわぬように同じ
場所で座標入力動作と、クリック動作とを行うことを可
能とし、また動作を、触れる動作と押す動作とに明確に
区分し、ボタンを確実に押したというクリック感を出す
ようにしている。
【００３８】入力装置５１上部のタッチパネル部５２
に、軌跡５９を描くように触れることによって、携帯端
末のディスプレイ３１上ではマウスポインタ３２が、マ
ウスポインタ３３の位置に移動する。
に、軌跡５９を描くように触れることによって、携帯端
末のディスプレイ３１上ではマウスポインタ３２が、マ
ウスポインタ３３の位置に移動する。
【００３９】次に、タッチパネル部５２でクリック動作
を行う場合の動作を説明する。左クリックを行う場合に
は、タッチパネル部５２の左側をそのまま強く押し込む
ことで左ボタン装置５５が押し下がり、図５（ｂ）の状
態から図５（ｃ）の状態になる。押している力を抜け
ば、左ボタン装置５５は、ばねの力で図５（ｂ）の状態
に戻り、左クリック動作が行われる。
を行う場合の動作を説明する。左クリックを行う場合に
は、タッチパネル部５２の左側をそのまま強く押し込む
ことで左ボタン装置５５が押し下がり、図５（ｂ）の状
態から図５（ｃ）の状態になる。押している力を抜け
ば、左ボタン装置５５は、ばねの力で図５（ｂ）の状態
に戻り、左クリック動作が行われる。
【００４０】右クリックを行う場合には、タッチパネル
部５２の右側をそのまま強く押し込むことで右ボタン装
置５７が押し下がり、図５（ｂ）の状態から図５（ｄ）
の状態になる。押している力を抜けば、右ボタン装置５
７は、ばねの力で図５（ｂ）の状態に戻り、右クリック
動作が行われる。
部５２の右側をそのまま強く押し込むことで右ボタン装
置５７が押し下がり、図５（ｂ）の状態から図５（ｄ）
の状態になる。押している力を抜けば、右ボタン装置５
７は、ばねの力で図５（ｂ）の状態に戻り、右クリック
動作が行われる。
【００４１】このようにすることによって、入力装置５
１の枠内だけで座標入力とクリック動作が可能であり、
２つの動作を明確に区別でき、かつ２つボタン対応にす
ることができる。
１の枠内だけで座標入力とクリック動作が可能であり、
２つの動作を明確に区別でき、かつ２つボタン対応にす
ることができる。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、座標入
力装置の表面をタッチパネルとして働かせ、かつタッチ
パネル部分を押し下げることでスイッチ動作ができるよ
うにしたので、１つの操作枠内で、座標入力とクリック
動作が可能になり、俊敏な操作性を維持すると共に、２
つの動作を明確に区別でき、かつクリック感があり、誤
動作の少ない座標入力装置を実現することができる。
力装置の表面をタッチパネルとして働かせ、かつタッチ
パネル部分を押し下げることでスイッチ動作ができるよ
うにしたので、１つの操作枠内で、座標入力とクリック
動作が可能になり、俊敏な操作性を維持すると共に、２
つの動作を明確に区別でき、かつクリック感があり、誤
動作の少ない座標入力装置を実現することができる。
【図１】本発明の第１の実施形態に係る座標入力装置を
示す図。
示す図。
【図２】本発明の第１乃至第３の実施形態に係る座標入
力装置が実装された携帯端末を上部から見た外観図。
力装置が実装された携帯端末を上部から見た外観図。
【図３】本発明の第１乃至第３の実施形態に係る携帯端
末のディスプレイ上の操作点を示す説明図。
末のディスプレイ上の操作点を示す説明図。
【図４】本発明の第２の実施形態に係る座標入力装置を
示す図。
示す図。
【図５】本発明の第３の実施形態に係る座標入力装置を
示す図。
示す図。
１１，２２ 携帯端末の入力装置 １２ タッチパネル部分 １５ 突出部 １６ ボタンセンサ １７ ばね １８ タッチパネル部分上の軌跡 ２１ 携帯端末 ２３，３１ 携帯端末のディスプレイ ３２ マウスポインタ ３３ 移動後のマウスポインタ ４１ 携帯端末の入力装置 ４２ 左タッチパネル部分 ４３ 右タッチパネル部分 ４４ 仕切り ４７，４８ ボタン装置 ４９ 左タッチパネル部分上の軌跡 ５１ 入力装置 ５２ タッチパネル部 ５５ 左ボタン装置 ５６ タッチパネルの支点 ５７ 右ボタン装置 ５９ タッチパネル上の軌跡
Claims (3)
- 【請求項１】 座標入力機能を有するタッチパネルとし
て動作する上面パネル手段と、前記上面パネル手段を押
し下げることによって接点をオンオフするスイッチ手段
とを具備する座標入力装置。 - 【請求項２】 座標入力機能を有するタッチパネルとし
て動作する上面パネル手段と、前記上面パネル手段を押
し下げることによって接点をオンオフするスイッチ手段
とを具備する単位座標入力手段を複数並べて構成するこ
とを特徴とする座標入力装置。 - 【請求項３】 座標入力機能を有するタッチパネルとし
て動作する上面パネル手段と、前記上面パネル手段の左
右の端部を押し下げることによって独立に接点をオンオ
フする２つのスイッチ手段とを具備する座標入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5902096A JPH09251347A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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