JPH06211424A - 折機のミシン目位置調整装置 - Google Patents

折機のミシン目位置調整装置

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Publication number
JPH06211424A
JPH06211424A JP584193A JP584193A JPH06211424A JP H06211424 A JPH06211424 A JP H06211424A JP 584193 A JP584193 A JP 584193A JP 584193 A JP584193 A JP 584193A JP H06211424 A JPH06211424 A JP H06211424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
diameter
cylinder
transverse
stuff
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP584193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Ota
保孝 大田
Yasunobu Omi
康信 尾美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH06211424A publication Critical patent/JPH06211424A/ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 重ね合わされた折帖の平行折精度を向上でき
て、折精度の良好な重ね折折帖を得られる。 【構成】 横ミシン胴21の1回転目と2回転目とで針
穴のあるカツトオフ面から内折帖aに入れる横ミシン目
の位置L/2(L=πD)、及び外折帖bに入れる横ミ
シン目の位置Sを にする。そのためには、横ミシン胴21の直径を1折帖
のカツトオフ長に相当した円周長をもつ円の直径Dに等
しい1倍径とし、同横ミシン胴21に1個の横ミシン刃
を設置して、横ミシン胴21の1回転で1カツトオフ長
に1箇所の横ミシン目を入れるようにし、さらに横ミシ
ン胴の1回転目の回転角と2回転目の回転角とを回転角
変更機構(二重歯車装置)22により変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折機のミシン目位置調
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の重ね折りを行う折機を図3により
説明すると、図示しない三角板、ガイドローラ、第1段
ニツピングローラ等を経て横ミシン胴1と受け胴2との
間へ引き込まれたウエブは、横ミシン胴1の横ミシン刃
7により横ミシン目を入れられる。
【0003】次いで一対の第2段ニツピングローラ3に
より鋸胴4と折胴5との間へ送り込まれ、折胴5の針1
0の刺通しにより把持されると同時に鋸胴4の鋸刃9に
より切断(以下カツトオフと称する)されて、切断紙ま
たは折帖になる。以下これらを代表して折帖と称する。
次いで折胴5の折ブレード11とくわえ胴6のくわえ装
置12とにより平行折が行われる。
【0004】ここで1折帖のカツトオフ長に相当した円
周長をもつ円の直径Dを1倍径と称することにすると、
図3の横ミシン胴1、受け胴2、鋸胴4は、2倍径であ
る。また折胴5、くわえ胴6は、3倍径になっている。
そして横ミシン刃7と横ミシン刃受け8と鋸刃9とが横
ミシン胴1と受け胴2と鋸胴4とに2個ずつ設けられ、
針10と折ブレード11とくわえ装置12とが折胴5と
くわえ胴6とに3個ずつ設けられている。
【0005】そのため、鋸胴4の1回転により略中央例
えばL/2にミシン目が入れられた2部の内折帖a、外
折帖bが作成される。そして針10と折ブレード11と
の作動タイミングを制御する重ね装置(図示せず)によ
り、折胴5の1回転目に内折帖aが針10に刺通され
て、折胴5の外周面に巻き付けられ、折胴5の2回転目
に外折帖bが同じ位置の針10に刺通されて、外折帖b
が内折帖aの外側に重ね合わされる。
【0006】この折胴5上に重ね合わされた内折帖a及
び外折帖bは、折ブレード11により横ミシン目の所で
2つに折られながらくわえ胴6のくわえ装置12へ挿入
される。このとき、折胴5の回転が、折胴5の歯車5G
→中間歯車13G→第2段ニツピングローラ3の駆動歯
車3G→中間歯車14G→中間歯車15G→受け胴2の
歯車2G→横ミシン胴1の歯車1Gを経て横ミシン胴1
に伝えられて、同横ミシン胴1が駆動される。
【0007】なお一般に胴或いはローラに取付けられて
いる歯車のP.C.Dは、胴或いはローラの径と略同じ
なので、図3の場合には、胴またはローラの径と歯車の
P.C.Dとが重なっている。上記駆動系により2倍径
の横ミシン胴1が回転しているので、折胴5に重ね合わ
された内折帖a及び外折帖bの横ミシン目がずれたとき
は、横ミシン胴1の2個の横ミシン刃7の位置をシム調
整等によりずらしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図3に示す従来の
折機には、次の問題があった。即ち、折胴5上に重ね合
わされた内折帖a及び外折帖bの横ミシン目は、針10
の刺通側のカツトオフ面から同じ距離、例えばL/2を
隔てて入れている。一方、内折帖a及び外折帖bの厚み
をtとすると、内折帖aの折胴5に巻き付く平均半径
は、
【0009】
【数1】 になり、外折帖bの折胴5に巻き付く平均半径は、
【0010】
【数2】 になるので、内折帖a及び外折帖bの横ミシン目の位置
は、前記カツトオフ面からの角度に換算すると、それぞ
れは、
【0011】
【数3】
【0012】
【数4】 になり、互いが角度Δθ=(θ−θ’)だけずれる。も
っとも針と折帖の針穴との間の遊び等により、上記のよ
うにずれるとは限らない。しかし折帖の厚みtが厚い
程、上記ずれが大きくなる傾向にあることは事実であ
る。このずれにより、内折帖a及び外折帖bに横ミシン
目を設けても、横ミシン目位置で平行折を正確に、容易
に行うことができなくなり、重ね合わされた折帖の平行
折精度が悪化して、不良折帖が生じるという問題があっ
た。
【0013】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、重ね合わされた折帖の平
行折精度を向上できて、折精度の良好な重ね折折帖を得
られる折機のミシン目調整装置を提供しようとする点に
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、紙葉の重ね折を行う折機において、1
折帖のカツトオフ長に相当した円周長をもつ円の直径に
等しい1倍径の横ミシン胴を有し、同横ミシン胴の駆動
系に、横ミシン胴の1回転目と2回転目とでウエブに入
れる横ミシン目の位置を変える回転角変更機構を設けて
いる。
【0015】
【作用】本発明の折機のミシン目調整装置は前記のよう
に構成されており、横ミシン胴の1回転目と2回転目と
でウエブに入れる横ミシン目の位置を変える。その際、
針穴のあるカツトオフ面から内、外折帖に入れる横ミシ
ン目の位置を
【0016】
【数5】 になるように、内折帖の横ミシン目の位置L/2(L=
πD)に対して外折帖に入れる横ミシン目の位置をSに
する。上記のように内、外折帖に入れる横ミシン目の位
置をL/2、Sにするためには、横ミシン胴の直径を1
折帖のカツトオフ長に相当した円周長をもつ円の直径に
等しい1倍径とし、同横ミシン胴に1個の横ミシン刃を
設置して、横ミシン胴の1回転で1カツトオフ長に1箇
所の横ミシン目を入れるようにし、さらに横ミシン胴の
1回転目の回転角と2回転目の回転角とを変化させる。
この回転角の変更を回転角変更機構により行う。
【0017】
【実施例】次に本発明の折機のミシン目調整装置を図
1、図2に示す一実施例により説明すると、図1の3が
一対の第2段ニツピングローラ、4が2倍径の鋸胴、5
が3倍径の折胴、6が3倍径のくわえ胴、21が1倍径
の横ミシン胴、21’が受け胴である。
【0018】上記折胴5の回転が、折胴5の歯車5G→
中間歯車13G→第2段ニツピングローラ3の歯車3G
→中間歯車14G→中間歯車15G→1倍径の受け胴2
1’の歯車2’1G→中間歯車16G→中間歯車17G
→第1段ニツピングローラ18の歯車18G→中間歯車
19G→2倍径の2重歯車装置(回転角変更機構)22
→中間歯車20G→横ミシン胴21の歯車21Gを経て
1倍径の横ミシン胴21が駆動される。
【0019】このとき、受け胴の歯車2’Gと横ミシン
胴21の歯車21Gとは、軸方向にシフトしていて、噛
み合ってない。次に前記2重歯車装置(回転角変更機
構)22を図2により具体的に説明すると、同2重歯車
装置22は、中間歯車19Gに噛み合っている2倍径の
原動歯車23Gと、同原動歯車23Gを回転可能に支持
した軸24と、同軸24の右端に取付けたエンドプレー
ト28と、上記原動歯車23Gに固定したピン25と、
同ピン25にラジアル方向には移動し得るようにまた回
転方向には係合するように嵌合した従動歯車26Gと、
同従動歯車26Gを回転可能に支持した軸27と、同軸
27の右端に設けたスライド部30と、同スライド部3
0を中間歯車20Gと2倍径の従動歯車26Gとの噛合
点M(図1参照)における従動歯車26Gのラジアル方
向に対して直交するx方向(図1、図2(A)参照)に
移動し得るように嵌合している矩形溝31と、同矩形溝
31を加工した固定プレート32と、ピツチP1 のねじ
穴を有し且つスライド部30に固定したブロツク33
と、上記固定プレート32に固定し且つピツチP1 のね
じとねじれ角の異なるピツチP2のねじ穴を有するブロ
ツク34と、上記各ブロツク33、34のねじ穴に螺合
した差動調整ねじ35と、同差動調整ねじ35に設けた
手動ハンドル36とにより構成されている。
【0020】上記差動調整ねじ35を回すと(図2では
手動ハンドル36により差動調整ねじ35を回すように
なっているが、運転中、遠隔操作するため、ロータリア
クチユエータ(図示せず)等により回す場合もある)、
スライド部30を有する軸27が固定プレート32の矩
形溝31に沿ってx方向に移動する。このときの移動量
は、差動調整ねじ35の1回転につきP1 −P2 にな
り、従動歯車26Gは、原動歯車23Gに対して移動量
eだけ偏心する。ピン25により従動歯車26Gは、原
動歯車23Gに対して回転方向には係合するようになっ
ているので、原動歯車23Gが1回転する間に同原動歯
車23Gの前半の1/2回転及び後半の1/2回転に対
して従動歯車26Gは、それぞれ(180°−2α)及
び(180°+2α)回転する。但しαは、偏心量(移
動量)eに相当するピン25の回転角度である。
【0021】上記2重歯車装置(回転角変更機構)22
において、1倍径の横ミシン胴21は、2倍径の従動歯
車26Gの1回転により2回転するが、横ミシン胴21
は、初めの1回転目に従動歯車26Gの回転角度(18
0°−2α)に対応する角度β1 =(180°−2α)
/180°回転し、次の2回転目に従動歯車26Gの回
転角度(180°+2α)に対応する角度β2 (180
°+2α)/180°回転し、これらの角度β1 、β2
の合計が横ミシン胴21の2回転になる。
【0022】この横ミシン胴21の2回転の間に、ウエ
ブは、2カツトオフ分の長さ2Lだけ走行するので、各
1カツトオフ分Lのウエブには、横ミシン胴21の回転
角度β1 、β2 に相当する位置に横ミシン目が入れられ
る。このように横ミシン目が入れられたウエブは、鋸胴
4により断裁されて、内折帖a及び外折帖bになるの
で、内折帖a及び外折帖bの横ミシン目の位置は、それ
ぞれL/2及びSになる(図2(D)参照)。
【0023】図2(B)の移動量eは、誇張表示されて
おり、実際には、噛合点Mにおけるx方向の移動量e
は、従動歯車26Gと中間歯車20Gとの間に設けたバ
ツクラツシユを少し大きめに取るだけで充分に賄われる
量であり、従動歯車26Gと中間歯車20Gとの中心距
離を移動量eに応じて変える必要はない。なお本実施例
では、横ミシン胴21と受け胴21’とが1倍径になっ
ているので、これら胴周り部分がコンパクトになる利点
がある。
【0024】
【発明の効果】本発明の折機のミシン目調整装置は前記
のように重ね合わされる内折帖及び外折帖のうち、内折
帖に入れられた横ミシン目に対して外折帖に入れられる
横ミシン目の位置を調整できるので、折胴上で重ね合わ
されたとき、内折帖及び外折帖の横ミシン目の位置ずれ
をなくすことができて、重ね合わされた折帖の平行折精
度を向上できて、折精度の良好な重ね折折帖を得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折機のミシン目調整装置の一実施例を
示す側面図である。
【図2】(A)は同ミシン目調整装置の回転角変更機構
を拡大した縦断側面図、(B)は原動歯車及び従動歯車
を示す正面図、(C)は従動歯車の回転角を示す説明
図、(D)は折帖の横ミシン目位置を示す説明図であ
る。
【図3】(A)は従来の折機を示す側面図、(B)は折
帖の横ミシン目位置を示す説明図である。
【符号の説明】
a 内側折帖 b 外側折帖 21 横ミシン胴 22 回転角変更機構(二重歯車装置) 23 原動歯車 25 ピン 26G 従動歯車 27 軸 30 スライド部 31 矩形溝 32 固定プレート 35 差動調整ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉の重ね折を行う折機において、1折
    帖のカツトオフ長に相当した円周長をもつ円の直径に等
    しい1倍径の横ミシン胴を有し、同横ミシン胴の駆動系
    に、横ミシン胴の1回転目と2回転目とでウエブに入れ
    る横ミシン目の位置を変える回転角変更機構を設けたこ
    とを特徴とする折機のミシン目位置調整装置。
JP584193A 1993-01-18 1993-01-18 折機のミシン目位置調整装置 Withdrawn JPH06211424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP584193A JPH06211424A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 折機のミシン目位置調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP584193A JPH06211424A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 折機のミシン目位置調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH06211424A true JPH06211424A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11622248

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP584193A Withdrawn JPH06211424A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 折機のミシン目位置調整装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404