JPH06211403A - プリンタの用紙集積システム - Google Patents
プリンタの用紙集積システムInfo
- Publication number
- JPH06211403A JPH06211403A JP5265785A JP26578593A JPH06211403A JP H06211403 A JPH06211403 A JP H06211403A JP 5265785 A JP5265785 A JP 5265785A JP 26578593 A JP26578593 A JP 26578593A JP H06211403 A JPH06211403 A JP H06211403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- paper
- wings
- printer
- stacking system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/26—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by dropping the articles
- B65H29/34—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by dropping the articles from supports slid from under the articles
Abstract
(57)【要約】
【目的】プリンタから排出される用紙を、セイルを起こ
させることなく順次整列させた状態で集積する。 【構成】排出される用紙を受けるトレーの底部２４の両
側には、用紙の両側縁を一時的に支持する一対の翼３
２，３４が備えられ、この翼は用紙を支持した状態から
両側へ回動して用紙を、トレーの底部２４に開放する。
両翼は、用紙出力方向前方側にいくにしたがって互いに
集束するようにその内側の端縁を形成すると共に、後方
側にいくにしたがって下方に向けて傾斜するようにされ
ている。この結果、用紙が翼から開放された時に該用紙
は、後方側から落下して前方にセイルを生じさせる空気
を逃がす。
させることなく順次整列させた状態で集積する。 【構成】排出される用紙を受けるトレーの底部２４の両
側には、用紙の両側縁を一時的に支持する一対の翼３
２，３４が備えられ、この翼は用紙を支持した状態から
両側へ回動して用紙を、トレーの底部２４に開放する。
両翼は、用紙出力方向前方側にいくにしたがって互いに
集束するようにその内側の端縁を形成すると共に、後方
側にいくにしたがって下方に向けて傾斜するようにされ
ている。この結果、用紙が翼から開放された時に該用紙
は、後方側から落下して前方にセイルを生じさせる空気
を逃がす。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は広義にはプリンタから
排出された用紙の収集に用いるシステムに関する。より
詳細には、この発明は排出された用紙を整列した状態に
積み上げる機構を含む用紙集積システムに関する。
排出された用紙の収集に用いるシステムに関する。より
詳細には、この発明は排出された用紙を整列した状態に
積み上げる機構を含む用紙集積システムに関する。
【０００２】
【従来技術と発明が解決しようとする課題】従来の単用
紙プリンタでは、用紙は、用紙を取り上げ、これをプリ
ンタにフィードし、それをプリンタの出力ポートから排
出する印刷サイクルを経る。排出された後、用紙は出力
トレーに落ち、このようにして連続する用紙が積み重な
って出力集積体を形成する。用紙が直接トレーに落ち
て、垂直方向にほぼ整列した用紙の集積体を形成するの
が理想的である。かかる集積体は個人用、事務用のいず
れのアプリケーションにおいても望ましく、安定した、
しかも後で用紙を処理する際にも取扱の容易なものとな
る。
紙プリンタでは、用紙は、用紙を取り上げ、これをプリ
ンタにフィードし、それをプリンタの出力ポートから排
出する印刷サイクルを経る。排出された後、用紙は出力
トレーに落ち、このようにして連続する用紙が積み重な
って出力集積体を形成する。用紙が直接トレーに落ち
て、垂直方向にほぼ整列した用紙の集積体を形成するの
が理想的である。かかる集積体は個人用、事務用のいず
れのアプリケーションにおいても望ましく、安定した、
しかも後で用紙を処理する際にも取扱の容易なものとな
る。
【０００３】しかし、従来のプリンタから排出された用
紙は出力トレーに直接落ちることはまれである。むし
ろ、用紙の落下はさまざまな動的空気力によってランダ
ムなものになる。かかる動的空気力は当業界で“セイ
ル”として一般に知られている効果を発生する。用紙の
セイルは多くの場合、用紙が空気を切って用紙の排出の
方向に滑空することを特徴とし、出力トレーの範囲を超
えて飛ぶこともある。かかる効果によって用紙の集積は
不安定になり、結果的に用紙が床に落ち、用紙を手で積
み直さねばならなくなることも多い。
紙は出力トレーに直接落ちることはまれである。むし
ろ、用紙の落下はさまざまな動的空気力によってランダ
ムなものになる。かかる動的空気力は当業界で“セイ
ル”として一般に知られている効果を発生する。用紙の
セイルは多くの場合、用紙が空気を切って用紙の排出の
方向に滑空することを特徴とし、出力トレーの範囲を超
えて飛ぶこともある。かかる効果によって用紙の集積は
不安定になり、結果的に用紙が床に落ち、用紙を手で積
み直さねばならなくなることも多い。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の用紙集積シス
テムは用紙の上述したセイルの問題に対処するものであ
り、かかるシステムは用紙がプリンタの出力ポートから
プリンタの出力トレーの底に達するまでに用紙に作用す
る動的空気力を補償するように設計された機構を有す
る。この目的のために、このシステムはプリンタの出力
ポートに隣接して排出直後の用紙の受取を制御するよう
に配置された一対の間隔をおいたセイル防止翼を有す
る。これらの翼はトレーの底に可動に連結されており、
それぞれが用紙支持面をなす。用紙支持面は用紙の排出
方向に向かって収束し、反対方向にはトレーの底に向か
う。翼が反対方向に同時に移動することによって支持さ
れた用紙は後から前に順次解放され、用紙は出力集積体
の上にほぼ垂直に落ちる。
テムは用紙の上述したセイルの問題に対処するものであ
り、かかるシステムは用紙がプリンタの出力ポートから
プリンタの出力トレーの底に達するまでに用紙に作用す
る動的空気力を補償するように設計された機構を有す
る。この目的のために、このシステムはプリンタの出力
ポートに隣接して排出直後の用紙の受取を制御するよう
に配置された一対の間隔をおいたセイル防止翼を有す
る。これらの翼はトレーの底に可動に連結されており、
それぞれが用紙支持面をなす。用紙支持面は用紙の排出
方向に向かって収束し、反対方向にはトレーの底に向か
う。翼が反対方向に同時に移動することによって支持さ
れた用紙は後から前に順次解放され、用紙は出力集積体
の上にほぼ垂直に落ちる。
【０００５】
【実施例】図１は典型的な単用紙プリンタ10を示し、こ
のプリンタ10はシャーシ12、入力トレー14、および（一
部破断して示す）出力トレー16を有する。印刷サイクル
中、用紙はこのプリンタに引き込まれ、印刷が行われ、
プリンタの出力ポート18から方向A に排出される。かか
る動作は主として複数の間隔をおいた駆動ローラ20（破
線で示す）を用いて行われ、かかる駆動ローラ20はモー
タ駆動の駆動軸22（これも破線で示す）に動作可能に接
続されている。
のプリンタ10はシャーシ12、入力トレー14、および（一
部破断して示す）出力トレー16を有する。印刷サイクル
中、用紙はこのプリンタに引き込まれ、印刷が行われ、
プリンタの出力ポート18から方向A に排出される。かか
る動作は主として複数の間隔をおいた駆動ローラ20（破
線で示す）を用いて行われ、かかる駆動ローラ20はモー
タ駆動の駆動軸22（これも破線で示す）に動作可能に接
続されている。
【０００６】プリンタから排出されると、用紙は本発明
の用紙集積システムを介してプリンタの出力ポートから
プリンタの出力トレー上に形成された用紙の集積体に送
られる。本発明のシステムを用いるとき、この動作は一
般に用紙が直線的に排出され、集積体の上に一時的に支
持され、集積体に徐々にほぼ垂直に送られる。したがっ
て、用紙は集積体に送られる前に休止位置に達する。プ
リンタがインクジェット印刷ヘッドを有する場合、前に
排出され積み重ねられた用紙上のインクが次の用紙が来
る前に乾く時間をとることができる。
の用紙集積システムを介してプリンタの出力ポートから
プリンタの出力トレー上に形成された用紙の集積体に送
られる。本発明のシステムを用いるとき、この動作は一
般に用紙が直線的に排出され、集積体の上に一時的に支
持され、集積体に徐々にほぼ垂直に送られる。したがっ
て、用紙は集積体に送られる前に休止位置に達する。プ
リンタがインクジェット印刷ヘッドを有する場合、前に
排出され積み重ねられた用紙上のインクが次の用紙が来
る前に乾く時間をとることができる。
【０００７】実施例において、上述した動作はプリンタ
の出力トレー16に内蔵された用紙集積システムによって
行われる。しかし、当業者にはこの発明のシステムはこ
れに限定されないことが理解されるであろう。このシス
テムは用紙がトレーに垂直に移動するように用紙を解放
することができるように構成されていればよい。
の出力トレー16に内蔵された用紙集積システムによって
行われる。しかし、当業者にはこの発明のシステムはこ
れに限定されないことが理解されるであろう。このシス
テムは用紙がトレーに垂直に移動するように用紙を解放
することができるように構成されていればよい。
【０００８】図２と図３には、プリンタ10の出力トレー
を単独で示しており、このトレーはプリンタから排出さ
れた用紙を上述した方法で整列した状態で垂直に積み重
ねることを可能にする用紙集積システムを内蔵してい
る。図示するように、出力トレー16はほぼ水平な底部24
を有し、この底部は用紙の集積体26を下から支持するこ
とができるような大きさと形状になっている。一対の間
隔をおいた側壁28、30が底部の対向する側に隣接して配
置され、そこからほぼ垂直に伸長する。これらの壁はそ
の間に排出された用紙が入れるだけの距離をおいて配置
されている。従来の技術と同様に、出力トレーはプリン
タのシャーシに隣接して配置されている。トレーカバー
（図示せず）をこれらの壁の上部を横切って伸長するよ
うに配置することができ、これによってトレーは一端だ
けが開いた通路31を形成する。
を単独で示しており、このトレーはプリンタから排出さ
れた用紙を上述した方法で整列した状態で垂直に積み重
ねることを可能にする用紙集積システムを内蔵してい
る。図示するように、出力トレー16はほぼ水平な底部24
を有し、この底部は用紙の集積体26を下から支持するこ
とができるような大きさと形状になっている。一対の間
隔をおいた側壁28、30が底部の対向する側に隣接して配
置され、そこからほぼ垂直に伸長する。これらの壁はそ
の間に排出された用紙が入れるだけの距離をおいて配置
されている。従来の技術と同様に、出力トレーはプリン
タのシャーシに隣接して配置されている。トレーカバー
（図示せず）をこれらの壁の上部を横切って伸長するよ
うに配置することができ、これによってトレーは一端だ
けが開いた通路31を形成する。
【０００９】トレーの底部には一対の細長い翼32、34が
枢転可能に取り付けられており、翼はそれぞれトレーの
側壁の１つに沿って伸長する。図示するように、これら
の翼はほぼ平面状であり、通常トレーの底部に対して内
向きに鋭角に枢転する。各翼はその最上部に用紙支持面
32a 、34a をなし、これらの面は用紙26a 等の排出され
た用紙を選択的、集合的に支持することができる。翼に
用紙26a を支持するのに要する構造的な完全性を提供す
るために、これらの翼は剛性であり、プラスティック等
の軽量な材料から形成される。
枢転可能に取り付けられており、翼はそれぞれトレーの
側壁の１つに沿って伸長する。図示するように、これら
の翼はほぼ平面状であり、通常トレーの底部に対して内
向きに鋭角に枢転する。各翼はその最上部に用紙支持面
32a 、34a をなし、これらの面は用紙26a 等の排出され
た用紙を選択的、集合的に支持することができる。翼に
用紙26a を支持するのに要する構造的な完全性を提供す
るために、これらの翼は剛性であり、プラスティック等
の軽量な材料から形成される。
【００１０】実施例において。また図３から最もよくわ
かるように、翼34は第１および第２の脚36、38を介して
トレーの底部に固着される。かかる脚はそれぞれが底部
に直接枢着されたピン36a 、38a を有する。翼34の枢転
は１方向にはトレーの側壁30によって制限され、他の方
向には一方の脚に隣接するストッパ（図示せず）によっ
て制限されている。翼32は同様な方法でトレーの底部に
固着されている。したがって、これらの翼はトレーの底
部24に対して同時に枢転することができ、それぞれの翼
は２つの翼方向の間で枢転するように反対方向に枢転す
ることができる。かかる枢転は翼制御タブ40、42が好適
にはプリンタの枢転アッセンブリー44（図１参照）によ
って同時に係合されることによって行われる。
かるように、翼34は第１および第２の脚36、38を介して
トレーの底部に固着される。かかる脚はそれぞれが底部
に直接枢着されたピン36a 、38a を有する。翼34の枢転
は１方向にはトレーの側壁30によって制限され、他の方
向には一方の脚に隣接するストッパ（図示せず）によっ
て制限されている。翼32は同様な方法でトレーの底部に
固着されている。したがって、これらの翼はトレーの底
部24に対して同時に枢転することができ、それぞれの翼
は２つの翼方向の間で枢転するように反対方向に枢転す
ることができる。かかる枢転は翼制御タブ40、42が好適
にはプリンタの枢転アッセンブリー44（図１参照）によ
って同時に係合されることによって行われる。
【００１１】構造付随翼32、34について特に図２および
図３を参照してさらに説明すると、かかる翼にはそれぞ
れ対応するバイアス要素が取り付けられていることがわ
かる。実施例において、かかるバイアス要素はそれぞれ
が対応する翼と一体に成形された板ばね46、48の形態で
ある。しかし、実際にはコイルばね、ねじりばね等の任
意のバイアス要素を用いることができる。板ばね46およ
び48は翼を次に説明する第１の用紙支持方向に集合的に
バイアスさせる。それぞれの板ばねは突起部46a 、48a
を有し、これらの突起部はその最も外側の端部近傍に、
翼を底部に対して内向きに鋭角に押圧するように角度が
つけられている。このために、これらのばねはトレーの
底部に対して屈曲させてバイアスされている。
図３を参照してさらに説明すると、かかる翼にはそれぞ
れ対応するバイアス要素が取り付けられていることがわ
かる。実施例において、かかるバイアス要素はそれぞれ
が対応する翼と一体に成形された板ばね46、48の形態で
ある。しかし、実際にはコイルばね、ねじりばね等の任
意のバイアス要素を用いることができる。板ばね46およ
び48は翼を次に説明する第１の用紙支持方向に集合的に
バイアスさせる。それぞれの板ばねは突起部46a 、48a
を有し、これらの突起部はその最も外側の端部近傍に、
翼を底部に対して内向きに鋭角に押圧するように角度が
つけられている。このために、これらのばねはトレーの
底部に対して屈曲させてバイアスされている。
【００１２】図２に示すように、これらの翼はその用紙
支持面が用紙の排出の方向にいくにつれて収束するよう
になっている。それぞれの用紙支持面の内側の端縁は用
紙の排出方向に対して角度θをなし、これによって収束
角は2 θとなる。かかる収束性は翼の相対角度を０゜よ
り大きい任意の角度にすることによって得ることができ
るが、この角度は好適には0.5 ゜から10゜の範囲であ
る。図３に示すように、用紙支持面は用紙の排出方向と
反対の方向にトレーの底部に向かって下向きに角度がつ
けられている。これらの翼は後方に向かって０゜より大
きい任意の角度で下降しており、この下降は好適には0.
5 ゜から５゜の間の角度φである。図示した実施例で
は、角度φは約１゜である。この実施例ではこれらの翼
は用紙の走行の方向に収束し、反対方向に下向きに角度
がついていることを特徴としているが、これらの特徴の
いずれか１つであっても個々に用紙のセイルに抵抗する
効果がある。
支持面が用紙の排出の方向にいくにつれて収束するよう
になっている。それぞれの用紙支持面の内側の端縁は用
紙の排出方向に対して角度θをなし、これによって収束
角は2 θとなる。かかる収束性は翼の相対角度を０゜よ
り大きい任意の角度にすることによって得ることができ
るが、この角度は好適には0.5 ゜から10゜の範囲であ
る。図３に示すように、用紙支持面は用紙の排出方向と
反対の方向にトレーの底部に向かって下向きに角度がつ
けられている。これらの翼は後方に向かって０゜より大
きい任意の角度で下降しており、この下降は好適には0.
5 ゜から５゜の間の角度φである。図示した実施例で
は、角度φは約１゜である。この実施例ではこれらの翼
は用紙の走行の方向に収束し、反対方向に下向きに角度
がついていることを特徴としているが、これらの特徴の
いずれか１つであっても個々に用紙のセイルに抵抗する
効果がある。
【００１３】（図２および図３に示す）第１の配向で
は、翼は排出直後の用紙26a を支持するように配設さ
れ、第２の配向では、翼は次に説明するように用紙がト
レーの底部に落下しうるように配設されている。用紙支
持面の傾斜と収束のために、用紙26a が後方から前方に
順次解放され、望ましくない用紙のセイルを起こすこと
なくキャビティ31への空気の通過を可能にする。この前
方への空気は徐々に流れ、その大きさはいずれの方向に
もセイルを促進しないような大きさである。しかし、用
紙が出力ポートに向かって後方に流れる場合、一対の直
立した指部50、52がトレーの範囲を超えて通過すること
を防止する。
は、翼は排出直後の用紙26a を支持するように配設さ
れ、第２の配向では、翼は次に説明するように用紙がト
レーの底部に落下しうるように配設されている。用紙支
持面の傾斜と収束のために、用紙26a が後方から前方に
順次解放され、望ましくない用紙のセイルを起こすこと
なくキャビティ31への空気の通過を可能にする。この前
方への空気は徐々に流れ、その大きさはいずれの方向に
もセイルを促進しないような大きさである。しかし、用
紙が出力ポートに向かって後方に流れる場合、一対の直
立した指部50、52がトレーの範囲を超えて通過すること
を防止する。
【００１４】上述の用紙集積システムは単用紙のインク
ジェットプリンタに特に適しているが、実際には用紙が
個々に排出されて垂直方向に集積される任意のプリンタ
に用いることができる。このシステムは用紙をほぼ垂直
にあるいは少し後方に向かって落下させながら空気を用
紙の下から前方へ流すのに有効である。かかる気流はこ
れらの翼を用紙が徐々に後方から前方に順次解放される
ように構成することによって得られる。
ジェットプリンタに特に適しているが、実際には用紙が
個々に排出されて垂直方向に集積される任意のプリンタ
に用いることができる。このシステムは用紙をほぼ垂直
にあるいは少し後方に向かって落下させながら空気を用
紙の下から前方へ流すのに有効である。かかる気流はこ
れらの翼を用紙が徐々に後方から前方に順次解放される
ように構成することによって得られる。
【００１５】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、プリンタか
ら排出される用紙を、セイルを起こさせることなく順次
整列させた状態で集積できる。
ら排出される用紙を、セイルを起こさせることなく順次
整列させた状態で集積できる。
【図１】本発明の用紙集積システムを内蔵していた単用
紙プリンタの斜視図である。
紙プリンタの斜視図である。
【図２】図１のプリンタの出力トレーの平面図である。
【図３】図２の3 −3 線に沿った側断面図である。
１０：プリンタ １２：シャーシ １６：出力トレー １８：出力ポート ２０：駆動ローラ ２４：トレー底部 ２６：用紙集積体 ３２、３４：翼 ３２ａ、３４ａ：用紙支持面 ４６、４８：板ばね
Claims (12)
- 【請求項１】プリンタの出力ポートから前方に排出され
た用紙を制御された状態で受けるための出力トレーを有
するプリンタの用紙集積システムにおいて、 ほぼ水平なトレーの底部と、 排出された用紙を選択的に支持するため前記トレーの底
部に対して夫々動作する間隔をおいた一対の翼であっ
て、該両翼が同時に反対方向へ動作することで用紙を後
方から前方に解放するように配置されたものと、 からなることを特徴とするプリンタの用紙集積システ
ム。 - 【請求項２】前記両翼が、用紙の排出方向にいくにつれ
て収束することを特徴とする請求項１記載のプリンタの
用紙集積システム。 - 【請求項３】前記両翼が、後方にいくにつれて前記トレ
ーの底部側に近づくことを特徴とする請求項１又は２記
載のプリンタの用紙集積システム。 - 【請求項４】前記両翼は、前記トレーの底部に対し回動
自在に取り付けられたことを特徴とする請求項１、２又
は３記載のプリンタの用紙集積システム。 - 【請求項５】前記両翼は、前記トレーの底部上で用紙を
支持する第一の方向と、前記トレーの底部上に該支持さ
れた用紙を開放する第二の方向の間で動作することを特
徴とする請求項１、２、３又は４記載のプリンタの用紙
集積システム。 - 【請求項６】前記両翼は、該両翼を前記第一の方向に押
し付けるバイアス手段を備えることを特徴とする請求項
５記載のプリンタの用紙集積システム。 - 【請求項７】プリンタの出力ポートから前方に排出され
た用紙を制御された状態で受けるための出力トレーを有
するプリンタの用紙集積システムにおいて、 ほぼ水平なトレーの底部と、 排出された用紙を選択的に支持するため前記トレーの底
部に対して夫々反対方向に動作する間隔をおいた一対の
翼であって、該両翼、前記トレーの底部及び排出された
用紙とで、前記翼の動作により開放された用紙のセイル
に対向する前方にバイアスされた空気通路を形成する空
洞を形成するものと、 からなることを特徴とするプリンタの用紙集積システ
ム。 - 【請求項８】前記両翼が、用紙の排出方向にいくにつれ
て収束することを特徴とする請求項７記載のプリンタの
用紙集積システム。 - 【請求項９】前記両翼が、後方にいくにつれて前記トレ
ーの底部側に近づくことを特徴とする請求項７又は８記
載のプリンタの用紙集積システム。 - 【請求項１０】前記両翼は、前記トレーの底部に対し回
動自在に取り付けられたことを特徴とする請求項７、
８、又は９記載のプリンタの用紙集積システム。 - 【請求項１１】前記両翼は、前記トレーの底部上で用紙
を支持する第一の方向と、前記トレーの底部上に該支持
された用紙を開放する第二の方向の間で動作することを
特徴とする請求項７、８、９又は１０記載のプリンタの
用紙集積システム。 - 【請求項１２】前記両翼は、該両翼を前記第一の方向に
押し付けるバイアス手段を備えることを特徴とする請求
項１１記載のプリンタの用紙集積システム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/954,781 US5324020A (en) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | Paper stacking system for printers |
| US954,781 | 1992-09-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06211403A true JPH06211403A (ja) | 1994-08-02 |
| JP3400040B2 JP3400040B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=25495921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26578593A Expired - Fee Related JP3400040B2 (ja) | 1992-09-29 | 1993-09-29 | プリンタの用紙集積システム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5324020A (ja) |
| EP (1) | EP0590825B1 (ja) |
| JP (1) | JP3400040B2 (ja) |
| DE (1) | DE69302154T2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5511770A (en) | 1994-09-23 | 1996-04-30 | Hewlett-Packard Company | Sheet media handling system with interrelated input alignment and output support |
| US5603493A (en) * | 1994-12-03 | 1997-02-18 | Hewlett Packard Company | System for use in handling media |
| US5711517A (en) * | 1996-03-07 | 1998-01-27 | Hewlett-Packard Company | Sheet media handling system |
| JP2896339B2 (ja) * | 1996-04-12 | 1999-05-31 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| US5803631A (en) * | 1997-06-12 | 1998-09-08 | Hewlett-Packard Company | Print media alignment apparatus and method |
| US6302606B1 (en) * | 1999-01-20 | 2001-10-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet receiving/stacking device, and image forming apparatus having the same |
| US6231043B1 (en) * | 1999-07-29 | 2001-05-15 | Lexmark International, Inc. | Retractable exit tray for imaging apparatus |
| US6659454B1 (en) * | 2001-08-10 | 2003-12-09 | Lexmark International, Inc. | Printer exit tray and computer printer having an exit tray |
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| US20040141792A1 (en) * | 2003-01-16 | 2004-07-22 | Brinkly Richard Lee | Output media handling |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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