JPH06211161A - 自動車の側部車体構造 - Google Patents

自動車の側部車体構造

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JPH06211161A
JPH06211161A JP699193A JP699193A JPH06211161A JP H06211161 A JPH06211161 A JP H06211161A JP 699193 A JP699193 A JP 699193A JP 699193 A JP699193 A JP 699193A JP H06211161 A JPH06211161 A JP H06211161A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 閉断面構造となった車体構成部材の構造を工
夫することにより、この車体構成部材の剛性を低下させ
ることなく、側突時における乗員の安全性を向上する。 【構成】 ルーフサイドインナーパネル24の要部また
は全体を薄肉化して剛性低下手段25とする。薄肉化し
たルーフサイドパネル24は、側突時に乗員頭部38が
干渉した時の荷重入力によって容易に変形する。ルーフ
サイドアウターパネル22とルーフサイドインナーパネ
ル24との接合部間に、ルーフサイドレインフォース4
0を介在し、ルーフサイドレインフォース40によって
ルーフサイドレール12の閉断面内を、車室内側と車室
外側とに隔成する。ルーフサイドレインフォース40と
ルーフサイドインナーパネル24との間の閉断面内に、
この閉断面と同一断面方向となるようにハニカム構造体
42を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗員の頭部周囲に閉断
面構造となる車体構成部材が位置するようになった自動
車の側部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車が衝突された時の乗員保護
対策としては、正面方向からの正突時に対する工夫が各
種提案および実行されてきたが、側面方向からの側突時
にあっても、その衝撃が大きい場合を考慮して乗員の頭
部等身体とルーフサイドレール等の車体構成部材との関
係に配慮することが重要で、この側突時の対策も必要と
なってくる。例えば、側突時の乗員保護対策としては、
特開平4−78749号公報に開示されるものがある
が、この提案にあっても車体側部を構成するルーフサイ
ドレールとかフロント,センターおよびリア等のピラー
に関し乗員保護についての検討の余地がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の自動車の
側部車体構造にあっては、ルーフサイドレールとかピラ
ー等の車体構成部材は車体の構造部材であるため、それ
ぞれを閉断面構造に形成して軽量化を図りつつ、その剛
性を著しく大きなものとしてある。通常、前記車体構成
部材の閉断面は、それぞれ凹設したアウターおよびイン
ナーの両側板を結合することにより形成される。従っ
て、剛性が大きくなった前記車体構成部材を、乗員保護
の観点でより安全性高く構成することが望まれている。
【0004】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、閉断面構造となった車体構成部材の構造を工夫する
ことにより、この車体構成部材の剛性を低下させること
なく、側突時における乗員の安全性を向上することがで
きる自動車の側部車体構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の第1の構成は、乗員の頭部周囲に閉断面構
造となる車体構成部材が位置する自動車の側部車体構造
において、前記車体構成部材の乗員側となる内側板に、
所定以上の荷重入力によって容易に変形する剛性低下手
段を設けると共に、この車体構成部材の閉断面内に、こ
の閉断面と同一断面方向となるようにハニカム構造体を
設けることにより構成する。
【0006】ここで、前記剛性低下手段は、内側板の板
厚を薄くして形成することが望ましい。
【0007】また、かかる目的を達成するために本発明
の第2の構成は、乗員の頭部周囲に閉断面構造となる車
体構成部材が位置する自動車の側部車体構造において、
前記車体構成部材の乗員側となる内側板の膨出量を少な
くすると共に、この車体構成部材の閉断面内に、この閉
断面と同一断面方向となるようにハニカム構造体を設け
ることにより構成する。
【0008】ところで、前記第1の構成および第2の構
成において、車体構成部材の閉断面内に、この閉断面を
乗員側およびその反対側に隔成する仕切板を設け、この
仕切板と前記内側板との間にハニカム構造体を設けるこ
とが望ましい。
【0009】
【作用】以上の構成により本発明の第1の構成に示す自
動車の側部車体構造にあっては、閉断面構造となった車
体構成部材の乗員側となる内側板に、所定以上の荷重入
力によって容易に変形する剛性低下手段を設けたので、
側突等によって乗員の頭部とこの車体構成部材とが干渉
した場合に、この剛性低下手段が容易に変形して頭部の
衝撃を吸収し、乗員を保護することができる。また、こ
のように内側板に剛性低下手段を設けたにもかかわら
ず、前記車体構成部材の閉断面内に、この閉断面と同一
断面方向となるようにハニカム構造体を設けたので、こ
のハニカム構造体により前記剛性低下手段による車体構
成部材の剛性低下分を補償することでき、車体全体の強
度が低下されるのを防止することができる。更に、前記
ハニカム構造体は前記車体構成部材の閉断面と同一断面
方向となっているので、乗員の頭部とこの車体構成部材
とが干渉した場合には、ハニカム構造体が容易に押し潰
されるため、前記剛性低下手段による衝撃吸収作用が損
なわれることはない。
【0010】ここで、前記第1の構成において、剛性低
下手段を内側板の板厚を薄くして形成することにより、
この剛性低下手段の構造を著しく簡単にして安価に仕上
げることができる。
【0011】また、本発明の第2の構成に示す自動車の
側部車体構造にあっては、車体構成部材の乗員側となる
内側板の膨出量を少なくしたので、乗員の頭部とこの車
体構成部材との間の距離をより大きく保つことができ、
側突時に乗員の頭部と車体構成部材とが干渉する頻度を
より少なくすることができる。また、前記内側板の膨出
量を少なくすることにより、車体構成部材の断面積が減
少されるが、この断面積の減少による剛性低下は、この
車体構成部材の閉断面内に、この閉断面と同一断面方向
となるように設けたハニカム構造体で補償して、車体全
体の強度低下を防止することができる。
【0012】ところで、前記第1の構成および第2の構
成において、車体構成部材の閉断面内に、この閉断面を
乗員側およびその反対側に隔成する仕切板を設けたの
で、この仕切板により車体構成部材の剛性を更に増大す
ることができると共に、この仕切板と前記内側板との間
にハニカム構造体を設けることにより、車体構成部材の
閉断面内全体にハニカム構造体を設ける場合に比較し
て、このハニカム構造体の使用量を少なくし、延いては
車体重量の増大を抑制することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1,図2は本発明にかかる自動車の
側部車体構造の一実施例を示し、図1は要部断面図、図
2は要部の分解斜視図である。
【0014】即ち、本実施例の側部車体構造は図1,図
2に示したように、ルーフパネル10の幅方向両側に閉
断面構造のルーフサイドレール12が設けられ、このル
ーフサイドレール12の下側部に形成される車体開口部
に取り付けたウエザーストリップ14の外側に、ドアサ
ッシュ16が当接されるようになっている。また、前記
ルーフサイドレール12およびルーフパネル10の車室
内側は、天井を装飾するトップシーリング18で覆われ
るようになっている。尚、本実施例では前記ルーフサイ
ドレール12の下端部にレインガータ20が取り付けら
れている。
【0015】前記ルーフサイドレール12は、車室外側
に凹設されるルーフサイドアウターパネル22と、車室
内側に凹設されるルーフサイドインナーパネル24との
両側部をそれぞれ固設することにより、閉断面構造とし
て構成される。また、図2に示したように前記ルーフサ
イドアウターパネル22から一体にセンターアウターピ
ラー26が形成され、このセンターアウターピラー26
の車室内側にセンターインナーピラー28を固設して、
閉断面構造のセンターピラー30が構成される。更に、
前記ルーフサイドアウターパネル22およびルーフサイ
ドインナーパネル24の車両前方端部に、フロントアウ
ターピラー32およびフロントインナーピラー34が接
続され、これらフロントアウターピラー32とフロント
インナーピラー34を固設して閉断面構造のフロントピ
ラー36が構成される。
【0016】従って、本実施例の側部車体構造では、そ
れぞれ閉断面構造として構成される前記ルーフサイドレ
ール12とかセンターピラー30およびフロントピラー
36等の車体構成部材が設けられている。また、図示は
省略したがルーフサイドレール12の車両後方端部に、
同様に閉断面構造として形成される車体構成部材として
のリアピラーが接続される。そして、それぞれ側部車体
を構成する前記ルーフサイドレール12,センターピラ
ー30,フロントピラー36およびリアピラーは、運転
席,助手席および後席の乗員の頭部38周囲に位置する
ことになり、自動車が側突された際に、乗員頭部38が
これら車体構成部材と干渉するおそれがある。
【0017】ここで、本実施例では図1に示したよう
に、側突時に特に運転席および助手席の乗員が干渉する
おそれの高いルーフサイドレール12のルーフサイドイ
ンナーパネル24の要部または全体を薄肉化して剛性低
下手段25とし、この薄肉化したルーフサイドパネル2
4は、所定以上の荷重、つまり、側突に際して乗員頭部
38が干渉した時の荷重が入力されることによって容易
に変形するようになっている。尚、本実施例では前記ル
ーフサイドインナーパネル24に干渉する前に乗員頭部
38はトップシーリング18に当たるが、このトップシ
ーリング18は軟質材で形成されるため、側突時の乗員
保護にはほとんど関係しない。
【0018】また、前記ルーフサイドレール12のルー
フサイドアウターパネル22とルーフサイドインナーパ
ネル24との接合部間に、仕切板としてのルーフサイド
レインフォース40が介在され、このルーフサイドレイ
ンフォース40によってルーフサイドレール12の閉断
面内は、車室内側つまり乗員側と、その反対側となる車
室外側とに隔成される。そして、前記ルーフサイドレイ
ンフォース40とルーフサイドインナーパネル24との
間の閉断面内に、この閉断面と同一断面方向となるよう
にハニカム構造体42が設けられるようになっている。
前記ハニカム構造体42は一般に知られるように、正六
角形の断面構造を持った単体を多数結合して構成され、
その断面方向には高い剛性が得られる一方、断面直角方
向には容易に潰れるようになっている。
【0019】以上の構成により本実施例の自動車の側部
車体構造にあっては、ルーフサイドレール12のルーフ
サイドインナーパネル24を薄肉化して剛性低下手段2
5を設け、所定以上の荷重入力によって容易に変形する
ようにしたので、側突時に乗員頭部38がルーフサイド
レール12に干渉した場合に、薄肉化したルーフサイド
インナーパネル24が変形し、この変形によって頭部3
8の衝撃を吸収し、延いては、乗員を保護することがで
きる。
【0020】また、本実施例では前記ルーフサイドレー
ル12の閉断面内をルーフサイドレインフォース40で
隔成し、このルーフサイドレインフォース40とルーフ
サイドインナーパネル24との間の閉断面内にハニカム
構造体42を設けたので、これらルーフサイドレインフ
ォース40およびハニカム構造体42によってルーフサ
イドレール12の剛性、特に車体の曲げおよび捩り剛性
を増大できる。従って、乗員保護対策として前記ルーフ
サイドインナーパネル24に設けた薄肉部分による剛性
低下分を、前記ルーフサイドレインフォース40および
ハニカム構造体42によって補償することができ、車体
全体の強度が低下されるのを防止できる。更に、前記ハ
ニカム構造体42は前記ルーフサイドレール12の閉断
面と同一断面方向に配置されたので、乗員頭部38が干
渉した際の荷重は、このハニカム構造体42の断面直角
方向に作用するため、このハニカム構造体42が容易に
押し潰されるため、前記薄肉部分による衝撃吸収作用が
損なわれることはない。
【0021】ところで、本実施例では前記ルーフサイド
インナーパネル24を単に薄肉化することにより剛性低
下手段を形成したので、前記ルーフサイドレインフォー
ス40およびハニカム構造体42を設けるにしても、そ
の構成を著しく簡単化して安価に仕上げることができ
る。また、本実施例ではルーフサイドレール12の閉断
面内にハニカム構造体42を設けるにあたって、ルーフ
サイドレインフォース40で隔成された略半分の断面積
内にこのハニカム構造体42を設けるようにしたので、
ハニカム構造体42の使用量を少なくし、その分、コス
トを低下させることができると共に、車体重量の軽量化
を図ることができる。
【0022】尚、本実施例にあっては図2に示したよう
にフロントピラー36のフロントアウターピラー32と
フロントインナーピラー34との間にもフロントピラー
レインフォース44が介在され、このフロントピラーレ
インフォース44によってフロントピラー36の閉断面
内が車室内,外方向に隔成されている。また、本実施例
では剛性低下手段25として、ルーフサイドインナーパ
ネル24を薄肉化したものを開示したが、これに限るこ
と無くスリットまたは切欠きを設け、または脆弱な材質
でルーフサイドインナーパネル24を形成して、これを
剛性低下手段とすることもできる。
【0023】図3は本発明の他の実施例を示す図1に対
応した要部断面図で、前記実施例と同一構成部分に同一
符号を付して重複する説明を省略して述べる。
【0024】即ち、この実施例にあっても前記実施例と
同様にルーフサイドレール12の閉断面内は、ルーフサ
イドレインフォース40によって車室内,外方向に隔成
されると共に、このルーフサイドレインフォース40と
ルーフサイドインナーパネル24との間の閉断面内に、
ハニカム構造体42が設けられるようになっている。そ
して、この実施例の特徴として車室内側に凹設される前
記ルーフサイドインナーパネル24の膨出量を小さく形
成してある。尚、比較のため一般のルーフサイドインナ
ーパネルを、図中二点鎖線で示してある。
【0025】従って、この実施例ではルーフサイドイン
ナーパネル24の膨出量を少なくしたので、通常着座状
態にある乗員の頭部38とこのルーフサイドインナーパ
ネル24との間の距離Lをより大きく保ち、つまり、乗
員頭部38をルーフサイドレール12からより遠くに離
すことができる。従って、側突時に乗員頭部38がルー
フサイドレール12に干渉しない範囲での移動量を大き
くすることができ、延いては、乗員頭部38がルーフサ
イドレール12に干渉する側突時の衝撃力の許容値を上
げて、乗員がルーフサイドレール12に干渉する頻度を
より少なくすることができる。
【0026】また、この実施例にあっても前記ルーフサ
イドインナーパネル24の膨出量を少なくしたことによ
り、ルーフサイドレール12の断面積が減少して剛性低
下した分は、前記ルーフサイドレインフォース40およ
びハニカム構造体42により補償することができる。
【0027】ところで、前記各実施例にあってはルーフ
サイドレール12に本発明を適用した場合を開示した
が、上述したように乗員周囲に位置する閉断面構造の車
体構成部材としては、このルーフサイドレール12以外
にセンターピラー30,フロントピラー36および図外
のリアピラー等があり、これら各ピラーにあっても側突
時に乗員頭部が干渉するおそれがあるため、これら各ピ
ラーに本発明を適用することにより、乗員保護対策をよ
り向上できることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に示す自動車の側部車体構造にあっては、閉断面構造と
なった車体構成部材の乗員側となる内側板に、所定以上
の荷重入力によって容易に変形する剛性低下手段を設け
たので、側突時において乗員の頭部とこの車体構成部材
にとが干渉した場合の衝撃を、この剛性低下手段の変形
により吸収して、乗員を保護することができる。また、
前記車体構成部材の閉断面内に、この閉断面と同一断面
方向となるようにハニカム構造体を設けたので、このハ
ニカム構造体により前記剛性低下手段による車体構成部
材の剛性低下分を補償して、車体全体の強度が低下され
るのを防止することができる。
【0029】また、本発明の請求項2にあっては、剛性
低下手段を前記内側板の板厚を薄くして形成したので、
この剛性低下手段の構造を著しく簡単にして安価に仕上
げることができる。
【0030】更に、本発明の請求項4に示す自動車の側
部車体構造にあっては、車体構成部材の乗員側となる内
側板の膨出量を少なくしたので、乗員の頭部とこの車体
構成部材との間の距離をより大きく保って、側突時に乗
員の頭部と車体構成部材とが干渉する頻度をより少なく
し、もって乗員保護を図ることができる。また、前記内
側板の膨出量を少なくした場合の断面積減少による剛性
低下分を、車体構成部材の閉断面内に、この閉断面と同
一断面方向となるように設けたハニカム構造体で補償し
て、車体全体の強度低下を防止することができる。
【0031】更にまた、本発明の請求項3または5にあ
っては、前記請求項1または4の構成において、車体構
成部材の閉断面内に、この閉断面を乗員側およびその反
対側に隔成する仕切板を設け、この仕切板と前記内側板
との間にハニカム構造体を設けたので、仕切板により車
体構成部材の剛性を更に増大することができると共に、
ハニカム構造体を前記車体構成部材の全断面積内に設け
る必要がないことから、このハニカム構造体の使用量を
少なくし、延いては車体重量の増大を抑制することがで
きるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す要部分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 ルーフパネル 12 ルーフサイドレール(車体構成部材) 22 ルーフサイドアウターパネル 24 ルーフサイドインナーパネル(内側板) 25 剛性低下手段 30 センターピラー(車体構成部材) 36 フロントピラー(車体構成部材) 38 乗員頭部 40 ルーフサイドレインフォース(仕切板) 42 ハニカム構造体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員の頭部周囲に閉断面構造となる車体
    構成部材が位置する自動車の側部車体構造において、前
    記車体構成部材の乗員側となる内側板に、所定以上の荷
    重入力によって容易に変形する剛性低下手段を設けると
    共に、この車体構成部材の閉断面内に、この閉断面と同
    一断面方向となるようにハニカム構造体を設けたことを
    特徴とする自動車の側部車体構造。
  2. 【請求項2】 前記剛性低下手段は、内側板の板厚を薄
    くして形成したことを特徴とする請求項1に記載の自動
    車の側部車体構造。
  3. 【請求項3】 前記車体構成部材の閉断面内に、この閉
    断面を乗員側およびその反対側に隔成する仕切板を設
    け、この仕切板と前記内側板との間にハニカム構造体を
    設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動
    車の側部車体構造。
  4. 【請求項4】 乗員の頭部周囲に閉断面構造となる車体
    構成部材が位置する自動車の側部車体構造において、前
    記車体構成部材の乗員側となる内側板の膨出量を少なく
    すると共に、この車体構成部材の閉断面内に、この閉断
    面と同一断面方向となるようにハニカム構造体を設けた
    ことを特徴とする自動車の側部車体構造。
  5. 【請求項5】 前記車体構成部材の閉断面内に、この閉
    断面を乗員側およびその反対側に隔成する仕切板を設
    け、この仕切板と前記内側板との間にハニカム構造体を
    設けたことを特徴とする請求項4に記載の自動車の側部
    車体構造。
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