JPH06210539A - リミット検出装置 - Google Patents
リミット検出装置Info
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- JPH06210539A JPH06210539A JP551293A JP551293A JPH06210539A JP H06210539 A JPH06210539 A JP H06210539A JP 551293 A JP551293 A JP 551293A JP 551293 A JP551293 A JP 551293A JP H06210539 A JPH06210539 A JP H06210539A
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims 1
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小形で構造が簡単であり動作信頼性の優れた
高精度の位置決め用リミット検出装置。 【構成】 U型断面溝31aを有する回転円盤31が回
転すると、スライダ37はU型断面溝31aに導かれて
回転円盤31の外縁方向に向いリミット検出用プレート
33の長手方向に沿って直線移動し、U型断面溝31a
に植設したストッパピンがスライダ37と当接すること
により、リミット検出用プレート33は回動軸35を中
心として回動し、リミットセンサ39はリミット検出用
プレート33の回動端の変位を検知する。
高精度の位置決め用リミット検出装置。 【構成】 U型断面溝31aを有する回転円盤31が回
転すると、スライダ37はU型断面溝31aに導かれて
回転円盤31の外縁方向に向いリミット検出用プレート
33の長手方向に沿って直線移動し、U型断面溝31a
に植設したストッパピンがスライダ37と当接すること
により、リミット検出用プレート33は回動軸35を中
心として回動し、リミットセンサ39はリミット検出用
プレート33の回動端の変位を検知する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置決め装置に係り、特
に加工または組立作業におけるワークの位置決め用のリ
ミット検出装置に関する。
に加工または組立作業におけるワークの位置決め用のリ
ミット検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記に関する従来技術としては、図8に
示すようなタイミングベルトによる直線送り装置1に適
用されたリミット検出装置が一般的である。直線送り装
置1は可逆モータ9によって駆動される主導ローラ7
と、従導ローラ8との間に張設されたタイミングベルト
10と係合して設けたキャリッジ2が、直線移動を行な
うように構成されており、キャリッジ2の移動に伴いキ
ャリッジ2に付設したドグ4、5がリミットセンサ3、
6を動作させることにより、図示しないアクチュエータ
のストローク限界点が設定されるように構成している。
示すようなタイミングベルトによる直線送り装置1に適
用されたリミット検出装置が一般的である。直線送り装
置1は可逆モータ9によって駆動される主導ローラ7
と、従導ローラ8との間に張設されたタイミングベルト
10と係合して設けたキャリッジ2が、直線移動を行な
うように構成されており、キャリッジ2の移動に伴いキ
ャリッジ2に付設したドグ4、5がリミットセンサ3、
6を動作させることにより、図示しないアクチュエータ
のストローク限界点が設定されるように構成している。
【0003】また、図9は、カムを用いて直線送り量の
検出を行なう装置であって、例えば図1に示す可逆モー
タ9若しくは可逆モータ9と連動する駆動歯車12と、
駆動歯車12と噛み合う減速歯車13の回転数を1回転
以下に設定し、減速歯車13と一体に設けたカム14を
リミットセンサ15、16と接触させることにより、図
1と同様に直線運動のストローク限界点を設定する構成
である。
検出を行なう装置であって、例えば図1に示す可逆モー
タ9若しくは可逆モータ9と連動する駆動歯車12と、
駆動歯車12と噛み合う減速歯車13の回転数を1回転
以下に設定し、減速歯車13と一体に設けたカム14を
リミットセンサ15、16と接触させることにより、図
1と同様に直線運動のストローク限界点を設定する構成
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、図8の場合に装置の小形化を図ろうとするとき、リ
ミットセンサ3、6のケーブル処理がネックになる。す
なわち、装置内部のキャリッジ2の移動に必要な限られ
た空間内に、リミットセンサ3、6の配線用ケーブルを
収納することが困難になることである。また装置の外部
に配線用ケーブルを張設すれば空間には限定されない
が、デザイン的には難点がある。また、図9の場合は、
カム14の周速度を遅くする必要があるため、カム14
の押圧によるリミットセンサ15、16の検知動作が不
安定であったり調整が微妙で、しばしば誤動作のおそれ
があった。本発明は、小形で構造が簡単な動作信頼性の
優れた高精度の位置決め用リミット検出装置を提供する
ことを目的としている。
は、図8の場合に装置の小形化を図ろうとするとき、リ
ミットセンサ3、6のケーブル処理がネックになる。す
なわち、装置内部のキャリッジ2の移動に必要な限られ
た空間内に、リミットセンサ3、6の配線用ケーブルを
収納することが困難になることである。また装置の外部
に配線用ケーブルを張設すれば空間には限定されない
が、デザイン的には難点がある。また、図9の場合は、
カム14の周速度を遅くする必要があるため、カム14
の押圧によるリミットセンサ15、16の検知動作が不
安定であったり調整が微妙で、しばしば誤動作のおそれ
があった。本発明は、小形で構造が簡単な動作信頼性の
優れた高精度の位置決め用リミット検出装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は、特許請求の範囲に記載されている。すなわ
ち、本発明の目的は、中心から外縁に向かって渦巻状に
連続するU型断面溝を形成した回転円盤と、前記回転円
盤のU型断面溝と対向し前記回転円盤面と平行に設けた
リミット検出用プレートと、前記U型断面溝と嵌合する
と共に前記リミット検出用プレートの長手方向に摺動可
能のように設けたスライダと、前記リミット検出用プレ
ートを回動軸を中心として回動可能に支持する固定プレ
ートと、前記リミット検出用プレートを前記固定プレー
トに対して中立位置に支持する弾性部材と、前記U型断
面溝に植設したストッパピンと、前記リミット検出用プ
レートの長手方向両端に近接して設けた検知手段とを備
え、前記スライダの長手方向への変位に伴い前記ストッ
パピンを前記スライダに当接させることにより生ずる前
記リミット検出用プレートの回動端の変位を検知するこ
とを特徴とするリミット検出装置によって達成される。
めの手段は、特許請求の範囲に記載されている。すなわ
ち、本発明の目的は、中心から外縁に向かって渦巻状に
連続するU型断面溝を形成した回転円盤と、前記回転円
盤のU型断面溝と対向し前記回転円盤面と平行に設けた
リミット検出用プレートと、前記U型断面溝と嵌合する
と共に前記リミット検出用プレートの長手方向に摺動可
能のように設けたスライダと、前記リミット検出用プレ
ートを回動軸を中心として回動可能に支持する固定プレ
ートと、前記リミット検出用プレートを前記固定プレー
トに対して中立位置に支持する弾性部材と、前記U型断
面溝に植設したストッパピンと、前記リミット検出用プ
レートの長手方向両端に近接して設けた検知手段とを備
え、前記スライダの長手方向への変位に伴い前記ストッ
パピンを前記スライダに当接させることにより生ずる前
記リミット検出用プレートの回動端の変位を検知するこ
とを特徴とするリミット検出装置によって達成される。
【0006】
【作用】上記の構成により、回転円盤の回転に伴い、ス
ライダはU型断面溝に導かれて回転円盤の外縁方向に向
いリミット検出用プレートの長手方向に沿って直線移動
し、ストッパピンはスライダと当接することにより、リ
ミット検出用プレートは回動軸を中心として回動し、検
知手段はリミット検出用プレートの回動端の変位を検知
することができる。
ライダはU型断面溝に導かれて回転円盤の外縁方向に向
いリミット検出用プレートの長手方向に沿って直線移動
し、ストッパピンはスライダと当接することにより、リ
ミット検出用プレートは回動軸を中心として回動し、検
知手段はリミット検出用プレートの回動端の変位を検知
することができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のリミット検出装置の一実施例を示す平面
図、図2は同側面図である。図1、図2において、円板
面の中心から外縁に向かう螺旋状にU型断面溝31aを
穿設した構成を有する回転円盤31(図3参照)は、回
転軸41によって支持され、回転駆動軸41は図示しな
い駆動系のモータ軸、減速装置の回転軸などに結合され
矢印Aまたは矢印B方向に回転駆動される。回転円盤3
1のU型断面溝31a形成面と平行の直近位置に、リミ
ット検出用プレート33、および固定プレート32とが
配設されている。リミット検出用プレート33と固定プ
レート32とは回動軸35を介して係合されている。す
なわち図2に示すように、回動軸35の下端はリミット
検出用プレート33にカシメなどの手段により固定さ
れ、他端は固定プレート32の中心に設けた軸受部34
と回動自在に遊嵌されている。固定プレート32は、取
付け穴32aによって図示しない外部部材に結合されて
いる。
図1は本発明のリミット検出装置の一実施例を示す平面
図、図2は同側面図である。図1、図2において、円板
面の中心から外縁に向かう螺旋状にU型断面溝31aを
穿設した構成を有する回転円盤31(図3参照)は、回
転軸41によって支持され、回転駆動軸41は図示しな
い駆動系のモータ軸、減速装置の回転軸などに結合され
矢印Aまたは矢印B方向に回転駆動される。回転円盤3
1のU型断面溝31a形成面と平行の直近位置に、リミ
ット検出用プレート33、および固定プレート32とが
配設されている。リミット検出用プレート33と固定プ
レート32とは回動軸35を介して係合されている。す
なわち図2に示すように、回動軸35の下端はリミット
検出用プレート33にカシメなどの手段により固定さ
れ、他端は固定プレート32の中心に設けた軸受部34
と回動自在に遊嵌されている。固定プレート32は、取
付け穴32aによって図示しない外部部材に結合されて
いる。
【0008】リミット検出用プレート33に設けたスラ
イド溝36に嵌合してスライダ37が設けられ、スライ
ダ37から突出したピン37aは、対向する回転円盤3
1のU型断面溝31aと遊嵌するように関係位置が設定
されている。したがって、回転円盤31が矢印Aまたは
B方向に正逆方向のの回転運動を行なうことにより、ピ
ン37aはU型断面溝31aに沿って摺動する。このと
きリミット検出用プレート33のスライド溝36と嵌合
して設けたスライダ37は、スライド溝36に規制され
矢印CまたはD方向の直線運動に変換される。すなわ
ち、回転円盤31の1回転につき1ピッチ、すなわちp
だけ移動することになる。このようにして回転円盤31
の回転移動量は減速されて微小量の直線移動量に変換さ
れる。
イド溝36に嵌合してスライダ37が設けられ、スライ
ダ37から突出したピン37aは、対向する回転円盤3
1のU型断面溝31aと遊嵌するように関係位置が設定
されている。したがって、回転円盤31が矢印Aまたは
B方向に正逆方向のの回転運動を行なうことにより、ピ
ン37aはU型断面溝31aに沿って摺動する。このと
きリミット検出用プレート33のスライド溝36と嵌合
して設けたスライダ37は、スライド溝36に規制され
矢印CまたはD方向の直線運動に変換される。すなわ
ち、回転円盤31の1回転につき1ピッチ、すなわちp
だけ移動することになる。このようにして回転円盤31
の回転移動量は減速されて微小量の直線移動量に変換さ
れる。
【0009】また、固定プレート32の両翼とリミット
検出用プレート33とは一対のばね31、31によって
中立位置に支持されている。これにより、回動軸35を
中心とし、固定プレート32に対してリミット検出用プ
レート33を矢印A方向若しくは矢印B方向に回動させ
るには、何れか一方のばね31の付勢力に対抗する外力
を付加する必要がある。本実施例は、リミット検出用プ
レート33に対して矢印A方向若しくは矢印B方向に付
加される回動力を利用して、リミット検出用プレート3
3の長手方向両端に近接して設けたリミットセンサ3
9、40を動作させるように構成したものである。
検出用プレート33とは一対のばね31、31によって
中立位置に支持されている。これにより、回動軸35を
中心とし、固定プレート32に対してリミット検出用プ
レート33を矢印A方向若しくは矢印B方向に回動させ
るには、何れか一方のばね31の付勢力に対抗する外力
を付加する必要がある。本実施例は、リミット検出用プ
レート33に対して矢印A方向若しくは矢印B方向に付
加される回動力を利用して、リミット検出用プレート3
3の長手方向両端に近接して設けたリミットセンサ3
9、40を動作させるように構成したものである。
【0010】図3は回転円盤31のU型断面溝31a穿
設面を示す平面図である。図示のように、回転円盤31
の中心に近いU型断面溝31aの終端部にストッパピン
42a、外周に近いU型断面溝31aの終端部にストッ
パピン42bが植設されている。43は、前記U型断面
溝31aの両側終端部と同様に、U型断面溝31aの中
間に適宜設けられた、ストッパピン42bが螺合される
ねじ穴である。図4はストッパピン42bの外観図であ
る。
設面を示す平面図である。図示のように、回転円盤31
の中心に近いU型断面溝31aの終端部にストッパピン
42a、外周に近いU型断面溝31aの終端部にストッ
パピン42bが植設されている。43は、前記U型断面
溝31aの両側終端部と同様に、U型断面溝31aの中
間に適宜設けられた、ストッパピン42bが螺合される
ねじ穴である。図4はストッパピン42bの外観図であ
る。
【0011】図5はU型断面溝31aとピン37aの嵌
合とリミットセンサ39の動作状態を示す斜視図であ
る。図1、図2、図5を用いて上記の構成におけるリミ
ット検出作用について説明する。駆動系により回転駆動
軸41が例えば図1、図5における反時計方向(矢印A
方向)に回転したとき、前記の構成によりスライダ37
が矢印C方向に移動し、移動の終端部において図5に示
すストッパピン42bがピン37aと接触するに至る。
このとき、さらに継続的にストッパピン42aはピン3
7aを矢印A方向に押圧し、この押圧力は、スライダ3
7→リミット検出用プレート33→リミットセンサ39
の順に伝達され、リミット検出用プレート33は、ばね
39の付勢力に抗して回動軸35を中心として矢印A方
向に回動し、リミットセンサ39を動作させる。
合とリミットセンサ39の動作状態を示す斜視図であ
る。図1、図2、図5を用いて上記の構成におけるリミ
ット検出作用について説明する。駆動系により回転駆動
軸41が例えば図1、図5における反時計方向(矢印A
方向)に回転したとき、前記の構成によりスライダ37
が矢印C方向に移動し、移動の終端部において図5に示
すストッパピン42bがピン37aと接触するに至る。
このとき、さらに継続的にストッパピン42aはピン3
7aを矢印A方向に押圧し、この押圧力は、スライダ3
7→リミット検出用プレート33→リミットセンサ39
の順に伝達され、リミット検出用プレート33は、ばね
39の付勢力に抗して回動軸35を中心として矢印A方
向に回動し、リミットセンサ39を動作させる。
【0012】図6は、回転駆動軸41の時計方向(矢印
B方向)に回転したときのリミットセンサ40の動作状
態を示す斜視図である。回転駆動軸41の時計方向(矢
印B方向)の回転に対しては、スライダ37は矢印D方
向に移動し、回転円盤31の中心近傍に植設したストッ
パピン42aはピン37aを押圧し、この押圧力は、ス
ライダ37→リミット検出用プレート33→リミットセ
ンサ40の順に伝達される。その他の動作は図5に示し
た反時計方向の場合に準ずる。
B方向)に回転したときのリミットセンサ40の動作状
態を示す斜視図である。回転駆動軸41の時計方向(矢
印B方向)の回転に対しては、スライダ37は矢印D方
向に移動し、回転円盤31の中心近傍に植設したストッ
パピン42aはピン37aを押圧し、この押圧力は、ス
ライダ37→リミット検出用プレート33→リミットセ
ンサ40の順に伝達される。その他の動作は図5に示し
た反時計方向の場合に準ずる。
【0013】上記の通り本実施例によれば、回転円盤3
1の回転運動をスライダ37の直線運動に変換し、スラ
イダ37は、直線運動の両終端部において、リミットセ
ンサ39または40を動作させることができる。また図
7に示すように、回動軸35の中心Oとストッパピン4
2bとの距離r、回動軸35の中心Oからリミットセン
サ39の動作点までの距離Rを適値に決定することによ
り、回転円盤31の反時計方向の回転におけるリミット
センサ39に対する動作速度(または押圧力)を調整す
ることが可能であり、使用するリミットセンサの特性に
よって選択することが好ましい。例えば、上記実施例で
は、リミットセンサ39は光電式または非接触型のスイ
ッチを表示し、リミットセンサ40はいわゆるマイクロ
スイッチを示しているが、上記の使い分けは特に特別の
意味を有するものではなく、どちら側にどの形式のセン
サを使用してもよい。因みに、実施例ではリミット検出
用プレート33の両端部の形状は、対手となるセンサま
たはスイッチの形式に対応した形状が示されている。時
計方向の回転におけるストッパピン42a、リミットセ
ンサ40の場合についてもこれに準ずる。本実施例によ
れば、駆動側の回転駆動軸41の回転周速度は大幅に減
速して直線変位量に変換され直線方向に微小の変位が得
られるが、リミットセンサ39または40に対するリミ
ット検出用プレート33の動作は、リミット検出用プレ
ート33の長手方向と直角方向に作用し、変位の方向と
は無関係であるから、リミットセンサ39または40の
動作は安定し誤動作のおそれがない点で、従来技術には
なかった再現性の高い動作効率が得られるなどの優れた
効果を奏する。また、ストッパピン42の取付け位置
を、両終端部以外の位置に任意に設けることにより種々
のストロークを選択し、リミット検出装置の標準化を図
ることができるという副次効果を奏する。
1の回転運動をスライダ37の直線運動に変換し、スラ
イダ37は、直線運動の両終端部において、リミットセ
ンサ39または40を動作させることができる。また図
7に示すように、回動軸35の中心Oとストッパピン4
2bとの距離r、回動軸35の中心Oからリミットセン
サ39の動作点までの距離Rを適値に決定することによ
り、回転円盤31の反時計方向の回転におけるリミット
センサ39に対する動作速度(または押圧力)を調整す
ることが可能であり、使用するリミットセンサの特性に
よって選択することが好ましい。例えば、上記実施例で
は、リミットセンサ39は光電式または非接触型のスイ
ッチを表示し、リミットセンサ40はいわゆるマイクロ
スイッチを示しているが、上記の使い分けは特に特別の
意味を有するものではなく、どちら側にどの形式のセン
サを使用してもよい。因みに、実施例ではリミット検出
用プレート33の両端部の形状は、対手となるセンサま
たはスイッチの形式に対応した形状が示されている。時
計方向の回転におけるストッパピン42a、リミットセ
ンサ40の場合についてもこれに準ずる。本実施例によ
れば、駆動側の回転駆動軸41の回転周速度は大幅に減
速して直線変位量に変換され直線方向に微小の変位が得
られるが、リミットセンサ39または40に対するリミ
ット検出用プレート33の動作は、リミット検出用プレ
ート33の長手方向と直角方向に作用し、変位の方向と
は無関係であるから、リミットセンサ39または40の
動作は安定し誤動作のおそれがない点で、従来技術には
なかった再現性の高い動作効率が得られるなどの優れた
効果を奏する。また、ストッパピン42の取付け位置
を、両終端部以外の位置に任意に設けることにより種々
のストロークを選択し、リミット検出装置の標準化を図
ることができるという副次効果を奏する。
【0014】
【発明の効果】本発明の実施により、位置決め移動部分
とリミット検出動作部分を一体に構成し装置の小形化を
図ることができ、位置決めリミットを検知する手段すな
わちリミットセンサなどの動作速度を高めることがで
き、しかも調整が容易で検知動作が安定化し、誤動作が
なく信頼性の高いリミット検出装置を提供することがで
きる。
とリミット検出動作部分を一体に構成し装置の小形化を
図ることができ、位置決めリミットを検知する手段すな
わちリミットセンサなどの動作速度を高めることがで
き、しかも調整が容易で検知動作が安定化し、誤動作が
なく信頼性の高いリミット検出装置を提供することがで
きる。
【図1】本発明のリミット検出装置の一実施例を示す平
面図である。
面図である。
【図2】本発明のリミット検出装置の一実施例を示す側
面図である。
面図である。
【図3】図1における回転円盤のU型断面溝の穿設面を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】図1におけるストッパピンの外観図である。
【図5】図1におけるU型断面溝とピンの嵌合およびリ
ミットセンサの動作状態を示す斜視図である。
ミットセンサの動作状態を示す斜視図である。
【図6】図6において回転駆動軸が時計方向に回転した
ときの動作状態を示す斜視図である。
ときの動作状態を示す斜視図である。
【図7】図1におけるスライダとリミットセンサの動作
関係図である。
関係図である。
【図8】従来技術の直線送り装置に適用されたリミット
検出装置の側面図である。
検出装置の側面図である。
【図9】従来技術の他のリミット検出装置の平面図であ
る。
る。
1…直線送り装置 2…キャリッジ 3、6…リミットセンサ 4、5…ドグ 7…主導プーリ 8…従導プーリ 9…可逆モータ 10…タイミング
ベルト 11…ガイドロッド 12…駆動歯車 13…減速歯車 14…カム 15、16…リミットセンサ 31…回転円盤 31a…U型断面
溝 32…固定プレート 32a…取付け穴 33…リミット検出用プレート 34…軸受部 35…回動軸 36…スライド
溝 37…スライダ 37a…ピン 38…ばね 39、40…リミット
センサ 41…回転駆動軸 42…ストッパ
ピン 43…ねじ穴
ベルト 11…ガイドロッド 12…駆動歯車 13…減速歯車 14…カム 15、16…リミットセンサ 31…回転円盤 31a…U型断面
溝 32…固定プレート 32a…取付け穴 33…リミット検出用プレート 34…軸受部 35…回動軸 36…スライド
溝 37…スライダ 37a…ピン 38…ばね 39、40…リミット
センサ 41…回転駆動軸 42…ストッパ
ピン 43…ねじ穴
Claims (1)
- 【請求項1】 中心から外縁に向かって渦巻状に連続す
るU型断面溝を形成した回転円盤と、 前記回転円盤のU型断面溝と対向し前記回転円盤面と平
行に設けたリミット検出用プレートと、 前記U型断面溝と嵌合すると共に前記リミット検出用プ
レートの長手方向に摺動可能のように設けたスライダ
と、 前記リミット検出用プレートを回動軸を中心として回動
可能に支持する固定プレートと、 前記リミット検出用プレートを前記固定プレートに対し
て中立位置に支持する弾性部材と、 前記U型断面溝に植設したストッパピンと、 前記リミット検出用プレートの長手方向両端に近接して
設けた検知手段とを備え、 前記スライダの長手方向への変位に伴い前記ストッパピ
ンを前記スライダに当接させることにより生ずる前記リ
ミット検出用プレートの回動端の変位を検知することを
特徴とするリミット検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP551293A JPH06210539A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | リミット検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP551293A JPH06210539A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | リミット検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210539A true JPH06210539A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11613249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP551293A Pending JPH06210539A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | リミット検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06210539A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107272573A (zh) * | 2016-04-06 | 2017-10-20 | 上海气焊机厂有限公司 | 电控限位装置及电控限位方法和电控回零方法 |
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1993
- 1993-01-18 JP JP551293A patent/JPH06210539A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107272573A (zh) * | 2016-04-06 | 2017-10-20 | 上海气焊机厂有限公司 | 电控限位装置及电控限位方法和电控回零方法 |
CN107272573B (zh) * | 2016-04-06 | 2024-01-05 | 上海气焊机厂有限公司 | 电控限位装置及电控限位方法和电控回零方法 |
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