JPH062104B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JPH062104B2
JPH062104B2 JP21342087A JP21342087A JPH062104B2 JP H062104 B2 JPH062104 B2 JP H062104B2 JP 21342087 A JP21342087 A JP 21342087A JP 21342087 A JP21342087 A JP 21342087A JP H062104 B2 JPH062104 B2 JP H062104B2
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JP
Japan
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container
water
hot water
water level
centrifugal pump
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JP21342087A
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JPS6456019A (en
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誠一 谷口
三喜男 山岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、湯の吐出方法を改善した電動式の給湯装置に
関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電動式の給湯装置は、モータ等で駆動さ
れるベローズポンプによって空気を容器内に送って容器
内の湯を吐出するようにしたものが一般的であった。し
かしながら、従来の電動式の給湯装置は、容器内の空気
を加圧することによって湯を吐出させるため、湯が沸騰
直後である場合には、湯の蒸気圧によって容器内の圧力
が高くなっており、少量の空気を送っただけで予想以上
に多量の湯が吐出され、また、容器内の湯が少ないと、
空気と熱湯が混ざった状態で吐出され、その為に湯が飛
散して火傷をするおそれがあった。このように、空気を
容器内に送って間接的に湯を吐出させる従来の方式には
問題点があった。
この問題点に対し、発明者らは遠心ポンプを用いて湯を
直接吐出させる給湯装置(特願昭60−288402)
(特開昭62−144613号公報参照)を提案してい
る。
発明が解決しようとする問題点 この遠心ポンプを内蔵した給湯装置は、使用者がレバー
操作を行うことにより、望みの流量(単位時間当たりの
流出量)の湯を吐出させることができるようになってい
るが、この遠心ポンプは非容積形であるために、容器内
の水位の影響を受け、例えば水位が高いときにはポンプ
能力が強まるような影響を受ける。従って、レバーの設
定位置を少流量側になるように調節しないと、思ったよ
り多くの流量となってコップから溢れ、火傷等の危険の
おそれがある。また、水位が低いときには、レバーの設
定位置を大流量側になるように調節しないと、所望の流
量が得られないなど、水位に合わせたレバー操作をしな
ければならないため、使い勝手の点で不具合であった。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、外装本体と、こ
の外装本体の中に設けられた湯貯留用の容器と、この容
器内の水を加熱するヒータと、前記容器の下部に設けら
れ容器内の湯を揚水する遠心ポンプと、この遠心ポンプ
を駆動するモータと、揚水後の湯を前記容器外へ導く吐
出口と、前記容器内の水位を検出する水位検出装置と、
この水位検出装置の出力に応じて前記注水口からの吐出
流量を制御する流量制御装置とで給湯装置を構成したも
のである。
作用 上記の構成により、容器内の水位情報を水位検出装置で
検出し、この検出値に応じて流量制御装置が遠心ポンプ
を駆動するので、水位の高低にかかわらず連続的に一定
の流量の湯を吐出させることができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面により説明する。第
1図において、1は給湯装置の外装本体で、その中には
湯を貯留する容器2が装着されている。3は容器2の開
口部を封じるように装着された中栓、4は外装本体1の
上部を開閉できるように装着された上蓋、5は逆止弁で
中栓3を貫通して大気とも連通している。6が外装本体
1と容器2との間の底部に装着されたモータ、7はモー
タ6により駆動される遠心ポンプで、その吸い込み口8
は容器2の底部に連通している。9は遠心ポンプ7の吐
出口で、パイプ10を介して湯が上方に揚水され、注水
口11からコップ等へ注がれるようになっている。12
はモータ6を駆動する駆動スイッチ、13は駆動スイッ
チ12に入力を伝達する押し釦、14は押し釦13を上
方へ付勢するスプリングである。
次に、第2図、第3図により遠心ポンプ7について説明
する。15は放射状に羽根15aを設けたインペラで、
このインペラ15の外周に沿って同心円上に連続してほ
ぼ一定幅の僅かな隙間tを有してポンプ室16が形成さ
れている。17はモータ6の軸6aに固着された回転体
で、マグネット17aが装着されている。また、インペ
ラ15の背面にもマグネット15bが装着されており、
マグネット17aとマグネット15bは隔壁18を介し
て水蜜的に対向して回転が伝達されるようになってい
る。
第4図は回路図で、19は加熱ヒータで、直列に接続さ
れた保温ヒータ20とともに容器2の側面下部に装着さ
れており、容器2内の水を加熱して沸騰させるととも
に、湯を保温するものである。21は容器2の下部に設
けられた切り替えスイッチで、この切り替えスイッチ2
1は湯が所定の温度に達した時に接点を加熱ヒータ19
から、保温ヒータ20と加熱ヒータ19の直列回路に切
り替え、湯を保温状態にするものである。22は保温時
に湯温を一定に保つために温度調節を行う温度調節器で
ある。23は商用電源、24は整流素子25の導通時間
を制御してモータ6に印加する電圧を調整することによ
り遠心ポンプ7の吐出量を制御する流量制御装置、26
は光センサA27、光センサB28により容器2内の水
位を検出し、リレーA29、リレーB30を介して流量
制御装置24に水位情報を伝達する水位検出装置であ
る。
第5図は水位検出装置26の具体構成を示す図で、光セ
ンサA27、光センサB28が透光性の水位管31に適
当な間隔を設けて装着されている。
次に、上記構成の給湯装置の動作について説明する。容
器2内に貯留された湯を注湯する場合、押し釦13を押
すと駆動スイッチ12がオン状態となり、流量制御装置
24に電源が供給されてモータ6が駆動する。これによ
りインペラ15が回転し、遠心ポンプ7の吸い込み口8
より容器2内の湯がポンプ室16に入り、インペラ15
によって外側に押し出されながら旋回力が与えられ、遠
心力によって吐出口9から送り出される。この場合、モ
ータ6に印加される電圧が一定であれば、吐出流量は第
6図bに示すように容器2内の水位が低下するとともに
減少してゆく。これは、この遠心ポンプが非容積形であ
るために容器2内の水圧がポンプ能力に影響し、水位が
高い程ポンプ能力が高める働きをするからである。
そこで、水位管31をガラス管等の透明材料で構成し、
その一部に光センサA27、光センサB28を設け、光
の屈折によりセンサ部分に水があるときのみ光センサの
発光素子からの光が受光素子に届くように構成する。こ
れにより、光センサA27の位置より水位が高いときに
は光センサ27及び光センサB28は何れもオンしてリ
レーA29、リレーB30ともにリレー接点A29a、
リレー接点B30aを閉じるように動作するので、整流
素子25の導通時間はそれだけ短くなり、モータ6に印
加される電圧は抑制される。容器2の水位が下がり、光
センサA27と光センサB28の間に水位が来ると、光
センサA27はオフ状態となり、リレーA29もオフす
るのでリレー接点A29aは開き、整流素子25の導通
時間はその分長くなるためモータ6に印加される電圧は
増大する。モータ6への電圧が増大すると、遠心ポンプ
7の回転数も増大し、流量が増える。従って、水位の低
下とともに減少していた吐出流量も上方に補正される
(第6図a参照)。水位が更に低下して光センサB28
よりも下になると、光センサB28もオフ状態となり、
リレーB30もオフするのでリレー接点B30aも開
き、整流素子25の導通時間は更に長くなるためモータ
6に印加される電圧も増大する。従って、吐出流量の減
少が再度上方に補正され、第6図aの如く水位に関係な
くほぼ一定の流量を確保することができる。なお、本実
施例では水位センサを2個設けた場合について説明した
が、その数を増やせば更に制度良く流量を一定にするこ
とができることは言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明は、水位に関係なく一定の流量を吐
出することができる遠心ポンプ利用の給湯装置を提供す
ることができ、実用上極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す給湯装置の断面図、第
2図は同装置に組み込んだ遠心ポンプの側断面図、第3
図は同遠心ポンプの一部を断面にして示した正面図、第
4図は同給湯装置の回路図、第5図は同水位検知装置の
一実施例を示す構成図、第6図は水位と流量の関係を示
す特性図である。 1…外装本体、2…容器、7…遠心ポンプ、11…注水
口、19、20…ヒータ、24…流量制御装置、26…
水位検知装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装本体と、この外装本体の中に設けられ
    た湯貯留用の容器と、この容器内の水を加熱するヒータ
    と、前記容器の下部に設けられ容器内の湯を揚水する遠
    心ポンプと、この遠心ポンプを駆動するモータと、揚水
    後の湯を前記容器外へ導く注水口と、前記容器内の水位
    を検出する水位検出装置と、この水位検出装置の出力に
    応じて前記注水口からの吐出流量を自動的に制御する流
    量制御装置とで構成された給湯装置。
  2. 【請求項2】流量制御装置は、モータに印加する電圧を
    制御して注水口からの吐出量を一定に保つよう構成した
    特許請求の範囲第1項記載の給湯装置。
JP21342087A 1987-08-27 1987-08-27 給湯装置 Expired - Lifetime JPH062104B2 (ja)

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JP21342087A JPH062104B2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 給湯装置

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JP21342087A JPH062104B2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 給湯装置

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JPS6456019A JPS6456019A (en) 1989-03-02
JPH062104B2 true JPH062104B2 (ja) 1994-01-12

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JP21342087A Expired - Lifetime JPH062104B2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 給湯装置

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JPH0614693Y2 (ja) * 1989-05-22 1994-04-20 東芝ホームテクノ株式会社 電気ポット

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JPS6456019A (en) 1989-03-02

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