JPH06210405A - 磁界内で垂直方向に連続鋳造するための鋳造機 - Google Patents

磁界内で垂直方向に連続鋳造するための鋳造機

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JPH06210405A
JPH06210405A JP5250389A JP25038993A JPH06210405A JP H06210405 A JPH06210405 A JP H06210405A JP 5250389 A JP5250389 A JP 5250389A JP 25038993 A JP25038993 A JP 25038993A JP H06210405 A JPH06210405 A JP H06210405A
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JP
Japan
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ingot
cooling water
water
casting machine
shield
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Application number
JP5250389A
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English (en)
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Georges Berclaz
ジョルジュ・ベルクラ
Bertrand Carrupt
ベルトラン・カリュプ
Miroslaw Plata
ミロスロ・プラタ
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ALUSWISSE RONZA SAABISHISU Ltd
3A Composites International AG
Original Assignee
ALUSWISSE RONZA SAABISHISU Ltd
Alusuisse Lonza Services Ltd
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Publication date
Application filed by ALUSWISSE RONZA SAABISHISU Ltd, Alusuisse Lonza Services Ltd filed Critical ALUSWISSE RONZA SAABISHISU Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/01Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths without moulds, e.g. on molten surfaces
    • B22D11/015Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths without moulds, e.g. on molten surfaces using magnetic field for conformation, i.e. the metal is not in contact with a mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/04Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
    • B22D11/049Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds for direct chill casting, e.g. electromagnetic casting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 磁界により溶湯を保持し、垂直方向に連続鋳
造する鋳造機の提供。 【構成】 周囲が閉鎖され、且つ部分的にシールド1
8,76でシールドされた誘導子12による磁界により
溶湯14を保持し、垂直方向にインゴット14を連続的
に鋳造機において、金型10を冷却し、通過する冷却水
20は冷却水チャンネルを通り高圧でスプレーされ、案
内表面80を有する偏向プレート66により、インゴッ
トに鋭角をなすように吹付けられインゴットを冷却す
る。冷却水は型に取付けたシールド18を型に固定する
水分配ブロック38を介してチャンネルを形成する。シ
ールドはその内側が冷却されるとともに磁界を上方に向
かって漸次減少させるための挿入体又はコーティングを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周囲が閉鎖した部分的
にシールドされた誘導子の磁界内で垂直なインゴットを
連続的に鋳造するための正確に且つ再現可能に装着され
た少なくとも一つの水冷金型と、水の薄膜が表面上に形
成される少なくとも一つの案内偏向表面を介してインゴ
ットに鋭角で差し向けられた冷却水チャンネルとを有
し、下降させることのできる対応するダミーベースが金
型毎に設けられた鋳造機に関する。更に、本発明は、鋳
造機内のインゴットを冷却するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属の連続冷却鋳造は、数メートルの長
さのスラブ又はログを製造し、これらのスラブ又はログ
は、押出し、圧延、又は鍛造のような、製造に続く種々
の加工工程の開始材料として役立つ。
【0003】連続鋳造機の最も重要な部品は金型であ
り、これは、従来の方法では、鋳造したインゴットの断
面を決定する。鋳造機には、鋳造されるべきスラブ又は
ログの数に応じて対応する数のダミーベースが装着さ
れ、これらのダミーベースは、下降させることができ、
鋳造プラットホームに取り付けられている。
【0004】金型が溶融金属でゆっくりと満たされ始ま
るにつれて、ダミーベース上の金属は固化し始まる。ダ
ミーベース上の金属は、固化する金属の固相線が常に金
型のフレーム内にあるような速度で冷却され、下降され
る。固化を水冷によって加速したインゴットは、ダミー
ベースを下降させる速度即ち下降速度と同じ速度で長さ
が下方に向かって増大する。インゴットの所与の長さに
ついて、鋳造工程は間断なく実施される。
【0005】連続鋳造では、正確に制御された下降速
度、及び金属を正しい場所で正しい強さで冷却すること
が最も重要なパラメータである。これらのパラメータ
は、鋳造インゴットの表面に大きく影響する。これらの
パラメータの制御がうまくいかなかった場合には、偏析
や固化した表皮部分からの液状金属の流出が起こり、液
状金属の流出が起こった場合には、涙滴型の開口部が形
成されたりチョークで引いたような付着が起こる。
【0006】ここ数年で産業的に成熟した電磁鋳造(E
MC)は、金型と固化する金属との間の機械的な接触を
完全に無くすことに基づいている。制御自在の電磁力に
よって液体金属を正確にインゴットの断面形状に維持す
る。
【0007】EMC法は、内部構造を均質にできるばか
りでなく、固化した金属の表面を平滑にでき、押出し用
ビレット、鍛造用ブランク、及び圧延用スラブの物理的
性質及び化学的性質を良好にする。EMC法では、表皮
の除去や縁部のトリミングのような費用のかかる処理工
程は最早必要とされない。
【0008】電磁鋳造で非常に重要なのは、凝固前線が
約10mmの範囲の幅狭の高さに保たれている始動期間で
ある。これは、凝固前線よりも上方の溶融金属の静的力
を補償しなければならないため、必要である。この理由
のため、特に始動中に冷却を完全に制御することが重要
である。特定の合金及びインゴット寸法についての下降
速度及び冷却を時間を基に最適化しなければならない。
【0009】熱衝撃の効果及び冷却水の強さを小さくで
きればインゴットの底の湾曲及び局部的な割れの形成の
大部分を無くすことができる。
【0010】二酸化炭素を含む水を使用することによっ
て、冷却の強さを約5の係数にまで(by about a facto
r of 5)小さくすることができる。しかしながら、CO
2 を含む水を使用することには幾つかの欠点がある。二
酸化炭素は、圧力が加わった状態でガスボンベに詰めら
れ、輸送され、貯蔵されなければならない。更に、CO
2 を含む冷却水を使用の直前まで高圧が加わった状態に
保持しなければならず、これは、設計及び材料に関して
大きな出費を強いるものである。
【0011】別の変形例では、パルスをなしてスプレー
された冷却水を少なくとも始動期間中に使用する。この
方法は、多くのアルミニウム合金、特に硬質合金の場合
について改善をもたらしたが、毛髪状の割れが形成され
ることがあった。
【0012】周知の電磁鋳造機の金型に設けられた下方
に楔形になった電磁シールドは二つの機能を同時に果た
す。
【0013】シールドに使用される材料、即ちステンレ
ス鋼、特にINOX、は電磁力を吸収し、インゴットの
厚さを増大させる。これにより、更に加熱される。
【0014】シールドの傾斜した部分の磨き上げた外面
は、第1に、冷却水を案内するための表面として作用
し、最初に冷却水の薄膜がこの表面上に形成され、次い
で水のカーテンをインゴットに吹き付ける。副次的効果
として、衝突する水によってシールドが冷却される。例
えば、INOXは、熱伝導率が特に小さい。
【0015】従って、従来のEMC金型には幾つかの問
題点があった。
【0016】電磁シールドの磨き上げた外面、即ち冷却
水案内表面上にチョークで引いたような付着物が形成さ
れ、このため冷却水の薄膜が不完全になり、EMCシー
ルドの冷却が不適切になる。この冷却は適切でなければ
ならないため、高額の保守費用を回避することができな
い。
【0017】EMCシールドは金型にしっかりと取り付
けられており、従って、冷却水案内表面の位置を変更す
ることができない。
【0018】金型の種々の構成要素がアルミニウム、
鉄、銅でできており、腐蝕の問題がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、設計
が簡単であるため、及び金型の電磁エネルギの損失が小
さいため、製造費用及び作動費用の両方に関して更に経
済的な、冒頭に述べた種類の鋳造機を開発することであ
る。この金型は冷却水の適用についての融通性が大きく
なければならず、従来技術よりも正確な方法で冷却しな
ければならない。
【0020】
【課題を解決するための手段】鋳造機に関し、この目的
は、冷却水を案内するための金型表面が絶縁材料ででき
ており、電磁シールドが、少なくとも、作用領域の内部
で冷却される本発明によって達成される。特別な、鋳造
機の開発の進んだ形態は、従属項の対象である。
【0021】本発明の特に有利な形態では、金型ハウジ
ングは、孔が穿たれ、幾つかの方法で曲げられ、側壁が
溶接された約3mm厚のシートでできている。これは、嵩
張り且つ通常はアルミニウムでできている高価な成形金
属パネルをシールドと同じ材料であるステンレス鋼でで
きたシート金属製ハウジングでつくることができるた
め、従来技術と比べて経済的にも技術的にも大きな進展
をもたらす。大量のクーラントを必要とするため、プラ
スチック製の成形部品をシート金属製ハウジング内に装
着するのがよく、これは製造及び経済に関し大きな利点
をもたらす。更に、上述の腐蝕の問題がほぼなくなる。
【0022】曲げたシートでできた金型ハウジングを使
用することから自ずと生じる別の利点は、電磁エネルギ
の損失が小さいということであり、ほぼ唯一の単一の部
品でできていることからールの問題点がないという別の
利点が得られる。
【0023】冷却水を案内するための絶縁材料製の表面
は、好ましくは別体の偏向プレートの表面であり、有利
には交換することができる。連続的に集中して冷却する
ことによって、偏向プレートを製造が容易で非常に安価
なプラスチックでつくることができる。偏向プレート
は、好ましくは、移動させることができ及び/又は傾け
ることができ、従来の手段で所定の位置に設定すること
ができる。シールドに当たる前に方向を変えることので
きない冷却水を、シールドに当たった後、所定の角度範
囲内で偏向することができる。換言すると、この表面上
に形成された水のカーテンがインゴットにスプレーされ
るレベルは、金型の高さを調節できない場合、例えば5
mm乃至20mmの範囲に亘って調節自在である。
【0024】これは、剛性に取り付けられた磁気シール
ドの偏向表面上への冷却水の偏向と比べて、大きな進展
をもたらす。冷却水のカーテンを最適の効果を実現でき
る領域に簡単な手段で加えることができる。
【0025】偏向プレートの表面に長さ方向溝を設ける
ことによって、水の薄膜の均等な形成を改善することが
できる。本明細書では、長さ方向という用語は、冷却水
の流れ方向を意味する。
【0026】例えば、硬質アルミニウム合金は、低い下
降速度で鋳造され、これと同時に使用する冷却水が少な
い。比較的高い圧力が作用している大量の水を偏向表面
に吹き付けることによってほぼ均等な水の薄膜をつくり
だす。これに対して、水が少量で偏向表面に非常に低い
圧力で当たる場合には、冷却水は、薄膜を形成すること
なく流れ去る。その結果、冷却の影響を受けやすい即ち
感受性のインゴットを最適に冷却することができない。
従って、金型では、偏向プレートよりも長く、従って偏
向プレートよりもインゴットに近い支持プレートを偏向
プレートの下に設けることができる。
【0027】冷却水を支持プレート上にスプレーする場
合、圧力が低いと偏向プレートの表面を僅かに濡らすか
或いは全く濡らさない。偏向プレートと向き合っている
偏向プレートと同じ材料でできた支持プレートの表面
は、同様に、冷却水を案内する表面として設計されてい
る。偏向プレートと同様に好ましくは交換自在のこの支
持プレートもまた、好ましくは、便利には偏向プレート
用の駆動機構と同じ駆動機構で、移動され及び/又は傾
けられる。移動自在の支持プレートだけによって冷却水
のカーテンがインゴットに当たるレベルを変えることが
できる。感受性の金属インゴットについては、支持プレ
ートは冷却水を排水するための孔又はスリットを有す
る。冷却水は、このように排水されるため、高温のイン
ゴットに当たることがなく、冷却効果を更に下げること
ができる。
【0028】偏向プレート及び支持プレートは少なくと
も一部が誘導子と電磁シールドとの間に配置されている
けれども、これらのプレートが電磁界によって加熱され
ることはない。これらのプレートは、絶縁材料、好まし
くはプラスチック、例えばポリエチレン又はポリプロピ
レンでできている。各場合において、チョークで引いた
ような付着物の形成は、周知の設計のシールドの案内表
面上に形成されるよりも少ない。
【0029】誘導子の作用領域にはU字形状又はV字形
状に曲げられたシールドシートが配置され、水がシール
ドシートを通って流れる。即ち、シールドシートは内部
から冷却され、誘導子の作用領域の外側にあるシールド
の部品と同様に、好ましくはステンレス鋼でできてい
る。側部が閉鎖されており且つ好ましくは1mm乃至2mm
厚のINOXシートでできたシールドは、シールド性の
よい材料でできた挿入体又はコーティングを指定した場
合には、単なる機能的な部品として作用する。そうでな
い場合には曲げたステンレス鋼性のシートは保護及び支
持の機能を果たすにすぎない。
【0030】更に、周知のEMC金型シールドは下領域
がモノリシックであり、楔形である。この大量の材料及
び外部冷却によってシールド効果がEMC連続冷却鋳造
によって必要とされるように、上方に向かって増大す
る。
【0031】本発明による金型の態様は、シールドのU
字形状又はV字形状の部品の挿入体又はコーティングが
誘導子の上方への電磁的効果を弱めるような態様であ
る。段階的に又は連続的に増大する電磁シールドは、例
えば以下の方法で得られる。
【0032】U字形状又はV字形状に曲げられるべきス
テンレス鋼製のシートを銀又は銅でコーティングし、次
いでこの層が内側になるように曲げる。コーティングは
従来の手段によって、例えば電気メッキ、ガス相からの
化学的沈着、スプレーコーティング、プラズマ沈着行わ
れる。
【0033】従って、シートはU字形状又はV字形状に
曲げられた後にコーティングされる。
【0034】少なくとも一つの銀、銅、又は真鍮の箔を
U字形状又はV字形状のシートに配置する。この箔又は
シートを曲げて折畳むか或いは多層にし、シールドが上
方への方向で段階的に又は連続的に増大するように厚さ
を段階的に又は連続的に変化させるのがよい。
【0035】箔又はシートを挿入することによって、又
は上述の金属の一つのコーティングを施すことによっ
て、シールド効果を材料及び厚さに応じて数百倍のファ
クタで曲げたシートの数倍にも増大させることができ
る。
【0036】挿入体又はコーティングの厚さは、特定の
吸収力に従って、銀製の場合には有利には0.05mm乃
至0.2mmであり、銅製の場合には0.2mm乃至0.4
mmであり、真鍮製の場合には0.5mm乃至2mmである。
この層の厚さは、上方への方向で連続的に又は段階的に
増大させるのがよい。
【0037】冷却水を案内表面上に鋭角でスプレーし、
均等な水の薄膜をインゴットに当たる前に形成する、鋳
造機内のインゴットを冷却するための方法については、
本発明の目的は、吹き付けられた水を案内するための表
面を、所与のリズムで前後に移動する及び/又は傾け、
その結果、電磁シールドとは別の水のカーテンを特定の
高さに亘ってインゴット上で上下に移動させる方法によ
って達成される。特別な、更に発展した方法の形態は、
従属項の対象である。
【0038】本発明による方法を使用すると、水をパル
スをなして吹き付けることによる冷却の利点を得ること
ができ、「冷却」から「非冷却」への比較的はっきりと
した遷移を更に穏やかに且つ連続的にする。その結果、
例えば硬質アルミニウム合金のような感受性の金属でも
毛髪状の割れが起こらないようにすることができる。
【0039】水が吹き付けられた案内偏向表面を、時間
に関し、好ましくは正弦曲線をなして移動させ、詳細に
は、半波長当たり1秒乃至3秒の時間間隔で移動させ
る。その結果、水のカーテンは、好ましくは、インゴッ
ト上で5mm乃至20mmの上下移動を完了する。水が吹き
付けられた偏向表面の移動は、好ましくは、空気圧、液
圧、又は電磁力で駆動されるマイクロプロセッサ制御の
従来の手段で行われる。
【0040】有利には、鋳造開始後約0分乃至3分に対
応するダミーベースの下降で始まって冷却水を0.01
×105 Pa乃至0.5×105 Paの一定の圧力でス
プレーする。この理由のため、水が吹き付けられた偏向
表面の移動は、合金の感受性が許容する場合にのみ停止
される。
【0041】冷却中、インゴットを詳細には連続的に電
磁的に振動させるのがよい。
【0042】本発明によって得られた利点は以下のよう
に概述することができる。
【0043】磁界によって加熱されることのない、水が
吹き付けられた案内偏向表面を用いることによって、チ
ョークで引いたような付着物が磨き上げられた表面に付
着しないようにし、これによって、保守費用を対応して
減少させる。
【0044】水が吹き付けられた調節自在の案内偏向表
面を使用することによって、冷却水のカーテンがインゴ
ットに当たるレベルを調節することができる。
【0045】少なくとも開始期間では、及び/又は感受
性の合金では、水のカーテンを調節自在のリズムをなし
た方法で上下させるのがよい。冷却水を突然加えること
による衝撃効果を無くし、冷却水をインゴットに連続的
に加えることによって、水をパルスをなして吹き付ける
ことによって得られる効果を優れたものにする。
【0046】EMC鋳造で一般的に行われていたCO2
の添加を止めた。
【0047】電磁シールドと同じ材料であるステンレス
鋼でできた曲げたシートでできた金型ハウジングを使用
することによって腐蝕の問題点をなくす。
【0048】詳細には有孔ステンレス鋼製のシートであ
る折畳んだシートの形態の本発明による金型ハウジング
の設計は、案内偏向表面に限定されず、挿入体又はコー
ティングを備えたU字形状又はV字形状のステンレス鋼
製のシートの形態の電磁シールドの作用領域についても
用いることができる。
【0049】本発明を添付図面に示す例示の実施例を参
照して以下に詳細に説明する。
【0050】
【実施例】図1は、インゴットを垂直方向電磁冷却鋳造
するための鋳造機の周知の基本的原理を示す。鋳造機に
は、一つ又はそれ以上の金型10を装着できる。
【0051】中間周波数で作動する閉周囲誘導子12、
即ち高電流システムが磁界をつくりだし、この磁界によ
って鋳造金属が金型の内壁16と接触しないようにする
力をインゴット14内につくりだす。
【0052】楔形の電磁シールド18が誘導子12を部
分的に遮蔽し、かくして上方への磁界を減少させる。最
終的には、シールド18が冷却水20を冷却水のカーテ
ン22の形態でインゴット14に吹き付けるゾーンを決
定する。
【0053】ダミーベース24が鋳造テーブル(図示せ
ず)上に取り付けられている。始動期間中、ダミーベー
スは、インゴット14の底26を形成し、鋳造工程全体
に亘ってインゴットを支持する。
【0054】図1に示す磁界連続鋳造法の基本的な原理
は、冷却水を案内するための表面28、電磁シールド1
8の作用領域30、及びモノリシックな賦形金型ハウジ
ング32に関して本発明によって改善された。しかしな
がら、基本的な原理は、一般には、本質的に不変のまま
である。
【0055】図2には、曲げ及び側壁への溶接によって
ハウジング32を製造するための約3mm厚のステンレス
鋼製のシート34(INOX)を示す。鋼製のシート3
4には、約10mmの均等な間隔で穿たれた約3mmの直径
の孔36が既に設けられており、これらの孔は、後に冷
却水の出口として役立つ。
【0056】図3に示す金型10は、何回か曲げてある
ステンレス鋼製のシート34で形成された金型ハウジン
グ32を有する。内部空間は冷却水20で満たされてお
り、プラスチック製の水分配ブロック38が装着されて
いる。ステンレス鋼製の電磁シールド18は、内方に面
した二つの溝42を備え、これらの溝には金型ハウジン
グ32の開放端の鋼製のシート34が挿入される。ボル
ト44が鋼製のシート34及びプラスチック製の水分配
ブロック38を貫通し、電磁シールド18のねじ山を備
えたボルト46がボルト44の表面と係合し、水分配ブ
ロック38及び鋼製のシート34に引張力を及ぼす。
【0057】水分配ブロック38は比較的深い溝50を
有し、この溝から冷却水チャンネル52が同じ距離延
び、鋼製のシート34の孔36へ先細になっている。冷
却水が流出する方向は、冷却水チャンネル52の方向で
決まる。
【0058】ねじ山を備えたボルト46を緩めることに
よって、電磁シールド18を取り外したり交換したりす
ることができ、ボルト44を取り外した後、水分配ブロ
ック38を取り外したり交換したりすることができる。
【0059】互いに係止する二つのプラスチック製のブ
ロック58、60は、ボルト止めしたクランプ54及び
鋼製のシート34の曲げ部が構成するフランジ56によ
って金型ハウジング32に連結されている。
【0060】プレート状誘導子12(これは、本実施例
では銅製である)は、金型の内部を取り囲み、耐熱断熱
層62を介在してプラスチック製のブロック58にボル
ト止めされている。
【0061】プラスチック製のブロック60の凹部に
は、冷却水20を偏向させる、即ち冷却水20の向きを
変えるためのプラスチック製のプレート66用の設定移
動機構が設けられている。膨張自在のベローズ68は、
プラスチック製のブロック60の対応する孔及びハウジ
ングのフランジ56を貫通したロッド72を支持するシ
ールリング70を圧力の関数として移動する。偏向プレ
ート66は、このロッド72にヒンジ止めされている。
ロッド72にはばね74が更に取り付けられており、こ
のばねは、偏向プレート66を電磁シールド18のU字
形状シート76に向かって傾ける。電磁シールド装置1
8は、インゴット14を冷却するための水20がシール
ド18の外側と接触しないため、少なくともU字形状シ
ート76の領域にある水78で内側が冷却される。冷却
水20は、水チャンネル52から流出すると、偏向プレ
ート66に鋭角をなして例えば0.5×105 Paの圧
力で当たり、プレート66の案内表面に沿って流れて水
の薄膜を形成し、次いで、均等な水のカーテン22をな
して偏向プレート66を離れるとき、冷却されるべきイ
ンゴット14に当たる。
【0062】図3には、偏向プレート66が二つの端位
置で示してある。水のカーテンを5mm乃至20mmの高さ
hに亘ってインゴット14に任意の設定で当てることが
できる。従って、金型10は、剛性の電磁シールドを備
えている場合でも非常に可撓性である。しかしながら、
水のカーテンを例えば正弦曲線をなして上下に連続的に
動かすことができる。
【0063】図4に示す金型10には、偏向プレート6
6の代わりに支持プレート82が設けられており、この
支持プレートは、この支持プレートが適切に取り付けら
れたロッド72で同様に傾けることができる。支持プレ
ート82はプラスチック製であり、低圧、例えば0.0
5×105 Pa以下で流れる冷却水20を分配するのに
役立つ。冷却水は、偏向プレート66の案内表面84に
到達しない。支持プレート82の案内表面84上に薄膜
を形成する冷却水20がインゴット14に到るようにす
るため、支持プレート82は、偏向プレート66よりも
長いように設計され、インゴット14と近接した領域ま
で延びている。
【0064】支持プレート82は、冷却水のうちの幾分
かがインゴット14と接触せずに流出できるようにする
孔又はスリットを有する。
【0065】銅製のシート88がシールドシート76内
に挿入され且つこのシート76によってクランプされて
おり、前記銅製のシート88は、誘導子12が発生した
磁界の吸収について大きな能力を持っている。上領域に
は二つの銅製のシートが設けられており、これらのシー
トはハンダ付け、リベット止め、又は接着剤による接着
によって互いに結合されており、この領域において更に
大きなシールドを提供する。
【0066】水分配ブロック38には、冷却水20の入
口92を備えたフランジ90が例えばボルトで固定され
ている。その結果、大きな水チャンバ93が形成され、
水分配ブロック38に溝50を備えた小さな水チャンバ
が形成される。フランジ90は、チャンネル52内への
冷却水20の滑らかな通路を提供する。
【0067】図5は、シールド本体に取り付けられたU
字形状シールドシート76が形成するシールド18の作
用ゾーンに関する細部を示す。シート76の両フランジ
には0.3mm厚の銅コーティング94が施されており、
これらのコーティングは長さが異なっている。このた
め、従来の態様におけるように、シールドの強さが底部
から頂部にかけて段階を追って効果的になっている。
【0068】変形例を図6に示す。ここではシールドシ
ート76の一部に設けられたコーティング94は上に向
かって厚くなっており、従って、上に向かって増大する
シールド効果をつくりだす。
【0069】図7は、上から中間にかけて折り返したシ
ート挿入体88を示し、このシート挿入体は、U字形状
又はV字形状に曲げてあるシールドシート76(図3及
び図4参照)で使用するようになっている。電磁シール
ドについての効果は、図5に示すのと同様である。
【0070】図8は、二つの折畳んだシート挿入体88
を示し、これらのシートは、図7に示すシートと比較す
ると、シールド効果の変化がなだらかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋳造機の従来技術の電磁鋳造金型を示す概略斜
視図である。
【図2】金型ハウジング用の有孔シートの一部の平面図
である。
【図3】インゴットの長さ方向での金型の断面図であ
る。
【図4】図3に示す金型の変形例の断面図である。
【図5】電磁シールドの作用部分の断面図である。
【図6】図5に示す種類の電磁シールドのフランジの部
分断面図である。
【図7】電磁シールド用のシート挿入体の概略図であ
る。
【図8】図7に示す電磁シールド用のシート挿入体の変
形例の概略図である。
【符号の説明】
10 金型 12 誘導子 14 インゴット 18 電磁シールド 20 冷却水 22 冷却水のカーテン 32 ハウジング 34 シート 38 水分配ブロック 52 冷却水チャンネル 66 偏向プレート 76 U字形状シールドシート 82 支持プレート 88 シート挿入体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルトラン・カリュプ スイス国セアッシュ−1955 シャモソン, ルート・ドゥ・ラ・ラモー(番地なし) (72)発明者 ミロスロ・プラタ スイス国セアッシュ−1963 ヴェトロ,シ ュマン・ヌフ 28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲が閉鎖され且つ部分的にシールドさ
    れた誘導子(12)の磁界内で、垂直なインゴット(1
    4)を連続的に鋳造するための鋳造機であって、正確に
    且つ再現可能に装着された少なくとも一つの水冷金型
    (10)と、水の薄膜が表面上に形成される少なくとも
    一つの案内表面(28、80、84)を介してインゴッ
    ト(14)に鋭角をなすように配置された冷却水チャン
    ネル(52)とを有し、下方に移動できる対応するダミ
    ーベース(24)を金型(10)毎に有する、前記鋳造
    機において、 冷却水(20)を案内するための前記表面(80、8
    4)は絶縁材料でできており、電磁シールド(18、7
    6)は少なくとも作用領域の内部で冷却されることを特
    徴とする、磁界内で垂直方向に連続鋳造するための鋳造
    機。
  2. 【請求項2】 金型ハウジング(32)は幾つかの方法
    で曲げられて成型され、好ましくは穿孔され且つ側壁が
    溶接されたステンレス鋼製のシート(34)でできてい
    る、請求項1に記載の鋳造機。
  3. 【請求項3】 金型ハウジング(32)の開放端が前記
    シールド(18)の、対応する内側に面した溝(42)
    に挿入され且つ前記シールドにボルト止めされており、
    このボルト止めは、好ましくは、挿入された賦形された
    水分配ブロック(38)を介して行われ、該水分配ブロ
    ックは、好ましくは、プラスチック製であり、冷却水
    (20)用のチャンネル(52)が形成してある、請求
    項2に記載の鋳造機。
  4. 【請求項4】 金型(10)からの冷却水(20)を案
    内するための表面(80)は偏向プレート(66)の表
    面であり、該偏向プレートは、好ましくは、移動するこ
    とができ及び/又は傾けることができる、請求項1、
    2、又は3に記載の鋳造機。
  5. 【請求項5】 交換自在の偏向プレート(66)はプラ
    スチック製であり、冷却水を案内するためのその表面
    (80)には冷却水チャンネル(52)の方向に延びる
    溝が設けられており、これらの溝は、好ましくは、冷却
    水をこれらの溝に沿って導く、請求項4に記載の鋳造
    機。
  6. 【請求項6】 支持プレート(82)が偏向プレート
    (66)の代わりに又は偏向プレート(66)の下に設
    けられ、前記支持プレート(82)は、好ましくは、移
    動することができ及び/又は傾けることができるように
    設けられ、前記支持プレート(82)は冷却水(20)
    用の対応する案内表面(84)を有する、請求項4又は
    5に記載の鋳造機。
  7. 【請求項7】 前記支持プレート(82)は、冷却水
    (20)を排水するための孔又はスリット(86)を有
    する、請求項6に記載の鋳造機。
  8. 【請求項8】 誘導子の領域にある電磁シールド(1
    8)はU字形状又はV字形状に曲げられたシート(7
    6)で形成されており、水(78)がこれを通って流
    れ、前記シート(76)は1mm乃至2mmの厚さを持つス
    テンレス鋼でできており、挿入体(88)又はU字形状
    の又はV字形状の部分のコーティング(94)が誘導子
    (12)の電磁的効果を上方に向かって減少させる、請
    求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の鋳造機。
  9. 【請求項9】 挿入シート(88)が上方に向かって階
    段状に又は連続的に厚くなるように形成されるか、又は
    これに対応するコーティング(94)が前記シールドシ
    ート(76)に形成されている、請求項8に記載の鋳造
    機。
  10. 【請求項10】 挿入体(88)又はコーティング(9
    4)は、好ましくは0.05mm乃至0.2mm厚の銀製で
    あるか、又は、好ましくは0.2mm乃至0.4mm厚の銅
    製であるか、又は、好ましくは0.5mm乃至2mm厚の真
    鍮製である、請求項8又は9に記載の鋳造機。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のうちのいずれか
    一項に記載された鋳造機において前記インゴット(1
    4)を冷却するためのインゴット冷却方法において、冷
    却水(20)を案内偏向表面(80、84)上に鋭角で
    スプレーして均一な水の薄膜を形成し、該均一な水の薄
    膜を前記インゴット(14)上に水のカーテン(22)
    としてスプレーする、前記インゴット冷却方法におい
    て、 水が吹き付けられた案内表面(80、84)を、連続的
    に且つ所与のリズムをなした方法で、前後に移動させる
    か或いは傾け、その結果、電磁シールド(18)とは別
    の水のカーテン(22)をインゴット(14)上で高さ
    (h)に亘って上下に移動させることを特徴とする、イ
    ンゴット冷却方法。
  12. 【請求項12】 水が吹き付けられた案内表面(80、
    84)を、好ましくは半波長当たり1秒乃至3秒のタイ
    ミングで正弦曲線をなして移動させ、水のカーテン(2
    2)を、5mm乃至20mm、好ましくは5mm乃至10mmの
    高さ(h)に亘って、インゴット(14)上で上下させ
    る、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 好ましくはプログラム制御式の案内表
    面(80、84)は、空気圧式駆動機構、液圧式駆動機
    構、又は電磁式駆動機構によって駆動される、請求項1
    1又は12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記インゴット(14)を冷却すると
    き、前記インゴットを電磁的に好ましくは連続的に振動
    させる、請求項11、12、又は13に記載の方法。
JP5250389A 1992-10-06 1993-10-06 磁界内で垂直方向に連続鋳造するための鋳造機 Pending JPH06210405A (ja)

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CH3116/92-0 1992-10-06
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EP (1) EP0592360B1 (ja)
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AT (1) ATE169532T1 (ja)
AU (1) AU662244B2 (ja)
CA (1) CA2107187A1 (ja)
CH (1) CH688129A5 (ja)
CZ (1) CZ207193A3 (ja)
DE (1) DE59308858D1 (ja)
ES (1) ES2119880T3 (ja)
HU (1) HU215428B (ja)
IS (1) IS1718B (ja)
NO (1) NO302220B1 (ja)
RU (1) RU2113931C1 (ja)
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NO302220B1 (no) 1998-02-09
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CA2107187A1 (en) 1994-04-07
HU9302811D0 (en) 1994-01-28
HUT66151A (en) 1994-09-28
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