JPH0621030Y2 - ローダ・アンローダ装置 - Google Patents

ローダ・アンローダ装置

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JPH0621030Y2
JPH0621030Y2 JP1987137385U JP13738587U JPH0621030Y2 JP H0621030 Y2 JPH0621030 Y2 JP H0621030Y2 JP 1987137385 U JP1987137385 U JP 1987137385U JP 13738587 U JP13738587 U JP 13738587U JP H0621030 Y2 JPH0621030 Y2 JP H0621030Y2
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碩一 池上
明 小見
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Okaya Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ICテスタに用いられるバーインボードへの
半導体装置等の電子部品の着脱に利用して特に有効な技
術に関するものである。
[従来の技術] IC等の半導体装置をはじめとする電子部品のエージン
グ等の検査においては、その表面にソケットの連設され
たバーインボードと呼ばれるボード上に半導体装置等の
電子部品を装着した状態で、高温・高加湿状態で一定時
間放置する検査が行われる。このような検査に際して
は、まずローダあるいはローディング装置と呼ばれる部
品収納手段を用いて、バーインボード上の各ソケットに
部品を装着する工程が必要となる。
このようなローダとしては、ICの供給部であるヘッド
を装置本体に対して固定状態として、ソケットの配設さ
れたバーインボードを移動させてソケット上に順次被測
定ICを装着していく方式のものが知られている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記のような従来技術のローダにおいては、
バーインボードが移動する構造であるために、装着位置
によっては該バーインボードが装置本体から突出した状
態となり、装置の接地に際して広いスペースを専有する
結果となっていた。
さらに、従来のローダにおいては、装着されるバーイン
ボードと装置本体とは1対1の規格で対応しており、バ
ーインボードの送り量等も固定され、したがって、他の
規格のICに対応したソケットを備えたバーインボード
を装着することが困難であった。すなわち、バーインボ
ードの規格によって異なった規格の専用のローダを用い
なくはならなかった。
このことは、バーインボードからICを取り出す作業を
行うアンローダ装置においても同様であり、バーインボ
ードのソケット配置に対応した規格の専用のアンローダ
装置を用いなくはならなかった。
本考案は、上記問題に着目してなされたものであり、そ
の目的は省スペースで設置可能でかつ多種のバーインボ
ードに対応した汎用的ローダ・アンローダ装置を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、複数の部品装着用ソケットがマトリクス状に
配設されたボードを固定状態で載置する装置本体と、部
品収納手段及び部品移送手段を有し上記装置本体に装着
されるヘッドとを備え、上記部品収納手段は多数のチッ
プ状部品を収納可能なマガジンを有すると共に、上記部
品移送手段は上記部品収納手段内に収納されたチップ状
部品を上記ボードに配設された部品装着用ソケットに装
着し、或いは該部品装着用ソケットに装着された部品を
取り外して上記部品収納手段内に戻すアクチュエータを
有してなるローダ・アンローダ装置であって、上記ヘッ
ドはボード上に配設された部品装着用ソケットの行ある
いは列方向に対して移動可能であり、且つ該ヘッドの移
動量が部品装着用ソケットの配設ピッチに対応して制御
可能な構造のローダ・アンローダ装置とするものであ
る。
[作用] 上記した手段によれば、固定状態のボードに対してヘッ
ドが移動される構造であるため、ボードが装着位置によ
って装置本体から突出することがないため、省スペース
で設置できるローダ・アンローダ装置を提供できる。
また、ヘッドの移動量を部品装着用ソケットの配設ピッ
チに対応して制御可能なため、多種のバーインボードの
規格に対応した汎用的なローダ・アンローダ装置を提供
することができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例であるローダ・アンローダ装
置を示す斜視図、第2図は同じくこのローダ・アンロー
ダ装置の装置本体を示す概略平面図、第3図は同じくこ
のローダ・アンローダ装置のヘッドの内部を示す概略
図、第4図(a)〜(c)はローダ動作を示す説明図、
第5図(a)〜(d)はアンローダ動作を示す説明図、
第6図は取り外した状態のピックアップアームを示す斜
視図、第7図は同じく取り外した状態のストッカを示す
斜視図である。
本実施例のローダ・アンローダ装置1は、PLCC(Pla
stic leaded chip carrier)型半導体装置の電圧印加測
定を行うバーインボード2に対し、被測定物であるチッ
プ状部品としてのPLCC3の装着および取り外しを行
うためのものであり、所定のソケット4が板面上に多数
装着されたバーインボード2とこのバーインボード2の
載置される装置本体5を有している。
装置本体5は、上面が開口された偏平筐体形状を有して
おり、この開口上面内底部にはコーナー部材6によって
位置決めされたバーインボード2が装着されている。こ
こで、当該バーインボード2について説明すると、この
バーインボード2は、その主面にPLCC用のソケット
4がマトリクス状に多数配設されており、PLCC3
は、このバーインボード2に装着された状態で図示しな
いバーイン装置に収容されて所定の電圧印加測定が行わ
れるようになっている。このバーインボード2上のソケ
ット4については、詳細な構造は図示しないが、一般的
に用いられているPLCC用ソケットであり、たとえ
ば、ソケット上面の周縁部を押圧することにより、保持
されるPLCC3が開放状態となる構造を有している。
第2図に示す装置本体の内底面において、一対の7,7
はリニアガイドであり、このリニアガイド7,7上に
は、第2図において右端に位置されるヘッド8が装置本
体5の上面を長手方向に移動可能とされている。このう
ちの一方のリニアガイド7は、僅かな間隔をおいてボー
ルネジ10が当該リニアガイド7と並行に延設されてお
り、このボールネジ10の回転により上記ヘッド8が所
定量移動されるようになっている。
第2図に示す装置本体5において、上記ヘッド8とは反
対側の一端は、ハウジング11によって覆われたコント
ロールボックス12を形成している。このコントロール
ボックス12の内部には、上記ボールネジ10の回転を
行うステッピングモータ13が設けられている。したが
って、ヘッド8は当該ステッピングモータ13の回転力
がボールネジ10によって軸方向への移動力となること
によって、リニアガイド7,7上を移動される構造とな
っている。
このとき、上記ステッピングモータ13に対して与える
パルス数によりボールネジ10の回転量を制御すること
が可能であり、したがってヘッド8の1サイクルの移動
量Pもステップパルスによって容易に制御することがで
きる。
なお、上記コントロールボックス12の内部には、上記
ステッピングモータ13の他に駆動用エアを供給するた
めのレギュレータ14およびマイクロコンピュータを備
えた制御部15等が取り付けられており、これらは、そ
れぞれコントロールボックス12の前面傾斜部に設けら
れた制御バネ16のスイッチ群によって制御される構造
となっている。
なお、第1図において、コントロールボックス12のハ
ウジング11の上面より突設されている17は、シグナ
ルタワーであり、装置の作動異常等をランプの点灯等に
よりオペレータに警告するためのものである。
次に、上記ヘッド8の構造について、詳説すると以下の
通りである。
ヘッド8は、第1図に示されるように、筐体形状のカバ
ー8aによって覆われており、その側方にはストッカ1
8が斜め上方に向かって突出されている。ヘッド8の内
部は第3図に示すような構造となっている。すなわち、
ヘッド内部の上方には、ヘッド本体20に対して固定的
に一対の軸受け21,21が取り付けられており、この
軸受け21,21間にはメインアーム22が架設されて
いる。メインアーム22の中央部分にはメインシリンダ
23が垂設され、このメインシリンダ23から突出され
るロッド24の先端には上下動アーム25がメインボル
ト26によって固定されている。またこの上下動アーム
25はその両側端において、垂直方向に立設されるガイ
ドバー27,27と、メインアーム22に固定されたガ
イド28,28とによりその上下動を案内される構造と
なっている。上記メインアーム22には、ピックアップ
アーム30が取付ボルト31および位置決めピン32に
よって着脱可能な状態で取り付けられている。このピッ
クアップアーム30には、第3図の例では5本のピック
アップアクチュエータ33が上記ピックアップアーム3
0に対して垂直方向に取り付けられている。このピック
アップアクチュエータ33は、その下端に合成ゴム等か
らなる吸着パッド34を有しており、この吸着パッド3
4の内部には軸方向に沿って真空吸引路35が内設され
ている。また、上記吸着パッド34の周囲には、プッシ
ャ36が設けられており、このプッシャ36は、上記バ
ーインボード2上に装着されたソケット4の上面周縁部
を付勢する構造となっている。
ところで、上記ピックアップアクチュエータ33の固定
されているピックアップアーム30は、第6図に示され
るようなユニット構造となっており、上下動アーム25
に対して着脱可能な構造となっている。第3図および第
6図では、ピックアップアクチュエータ33が5本装着
されているピックアップアーム30を取り付けたユニッ
トを装着した場合を示しているが、他の本数のピックア
ップアクチュエータを備えたユニットと容易に交換可能
である。この交換に際しては、第3図においては、上下
アーム25とピックアップアーム30とを連結する取付
ボルト31および位置決めピン32を取り外すのみでよ
い。なお、以上に説明したピックアップアクチュエータ
33等は、上記軸受け21を中心に揺動可能な構造であ
り、この揺動動作は、第4図に示される傾斜用シリンダ
37によって制御されている。
上記で説明したヘッド8のヘッド本体20に対しては、
さらに第4図(a)等に示すように、ヘッド本体20に
対して斜め方向にストッカ18が設けられており、この
ストッカ18上にはPLCC3を直列方向に多数収容し
たマガジン38が開口端部を下方に位置させた状態で装
着されている。このストッカ18も第7図に示されるよ
うに、ユニット構造で着脱可能となっており、装着され
るマガジン38の本数に対応したストッカ18と、必要
に応じて容易に交換可能となっている。当該ストッカ1
8の途中部分には第4図乃至第5図に示すように、機械
的なスイッチ機構によるマガジン有無サンセ40が取付
けられており、ストッカ18上におけるマガジン38の
有無を検知する構造となっている。また、ストッカ底面
において、マガジン38の下端延長部には第1ストッパ
アクチュエータ41が設けられており、そのロッドピン
41aがストッカ下面より突出状態となることにより、
マガジン38からのPLCC3の滑落を係止する構造と
なっている。また、上記第1ストッパアクチュエータ4
1の斜め上方には第2ストッパアクチュエータ42が設
けられており、上記ストッカ18に対して上方からのロ
ッドピン42aの突出によりPLCC3のパッケージ上
面が付勢固定されて、同じく下方への滑落が抑止される
状態となっている。なお、上記ストッカ18の下端から
マガジン38の開口部に沿って、爪部43aの延設され
た引き上げアクチュエータ43が装着されており、この
引き上げアクチュエータ43による爪部43aの作動に
より、ストッカ18の下端に位置されたPLCC3が、
マガジン38の内部に引き上げられる構造となってい
る。
また、ストッカ18の下端には、ワーク有無センサ44
が設けられており、この位置でのワーク、すなわちPL
CC3の有無を検知するようになっている。
次に、本実施例のローダ・アンローダ装置1によるロー
ダ動作を第4図に基づいて順次説明する。
まず、ソケット4が空の状態のバーインボード2が装置
本体5上に固定されると、PLCC3が所定数量だけ収
容されたマガジン38が所定本数、本実施例では5本
分、ストッカ18に装着される。この状態では、たとえ
ばストッカ18は水平方向に変位された状態でもよい。
つぎに、当該ストッカ18が斜めに変位した状態におい
ては、マガジン38の内部のPLCC3は、その自重に
よってマガジン38の開口下端の方向に順次滑落してい
く状態となるが、この時、第1ストッパアクチュエータ
41が作動されて、ロッドピン41aが突出状態とな
り、マガジン38の内部からストッカ18の下端に滑落
してきたPLCC3を係止する状態となる。
次に、第2ストッパアクチュエータ42が作動状態とな
り、上方からロッドピン42aが突出されて、上記の第
1ストッパアクチュエータ41によって係止されたPL
CC3の次に滑落してきたPLCC3を付勢係止する。
この状態において、第1ストッパアクチュエータ41が
再度作動されてロッドピン41aが下方に引き込まれる
と、最下端のPLCC3が1個だけストッカ18上の最
下端の引き上げアクチュエータ43の爪部43aの位置
まで滑落される(第4図(a))。
ここで、ワーク有無センサ44がストッカ最下端位置に
おけるPLCC3の存在を検出すると、制御部15の制
御により傾斜用シリンダ37が作動されて、当該ピック
アップアクチュエータ33が、その軸方向先端延長に上
記PLCC3が存在する位置となる角度まで揺動変位さ
れる。この状態で、ピックアップアクチュエータ33の
吸着パッド34が下降されるとともに、真空吸引路35
を通じて真空吸引が開始される。このようにして、吸着
パッド34がその先端にPLCC3を吸着すると、当該
ピックアップアクチュエータ33は所定量だけ上昇す
る。この間、第1ストッパアクチュエータ41と第2ス
トッパアクチュエータ42とは、上記で説明した動作を
繰り返すことによって、後続のPLCC3が再度1個だ
け爪部43aの位置まで滑落して、次の吸着準備が行わ
れる。
上記のようにして、吸着パッド34の先端にPLCC3
を吸着した状態のピックアップアクチュエータ33は、
傾斜用シリンダ37の作動により、下方に位置されるバ
ーインボード2上のソケット4に対して、略垂直状態と
なる位置まで揺動変位される(第4図(b))。この状
態で、メインシリンダ23が作動され、上下動アーム2
5とともに各ピックアップアクチュエータ33が下降動
作を行うことによって、当該ピックアップアクチュエー
タ33の先端周囲に設けられたプッシャ36がソケット
4の上面周縁部を付勢して、ソケット4を開放状態にす
る。続いて、吸着パッド34がソケット4の内部に下降
して真空吸引が解除されると、ソケット4内にPLCC
3が保持された状態となる(第4図(c))。
次に、吸着パッド34およびプッシャ36が順次上昇し
て1サイクルのローダ作業が完了する。
以上に説明したローダ作業の後、コントロールボックス
12内のステッピングモータ13の作動により、装置本
体5上をヘッド8が所定ピッチPだけ第4図(C)にお
いては左方向に移動される。この移動量Pは上記のよう
にステッピングモータ13に対するステップパルス数で
容易に制御することが可能であり、このステップパルス
数に関しては、予め装着されるバーインボード2のソケ
ット4の配置間隔Pに対応して制御部15内にプログラ
ムしておくことが可能である。このように所定間隔Pだ
けヘッド8がバーインボード2上を移動した後、次のソ
ケット列のローダ作業が上記と同様に行われる。
次に、本装置を用いたアンローダ動作について第5図に
基づいて説明する。
まず、各ソケット4にPLCC3が装着された状態のバ
ーインボード2を装置本体5の所定位置に固定したの
ち、空の状態のマガジン38をストッカ上に所定本数、
たとえば5本分装着する。次に、ストッカ18を所定の
斜め位置に変位させた状態で、ピックアップアクチュエ
ータ33を垂直状態に位置させ、メインシリンダ23の
作動により、当該ピックアップアクチュエータ33をバ
ーインボード2のソケット4の方向に降下させる(第5
図(a))。
この降下動作とともに、制御部15の制御によって真空
吸引路35を通じて真空吸引が開始される。ピックアッ
プアクチュエータ33がソケット4に対し下降し、プッ
シャ36がソケット4の周端面を付勢すると、ソケット
4が開放状態となり、ソケット内部のPLCC3は、吸
着パッド34に吸着された状態となる。当該吸着パッド
34にPLCC3を吸着した状態で、ピックアップアク
チュエータ33が上昇されると、傾斜用シリンダ37が
作動して、このピックアップアクチュエータ33を所定
量だけ変位させて、その軸方向延長先端が、ストッカ1
8の最下端に対応する位置とさせる(第5図(b))。
この状態において、吸着パッド34がストッカ18の方
向に下降すると、PLCC3はストッカ18上に位置さ
れた状態となり、ワーク有無センサ44によってPLC
C3の存在が検知される。制御部15では、該ワーク有
無センサ44の検知信号に基づいて、真空吸引路35の
真空吸引を停止する。これによって、PLCC3はスト
ッカ18の最下端位置に載置される。
次に、第1ストッパアクチュエータ41のロッドピン4
1aが下降されるとともに、引き上げアクチュエータ4
3が作動され、その爪部43aがストッカ18に沿って
上昇され、これによってPLCC3もストッカ18上を
上昇移動される(第5図(c))。このようにして、P
LCC3がストッカ18上の所定位置まで引き上げられ
た状態で、第1ストッパアクチュエータ41のロッドピ
ン41aが上昇して、PLCC3が固定される。この状
態で、引き上げアクチュエータ43の爪部43aは再度
下降して、待機状態となる(第4図(d))。
次に、上述のローダ動作の場合と同様に、制御部15の
制御によって所定数のステップパルスがステッピングモ
ータ13に印加され、ステッピングモータ13の回転に
よりヘッド8が所定ピッチPだけ第5図(d)において
右方向に移動して、後続のソケット4におけるアンロー
ダ動作が行われる。
以上のようにして、順次後続のPLCC3がソケット4
から取り外されてストッカ18上を引き上げられること
により、マガジン38内には、下方よりPLCC3が順
次収容されていく状態となる。
このように、本実施例によれば、固定された状態のバー
インボード2に対して、PLCC3の供給および収容を
行うヘッド8が移動される構造であるため、ローダある
いはアンローダ動作時において装置本体5からバーイン
ボード2の一部が突出することがなく、小さなスペース
においても設置可能なローダ・アンローダ装置を提供で
きる。
また、ヘッド8の移動が、制御部15からのステップパ
ルスの印加によって制御されるステッピングモータ13
によって行われるため、制御部15にあらかじめ1サイ
クルのヘッド8の移動ピッチPをプログラムしておくこ
とにより、バーインボード2の規格に対応したヘッドの
移動が可能となり、多種製品のバーインボード2に対応
した汎用性の高いローダ・アンローダ装置を提供でき
る。
以上本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本考
案が上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能である。
たとえば、本実施例では、チップ状部品としてPLCC
を用いた場合について説明したが、LCC(Leadless Ch
ip Carrier)等、他の種類の半導体装置、さらには他の
多電極形チップ部品であってもよい。
[考案の効果] 本考案によれば、固定状態のボードに対して移動可能な
ヘツドをを設けた構造により、ローダあるいはアンロー
ダ動作時において装置本体からバーインボードの一部が
突出することがなく、小さなスペースにおいても設置可
能なローダ・アンローダ装置を提供できる。
また、ヘッドの移動量を部品装着用ソケットの配設ピッ
チに対応して制御可能なため、多種のバーインボードの
規格に対応した汎用的なローダ・アンローダ装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるローダ・アンローダ装
置を示す斜視図、第2図は同じくこのローダ・アンロー
ダ装置の装置本体を示す概略平面図、第3図は同じくこ
のローダ・アンローダ装置のヘッドの内部を示す概略
図、第4図(a)〜(c)はローダ動作を示す説明図、
第5図(a)〜(d)はアンローダ動作を示す説明図、
第6図は取り外した状態のピックアップアームを示す斜
視図、第7図は同じく取り外した状態のストッカを示す
斜視図である。 1……ローダ・アンローダ装置、2……バーインボー
ド、3……PLCC(チップ状部品)、4……ソケッ
ト、5……装置本体、6……コーナー部材、7……リニ
アガイド、8……ヘッド、8a……ヘッドカバー、10
……ボールネジ、11……ハウジング、12……コント
ロールボックス、13……ステッピングモータ、14…
…レギュレータ、15……制御部、16……制御パネ
ル、17……シグナルタワー、18……ストッカ、20
……ヘッド本体、21……軸受け、22……メインアー
ム、23……メインシリンダ、24……ロッド、25…
…上下動アーム、26……メインボルト、27……ガイ
ドバー、28……ガイド、30……ピックアップアー
ム、31……取付ボルト、32……位置決めピン、33
……ピックアップアクチュエータ、34……吸着パッ
ド、35……真空吸引路、36……プッシャ、37……
傾斜用シリンダ、38……マガジン、40……マガジン
有無センサ、41……第1ストッパアクチュエータ、4
1a……ロッドピン、42……第2ストッパアクチュエ
ータ、42a……ロッドピン、43……引き上げアクチ
ュエータ、44……ワーク有無センサ、P……ヘッド移
動間隔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部品装着用ソケットがマトリクス状
    に配設されたボードを固定状態で載置する装置本体と、
    部品収納手段及び部品移送手段を有し上記装置本体に装
    着されるヘッドとを備え、上記部品収納手段は多数のチ
    ップ状部品を収納可能なマガジンを有すると共に、上記
    部品移送手段は上記部品収納手段内に収納されたチップ
    状部品を上記ボードに配設された部品装着用ソケットに
    装着し、或いは該部品装着用ソケットに装着された部品
    を取り外して上記部品収納手段内に戻すアクチュエータ
    を有してなるローダ・アンローダ装置であって、上記ヘ
    ッドはボード上に配設された部品装着用ソケットの行あ
    るいは列方向に対して移動可能であり、且つ該ヘッドの
    移動量が部品装着用ソケットの配設ピッチに対応して制
    御可能であることを特徴とするローダ・アンローダ装
    置。
  2. 【請求項2】上記ヘッドの移動がステッピングモータに
    連結されるボールねじの回転によりおこなわれ、該ステ
    ッピングモータのパルス制御によってヘッドの移動量が
    制御可能であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のローダ・アンローダ装置。
JP1987137385U 1987-09-08 1987-09-08 ローダ・アンローダ装置 Expired - Lifetime JPH0621030Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FI59719C (fi) * 1978-06-29 1987-05-05 Medholding Oy Foerfarande foer framstaellning av interuterina preventivmedel.
JPS5796795A (en) * 1980-12-08 1982-06-16 Nitto Seiko Kk Industrial robot device
US4817273A (en) * 1987-04-30 1989-04-04 Reliability Incorporated Burn-in board loader and unloader

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