JPH06210308A - 平版印刷版用支持体の製造方法 - Google Patents

平版印刷版用支持体の製造方法

Info

Publication number
JPH06210308A
JPH06210308A JP5112404A JP11240493A JPH06210308A JP H06210308 A JPH06210308 A JP H06210308A JP 5112404 A JP5112404 A JP 5112404A JP 11240493 A JP11240493 A JP 11240493A JP H06210308 A JPH06210308 A JP H06210308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
thickness
cold rolling
printing plate
lithographic printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5112404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3219898B2 (ja
Inventor
Masaya Matsuki
昌也 松木
Hirokazu Sawada
宏和 澤田
Akio Uesugi
彰男 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11240493A priority Critical patent/JP3219898B2/ja
Priority to US08/089,562 priority patent/US5350010A/en
Priority to EP93112299A priority patent/EP0581321B1/en
Priority to DE69324413T priority patent/DE69324413T2/de
Publication of JPH06210308A publication Critical patent/JPH06210308A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3219898B2 publication Critical patent/JP3219898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウム支持体の材質のばらつきを少く
し、電解粗面化処理の得率を向上させると共に、粗面化
適性のすぐれた粗面化された処理面に筋状むらが発生し
ない外観の良い平版印刷版を作れる平版印刷版用支持体
の製造方法を提供する。 【構成】 溶湯は溶解保持炉1から双ロール連続鋳造機
装置2に送られる。つまりアルミニウム溶湯から直接4
〜30mmの薄板の熱間圧延コイルを形成して、コイラ
ー3によって巻取る。その後、冷間圧延機にかけるが、
その際アルミニウム温度が100℃〜250℃になるよ
うに行う、冷間圧延は最終板厚の2〜15倍の板厚まで
行った後、熱処理は1℃/sec以上の加熱スピードで
行うことが好ましい。その後最終板厚迄冷間圧延を行な
う。本発明において粗面化適性の優れたアルミニウム合
金板とするためには、冷間圧延中の1パスあたりの厚み
減少を元厚に対し15〜70%,厚みにしてパス当り1
〜3mmにし、更にAl,S,Cu,Feをある範囲内
に制限することが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平版印刷版用支持体の製
造方法に関する、特に電解粗面化性の良いアルミニウム
支持体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷版用アルミニウム支持体、とくにオ
フセット印刷版用支持体としてはアルミニウム板(アル
ミニウム合金板を含む)が用いられている。一般にアル
ミニウム板をオフセット印刷版用支持体として使用する
ためには、感光材料との適度な接着性と保水性を有して
いることが必要である。このためにはアルミニウム板の
表面を均一かつ緻密な砂目を有するように粗面化しなけ
ればならない。この粗面化処理は製版後実際にオフセッ
ト印刷を行ったときに版材の印刷性能や耐刷力に著しい
影響をおよぼすので、その良否は版材製造上重要な要素
となっている。
【0003】印刷版用アルミニウム支持体の粗面化法と
しては、交流電解エッチング法が一般的に採用されてお
り、電流としては、普通の正弦波交流電流、矩形波など
の特殊交番波形電流が用いられている。そして、黒鉛等
の適当な電極を対極として交流電流により、アルミニウ
ム板の粗面化処理を行うもので、通常一回の処理で行わ
れているが、そこで得られるピット深さは全体的に浅
く、耐刷性能に劣るものであった。このため、その直径
に比べて深さの深いピットが均一かつ緻密に存在する砂
目を有する印刷版用支持体として好適なアルミニウム板
が得られるように、数々の方法が提案されている。その
方法としては、特殊電解電源波形を使った粗面化方法
(特開昭53−67507号公報)、交流を使った電解
粗面化時の陽極時と陰極時の電気量の比率(特開昭54
−65607号公報)、電源波形(特開昭55−253
81号公報)、単位面積あたりの通電量の組み合わせ
(特開昭56−29699号公報)などが知られてい
る。また、機械的な粗面化と組みあわせた(特開昭55
−142695号公報)なども知られている。
【0004】一方、アルミニウム支持体の製造方法とし
ては、アルミニウムのインゴットを溶解保持してスラブ
(厚さ400〜600mm,幅1000〜2000m
m,長さ2000〜6000mm)を鋳造し、スラブ表
面の不純物組織部分を面削機にかけて3〜10mmづつ
切削する面削工程を経た後、スラブ内部の応力の除去と
組織の均一化の為、均熱炉において480〜540℃,
6〜12時間保持する均熱化処理工程を行い、しかる後
に熱間圧延を480〜540℃で行う。熱間圧延で5〜
40mmの厚みに圧延した後、室温で所定の厚みに冷間
圧延を行う。またその後組織の均一化のため焼鈍を行い
圧延組織等を均質化した後、規定の厚みに冷間圧延を行
い、平坦度の良い板にするため矯正する。この様にして
作られたアルミニウム支持体を平版印刷版用支持体とし
ていた。
【0005】しかしながら、電解粗面化処理の場合は特
に対象となるアルミニウム支持体の影響を受けやすく、
アルミニウム支持体を溶解保持→鋳造→面削→均熱とい
う工程を通して製造する場合、加熱,冷却をくり返し、
面削という表面層を削り取る工程があったとしても、表
面層に金属合金成分などのばらつきを生じて平版印刷版
としては得率低下の原因となっていた。
【0006】これに対して、本出願人は先にアルミニウ
ム支持体の材質のバラツキを少くし、電解粗面化処理の
得率を向上させることによって品質の優れた得率のよい
平版印刷版を作れる方法として、アルミニウム溶湯から
鋳造,熱間圧延を連続して行い、薄板の熱間圧延コイル
を形成させた後、冷間圧延,熱処理、矯正を行ったアル
ミニウム支持体を粗面化処理することを特徴とする平版
印刷版用支持体の製造方法を提案した。(特開平3−7
9798号公報)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら先に提案
した本出願人の製造方法についても、アルミニウム支持
体の成分によって電解粗面化処理の得率及び粗面化適性
のばらつきがあった。加えて粗面化された処理面に筋状
むらが発生し、外観を悪くしていた。
【0008】本発明の目的はアルミニウム支持体の材質
のばらつきを少くし、電解粗面化処理の得率を向上させ
ると共に、粗面化適性のすぐれた粗面化された処理面に
筋状むらが発生しない、外観の良い平版印刷版を作れる
平版印刷版用支持体の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
アルミニウム支持体と電解粗面化処理の関係を鋭意研究
して来た結果、本発明を見出したものである。即ち、本
発明の上記目的は アルミニウムを鋳造し、圧延、熱処理を適宜行な
い、さらに矯正を行なったアルミニウム支持体を粗面化
する平版印刷版用支持体の製造方法において、前記熱間
圧延によって厚さ4〜30mmのコイルを形成させた
後、冷間圧延し冷間圧延中のアルミニウム温度が100
℃〜250℃になるように行うことを特徴とする平版印
刷版用支持体の製造方法 前記冷間圧延を、最終板厚の2〜5倍の板厚まで行
なった後、前記熱処理を1℃/sec以上の加熱スピー
ドで行ない、その後、最終板厚まで冷間圧延を行なうこ
とを特徴とする前記記載の平版印刷版用支持体の製造
方法。 前記アルミニウムの鋳造方法が、溶湯から双ロール
で直接板状に連続鋳造する鋳造方法であることを特徴と
する前記又は記載の平版印刷版用支持体の製造方
法。 前記冷間圧延の1パスあたりの厚み減少量が、圧延
前の板厚の15%〜70%であることを特徴とする前記
に記載の平版印刷版用支持体の製造方法。 前記熱処理工程前の冷間圧延の1パスあたりの厚み
減少量が、1.0mm〜3.0mmであることを特徴と
する前記に記載の平版印刷版用支持体の製造方法。 前記アルミニウム溶湯の成分が、Fe:0.2〜
0.4%、Si:0.05%〜0.2%,Cu:0.0
2%以下,Al純度が99.5%以上であることを特徴
とする前記に記載の平版印刷版用支持体の製造方法。 によって達成される。
【0010】本発明のアルミニウムを鋳造し,圧延,熱
処理を適宜行なうということは、溶解保持してスラブ
(厚さ400〜600mm,幅1000〜2000m
m,長さ2000〜6000mm)を鋳造し、スラブ表
面の不純物組織部分を面削機にかけて3〜10mmづつ
切削する面削工程を経た後、スラブ内部の応力の除去と
組織の均一化の為、均熱炉において480〜540℃,
6〜12時間保持する均熱化処理工程を行い、しかる後
に熱間圧延を480〜540℃で行う。熱間圧延で4〜
30mmの厚みに圧延した後冷間圧延を行い、その後組
織の均一化と平坦度の良い板にするため焼鈍を行い圧延
組織等を均質化した後規定の厚みに冷間圧延を行っても
よいし、又は、双ロールを用い溶湯から直接板状に連続
鋳造した後、冷間圧延,熱処理を適宜行うことでもよ
い。要は冷間圧延の際冷間圧延中のアルミニウム温度を
100〜250℃で行うことである。更に冷間圧延を最
終板厚の2−15倍の板厚まで行った後、熱処理を1℃
/sec以上の熱スピードで行ない、その後最終板厚ま
で冷間圧延を行なうと尚好ましい。本発明の鋳造方法と
しては双ロールを用いてアルミニウム溶湯から直接板状
に鋳造して、薄板のコイルを形成させる方法がより好ま
しいが、その方法としてはハンター法,3C法,などの
薄板連鋳技術が実用化されている。又特開昭60−23
8001号公報,特開昭60−240360号公報など
には薄板のコイルを製造する方法が開示されている。本
発明において粗面化適性の優れたアルミニウム合金板と
するためには、その他冷間圧延中の1パスあたりの厚み
減少量を元厚に対し15%〜70%の割合にするか、又
は熱処理前の冷間圧延中の1パスあたりの厚み減少量を
1.0mm〜3.0mmにするか、又は、さらにAl成
分を99.5%以上にし、他の合金成分を所定の範囲S
=0.05%〜0.2%,Cu=0.02%以下,Fe
=0.2〜0.4%におさめることに配慮することが効
果的である。
【0011】図1の工程概念図を用いて本発明に用いる
アルミニウム支持体の製造方法の実施態様について更に
具体的に説明する。1は溶解保持炉でここでインゴット
は溶解保持される。ここから双ロール連続鋳造機2に送
られる。つまりアルミニウム溶湯から直接4〜30mm
の薄板の熱間圧延コイルを形成し、コイラー3によって
巻取る。その後、図2に示すような冷間圧延機4にかけ
るが、その際アルミニウム温度が100℃〜250℃に
なるように行う。冷間圧延は最終板厚の2〜15倍の板
厚まで行う、その際の1パス当りの厚み減少量は圧延前
の板厚の15〜70%になるように、又は熱処理前の1
パスあたりの厚み減少量が1.0mm〜3mmになるよ
うにすることが好ましい。引続いて図3の熱処理工程5
にかけるが、熱処理条件として1℃/sec以上の加熱
スピードで行うことが好ましい。最終圧延を冷間圧延機
4に再度かけるが、その際の1パス当りの厚み減少量が
圧延前の板厚の15〜70%になるように行うことが好
ましい。この場合の冷間圧延のアルミニウム温度も勿論
100〜250℃で行う。その上で図4に示すような矯
正装置6にかける。このようにして得られた板材に粗面
化処理を行なう。
【0012】それらの製造条件について更に詳しく説明
すると、溶解保持炉1ではアルミニウムの融点以上の温
度に保持させる必要があり、その温度はアルミニウム合
金成分によって適時変化する。一般に800℃以上であ
る。また、アルミニウム溶湯の酸化物発生の抑制、品質
上有害となるアルカリ金属の除却策として、適宜、不活
性ガスパージ、フラックス処理等が行なわれる。引き続
き双ロール連続鋳造機2によって鋳造される。鋳造方式
にはいろいろあるが、現在工業的に稼働しているのはハ
ンター法、3C法等が殆どである。鋳造温度は方式,合
金によって異なるが、700℃付近が用いられる。ハン
ター法,3C法を採用した場合、溶湯を凝固させると共
に双ロール間で圧延加工を行なうことができる。この段
階で得られる板材について、断面の元素分布を、電子プ
ローブ微量分析(以後EPMAと言う)にて観察する
と、厚み方向,幅方向共に元素分布が不均一になってお
り、最終製品においても粗面化が不均一になるという不
具合につながる。そこで冷間圧延機4によって、アルミ
ニウム温度が100℃〜250℃になるようにして圧延
を行なう。これによって、厚み方向、幅方向共に元素分
布を均一にすることができる。その際、結晶粒の大きさ
をそろえるため、中間焼鈍等の熱処理工程5を前記の1
℃/sec以上の加熱スピードで行い、又冷間圧延4の
厚み減少率は圧延前の板厚の15〜70%か、厚み減少
量を1.0〜3.0mmで行うことが効果的である。つ
ぎに矯正装置6によって矯正を行ない、所定の平面性を
与え、アルミニウム支持体を作り、これを粗面化する。
また、矯正は最後の冷間圧延を前記条件で含めて行うこ
ともある。
【0013】本発明における平版印刷版用支持体の粗面
化の方法は機械的粗面化,化学的粗面化,電気化学的粗
面化及びそれらの組合わせ等各種用いられる。機械的な
砂目立て法としては、例えばボールグレイン,ワイヤー
グレイン,ブラッシグレイン,液体ホーニング法などが
ある。また電気化学的砂目立て方法としては、交流電解
エッチング法が一般的に採用されており、電流として
は、普通の正弦波交流電流あるいは矩形波など、特殊交
番電流が用いられている。またこの電気化学的砂目立て
の前処理として、苛性ソーダなどでエッチング処理をし
ても良い。
【0014】また電気化学的粗面化を行う場合、塩酸ま
たは硝酸主体の水溶液で交番電流によって粗面化される
のが良い。以下詳細に説明する。先ず、アルミニウム支
持体は、まずアルカリエッチングされる。好ましいアル
カリ剤は、苛性ソーダ,苛性カリ,メタ珪酸ソーダ,炭
酸ソーダ,アルミン酸ソーダ,グルコン酸ソーダ等であ
る。濃度0.01〜20%,温度は20〜90℃,時間
は5sec〜5min間の範囲から選択されるのが適当
であり、好ましいエッチング量としては0.1〜5g/
2 である。特に不純物の多い支持体の場合、0.01
〜1g/m2 が適当である。(特開平1−237197
号公報)。引き続き、アルカリエッチングしたアルミニ
ウム板の表面にアルカリに不溶な物質(スマット)が残
存するので、必要に応じてデスマット処理を行っても良
い。
【0015】前処理は上記の通りであるが、引き続き、
本発明として塩酸,または硝酸を主体とする電解液中で
交流電解エッチングされる。交流電解電流の周波数とし
ては、0.1〜100Hz,より好ましくは0.1〜
1.0又は10〜60Hzである。液濃度としては、3
〜150g/l,より好ましくは5〜50g/l,浴内
のアルミニウムの溶解量としては50g/l以下が適当
であり、より好ましくは2〜20g/lである。必要に
よって添加物を入れても良いが、大量生産をする場合
は、液濃度制御などが難しくなる。また、電流密度は、
5〜100A/dm2 が適当であるが、10〜80A/
dm2 がより好ましい。また、電源波形としては、求め
る品質,使用されるアルミニウム支持体の成分によって
適時選択されるが、特公昭56−19280号,特公昭
55−19191号各公報に記載の特殊交番波形を用い
るのがより好ましい。この様な波形,液条件は、電気量
と共に求める品質,使用されるアルミニウム支持体の成
分などによって適時選択される。
【0016】電解粗面化されたアルミニウムは、次にス
マット処理の一部としてアルカリ溶液に浸漬しスマット
を溶解する。アルカリ剤としては、苛性ソーダなど各種
あるが、PH10以上,温度25〜60℃、浸漬時間1
〜10secの極めて短時間で行うことが好ましい。次
に硫酸主体の液に浸漬する。硫酸の液条件としては、従
来より一段と低い濃度50〜400g/l,温度25〜
65℃が好ましい。硫酸の濃度を400g/l以上,又
は温度を65℃以上にすると処理槽などの腐食が大きく
なり、しかも、マンガンが0.3%以上あるアルミニウ
ム合金では、電気化学的に粗面化された砂目が崩れてし
まう。また、アルミニウム素地の溶解量が0.2g/m
2 以上エッチングされると、耐刷力が低下して来るの
で、0.2g/m2 以下にすることが好ましい。
【0017】陽極酸化被膜は、0.1〜10g/m2
より好ましくは0.3〜5g/m2を表面に形成するの
が良い。陽極酸化の処理条件は、使用される電解液によ
って種々変化するので一概には決定されていないが、一
般的には電解液の濃度が1〜80重量%、液温5〜70
℃、電流密度0.5〜60A/cm2 、電圧1〜100
V、電解時間1秒〜5分の範囲が適当である。この様に
して得られた陽極酸化皮膜を持つ砂目のアルミニウム板
はそれ自身安定で親水性に優れたものであるから、直ち
に感光性塗膜を上に設ける事も出来るが、必要により更
に表面処理を施す事が出来る。
【0018】たとえば、先に記載したアルカリ金属珪酸
塩によるシリケート層あるいは、親水性高分子化合物よ
りなる下塗層を設けることができる。下塗層の塗布量は
5〜150mg/m2 が好ましい。
【0019】次に、このように処理したアルミニウム支
持体上に感光性塗膜を設け、画像露光、現像して製版し
た後に、印刷機にセットし、印刷を開始する。
【0020】
【実施例】
(実施例−1〜−3及び比較例−1,−2)図1に示し
たような連続鋳造装置にて、7mmの板厚のアルミニウ
ム板材を形成させ、更に3mmまで冷間圧延を行なう。
冷間圧延中のアルミニウム温度が100℃から250℃
以内になるように圧延したテスト材を本発明の実施例−
1,−2,−3、100℃未満又は250°以上にして
圧延したテスト材を比較例−1,−2として作成した。
引つづきそれぞれを400℃での焼鈍工程後更に0.3
mm迄冷間圧延(矯正を含む)してテスト材を形成し
た。
【0021】圧延中の温度は、非接触の温度計、及び応
答性のよいサーモペイントを適宜用いて測定した。テス
ト材の内訳及びEPMAによる元素分布観察結果を表1
に示す。
【0022】
【表1】
【0023】このようにして出来たアルミニウム板を平
版印刷版用支持体として用い、15%苛性ソーダ水溶液
でエッチング量が5g/m2 になる様に温度50℃でエ
ッチングし、水洗後150g/1、50℃の硫酸液中に
10sec浸漬してデスマットし、水洗した。更に支持
体を16g/l硝酸水溶液中で、特公昭55−1919
1号公報に記載の交番波形電流を用いて、電気化学的に
粗面化した。電解条件としては、アノード電圧VA =1
4ボルト,カソード電圧VC =12ボルトとして、陽極
時電気量が、350クーロン/dm2 となる様にした。
【0024】以上の如くして作成した基板試料1〜5に
下記組成物を、乾燥後の塗布重量が2.0g/m2 にな
る様に塗布して感光層を設けた。 感光液 N−(4−ヒドロキシフェニル),メタクリルアミド/2−ヒドロキシエチル メタクリレート/アクリロニトリル/メチルメタクリレート/メタクリル酸(= 15:10:30:38:7モル比)共重合体(平均分子量60000) ・・・5.0g 4−ジアジゾフェニルアミンとホルムアルデヒドの縮合物の六弗化燐酸塩 ・・・0.5g 亜燐酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.05g ジクトリアピュアーブル−BOH(保土ケ谷化学(株)社製)・・・0.1g 2−メトキシエタノール・・・・・・・・・・・・・・・・・100.0g このようにして作製して感光性平版印刷版に、真空焼枠
中で透明ネガティブフィルムを通して、1mの距離から
3kwのメタルハライドランプにより50秒間露光を行
なったのち、下記組成の現像液で現像しアラビアガム水
溶液でガム引きして平版印刷版とした。
【0025】 現像液 亜硫酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0g ベンジルアルコール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30.0g 炭酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0g イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム・・・・・・・・12.0g 純水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1000.0g この様にして製版された平版印刷版を用いて、通常の手
順で印刷した結果、表2の結果となった。
【0026】
【表2】
【0027】また、上記印刷テストを行なったと同じ試
料について、感光層塗布を行なう前の粗面化された表面
を電子顕微鏡で観察すると、印刷テストで不良となった
試料4,5(比較例−1,−2)は試料1〜3(実施例
−1,−2,−3)に比べて、粗面化工程でピットが均
一になっていないことがわかった。また、本実施例は鋳
造方法として、双ロールによる直接連続鋳造の例を用い
たが、スラブを鋳造し、面削、熱間圧延を行なう方法に
おいても、表層近くの合金成分ばらつきを100℃〜2
50℃で冷間圧延することで均一化でき、実施例同様の
効果が得られ、さらには面削量を減少させることもでき
る。
【0028】(実施例−4,−5と比較例−3,−4)
図1に示したような連続鋳造装置にて7.3mmの板厚
のアルミニウム板材を形成させ、冷間圧延として中間板
厚が4.0mm,(比較例−3),1.0mm(実施例
−4),0.5mm(実施例−5)の時に、昇温スピー
ド3℃/secの加熱スピードでピーク温度400℃−
1分という条件で熱処理を行なったサンプルと、0.5
mmの中間板厚の時に昇温スピードのみ0.9℃/se
cと遅くして熱処理をしたサンプル(比較例−4)の最
終板厚t0.24mmでの粗面化後の面状比較を行なっ
た。支持体の粗面化条件、印刷条件等は実験例−1と同
様である。結果を表3に示す。
【0029】
【表3】
【0030】(実施例−6,−7,−8および比較例−
5,−6)図1に示したような連続鋳造装置にて、7.
3mmの板厚のアルミニウム板材を形成させ、0.5m
mまで冷間圧延を行なう。冷間圧延中の各パスの厚み減
少量が15〜70%以内(実施例−6)、及び1.0m
m〜3.0mm(実施例−7,−8)になるように圧延
したテスト材を本発明の実施例、及び、上記範囲外の厚
み減少量(比較例−5,−6)をそれぞれの表面につい
て、EPMAを用いて観察し、Fe,Siの合金成分の
分布を確認した。なお、冷間圧延の温度はサーモペイン
トにより測定し、150℃以上200℃未満になるよう
に調整した。テスト材の内訳及びEPMAによる元素分
布観察結果を表4に示す。
【0031】
【表4】
【0032】引きつゞきそれぞれを加熱速度3℃/se
c、ピーク温度400℃での焼鈍工程後更に0.3mm
迄冷間圧延してテスト材を形成した。このようにして出
来たアルミニウム板を平版印刷版用支持体として用い、
実験例−1,2と同様な方法で粗面化を行い、外観評価
を行った結果を表5に示す。
【0033】
【表5】
【0034】以上の如くに作成した基板10〜14に実
験例−1,−2と同様の感光液を塗布して感光層を設
け、ついて露光現像印刷塗料も実験例−1,−2と同様
に行い、その印刷結果を表6に示す。
【0035】
【表6】
【0036】また、上記印刷テストを行なったと同じ試
料について、感光層塗布を行なう前の粗面化された表面
を電子顕微鏡を観察すると、印刷テストで不良となった
No.11,14はNo.10,12,13に比べて粗面化工
程でピットが均一になっていないことがわかった。尚、
この際アルミニウム溶湯の成分をFe含有量0.4〜
0.2%、Si含有量0.2〜0.05%、Cu含有量
0.02%以下であって、Al純度が99.5%以上で
あるようにすると尚、好ましい結果が得られる。
【0037】
【発明の効果】上記のように、本発明の平版印刷版用支
持体の製造方法によって製造された平版印刷版は、従来
のものに比べ、アルミニウム支持体の材質のばらつきを
少くし、電解粗面化処理の得率を向上させると共に粗面
化適性にすぐれた結果印刷性能が優れた結果、印刷性能
が優れたものとなり、筋状むらも解消され外観も一段と
良くなる。更にアルミニウム支持体の製造工程が合理化
されたことによる原材料コストの低減の効果も大きく、
特に平版印刷版用支持体の品質向上及びコスト低減に大
きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の連続
鋳造工程の一実施例の概念図
【図2】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の冷間
圧延工程の一実施例の概念図
【図3】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の熱処
理工程の一実施例の概念図
【図4】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の矯正
工程の一実施例の概念図
【符号の説明】
1 溶解保持炉 2 双ロール連続鋳造機 3 コイラー 4 冷間圧延機 5 熱処理工程 6 矯正装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明における平版印刷版用支持体の粗面
化の方法は機械的粗面化,化学的粗面化,電気化学的粗
面化及びそれらの組合わせ等各種用いられる。機械的な
砂目立て法としては、例えばボールグレイン,ワイヤー
グレイン,ブラッシグレイン,液体ホーニング法などが
ある。また電気化学的砂目立て方法としては、交流電解
エッチング法が一般的に採用されており、電流として
は、普通の正弦波交流電流あるいは矩形波など、特殊交
波形電流が用いられている。またこの電気化学的砂目
立ての前処理として、苛性ソーダなどでエッチング処理
をしても良い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】陽極酸化膜は、0.1〜10g/m2
より好ましくは0.3〜5g/m2を表面に形成するの
が良い。陽極酸化の処理条件は、使用される電解液によ
って種々変化するので一概には決定されていないが、一
般的には電解液の濃度が1〜80重量%、液温5〜70
℃、電流密度0.5〜60A/dm2 、電圧1〜100
V、電解時間1秒〜5分の範囲が適当である。この様に
して得られた陽極酸化皮膜を持つ砂目のアルミニウム板
はそれ自身安定で親水性に優れたものであるから、直ち
に感光性塗膜を上に設ける事も出来るが、必要により更
に表面処理を施す事が出来る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【実施例】 (実施例−1〜−3及び比較例−1,−2)図1に示し
たような連続鋳造装置にて、7mmの板厚のアルミニウ
ム板材を形成させ、更に3mmまで冷間圧延を行なう。
冷間圧延中のアルミニウム温度が100℃から250℃
以内になるように圧延したテスト材を本発明の実施例−
1,−2,−3、100℃未満又は250°以上にして
圧延したテスト材を比較例−1,−2として作成した。
き続きそれぞれを400℃での焼鈍工程後更に0.3
mm迄冷間圧延(矯正を含む)してテスト材を形成し
た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】以上の如くして作成した基板試料1〜5に
下記組成物を、乾燥後の塗布重量が2.0g/m2 にな
る様に塗布して感光層を設けた。 感光液 N−(4−ヒドロキシフェニル),メタクリルアミド/2−ヒドロキシエチル メタクリレート/アクリロニトリル/メチルメタクリレート/メタクリル酸(= 15:10:30:38:7モル比)共重合体(平均分子量60000) ・・・5.0g 4−ジアジゾフェニルアミンとホルムアルデヒドの縮合物の六弗化燐酸塩 ・・・0.5g 亜燐酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.05g ビクトリアピュアーブル−BOH(保土ケ谷化学(株)社製)・・・0.1g 2−メトキシエタノール・・・・・・・・・・・・・・・・・100.0g このようにして作製して感光性平版印刷版に、真空焼枠
中で透明ネガティブフィルムを通して、1mの距離から
3kwのメタルハライドランプにより50秒間露光を行
なったのち、下記組成の現像液で現像しアラビアガム水
溶液でガム引きして平版印刷版とした。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】(実施例−4,−5と比較例−3,−4)
図1に示したような連続鋳造装置にて7.3mmの板厚
のアルミニウム板材を形成させ、冷間圧延を行ない中間
板厚が4.0mm,(比較例−3),1.0mm(実施
例−4),0.5mm(実施例−5)の時に、昇温スピ
ード3℃/secの加熱スピードでピーク温度400℃
−1分という条件で熱処理を行なったサンプルと、0.
5mmの中間板厚の時に昇温スピードのみ0.9℃/s
ecと遅くして熱処理をしたサンプル(比較例−4)の
最終板厚t0.24mmでの粗面化後の面状比較を行な
った。支持体の粗面化条件、印刷条件等は実験例−1と
同様である。結果を表3に示す。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【発明の効果】上記のように、本発明の平版印刷版用支
持体の製造方法によって製造された平版印刷版は、従来
のものに比べ、アルミニウム支持体の材質のばらつきを
少くし、電解粗面化処理の得率を向上させると共に粗面
化適性にすぐれ、印刷性能が優れたものとなり、筋状む
らも解消され外観も一段と良くなる。更にアルミニウム
支持体の製造工程が合理化されたことによる原材料コス
トの低減の効果も大きく、特に平版印刷版用支持体の品
質向上及びコスト低減に大きく貢献する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】このようにして出来たアルミニウム板を平
版印刷版用支持体として用い、15%苛性ソーダ水溶液
でエッチング量が5g/m2 になる様に温度50℃でエ
ッチングし、水洗後150g/1、50℃の硫酸液中に
10sec浸漬してデスマットし、水洗した。更に支持
体を16g/l硝酸水溶液中で、特公昭55−1919
1号公報に記載の交番波形電流を用いて、電気化学的に
粗面化した。電解条件としては、アノード電圧VA =1
4ボルト,カソード電圧VC =12ボルトとして、陽極
時電気量が、350クーロン/dm2 となる様にした。
次いで、水酸化ナトリウム5%水溶液中で、アルミニウ
ム板の溶解量が0.5g/m2 となるように化学的なエ
ッチング処理をおこなった後、液温60℃、液濃度30
0g/lの硫酸液中に20秒間浸漬してデスマット処理
を行なった。さらに、硫酸150g/l、アルミイオン
濃度2.5g/lの水溶液中で極間距離150mmにおい
て電圧22Vの直流によって60秒間陽極酸化処理を行
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C21D 9/52 102

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムを鋳造し、圧延、熱処理を
    適宜行ない、さらに矯正を行なったアルミニウム支持体
    を粗面化する平版印刷版用支持体の製造方法において、
    前記熱間圧延によって厚さ4〜30mmのコイルを形成
    させた後、冷間圧延を、冷間圧延中のアルミニウム温度
    が100℃〜250℃になるように行うことを特徴とす
    る平版印刷版用支持体の製造方法
  2. 【請求項2】 前記冷間圧延を、最終板厚の2〜15倍
    の板厚まで行なった後、前記熱処理を1℃/sec以上
    の加熱スピードで行ない、その後、最終板厚まで冷間圧
    延を行なうことを特徴とする請求項1記載の平版印刷版
    用支持体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記アルミニウムの鋳造方法が、溶湯か
    ら双ロールで直接板状に連続鋳造する鋳造方法であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の平版印刷版用支持
    体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記冷間圧延の1パスあたりの厚み減少
    量が、圧延前の板厚の15%〜70%であることを特徴
    とする請求項3に記載の平版印刷版用支持体の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記熱処理工程前の冷間圧延の1パスあ
    たりの厚み減少量が、1.0mm〜3.0mmであるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の平版印刷版用支持体の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記アルミニウム溶湯の成分が、Fe:
    0.2〜0.4%、Si:0.05%〜0.2%,C
    u:0.02%以下,Al純度が99.5%以上である
    ことを特徴とする請求項3に記載の平版印刷版用支持体
    の製造方法。
JP11240493A 1992-07-31 1993-04-16 平版印刷版用支持体の製造方法 Expired - Lifetime JP3219898B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11240493A JP3219898B2 (ja) 1992-11-20 1993-04-16 平版印刷版用支持体の製造方法
US08/089,562 US5350010A (en) 1992-07-31 1993-07-12 Method of producing planographic printing plate support
EP93112299A EP0581321B1 (en) 1992-07-31 1993-07-30 Method of producing planographic printing plate support
DE69324413T DE69324413T2 (de) 1992-07-31 1993-07-30 Verfahren zur Herstellung eines Trägers für Flachdruckplatten

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33386392 1992-11-20
JP4-333863 1992-11-20
JP11240493A JP3219898B2 (ja) 1992-11-20 1993-04-16 平版印刷版用支持体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06210308A true JPH06210308A (ja) 1994-08-02
JP3219898B2 JP3219898B2 (ja) 2001-10-15

Family

ID=26451570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11240493A Expired - Lifetime JP3219898B2 (ja) 1992-07-31 1993-04-16 平版印刷版用支持体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3219898B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500543A (ja) * 1999-05-27 2003-01-07 アルキャン・インターナショナル・リミテッド 平版印刷板用の支持体として使用されるアルミニウム合金板
EP1625944A1 (en) 2004-08-13 2006-02-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of manufacturing lithographic printing plate support
EP1712368A1 (en) 2005-04-13 2006-10-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of manufacturing a support for a lithographic printing plate
EP2100677A1 (en) 2008-03-06 2009-09-16 Fujifilm Corporation Method of manufacturing aluminum alloy plate for lithographic printing plate, aluminum alloy plate for lithographic printing plate obtained thereby and lithographic printing plate support
EP2110261A2 (en) 2008-04-18 2009-10-21 FUJIFILM Corporation Aluminum alloy plate for lithographic printing plate, ligthographic printing plate support, presensitized plate, method of manufacturing aluminum alloy plate for lithographic printing plate and method of manufacturing lithographic printing plate support
JP2009242865A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 高純度アルミニウムの圧延材の製造方法
JP2009242867A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 超高純度アルミニウム高圧延材の製造方法
JP2009242866A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 超高純度アルミニウム高圧延材の製造方法
WO2010038812A1 (ja) 2008-09-30 2010-04-08 富士フイルム株式会社 電解処理方法および電解処理装置
WO2010150810A1 (ja) 2009-06-26 2010-12-29 富士フイルム株式会社 光反射基板およびその製造方法
WO2011078010A1 (ja) 2009-12-25 2011-06-30 富士フイルム株式会社 絶縁基板、絶縁基板の製造方法、配線の形成方法、配線基板および発光素子
EP2434592A2 (en) 2010-09-24 2012-03-28 Fujifilm Corporation Anisotropically conductive member
CN103008345A (zh) * 2012-12-03 2013-04-03 三门峡天一铝业有限公司 一种铝合金连续铸轧生产工艺
CN105695816A (zh) * 2016-03-16 2016-06-22 杜生龙 一种用于制作支架的锌镁铝合金及其制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103551380A (zh) * 2013-10-30 2014-02-05 无锡市安捷脚手架有限公司 热轧机

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500543A (ja) * 1999-05-27 2003-01-07 アルキャン・インターナショナル・リミテッド 平版印刷板用の支持体として使用されるアルミニウム合金板
EP1625944A1 (en) 2004-08-13 2006-02-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of manufacturing lithographic printing plate support
EP1712368A1 (en) 2005-04-13 2006-10-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of manufacturing a support for a lithographic printing plate
EP2100677A1 (en) 2008-03-06 2009-09-16 Fujifilm Corporation Method of manufacturing aluminum alloy plate for lithographic printing plate, aluminum alloy plate for lithographic printing plate obtained thereby and lithographic printing plate support
JP2009242867A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 超高純度アルミニウム高圧延材の製造方法
JP2009242865A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 高純度アルミニウムの圧延材の製造方法
JP2009242866A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 超高純度アルミニウム高圧延材の製造方法
EP2110261A2 (en) 2008-04-18 2009-10-21 FUJIFILM Corporation Aluminum alloy plate for lithographic printing plate, ligthographic printing plate support, presensitized plate, method of manufacturing aluminum alloy plate for lithographic printing plate and method of manufacturing lithographic printing plate support
WO2010038812A1 (ja) 2008-09-30 2010-04-08 富士フイルム株式会社 電解処理方法および電解処理装置
WO2010150810A1 (ja) 2009-06-26 2010-12-29 富士フイルム株式会社 光反射基板およびその製造方法
WO2011078010A1 (ja) 2009-12-25 2011-06-30 富士フイルム株式会社 絶縁基板、絶縁基板の製造方法、配線の形成方法、配線基板および発光素子
EP2434592A2 (en) 2010-09-24 2012-03-28 Fujifilm Corporation Anisotropically conductive member
CN103008345A (zh) * 2012-12-03 2013-04-03 三门峡天一铝业有限公司 一种铝合金连续铸轧生产工艺
CN103008345B (zh) * 2012-12-03 2015-06-10 三门峡圣辉新型材料有限公司 一种铝合金连续铸轧生产工艺
CN105695816A (zh) * 2016-03-16 2016-06-22 杜生龙 一种用于制作支架的锌镁铝合金及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3219898B2 (ja) 2001-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5078805A (en) Method of producing support for planographic printing-plate
JP3219898B2 (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JPH07305133A (ja) 平版印刷版用支持体、及びその製造方法
JPH0740017A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP3290274B2 (ja) 平版印刷版支持体の製造方法
JPH0739906A (ja) 平版印刷版支持体
JP3250687B2 (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JPH05156414A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
US5547522A (en) Support for a planographic printing plate and method for producing same
JP3414521B2 (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JPH0754111A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP3184636B2 (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP3580469B2 (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JPH06218495A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JPH05201166A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP3148057B2 (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP2982093B2 (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JPH05301478A (ja) 平版印刷版支持体及びその製造方法
JPH07124609A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP3506265B2 (ja) 平版印刷版用アルミニウム合金支持体の製造方法
JPH08108659A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JPH06210406A (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法
JP3233468B2 (ja) 平版印刷版用支持体及びその製造方法
JPH0892679A (ja) 平版印刷版用アルミニウム合金支持体
JP3097792B2 (ja) 平版印刷版用支持体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070810

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070810

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070810

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080810

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080810

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term