JPH0620996B2 - フォークリフトの荷役装置 - Google Patents

フォークリフトの荷役装置

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JPH0620996B2
JPH0620996B2 JP3157788A JP3157788A JPH0620996B2 JP H0620996 B2 JPH0620996 B2 JP H0620996B2 JP 3157788 A JP3157788 A JP 3157788A JP 3157788 A JP3157788 A JP 3157788A JP H0620996 B2 JPH0620996 B2 JP H0620996B2
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JP
Japan
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fork
finger
finger bars
cargo handling
lift bracket
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JP3157788A
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JPH01209300A (ja
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恵一 菊川
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフォークリフトの荷役装置に係り、詳しくはフ
ォークの水平回動を可能とした荷役装置の改良に関す
る。
[従来の技術] 一般にフォークリフトは、マストに案内されて昇降動す
るリフトブラケツトの前面にフィンガバーが横設され、
該フィンガバーに平行状に懸架された一対のフォークに
よって主としてパレット作業等の荷役作業が行われる。
そして在来のパレット作業にあっては、フォークがパレ
ットと干渉しないよう該フォークをパレットの中心線の
向きに直動的に挿脱させる必要から、これに相応した車
体の進退動を許すに足る作業スペースの確保が求められ
る。このためスペースに限りのある例えば倉庫内などの
荷扱いでは、荷の収納面積に著しい制約を強いられると
いう不都合を生じる。
実開昭60−195898号公報開示の考案はこの命題
に取組んだものであって、同考案は第6図及び第7図に
示すように、対のフォークa、aをフィンガバーbの前
面に枢着し、該フォークa、aの内側面部分に設けたヒ
ンジと駆動シリンダcのピストンロッド先端とをリンク
d、dで連節したものである。従って同考案によれば、
駆動シリンダcの作動によってフォークa、aを図示の
ように内側へスイングそさせることにより、パレットe
に斜め方向からのフォークa、aの挿脱を可能として、
作業スペースの省減化を図ることができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが上述の考案装置は、対のフォークの狭間にリン
クや駆動シリンダ等フォークスイング用の駆動要素が配
置されているため、例えば第8図に示すような中央部に
補強材fの介装されたパレットe′を使用する際には、
該駆動要素が補強材fと干渉してフォークの有効長を十
分に活用しえないばかりでなく、ときには該干渉衝撃に
よって駆動要素が毀損するといった事後をも誘発する。
また、同考案装置はフォークを直接フィンガバーに枢着
するといった独特な構成を採用しているため、既存フォ
ークの流用や互換性機能が完全に失われ、しかもフォー
ク幅(平行幅)の調節までも不能となるなど荷役装置と
しての機能を極端に劣化させてしまう。勿論、かかるフ
ォーク幅の調節については、同考案の改良に係る実開昭
61−95793号公報開示の考案によって一応改善さ
れてはいるものの、先に指摘した他の不具合については
一向に解決をみていない。
本発明は、簡潔な構造で上記不具合を一掃することので
きる荷役装置の創出を解決すべき技術課題とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題解決のため、マストに案内されて昇降
同可能なリフトブラケットと、左右に分離され該リフト
ブラケットにそれぞれ独立して枢支された対のフィンガ
バーと、該フィンガバーの各々に懸架されたフォークの
先端が互いに近づく向きに該フィンガバーを水平回動さ
せる駆動手段とからなる新規な構成を採用している。
本発明装置の好適な一形態は、左右対のフィンガバーが
それぞれ背面中間部をリフトブラケットに枢支され、か
つその両内端部は支軸を介して屈曲自在に連節されてい
る。そして該フィンガバーの少なくとも一方は伸縮可能
に形成されるとともに、同支軸は駆動手段としての流体
圧シリンダに連結されている。かかる流体圧力シリンダ
を含む回動フィンガバーは上下に間隔を容して並設さ
れ、両流体圧シリンダは適宜同調するよう配慮せられて
いる。
本発明装置の他の形態は、上下のフィンガバーが一体的
に結合されるともに、左右の関係においては完全に離断
され、該左右のフィンガバーの内端部はそれぞれ個別の
流体圧シリンダに連結されて独立した動作が許容されて
いる。
[作用] 上述の構成からなる本発明装置は、荷役作業の実体に応
じて駆動手段を発動させることにより、左右のフィンガ
バーを同時又は個別的に水平回動させ、それぞれ懸架さ
れたフォークをその先端が互いに近づく向きに随意に変
位させることができる。
[実施例] 以下、第1図〜第3図に基づいて本発明の実施例を説明
する。
図中10は図示しないマストに案内されて昇降動可能な
リフトブラケットであって、左右一対の側板10a、1
0bと横桁10cとからなり、図ではマストのフランジ
面と転動するリフトローラの支承軸12のみが略示され
ている。14及び16は左右に分離された対のフィンガ
バーを示しており、該フィンガバー14、16の各内端
部14a、16aは支軸18を介して屈曲自在に連節さ
れるとともに、左に位置するフィンガバー14の内端部
14aは、主体部分の一部を摺動可能に抱持する鞘形に
形成され、該摺動を介して同フィンガバー14の長さは
伸縮可能に構成されている。そして左右のフィンガバー
14及び16はその背面中間部に突設された鍔20、2
0が上記リフトブラケット10の前縁に固着された鍔2
2、22と重合し、かつピン24、24によって連結さ
れることにより、リフトブラケット10に対しそれぞれ
対立して水平回動可能に枢着されている。
26、28は上記フィンガバー14、16の下方に所定
の間隔を容して整合、並設されたフィンガバーで、懸架
されるフォーク30との咬合部32がフィンガバー1
4、16にあっては上縁に、フィンガバー26、28で
は下縁に形成されていること以外、同フィンガバー2
6、28は上記フィンガバー14、16と全く同様の構
成でそれぞれ水平回動可能に枢着されている。34、3
4はリフトブラケット10の上記横桁10cから突設し
た鍔36、36にピン38、38を介してその基端が枢
支された流体圧シリンダで、そのピストンロット延出端
は、上記フィンガバー16、28の内端部16a、28
aに潜入して上記支軸18、18に連結されている。な
お、流体圧シリンダ34、34は図示しない例えば流量
制御弁などを用いて同調が図られており、また、その伸
長行程端において、第1図に示すように左右のフィンガ
バー14、16及び26、28がほぼ直真上となるよう
調整されている。
上述のように構成された本発明装置において、作業スペ
ースに十分余裕のある荷扱いでは、適宜フォーク幅の設
定された通常のフォーク姿勢で、単体を直動的に進退さ
せながらパレットへの挿脱を行う点については従来と何
ら変るところはない。そうして倉庫などスペースに限り
のある場所での荷扱いにおいては、同調する上下の流体
圧シリンダ34、34を発動してそのピストンロッドを
同時に退入せしめれば、並設されたフィンガバー14、
16及び26、28はそれぞれ24を枢軸として第1図
に鎖線で示すように水平回動し、懸架された対のフォー
ク0、30はその先端が互いに近づく向きに変位する。
このとき左に位置するフィンガバー14、26は主体部
分と内端部14a、26aとの間で相対的に摺動(縮
動)し、支軸18に無理のない変移をもたらす。かくて
第7図に示すようなパレットの斜め方向からのフォーク
30、30の挿脱が可能となり、最小の作業スペースで
効率的な荷扱いを行うことができる。なお、パレットへ
の挿入を終えたのちフォーク30、30は、液体圧シリ
ンダ34、34の発動に基づくフィンガバー14、16
及び26、28の反転回動によって通常の平行姿勢に戻
されるので、積荷搬送の安定性は十分に確保される。
第4図及び第5図は本発明装置の別例を示すものであっ
て、本例では前実施例における上下のフィンガバー1
4、26及び16、28がそれぞれ一体的に結合され
て、左右に完全に離断さた対称コ字型のフィンガバー5
0及び52として形成されている。そして該フィンガバ
ー50、52は、その背面中間部に上下に整合して穿設
された鍔20、20が上記リフトブラケット10の前縁
に固着された鍔22、22と重合し、かつピン24、2
4によって連結されることにより、リフトブラケット1
0に対しそれぞれ独立して水平回動可能に枢着されてい
る。そしてリフトブラケット10の上記横桁10cに基
端の枢着された上述の流体圧シリンダ34、34のピス
トンロッド延出端は、上記フィンガバー50、52の各
内端部に突設された鍔54、54にピン56、56を介
して連結されている。
従って本例の場合も、液体圧シリンダの発動により左右
のフィンガバー50及び52を同時又は個別的に水平回
動させて懸架されたフォーク姿勢を転向させ、前実施例
と同様に最小に作業スペースで荷扱いを行うことができ
る。
[発明の効果] 以上、詳述したように本発明装置は、左右に分離したフ
ィンガバーを独立的に水平回動させて、懸架されたフォ
ークの先端が互いに近づく向きに変位するようフォーク
姿勢を随時転向させるようにしたものであるから、以下
に記載の優れた効果を奏する。
(1)パレットに斜め方向からのフォークの挿脱が可能
となって作業スペースが省減化されるため、とくに限ら
れた場所での荷の収納面積を格段と増大させることがで
きる。
(2)両フォーク間にフォーク姿勢転向のための駆動要
素などが存在しないため、フォークの有効長を十分に活
用できるとともに、同駆動要素に直接の衝撃が加わる虞
れも全くない。
(3)既存フォークの流用、交換が自在であるほか、フ
ォーク幅の調節も随意に行うことができ、荷役装置とし
ての機能を欠くことなく具備することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の要部を略示した平面図、第2図
は同フィンガバーを示した斜視図、第3図は同リフトブ
ラケットを示す斜視図、第4図は本発明実施例の別例の
要部を略示した平面図、第5図は同フィンガバーを示し
た斜視図、第6図は従来荷役装置を略示した平面図、第
7図は荷役作業の作動説明図、第8図は補強材の介装さ
れたパレットを示す斜視図である。 10……リフトブラケット 14、16、26、28、50、52……フィンガバー 30……フォーク 34……流体圧シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マストに案内されて昇降動可能なリフトブ
    ラケットと、左右に分離され該リフトブラケットにそれ
    ぞれ独立して枢支された対のフィンガバーと、該フィン
    ガバーの各々に懸架されたフォークの先端が互いに近づ
    く向きに該フィンガバーを水平回動させる駆動手段とか
    らなるフォークリフトの荷役装置。
JP3157788A 1988-02-12 1988-02-12 フォークリフトの荷役装置 Expired - Lifetime JPH0620996B2 (ja)

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JPH01209300A JPH01209300A (ja) 1989-08-23
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JP2020147391A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 三陽機器株式会社 フォークリフト装置
CN109969996A (zh) * 2019-03-21 2019-07-05 广东博智林机器人有限公司 叉车

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