JPH06209099A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
- Publication number
- JPH06209099A JPH06209099A JP5000918A JP91893A JPH06209099A JP H06209099 A JPH06209099 A JP H06209099A JP 5000918 A JP5000918 A JP 5000918A JP 91893 A JP91893 A JP 91893A JP H06209099 A JPH06209099 A JP H06209099A
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- Japan
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- impurity layer
- photoelectric conversion
- type impurity
- solid
- transfer gate
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- Pending
Links
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 24
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- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 abstract description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 3
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- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 6
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- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
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Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光電変換部と電荷転送部の半導体表面の静電結
合を強くして信号電荷の読出しを容易にし、残像特性を
向上させる。 【構成】光電変換部1のN+ 型不純物層5に隣接してト
ランスファゲート電極10下にN- 型不純物層6を構成
する。N- 型不純物層6により、光電変換部1とトラン
スファゲート電極10の半導体表面の電気的接続が強く
なり、光電変換部1の信号電荷の読出しが容易になる。
したがって残像特性が向上する。
合を強くして信号電荷の読出しを容易にし、残像特性を
向上させる。 【構成】光電変換部1のN+ 型不純物層5に隣接してト
ランスファゲート電極10下にN- 型不純物層6を構成
する。N- 型不純物層6により、光電変換部1とトラン
スファゲート電極10の半導体表面の電気的接続が強く
なり、光電変換部1の信号電荷の読出しが容易になる。
したがって残像特性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子に関し、特
に電荷結合素子(CCD)を用いた固体撮像素子に関す
る。
に電荷結合素子(CCD)を用いた固体撮像素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の固体撮像素子、例えばCC
Dラインセンサの光電変換部の平面図、図5はそのA
A′線に沿う断面図である。3はP型シリコン基板、4
はN型不純物層、5はN+ 型不純物層、7はP+ 型不純
物層、8はP++型チャネルストッパ層、9は絶縁膜、1
0はトランスファゲート電極、11は第1層CCDレジ
スタ電極、12は第2層CCDレジスタ電極である。N
+ 型不純物層5とP+ 型不純物層7とその周囲のP型シ
リコン基板3で光電変換部1を構成し、N型不純物層4
とトランスファゲート電極10と第1層CCDレジスタ
電極11と第2層CCDレジスタ電極12で電荷転送部
(電荷結合部)2を構成している。
Dラインセンサの光電変換部の平面図、図5はそのA
A′線に沿う断面図である。3はP型シリコン基板、4
はN型不純物層、5はN+ 型不純物層、7はP+ 型不純
物層、8はP++型チャネルストッパ層、9は絶縁膜、1
0はトランスファゲート電極、11は第1層CCDレジ
スタ電極、12は第2層CCDレジスタ電極である。N
+ 型不純物層5とP+ 型不純物層7とその周囲のP型シ
リコン基板3で光電変換部1を構成し、N型不純物層4
とトランスファゲート電極10と第1層CCDレジスタ
電極11と第2層CCDレジスタ電極12で電荷転送部
(電荷結合部)2を構成している。
【0003】図6は図5のCCDラインセンサの動作を
説明するためのタイミング図(A)とポテンシャル図
(B)である。t=t1 のとき、ΦTG=Φ1 =0であ
り、N+型不純物層5およびその周囲の空乏層内に入射
した光は、ここで光電変換されて信号電荷となり、光電
変換部1に蓄積される。このときトランスファゲート電
極10直下のポテンシャルは光電変換部1のポテンシャ
ルよりも小さい。
説明するためのタイミング図(A)とポテンシャル図
(B)である。t=t1 のとき、ΦTG=Φ1 =0であ
り、N+型不純物層5およびその周囲の空乏層内に入射
した光は、ここで光電変換されて信号電荷となり、光電
変換部1に蓄積される。このときトランスファゲート電
極10直下のポテンシャルは光電変換部1のポテンシャ
ルよりも小さい。
【0004】t=t2 のとき、ΦTG=V0 、Φ1 =0で
あり、トランスファゲート電極10直下のポテンシャル
は光電変換部1のポテンシャルよりも大きくなり、光電
変換部1に蓄積されていた信号電荷はトランスファゲー
ト電極10の直下を通って第1層CCDレジスタ電極1
1直下へ送り込まれる。
あり、トランスファゲート電極10直下のポテンシャル
は光電変換部1のポテンシャルよりも大きくなり、光電
変換部1に蓄積されていた信号電荷はトランスファゲー
ト電極10の直下を通って第1層CCDレジスタ電極1
1直下へ送り込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の構造で
は、トランスファゲート電極10とN+ 型不純物層5と
が重なる領域がほとんど無いので、光電変換部1とトラ
ンスファゲート電極10直下の半導体表面との電気的接
続が弱く、信号電荷の読み出しが困難となっている。
は、トランスファゲート電極10とN+ 型不純物層5と
が重なる領域がほとんど無いので、光電変換部1とトラ
ンスファゲート電極10直下の半導体表面との電気的接
続が弱く、信号電荷の読み出しが困難となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一導電型の半
導体基板上に形成した光電変換部と、この光電変換部に
隣接して設けられたトランスファゲート電極とを備える
固体撮像素子において、トランスファゲート電極が光電
変換部の半導体表面に形成した逆導電型の不純物層と同
一の導電型でこの不純物層より低濃度の不純物層を、光
電変換部の逆導電型不純物層に隣接して直下に備えてい
ることを特徴とする。
導体基板上に形成した光電変換部と、この光電変換部に
隣接して設けられたトランスファゲート電極とを備える
固体撮像素子において、トランスファゲート電極が光電
変換部の半導体表面に形成した逆導電型の不純物層と同
一の導電型でこの不純物層より低濃度の不純物層を、光
電変換部の逆導電型不純物層に隣接して直下に備えてい
ることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の平面図、図2はそのA
A′線に沿う断面図である。図1、図2において、図
4、図5の従来例と同一の部分には同一の参照番号が付
されているので重複した説明は省略する。本実施例では
トランスファゲート電極10下の光電変換部1側にN-
型不純物層6が形成されている。
る。図1は本発明の一実施例の平面図、図2はそのA
A′線に沿う断面図である。図1、図2において、図
4、図5の従来例と同一の部分には同一の参照番号が付
されているので重複した説明は省略する。本実施例では
トランスファゲート電極10下の光電変換部1側にN-
型不純物層6が形成されている。
【0008】図3は図2に素子の製造工程を示す断面図
である。まず、図3(A)のようにP型シリコン基板3
の表面にN型不純物層4をドーズ量1.6×1012cm
-2のリンイオン注入により深さ0.6μmに形成する。
次に図3(B)のように、P++型チャネルストッパ層
8、絶縁膜9、第1層CCDレジスタ電極11、トラン
スファゲート電極10を形成する。次に図3(C)のよ
うに、N- 型不純物層6をドーズ量1.3×1012cm
-2、注入角度15°のリンイオン注入により深さ1.0
μmに形成する。次に図3(D)のように、N+ 型不純
物層5とN- 型不純物層6をドーズ量1.3×1012c
m-2、注入角度15°のリンイオン注入により深さ1.
0μmに形成する。ここでN+ 型不純物層5のリンイオ
ン濃度は2回のリンイオン注入によるリンイオン濃度が
加算された濃度である。以下、P+型不純物層7を形成
することで図2の構成を得ることができる。
である。まず、図3(A)のようにP型シリコン基板3
の表面にN型不純物層4をドーズ量1.6×1012cm
-2のリンイオン注入により深さ0.6μmに形成する。
次に図3(B)のように、P++型チャネルストッパ層
8、絶縁膜9、第1層CCDレジスタ電極11、トラン
スファゲート電極10を形成する。次に図3(C)のよ
うに、N- 型不純物層6をドーズ量1.3×1012cm
-2、注入角度15°のリンイオン注入により深さ1.0
μmに形成する。次に図3(D)のように、N+ 型不純
物層5とN- 型不純物層6をドーズ量1.3×1012c
m-2、注入角度15°のリンイオン注入により深さ1.
0μmに形成する。ここでN+ 型不純物層5のリンイオ
ン濃度は2回のリンイオン注入によるリンイオン濃度が
加算された濃度である。以下、P+型不純物層7を形成
することで図2の構成を得ることができる。
【0009】この構成によれば、光電変換動作および電
荷転送動作は図6に示した従来例の場合と同じである
が、ここではトランスファゲート電極10直下の光電変
換部1側にN+ 型不純物層5に隣接してN- 型不純物層
6を形成している。したがって、光電変換部1とトラン
スファゲート電極10直下の半導体表面との伝奇的接続
が強くなり、従来と比較して信号電荷の読み出しが容易
となる。
荷転送動作は図6に示した従来例の場合と同じである
が、ここではトランスファゲート電極10直下の光電変
換部1側にN+ 型不純物層5に隣接してN- 型不純物層
6を形成している。したがって、光電変換部1とトラン
スファゲート電極10直下の半導体表面との伝奇的接続
が強くなり、従来と比較して信号電荷の読み出しが容易
となる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はトランス
ファゲート電極下に光電変換部のN+型不純物層に隣接
してN- 型不純物層を形成しているので、光電変換部と
トランスファゲート電極下の半導体表面との静電結合が
強くなり、信号電荷の読み出すを容易にできる効果があ
り、したがって残像特性が向上する。
ファゲート電極下に光電変換部のN+型不純物層に隣接
してN- 型不純物層を形成しているので、光電変換部と
トランスファゲート電極下の半導体表面との静電結合が
強くなり、信号電荷の読み出すを容易にできる効果があ
り、したがって残像特性が向上する。
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1のAA′線に沿う断面図である。
【図3】(A)〜(D)は図2の構造を製造する工程の
一部を示す断面図である。
一部を示す断面図である。
【図4】従来例を示す平面図である。
【図5】図4のAA′線に沿う断面図である。
【図6】(A),(B)はそれぞれCCDの動作を説明
するためのタイミング図及びポテンシャル図である。
するためのタイミング図及びポテンシャル図である。
1 光電変換部 2 電荷転送部 3 P型シリコン基板 4 N型不純物層 5 N+ 型不純物層 6 N- 型不純物層 7 P+ 型不純物層 8 P++型チャネルストッパ層 9 絶縁膜 10 トランスファゲート電極 11 第1層CCDレジスタ電極 12 第2層CCDレジスタ電極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】図2の構造を製造する工程の一部を示す断面図
である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一導電型の半導体基板上に形成した光電
変換部と、前記光電変換部に隣接して設けられたトラン
スファゲート電極とを備える固体撮像素子において、前
記トランスファゲート電極は、前記光電変換部の半導体
表面に形成した逆導電型の不純物層と同一の導電型で前
記不純物層より低濃度の不純物層を、前記不純物層に隣
接して直下に備えていることを特徴とする固体撮像素
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000918A JPH06209099A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000918A JPH06209099A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 固体撮像素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209099A true JPH06209099A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11487070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5000918A Pending JPH06209099A (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 固体撮像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06209099A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5774182A (en) * | 1994-07-28 | 1998-06-30 | Nec Corporation | Solid-state image sensor device with pixel array structure of interline transfer CCD image sensor |
US9136407B2 (en) | 2012-09-19 | 2015-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Solid-state image sensor, method of manufacturing the same, and camera |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP5000918A patent/JPH06209099A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5774182A (en) * | 1994-07-28 | 1998-06-30 | Nec Corporation | Solid-state image sensor device with pixel array structure of interline transfer CCD image sensor |
US9136407B2 (en) | 2012-09-19 | 2015-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Solid-state image sensor, method of manufacturing the same, and camera |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991109 |