JPH06208738A - 着脱自在光学ディスク駆動装置用ディスク装填機構 - Google Patents

着脱自在光学ディスク駆動装置用ディスク装填機構

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JPH06208738A
JPH06208738A JP5281285A JP28128593A JPH06208738A JP H06208738 A JPH06208738 A JP H06208738A JP 5281285 A JP5281285 A JP 5281285A JP 28128593 A JP28128593 A JP 28128593A JP H06208738 A JPH06208738 A JP H06208738A
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drive device
disk drive
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JP5281285A
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Brad Johnson
ジョンソン ブラッド
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HIYUNDAI ELECTRON AMERICA Inc
SK Hynix America Inc
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HIYUNDAI ELECTRON AMERICA Inc
Hyundai Electronics America Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装填された磁気光学ディスクにバ
イアス磁場を加えるための作動位置に磁気バイアス装置
を移動させるのと連携して、ディスク駆動装置に磁気光
学ディスクを装填するための方法及び装置を提供する。 【構成】 前記装置は、基部と、駆動モータに連結され
た回転可能なスピンドルと、カートリッジホルダと、該
カートリッジホルダを装填するアクチエータ手段と、前
記基部と前記カートリッジホルダと前記磁気バイアス手
段とに回動自在に連結されたリンク機構とを備える。前
記リンク機構は、カートリッジホルダの運動を、磁気バ
イアス装置の運動に、両者が連携するようにして、変換
する。前記装置は、ディスク上に磁気バイアス手段を正
確且つ信頼性をもって位置決めすることを保証する簡単
で、コンパクトで、コスト面で優れた機構である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概略的には、光磁気媒
体上のデータを読んだり、記録したりするための装置に
関し、更に詳しくは、ディスク駆動装置に磁気光学ディ
スクを装填するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気光学記録媒体は電子データの消去可
能な記憶を行い、この電子データは、偏光レーザビーム
を用いて、上記媒体から読まれ、又、上記媒体に記録さ
れる。ディスクに加えられた磁場により、レーザビーム
が記録スポットから反射され、或いは、記録スポットを
通って伝達されるときに、レーザビームの偏光角を変更
させる。当初、このディスクは、その記録表面の全域に
わたって同一方向に磁化される。データが記録されると
き、磁場が加えられて、レーザビームの入射点でディス
クの表面の磁化の方向を反転させる。記録されたデータ
を読むために、低密度レーザビームを記録スポットで反
射させ、光学センサで反射したビームの偏光角の変化を
検出する。レーザビームが表面に向けられている間に、
最初の磁化の方向を戻すように磁場を加えることにより
消去が行われる。磁気光学記録技術は、ボゲルゲサン(V
ogelgesang) の米国特許第5,022,018 号明細書、及び、
市原(Ichihara)の米国特許第4,890,178 号明細書に説明
されている。両特許の全開示をここに援用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光学ディスク駆動装置
においては、情報を記録或いは消去するために、ディス
クのレーザスポット部分に磁場を加えて磁気光学ディス
クを磁気的にバイアスさせる必要がある。通常は、この
磁場を、小さな永久磁石或いは電磁コイルによって発生
させる。記録及び消去プロセスには、かなり強い磁場が
必要なので、磁石或いはコイルを、磁気光学ディスクに
大変接近して位置決めしなくてはならない。従って、典
型的には、着脱自在のディスクドライブでは、ディスク
の挿入或いは取り外し中に、このコイル或いは磁石がデ
ィスクに接近した位置から移動或いは引込ませられるこ
とが必要となる。着脱自在の光磁気ディスク駆動装置
は、光学ディスクカートリッジを受入れ、これを駆動装
置に装填するための機構を採用している。このような機
構は、駆動装置内でカートリッジを整合ピン上に降ろ
し、そして、回転可能なディスクハブをディスクドライ
ブモータのスピンドルと整合させなければならない。通
常、ディスクが装填されるときディスクと磁石或いはコ
イルとの間での衝突を避けるために、ディスクの装填
は、磁石或いはコイルのディスクの近くへの位置決めに
先立って、或いは、これと同時に行われる。
【0004】バイアス手段とディスクとの間で必要とさ
れる接近のため、ディスクと磁石或いはコイルとの間の
配置の正確さは欠くことができない。更に、装填及びバ
イアス装置を位置決めする手順は、ドライブ装置の耐用
期間中、繰り返される。かくして、正確な反復性が、こ
のような機構の重要な面である。この分野での現在の実
施は、ディスクを装填する機構と、コイルを位置決めす
るものとの2つの別の機構を採用することに集中してい
る。典型的な先行技術の装填装置の例として、全ての目
的のためにここに援用する渡辺(Watanabe)の米国特許第
4,747,937 号明細書を参照のこと。渡辺の米国特許は、
磁気バイアス装置とカートリッジホルダとを別の部材で
支持する装填機構を開示する。装填機構とは別のアクチ
エータにより、磁気バイアス手段が所定位置へ回転運動
を受ける。このような公知の機構は、2つの別の作業が
正確に調和して機能することを保証するために多くの複
雑な部品を必要とした。これらの複雑さのため、これら
の装置は信頼性が欠けていた。加えて、多くの小さな部
品が、費用のかかる製造技術を必要としていた。更に、
ディスクを装填するための、及び、コイルを位置決めす
るための別々の機構に頼るため、公知のディスク装填装
置は、現在のディスク駆動装置のますますコンパクトな
パッケージに使用するのには適さない、不必要に大きな
外形をしている。
【0005】これらの理由から、磁気光学ディスク装填
装備部品は、磁気光学ディスク上の作動位置にバイアス
コイルを移動させるのと同時に、正確且つ確実に、磁気
光学ディスクを装填することが求められる。ディスクを
装填する機構及びバイアスコイルを動かす機構は、別の
アクチエータを必要とすることなく連携して作動するよ
うに、リンクしているのが好ましい。更に、この機構
が、信頼性があり且つ安価で製造できる少ない簡単な部
品だけを用いていることが望ましい。加えて、ディスク
駆動装置のパッケージの寸法を小さくするようにコンパ
クトな外形のディスク装填装置が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、装填したディ
スクにバイアス磁場を加える作動位置に磁気バイアス手
段を移動させるのと連携して、磁気光学ディスクをディ
スク駆動装置に装填する方法及び装置を提供する。本発
明によれば、本発明の装置は、駆動モータに連結された
回転可能なスピンドルと、磁気光学ディスクを着脱自在
に受け入れるための開口を有するカートリッジ本発明
と、ディスクがスピンドルに装填されるようにカートリ
ッジホルダを第1位置から第2位置に移動すためのアク
チエータ手段と、を有する。前記装置は、更に、リンク
機構により回動自在にカートリッジホルダに取付けられ
た磁気バイアスコイル又は磁石を有する。カートリッジ
ホルダが第1位置から第2位置に移動したとき、コイル
がディスクから離れた引込位置からディスクの表面に近
い作動位置に移動するように、リンク機構がカートリッ
ジホルダの運動を磁気バイアスコイルの運動に変換す
る。この装置では、バイアス手段の運動がディスクの装
填を連携して行われるので、磁気バイアス手段の正確な
位置決めを保証される。加えて、この機構は、簡単な設
計で、比較的部品が少ないので、信頼性が高く、且つ、
安価である。更に、この装置は、垂直方向の高さが極め
て小さく、ディスク駆動装置の全体の寸法を小さくでき
る。
【0007】本発明の本質及び利点が、明細書の以下の
部分及び図面を参照により更に理解される。
【0008】
【実施例】光学記録媒体装填装置を、図1乃至図4と関
連して、詳細に説明する。図1に示すように、光学記録
媒体装填装置は、磁気光学ディスクを受け入れるための
カートリッジホルダ10と、基部12と、駆動モータ1
5と、ディスク11にバイアス磁場を加えるためのバイ
アスコイル90とを有する。駆動モータ15は、スピン
ドル14を駆動し、該スピンドルは、ディスク11のハ
ブ17の下面で該ディスク11のハブ17に係合するた
めのディスクガイド13をその頂部に有する。カートリ
ッジホルダ10は、カートリッジ11を受け入れるため
の開口77を有し、カートリッジ10は、カートリッジ
11のハブ17をディスクガイド13と接触させるため
に、上方受入れ位置から下方受入れ位置に移動できる。
読み書きヘッド16がカートリッジ19に取付けられ、
該カートリッジ19はアクチエータ(図示せず)により
半径方向に移動させることができる。読み書きヘッド1
6は、偏光レーザビームをカートリッジホルダ10の下
面の開口79を通して、ディスク11の下側面に差し向
ける。駆動モータ15は、読み書きヘッド16がディス
ク上で、所望の動作、例えば、書込み、記録、又は、消
去を行うことができるように、回転可能なスピンドル1
4を回転させる。駆動モータ15及び読み書きヘッド1
6は、周知の構造のものよく、本発明の装填装置は、こ
のような様々なディスク駆動装置のどれにも適用可能で
ある。典型的な記録装置の例が米国特許第4,837,758 号
明細書に示されており、ここで、該米国特許明細書の全
ての開示を援用する。
【0009】光学記録媒体装填装置は、更に、ディスク
11にバイアス磁場を加えるためのバイアスコイル又は
磁石90を有する。バイアスコイル90は、コイルマウ
ント100に取付けられ、このコイルマウント100
は、タブ103が止め部125に当って、基部延長部1
07に回動自在に当接している。コイルマウント100
は、該マウント100の側壁の孔117、118を通し
てマウント100に回動自在に連結されたワイヤ形成体
110を有する。このワイヤ形成体は、カートリッジホ
ルダ10の後側部分でピボットスロットを通して延び、
且つ、基部延長部107のヒンジスロット112、11
3を通して延びる。図2に示すように、磁気光学ディス
ク11は、スピンドル14のディスクガイド13の上で
ディスクガイド13から引込められた第1の位置でカー
トリッジホルダ10に挿入される。ディスク11が開口
77に受け入れられたとき、カートリッジホルダ10
は、ディスク11のハブ17をディスクガイド13と係
合させるような第2の位置へ下方に移動する。カートリ
ッジホルダ10の運動と連携して、ワイヤ形成体110
が、ヒンジスロット112、113内で下向きに回動
し、バイアスコイル90を、ディスク11から遠ざかる
引込み位置から、バイアス磁場を装填されたディスク1
1に加えるための作動位置へ降下させる。ディスク11
がバイアスコイル90との衝突の危険なくカートリッジ
ホルダ10に受け入れられるように、カートリッジホル
ダの第1の位置と第2の位置との間の距離aは、バイア
スコイル90の引込位置と作動位置との間の距離bより
小さいことが好ましい。
【0010】本発明のディスク装填機構を図3により詳
細に示す。後側フランジ26、27で基部12に連結さ
れた下側プレートガイドピン22、23が、カートリッ
ジホルダ10が装填位置へ降下したときに該カートリッ
ジホルダ10を案内するように、カートリッジホルダ1
0の後側スロット28、29に受入れられている。同様
に、前側ガイドポスト35、36で基部12に連結され
たカートリッジ位置決めピン31、33が、カートリッ
ジホルダ10の前側スロット30、32に滑り込む。カ
ートリッジ位置決めピン31、33は、磁気光学ディス
ク11がスピンドル14への装填のための適当な位置へ
確実に移動するように、カートリッジホルダ10を装填
位置に整列させる。装填機構は、カートリッジホルダ1
0の細長い孔42、43を通して、基部12の取付け孔
44、45とカートリッジホルダ10の取付け孔46、
47まで通るコイルバネ39、41を更に有する。カー
トリッジホルダ10が上方受入れ位置にあるとき、コイ
ルバネ39、41は伸びてカートリッジホルダ10を基
部12に向けて下方に付勢する。基部12の後側に取付
けられたラッチ50はフック15を有し、このフック
は、磁気光学ディスク11がカートリッジホルダ10に
挿入されるまで、カートリッジホルダ10が下方に移動
するのを防ぎ、且つ、コイルバネ39、41を、この伸
び形態に維持する。
【0011】ラッチ50は、ヒンジピン49により、基
部12に回動自在に取付けられている。磁気光学ディス
ク11が、カートリッジホルダ10に挿入されたとき、
該磁気光学ディスク11は、ラッチ50に取付けられた
ラッチポスト48と接触する。ラッチポスト48は、カ
ートリッジホルダ10をその上方位置から解放して、コ
イルバネ39、41がカートリッジホルダ10を下方プ
レートガイドピン22、23及びカートリッジ位置決め
ピン31、33の上に引下げるための引き金として働
く。コイルバネ39、41は収縮して、カートリッジホ
ルダ10を第2(装填)位置10aに位置決めし、ディ
スク11のハブ17がスピンドル14のディスクガイド
13に係合する(図2)。カートリッジホルダ10は、
射出機構53により上方位置に戻される。射出機構53
は、基部12の側部で凹部59にボルト締めされたモー
タブラケット56を備える。射出モータ58がモータブ
ラケット56に固定され、射出アーム54を駆動するた
めのシャフト57を有し、このアーム54が凹部59の
スロット62に嵌合する。ディスクを射出するため、射
出モータ58は1回転し、かくして、射出アーム54が
回転し、カートリッジホルダ10の下方面に垂直方向の
力を加えて、カートリッジホルダ10を上方位置に戻
す。カートリッジホルダ10が、上方位置に達すると、
ディスクが排出され、ラッチ50がカートリッジホルダ
10を上方位置に固定する。
【0012】しかしながら、磁気光学ディスク11をス
ピンドル14に装填する機能は、上記の構成に限定され
ない。例えば、ここに全開示を援用する米国特許第4,74
0,937 号明細書に示されているような装填機構を、カー
トリッジホルダ10をディスク受入れ位置から装填位置
に移動させるために設けてもよい。本発明の範囲から逸
脱することなく、他の形式の装填機構を採用してもよ
い。カートリッジホルダ10は、上側ブラケット71
と、下側ブラケット72とを備える。上側ブラケット7
1は、該上側ブラケット71の両側の前部分及び後部分
に取付けられた摺動ピン74によって、下側ブラケット
72に移動可能に連結されている。摺動ピン74は下側
ブラケット72の両側の前部分及び後部分の長孔76と
係合する。上側ブラケット71は、前側が開いていて、
磁気光学ディスク11を着脱自在に受け入れるための矩
形の開口77を構成している。上側ブラケット71は、
その中央部に、磁場バイアス装置90を受け入れるため
の開口78を有する。下側ブラケット72は開口79を
有し、この開口を通して回転可能なスピンドル14及び
ディスクガイド13が延び、又、この開口を通して読み
書きヘッド16からのレーザビームをディスク11の表
面に差し向けることができる。
【0013】図4を参照すると、磁場バイアス装置は、
センタポール92の周りに巻かれた半円形バイアスコイ
ル90を有する。しかしながら、ディスクにバイアスし
た磁場を作る機能は、コイルに限定されない。磁場バイ
アス装置は、ヨーク、磁石、或いは、コイルの何れか、
或いは、これらの組合せを含んでもよい。例えば、磁場
バイアス装置の他の例として、ここに援用する米国特許
第4,890,178 号を参照されたい。バイアスコイル90及
びセンタポール92は、磁場バイアス手段を絶縁するケ
ーシング93内に取付けられる。可撓性ケーブル95
が、バイアスコイル90に電気的に接続され、バイアス
コイル90に電流信号を供給するために電源に取付けら
れている。ケーシング93内のバイアスコイル90は、
コイルマウント100に保持される。センタポール92
の上面の2本のピン97が、コイルマウント100の中
央の孔98と係合する。コイルマウント100は、上側
ブラケット71の開口78の上に位置決めされる。コイ
ルマウント100の2つの前タブ102が、リテイナ1
00が開口78内に移動しないように、外方に延びてい
る。この構成により、磁場バイアス手段がディスク11
と接触しないように、該磁気バイアス手段の下方への移
動が制限される。同様に上側ブラケット71は、挿入用
開口78の周りに位置決めされたガイド部材105を3
つ備え、このガイド部材は上側ブラケット71に対する
コイルマウント100の上方への移動を制限する。
【0014】基部延長部107が、該基部延長部107
の底部分で開口106、108を通る留め金具109、
111により、ディスク駆動装置ハウジングに取付けら
れている。ワイヤ形成体110が、基部延長部107の
上部分及び上側ブラケット71の後部分に回動自在に連
結されている。ワイヤ形成体110は、後セグメント1
30がマウント107の上セグメントのヒンジスロット
112、113に滑り込み、中央セグメント131が上
側ブラケット71の後部分の回動スロット115、11
6に滑り込むような形状となっている。ワイヤ形成体1
10の前セグメント132は、コイルマウント100の
上方に延びたタブ120、121の孔部117、118
を通って延びる。かくして、ワイヤ形成体110は、コ
イルマウント100を上側ブラケット71の開口78の
上の位置に支持する。コイルマウント100の後タブ1
03は、基部延長部107の上面で止め部125に回動
自在に当接する。ワイヤ形成体110の後セグメント1
30は基部12に対し固定される。しかしながら、ワイ
ヤ形成体110の中間セグメント131は、上側ブラケ
ット71とともに、垂直方向に移動する。この構成によ
り、ワイヤ形成体110は、上側ブラケット17を通る
中間セグメント131を中心に回動する。従って、ワイ
ヤ形成体110の前セグメント132は、上側ブラケッ
ト71が受入れ位置10から装填位置10aに垂直に移
動するとき、コイルマウント100を、垂直方向及び水
平方向の両方向に移動させる。
【0015】図2に示すように、バイアスコイル90
は、挿入用開口78の上方で、その僅かに後方の引っ込
み位置で始まる。ディスク11をスピンドル14上に装
填するために、カートリッジホルダ10は、バイアスコ
イル90とともに、垂直距離a、1実施例では、約3.8m
m (許容誤差約0.25mm)下方に移動する。加えて、上述
したように、ディスク11に磁場を加えるため、バイア
スコイル90が作動位置90bへ前方且つ下方に移動す
るように、ワイヤ形成体110が回動する。かくして、
1実施例では、バイアスコイル90は、約6.1mm プラス
マイナス0.25mmの合計距離b移動する。作動位置90b
は、許容誤差プラスマイナス0.2mm でディスク11の表面
から約1mm 離れているのが好ましい。バイアスコイル9
0を作動位置に移動させるための手段は、カートリッジ
ホルダ10の装填運動を、別のアクチエータを用いるこ
となく、バイアスコイル90の運動に変換できる種々の
リンク機構を備えてもよい。例えば、ワイヤ形成体11
0の後セグメント130は、マウント107に取付けら
れている必要はないが、基部12に対し固定された構造
物に取付けられていなければならない、そして、それ自
身基部12に取付けられていてもよい。更に、リンク機
構は、ワイヤ形成体を用いる必要はなく、1又は2以上
のロッドヒンジ、あるいは他の回動自在な軸線方向に剛
性のある部材を備えていればよい。
【0016】リンク機構は、カートリッジホルダ10が
移動する距離より大きな距離バイアスコイル90を移動
させるのが好ましい。さもなければ、ディスク11がカ
ートリッジホルダ10に挿入されたとき、バイアスコイ
ル90が引込位置にいないことになるので、ディスクが
装填されたときディスクとバイアスコイル90との間の
衝突の危険が増す。このような衝突により、バイアスコ
イル90或いは装填機構と同様に、ディスク或いはその
内容の損傷が引き起こされる。上記特許請求の範囲に記
載された本発明の範囲から逸脱することなく、開示した
実施例に他の改良及び変形を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従って構成された光学記録・再
生装置の組立斜視図である。
【図2】本発明の原理に従って構成された光学記録・再
生装置の側面図である。
【図3】図1及び図2の装置の装填機構の分解図であ
る。
【図4】図3の装填機構のバイアスコイル組立体の分解
図である。
【符号の説明】
10 ディスクホルダ 11 ディスク 12 基部 14 スピンドル 19 カートリッジ 90 バイアスコイル 100 コイルマウント 110 ワイヤ形成体

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータに連結された回転可能なスピ
    ンドルと、 磁気光学ディスクを受け入れる第1位置から前記磁気光
    学ディスクが前記スピンドルと係合する第2位置まで前
    記磁気光学ディスクを装填するための手段と、 ディスクの表面近くの作動位置に移動したときに作動
    し、第2位置のディスクにバイアス磁場を加えるための
    磁気バイアス手段と、 前記磁気バイアス手段を前記装填手段と連携してディス
    クから離れた引込位置から前記作動位置に移動させるた
    めの、前記磁気バイアス手段及び前記装填手段に連結さ
    れた位置決め手段と、 を備えた磁気光学ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記装填手段が、 基部と、 前記磁気光学ディスクを着脱自在に受け入れるための開
    口を形成するカートリッジホルダと、 前記カートリッジホルダを前記第1位置から前記第2位
    置に案内するための前記基部に取付けられた手段と、 カートリッジホルダに前記第1位置から前記第2位置の
    方向に力を及ぼすための前記基部と前記カートリッジホ
    ルダとの間に連結された手段と、 を有する請求項1に記載のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め手段が、 前記磁気バイアス手段と前記カートリッジホルダと前記
    基部とに回動自在に連結されたワイヤ形成体を有し、 該ワイヤ形成体は、前記カートリッジホルダを前記第1
    位置から前記第2位置に移動させたときに、磁気バイア
    ス手段を前記引込位置から前記作動位置まで移動させ
    る、 請求項2に記載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 磁気バイアス手段が電磁コイルを有す
    る、 請求項1に記載のディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 磁気バイアス手段が磁石を有する、 請求項1に記載のディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記第1位置と前記第2位置との距離
    が、前記引込位置と前記前記作動位置との間の距離より
    小である、 請求項3に記載のディスク駆動装置。
  7. 【請求項7】 駆動モータに連結された回転可能なスピ
    ンドルと、 磁気光学ディスクを着脱自在に受け入れるための開口を
    形成するカートリッジホルダと、 前記磁気光学ディスクを前記スピンドルに装填する手段
    とを有し、 該装填手段は、基部と、前記ディスクを前記スピンドル
    に係合させるように前記カートリッジホルダを第1位置
    から第2位置に移動させるための、前記基部と前記カー
    トリッジホルダとの間に連結されたアクチエータとを有
    し、 ディスクの表面近くの作動位置まで移動させたときに作
    動し、装填されたディスクにバイアス磁場を加えるため
    の磁気バイアス手段と、 前記磁気バイアス手段と前記カートリッジホルダと前記
    基部とに回動自在に連結されたリンク手段とを有し、前
    記リンク手段が前記磁気バイアス手段を前記装填手段と
    連携して前記作動位置まで移動するように形成されてい
    る、 磁気光学ディスク駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記磁気バイアス手段が、前記カートリ
    ッジホルダの第1位置から第2位置への移動と同時に、
    ディスクの表面から離れた引込位置から前記作動位置に
    移動する、 請求項7に記載のディスク駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記第1位置と前記第2位置との間の距
    離が、前記引込位置と前記作動位置との間の距離より小
    である、 請求項8に記載のディスク駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記リンク機構が前記基部に連結された
    第1端部と、前記磁気バイアス手段に連結された第2端
    部と、前記第1端部と前記第2端部との間の中間点を有
    し、該中間点は、前記リンク機構が中間点を中心に回動
    するようにカートリッジホルダに連結されている、 請求項7に記載のディスク駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記第1位置と前記第2位置との間の距
    離が、3.0mm 乃至5.0mm の範囲内である、 請求項9に記載のディスク駆動装置。
  12. 【請求項12】 前記引込位置と前記作動位置との間の距
    離が、5.0mm 乃至7.0mm の範囲内である、 請求項9に記載のディスク駆動装置。
  13. 【請求項13】 前記作動位置がディスクの表面から0.05
    mmと1.5mm の間である、 請求項7に記載のディスク駆動装置。
  14. 【請求項14】 磁気光学ディスクをモータに連結した回
    転可能なスピンドルに装填する工程と、 前記装填したディスクの表面に近い作動位置に磁気バイ
    アス手段を位置決めする工程と、を有し、 前記位置決め工程は前記磁気光学ディスクの装填と連携
    して起こり、 更に、バイアス磁場を装填したディスクに加える工程
    と、を有する、 磁気光学ディスクを磁気光学ディスク駆動装置に装填す
    る方法。
  15. 【請求項15】 前記磁気光学ディスクを装填する工程
    が、 カートリッジホルダに形成された開口にディスクを受入
    れる工程と、 ディスクを基部に対して第1受入位置から第2装填位置
    まで移動させるようにカートリッジホルダを移動させる
    工程と、を有する、 請求14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記磁気バイアス手段を位置決めする工
    程が、 前記カートリッジホルダを前記第1位置から前記第2位
    置に移動させたとき、磁気バイアス手段が前記ディスク
    から離れた引込位置から前記作動位置に移動するよう
    に、前記磁気バイアス手段と前記カートリッジホルダと
    前記基部とに連結されたワイヤ形成体を回動させる工程
    を有する、 請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記作動位置が、ディスクの表面から0,
    05mmから1.5mm である、 請求項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記引込位置と前記作動位置との距離
    が、前記第1位置と前記第2位置との距離より大きい、 請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記引込位置と前記作動位置との距離が
    5.0mm から7.0mm の範囲内である、 請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記第1位置と前記第2位置との距離が
    3.0mm から5.0mm の範囲内である、 請求項18に記載の方法。
JP5281285A 1992-11-10 1993-11-10 着脱自在光学ディスク駆動装置用ディスク装填機構 Pending JPH06208738A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03119501A (ja) * 1989-09-29 1991-05-21 Victor Co Of Japan Ltd 小型光磁気ディスク装置
JPH04205744A (ja) * 1990-11-29 1992-07-27 Nec Gumma Ltd 光磁気ディスク装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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