JPH0620869Y2 - 自動ドアのプ−リと回転制御機器の取付装置 - Google Patents

自動ドアのプ−リと回転制御機器の取付装置

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JPH0620869Y2
JPH0620869Y2 JP6516187U JP6516187U JPH0620869Y2 JP H0620869 Y2 JPH0620869 Y2 JP H0620869Y2 JP 6516187 U JP6516187 U JP 6516187U JP 6516187 U JP6516187 U JP 6516187U JP H0620869 Y2 JPH0620869 Y2 JP H0620869Y2
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JP
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pulley
upper frame
door
control device
rotation control
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行雄 吉田
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動ドアにおける扉を走行するベルトが巻き
掛けられるプーリと、そのプーリの回転を制御する機器
を取付ける装置に関する。
〔従来の技術〕
自動ドアはドア枠内に扉を走行自在に装着すると共に、
ドア枠の上枠に一対のプーリを配設し、その一対のプー
リに巻き掛けたベルトを扉に連結すると共に、一方のプ
ーリをモータに連結し、他方のプーリを電磁ロックに連
結したものであり、モータで一方のプーリを駆動するこ
とでベルトを回動して扉を走行させると共に、電磁ロッ
クで他方のプーリを制動して扉を所定位置で停止するよ
うにしている。
このように、一対のプーリはモータ、電磁ロックなどの
回転制御機器によって回転が制御されるので、このモー
タ、電磁ロックなどの回転制御機器を上枠内に取付ける
必要があり、例えば実開昭58−29774号公報に示
すような取付装置が知られている。
つまり、上枠内にプーリと回転制御機器、例えばモータ
を長手方向に並設すると共に、このプーリの軸とモータ
の出力軸とを伝動ベルトで連結してモータとプーリを連
結している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる取付装置であると、プーリと回転制御機器が上枠
内に並設してあるから取付スペースが長手方向に大きく
なりスペース上制約を受けると共に、プーリと回転制御
機器を伝動ベルト等で連結しているので回転制御機器を
自動ドアを取付け後に取付けたり、予じめ取付けた回転
制御機器を後から取外したりすることが非常に困難とな
り、自動ドアを手動に切換えたり、手動ドアを自動ドア
に切換えたりする作業が大変面倒となる。
つまり、自動ドアを手動ドアに切換える場合には回転制
御機器を取外し、手動ドアを自動ドアに切換える場合に
は回転制御機器を取付けてプーリと連結する必要があ
る。
そこで、本考案はプーリと回転制御機器を長手方向に小
さな取付スペースに取付けできると共に、回転制御機器
を簡単に取付け,取外しできるようにした自動ドアのプ
ーリと回転制御機器の取付装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
ドア枠の上枠に取着したブラケットにおける上枠の見込
み方向一側と他側とにプーリと回転制御機器とを、プー
リの回転中心と回転制御機器の回転軸が同軸状となるよ
うに配設し、その回転軸とプーリとを上枠の見込み方向
に係脱自在に連結して、プーリと回転制御機器を上枠の
見込み方向に配設して長手方向の取付スペースを小さく
できると共に、回転制御機器を上枠の見込み方向より取
付けることでプーリと回転軸を簡単に連結したり、取り
外したりできるようにしたものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を一般住宅の玄関に取付けた自動ド
アについて説明する。
第9図,第10図に示すように、ドア枠1は上枠2と下
枠3と左右の縦枠4で方形状となり、建物壁体5の開口
部6の開口幅よりもドア枠1の幅が大きくなって建物壁
体5の外面に沿って取付けられ、このドア枠1内に2つ
の扉7が左右移動自在に装着してあると共に、ドア枠1
の左右両側の外面には袖部8がそれぞれ取付けられ、上
部には庇9が取付けてある。
前記袖部8は袖装飾体10と外側袖パネル11、内側袖
パネル12より成り、第7図に示すように扉7を閉じた
時には袖部8が建物壁体5の外面を覆い、第8図に示す
ように扉7を開放すると袖部8の内側に入り込んで扉7
が外部より目視されないようになって出入口部分13を
開放する。
つまり、ドア枠1内には扉7で開閉される出入口部分1
3が形成されていると共に、この出入口部分13と反対
側の左右両側に袖部8がそれぞれ取付けられ、袖部8と
建物壁体5の外面との間に扉収納部14を形成してい
る。
前記上枠2は第9図に示すように上横板2aと外縦板2
bとにより略鉤形断面の長尺材となり、その外縦板2b
にはレール20が長手方向に亘って一体形成されている
と共に、外面に庇9が長手方向に亘って取着してあり、
第11図に示すように建物壁体5の開口部6には上室内
枠21と左右の縦室内枠22とが取付けられていると共
に、左右の縦室内枠22の上部間に亘って中間上枠23
が上枠2の下部と同一位置となるように横架され、この
中間上枠23と上室内枠21とに鉤形に折曲したカバー
24がスナップ式に取付けられて開口部6の上部に上枠
2と連続した横空間部25を構成している。
第10図に示すように、前記中間上枠23と下枠3とに
亘って第1,第2内側パネル取付縦枠26,27が架設
され、上枠2の外側下部と下枠3とに亘って第1,第2
外側パネル取付縦枠28,29が架設されていると共
に、この第1外側パネル取付縦枠28と縦枠4とに亘っ
て略半円形となった袖装飾体10が取付けられ、第1,
第2外側パネル取付縦枠28,29と上枠2と下枠3と
より成る方形枠部に外側袖パネル11が取着してあると
共に、第1,第2内側パネル取付縦枠26,27と中間
上枠23と下枠3とより成る方形枠部に内側袖パネル1
2が取着され、袖部8は開口部6側に突出していると共
に、その幅は扉7の幅と略同一となっている。
第10図に示すように、前記上枠2内には一方のプー
リ、例えば駆動プーリ30と他方のプーリ、例えば従動
プーリ31とが開口部6の両側と対向する位置、すなわ
ち、出入口部分13の長手方向両側と対向する左右位置
に取付けられ、この駆動プーリ30と従動プーリ31と
に亘ってベルト32が巻掛けてあり、このベルト32に
連結した第1ハンガー33が扉7の閉じ側寄位置に取付
けられ、この第1ハンガー33と扉7の開き側寄位置に
取付けた第2ハンガー34とに支承した戸車35が前記
上枠2のレール20に沿って走行自在にガイドされると
共に、前記駆動プーリ30と同軸状に回転制御機器、例
えばモータ36が取着され、従動プーリ31と同軸状に
回転制御機器、例えば電磁ロック37が取着されてモー
タ36と電磁ロック37とは上枠2より室内枠側へ突出
して前記横空間部25に配設されている。
第1図,第2図,第3図,第6図に示すように、前記駆
動プーリ30は上枠2の上横板2aに取着したブラケッ
ト60における上枠2の見込み方向一側の中間縦板61
に支軸62で回転自在に支承され、この駆動プーリ30
には溝63を有する受動板64が取着してあると共に、
前記ブラケット60における上枠2の見込み方向他側の
外側縦板65には開口窓66と取付孔67が形成されて
いる。
一方、前記モータ36の取付板68には前記取付孔67
と対向するボルト孔69が形成され、このボルト孔69
に挿入したボルト70にゴム付きナット71を螺合し、
そのゴム付きナット71を前記取付孔67に挿入してボ
ルト70を締付けることでそのゴム付きナット71のゴ
ム部71aを変形させ取付孔67に圧着してモータ36
を防振的に取付けてあると共に、モータ36の回転軸3
6aには溝72を有する駆動板73が一体的に取着さ
れ、この駆動板73と受動板64との間にカップリング
74を介在して回転軸36aと駆動プーリ30とを連結
している。
つまり、カップリング74は第2図に示すように円板7
4aの両側面に第1,第2突条74b,74cを90度
位相をずらして一体形成した形状で、その第1突条74
bと第2突条74cを各溝63,72に係合して駆動プ
ーリ30と回転軸36aを上枠2の見込み方向に係脱自
在に連結してある。
このようであるから、一方のプーリとなる駆動プーリ3
0と回転制御機器となるモータ36をブラケット60の
内側と外側とに同軸状に、上枠2の短手方向に向けて取
付けできると共に、駆動プーリ30とモータ36の回転
軸36aを、モータ36を上枠2の見込み方向より取付
けることでカップリング74を介して相互に係合して連
結できる。
第4図,第5図,第6図に示すように、前記従動プーリ
31は、上枠2の上横板2aに取着した鉤形のブラケッ
ト80の縦板81における上枠2の見込み方向一側に取
付ブロック82と支軸83を介して回転自在に支承さ
れ、その支軸83に受動板84が一体的に連結されてい
ると共に、前記電磁ロック37は取付基板85に回転軸
86を回転自在に支承し、かつマグネット87とブレー
キ板88とより成る回転軸86の電磁ブレーキ89を配
設したものであり、その回転軸86に、前記受動板84
に係合して連結する駆動板90を設け、従動プーリ31
と回転軸86を上枠2の見込み方向に係脱自在に連結し
てあると共に、取付基板85をビス91で縦板81の上
枠2の見込み方向他側に固着して電磁ロック37を取付
けてあり、マグネット87を励磁してブレーキ板88を
吸着固定することで回転軸86をロックし、それによっ
て従動プーリ32を制動するようにしてある。
これにより、他方のプーリとなる従動プーリ31と回転
制御機器となる電磁ロック37をブラケット80の内側
と外側とに同軸状で、かつ上枠2の見込み方向に取付け
できると共に、従動プーリ31と電磁ロック37の回転
軸86とを、電磁ロック37を上枠2の見込み方向より
取付けることで受動板84と駆動板90を係合して連結
できる。
なお、以上の実施例の自動ドアによれば、建物壁体5の
外面に沿った取付けたドア枠1の見込み寸法を小さくで
きると共に、モータ36と電磁ロック37とが開口部6
側に突出しているから建物壁体5と干渉することがな
く、しかも袖部8で建物壁体5の開口部6両側部分を覆
うことができるから一般住宅の玄関やマンションの出入
口等に用いる自動ドアとして好適なものとなる。
また、以上の実施例においては電磁ロック37を用いた
が、この電磁ロック37を用いなくとも良いと共に、電
磁ロック37とモータ36のどちらか一方を従来と同様
にプーリと並設しても良い。
すなわち、駆動プーリ30とモータ36又は従動プーリ
31と電磁ロック37のどちらか一方を同軸状に取付け
れば良い。
また、自動ドアを手動ドアに切換える場合には回転制御
機器、例えばモータ36と電磁ロック37をプーリ、例
えば駆動プーリ30、従動プーリ31より上枠見込み方
向に取外しすれば良く、手動ドアを自動ドアに切換える
にはモータ36と電磁ロック37を駆動プーリ30、従
動プーリ31に上枠見込み方向より取付ければ良い。
〔考案の効果〕
プーリと回転制御機器とを、上枠2に取着したブラケッ
ト60,80における上枠2の見込み方向一側と他側と
に同軸状に取付けたので、その取付スペースは上枠2の
見込み方向に大きく、長手方向には小さくなって長手方
向の取付スペースの制約を受けることがない。
また、プーリと回転制御機器の回転軸36a,86とは
上枠2の見込み方向に係脱自在に連結してあるから、回
転制御機器を上枠2の見込み方向より取り付け、取り外
しすることでプーリと回転軸36a,86を連結した
り、分離できるから、回転制御機器をプーリに簡単に取
付け、取外しできて自動ドアを手動ドアに切換えたり、
手動ドアを自動ドアに切換える作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第6図のI−I
線断面図、第2図はカップリングの斜視図、第3図はモ
ータ取付状態の説明図、第4図は第6図のIV−IV線断面
図、第5図は電磁ロック取付状態の説明図、第6図はカ
バーを外した上枠の内側から見た正面図、第7図は扉を
閉じた状態の全体正面図、第8図は扉を開いた状態の全
体正面図、第9図,第10図,第11図は第8図のIX−
IX線,X−X線,XI−XI線断面図である。 1はドア枠、2は上枠、7は扉、30は駆動プーリ、3
1は従動プーリ、36はモータ、36aは回転軸、37
は電磁ロック、60はブラケット、80はブラケット、
86は回転軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア枠1を構成する上枠2にブラケット6
    0,80を取付けると共に、このブラケット60,80
    の上枠2見込み方向一側にプーリを回転自在に支承し、
    ブラケット60,80の上枠2見込み方向他側に回転制
    御機器を、その回転軸36a,86が前記プーリの回転
    中心と同軸状となるように配設すると共に、この回転軸
    36a,86と前記プーリを、上枠2の見込み方向に係
    脱自在に連結したことを特徴とする自動ドアのプーリと
    回転制御機器の取付装置。
JP6516187U 1987-04-28 1987-04-28 自動ドアのプ−リと回転制御機器の取付装置 Expired - Lifetime JPH0620869Y2 (ja)

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JP6516187U JPH0620869Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 自動ドアのプ−リと回転制御機器の取付装置

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JPS63171583U JPS63171583U (ja) 1988-11-08
JPH0620869Y2 true JPH0620869Y2 (ja) 1994-06-01

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