JPH06208449A - 入力一体型ディスプレイ装置 - Google Patents

入力一体型ディスプレイ装置

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JPH06208449A
JPH06208449A JP232993A JP232993A JPH06208449A JP H06208449 A JPH06208449 A JP H06208449A JP 232993 A JP232993 A JP 232993A JP 232993 A JP232993 A JP 232993A JP H06208449 A JPH06208449 A JP H06208449A
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JP
Japan
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display
tablet
connector
cable
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP232993A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Morimoto
義章 森本
Yoshiharu Konishi
義治 小西
Ichiro Ote
一郎 大手
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は入力一体型ディスプレイを使用した小
型情報処理装置の筐体を1種類で右利き、左利き両方の
使用者に対応することを目的としたものである。 【構成】回転使用スイッチの状態によって、標準の入出
力と、ディスプレイのとタブレットの座標系を同時に1
80度回転させた入出力を切り換える機能をタブレット
ディスプレイに付加する。このタブレットを実装する筐
体を横方向には非対称に、縦方向にはできるだけ対称に
なるように設計し、それに使用するコネクタケーブルを
ケーブルはコネクタに対して180度自由に回転するよ
うに設計する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】透明タブレット型入力装置と液晶
型表示装置を併せ持った入力一体型ディスプレイ装置
(以下タブレットディスプレイと略す)を備えた情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からタブレットディスプレイを使用
するシステムは例えば、特開昭58−144287のよ
うな手書き入力ワードプロセッサ等、多く知られてお
り、タブレットディスプレイの使用を前提とした小型コ
ンピュータも徐々に一般的になりつつある。
【0003】タブレットディスプレイを備えた小型コン
ピュータの筐体デザインでは、ペンを使用して手書き入
力を行う際に、タブレットディスプレイ表面とその周囲
の筐体表面の高さに差があると書き込み難いために、タ
ブレットディスプレイの周囲にタブレット表面とあまり
高さの変わらない筐体の平面部を広くとってこの問題を
解決していた(以下この用途に使用される筐体の部分を
ハンドレストと呼ぶ)。
【0004】実際の筐体の設計で、筐体の小型化を行わ
なければならない場合には、筐体の上下左右に広いハン
ドレストを取ることが難しくなるため、日本人のほとん
どが右利きで、手書き入力を右手で行うという事実か
ら、左側のハンドレストを小さくし、右手で操作しやす
いように広く取った右側のハンドレストの内部にフロッ
ピーディスク等の抜き差し可能なメディアの駆動装置を
取り付け、実際の筐体の小型化を行うことになる。
【0005】なお、この種の装置として関連するものに
は、例えば特開昭62−164127号が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような右手で使
用することを前提とした筐体のデザインでは、左利きの
使用者の使用に関する考慮がされておらず、右利きの使
用者は快適に使用できるが、左利きの使用者には使いに
くいという問題があった。本発明の目的はこのような左
手における使用のハードウェア上のハンディキャップを
解消し、なおかつ右手での使用においても従来のものと
とほぼ同じ操作性を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために、画面表示の通常使用、回転使用のいずれかをを
指定するハードウエアスイッチ(以下回転使用スイッチ
と呼ぶ)を装備し、そのスイッチの状態により、通常の
表示、入力による通常使用モードと、画面表示とタブレ
ットからの入力座標を180度回転した回転使用モード
とを切り替える機能をタブレットディスプレイに持たせ
る。
【0008】またこのタブレットディスプレイを備えた
筐体は通常使用モードでは右利きの使用者が操作するこ
とを仮定し、筐体の向かって右側にフロッピーディス
ク、メモリーカード等の抜き差し可能なメディアのドラ
イブ等、煩雑に操作する装置を取付け、左側には電源ス
イッチ、コネクタ等、頻繁に操作しないものを取り付け
る。また回転使用することを考慮し、これらの装置はで
きるだけ側面の中央部分に取付け、筐体後部、前部には
極力これらの装置の取付けを行わない。
【0009】さらにこの筐体で使用する各種周辺機器と
の接続を行うためのコネクタを備えたケーブル(以下コ
ネクタケーブルと略)、は筐体側部に接続し、後方にケ
ーブルを延ばす必要があり、回転使用の場合でもこの状
態が保たれる必要があるため、従来のようなコネクタと
ケーブルが垂直の位置に固定されているものではなく、
コネクタとケーブルをヒンジで接続しケーブルがコネク
タに対して180度自由に回転するコネクタケーブルを
使用する。従来型のコネクタケーブルでも、90度コネ
クタに対してケーブルを曲げてることにより使用するこ
とができるが、コネクタに対するケーブルの自由度が少
ないために、前述のヒンジ付のコネクタケーブルを使用
した場合よりも設置において広い空間が必要であり、ま
た、耐久性の面でもコネクタ部にストレスがかかりやす
いので不適当である。
【0010】
【作用】上記の回転使用可能なタブレットディスプレイ
と、それを備えた筐体を持つコンピュータを右利きの人
が使用する場合は、回転使用スイッチを通常使用モード
で、筐体を標準の向きで使用すれば良い。逆に左利きの
人が使用する場合には、回転使用スイッチを回転使用モ
ードに設定して、筐体を標準使用の状態から水平に18
0度回転させて使用すれば、右利きの人が右手で使用す
るのとほぼ同じ操作性使用感が左手で使用する際にも得
られる。また筐体回転の際にコネクタケーブルのケーブ
ルはヒンジ部を支点として180度向きを変えることに
なり、ケーブルによって接続されている電源、周辺機器
などを移動させる必要はない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0012】まず最初に180度回転使用可能なタブレ
ットディスプレイについて説明する。図1に本発明の回
転可能タブレットディスプレイ装置を備えたパーソナル
コンピュータ等の情報処理装置のシステム構成の一例を
示す。
【0013】図1に示す情報処理装置はCPU(中央処
理装置)1、RAM2、ROM3、ディスプレイ4、タ
ブレット(ペン等の装置によって座標を直接入力するこ
とのできる装置)5、キーボード6、フロッピーディス
ク、メモリカード等のディスク装置7、がバス9を介し
て接続されている。このうちタブレット5はRS232
Cのようなシリアルポートを介してバスに接続されてい
る。使用者が回転使用を指示するためのハードウェアス
イッチ(回転使用スイッチ)8はディスプレイ4とタブ
レット5に直接接続されている。
【0014】図2はディスプレイ4の詳細な構成を示し
たものである。液晶表示パネル等の表示装置41、列を
駆動するためのシフトレジスタ42とフリップフロップ
43、行を駆動するためのシフトレジスタ44から成
る。これは一般的な液晶駆動回路と基本的には同じであ
る。これに本発明を実現するために表示の回転を制御す
る回転表示セレクタ45を表示装置に付加する。
【0015】図3はタブレット5の詳細な構成を示した
ものである。タブレット装置51、シリアルデータ生成
回路52からなっている。
【0016】以下、本実施例の動作を図2、3を用いて
説明する。
【0017】まずディスプレイ4の動作について説明す
る。
【0018】回転表示セレクタ45は回転使用スイッチ
8の状態に応じて画面表示の選択信号をシフトレジスタ
42、44に送る。
【0019】回転使用スイッチ8が通常表示モードの場
合は通常表示を行う意味の選択信号をシフトレジスタ4
2、44に送る。この選択信号の状態では行、列ドライ
バ動作は通常の液晶ドライバのものと同じで、シフトレ
ジスタ42に入力されるクロック1ごとに左から順番に
列が選択され、シフトレジスタ44に入力されるクロッ
ク2ごとに上から順番に行が選択され1画面の表示を行
う。
【0020】回転スイッチ8が回転使用モードの場合
は、回転表示セレクタ45は回転表示を行う意味の選択
信号をシフトレジスタ42、44に送る。この選択信号
の状態では2つのシフトレジスタのシフトする方向を逆
にする。すなわシフトレジスタ42に入力されるクロッ
ク1ごとに右から順番に列が選択されるようにする。こ
れにより1行のビットイメージが左右反転したものが得
られる。さらにシフトレジスタ44に入力されるクロッ
ク2ごとに、下から順番に行が選択されるようにする。
これにより上下が反転した画面イメージを得ることがで
きる。この時シフトレジスタ42により1行のビットイ
メージが左右反転されているので画面には標準表示モー
ドの画面を180度回転させた画面が表示されることに
なる。
【0021】次にタブレット5の動作について説明す
る。シリアルデータ生成装置52は回転使用スイッチ8
の状態に従って、その状態が標準使用モードの場合は、
タブレット装置51からの生のデータを通常のデータ変
換を行い、結果をシリアルポートを介してバス9に送
る。スイッチ8の状態が回転使用モードの場合はにおい
てはタブレット装置からの生のデータを標準使用モード
の座標系を180度回転させたものとしてシリアルポー
トを介してバス9に出力する。これは標準使用モードと
同様のデータ変換を行った後、得られた座標データをそ
の座標軸の最大値から減ずることによって実現できる。
【0022】これにより回転使用スイッチの状態でディ
スプレイの表示とタブレットからの入力を同時に180
度回転させることができる。
【0023】次に上記の180度回転使用可能タブレッ
トディスプレイを実装する筐体構造について説明する。
【0024】上記の機能を備えたタブレットディスプレ
イ、回転使用スイッチを備えた携帯型コンピュータのシ
ステム構成の一例を図4に示す。図5は筐体を180度
水平に回転させた図である。このコンピュータは筐体1
0、タブレットディスプレイ11(ディスプレイ4とタ
ブレット5を合わせたもの)、メモリカードスロット1
2、フロッピーディスクドライブ13、画面反転スイッ
チ8、シリアルポート、プリンターポート等の各種コネ
クタ14、ペン15、等で構成される。
【0025】筐体は、標準使用の場合と、回転使用の場
合で、各装置の配置や、各種操作が大きく異ならないよ
うにするために、設計の上で左右方向には非対称でもよ
いが、上下方向にはできるだけ対称であることが必要で
ある。具体的には図6中の面17に対しては非対称でも
よいが、面16に対しては極力対称に設計する必要があ
るということである。例えばコネクタ14は側面のでき
るだけ面16に近付けて取り付ける。
【0026】次に筐体で使用するコネクタケーブルにつ
いて説明する。
【0027】図7はコネクタ14に接続して使用するコ
ネクタケーブルの一例である。これはコネクタ18、ヒ
ンジ19、ケーブル20で構成される。このコネクタケ
ーブルはコネクタ18とケーブル20がヒンジ19で接
続され、図8のようにケーブルはヒンジを中心にしてコ
ネクタに対して180度自由に回転するように作る。
【0028】上記の構造を持ったコンピュータでは右利
きの人が使用する際には回転使用スイッチを標準使用モ
ードにして筐体を通常の向きで使用すればよい。左利き
の人が使用する際には回転使用スイッチを回転使用モー
ドにして筐体を180度水平に回転させて使用すればよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば従来のものと比べて操作
性をほとんど変化させることなしに1種類の筐体で右利
き、左利きの使用者それぞれに対応することができる。
右利き、左利き両方への対応は全てハードウェアで実現
しているので、ソフトウエアは従来のものを一切変更す
ることなしに使用することが可能である。
【0030】また向かいあった相手とのプレゼンテーシ
ョンにおいて、回転使用スイッチを押すだけで筐体を回
転させることなく相手に正立の画面を示すことができ、
さらに相手に書き込みを行わせることも可能なプレゼン
テーション機能をも合わせ持つことができ、応用範囲が
広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の180度回転使用可能タブレットディ
スプレイを備えた情報処理装置のブロック図である。
【図2】180度回転表示対応の液晶表示装置のブロッ
ク図である。
【図3】180度回転出力対応のタブレットのブロック
図である。
【図4】筐体デザインの外観図である。
【図5】図6の状態からを180度回転させた筐体の外
観図である。
【図6】筐体の対称面に関しての図である。
【図7】コネクタケーブルの構成図である。
【図8】コネクタケーブルの180度回転の概要を示す
図である。
【符号の説明】
1…CPU(中央処理装置)、 2…RAM、 3…ROM、 4…ディスプレイ、 5…タブレット、 6…キーボード、 7…ディスク装置、 8…回転使用スイッチ、 9…バス、 10…筐体、 11…タブレットディスプレイ、 12…メモリカードスロット、 13…フロッピーディスクドライブ、 14…コネクタ(筐体)、 15…ペン、 16、17…対称面、 18…コネクタ(ケーブル)、 19…ヒンジ、 20…ケーブル、 41…液晶ディスプレイ、 42、44…シフトレジスタ、 43…フリップフロップ、 45…回転表示セレクタ、 51…タブレット装置、 52…シリアルデータ生成装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大手 一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明タブレットと液晶ディスプレイ機能を
    併せ持った入力一体型ディスプレイにおいて、スイッチ
    により通常の使用に対して180度水平回転して使用す
    ることを特徴とする入力一体型ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】請求項1の入力一体型ディスプレイを使用
    し右利き、左利きの両方の利用者に対応できることを特
    徴とする筐体。
  3. 【請求項3】請求項2の筐体で使用するケーブルがコネ
    クタに対して180度回転するようにケーブルとコネク
    タがヒンジで結合されていることを特徴とするコネクタ
    ケーブル。
JP232993A 1993-01-11 1993-01-11 入力一体型ディスプレイ装置 Pending JPH06208449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP232993A JPH06208449A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 入力一体型ディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP232993A JPH06208449A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 入力一体型ディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06208449A true JPH06208449A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11526277

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP232993A Pending JPH06208449A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 入力一体型ディスプレイ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06208449A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200079413A (ko) 2018-12-25 2020-07-03 엘지디스플레이 주식회사 표시 장치, 인터페이스 유닛 및 표시 시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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