JPH062080U - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH062080U
JPH062080U JP3963992U JP3963992U JPH062080U JP H062080 U JPH062080 U JP H062080U JP 3963992 U JP3963992 U JP 3963992U JP 3963992 U JP3963992 U JP 3963992U JP H062080 U JPH062080 U JP H062080U
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JP
Japan
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air filter
ceiling
condenser
refrigerating
air
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Pending
Application number
JP3963992U
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English (en)
Inventor
利幸 間瀬
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH062080U publication Critical patent/JPH062080U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高所の天井に設置される冷凍装置の凝縮器用
エアフィルタに対するメンテナンスの容易化を果たし
て、冷凍能力の安定保持を図らせる。 【構成】 冷蔵室3の天井4上に搭載される熱源側ユニ
ット1の凝縮器6が天井4の直上部に立設される。この
凝縮器6のエアフィルタ10が下方からの挿着脱可能に
取付けられる。また、エアフィルタ10の直下位置の天
井4には、エアフィルタ10を冷蔵室3内側から出し入
れし得るスリット状の孔13が設けられて、この孔13
に断熱材12が着脱可能に介設される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷凍装置に関し、もっと詳しくは、プレハブ冷蔵庫に設けられる天 井置一体型冷蔵ユニットなどの冷凍装置におけるメンテナンスが容易な構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
図6および図7に、従来のプレハブ冷蔵庫の各側における概要構造が示される 。このようなプレハブ冷蔵庫は、実開昭60−176079号公報に開示されて いる。プレハブ冷蔵庫3に設ける冷蔵ユニットは、普通、熱源側ユニット1を天 井4上に搭載し、冷却ユニット2をその直下の天井4に吊架して設置する。冷蔵 ユニットの小型化が推進される現在、凝縮器6についても熱交換効率を高くする ためにクロスフィンのピッチが小さくなる傾向にあり、プレハブ冷蔵庫3の設置 される場所が、ほこりやごみの多い環境であるところから、凝縮器にエアフィル タ10を取付けてクロスフィンの部分に目詰まりが起こらないようにしたものが 一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
プレハブ冷蔵庫3の場合、天井4の高さは2〜2.5mもあり、エアフィルタ 10を洗浄するために取り除こうとすると、高い天井4上に昇らなければならな く、決して容易な作業でないので、ついなおざりになり勝ちであり、エアフィル タ10が目詰まりして汚れたままで、運転を継続することが多い。このように目 詰まりを放置して運転したのでは、電力コストが上昇する経済上の不利があるだ けでなく、極端な場合は、冷凍装置の高圧圧力が過昇して安全装置が作動し、運 転停止を余儀なくされる。
【0004】 また、図7に示されるように、建屋17の中にプレハブ冷蔵庫3および冷蔵ユ ニットが配置される形態のものでは、エアフィルタ10についてのメンテナンス 上の不利は同様であるが、その他に、建屋17の温度分布をみると、冷蔵ユニッ トの周囲の温度は床付近と比べて高いので、冷却能力の低下を招くとともに、苛 酷な作業環境となって作業がしづらいなどの問題がさらに加わる。
【0005】 本考案の目的は、高所の天井に設置される冷凍装置のエアフィルタに対するメ ンテナンスの容易化を果たして、冷凍能力の安定保持を図らせることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、圧縮機5、凝縮器6を含む熱源側ユニット1を冷蔵室3の天井4上 に搭載し、蒸発器8を含む冷却ユニット2を冷蔵室3内に配設し、前記凝縮器6 を天井4の直上部に立設するとともに、凝縮器6のエアフィルタ10を下方から 挿着脱可能に取付ける一方、このエアフィルタ10の直下位置の天井4には、該 エアフィルタ10を冷蔵室3内側から出し入れし得るスリット状の孔13が設け られて、該孔13内に断熱材12が着脱可能に介設されることを特徴とする冷凍 装置である。
【0007】 また本考案は、圧縮機5、凝縮器6を含む熱源側ユニット1を建屋17内に設 置される冷蔵室3の天井4上に搭載し、蒸発器8を含む冷却ユニット2を冷蔵室 3内に配設し、吸気ダクト18を凝縮器6の空気流入側前面部に連結して冷蔵室 3に沿い延設し、その吸込口19を床面近くに開口するとともに、エアフィルタ 10を前記吸込口19に着脱可能に取付けてなることを特徴とする冷凍装置であ る。
【0008】
【作用】
本考案によれば、天井4に設けられる孔13からエアフィルタ10の挿着脱を 行うことができる。したがって、エアフィルタ10を清浄する場合、椅子や脚立 に上って蒸発器8側のメンテナンスを行うのと同じように、低所での容易な作業 で可能であり、天井に昇る危険性の高い作業を回避できる。前記孔13は、通常 、断熱材12によって閉塞されているので、冷却効果を損なうことはない。
【0009】 また、本考案によれば、凝縮器6に吸気ダクト18を接続して該ダクト18の 吸込口19を床面近くに開口することによって、吸込口19に取付けられるエア フィルタ10の清浄は、低所での作業となって頗る容易になる。しかも、建屋1 7内の床面近くの低温空気を凝縮器6に供給することによって、冷凍装置の冷却 能力が大きくなる利点がある。
【0010】
【実施例】
図1および図2は本考案の一実施例の冷凍装置における概要構造を示す立面図 および側面図である。熱源側ユニット1および冷却ユニット2を備える冷凍ユニ ットは、プレハブ冷蔵庫で実現される冷蔵室3の天井4部分に設置される。熱源 側ユニット1は、圧縮器5、凝縮器6、室外用ファン等室外側の所要機器を備え て、それら機器が基台上に組み付けられてユニットを形成しており、該ユニット は冷蔵庫3の天井4上に搭載されて取付けられる。
【0011】 一方、冷却ユニット2は、蒸発器8、室内用ファン9などを備えて、冷蔵庫3 内のたとえば天井4に吊架して取付けられ、図1に示す例は熱源側ユニット1の 直下位置に設けられる。図示されないが前記両ユニット1,2は、冷媒配管およ び電気配線によって、相互間の冷凍回路および電気回路が接続されて、冷凍装置 が形成される。この冷凍装置において、凝縮器6では、冷媒の凝縮潜熱が冷蔵庫 3周囲の空気中に放出される運転が行われ、蒸発器8では、冷媒の蒸発潜熱によ って庫内空気が冷却される運転が行われる。
【0012】 熱源側ユニット1の凝縮器6は、天井4の直上部に立設されて、たとえば吸い 込み側となる空気流入側前面部がほぼ直立する状態となって配設される。この凝 縮器6の空気流入側前面部には、方形板状のエアフィルタ10が上下方向にスラ イドさせて所定位置での挿着脱可能に配設される。
【0013】 図3は図1における冷凍装置のエアフィルタ10取付け部の斜視図、図4は、 図3に対応する正面図である。エアフィルタ10は下端部が支持台11に取付け られる。支持台11は、長方形の板体によって形成されて、その下面には、厚さ 50mm程度で同平面形状の断熱材12が一体に貼り付けられる。このエアフィ ルタ10が取付けられる凝縮器6前面部の所定位置に対して、その直下位置に相 当する個所の天井4には、スリット状の孔13があけられる。この孔13は、前 記支持台11に対応する長方形の孔であって、冷蔵庫3の庫内側開口面には、扉 14が蝶番15によって片開きの開閉可能に取付けられる。
【0014】 上記扉14は、通常は閉扉させておくものであって、この扉14の上に、断熱 材12が一体に設けられる支持台11が載せられ、それら支持台11および断熱 材12によって孔13が気密的に塞がれる。一方、エアフィルタ10は、孔13 内に収容される支持台11によって支持されて、凝縮器6の前面部の所定位置に 直立して安定した状態となる。
【0015】 上述の構成を有する冷凍装置において、冷凍運転中にエアフィルタ10が目詰 まりしてきて、清掃の必要がある場合には、冷蔵庫3内側から止金16を外して 扉14を片開きにして、一体構造の支持台11、断熱材12およびエアフィルタ 10を冷蔵庫3内に引き降ろすことによって、エアフィルタ10を容易に取り外 すことが可能である。
【0016】 エアフィルタ10の洗浄が終わると、前述とは逆の順序で支持台11、断熱材 12およびエアフィルタ10を孔13内に差し入れて押し上げた後、扉14を閉 じて止金16を掛けることによってエアフィルタ10の装着が行われる。孔13 は、支持台11、断熱材12によって気密的、断熱的に塞がれる。なお、断熱材 12は、支持台11とは別体にして、扉14の内面側所定個所に貼り付けるよう にしてもよい。
【0017】 図5は本考案の他の実施例の冷凍装置における概要構造を示す立面図である。 この図に示す例は、図1に示される冷凍装置に類似し、対応する各部分には図1 と同様の参照符号を付す。図5の実施例において注目すべきは、熱源側ユニット 1の凝縮器6に対して、吸気ダクト18が接続されて、該吸気ダクト15の吸込 口19にエアフィルタ10が取付けられる。また、この冷凍ユニットが設置され てなるプレハブ冷蔵庫3は、建屋17の中に設けられる。
【0018】 吸気ダクト18は、熱絶縁性材料によって、あるいは周囲が断熱処理されるこ とによって形成され、天井4上に設けられる凝縮器6の空気流入側前面部に出口 が接続されて、冷蔵庫3の外壁に沿って水平方向、垂直方向に延びて、吸込口1 9を床面近くに、たとえば下向きに開口して設けられる。前記吸込口19に対し て、エアフィルタ10が着脱可能に取付けられる。
【0019】 この冷凍装置において、エアフィルタ10の清掃、洗浄を行う場合には、床面 近くにエアフィルタ10が設けられるので簡単に着脱が行える。また、床面近く の建屋17内で温度が最も低い状態の空気を凝縮器6に導くことができるので、 冷却能力が大となる。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、天井4上に設けられる凝縮器6に用いるエアフ ィルタ10が、天井4に設けられる孔13を介して冷蔵室3内側から取付け、取 外し可能であるので、天井4に昇って行うメンテナンス作業が不要となり、容易 でしかも安全性の高い作業によってエアフィルタ10の清掃を繰り返し行うこと ができ、凝縮性能を常に高く保持できる。また、床面近くまで延設される吸気ダ クト18の吸込口19にエアフィルタ10を取付けることによって、メンテナン ス作業はさらに容易になり、しかもエアフィルタ10の汚れ度合いを簡単にチェ ックできる。また、床面近くの温度の低い空気を凝縮器6に導かせることによっ て、冷却能力の増大が図れ、省エネルギ効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の冷凍装置における概要構造
を示す立面図である。
【図2】図1に示される冷凍装置の側面図である。
【図3】図1に示される冷凍装置のエアフィルタ10取
付け部の斜視図である。
【図4】図3に対応する正面図である。
【図5】本考案の他の実施例の冷凍装置における概要構
造を示す立面図である。
【図6】従来の冷凍装置の例の概要示立面図である。
【図7】従来の冷凍装置の他例の概要示立面図である。
【符号の説明】
1 熱源側ユニット 2 冷却ユニット 3 冷蔵室 4 天井 5 圧縮機 6 凝縮器 8 蒸発器 10 エアフィルタ 12 断熱材 13 孔 17 建屋 18 吸気ダクト 19 吸込口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機5、凝縮器6を含む熱源側ユニッ
    ト1を冷蔵室3の天井4上に搭載し、蒸発器8を含む冷
    却ユニット2を冷蔵室3内に配設し、前記凝縮器6を天
    井4の直上部に立設するとともに、凝縮器6のエアフィ
    ルタ10を下方から挿着脱可能に取付ける一方、このエ
    アフィルタ10の直下位置の天井4には、該エアフィル
    タ10を冷蔵室3内側から出し入れし得るスリット状の
    孔13が設けられて、該孔13内に断熱材12が着脱可
    能に介設されることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機5、凝縮器6を含む熱源側ユニッ
    ト1を建屋17内に設置される冷蔵室3の天井4上に搭
    載し、蒸発器8を含む冷却ユニット2を冷蔵室3内に配
    設し、吸気ダクト18を凝縮器6の空気流入側前面部に
    連結して冷蔵室3に沿い延設し、その吸込口19を床面
    近くに開口するとともに、エアフィルタ10を前記吸込
    口19に着脱可能に取付けてなることを特徴とする冷凍
    装置。
JP3963992U 1992-06-10 1992-06-10 冷凍装置 Pending JPH062080U (ja)

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JP3963992U JPH062080U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 冷凍装置

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JP3963992U JPH062080U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 冷凍装置

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JPH062080U true JPH062080U (ja) 1994-01-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6349478B2 (ja) * 1981-09-14 1988-10-04 Daikin Kogyo Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6349478B2 (ja) * 1981-09-14 1988-10-04 Daikin Kogyo Co Ltd

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