JPH06208056A - Lsi素子製造方法、及び装置 - Google Patents

Lsi素子製造方法、及び装置

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JPH06208056A
JPH06208056A JP5273329A JP27332993A JPH06208056A JP H06208056 A JPH06208056 A JP H06208056A JP 5273329 A JP5273329 A JP 5273329A JP 27332993 A JP27332993 A JP 27332993A JP H06208056 A JPH06208056 A JP H06208056A
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曉 安西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超LSI素子の製造時のパターン露光の際、
高いマッチング精度を保つようにする。 【構成】 超LSI製造用の露光装置投影光学系が持つ
光学諸性能のうち、少なくとも収差を任意に調整可能と
し、一定の収差特性のもとでLSIパターンの露光を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は投影露光時の倍率や収差
等の光学性能を簡便に調整し得る投影露光装置を用いた
超LSI素子の製造方法、及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】縮小投影型露光装置(以下ステッパーと
呼ぶ)は近年超LSI素子の生産現場に多く導入され、
大きな成果をもたらしているが、その重要な性能の一つ
に重ね合せマッチング精度があげられる。このマッチン
グ精度に影響を与える要素の中で重要なものに投影光学
系の倍率誤差がある。超LSIに用いられるパターン線
幅の大きさは年々微細化の傾向を強め、それに伴ってマ
ッチング精度の向上に対するニーズも強くなってきてい
る。従って投影倍率を所定の値に保つ必要性はきわめて
高くなってきている。現在投影光学系の倍率は装置の設
置時に調整することにより倍率誤差が一応無視できる程
度になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
パーの投影レンズは露光エネルギーの一部を吸収して温
度が上昇する。このため投影レンズに長時間、露光用の
光が照射されつづけたり、露光動作が長時間連続に行わ
れると倍率が無視し得ない程度に変化する可能性があ
る。又装置の稼働時に於ける投影レンズの周囲の僅かな
温度変化やクリーンルーム内の僅かな気圧変動等、環境
条件が変化した時の倍率誤差を補正したいという要求が
高まっている。
【0004】これらの倍率誤差は、結像面上で0.05μ
m程度でも実用上の問題となることがあり、このような
微小な倍率変動を補正して常に一定状態を保つことは極
めて難しいことであった。しかも、投影レンズは、露光
エネルギーによる投影レンズの温度上昇や環境条件の変
化によって、倍率変動を生ずるばかりでなく、結像面位
置の変動や各種収差の変動も生じ、これらの光学諸性能
の変動は程度の差はあっても同時に起こるため、例えば
倍率というある特定の光学性能のみを補正したとして
も、全体の光学性能としての劣化が避けられない場合が
ある。さらに、光学諸性能の変化は互いに独立ではなく
密接に関連しているのが一般であるため、積極的にある
特定の光学性能、例えば倍率のみを独立に微調整するこ
とも極めて難しいことであった。
【0005】本発明の目的は、投影光学系の倍率変動、
結像面位置の変動、あるいは各種収差等の光学諸性能の
微調整が容易に可能な投影露光装置を用いた超LSIの
製造方法を提供することにあり、さらには、倍率や結像
面、或は収差等の光学諸性能を独立に補正し得る投影露
光装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる問題を解決するた
め本発明においては、均一化された照明光によりレチク
ル上のLSIパターンを照明し、当該LSIパターンを
投影光学系により感光基板上に結像投影する段階を有す
るLSI素子の製造過程で、投影光学系の光学諸性能の
うち特定の収差(球面収差、コマ収差等)を調整可能と
し、所定の収差を得るようにした。
【0007】さらに本発明では、レチクルを均一に照明
する照明手段(2)と、レチクルのLSIパターンを感
光基板(W)上に所定の結像特性で投影露光する投影光
学系(1)と、感光基板を保持するステージ(3)とを
備えた露光装置を用いて、感光基板上にLSI素子を形
成するLSI素子製造の過程で、投影光学系(1)を通
る露光光に起因して投影光学系の結像倍率と収差とが変
動するとき、少なくとも収差変動に対しては投影光学系
による投影光路を形成する複数の光学要素(空気間隔)
のうち、予め選ばれた部分の光学的な特質(空気間隔内
の気体の屈折率)を変化させることで補正することとし
た。
【0008】また本発明は、レチクル(R)のパターン
を感光基板(W)上に所望の結像特性で投影する投影光
学系(1)と、感光基板を保持するステージ(3)と、
該ステージ上の感光基板を投影光学系に対して焦点合せ
する焦点合せ手段とを有し、感光基板上にLSI素子を
形成する製造装置(ステッパー)に適用される。そして
本発明では、投影光学系を構成する複数の光学素子の間
に形成される複数の空気間隔のうち、内部の気体圧力を
変化させたときに生ずる特定の光学性能(例えば倍率)
の変化方向が揃っていて、かつ残りの光学性能の変化が
十分に小さいか、もしくは相殺されるような少なくとも
2つの空気間隔を連通して圧力制御室とした投影光学系
(1)を設け;さらに、特定の光学性能の変動に関する
情報を直接的、又は間接的に検知する変動検知手段
(6、7)と;該検知された情報に基づいて、特定の光
学性能の変動が補正されるように投影光学系の圧力制御
室内の気体の圧力を調整する圧力制御手段(5、12、
22)とを設けたこととする。
【0009】
【作用】本発明においては、感光基板に対する投影露光
を行う際、倍率変動等を補正する目的で投影光学系内の
空気間隔を圧力制御しても、それに伴って生ずる各種収
差が十分小さく押さえられるため、高いマッチング精度
が得られる。また投影光学系の収差変動も単独に制御す
ることができるため、常に一定の収差特性でパターン投
影ができる。
【0010】
【実施例】以下で説明する本発明の実施例では、投影レ
ンズを構成するレンズ系中のレンズ面で形成される複数
の空気室のうち、少なくとも2つの空気室を外気から遮
断し、これら少なくとも2つの空気室を連通することに
よって結合し、該結合された空気室の圧力を制御するこ
とによって投影レンズの光学諸性能を補正又は微調整す
るように構成した。
【0011】このように、少なくとも2つの空気室を連
通して同時にその圧力を制御すれば、例えば各空気室の
圧力制御による倍率変動が同時に生じ、各空気室による
変動が加算されるため、圧力の単位制御量当りの倍率補
正量を大きくすることができ、倍率の微調整が容易にな
る。しかも、各空気室による倍率変動に加えて、結像面
の変動にも着目し、結合して圧力制御する少なくとも2
つの空気室として、例えば、結像面の変動量が互いに相
殺するような空気室を選びこれらを外気から遮断して圧
力制御することとすれば、結像面を一定に保ちつつ倍率
のみを補正又は積極的に調整することが可能である。ま
た、逆に、倍率の変動量が互いに相殺するような少なく
とも2つの空気室を外気から遮断して連通結合し、圧力
制御することとすれば、倍率をほぼ一定に保ちつつ結像
面のみを補正又は積極的に調整すること可能である。さ
らに、複数の空気室の組合せによって倍率と結像面との
両者の変動を相殺し得ることとすれば、球面収差、コマ
収差、像面湾曲或は歪曲収差等の特定の収差のみを独立
に補正することが可能となる。
【0012】上記のように、少なくとも2つの空気室を
連通して結合しその圧力を一体的に制御する場合、空気
室の組合せによってある特定の光学性能の単位圧力制御
量当りの補正量を増大させることができ、また、ある特
定の光学性能のみを独立に補正、微調整が可能となり、
これらの場合、圧力制御を行なう空間は実質的に1つで
あり圧力制御装置は1つのみでよい。しかしながら、前
述のごとく、投影レンズの露光エネルギーによる温度上
昇や環境条件の変化等、種々の要因により、投影レンズ
の光学諸性能は複雑に変化する場合が多く、特定の光学
性能のみの補正では不十分な場合が多い。このために、
上記のごとき少なくとも2つの空気室を連通した結合空
気室を複数設定し、圧力制御装置も複数設ければ、補正
の自由度が増し、諸種の要因による複数の光学性能の同
時変動をも良好に補正することが可能となる。そこで次
に本発明の第1の実施例について説明する。
【0013】いまある投影対物レンズのレンズ間隔のう
ち2ケ所を外気から遮断された空気室として構成し、こ
の空気室内の圧力が初期倍率設定時より単位圧力だけ変
化した場合に、倍率変化量すなわち、結像面上での所定
の軸外像点の変位量がそれぞれΔX1 及びΔX2 である
とする。この空気室以外の空気室のうち一部は大気圧と
同じ圧力変化をするものとし、大気圧の単位圧力の変化
ΔPに対して倍率変動がΔXpだけ発生するものとす
る。投影レンズ内に形成された空気室のうち他の空気室
は密封され大気から遮断されているとすると気圧変化が
ないのでそれに伴う倍率変動は生じない。
【0014】そこで、上記2ケ所の遮断された空気室を
連通して一体の空気室に結合し、この結合空気室の圧力
を制御することとすれば、大気圧の単位圧力変化による
倍率変化量ΔXpに対し、この結合空気圧の圧力制御量
をΔP1 するとき、 (1) ΔP1 (ΔX1 +ΔX2 )+ΔPΔXp=0 を満たすことによって大気圧変動ΔPによる倍率変化を
補正することができる。ここで、ΔX1 とΔX2 との符
号が等しいものを選ぶことによって、一方の空気室のみ
による補正変化量よりも大きな変化量を得ることができ
るので、より少ない圧力制御量で大気圧による倍率変動
を補正することができる。従って、圧力制御を行なう空
気室の圧力変動幅が比較的小さくなるため、エアのリー
クの恐れが少なく制御が容易である。
【0015】ところで、これら2つの空気室の圧力変動
によって、結像面も変動することは一般には避けられな
い。そこで、第3の空気室をも連通して結合し、一体的
に圧力制御することとする。すなわち、前記2つの空気
室における単位圧力変化に対する結像面変化量をそれぞ
れΔZ1 、ΔZ2 とし、第3の空気室における単位圧力
変化に対する倍率変化量をΔX3 、結像面変化量をΔZ
3 とするとき、 ΔZ3 =ΔZ1 +ΔZ2 なる関係を満たすような第3空気室を選ぶことにより、
結像面を一定に保ちつつ倍率のみを補正することが可能
である。式で表わせば、 (2) ΔP1 (ΔX1 +ΔX2 +ΔX3 )+ΔPΔXp=0 を満たすようにΔP1 だけ3つの空気室の結合空間に圧
力変化を与えればよい。この時、結像面の変化について
は、 ΔP1 (ΔZ1 +ΔZ2 +ΔZ3 )=0 が成立し、圧力制御に伴って生ずる結像面の変動はな
い。
【0016】他方、2つの空気室を一体的に圧力制御す
る場合において、各空気室における単位圧力当りの結像
面変化量ΔZ1 、ΔZ2 が互いにほぼ相殺するような2
つの空気室を選定するならば、結像面に変化を与えるこ
となく倍率のみを補正又は微調整することが可能であ
る。すなわち、結像面変動については、 ΔP1 (ΔZ1 +ΔZ2 )=0 をほぼ保ちつつ、倍率変動について (3) ΔP1 (ΔX1 +ΔX2 )+ΔPΔXp=0 を満たすことにより、倍率補正を独立に行なうことが可
能である。
【0017】従って、上記のように、少なくとも2つの
空気室を連通して一体的に圧力制御することによって、
ある特定の光学性能についての補正量をより大きくする
ことができ、また、空気室の選び方によっては光学性能
のうちある特定のもののみを独立に補正することが可能
である。しかしながら、上記それぞれの場合光学諸性能
のうちの例えば倍率のみを独立に補正できても、倍率と
同時に他の光学性能、例えば結像面の変動をも同時に補
正することはできない。倍率と結像面との両者を同時に
補正するためには、圧力制御する空気室を別にもう1ケ
所設ける必要がある。そこで、上記のように2つの空気
室を連結結合して一体的に圧力制御すると共に、さらに
第4の空気室を外気から遮断して別途に圧力制御するこ
ととする。この第4の空気室における単位圧力変化によ
る倍率変化量をΔX4 、結像面変化量をΔZ4 とし、第
4空気室の圧力制御量をΔP2 とするとき、
【0018】
【数4】
【0019】の2つの条件を同時に満たすように、結合
された2つの空気室の圧力を一体的にΔP1 だけ、また
第4空気室の圧力をΔP2 だけそれぞれ変化させること
によって、倍率と結像面との両者の変動ΔXp、ΔZp
を同時に補正することが可能となる。この第4の空気室
についても、残りの他の空気室と連通して結合すること
によって、前述した2つの空気室と同様にして補正量の
増大を図ることができるし、また他の光学性能、例えば
特定の収差を相殺し得る空気室を組合せることによっ
て、その収差を変えることなく倍率及び結像面の補正を
達成することができる。
【0020】そして、倍率及び結像面に加えて、他の光
学性能、例えば球面収差、コマ収差、像面湾曲或は歪曲
収差をも同時に補正するためには、上記のごとき結合さ
れた空気室及び第4の空気室に加えて、さらに別途に圧
力制御し得る空気室を設けることとすればよい。すなわ
ち、光学諸性能のうち3つの性能を同時に補正するため
には、3個の互いに独立した圧力制御空間を設ければよ
い。そして、一般には、補正しようとする光学諸性能の
数に等しい数の圧力制御空間を独立に設ければよい。
【0021】尚、投影レンズの倍率変動や結像面の変動
等の光学諸性能の変動を生ずる要因としては、大気圧の
みならず鏡筒外部の環境温度、湿度、投影レンズに入射
する露光エネルギーによる温度上昇、などがあげられ
る。これらの要素がそれぞれ単位量変化したことによっ
て発生する倍率変化量を、ΔXq、ΔXr、ΔXs、ま
た結像面変化量をそれぞれΔZq、ΔZr、ΔZsと
し、各要素の変化量がΔQ、ΔR、ΔSであるとする
と、2つの結合された空気室の圧力制御量ΔP1 及び第
4の空気室の圧力制御量ΔP2 について、
【0022】
【数5】
【0023】の両条件を満たすことによって、倍率と結
像面との両者の同時補正が可能である。倍率と結像面と
の一方のみを補正する場合には上記両式のうちの一方の
みを満たすように圧力制御すればよいことはいうまでも
ない。また、この場合にも結合された2つの空気室にさ
らに他の空気室を連通して一体的に圧力制御してもよい
し、第4空気室についても他の空気室と連通して一体的
に圧力制御することが可能である。
【0024】ここで本発明が適用されるLSI製造装置
としての投影露光装置(ステッパー)について説明す
る。図1はステッパーに用いられる投影対物レンズの一
例を示すレンズ配置図であり、この対物レンズによりレ
チクル(R)上の所定のパターンがウェハ(W)上に縮
小投影される。図中にはウェハとレチクルとの軸上物点
の共役関係を表わす光線を示した。この対物レンズはレ
チクル(R)側から順にL1 、L2 ……L14の合計14
個のレンズからなり、各レンズの間隔及びレチクル
(R)、ウェハ(W)との間に、レチクル側から順に
a、b、c、……、oの合計15個の空気間隔が形成さ
れている。この対物レンズの諸元を表1に示す。但し、
rは各レンズ面の曲率半径、Dは各レンズの中心厚及び
空気間隔、Nは各レンズのi線(λ=365.0nm)に対
する屈折率を表わし、表中左端の数字はレチクル側から
の順序を表わすものとする。また、D0 はレチクル
(R)と最前レンズ面との間隔、D31は最終レンズ面と
ウェハ(W)との間隔を表わす。
【0025】いま、この対物レンズにおいて、空気間隔
a、b、……oの気圧をそれぞれ+137.5mmHgだけ
変化させたとすると、各空気間隔の相対屈折率は1.00
005に変化し、この時の倍率変化、及び結像面すなわ
ちレチクル(R)との共役面の変化は表2に示すように
なる。但し、倍率変化ΔXは、結像面上において気圧変
動がない時に光軸より5.66mm離れた位置に結像する像
点が、各空気間隔の気圧変化後の移動量をμm単位で表
わしたもので、気圧変動が無い場合の結像面すなわち所
定のウェハ面上により大きく投影される場合(拡大)を
正符号として示した。また、結像面の変化ΔZは軸上の
結像点の変化として示し、対物レンズから遠ざかる場合
を正符号として示した。両者の値は共にμm単位であ
る。
【0026】上記の表2より、まず倍率変動量ΔXにつ
いてみれば、第4空間d、第5空間e、第6空間fの変
動量がそれぞれ負の大きな値であることが分る。従っ
て、これら第4、第5、第6空間、d、e、fを外気か
ら遮断して連通し結合空気室とすれば、かなり大きな補
正値を得ることができ、倍率補正のための圧力制御量を
小さくすることができる。次に、結像面変動量ΔZにつ
いてみれば、上記第4、第5、第6空間における変動が
最も大きく、これらの空間の一体的圧力制御によれば、
結像面をも比較的小さな圧力制御量により大きく補正し
得ることが分る。そして、第10空間j、第11空間
k、第12空間lも結像面の変動に大きく影響している
ことが分り、これら第10、第11、第12空間j、
k、lを外気から遮断して連通し結合空気室とすること
によって、結像面を容易に補正できることが判明する。
また、結像面の変動については、第1空間aと第2空間
bにおける変動量が互いに異なる符号でその絶対値がほ
ぼ等しく、互いにほぼ相殺し得ることが分り、また、第
7空間gでの結像面変動は第14空間nと第15空間o
との組合せによってほぼ相殺できること、さらに第14
空間と第15空間とによる倍率変動は比較的小さな値で
はあるが互いにほぼ相殺し得ることが分る。従って、第
4、第5及び第6空間d、e、fを一体的に結合空間と
して圧力制御し、また、第10、第11及び第12空間
j、k、lを一体的な結合空間として別途に圧力制御す
ることによって、倍率と結像面との両者を同時に補正す
ることができる。そしてこの時、第1空間aと第2空間
b、及び第7空間gと第14、第15空間n、oは互い
の変動をほぼ相殺し得るので大気圧と共に圧力が変動す
るようにすると共に、残る空間としての第3空間c、第
8空間h、第9空間i及び第13空間mは大気から遮断
された密閉空間としてこれらによる変動を生じないよう
にすることが望ましい。以上のことをふまえて、第2の
実施例について以下に説明する。
【0027】図2は上記のごとき空気室の圧力制御を2
ケ所の空間で行なうことによって、倍率補正と結像面補
正が可能な投影露光装置の概略構成図である。投影対物
レンズ(1)は照明装置(2)により均一照明されたレ
チクル(R)上のパターンを、ステージ(3)上に載置
されたウェハ(W)上に縮小投影する。投影対物レンズ
(1)中には、図1に示した第4空間d、第5空間e及
び第6空間fに対応する3個の空気室(40、50、6
0)が連通部(11a)により結合され大気から遮断さ
れ、第1圧力制御空間としてパイプ(11)を通して圧
力制御される。また、第10空間j、第11空間k及び
第12空間lに対応する3個の空気室(100、11
0、120)は連通部(21a)によって結合され大気
から遮断され、第2圧力制御空間としてパイプ(21)
を通して圧力制御される。また、図1に示した第3空間
c、第8空間h、第9空間i及び第13空間mに対応す
る空気室はそれぞれ大気に対して密閉された空気室(3
0、80、90、130)として構成されている。大気
圧と共に圧力が変化する空間は図面の複雑化を避けるた
めに図2中から省略した。第1及び第2圧力制御空間は
パイプ(11、21)によりそれぞれ、投影レンズ外に
設けられた圧力制御器(12)及び(22)に連結され
ている。そして各圧力制御器(12、22)には、フィ
ルタ(13)及び(23)を通して加圧空気供給器
(4)から定常的に一定圧力の空気が供給され、また排
気装置(8)により必要に応じて排気される。一方、各
空気室の側面にはその内部圧力を検出する圧力センサー
(14)、(24)が設けられており、この出力信号は
演算器(5)に送られる。演算器(5)には計測器
(6)及び鏡筒部の温度センサ(7)より大気圧の測定
値、投影レンズ鏡筒外部の温度、湿度、鏡筒内部の温度
が入力される。演算器(5)には各圧力制御空間内の空
気室における単位圧力当りの倍率変化量ΔXd、ΔX
e、ΔXf;ΔXj、ΔXk、ΔXl及び結像面変化量
ΔZd、ΔZe、ΔZf;ΔZj、ΔZk、ΔZlがあ
らかじめ記憶されている。また、演算器(5)には大気
圧の単位圧力変化によって生ずる投影レンズの倍率変動
ΔXp及び結像面変動ΔZp、並びに鏡筒周囲の温度、
湿度の単位量変化に伴う倍率変動量及び結像面変動量、
ΔXq、ΔXr;ΔZq、ΔZr、さらに、露光エネル
ギーによる投影レンズの温度変化に伴う倍率変化量、結
像面変化量ΔXs、ΔZsも記憶されている。そして演
算器(5)は計測器(6)及びセンサ(7)からの信号
により大気圧の変化量ΔP及び、鏡筒周囲の温度、湿度
の変化量ΔQ、ΔR、並びに露光エネルギーによる投影
レンズの温度変化量ΔSを検出し、前述した(5)式の
ごとき両条件を満足するために各圧力制御空間に必要な
圧力変化量ΔP1 、ΔP2 を算出する。本実施例におい
て満たすべき条件を詳記すれば、倍率変動について、 ΔP1 (ΔXd+ΔXe+ΔXf)+ΔP2 (ΔXj+
ΔXk+ΔXl)+ΔPΔXp+ΔQΔXq+ΔRΔX
r+ΔSΔXs=0 結像面変動について、 ΔP1 (ΔZd+ΔZe+ΔZf)+ΔP2 (ΔZj+
ΔZk+ΔZl)+ΔPΔZp+ΔQΔZq+ΔRΔX
r+ΔSΔXs=0 である。ここで、ΔXp及びΔZpは大気圧と共に圧力
変動する空気による各変化量の和であり、それぞれ、 ΔXp=ΔXa+ΔXb+ΔXg+ΔXn+ΔXo ΔZp=ΔZa+ΔZb+ΔZg+ΔZn+ΔZo と表わされる。これらの条件を満たすために各圧力制御
空間に必要な圧力変化量ΔP1 及びΔP2 に対応する演
算器からの信号により、各圧力制御器(12、22)が
各制御空間の圧力を制御する。このようにして、投影レ
ンズの光学特性に影響を与える各要素に対し、常に一定
した倍率及び結像面位置が維持され、ステッパーとして
の高精度マッチングが安定して達成される。
【0028】上記の実施例では、一体的に圧力制御する
空気室として第4、第5、第6空間d、e、f及び第1
0、第11、第12空間j、k、lのそれぞれ3個のレ
ンズ間隔を採用したが、これに限らず、一体的に圧力制
御する空気室の数及びどの間隔を採用するかは対物レン
ズの構成によって、また補正する光学性能によって適宜
決定すればよい。例えば、上記の実施例において、さら
に、表1に示した圧力変化についてのデータに基づけ
ば、第3空間cと第4空間dとにおける倍率変動量は互
いにほぼ相殺し得るので、これら両空間をも大気と共に
圧力変動し得る構成とし、第5、第6空間e、fの2つ
の空間を連通して圧力制御することもできる。さらに、
第9空間iの結像面変動量は第10空間jと第13空間
mとの組合せによってほぼ相殺し得るため、第9空間
i、第10空間j及び第13空間mも大気と共に圧力変
動する構成とし、第11空間kと第12空間lとを連通
して圧力制御することも可能である。一体的に圧力制御
を行なう少なくとも2つの空気室は隣接していれば圧力
の均一性を保つ点でまた鏡筒の構造からも有利である
が、隣接する空気室に限る必要はない。
【0029】尚、上記実施例では、各空気室に設けられ
た圧力センサーからの信号を演算器を介して圧力制御器
へフィードバックし、常時圧力制御器を作動させる構成
としたが、圧力センサー及び計測器による測定値を人間
が読み取り、各空気室に必要な圧力変化を計算して、必
要に応じてマニュアルで各圧力制御器を作動するように
構成することもできる。
【0030】上述のごとく、投影光学系の光路中に独立
に気圧を制御できる空間が少くとも2ケ以上存在すれ
ば、投影倍率と結像面位置の両方の変化を制御できる。
この時、投影レンズ中のレンズエレメントを光軸方向に
動かしたり、レチクルと投影レンズの間隔を変化させた
りする機械的な調整手法を援用すれば、気圧を制御する
空間は必ずしも2ケ以上必要としない。又結像面位置の
変化を検出し追従する機能がステッパーに備わっている
場合は空間の気圧制御は倍率変化だけに着目して1ケの
空間のみに対して行えば良い。気圧を能動的に制御しな
い空間については変化量の大きい空間を密封して気圧を
一定にすることが望ましく、上記の実施例において第3
空間c、第8空間h、第9空間i、第13空間mを密封
したのはこの観点から有効である。また、第1空間a及
び第15空間oはそれぞれ投影レンズとレチクル及び投
影レンズとウェハとの間の空間であり、一般には大気か
ら遮断することが難しい。この点で上記実施例のごと
く、第2空間bや第14空間nとの組合せによってほぼ
相殺できる場合には密封しない方が得策である。
【0031】上記図2に示した実施例のごとく、投影対
物レンズ内の特定のレンズ間隔を外気から遮断された空
気室に形成し、この空気室の圧力を制御することによっ
て倍率の微調整がなされるが、このような倍率微調整手
段の作動方法は種々存在する。まず、図2に示した実施
例のごとく、ステッパーの倍率変化に影響を与える要素
とその影響の程度をあらかじめ調べておき、投影倍率を
直接測定することなく、各要素の変動量(例えば環境温
度変化や大気圧の変動量)を計測し発生している倍率変
化量を予測して倍率微調整手段を働かせるという方法で
ある。この場合、図2のごとく実時間で各影響要素を測
定し、直ちに倍率を自動的に調整するサーボシステムを
構成することが望ましいが、測定値に基づいてマニュア
ルで倍率調整することも可能である。
【0032】尚、投影レンズ内に蓄積されるエネルギー
による温度変化を直接測定するのではなく、実験と計算
によって露光時間及び連続稼動時間と倍率変化の関係を
あらかじめ調べておき、露光時間及び連続稼動時間の情
報を倍率調整手段にフィードバックしても良い。さら
に、ステッパーに投影倍率測定機能をもたせ、測定結果
を倍率微調整手段にフィードバックすることも可能であ
る。実時間で倍率を測定できれば直ちに倍率を調整する
サーボシステムとすることも可能である。測定に時間を
要する場合には測定値を一度表示し、その値を基にマニ
ュアルで倍率微調整を行わせても良い。測定値を基にし
て倍率調整を行ない更に倍率を再チェックするようなシ
ーケンスを組むことも又容易である。尚、ステッパーで
実際にウェハを露光し、そのウェハを計測することによ
って投影倍率を知ることができるので、この情報を倍率
調整手段にフィードバックすることも可能である。
【0033】ところで、これまで気圧として空気に含ま
れるN2 、O2 、CO2 、H2 O……等の各気体の分圧
を考慮せずに全圧のみを取り扱ってきた。しかしなが
ら、投影レンズの光学性能の調整で重要なのは空気の屈
折率を制御すること、すなわち投影光路内の光学要素の
光学的な特質を変化させることなので、通常、空気でな
くN2 のみを使ったり全圧一定のもとで各気体の分圧を
制御して空気の屈折率を変化させることも本発明に当然
含まれる。本発明の実施例では倍率の微調整を可能とす
る方法を提供したのであって、倍率を一定に保つことに
有用なばかりでなく、意識的に倍率を変動させることに
も有用なのは明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば投影露光時
の投影倍率や結像面位置の変動以外に、光学的な収差に
ついても微調整或は、諸性能の独立補正が可能になるた
め、装置の環境条件の変化にも対応しやすく、高いマッ
チング精度が維持でき、超LSIの生産性向上に大きく
寄与することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に適用される投影露光装置の投
影レンズのレンズ構成を示す。
【図2】本発明の実施例に適用される投影露光装置の概
略構成を示す。
【符号の説明】
1 投影対物レンズ 30、40、50、60、80、90、100、11
0、120、130空気室 12、22 圧力制御器 R レチクル W ウェハ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 均一化された照明光によりレチクル上の
    LSIパターンを照明し、該LSIパターンを投影光学
    系により感光基板上に結像投影する段階を有するLSI
    素子の製造方法において、 前記投影光学系の光学諸性能のうち特定の収差を調整可
    能とし、所定の収差を得ることを特徴とするLSI素子
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記特定の収差が球面収差、コマ収差、
    像面湾曲、又は歪曲収差であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法
  3. 【請求項3】 前記投影光学系を構成する複数の光学素
    子の間に形成される空気間隔のうち、特定の空気間隔を
    密封した気密室とし、該気密室内の気体の屈折率を変化
    させることにより、前記特定の収差を調整することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 レチクルを均一に照明する照明手段と、
    レチクルのLSIパターンを感光基板上に所定の結像特
    性で投影露光する投影光学系と、前記感光基板を保持す
    るステージとを備えた露光装置を用いて、前記感光基板
    上にLSI素子を形成するLSI素子製造方法におい
    て、 前記投影光学系を通る露光光に起因して前記投影光学系
    の結像倍率と収差とが変動するとき、少なくとも該収差
    変動に対しては前記投影光学系による投影光路を形成す
    る複数の光学要素のうち、予め選ばれた部分の光学的な
    特質を変化させることで補正することを特徴とするLS
    I素子製造方法。
  5. 【請求項5】 レチクルのパターンを感光基板上に所望
    の結像特性で投影する投影光学系と、前記感光基板を保
    持するステージと、該ステージ上の感光基板を前記投影
    光学系に対して焦点合せする焦点合せ手段とを有し、前
    記感光基板上にLSI素子を形成する製造装置におい
    て、 前記投影光学系を構成する複数の光学素子の間に形成さ
    れる複数の空気間隔のうち、内部の気体圧力を変化させ
    たときに生ずる特定の光学性能の変化方向が揃ってい
    て、かつ残りの光学性能の変化が十分に小さいか、もし
    くは相殺されるような少なくとも2つの空気間隔を連通
    して圧力制御室とした投影光学系を設け;さらに、前記
    特定の光学性能の変動に関する情報を直接的、又は間接
    的に検知する変動検知手段と;該検知された情報に基づ
    いて、前記特定の光学性能の変動が補正されるように前
    記投影光学系の圧力制御室内の気体の圧力を調整する圧
    力制御手段とを設けたことを特徴とするLSI素子製造
    装置。
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