JPH06207839A - プロセスデータの収集装置 - Google Patents

プロセスデータの収集装置

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JPH06207839A
JPH06207839A JP5019244A JP1924493A JPH06207839A JP H06207839 A JPH06207839 A JP H06207839A JP 5019244 A JP5019244 A JP 5019244A JP 1924493 A JP1924493 A JP 1924493A JP H06207839 A JPH06207839 A JP H06207839A
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JP
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data
cpu
control device
memory
speed data
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JP5019244A
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Ryoji Koga
良司 古賀
Kenji Kasai
研治 笠井
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大量のプロセスデータの収集を高速に行うこ
とが可能なプロセスデータの収集装置を提供する。 【構成】 プロセス制御用のCPU2及びデータ収集用
のCPU3を備えたプロセスコンピュータに対し、プロ
セスの変化特性及びセンサの特性に応じてデータを区分
して収集する超高速データメモリ4、高速データメモリ
5、中速データメモリ6及び低速データメモリ7を接続
すると共に、電気制御装置9及び計装制御装置10など
に対するCPU2からの設定情報を格納しかつ電気制御
装置9及び計装制御装置10などからの実績値をCPU
3へ転送するに際して一時的に記憶するネットワークメ
モリ8を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は操業中に取得したプロセ
スデータをコイル鋼板の長さ方向に対応付けするための
鋼板位置に対するプロセスデータの収集装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コイル鋼板の製造プロセスは、
溶接工程→洗浄工程→焼鈍工程→メッキ工程→合金化工
程→錆止めなどの化学処理工程→検定工程→剪断工程な
どからなっている。溶接は連続処理するためにコイル間
を接続するもので、洗浄は溶接済のコイル鋼板を洗浄す
るものである。また、化学処理は強化処理を行うための
もので、検定は疵などを作業者により人的に検知し、さ
れに剪断は必要な長さに切断するためのものである。
【0003】ところで、鋼板上のどの位置でどのような
処理(加工)がなされたかを把握することはプロセスの
管理及び製品管理の上で重要である。そこで、プロセス
コンピュータを用いて各工程における各種のデータを溶
接点を起点として所定時間間隔(例えば、10秒間隔)
で電気計測装置(プロセス入出力装置を介して)及び計
装制御装置(PI/Oデータリンクを介して)から採取
し、このデータに基づいて平均値を計算し、製品カット
(剪断時)に各プロセスデータの平均値1点を製品コイ
ルに対応させる方法をとっている。
【0004】このような方法によれば、たとえば、1製
品に対して300データが得られ、データ採取が10秒
間隔の場合、コイル上でのデータ展開は30メートル間
隔になる。なお、データ採取間隔を短くするほど操業デ
ータを正確にコイル上に位置付けすることができるわけ
であるが、データ採取のためにプロセスコンピュータを
用いる頻度が高くなってオーバーロードとなり、プロセ
ス制御などに支障が生じるので、現状では10秒間隔程
度が限界になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術にあっては、PI/Oデータリンク方式を用いてい
るが、その通信手段をPI/Oのデジタル出力信号及び
デジタル入力信号によって行う方式であるため、データ
1点当たりの伝送速度が最小でも20mS程度であり、
極めて遅い。また、従来のプロセスコンピュータ装置
は、1つのCPUでプロセス制御処理とデータ収集処理
とを同時に実行していたため、本来のプロセス制御処理
を阻害することを恐れ、データ収集の収集ピッチを10
秒程度に設定して計算機負荷を制御せざるを得なかっ
た。
【0006】プロセス制御処理を阻害することなく、大
量のプロセスデータを高速にデータ収集するには、一定
の時間周期によるデータ収集を行う必要がある。しか
し、PI/Oデータリンクにより一度に大量のプロセス
データを伝送するとなると、データを記憶しておくため
に膨大なメモリ容量(例えば、40メガバイト)が必要
になる。
【0007】以上のような理由から、例えば、製品管理
単位1mピッチ(0.3秒)でプロセスデータを収集す
ると、データ量の多さと高速処理の要求に対するデータ
収集は困難である。
【0008】そこで、本発明の目的は、大量のプロセス
データの収集を高速に行うことが可能なプロセスデータ
の収集装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、プロセス制御用の第1のCPU及び
データ収集用の第2のCPUを備えたプロセスコンピュ
ータと、プロセスの変化特性及びセンサの特性に応じて
データを区分して収集する複数のデータメモリと、電気
制御装置及び計装制御装置などに対する前記第1のCP
Uからの設定情報を格納すると共に前記電気制御装置及
び前記計装制御装置などからの実績値を前記第2のCP
Uへ転送するに際して一時的に記憶するネットワークメ
モリとを設けるようにしている。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、プロセス制御用とデー
タ収集用の各々に専用のCPUを設け、かつ超高速デー
タメモリ、高速データメモリ、中速データメモリ及び低
速データメモリなどの複数のメモリを備え、プロセスの
変化特性及びセンサの特性に応じてデータを区分して収
集し、さらに電気制御装置や計測制御装置とプロセスコ
ンピュータとの接続はネットワークメモリを介して行
う。これにより、計算機に負担をかけることなく、デー
タ収集を高速に行うことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明によるプロセスデータの収集装
置の一実施例を示すブロック図である。
【0012】プロセスコンピュータ1は、プロセス制御
を担当するCPU2(第1のCPU)とデータ収集を担
当するCPU3(第2のCPU)を備え、さらには不図
示のキーボード、記憶装置、プリンタ、ディスプレイな
どが接続されている。また、プロセスコンピュータ1に
は、超高速データメモリ4、高速データメモリ5、中速
データメモリ6及び低速データメモリ7の各々が接続さ
れるほか、ネットワークメモリ8が接続されている。さ
らに、ネットワークメモリ8には電気制御装置9及び計
装制御装置10が接続されている。
【0013】データメモリを4区分に分割して収集する
のは、プロセスの変化特性及びセンサの特性に応じるた
めであり、例えば図2のように周期とデータ内容が対応
している。例えば、0.3秒周期でデータ収集を行う
と、鋼板の1メートル毎のデータ紐付けが可能になる。
また、設定値や制御計算値は30秒周期の中に複合化し
て収集する。そして、周期が短くなるほど、データ数を
少なく(本発明では500点)し、計算機負荷が少なく
なるようにしている。
【0014】また、ネットワークメモリ8には、CPU
2から伝送される設定値を格納する領域、及び電気制御
装置9及び計装制御装置10で測定された実績値を格納
する領域を備え、データ収集が円滑に行われるようにし
ている。電気制御装置9及び計装制御装置10からネッ
トワークメモリ8に転送された実績値(データ)は、プ
ロセスコンピュータ1にCPU3によって取り込まれ
る。なお、プロセスコンピュータ1と電気制御装置9及
び計装制御装置10との接続は、LAN(ローカル・エ
リア・ネットワーク)が用いられる。
【0015】図3は電気制御装置9及び計装制御装置1
0における処理を示すフローチャートであり、、図4は
プロセスコンピュータ1における処理を示すフローチャ
ートである。なお、図中のSはステップを意味してい
る。
【0016】まず、図3から説明する。プロセスに変動
事象が生じる(S301)と、ネットワークメモリ8へ
実績値(測定値)が転送され、ネットワークメモリ8に
実績値が記憶される。また、図4にあっては、超高速デ
ータの収集処理のみを示しているが、他の高速データ、
中速データ及び低速データの各々もこれと全く同じフロ
ー構成になっている。したがって、ここでは超高速デー
タの収集についてのみ説明する。
【0017】超高速データの収集タイミング(0.3秒
周期)が来た時点(S401)で、プロセスコンピュー
タ1のCPU3によって超高速データをネットワークメ
モリ8から読出し(S402)、現在時刻と現時点のP
LG(パルスジェネレータ)カウント値を抽出する(S
403)。ついで、CPU3は超高速データを超高速デ
ータメモリ4へ格納する(S404)。
【0018】以上のような制御により、例えば、計算機
不可を50%削減し、記憶容量を85%削減できること
が確かめられた。
【0019】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、プ
ロセス制御用の第1のCPU及びデータ収集用の第2の
CPUを備えたプロセスコンピュータと、プロセスの変
化特性及びセンサの特性に応じてデータを区分して収集
する複数のデータメモリと、電気制御装置及び計装制御
装置などに対する前記第1のCPUからの設定情報を格
納すると共に前記電気制御装置及び前記計装制御装置な
どからの実績値を前記第2のCPUへ転送するに際して
一時的に記憶するネットワークメモリとを設けるように
したので、計算機に負担をかけることなく、データ収集
を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセスデータの収集装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】各処理設備の変化に応じた時間周期とデータ内
容、データ区分の関係を示す説明図である。
【図3】電気制御装置及び計装制御装置における処理を
示すフローチャートである。
【図4】プロセスコンピュータにおける処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 プロセスコンピュータ 2 CPU 3 CPU 4 超高速データメモリ 5 高速データメモリ 6 中速データメモリ 7 低速データメモリ 8 ネットワークメモリ 9 電気制御装置 10 計装制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス制御用の第1のCPU及びデー
    タ収集用の第2のCPUを備えたプロセスコンピュータ
    と、プロセスの変化特性及びセンサの特性に応じてデー
    タを区分して収集する複数のデータメモリと、電気制御
    装置及び計装制御装置などに対する前記第1のCPUか
    らの設定情報を格納すると共に前記電気制御装置及び前
    記計装制御装置などからの実績値を前記第2のCPUへ
    転送するに際して一時的に記憶するネットワークメモリ
    とを具備することを特徴とするプロセスデータの収集装
    置。
JP5019244A 1993-01-12 1993-01-12 プロセスデータの収集装置 Expired - Lifetime JP2632279B2 (ja)

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JPH06207839A true JPH06207839A (ja) 1994-07-26
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