JPH06207764A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH06207764A JPH06207764A JP240393A JP240393A JPH06207764A JP H06207764 A JPH06207764 A JP H06207764A JP 240393 A JP240393 A JP 240393A JP 240393 A JP240393 A JP 240393A JP H06207764 A JPH06207764 A JP H06207764A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- evaporator
- refrigerant
- lubricant oil
- lubricating oil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転中にエバポレータ内に付着滞留する潤滑
油をコンプレッサに戻して、コンプレッサの潤滑油不足
による焼損事故の発生を防止する。 【構成】 コンプレッサ1、コンデンサ2、絞り装置3
及びエバポレータ4をこの順に連結してなる冷凍装置に
おいて、前記絞り装置3を迂回する冷媒のバイパス管6
を設け、このバイパス管6に電磁弁7を介装し、この電
磁弁7を定期的に制御装置8によって開閉し、コンデン
サ2内の高温の冷媒液をエバポレータ4内に流し込み、
同エバポレータ4の内面に付着滞留した潤滑油を溶解し
つゝ洗い流してコンプレッサ1へ戻す。
油をコンプレッサに戻して、コンプレッサの潤滑油不足
による焼損事故の発生を防止する。 【構成】 コンプレッサ1、コンデンサ2、絞り装置3
及びエバポレータ4をこの順に連結してなる冷凍装置に
おいて、前記絞り装置3を迂回する冷媒のバイパス管6
を設け、このバイパス管6に電磁弁7を介装し、この電
磁弁7を定期的に制御装置8によって開閉し、コンデン
サ2内の高温の冷媒液をエバポレータ4内に流し込み、
同エバポレータ4の内面に付着滞留した潤滑油を溶解し
つゝ洗い流してコンプレッサ1へ戻す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンプレッサ、コンデ
ンサ、絞り装置及びエバポレータをこの順に連結してな
る冷凍装置に関する。
ンサ、絞り装置及びエバポレータをこの順に連結してな
る冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍装置はコンプレッサ、コンデンサ、
絞り装置及びエバポレータをこの順に連結してなる冷媒
回路に冷媒を循環させるようになっている。この際、コ
ンプレッサ内に貯留されている潤滑油の一部は、ミスト
状となって冷媒に伴われて吐出され冷媒とともに冷媒回
路を循環してコンプレッサに戻る。
絞り装置及びエバポレータをこの順に連結してなる冷媒
回路に冷媒を循環させるようになっている。この際、コ
ンプレッサ内に貯留されている潤滑油の一部は、ミスト
状となって冷媒に伴われて吐出され冷媒とともに冷媒回
路を循環してコンプレッサに戻る。
【0003】しかし、潤滑油と冷媒との相溶性が良くな
いと、潤滑油が低温状態にあるエバポレータ内に付着滞
留してコンプレッサに戻らず、潤滑油量不足によってコ
ンプレッサの焼損事故を招くおそれがあった。
いと、潤滑油が低温状態にあるエバポレータ内に付着滞
留してコンプレッサに戻らず、潤滑油量不足によってコ
ンプレッサの焼損事故を招くおそれがあった。
【0004】特に、冷媒規制によって切り替えられるフ
ロンR−134aの冷媒にはエステル油類の潤滑油が用
いられるが、これらは低温域において相溶性が良くない
ため前記問題は切実である。
ロンR−134aの冷媒にはエステル油類の潤滑油が用
いられるが、これらは低温域において相溶性が良くない
ため前記問題は切実である。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる冷凍装置を提供しようとするものである。
できる冷凍装置を提供しようとするものである。
【0006】
(1)本発明の冷凍装置は、コンプレッサ、コンデン
サ、絞り装置及びエバポレータをこの順に連結してなる
冷凍装置において、前記絞り装置を迂回する冷媒のバイ
パス管を設けるとともにこのバイパス管に開閉弁を介装
したことを特徴とする。
サ、絞り装置及びエバポレータをこの順に連結してなる
冷凍装置において、前記絞り装置を迂回する冷媒のバイ
パス管を設けるとともにこのバイパス管に開閉弁を介装
したことを特徴とする。
【0007】(2)また本発明の冷凍装置は、前記
(1)の冷凍装置において前記開閉弁を定期的に開閉制
御する制御装置を設けたことを特徴とする。
(1)の冷凍装置において前記開閉弁を定期的に開閉制
御する制御装置を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記(1)の本発明では、前記の構成を具えて
いるため、次の作用を果たす。即ち、冷凍装置の運転
下、開閉弁を開放してコンデンサで凝縮した高温の冷媒
液をバイパス管を経てエバポレータに流し込むことによ
り、同エバポレータの内面に付着滞留した潤滑油は溶解
しつつ洗い流されてコンプレッサに戻され、コンプレッ
サの潤滑油量不足が回避される。
いるため、次の作用を果たす。即ち、冷凍装置の運転
下、開閉弁を開放してコンデンサで凝縮した高温の冷媒
液をバイパス管を経てエバポレータに流し込むことによ
り、同エバポレータの内面に付着滞留した潤滑油は溶解
しつつ洗い流されてコンプレッサに戻され、コンプレッ
サの潤滑油量不足が回避される。
【0009】また前記(2)の本発明では、前記冷媒の
バイパス管に介装された開閉弁を定期的に開閉制御する
ことによって、コンデンサで凝縮した高温の冷媒液が定
期的にバイパス管を経てエバポレータに流し込まれる。
従って、前記の同エバポレータの内面に潤滑油がある量
付着滞留した時に、これが効果的に溶解しつゝ洗い流さ
れてコンプレッサに戻される。
バイパス管に介装された開閉弁を定期的に開閉制御する
ことによって、コンデンサで凝縮した高温の冷媒液が定
期的にバイパス管を経てエバポレータに流し込まれる。
従って、前記の同エバポレータの内面に潤滑油がある量
付着滞留した時に、これが効果的に溶解しつゝ洗い流さ
れてコンプレッサに戻される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を、図1によって説明す
る。図1は本実施例に係る冷凍装置の構成図である。コ
ンプレッサ1、コンデンサ2、膨張弁等の絞り装置3、
エバポレータ4がこの順に冷媒管5によって連結され冷
媒回路が形成されている。絞り装置3にはここを迂回す
る冷媒のバイパス管6が設けてあり、このバイパス管6
に電磁弁7が介装されている。
る。図1は本実施例に係る冷凍装置の構成図である。コ
ンプレッサ1、コンデンサ2、膨張弁等の絞り装置3、
エバポレータ4がこの順に冷媒管5によって連結され冷
媒回路が形成されている。絞り装置3にはここを迂回す
る冷媒のバイパス管6が設けてあり、このバイパス管6
に電磁弁7が介装されている。
【0011】電磁弁7を定期的に開放制御するための制
御装置8が備えられている。即ち、制御装置8は、その
信号を電磁弁7へ出力して、例えば1時間毎に3分間、
電磁弁7を開放制御するようになっている。
御装置8が備えられている。即ち、制御装置8は、その
信号を電磁弁7へ出力して、例えば1時間毎に3分間、
電磁弁7を開放制御するようになっている。
【0012】本実施例では、冷凍装置の運転により、コ
ンプレッサ1から吐出された高温・高圧の冷媒ガスはコ
ンデンサ2に入り、ここで放熱することにより凝縮して
高温高圧の冷媒液となる。この冷媒液は絞り装置3によ
って断熱膨張した後エバポレータ4に入り、ここで吸熱
することにより蒸発して低温・低圧の冷媒ガスとなりコ
ンプレッサ1に戻る。
ンプレッサ1から吐出された高温・高圧の冷媒ガスはコ
ンデンサ2に入り、ここで放熱することにより凝縮して
高温高圧の冷媒液となる。この冷媒液は絞り装置3によ
って断熱膨張した後エバポレータ4に入り、ここで吸熱
することにより蒸発して低温・低圧の冷媒ガスとなりコ
ンプレッサ1に戻る。
【0013】この際、コンプレッサ1からは潤滑油がミ
スト状となって冷媒ガスに伴われて吐出され、低温状態
にあるエバポレータ4の内面に潤滑油が付着滞留してい
く。
スト状となって冷媒ガスに伴われて吐出され、低温状態
にあるエバポレータ4の内面に潤滑油が付着滞留してい
く。
【0014】この冷凍装置の運転下、制御装置8の指令
によって電磁弁7が定期的に開放される。すると、コン
デンサ2で凝縮された高温の液冷媒はバイパス管6を通
ってエバポレータ4に流れ込み、このエバポレータ4の
内面に付着滞留する潤滑油を溶解しつつ洗い流してコン
プレッサ1に戻す。
によって電磁弁7が定期的に開放される。すると、コン
デンサ2で凝縮された高温の液冷媒はバイパス管6を通
ってエバポレータ4に流れ込み、このエバポレータ4の
内面に付着滞留する潤滑油を溶解しつつ洗い流してコン
プレッサ1に戻す。
【0015】かくして、エバポレータ4の内面に潤滑油
がある量付着滞留すると電磁弁7を開放して、潤滑油を
冷媒液によりコンプレッサ1に戻すことができるので、
コンプレッサ1の潤滑油量不足を回避することができ
る。
がある量付着滞留すると電磁弁7を開放して、潤滑油を
冷媒液によりコンプレッサ1に戻すことができるので、
コンプレッサ1の潤滑油量不足を回避することができ
る。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明の冷凍装置
によれば、冷凍装置の運転下、絞り装置を迂回する冷媒
のバイパス管に介装された開閉弁を開放してコンデンサ
で凝縮した高温の冷媒液をエバポレータに流し込むこと
により、このエバポレータの内面に付着滞留した潤滑油
を溶解しつつ洗い流してコンプレッサに戻すことができ
るので、コンプレッサの潤滑油量不足を回避することが
できる。従って、潤滑不足に伴うコンプレッサの焼損事
故を防止することができる。
によれば、冷凍装置の運転下、絞り装置を迂回する冷媒
のバイパス管に介装された開閉弁を開放してコンデンサ
で凝縮した高温の冷媒液をエバポレータに流し込むこと
により、このエバポレータの内面に付着滞留した潤滑油
を溶解しつつ洗い流してコンプレッサに戻すことができ
るので、コンプレッサの潤滑油量不足を回避することが
できる。従って、潤滑不足に伴うコンプレッサの焼損事
故を防止することができる。
【0017】また、請求項2に記載された本発明の冷凍
装置によれば、前記開閉弁を定期的に開閉することによ
って、前記のエバポレータの内面に潤滑油がある量付着
滞留した時に、この潤滑油の溶解、洗い流しを効果的に
行い、これをコンプレッサに戻すことができる。
装置によれば、前記開閉弁を定期的に開閉することによ
って、前記のエバポレータの内面に潤滑油がある量付着
滞留した時に、この潤滑油の溶解、洗い流しを効果的に
行い、これをコンプレッサに戻すことができる。
【図1】本発明の一実施例に係る冷凍装置の構成図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 コンプレッサ 2 コンデンサ 3 絞り装置 4 エバポレータ 5 冷媒管 6 バイパス管 7 電磁弁 8 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 コンプレッサ、コンデンサ、絞り装置及
びエバポレータをこの順に連結してなる冷凍装置におい
て、前記絞り装置を迂回する冷媒のバイパス管を設ける
とともに同バイパス管に開閉弁を介装したことを特徴と
する冷凍装置。 - 【請求項2】 前記開閉弁を定期的に開閉制御する制御
装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP240393A JPH06207764A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP240393A JPH06207764A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06207764A true JPH06207764A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11528281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP240393A Withdrawn JPH06207764A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06207764A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000346495A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 絞り装置 |
JP2001050615A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 絞り装置 |
US7225630B2 (en) | 2001-01-31 | 2007-06-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Refrigerating cycle apparatus, air conditioning apparatus, throttle device and flow controller |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP240393A patent/JPH06207764A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000346495A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 絞り装置 |
JP2001050615A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 絞り装置 |
US7225630B2 (en) | 2001-01-31 | 2007-06-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Refrigerating cycle apparatus, air conditioning apparatus, throttle device and flow controller |
US7290567B2 (en) | 2001-01-31 | 2007-11-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Refrigerating cycle device, air conditioner, choke, and flow rate controller |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |