JPH06207364A - 吸湿性不織布 - Google Patents

吸湿性不織布

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JPH06207364A
JPH06207364A JP1804393A JP1804393A JPH06207364A JP H06207364 A JPH06207364 A JP H06207364A JP 1804393 A JP1804393 A JP 1804393A JP 1804393 A JP1804393 A JP 1804393A JP H06207364 A JPH06207364 A JP H06207364A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然の皮革に代替し得る安価な吸湿性不織布
を提供するにある。 【構成】 本発明は、30℃、相対湿度80%下吸湿性
が15重量%以上である高吸水繊維を10から50重量
%含有し、繊維相互がゴムにより接着されたことを特徴
とする吸湿性不織布或いは、30℃、相対湿度80%下
吸湿性が15重量%以上である高吸水繊維を10から5
0重量%含有し、芯地が20%以上の伸縮性をもつ不織
布であり、10%以上の伸縮弾性率を持つことを特徴と
する吸湿性不織布である。そして好ましくは、高吸水繊
維がカルボン酸基を持つモノマーとカルボン酸基と反応
して架橋結合を形成し得るヒドロキシル基または及びア
ミノ基を持つモノマーと、カルボン酸アルカリ金属塩基
を持つモノマーを共重合し、架橋した高吸湿性繊維であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸湿性不織布に関する。
【0002】
【従来の技術】不織布は既に種々のものが提案されてい
るが、吸湿性が高く、吸放湿性を備えたものはまだな
い。例えば特開昭60−146004号公報に開示され
ているコットンやウールは比較的高い吸湿性を示すが不
十分である。一方、天然の皮革は優れた吸放湿性を示
し、靴,衣料等に多く用いられている。しかし、自然保
護の観点からも天然の皮革に多くを頼ることは許されな
い。また、天然皮革は加工方法により立体的に成形する
ことができるが、伸縮性の無い不織布では立体的な成形
が出来ない。
【0003】そこで、吸湿性が不足するため透湿性を強
化した不織布、織編物も既に市販されているが、吸湿性
には及ばない。また、不織布が吸湿性に富み、汗をかい
たときには吸汗すればさらによい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、天然
の皮革に代替し得る安価な吸湿性不織布を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは水に対する
吸水性が高く、吸湿性も高い高吸湿高吸水性繊維を用
い、その調合や形態を研究し本発明の完成に至った。
【0006】本発明の吸湿性不織布は30℃、相対湿度
80%下での吸湿性が30重量%以上である高吸水繊維
を10〜50重量%含有し、不織布を構成する繊維が相
互にゴムにより接着されたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の吸湿性不織布は、30℃、
相対湿度80%下での吸湿性が30重量%以上である高
吸水繊維を10〜50重量%含有し、芯地が20%以上
の伸縮性(例えば99%の伸長回復率を有する)をもつ
不織布であり、10%以上の伸縮弾性率を持つことを特
徴とする。ここでいう伸縮弾性率は、伸長したときに8
0%以上の回復率を示す伸長率を意味する。
【0008】本発明に用いる高吸水繊維は30℃、相対
湿度80%下での吸湿性が30重量%以上である。好ま
しくは、高吸水繊維がカルボン酸基を持つモノマーと、
カルボン酸基と反応して架橋結合を形成し得るヒドロキ
シル基及び/又はアミノ基を持つモノマーと、カルボン
酸アルカリ金属塩基を持つモノマーを共重合し、熱によ
り架橋した繊維で、且つ生理食塩水を1200重量%以
上、3000重量%未満吸水する。また好ましくは、吸
湿性不織布の片面がフィルム、又は多孔性ウレタンコー
ティング不織布、又は他の不織布と複合されていること
を特徴とする。
【0009】本発明に用いる高吸水繊維のカルボン酸基
を持つモノマーとしては、例えばアクリル酸(以下「A
A」と略記する。),メタクリル酸,マレイン酸等が用
いられる。
【0010】カルボン酸アルカリ金属塩基を持つモノマ
ーとしては、例えばAA,メタクリル酸,マレイン酸等
のアルカリ金属塩が用いられる。アルカリ金属としては
ナトリウム(以下「Na」と略記する。),カリウム等
が用いられる。カルボン酸基を持つモノマーとカルボン
酸アルカリ金属塩基を持つモノマーとの割合は1/1〜
1/10が好ましい。カルボン酸基を持つモノマーとカ
ルボン酸アルカリ金属塩基を持つモノマーの合計は、通
常70重量%〜99.5重量%含まれる。好ましくは8
0重量%以上である。70重量%未満では生理食塩水の
吸水率及び吸湿率が不足する。
【0011】ヒドロキシル基を持つモノマーとしては、
例えばヒドロキシエチルメタクリレート(以下「HEM
A」と略記する。),ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト,ヒドロキシエチルアクリレート,ヒドロキシプロピ
ルアクリレート,グリセリルモノメタクリレート,グリ
セリルモノアクリレート等が用いられる。
【0012】アミノ基を持つモノマーは、例えばジメチ
ルアミノエチルアクリレート(以下「AEA」と略記す
る。),ジエチルアミノエチルアクリレート,ジエチル
アミノイソプロピルメタクリレート等がある。
【0013】これらのモノマーは各々複数の種類で用い
てもよい。ヒドロキシル基及び/又はアミノ基を持つモ
ノマーはフリーのアクリル酸と当量以下で、通常0.5
重量%以上含まれる。0.5重量%未満では架橋が不足
する。
【0014】上記のモノマー以外に可塑性を付与するた
めに他のビニルモノマー、例えば酢酸ビニル(以下「V
A」と略記する。),アクリロニトリル等を用いてもよ
い。可塑化のためのモノマーの量は30重量%以下であ
る。
【0015】本発明に用いる重合方法は特に限定はしな
いが、モノマー組成が水溶性であれば水系重合すればよ
い。重合開始剤には一般に用いる過硫酸ナトリウム等を
用いればよい。
【0016】本発明に用いる紡糸方法は一般的な乾式紡
糸が好ましい。湿式紡糸の場合は、凝固剤に水を使用で
きないので有機溶剤系で用いなければならない。
【0017】例えば乾式紡糸した後、水分が10重量%
以上残ったまま乾熱で1.3倍以上延伸し、次に乾熱で
架橋処理を行う。クリンプ付与、カットを適宜行う。水
分が10重量%以上残ったまま乾熱で1.3倍以上延伸
すると繊維の強度が向上する。分子量の大きい繊維は吸
水量も大きいが、一方、分子量が大きいために延伸しに
くく、分子量が過大であると逆に繊維強度が低くなる。
【0018】上記の方法にて製造した本発明に用いる高
吸水性繊維は、生理食塩水を1200重量%以上吸水す
る。好ましくは1800%以上である。3000重量%
を越えると繊維強度が低下する。また30℃、相対湿度
80%下での吸湿性が30重量%以上である高吸湿性繊
維である。高吸水性繊維の吸湿性が30重量%未満では
不織布の吸湿性が不足する。高吸水性繊維の吸水性が1
200重量%未満では吸水性が不足する。
【0019】本発明に用いる不織布の製造方法は一般的
な方法でよい。例えばニードルパンチ法、エアレイ法、
熱融着繊維を混綿する方法等でよい。
【0020】また、ゴムを含浸させ、伸長弾性率を高く
することもできる。ゴムの種類は特に限定はしない。例
えば天然ゴム,合成ゴム、例えばIR,BR,EPM,
IIR,CR,NBR,SBR,ECO,CPE,AC
M等があるがこれに限定するものではない。また、アク
リル系樹脂,ウレタン系樹脂,酢酸ビニル系樹脂等も用
いることができる。伸長性の点では樹脂よりゴムの方が
良い。これらのゴムや樹脂はエマルジョンとして用いる
ことが出来る。樹脂の選定は用途により、弾性,硬さ等
を考慮し適宜選択すべきである。
【0021】ゴムまたは樹脂の量は、不織布重量に対し
て3〜50重量%が好ましい。3重量%未満では付与す
べき性能、例えばゴム弾性,硬さ等が不足する。50重
量%を越えると吸水性、吸湿性を阻害する。
【0022】本発明に用いる樹脂は一般に市販されてい
る樹脂でよいが、吸水性不織布に樹脂加工するため、エ
マルジョンを吸水量に相当するだけ希釈するか、予め吸
水性不織布に水を適当量含浸させてからエマルジョンを
含浸させないと付着斑を起こし易い。付着させた後、マ
ングル等で絞り、乾燥、ベーキングすればよい。スプレ
ーで含浸させることもできるが、浸漬した方が斑が少な
く好ましい。また、樹脂エマルジョン等に顔料,難燃剤
等を混合し用いることもできる。
【0023】本発明の不織布は他の不織布素材等と積層
することもできる。また、弾性のある不織布はその弾性
と熱軟化性を利用し、立体成形もできる。乾燥温度は不
織布に用いる繊維の耐熱性を考慮すべきである。
【0024】また、ニードルパンチ法で伸縮性のある不
織布を芯地に用いたものもある。このような不織布は、
例えば溶融タイプのスパンボンドで鐘紡(株)より市販
されている「エスパンシオーネ」がある。ゴムを含浸さ
せる方法と併用してもよい。伸縮回復力が向上する。
【0025】また、本発明の吸湿性不織布は吸湿性高吸
水性繊維を10〜50重量%含有する。好ましくは20
重量%以上である。より好ましくは30重量%以上であ
る。10重量%未満では実用上、不織布の吸湿、吸水能
力が不足する。50重量%を越えると強度が不足する。
【0026】本発明の吸湿性不織布に用いる特に吸水さ
せる部分の不織布の密度は0.02〜0.10gr/c
3 程度が好ましい。密度が大きくなりすぎると吸湿
性、吸水性が低下する。密度が小さすぎると強度が不足
する。
【0027】本発明の不織布に用いる熱融着繊維は特に
限定しない。例えば市販されている芯にポリプロピレ
ン、鞘にポリエチレンを複合した繊維、芯にポリエステ
ル、鞘にポリエチレンを複合した繊維等がある。
【0028】本発明の吸湿性不織布は多層構造となって
もよい。例えば表面を化粧するためにウレタンコーティ
ングをした不織布層を接着して、積層してもよい。
【0029】一般にウレタンコーティングは多孔が発生
するので、水を凝固溶媒とした湿式で製造されるため高
吸水繊維を含有する不織布に直接加工することはできな
い。しかし、ウレタンコーティング層と吸湿性不織布の
中間に他の不織布または編織物を積層するとよい。中間
層が無いと吸湿性不織布が吸水し、膨潤するためウレタ
ンコーティングが凸凹になりうまくいかない。ウレタン
コーティングを有機溶媒(例えばイソプロパトル)もし
くは有機溶媒を含む凝固液で行えば中間層がなくともよ
い。
【0030】本発明の不織布に用いるウレタンは特に限
定はしない。ジイソシアネートには、例えばトリレンジ
イソシアネート等を用いられる。ポリオール,ポリエス
テル,ポリカーボネートタイプ等あるが用途に応じ、ウ
レタンの特性に配慮すればよい。
【0031】また、表面層のウレタンは多孔性で、気孔
が連通しているとよい。さらに、吸水性をよくするため
に従来よりよく用いられるが、滑り防止を兼ねて部分的
にウレタンに穴を開けてもよい。また、エンボス加工等
を実施してもよい。
【0032】本発明に用いる補強用のフィルム、又は不
織布は強度が充分にあれば特に限定しない。例えばポリ
エステルスパンボンド不織布等がある。多層に複合する
ために接着剤を用いるが、ゴムを用いる方が望ましい。
【0033】本発明の吸湿性不織布は繊維を予め着色す
ることにより自由に着色できる。また、含浸させるゴム
に着色してもよい。さらに、無機物に銀を担持させた抗
菌剤を繊維やゴムやウレタンに含有させて抗菌性を付与
してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明の吸湿性不織布は優れた吸湿性、
表面構造、風合い、伸縮性をもち天然の皮革に代替し得
る安価な吸湿性不織布である。
【0035】
【実施例】さらに詳細は実施例にて説明する。実施例中
特に断わらない限り「%」は「重量%」とする。
【0036】高吸水性繊維の綿の生理食塩水吸水率は、
DIN 53814に準じて測定した。不織布の吸水率
は、2psi.の荷重をかけた後、重量を測定し、吸水
前の重量との差から算出した。高吸水性繊維の組成は、
蛍光X線分析によりアルカリ金属塩の含有量を測定し
た。また、モノマー組成は真空乾燥した試料をIRで測
定した。重合率はイヤトロスキャンMK5(TLC/F
ID)で測定した。高吸水性繊維の含有率は、他の繊維
を溶解し、洗浄後、乾燥重量より求めた。繊維強度等は
JIS L 1015に準じて測定した。高吸水繊維等
の吸湿率は、室温30℃、相対湿度80%の恒温室に1
昼夜放置した後の重量と絶乾重量から求めた。
【0037】製造例1 表1に示す重合組成でモノマー濃度15%、重合温度5
5℃、重合開始剤に過硫酸ナトリウムを用い、重合時間
4時間で水溶液重合を行った。重合率をTLCで測定し
た結果モノマーのピークはなかったので重合率は実用上
100%であった。従って得られたポリマーの重合組成
は重合仕込組成と一致した。次に得られたポリマードー
プを濃縮し、50℃で90ポイズ近くに粘度調整した。
一般に用いられる乾式紡糸と同様にして乾熱窒素気流中
に紡出、乾燥し、水分が20%残った糸を乾熱100℃
で1.5倍延伸した。ギアクリンパーでクリンプを付与
した後、120℃で5分間乾熱架橋処理を行い、カット
し、10デニール、51mmの高吸水性繊維を得た。
【0038】得られた高吸水性繊維の吸湿率と吸水率を
表1に示した。得られた繊維の機械的強度は1gr/デ
ニール以上あり、通常のカードに仕掛けることができ
た。組成No.4は吸水率は高いが架橋が不足し、水に
部分的に溶解した。組成No.5は吸水率が不足した。
【0039】製造例2 製造例1で製造した組成No.2の高吸水性繊維と市販
の芯ポリエステル、鞘ポリエステルの130℃で融着す
る熱融着繊維3デニール51mm、市販のポリエステル
綿セミダル3デニール51mmを表2に示す割合で調合
し、一般に用いられるニードルパンチング法で不織布を
製造した。即ち、混綿後、カーディングし、ニードルパ
ンチングし、目付け200gr/m2 の不織布を製造し
た。得られた不織布の厚さは約0.9mmであった。こ
の不織布の調合割合を表2に示した。
【0040】実施例1 製造例2で製造した不織布に日本ゼオン(株)製NBR
樹脂エマルジョン(Nipol 1571)を固形分で
5%、浸漬法で含浸し、100℃で10分間熱風乾燥、
ベーキングをした。得られた不織布の吸水率、吸湿率を
表3に示した。樹脂加工による吸水性、吸湿性は未加工
品と殆ど変わらなかった。
【0041】実施例2 製造例1で製造した組成No.2の高吸水性繊維30%
と市販のポリエステル綿セミダル3デニール51mm7
0%を調合し、ウレタン不織布「エスパンシオーネ」の
目付け80gr/m2 を芯地にし、一般に用いられるニ
ードルパンチング法で不織布を製造した。得られた不織
布の目付けは200gr/m2 であった。100℃でエ
ンボス加工した後のこの不織布の厚さは2mmであっ
た。この不織布の吸水率は800%であった。得られた
不織布の機械方向の引張伸度は50%以上であった。こ
れらの不織布に上記のNBR樹脂エマルジョンを固形分
で5%、浸漬法で含浸し、120℃で20分間熱風乾
燥、ベーキングをした。この不織布の吸水率は780%
であった。得られた不織布は、機械方向で50%以上の
伸度があり、伸縮弾性率は15%であった。
【0042】実施例3 実施例1の調合No.4の樹脂加工した不織布にポリエ
ステルの芯鞘タイプ熱融着3d51mmの30gr/m
2 の不織布を中間層としてエンボスローラーで熱接着し
た。次にポリウレタン15%ジメチルホルムアミド溶液
をカレンダーローラーで1mmの厚さにコーティングし
た。この不織布をジメチルホルムアミド15%水85%
の25℃の凝固浴中で凝固させ、多孔質のウレタン層を
形成させた後、乾燥した。得た不織布のウレタン層は凹
凸も少なく、吸水性、吸湿性も未加工品と殆ど変わらな
かった。一方、中間層を接着せずにNo.4の不織布の
上にウレタンコーティングすると、ウレタンの面に凹凸
が目立ち、ウレタン層の付着状況も良くなかった。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 30℃、相対湿度80%下での吸湿性が
    30重量%以上である高吸水繊維を10〜50重量%含
    有し、不織布を構成する繊維が相互にゴムにより接着さ
    れたことを特徴とする吸湿性不織布。
  2. 【請求項2】 30℃、相対湿度80%下での吸湿性が
    30重量%以上である高吸水繊維を10〜50重量%含
    有し、芯地が20%以上の伸縮性をもつ不織布であり、
    10%以上の伸縮弾性率を持つことを特徴とする吸湿性
    不織布。
  3. 【請求項3】 高吸水繊維がカルボン酸基を持つモノマ
    ーと、カルボン酸基と反応して架橋結合を形成し得るヒ
    ドロキシル基及び/又はアミノ基を持つモノマーと、カ
    ルボン酸アルカリ金属塩基を持つモノマーを共重合し、
    熱により架橋した繊維で、且つ生理食塩水を1200重
    量%以上、3000重量%未満吸水する高吸湿性繊維で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の吸湿性不
    織布。
  4. 【請求項4】 吸湿性不織布の片面が多孔性ウレタンコ
    ーティング不織布と複合されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の吸湿性不織布。
  5. 【請求項5】 吸湿性不織布の片面がフィルムまたは他
    の不織布と複合されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の吸湿性不織布。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011052353A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Fujibo Holdings Inc 吸放湿シート及び吸放湿シートの製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011052353A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Fujibo Holdings Inc 吸放湿シート及び吸放湿シートの製造方法

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