JPH06207120A - 顔料分散剤、それを用いた顔料組成物および水性顔料分散体 - Google Patents

顔料分散剤、それを用いた顔料組成物および水性顔料分散体

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JPH06207120A
JPH06207120A JP5217634A JP21763493A JPH06207120A JP H06207120 A JPH06207120 A JP H06207120A JP 5217634 A JP5217634 A JP 5217634A JP 21763493 A JP21763493 A JP 21763493A JP H06207120 A JPH06207120 A JP H06207120A
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篤 遠藤
Akimitsu Mochizuki
明光 望月
Michiji Hikosaka
道邇 彦坂
Tsutomu Fujigamori
勉 藤ケ森
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水性インキまたは水性塗料に使用した場合、皮
膜の光沢と着色力に優れ、流動性、貯蔵安定性が良好な
顔料分散剤、それを用いた顔料組成物および水性顔料分
散体を提供する。 【構成】芳香族アミノ基を有するアントラキノン誘導体
またはアクリドン誘導体をジアゾ化したジアゾ化生成物
を重合開始剤として酸性官能基を有する付加重合性単量
体を含む付加重合性単量体を重合させてなる顔料分散
剤、顔料100重量部および上記顔料分散剤0.1〜3
0重量部からなる顔料組成物および上記顔料組成物と水
性樹脂からなる水性顔料分散体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性インキまたは水性
塗料に使用した場合、皮膜の光沢と着色力に優れ、流動
性、貯蔵安定性が良好な顔料分散剤およびそれを用いた
顔料組成物および水性顔料分散体に関する。
【0002】
【従来技術】近年、資源保護、環境保全、作業の安定性
の向上等のニーズの高まりによって塗料、インキの水性
化が進行しつつある。水性塗料および水性インキに要求
される品位は、油性塗料および油性インキと同様、流動
性、貯蔵安定性、皮膜の光沢、鮮明性、着色力等であ
る。しかしながら、大部分の顔料は水性ビヒクルに対し
て顔料分散性等の適性が著しく劣るため通常の分散方法
では満足な品位は得られない。そこで従来より各種の添
加剤、例えば水性用顔料分散樹脂や界面活性剤の使用が
検討されてきたが上記すべての適性を満足し、既存の高
品位を有する油性塗料に匹敵するような品位は得られて
いない。即ち、ある種の水性用分散樹脂の使用によって
分散直後の皮膜の光沢、鮮明性、着色力等はある程度改
善されるが、例えば自動車塗料の様に極めて高度な光
沢、鮮明性、着色力等を要求される分野においては必ず
しも十分ではなく、さらに流動性が損なわれる、経時に
よって増粘あるいはゲル化する、皮膜の物性に悪影響を
及ぼす等の、実用上致命的な欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上記のごと
き欠点を解決する方法として芳香族アミノ基を有するア
ントラキノン誘導体またはアクリドン誘導体をジアゾ化
したジアゾ化生成物を重合開始剤として酸性官能基を有
する付加重合性単量体を含む付加重合性単量体を重合さ
せることを特徴とする顔料分散剤が有効であることを見
出し本発明を完成させるに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、芳香族アミノ
基を有するアントラキノン誘導体またはアクリドン誘導
体をジアゾ化したジアゾ化生成物を重合開始剤として酸
性官能基を有する付加重合性単量体を含む付加重合性単
量体を重合させることを特徴とする顔料分散剤、顔料1
00重量部および上記の顔料分散剤0.1〜30重量部
からなる顔料組成物、および上記顔料組成物および水性
樹脂からなる水性顔料分散体に関する。
【0005】本発明の芳香族アミノ基を有するアントラ
キノン誘導体またはアクリドン誘導体としては、例え
ば、1−アミノアントラキノン、2−アミノアントラキ
ノン、1,2−ジアミノアントラキノン、1,4−ジア
ミノアントラキノン、1,5−ジアミノアントラキノ
ン、1−アミノアクリドン、2−アミノアクリドン、
1,2−ジアミノアクリドン、1,4−ジアミノアクリ
ドン、1,5−ジアミノアクリドン等のアントラキノン
骨格またはアクリドン骨格に直接アミノ基が結合した化
合物、およびこれらの化合物の置換可能な任意の位置
に、ニトロ基、スルフォン基、カルボキシル基、水酸
基、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン基、メルカ
プト基等の置換基を有する化合物がある。
【0006】これらのアントラキノン誘導体またはアク
リドン誘導体は、アントラキノンまたはアクリドンまた
はそれらに置換基を導入した化合物を常法によりアミノ
置換することにより得られる。アミノ置換の方法として
は、例えば、出発原料のアントラキノンまたはアクリド
ンを混酸等によりニトロ化した後、鉄、亜鉛、錫等の金
属と塩酸、酢酸等の酸との組み合わせ、鉄、亜鉛、錫等
の金属と水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リとの組み合わせ、あるいは硫化水素およびそのアルカ
リ金属塩、ハイドロサルファイト等の還元剤により還元
するかあるいは、電解還元や接触還元することによりア
ミノ置換を行う方法や、アンモノリシスによりハロゲン
基、スルホン基、水酸基をアミノ置換する方法がある。
【0007】本発明の芳香族アミノ基を有するアントラ
キノン誘導体またはアクリドン誘導体は、又、アントラ
キノン骨格もしくはアクリドン骨格に−SO2 −、−C
O−、−CH2 NHCOCH2 −、−CH2 −等の2価
の結合基を介して芳香族アミノ化合物が結合した化合
物、およびこれらの化合物の置換可能な任意の位置にニ
トロ基、スルフォン基、カルボキシル基、水酸基、アル
キル基、アルコキシル基、ハロゲン基、メルカプト基等
の置換基を有する化合物を挙げることができる。これら
の化合物はアントラキノンまたはアクリドンまたはそれ
らに置換基を導入した化合物に、−SO2 Cl、−CO
Cl、−CH2 NHCOCH2 Cl、−CH2 Cl等の
置換基を常法により導入し、これらの置換基と結合しう
る置換基、例えばアミノ基や水酸基と芳香族アミノ基の
両方を含有する化合物、例えば、o−フェニレンジアミ
ン、m−フェニレンジアミン、2−アミノフェノール、
3−アミノフェノール、4−アミノフェノール等を結合
させることより得ることができる。
【0008】本発明の芳香族アミノ基を有するアントラ
キノン誘導体またはアクリドン誘導体をジアゾ化する方
法は、従来公知の芳香族一級アミンのジアゾ化法に準じ
て行うことが出来る。また、このジアゾニウム塩は必要
に応じて塩化亜鉛、塩化第2スズ等の安定化剤を用いて
より安定な複塩の形態で単離することもできる。
【0009】本発明の重合方法は芳香族アミノ基を有す
るアントラキノン誘導体またはアクリドン誘導体をジア
ゾ化したジアゾ化生成物を付加重合性単量体存在下で分
解し生成するフリージカルを重合開始剤として上記の単
量体を重合させると同時にアントラキノン誘導体または
アクリドン誘導体と共有結合させる方法である。重合の
形態は従来公知の重合方法、例えば溶液重合、乳化重
合、懸濁重合、塊状重合などいずれの方法でも重合が可
能であるが、水性ビヒクルに使用する場合は水溶性の有
機溶媒中での溶液重合か、あるいは乳化重合が有利であ
る。
【0010】ジアゾ化生成物を分解する方法は、反応系
を40〜120℃に加熱してもよいし、無機または有機
の還元剤、例えばナトリウム、リチウム、マグネシウ
ム、カルシウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属
類、亜鉛、アルミニウム、イリジウム、クロム、スズ、
セリウム、チタン、鉄、銅、バナジウム等の重金属及び
それらの金属塩化合物、水素化ジイソブチルアルミニウ
ム、有機スズ水素化物、ヒドロシラン等の金属水素化
物、水素化アルミニウムリチウム、水素化アルミニウム
ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リ
チウム、水素化ホウ素カルシウム、水素化ホウ素カリウ
ム、水素化ホウ素亜鉛、水素化ホウ素テトラアルキルア
ンモニウム等の金属水素錯化合物、ジボラン及び置換ジ
ボラン、ヒドラジン、ジイミド、トリアルキルホスフィ
ン、トリフェニルホスフィン、トリアルキルホスフィッ
ト、ヘキサメチルホスホラストリアミド等のリン化合物
等で分解してもよい。
【0011】付加重合性単量体と重合開始剤となる芳香
族アミノ基を有するアントラキノン誘導体またはアクリ
ドン誘導体の割合は、重合開始剤のモル数に対して付加
重合性単量体のモル数が10〜10000倍の範囲であ
り、得られる分散剤の重量平均分子量が2000〜10
0000となるように選択することが好ましい。また重
合の反応系の違いにより重合開始剤の反応率が異なり未
反応の開始剤が残留する場合もあるが、分散剤の性能に
は何ら影響を与えない。
【0012】本発明の付加重合性単量体は、従来公知の
付加重合性単量体をすべて用いることが出来る。例え
ば、不飽和カルボン酸及びそれらのエステル類、酸無水
物、酸クロライド、酸アミド、メチロール酸アミド及び
アルキルメチロール酸アミド等の誘導体、ビニル系単量
体、ジエン系単量体、エチレン等がある。酸性官能基を
有する付加重合性単量体としては、アクリル酸、メタク
リル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル
酸等の不飽和カルボン酸がある。
【0013】その他の付加重合性単量体としては、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−
ブチル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)ア
クリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)ア
クリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、
(メタ)アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、ジアセトンアクリルアミド、グリシジル(メタ)ア
クリレート、(メタ)アクリル酸クロライド、クロトン
酸メチル、クロトン酸エチル、クロトン酸プロピル、ク
ロトン酸n−ブチル、クロトン酸イソプロピル、クロト
ン酸イソブチル、クロトン酸2−エチルヘキシル、クロ
トン酸n−ヘキシル、クロトン酸ラウリル、クロトン酸
2−ヒドロキシエチル、クロトン酸2−ヒドロキシプロ
ピル、クロトンアミド、N−メチロールクロトンアミ
ド、ジアセトンクロトンアミド、グリシジルクロトネー
ト、クロトン酸クロライド、イタコン酸モノメチル、イ
タコン酸モノエチル、イタコン酸モノプロピル、イタコ
ン酸モノ−n−ブチル、イタコン酸モノイソプロピル、
イタコン酸モノイソブチル、イタコン酸モノ−2−エチ
ルヘキシル、イタコン酸モノ−n−ヘキシル、イタコン
酸モノラウリル、イタコン酸モノ−2−ヒドロキシエチ
ル、イタコン酸モノ−2−ヒドロキシプロピル、イタコ
ンアミド、N−メチロールイタコンアミド、ジアセトン
イタコンアミド、モノグリシジルイタコネート、イタコ
ン酸クロライド、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジエ
チル、イタコン酸ジプロピル、イタコン酸ジ−n−ブチ
ル、イタコン酸ジイソプロピル、イタコン酸ジイソブチ
ル、イタコン酸ジ−2−エチルヘキシル、イタコン酸ジ
−n−ヘキシル、イタコン酸ジラウリル、イタコン酸ジ
−2−ヒドロキシエチル、イタコン酸ジ−2−ヒドロキ
シプロピル、イタコンジアミド、N,N−ジメチロール
イタコンジアミド、ジアセトンイタコンジアミド、ジグ
リシジルイタコネート、無水イタコン酸、マレイン酸−
モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノプ
ロピル、マレイン酸モノ−n−ブチル、マレイン酸モノ
イソプロピル、マレイン酸モノイソブチル、マレイン酸
モノ2−エチルヘキシル、マレイン酸モノn−ヘキシ
ル、マレイン酸モノラウリル、マレイン酸モノ−2−ヒ
ドロキシエチル、マレイン酸モノ−2−ヒドロキシプロ
ピル、マレインモノアミド、N−メチロールマレインア
ミド、ジアセトンマレインアミド、モノグリシジルマレ
ート、マレイン酸クロライド、マレイン酸ジメチル、マ
レイン酸ジエチル、マレイン酸ジプロピル、マレイン酸
ジ−n−ブチル、マレイン酸ジイソプロピル、マレイン
酸ジイソブチル、マレイン酸ジ−2−エチルヘキシル、
マレイン酸ジ−n−ヘキシル、マレイン酸ジラウリル、
マレイン酸ジ−2−ヒドロキシエチル、マレイン酸ジ−
2−ヒドロキシプロピル、マレインジアミド、N,N−
ジメチロールマレインジアミド、ジアセトンマレインジ
アミド、ジグリシジルマレート、無水マレイン酸、フマ
ル酸モノメチル、フマル酸モノエチル、フマル酸モノプ
ロピル、フマル酸モノ−n−ブチル、フマル酸モノイソ
プロピル、フマル酸モノイソブチル、フマル酸モノ−2
−エチルヘキシル、フマル酸モノ−n−ヘキシル、フマ
ル酸モノラウリル、フマル酸モノ−2−ヒドロキシエチ
ル、フマル酸モノ−2−ヒドロキシプロピル、フマルア
ミド、N−メチロールフマルアミド、ジアセトンフマル
アミド、モノグリシジルフマレート、フマル酸クロライ
ド、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジ
プロピル、フマル酸ジ−n−ブチル、フマル酸ジイソプ
ロピル、フマル酸ジイソブチル、フマル酸ジ−2−エチ
ルヘキシル、フマル酸ジ−n−ヘキシル、フマル酸ジラ
ウリル、フマル酸ジ−2−ヒドロキシエチル、フマル酸
ジ−2−ヒドロキシプロピル、フマルジアミド、N,N
−ジメチロールフマルジアミド、ジアセトンフマルジア
ミド、ジグリシジルフマレート等のカルボン酸アルキル
がある。又、ビニル系単量体としては、酢酸ビニル、ビ
ニルアルコール、塩化ビニル、ビニルトルエン、スチレ
ン、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビ
ニルプロピルエーテル、ビニルn−ブチルエーテル、ビ
ニルイソプロピルエーテル、ビニルイソブチルエーテ
ル、アクリロニトリル、塩化ビニリデン、フッ化ビニ
ル、フッ化ビニリデン、ビニルカルバゾール、ビニルピ
ロリドン、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール等があ
り、ジエン系単量体としては、ブタジエン、クロロプレ
ン、イソプレン等がある。
【0014】これらの単量体は上記の不飽和カルボン酸
を必須成分とする以外は任意の割合で使用することが出
来るが、顔料を分散させるビヒクルに用いられる樹脂の
組成に類似した単量体を用いた方がより大きな効果が得
られる。また用いられる不飽和カルボン酸の割合は全単
量体に対して5〜30重量%が好ましい。本発明の顔料
分散剤は上記の単量体を選択することにより、現在使用
されているほとんどすべてのタイプの水性のインキまた
は塗料に対して効果を有し、さらに好ましくはアクリル
共重合タイプの水溶性樹脂または水分散性樹脂の単独ま
たは混合物からなる水性のインキまたは塗料に対して効
果が大きい。また、着色がほとんど無いためあらゆる色
相のインキまたは塗料に使用できる利点を有する。本発
明の顔料分散剤を使用する場合、乾燥した粉末状で使用
してもよいし、使用されるインキまたは塗料と相溶性の
ある溶媒に溶解あるいは分散したものを使用してもよ
い。特に水性ビヒクルに使用する場合は顔料分散剤を無
機アルカリ、アンモニア、有機アミンで中和して水を添
加することによって得られる溶液または分散液や、乳化
重合により得られる顔料分散剤の水性分散体の使用が工
業的に有利である。
【0015】中和に用いられる無機アルカリとしては例
えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カル
シウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等があ
り、有機アミンとしては例えば、アンモニア、メチルア
ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、プロピルアミ
ン、ジプロピルアミン、トリプロピルアミン、ブチルア
ミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、イソブチル
アミン、ジイソブチルアミン、2−ブタンアミン、N−
(1−メチルプロピル)−1−プロパンアミン、N,N
−ジメチルブチルアミン、1,2−ジメチルプロピルア
ミン、N−エチル−1,2−ジメチルプロピルアミン、
アリルアミン、ジアリルアミン、トリアリルアミン、
N,N−ジメチルアリルアミン、N−メチルジアリルア
ミン、3−ペンチルアミン、N,N−ジイソプロピルエ
チルアミン、2−(ヒドロキシメチルアミノ)エタノー
ル、2−アミノロパノール、3−アミノロパノール、ト
リエタノールアミン、ジメチルアミノプロパノール、N
−イソブチルジエタノールアミン、3−メトキシプロピ
ルアミン、3−エトキシロピルアミン、3−プロピルオ
キシプロピルアミン、3−イソプロピルオキシプロピル
アミン、3−ブトキシプロピルアミン等がある。
【0016】乾燥した粉末を使用する場合は顔料の分散
時に添加してもよいし、あらかじめ顔料と混合して使用
してもよい。溶媒に溶解あるいは分散したものを使用す
る場合は顔料の分散時または塗料化後のどちらで添加し
てもよく、顔料の水または溶剤のスラリーに添加し顔料
の表面に吸着させ、濾過後必要に応じて乾燥した顔料組
成物として使用してもよい。本発明の顔料組成物は本発
明の顔料分散剤を顔料に混合することによって得られ
る。混合の方法は乾燥した顔料分散剤の粉末を顔料と混
合してもよいし溶媒に溶解あるいは分散した顔料分散剤
を顔料の水または溶剤のスラリーに添加し濾過後必要に
応じて乾燥するのが最も簡便であるが、アゾ顔料におい
てはカップリング中、フタロシアニン顔料、キナクリド
ン顔料及びジオキサジン顔料などにおいてはソルトミリ
ング法および硫酸溶解法などの顔料化工程中に顔料分散
剤の粉末あるいは溶液あるいは分散液を添加し顔料の表
面に吸着させる方法によっても得ることが出来る。
【0017】本発明において顔料分散剤の使用される割
合は顔料100重量部に対して0.1〜30重量部であ
って、0.1重量部よりも少ないと効果が得られず、3
0重量部よりも多く用いるとインキまたは塗料に用いた
場合の皮膜の性能に悪影響を及ぼす。本発明の顔料組成
物に使用される顔料は例えば、フタロシアニン顔料、不
溶性アゾ顔料、アゾレーキ顔料、アントラキノン顔料、
キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、ジケトピロロピ
ロール顔料、アントラピリミジン顔料、アンサンスロン
顔料、インダンスロン顔料、フラバンスロン顔料、ペリ
ノン顔料、ペリレン顔料、チオインジゴ顔料、カーボン
ブラック、酸化鉄、鉛白、鉛丹、群青、紺青、酸化コバ
ルト、二酸化チタン、二酸化チタン被覆雲母、ストロン
チウムクロメート、チタニウムイエロー、チタンブラッ
ク、ジンククロメート、鉄黒、モリブデンレッド、モリ
ブデンホワイト、リトポン、エメラルドグリーン、カド
ミウムイエロー、カドミウムレッド、コバルトブルー等
がある。
【0018】本発明の水性顔料分散体に使用される水性
樹脂は、アクリル共重合体系、スチレン−アクリル酸共
重合体系、スチレン−マレイン酸共重合体系、アルキド
系、エポキシ系、ポリエステル系、ウレタン系等の水分
散樹脂または水溶性樹脂が有るが、特に、アクリル共重
合体系の水分散樹脂または水溶性樹脂が好ましい。アク
リル共重合体系樹脂は(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル50〜80重量%、アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸、イタコン酸等のカルボン酸含有単量体5〜3
0重量%およびその他の単量体0〜20重量%を乳化重
合または水溶性溶媒中で溶液重合して得られる、重量平
均分子量5000〜300000、酸価が1〜200の
樹脂である。上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)ア
クリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソプロピ
ル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル
酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル等がある。上記その他
のモノマーとしては、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキ
シエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピ
ル、アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
ジアセトンアクリルアミド、グリシジル(メタ)アクリ
レート、スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、アク
リロニトリル、ビニルアルコール、エチレン等がある。
【0019】上記水分散性樹脂は、乳化剤を添加した水
性媒体に上記モノマーの混合物を滴下して乳化重合する
ことによって製造することができる。乳化剤の代わりに
または乳化剤と併用して高分子量の分散剤を使用しても
よい。また、本発明の水分散性樹脂は樹脂中に組み込ま
れたカルボン酸をアミンまたはアンモニア等の添加によ
り中和して水性分散体中に分散させてもよい。例えば、
親水性有機溶媒中で重合された遊離のカルボン酸を有す
るアクリル系共重合樹脂をアンモニアまたは有機アミン
で中和して水を添加することによって水分散性樹脂を得
ることができる。ここで用いられる有機アミンとしては
上述したものがここでも使用できる。
【0020】上記水溶性樹脂は親水性有機溶媒中で上記
モノマーから重合された遊離のカルボン酸を有するアク
リル系共重合樹脂を上記の有機アミンで中和して水を添
加することによって得ることができる。本発明に使用さ
れる水性樹脂の水性媒体は、水のみであってもよいが、
場合によってはエチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、n−プロピルアルコール、n−ブタノール等のア
ルコール系溶剤や、エチレングリコールまたはジエチレ
ングリコールのモノまたはジアルキルエーテル等の水混
和性有機溶剤を水性媒体中の50重量%まで混和させる
ことができる。
【0021】本発明の水性顔料分散体の製造方法は、顔
料と顔料分散剤をそれぞれ水性樹脂の分散液または溶液
に配合するのが最も簡便である。あるいは顔料と顔料分
散剤とからなる顔料組成物を水性樹脂の分散液または溶
液に配合することもできる。それぞれの配合割合は、顔
料100重量部、顔料分散剤0.1〜30重量部および
水性樹脂の固形分5〜200重量部である。顔料または
顔料組成物を水性樹脂の分散液または溶液に分散させる
には、ディゾルバー、ハイスピードミキサー、ホモミキ
サー、サンドミル、アトライター等の分散機を使用する
ことが好ましい。本発明の水性顔料分散体は、水性印刷
インキあるいは水性塗料として、およびそれらの濃縮分
散体として使用することができる。
【0022】
【実施例】
製造例1 冷却した98%硫酸20部に亜硝酸ナトリウム0.7部
を加え70℃まで加熱したのち再び冷却して2−アミノ
アントラキノン2.2部を10℃以下で加えた。そのま
ま10℃で1時間攪拌したのち、10℃以下に冷却した
アクリル酸エチル10部、メタクリル酸メチル10部、
メタクリル酸5部、ジエチレングリコールジメチルエー
テル50部からなる溶液に滴下した。窒素気流中で加熱
し80℃で2時間重合させたのち、水100部を加えて
樹脂分を析出させろ過、水洗、乾燥、粉砕して樹脂粉末
24部を得た。
【0023】製造例2 冷却した98%硫酸20部に亜硝酸ナトリウム0.7部
を加え70℃まで加熱したのち再び冷却して2−アミノ
アントラキノン2.2部を10℃以下で加えた。そのま
ま10℃で1時間攪拌したのち10℃以下に冷却された
25%塩化亜鉛水溶液200部に滴下してジアゾニウム
化合物の塩化亜鉛複塩を析出させろ過、水洗した。得ら
れたプレスケーキを、アクリル酸エチル10部、メタク
リル酸メチル10部、メタクリル酸5部、ジエチレング
リコールジメチルエーテル50部からなる溶液に分散さ
せ窒素気流中で30分間攪拌したのち20%三塩化チタ
ン水溶液5部を加え60℃で2時間重合を行った。トリ
エタノールアミン水溶液でpH8に調製して固形分22
%の樹脂分散液99部を得た。
【0024】製造例3 冷却した98%硫酸20部に亜硝酸ナトリウム0.7部
を加え70℃まで加熱したのち再び冷却して2−アミノ
アントラキノン2.2部を10℃以下で加えた。そのま
ま10℃で1時間攪拌したのち10℃以下に冷却された
25%塩化亜鉛水溶液200部に滴下してジアゾニウム
化合物の塩化亜鉛複塩を析出させろ過、水洗した。得ら
れたプレスケーキを、アクリル酸エチル1000部、メ
タクリル酸メチル1000部、メタクリル酸500部、
ラウリル硫酸ナトリウム200部、水5000部からな
る冷却された乳化液に分散させ窒素気流中で30分間攪
拌したのち20%三塩化チタン水溶液500部を加え6
0℃で2時間重合を行いアンモニア水でpHを8に調製
し、固形分25%の樹脂分散液10000部を得た。
【0025】製造例4〜6 製造例1〜3において2−アミノアントラキノンの代わ
りに2−アミノアクリドンを使用してそれ以外は全く同
様にして樹脂粉末及び樹脂分散液を得た。
【0026】実施例1 C.I.Pigment Blue 15:1 10部、製造例1で得られた樹脂
粉末1部、重量平均分子量25000 、酸価60のアクリル樹
脂溶液 (固形分20%)12.5部、イオン交換水20部、及び 3
mmφアルミナビーズ150 部を225 mlのガラス容器に入れ
ペイントコンディショナーで3 時間分散させた。上記の
アクリル樹脂37.5部とメチル化メラミン樹脂 (商品名
サイメル303 三井サイアナミッド製)4.3部を加えて混合
し水性塗料を得た。得られた水性塗料を 4ミルのフィル
ムアプリケーターでPET フィルム上に展色し140 ℃で30
分間焼き付けたところ優れた皮膜光沢が得られた。光沢
の測定はデジタル変角光沢計により20°グロスを測定し
た。測定結果は表1に示す。
【0027】実施例2〜20 実施例1に準じて種々の顔料に対して製造例2〜6で得
られた樹脂粉末および樹脂分散液を用いて塗料化を行っ
た(但し、樹脂分散液の添加量は固形分換算。)ところ
同様に優れた皮膜光沢が得られた。それらの結果を表1
及び表2に示す。
【0028】実施例21 C.I.Pigment Blue 15:1 20 部を含むウェットケーキを
水200 部に分散させ、製造例2で得られた樹脂分散液
4.5部を加えて混合した。次いで濾過、水洗、乾燥、
粉砕して顔料組成物23部を得た。得られた顔料組成物を
下記の方法で塗料化、展色したところ優れた皮膜光沢が
得られた。測定結果は表1に示す。
【0029】(塗料化及び展色方法)顔料組成物10部、重
量平均分子量25000 、酸価60のアクリル樹脂溶液 (固形
分20%)12.5部、イオン交換水20部、及び 3mmφアルミナ
ビーズ150 部を225 mlのガラス容器に入れペイントコン
ディショナーで3 時間分散させた。上記のアクリル樹脂
37.5部とメチル化メラミン樹脂 (商品名 サイメル303
三井サイアナミッド製)4.3部を加えて混合し水性塗料を
得た。得られた水性塗料を 4ミルのフィルムアプリケー
ターでPET フィルム上に展色し140 ℃で30分間焼き付け
た。光沢の測定はデジタル変角光沢計により20°グロス
を測定した。
【0030】実施例22〜24 実施例21に準じて種々の顔料に製造例2、3、5およ
び6で得られた顔料分散液をを混合し、塗料化、展色し
たところ同様に優れた皮膜光沢が得られた。それらの結
果を表1に示す。
【0031】比較例 実施例1〜24に用いた顔料を製造例1〜6で得られた
樹脂粉末または樹脂分散液を加えずに塗料化、展色した
ところ加えたものに比べて光沢は劣っていた。それらの
結果を表1及び表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】本発明により、経時によって増粘したり
皮膜の物性に悪影響を及ぼす等の欠点がなく、既存の高
品位を有する油性塗料に匹敵する鮮明性、着色力等はも
とより、高度な光沢、鮮明性、着色力等を満足する水性
塗料、水性印刷インキ等の顔料分散を得ることができ
る。又、アントラキノン誘導体またはアクリドン誘導体
はそれ自体着色がほとんどないため、顔料の色相に対し
て考慮することなく、汎用の顔料分散剤として使用する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 7/02 PSM 7211−4J 17/00 PUJ 7415−4J // C08F 4/04 MEG 7242−4J (72)発明者 藤ケ森 勉 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族アミノ基を有するアントラキノン
    誘導体またはアクリドン誘導体をジアゾ化したジアゾ化
    生成物を重合開始剤として酸性官能基を有する付加重合
    性単量体を含む付加重合性単量体を重合せしめてなる顔
    料分散剤。
  2. 【請求項2】 顔料100重量部および請求項1記載の
    顔料分散剤0.1〜30重量部からなる顔料組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の顔料組成物および水性樹
    脂からなる水性顔料分散体。
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