JPH06206990A - スルホアミド基含有アンスラキノン着色剤化合物 - Google Patents

スルホアミド基含有アンスラキノン着色剤化合物

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JPH06206990A
JPH06206990A JP5301946A JP30194693A JPH06206990A JP H06206990 A JPH06206990 A JP H06206990A JP 5301946 A JP5301946 A JP 5301946A JP 30194693 A JP30194693 A JP 30194693A JP H06206990 A JPH06206990 A JP H06206990A
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ウエーバー,マックス・アーリン
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/68Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G63/688Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing sulfur
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】 【構成】次式 【化1】 の基本骨格を有し、スルホンアミド基で置換されるアリ
ール側基を有するアントラキノン染料。 【効果】 ポリエステル中に共重合させて、着色ポリエ
ステルを製造できる着色剤として有効である。得られた
着色ポリエステルは光堅牢性であり、着色ポリエステル
から遊離することがなく安定である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル中に共重
合させて着色ポリエステルを提供するための反応性アン
スラキノン誘導体着色剤に関するものである。
【0002】
【従来技術】米国特許第4,359,570号において
は、重合したアンスラキノン染料を着色剤として含む着
色ポリエステル組成物が開示されている。その特許に記
載された染料はアリール側基をもっている。このアリー
ル側基は−S−または−NH−基を介してアンスラキノ
ン核へ結合し少くとも一つの位置において−COOR−
基で以て置換されている。Rは水素、低級アルキルまた
は低級ヒドロキシアルキルであることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この特許のポリエステ
ルは黄色と赤にかぎられ、さらに記述されるアンスラキ
ノンは所望濃度よりも低い濃度で組入れ得るにすぎな
い。
【0004】本発明は黄色および赤色の他に青色を提供
する。さらに、これらの着色剤は米国特許第4,35
9,570号の濃度よりも高濃度でつくり且つポリエス
テル中へ組入れることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ポリエ
ステル中に共重合されるアンスラキノン染料で、この染
料がアリール側基をもちこの側基がスルホンアミド基で
以て置換されていることを特徴とする、ポリエステル用
着色剤が提供される。
【0006】本発明のポリエステルに対して有用である
好ましい着色剤は次の一般式で表わされる。
【0007】
【化5】 式中において、[R1とR2は各々存在するT置換基の数
に応じて水素または1−3個の置換基を表わし、そして
独立に、アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、アル
キルスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アルカノ
イルアミノ、アロイルアミノ、アルキルチオ、アリール
アミノ、アミノ、シクロアルキルアミノ、アルカノイ
ル、アルオイル、アリールスルホニル、CF3、アリー
ルスルファモイル、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニ
トロ、スルファモイル、アルキルスルファモイル、ジア
ルキルスルファモイル、カルバモイル、アルキルカルバ
モイル、およびジアルキルカルバモイルから選ばれ];
そして[Tは環Aおよび/またはB上の何れかの位置に
おける式
【化6】 の1−4個の独立に選ばれる置換基であり、ここに{各
々のZは−NH−,−S−,−O−,−NHR−,−S
R−,−SRS−,−SRO−,SRSR−,NHRO
−,−NHRORO−,−NHRS−,−NHRSR
−,−NHRN(COR)−,−NHRN(SO2R)
−,−ORO−,−OR−,−OROR−,−OROR
O−,−ORSR−,および−ORN(COR)RO−
から独立に選ばれる2価結合基であり、最も好ましくは
−NH−であり、ここでRはアルキレン(アルカンジイ
ル)、アリーレンまたはシクロアルキレンであり};
{R3は水素を表わすか或いはアルキル、アルコキシ、
シアノ、アルカノイルアミノ、ハロゲン、およびアルキ
ルチオから独立に選ばれる1−3個の置換基を表わ
し};{各々のR4は水素、アルキル、シクロアルキル
およびアリールから独立に選ばれ};各々のR5はアル
キレン、アリーレン、シクロアルキレン、アリーレンア
ルキレン、アリーレンオキシアルキレン、アリーレンチ
オアルキレン、アルキレンチオアルキレン、アルキレン
オキシアルキレン、アリーレンジアルキレン、およびシ
クロヘキシレンジアルキレンから独立に選ばれ};{各
々のQはヒドロキシ、カルボキシおよび−COO−(ア
ルキル、アリールまたはシクロアルキル)から独立に選
ばれる1−3個の基を表わし}];そしてR1−R5基の
アルキル、アルキレン、シクロアルキル、シクロアルキ
レン、アリールおよびアリーレンの成分または部分、例
えばアルコキシ基のアルキレン部分は以下の1−3個で
以て置換されていてもよく、それらが、ヒドロキシ;ハ
ロゲン;シアノ;アミノ;アルコキシ;アルコキシカル
ボニル;アロイルオキシ;アルコキシアルコキシ;ヒド
ロキシアルコキシ;スクシンイミド;グルタルイミド;
フタルイミド;フタルイミジノ;2−ピロリドノ;シク
ロヘキシル;フェノキシ;フェニル;アルキル、アルコ
キシ、アルコキシカルボニル、ハロゲン、アルカノイル
アミノまたはシアノで以て置換したフェニル;アクリル
アミド;アルケニル;ベンゾイルスルホニックイミド;
Yが−NH−, あるいは−CH2−O−である式
【化7】 の基;R6がアルキル、1−3個のハロゲン、ヒドロキ
シ、フェノキシ、アリール、シアノ、シクロアルキル、
アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルカノイルオキ
シ、あるいはアルコキシで以て置換したアルキル;フェ
ニル、1個以上のハロゲン、アルキル、アルコキシ、ア
ルカノールアミノ、シアノあるいはアルコキシカルボニ
ルで以て置換したフェニル;ピリジニル、ピリミジニ
ル、2−ベンズオキサゾリル、2−ベンズイミダゾリ
ル、2−ベンゾチアゾリルまたは
【化8】 から選ばれる−S−R6;−SO28;−COOR8;−
OXR8;−NH−X−R8;−CONR77;(ここ
に、Xは−CO−,−COO−,あるいは−SO2−で
あり;R8はアルキル、アリール、シクロアルキルから
選ばれるか、または、これらの基のハロゲン、ヒドロキ
シ、フェノキシ、アリール、アルキル、シアノ、シクロ
アルキル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アルカ
ノイルオキシおよびアルコキシから独立に選ばれる1−
3個の置換基で以て適切に置換された各々、から選ば
れ、かつXが−CO−であるときにはR8はさらに水
素、アミノ、アルケニル(例えば−CH=CH2)、ア
ルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリルアミノおよび
フリルから選ばれ、R7は水素、アルキル、アリール、
アルコキシ置換アリール、シクロアルキル、アミノ、ア
ルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、フ
リル、および、1−3個のハロゲン、ヒドロキシ、フェ
ノキシ、アリール、シアノ、シクロアルキル、アルキル
スルホニル、アルキルチオ、アルカノイルオキシ、ある
いはアルコキシで以て置換したアルキルである);1−
3個のヒドロキシ、シアノ、アルカノイルオキシまたは
アルコキシで以て置換したアルコキシアルコキシ;並び
に1−3個のアルキル、アルコキシまたはハロゲンで以
て置換したフェノキシ;である。
【0008】ただ1個だけのTが存在するときには着色
剤は連鎖停止剤として作用することが認められる。
【0009】R1とR2の各々について好ましいのは、H
のほかに、ハロゲン、−OH,−CN,−NH2,−N
2,アルキル,1−3個のフェノキシ,アセトキシ,
ハロゲンまたはアルコキシで以て置換されたアルキル,
ベンゾイル,アルコキシ,ヒドロキシアルコキシ,アル
カノイル,カルバモイル,アルキルカルバモイル,ジア
ルキルカルバモイル,フェニルスルホニル,アルキルス
ルホニル,ヒドロキシアルキルスルホニル,スルファモ
イル,アルキルスルファモイル,ジアルキルスルファモ
イル,ヒドロキシアルキルスルファモイル,アルキルチ
オ,ヒドロキシアルキルチオ,アルキルアミノ,アルア
ルキルアミノ,シクロヘキシルアミノ,アセタミド,フ
ェニルスルホンアミド,およびアルキルスルホンアミド
から独立に選ばれる1−3個の置換基である。R3につ
いて好ましいのは、Hのほかに、アルキル,アルコキ
シ,ハロアルコキシ,ハロゲン,アルキルチオ,−C
N,およびアルカノイルアミノから独立に選ばれる1−
3個の基である。R4について好ましいのは、Hのほか
に、アルキル,フェニル,シクロヘキシル,ヒドロキシ
アルキルおよびベンジルである。R5について好ましい
のは、アルキレン,フェニル置換アルキレン,アルキレ
ンオキシアルキレン,アルキレンアリーレン,アルキレ
ンシクロヘキシレン,アルキレンシクロヘキシレンアル
キレン,アルキレンオキシアリーレン,アルキレンオキ
シカルボニルアリーレン,アルキレン−チオアリーレ
ン,アリーレンおよびシクロヘキシレンから独立に選ば
れる1−3個の置換基であり、この場合、環は非置換で
あるか、ハロゲン,アルキルおよびアルコキシから独立
に選ばれる1−3個の基で以て置換される。
【0010】上記のR1からR5の基に関して、それらの
アルキル成分またはアルキレン成分上の置換にとって好
ましい置換基は1−3個のフェニル,フェノキシ,ヒド
ロキシ,アルカノイルオキシ,F,Cl,Br,I,あ
るいはアルコキシであり;シクロアルキル成分またはシ
クロアルキレン成分上の置換については1−3個のアル
キルまたはヒドロキシであり;そして、アリール成分ま
たはアリーレン成分上の置換については1−3個のアル
キル,F,Cl,Br,I,アルコキシまたはヒドロキ
シである。
【0011】上記のアルキル成分,アルキレン成分,お
よび,アルコキシ,アルカノイルおよび上記定義の他の
基については1−6個の炭素を含み;アリール成分は6
−10個の炭素を含み;そしてシクロアルキル成分は5
−8個の炭素を含む。
【0012】殆んどいかなる色のポリマーも上述の黄、
赤および青の着色剤の組合わせによって得ることがで
き、それらのポリマーは例えば、成型物品および吹込成
型瓶において有用である。これらの着色剤は優れた熱安
定性をもち、高温の重合条件下で分解あるいは昇華せ
ず、かつポリマーから抽出され得ない。
【0013】これらの着色剤は一般的には以下に示すよ
うに構造Iの中間体をそれらのスルホニルクロライド誘
導体IIへ転化し続いてIIIと反応させることによってIV
が得られる。
【0014】
【化9】 中間体Iは分散染料分野において広く開示されており、
通常は例えばハロゲンのような置換性基を含むアンスラ
キノン化合物をアニリン、フェノールおよびチオフェノ
ールと反応させることによってつくられる。このような
アンスラキノン化合物は代表的には1−クロロ,2−ク
ロロ,1,5−ジクロロ,1,8−ジクロロ,1,4−
ジクロロ,2,6−ジクロロ,1−ブロモ−2−メチ
ル,1−ブロモ−2−メトキシ,1−ブロモ−4−メチ
ルアミノ,1−アミノ−4−ブロモ−2−メトキシ,1
−アミノ−4−アニリノ−2−ブロモ,1−アミノ−4
−ブロモ−2−メチルスルホニル,1,5−ジアミノ−
4,8−ジクロロ,4,5−ジアミノ−1,8−ジヒド
ロキシ−2,6−ジブロモ,1,4,5,8−テトラク
ロロ,1,4−ジアミノ−5,8−ジクロロ,1,4−
ジアミノ−6−クロロ,1−アミノ−2,4−ブロモ,
1−アミノ−4−ブロモ−2−クロロ,1−ブロモ−4
−シクロヘキシルアミノ,1−ブロモ−4−フェニルエ
チルアミノ,2,6−ジブロモ−1,4,5,8−テト
ラアミノ,1−アミノ−4−ブロモ−2−メチルチオ,
および1,4−ジアミノ−2,3−ジクロロ,のような
置換基を保持している。
【0015】ヒドロキシ基またはニトロ基を含むいくつ
かのアンスラキノンは芳香族アミンと反応させて本発明
において有用である中間体を生成させることができる。
このような反応剤はキニザリン,6−クロロキニザリ
ン,6−メチルキニザリン,1,4,5,8−テトラヒ
ドロキシアンスラキノン,1−ニトロアンスラキノン,
2−ニトロアンスラキノン,1,5−ジニトロアンスラ
キノン,および、1,8−ジヒドロキシ−4,5−ジニ
トロアンスラキノンを含む。
【0016】中間体Iは通常はクロロスルホン酸で以て
直接に処理することによってクロロスルホン化してスル
ホニルクロライドIIを生成させることができ、これを次
にアミンIIIと反応させて所望の着色剤を生成させる。
化合物IIIの代表的なものは、2−アミノエタノール、
2,2’−イミノジエタノール、1−アミノ−2,3−
プロパンジオール、メチル−アンスラニレート、メチル
−m−アミノベンゾエート、p−アミノ安息香酸、m−
アミノフェノール、6−アミノヘキサノン酸、β−アラ
ニン、グリシリエチル−エステル、p−アミノ−フェノ
キシエタノール、2−メチルアミノエタノール、および
2−アニリノエタノールである。
【0017】化合物IVへの別の有用な経路は活性なハロ
ゲン、ヒドロキシあるいはニトロ置換基をもつアンスラ
キノンと構造
【化10】 の中間体との反応を含むが、しかし、前述経路は一般的
により利用性がある。
【0018】以下の製造例及び実施例により、本発明を
更に説明する。
【0019】実施例1 1,5−ジ(o−アニシジノ)アンスラキノンの製造 1,5−ジクロロアンスラキノン(55.4g,0.2
0モル)、o−アニシリジン(205g,1.67モ
ル)、酢酸カリウム(49.0g,0.50モル)、お
よび銅青銅(1g)の混合物を150−155℃におい
て3時間加熱した。反応混合物を冷却し、イソプロパノ
ールを撹拌を容易にするために添加し、そして混合物を
140mlの濃HClを含む200mlの水の中に入れ
た。沈澱を濾過によって単離し、水で洗い次いでメタノ
ールで以て洗滌した。この固体(メタノールで未だ湿っ
ている)をメチルセロソルブ中で加熱し混合物を冷却し
固体を濾過によって捕集しメタノールで洗滌することに
よって、精製を達成した。乾燥後、結晶性固体の重量は
81.6g(理論収量の90.6%)であった。
【0020】実施例2 1,5−ジ(o−アニシジノ)アンスラキノンのクロロ
スルホン化 クロロスルホン酸(225g)へ1,5−ジ(o−アニ
シジノ)アンスラキノン(22.5g)を撹拌しながら
且つ35℃以下で添加した。40−45℃において1時
間加熱後、反応混合物を徐々に20%NaCl溶液50
0gの1000gの氷へ撹拌しながら添加した。1,5
−ジ(2−メトキシ−5−クロロスルホニルアニリノ)
アンスラキノンの沈澱生成物を濾過によって捕集し、氷
水で以て洗滌し、次にアミンと直ちに反応させるように
した。
【0021】実施例3−7 スルホニルクロライドとアミンとの反応 実施例2の水に濡れた生成物を5個の等重量部分に分割
し、各々ピリジン40mlの中の次のアミンの溶液へ添
加した。
【0022】実施例3−m−アミノフェノール(4.4
g,0.04モル) 実施例4−p−アミノフェノール(4.4g,0.04
モル) 実施例5−p−アミノフェニルエタノール(5.5g,
0.04モル) 実施例6−メチル−m−アミノベンゾエート(6.0
g,0.04モル) 実施例7−2−アミノエタノール(2.6g,0.04
モル) 着色剤は25mlの酢酸を含む200mlの水の中へ入
れることによって沈澱させた。濾過による捕集後、暗赤
色固体を水で以て十分に洗い60℃で乾燥した。これら
の固体を更に生成することなくポリエステル中で共重合
可能着色剤として使用した。本発明において有用である
着色剤は代表的着色剤を示す表I−IVの表示によって更
に解説される。
【0023】
【化11】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【表17】
【表18】
【表19】
【表20】
【表21】
【表22】 参考例1 上記の共重合赤色染料の一つを含むポリエステルは次の
ようにしてつくった:145.5g(0.75モル)の
ジメチルテレフタレート(DMT)、85.0g(1.
44モル)のエチレングリコール、100.0gのTi
触媒、および100.0ppmの上記実施例7の赤色染
料を撹拌器、凝縮物取出し装置、および窒素導入口を備
えた500mlの丸底フラスコへ添加した。フラスコと
内容物を約170℃における加熱浴の中に浸した。温度
を195℃へ上げ2時間20分保持し、その間に、エス
テル交換がDMT、エチレングリコール、および染料の
間でおこった。着色剤上の活性基がカルボキシである場
合には、エステル化は染料とエチレングリコールとの間
でおこって染料をポリマー鎖の中へ組込まれることが認
められる。温度を次に285℃へ上げた。すべての上記
反応の間、約2立方フィート/時の窒素パージを反応剤
上で維持した。285℃において、溶融物を0.10m
mの真空下に置き、重合を25分間継続した。得られた
ポリマーは光輝のある赤色でフェノール/テトラクロロ
エタン中で0.58の内部粘度をもっていた。上記調製
中の間、変色またはポリマーからの染料の昇華の証拠は
なかった。
【0024】参考例2−6 参考例1を繰返したが、但し各種の染料を次の通りポリ
エステルを着色するのに使用した: 実施例66の青色染料 実施例70の青色染料 実施例24の黄色染料 実施例13の黄色染料 実施例5の赤色染料 このようなポリマーの赤、青および黄色の染料の組合わ
せを用いて上述の方法またはポリエステル製造業にとっ
て周知の他の方法によってつくり、例えば飲料瓶成型に
有用であるコハク色ポリマーを生成させてよい。本発明
の着色剤を組入れてよいポリエステルの種類は米国特許
第2,465,319、3,668,277、3,56
0,445号および英国特許第578,079号に開示
のようなモノマーからのものを含む。例示すれば、1,
4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン;エチレ
ングリコール;1,2−プロパンジオール;1,3−プ
ロパンジオール、1,2−ブタンジオール、2,2−ジ
メチル−1,3−プロパンジオール;2,3−プロパン
ジオール;1,6−ヘキサンジオール;2−エチルヘキ
サンジオール;1,2−シクロヘキサンジオール;1,
4−シクロヘキサンジオール;1,2−ビス(ヒドロキ
シメチル)シクロヘキサン;1,3−ビス(ヒドロキシ
メチル)シクロヘキサン;xが3,4,または5を表わ
すx、8−ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.
2.1.0]デカン;および鎖中に1個または1個より
多くの酸素原子を含むジオール例えばジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ルまたはトリプロピレングリコール;のような1個また
は1個より多くのジオールから製造されるものである。
一般的には有用なジオールは2個から18個、好ましく
は2個から12個の炭素原子を含む。脂環族ジオールは
それらのシス型またはトランス型あるいは両者の混合物
として用いることができる。
【0025】有用な酸は環状および非環状の両方のジカ
ルボン酸を含む。用語「酸」はここで反応剤を定義する
ために使用するとき、その無水物あるいはエステルなど
のようなその他の反応性種を含む。適当である芳香族お
よび環脂族のジカルボン酸の例は、テレフタル酸、イソ
フタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、テトラヒドロフ
タル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロイソフタ
ル酸、エンドメチレンおよびエンドエチレンテトラヒド
ロフタル酸、ヘキサクロロエンドメチレンテトラヒドロ
フタル酸およびテトラブロモフタル酸である。これら環
脂族ジカルボン酸はそれらのトランス型またはシス型ま
たは両者の混合物として用いることができる。カルボキ
シル基が1,2−位または1,3−位に配置されるジカ
ルボン酸が好ましく、1,2−が特に好ましい。これら
のうち、フタル酸およびヘキサヒドロフタル酸は特に好
ましい。一般的には、環状ジカルボン酸は8個から12
個の炭素原子、好ましくは8個から10個の炭素原子を
含む。炭素環ジカルボン酸が好ましく、例えば、環がベ
ンゼン、シクロヘキサンまたは架橋シクロヘキサン環で
あるモノ炭素環が特に好ましい。また、例えば、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン
酸、デカンジカルボン酸、2,2,4−トリメチルアジ
ピン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸およびシト
ラコン酸も有用である。環状および/または非環状のジ
カルボン酸自体の代りに、低級アルカノールからのエス
テル例えばジメチル、ジエチルまたはジプロピルのよう
なそれらの官能性誘導体を使用することがしばしば好ま
しい。無水物、例えば無水フタル酸、無水ヘキサヒドロ
フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水コハク酸、
無水グルタル酸および無水マレイン酸も同じように使用
できる。
【0026】ポリエステルは慣用的方法に従ってつくる
ことができ、例えば、好ましくは触媒を使用し、不活性
ガス流を導入し或いは導入しないで行い、溶媒中の溶液
縮合、約250℃までの温度またはそれ以上の温度にお
ける溶融縮合あるいは共沸的エステル化、であって、エ
ステル化によって生成する水またはアルカノールが連続
的に除去されるようにする。エステル化はほとんど定量
的におこり、水酸価および酸価によって追跡できる。エ
ステル化温度は易揮発性物質の損失が少ないままである
よう、即ち、エステル化の少くとも第一期の間は工程を
最低沸点出発物質の沸点以下の温度において実施するよ
うに選んでよい。
【0027】本発明において有用である不飽和硬化性ポ
リエステルに関しては、これらは1個または1個より多
くの2価アルコールと1個または1個より多くのジカル
ボン酸またはそれらの無水物とのポリエステル化反応生
成物であり、そして、用語「ポリエステル樹脂」はここ
ではエチレン性不飽和モノマー中で溶解するかまたは架
橋する不飽和ポリエステルを示すのに用いる。代表的な
ものは、(1)1,4−シクロヘキサンジメタノールお
よび/または2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオ
ール、および任意的にはエチレングリコールのような追
加的2価アルコール、および(2)マレイン酸またはフ
マル酸またはマレイン酸無水物と芳香族ジカルボン酸、
のポリエステル化反応生成物であり、この生成物はエチ
レン性不飽和モノマー例えばスチレンと架橋するとき
に、例えば高い耐熱性、高い熱変形値、優れた電気的お
よび機械的性質、および優れた化学抵抗性をもつポリエ
ステル樹脂を生成する。
【0028】不飽和ポリエステルはハイドロキノンなど
のような、ポリエステル化技術においてよく知られたゲ
ル化禁止剤の存在下でつくってもよい。エステル化反応
は例えば窒素のようなガスの不活性雰囲気下において約
6−20時間の間、1gのポリエステルを中和するのに
必要なKOHのミリ当量を基準にして100以下好まし
くは50以下の酸価が得られるまで実施してもよい。得
られるポリエステルはポリエステル用の溶剤および共重
合性モノマーとして使用する周知のエチレン性不飽和モ
ノマーの何れかの中に溶解しその後共重合してよい。こ
のようなモノマーの例はスチレン、アルファ−メチルス
チレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、クロロス
チレン、などおよびそれらの混合物を含む。
【0029】好ましい不飽和ポリエステルは一つまたは
一つより多くの2価アルコール、フマル酸またはマレイ
ン酸または無水物、および合計酸成分の約60モル%ま
でのo−フタル酸、イソフタル酸またはテレフタル酸ま
たは無水物、からつくる。2価アルコール成分として好
ましいのは一つまたは一つより多くのプロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオール、エチレングリコール、
およびジエチレングリコールである。最も好ましい不飽
和ポリエステルはプロピレングリコールとモル比で約1
/2から約2/1のo−フタル酸無水物および無水マレ
イン酸とからつくられる。
【0030】本発明のアンスラキノン染料着色剤は着色
性の量、すなわち、ポリエステルの100万部あたり約
1.0部(ppm)から約3.0重量%、好ましくはポ
リエステルの100万部あたり約2.0から約2500
部、の量で存在する。瓶の成型に好ましいポリエステル
はI.V.が約0.4から約0.8である線状熱可塑性
ポリエステルであり、その酸成分は少くとも50モル%
のテレフタル酸残基から成り、そのグリコール成分は少
くとも約50モル%のエチレングリコールまたは1,4
−シクロヘキサンジメタノール残基から成り、そして1
00万部あたり約0.2から約1500部の一つまたは
一つより多くの上記の共重合される染料を含む。
【0031】特に好ましいポリエステルはジメチルテレ
フタレート、グリコールの合計モル数を基準にして約5
モル%までの1,4−シクロヘキサンジメタノールを含
んでいてよいエチレングリコール、およびポリエステル
の100万部あたり約2.1から約1500部の一つま
たは一つより多くの上記共重合性染料、からつくられ
る。
【0032】本発明のそれの好ましい具体化を特別に参
照して詳細に記述したが、しかし変形および修正は本発
明の精神と範囲の中で実施し得ることは理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウエーバー,マックス・アーリン アメリカ合衆国テネシー州37664,キング スポート,ヒル・ロード 125,ルート 13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の式 【化1】 で表わされる、ポリエステル中へ共重合させるための着
    色剤。[式中、R1とR2は各々存在するT置換基の数に
    応じて水素または1−3個の置換基を表わし、そして独
    立に、アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、アルキ
    ルスルフォニル、アルキルスルフォニルアミノ、アルカ
    ノイルアミノ、アロイルアミノ、アルキルチオ、アリー
    ルアミノ、アミノ、シクロアルキルアミノ、アルカノイ
    ル、アロイル、アリールスルフォニル、CF3、アリー
    ルスルファモイル、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニ
    トロ、スルファモイル、アルキルスルファモイル、ジア
    ルキルスルファモイル、カルバモイル、アルキルカルバ
    モイル、およびジアルキルカルバモイルから選ばれ];
    [Tは環Aおよび/またはB上のいずれかの位置におい
    て式 【化2】 の1−4個の独立に選ばれる置換基であり、この式にお
    いて{各々のZは−NH−,−S−,−O−,−NHR
    −,−SR−,−SRS−,−SRO−,−SRSR
    −,NHRO−,−NHRORO−,−NHRS−,−
    NHRSR−,−NHRN(COR)−,−NHRN
    (SO2R)−,−ORO−,−OR−,−OROR
    −,−ORORO−,−ORSR−,および−ORN
    (COR)ROから独立に選ばれる2価結合基であっ
    て、Rがアルキレン、アリーレン、またはシクロアルキ
    レンであり};{R3は水素を表わすか、またはアルキ
    ル、アルコキシ、シアノ、アルカノイルアミノ、ハロゲ
    ン、およびアルキルチオから独立に選ばれる1−3個の
    置換基を表わし};{各R4は水素、アルキル、シクロ
    アルキルおよびアリールから独立に選ばれ};各R5
    アルキレン、アリーレン、シクロアルキレン、アリーレ
    ンアルキレン、アリーレンオキシアルキレン、アリーレ
    ンチオアルキレン、アルキレンチオアルキレン、アルキ
    レンオキシアルキレン、アリーレンジアルキレン、およ
    びシクロヘキシレンジアルキレンから独立に選ばれ};
    {各Qはヒドロキシ、カルボキシ、−COO−アルキ
    ル、−COO−アリール、および−COO−シクロアル
    キルから独立に選ばれる1−3個の基を表わし}];そ
    して上記の式において、上記のR1−R5基のアルキル、
    アルキレン、シクロアルキル、シクロアルキレン、アリ
    ールおよびアリーレンの成分または部分は非置換のもの
    であるか、あるいは以下の1−3個の基で置換されてい
    てもよく、それらが、ヒドロキシ;ハロゲン;シアノ;
    アミノ;アルコキシ;アルコキシカルボニル;アロイル
    オキシ;アルコキシアルコキシ;ヒドロキシアルコキ
    シ;サクシンイミド;グルタルイミド;フタルイミド;
    フタルイミジノ;2−ピロリドノ;シクロヘキシル;フ
    ェノキシ;フェニル;アルキル、アルコキシ、アルコキ
    シカルボニル、ハロゲン、アルカノイルアミノまたはシ
    アノで以て置換したフェニル;アクリルアミド;アルケ
    ニル;ベンゾイルスルフォニックイミド;Yが あるいは−CH2−O−である式 【化3】 の基;R6がアルキル、1−3個のハロゲン、ヒドロキ
    シ、フェノキシ、アリール、シアノ、シクロアルキル、
    アルキルスルフォニル、アルキルチオ、アルカノイルオ
    キシ、あるいはアルコキシで以て置換したアルキル;フ
    ェニル、1個または1個より多くのハロゲン、アルキ
    ル、アルコキシ、アルカノイルアミノ、シアノあるいは
    アルコキシカルボニルで以て置換したフェニル;ピリジ
    ル、ピリミジニル、2−ベンズオキサゾリル、2−ベン
    ズイミダゾリル、2−ベンゾチアゾリルまたは 【化4】 から選ばれる−S−R6;−SO28;−COOR8;−
    OXR8;−NH−X−R8;−CONR77;−SO2
    NR77;(ここに、Xは−CO−,−COO−,ある
    いは−SO2であり;R8はアルキル、アリール、シクロ
    アルキルから選ばれるか、またはハロゲン、ヒドロキ
    シ、フェノキシ、アリール、アルキル、シアノ、シクロ
    アルキル、アルキルスルフォニル、アルキルチオ、アル
    カノイルオキシ、およびアルコキシから独立に選ばれる
    1−3個の置換基で以て適切なものとして置換したこれ
    らの基の各々、から選ばれ;そしてXが−CO−である
    ときにはR8はさらに水素、アミノ、アルケニル、アル
    キルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノおよび
    フリルから選ばれ;R7は水素、アルキル、アリール、
    アルコキシ置換アリール、シクロアルキル、アミノ、ア
    ルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、フ
    リルから選ばれるか、または1−3個のハロゲン、ヒド
    ロキシ、フェノキシ、アリール、シアノ、シクロアルキ
    ル、アルキルスルフォニル、アルキルチオ、アルカノイ
    ルオキシ、またはアルコキシで以て置換したアルキルで
    ある);1−3個のヒドロキシ、シアノまたはアルカノ
    イルオキシで以て置換したアルコキシ;1−3個のヒド
    ロキシ、シアノ、アルカノイルオキシまたはアルコキシ
    で以て置換したアルコキシアルコキシ;および1−3個
    のアルキル、アルコキシまたはハロゲンで以て置換した
    フェノキシ、である。]
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