JPH06206393A - 半導体収納装置 - Google Patents
半導体収納装置Info
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- JPH06206393A JPH06206393A JP3139736A JP13973691A JPH06206393A JP H06206393 A JPH06206393 A JP H06206393A JP 3139736 A JP3139736 A JP 3139736A JP 13973691 A JP13973691 A JP 13973691A JP H06206393 A JPH06206393 A JP H06206393A
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 接触方式でデータ転送を行なうICカードな
どの半導体収納装置の防塵性,防水性を確保する。 [構成] 半導体2を実装した基板3をハウジング5に
収納する。基板3の接続電極と対向した内部接続端子1
2および内部接続端子12とスルーホール25を介して
導通した外部接続端子13を有した接続基板4をハウジ
ング5に取り付け、ハウジング5の開口部11を封鎖す
る。半導体収納装置を電子機器に装着すると、接続基板
4が開口部11部分で内方に屈曲変形し、接触方式のデ
ータ転送を行なう。接続基板4でハウジング5の開口部
11を封鎖するため、防塵,防水を確保できる。
どの半導体収納装置の防塵性,防水性を確保する。 [構成] 半導体2を実装した基板3をハウジング5に
収納する。基板3の接続電極と対向した内部接続端子1
2および内部接続端子12とスルーホール25を介して
導通した外部接続端子13を有した接続基板4をハウジ
ング5に取り付け、ハウジング5の開口部11を封鎖す
る。半導体収納装置を電子機器に装着すると、接続基板
4が開口部11部分で内方に屈曲変形し、接触方式のデ
ータ転送を行なう。接続基板4でハウジング5の開口部
11を封鎖するため、防塵,防水を確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカードのように半導
体を収納した形態で使用される半導体収納装置に関す
る。
体を収納した形態で使用される半導体収納装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ICカードに代表される半導体収納装置
は、内部にRAMやROMなどの半導体を収納した状態
で、所定の電子機器に装着される。このような半導体収
納装置は電子機器のコネクタと接触することにより電気
的に接続されるピンコネクタやソケットコネクタなどの
接続端子を有するが、この接続端子を備えた構造上、防
塵性,防水性を維持することができない。一方、半導体
収納装置として、磁気結合や静電結合などのように無接
触でデータ転送を行なうものも使用されており、この無
接触転送の場合は、防塵性,防水性を確保することが可
能となっている。
は、内部にRAMやROMなどの半導体を収納した状態
で、所定の電子機器に装着される。このような半導体収
納装置は電子機器のコネクタと接触することにより電気
的に接続されるピンコネクタやソケットコネクタなどの
接続端子を有するが、この接続端子を備えた構造上、防
塵性,防水性を維持することができない。一方、半導体
収納装置として、磁気結合や静電結合などのように無接
触でデータ転送を行なうものも使用されており、この無
接触転送の場合は、防塵性,防水性を確保することが可
能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが無接触でデー
タ転送を行なう半導体収納装置はデータ転送用の回路が
複雑となり、大型化するばかりでなく、電子機器として
専用のリーダやライタが必要となり、汎用性に乏しい問
題がある。これに対し、接触方式の場合は、これらの問
題がない点で好ましいが、既述のように防塵性,防水性
を確保することができない致命的な問題を有していた。
タ転送を行なう半導体収納装置はデータ転送用の回路が
複雑となり、大型化するばかりでなく、電子機器として
専用のリーダやライタが必要となり、汎用性に乏しい問
題がある。これに対し、接触方式の場合は、これらの問
題がない点で好ましいが、既述のように防塵性,防水性
を確保することができない致命的な問題を有していた。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、接触方式であっても防塵性,防水性を確保した
密閉構造とすることが可能な半導体収納装置を提供する
ことを目的とする。
であり、接触方式であっても防塵性,防水性を確保した
密閉構造とすることが可能な半導体収納装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体収納装置
は半導体と、この半導体の電極と接続された接続電極を
有した基板とを収納したハウジングと、前記基板の接続
電極と導通される外部接続端子を有し、この外部接続端
子が前記ハウジングの開口部分に露出するようにハウジ
ング内に設けられた接続基板とを有し、前記接続電極と
外部接続端子とが自由状態で非導通状態を保持するよう
に前記接続基板がハウジングの開口部を封鎖しているこ
とを特徴とする。
は半導体と、この半導体の電極と接続された接続電極を
有した基板とを収納したハウジングと、前記基板の接続
電極と導通される外部接続端子を有し、この外部接続端
子が前記ハウジングの開口部分に露出するようにハウジ
ング内に設けられた接続基板とを有し、前記接続電極と
外部接続端子とが自由状態で非導通状態を保持するよう
に前記接続基板がハウジングの開口部を封鎖しているこ
とを特徴とする。
【0006】この場合、接触基板としては、前記接続基
板は前記基板の接続電極と非接触状態で対向する内部接
続端子が一方の面に設けられ、この内部接続端子に導電
性スルーホールを介して接続される前記外部接続端子が
他方の面に設けられている構造とすることができる。
板は前記基板の接続電極と非接触状態で対向する内部接
続端子が一方の面に設けられ、この内部接続端子に導電
性スルーホールを介して接続される前記外部接続端子が
他方の面に設けられている構造とすることができる。
【0007】
【作用】上記構成では、ハウジングとハウジングの開口
部を封鎖する接続基板とにより内部を密閉するため、防
塵性,防水性を確保することができる。また、接続基板
の外部接続端子は自由状態で基板の接続電極と非導通状
態となっているが、半導体収納装置を電子機器に装着す
ると、外部接続端子と基板の接続電極とが導通して電子
機器との間でデータ転送が可能となる。
部を封鎖する接続基板とにより内部を密閉するため、防
塵性,防水性を確保することができる。また、接続基板
の外部接続端子は自由状態で基板の接続電極と非導通状
態となっているが、半導体収納装置を電子機器に装着す
ると、外部接続端子と基板の接続電極とが導通して電子
機器との間でデータ転送が可能となる。
【0008】上記構成の接続基板は、一方の面に設けら
れた内部接続端子が基板の接続電極との接触および非接
触を行なうように作用する。
れた内部接続端子が基板の接続電極との接触および非接
触を行なうように作用する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例における半導体収納
装置1の分解状態、図2は半導体収納装置1の組立て状
態を示しており、LSIなどの半導体2が実装された基
板3と、基板3の下側に設けられる接続基板4と、これ
らを収納するハウジング(ケース部材)5とを備えてい
る。基板3は所定の回路がパターン形成されたプリント
配線板が使用されており、半導体2は基板3にマウント
された後、ボンディングワイヤ6により、その電極(図
示省略)が基板3の回路に接続される。この基板3の下
面には図3に示すように複数の接続電極7がパターン形
成されている。この接続電極7は基板3上面の回路と導
通しており、半導体2と基板3とをボンディングワイヤ
6により、ボンディングすると、基板3下面の接続電極
7と半導体2の電極とが電気的に接続される。なお、基
板3の外周側には、枠体8が貼着されて、半導体2を格
納するようになっている。
装置1の分解状態、図2は半導体収納装置1の組立て状
態を示しており、LSIなどの半導体2が実装された基
板3と、基板3の下側に設けられる接続基板4と、これ
らを収納するハウジング(ケース部材)5とを備えてい
る。基板3は所定の回路がパターン形成されたプリント
配線板が使用されており、半導体2は基板3にマウント
された後、ボンディングワイヤ6により、その電極(図
示省略)が基板3の回路に接続される。この基板3の下
面には図3に示すように複数の接続電極7がパターン形
成されている。この接続電極7は基板3上面の回路と導
通しており、半導体2と基板3とをボンディングワイヤ
6により、ボンディングすると、基板3下面の接続電極
7と半導体2の電極とが電気的に接続される。なお、基
板3の外周側には、枠体8が貼着されて、半導体2を格
納するようになっている。
【0010】ハウジング5はこの基板3を収納するよう
に合成樹脂により薄い枠体形状に成形されており、その
上面にはカバーパネル9が被着されることにより、上面
部分が密閉されている。このハウジング5は半導体収納
装置1の外殻となるものであり、薄枠形状に成形される
ことにより、半導体収納装置1は全体がカードのような
薄い平面形状となっている。かかるハウジング5は下面
にリアパネル10が取り付けられて、下面部分の保護が
なされている。このリアパネル10には前記基板3の接
続電極7の形成部位に臨む開口部11が形成されてい
る。開口部11は後述するように、電子機器との接続を
行なうためのものである。
に合成樹脂により薄い枠体形状に成形されており、その
上面にはカバーパネル9が被着されることにより、上面
部分が密閉されている。このハウジング5は半導体収納
装置1の外殻となるものであり、薄枠形状に成形される
ことにより、半導体収納装置1は全体がカードのような
薄い平面形状となっている。かかるハウジング5は下面
にリアパネル10が取り付けられて、下面部分の保護が
なされている。このリアパネル10には前記基板3の接
続電極7の形成部位に臨む開口部11が形成されてい
る。開口部11は後述するように、電子機器との接続を
行なうためのものである。
【0011】接続基板4はこのリアパネル10とハウジ
ング5との間に挟まれた状態で取り付けられている。接
続基板4は基板3の接続電極7と電子機器の接触子38
との電気的接続を行なうものであるが(図8参照)、リ
アパネル10とハウジング5との間に挟まれることによ
り、リアパネル10の開口部11を封鎖する。従って、
この接続基板4を装着することにより、ハウジング5の
下面が密閉状態となり、上面に被着されたカバーパネル
9と相俟ってハウジング5内全体が密閉され(図2参
照)、防塵性および防水性を確保した半導体収納装置1
とすることができる。
ング5との間に挟まれた状態で取り付けられている。接
続基板4は基板3の接続電極7と電子機器の接触子38
との電気的接続を行なうものであるが(図8参照)、リ
アパネル10とハウジング5との間に挟まれることによ
り、リアパネル10の開口部11を封鎖する。従って、
この接続基板4を装着することにより、ハウジング5の
下面が密閉状態となり、上面に被着されたカバーパネル
9と相俟ってハウジング5内全体が密閉され(図2参
照)、防塵性および防水性を確保した半導体収納装置1
とすることができる。
【0012】かかる接続基板4の上面には図1に示すよ
うに、複数の内部接続端子12がパターン形成されると
共に、下面には図2に示すように、複数の外部接続端子
13がパターン形成されている。内部接続端子12は基
板3下面の複数の接続電極7とそれぞれが対向するよう
に形成されており、外部接続端子13はこの内部接続端
子12のそれぞれに電気的な導通状態で接続されている
(なお、これら接続端子12,13の形成方法は後述す
る)。この外部接続端子13はハウジング5の下面に取
り付けられたリアパネル10の開口部11に臨むように
設けられており、これにより外部接続端子13は半導体
収納装置1から露出状態となり、電子機器の接触子38
が接触可能となっている。さらに、このような接続基板
4と基板3との間にはスペーサ14が介挿されている。
スペーサ14には基板3の接続電極7および接続基板4
の内部接続端子12に臨む部位に窓部15が形成されて
いる。このスペーサ14は基板3と接続基板4との間に
設けられることにより、これらの接触を防止するように
作用する。これにより半導体収納装置1が電子機器に装
着されていない自由状態では、接続基板4の内部接続端
子12が基板3の接続電極7と非接触の隔離状態とな
り、従って、自由状態ではハウジング5に露出している
外部接続端子13とハウジング5内の半導体2との電気
的接続がなされることがない。
うに、複数の内部接続端子12がパターン形成されると
共に、下面には図2に示すように、複数の外部接続端子
13がパターン形成されている。内部接続端子12は基
板3下面の複数の接続電極7とそれぞれが対向するよう
に形成されており、外部接続端子13はこの内部接続端
子12のそれぞれに電気的な導通状態で接続されている
(なお、これら接続端子12,13の形成方法は後述す
る)。この外部接続端子13はハウジング5の下面に取
り付けられたリアパネル10の開口部11に臨むように
設けられており、これにより外部接続端子13は半導体
収納装置1から露出状態となり、電子機器の接触子38
が接触可能となっている。さらに、このような接続基板
4と基板3との間にはスペーサ14が介挿されている。
スペーサ14には基板3の接続電極7および接続基板4
の内部接続端子12に臨む部位に窓部15が形成されて
いる。このスペーサ14は基板3と接続基板4との間に
設けられることにより、これらの接触を防止するように
作用する。これにより半導体収納装置1が電子機器に装
着されていない自由状態では、接続基板4の内部接続端
子12が基板3の接続電極7と非接触の隔離状態とな
り、従って、自由状態ではハウジング5に露出している
外部接続端子13とハウジング5内の半導体2との電気
的接続がなされることがない。
【0013】次に、接続基板4の成形方法を図4ないし
図6を参照して説明する。接続基板4は所定部位に1次
スルーホール21が開設された銅板などの導電性金属板
20をベースとして作成される。まず、図4に示すよう
に、金属板20の上下面に絶縁性樹脂を塗布して上下面
に絶縁層22を形成する。塗布された絶縁性樹脂は1次
スルーホール21内にも充填されて、スルーホール21
が封鎖される。次に、図5に示すように、基板をプレス
して1次スルーホール21部分に小径の2次スルーホー
ル24を開口する。この2次スルーホール24の開口の
後、通常のプリント配線板の製造工程を行なって、2次
スルーホール24内面に導体層25を形成する。これに
より、図6に示すように電気的導通状態のスルーホール
25が形成されると共に、このスルーホール25と基板
上下面の回路26(図1参照)を介して上面の内部接続
端子12と下面の外部接続端子13とが導通した接続基
板4を作成することができる。このような接続基板4は
金属板20をベースとしているため、復元可能な弾性を
有しており、これにより接触子38が当接したときは、
その当接により屈曲するが、この当接を解除したときは
平板状に復帰して、その内部接続端子12が基板3の接
続電極7と非接触の状態となる(図2および図8参
照)。
図6を参照して説明する。接続基板4は所定部位に1次
スルーホール21が開設された銅板などの導電性金属板
20をベースとして作成される。まず、図4に示すよう
に、金属板20の上下面に絶縁性樹脂を塗布して上下面
に絶縁層22を形成する。塗布された絶縁性樹脂は1次
スルーホール21内にも充填されて、スルーホール21
が封鎖される。次に、図5に示すように、基板をプレス
して1次スルーホール21部分に小径の2次スルーホー
ル24を開口する。この2次スルーホール24の開口の
後、通常のプリント配線板の製造工程を行なって、2次
スルーホール24内面に導体層25を形成する。これに
より、図6に示すように電気的導通状態のスルーホール
25が形成されると共に、このスルーホール25と基板
上下面の回路26(図1参照)を介して上面の内部接続
端子12と下面の外部接続端子13とが導通した接続基
板4を作成することができる。このような接続基板4は
金属板20をベースとしているため、復元可能な弾性を
有しており、これにより接触子38が当接したときは、
その当接により屈曲するが、この当接を解除したときは
平板状に復帰して、その内部接続端子12が基板3の接
続電極7と非接触の状態となる(図2および図8参
照)。
【0014】以上のような構成の半導体収納装置1はハ
ウジング5が密閉されているため、内部に塵や水滴など
が侵入することのない防塵性,防水性を確保することが
でき、この状態で電子機器に装着される。図7および図
8は電子機器として電子腕時計30を使用し、この電子
腕時計30に半導体収納装置1を装着した状態を示す。
電子腕時計30は図7に示すように、時計ケース31内
に回路基板32と液晶表示板33とが配設されると共
に、回路基板32下面に電池34が接触するように設け
られている。また、時計ケース31の上部には時計ガラ
ス35が固定されると共に、時計ケース31の下部には
裏蓋36が取り付けられている。半導体収納装置1はこ
の時計ケース31の収納部内に装填された後、時計ケー
ス31にカバー37を嵌め込むことにより時計ケース3
1に装着される。一方、回路基板32には弾性を有した
接触子38が取り付けられており、この接触子38が半
導体収納装置1の下面に当接している。この接触子38
は図8に示すように半導体収納装置1のリアパネル10
の開口部11内に進入するように設けられており、半導
体収納装置1の装着により接触子38は接続基板4の外
部接続端子13に接触した状態で同基板4を押圧する。
これにより接続基板4が内方に屈曲して、その内部接続
端子12が基板3の接続電極7と接触するため、半導体
2と電子腕時計30の回路基板32とが導通して、これ
らの間で接触方式のデータ転送を行なうことができる。
なお、図7において、39は接触子38の反対側から半
導体収納装置1下面に当接する当接アームであり、この
当接アーム39により接触子38と半導体収納装置1の
外部接続端子13との良好な接触状態が保持されてい
る。
ウジング5が密閉されているため、内部に塵や水滴など
が侵入することのない防塵性,防水性を確保することが
でき、この状態で電子機器に装着される。図7および図
8は電子機器として電子腕時計30を使用し、この電子
腕時計30に半導体収納装置1を装着した状態を示す。
電子腕時計30は図7に示すように、時計ケース31内
に回路基板32と液晶表示板33とが配設されると共
に、回路基板32下面に電池34が接触するように設け
られている。また、時計ケース31の上部には時計ガラ
ス35が固定されると共に、時計ケース31の下部には
裏蓋36が取り付けられている。半導体収納装置1はこ
の時計ケース31の収納部内に装填された後、時計ケー
ス31にカバー37を嵌め込むことにより時計ケース3
1に装着される。一方、回路基板32には弾性を有した
接触子38が取り付けられており、この接触子38が半
導体収納装置1の下面に当接している。この接触子38
は図8に示すように半導体収納装置1のリアパネル10
の開口部11内に進入するように設けられており、半導
体収納装置1の装着により接触子38は接続基板4の外
部接続端子13に接触した状態で同基板4を押圧する。
これにより接続基板4が内方に屈曲して、その内部接続
端子12が基板3の接続電極7と接触するため、半導体
2と電子腕時計30の回路基板32とが導通して、これ
らの間で接触方式のデータ転送を行なうことができる。
なお、図7において、39は接触子38の反対側から半
導体収納装置1下面に当接する当接アームであり、この
当接アーム39により接触子38と半導体収納装置1の
外部接続端子13との良好な接触状態が保持されてい
る。
【0015】本発明は上記実施例に限定されることな
く、種々変形が可能である。例えば、半導体2と基板3
との接続をボンディングワイヤで行なうことなく、半導
体2の電極と接触する接続ランドを基板3上面にパター
ン形成して、これらの接触状により接続を行なっても良
い。また、接続基板4としてフレキシブル配線板を使用
しても良く、半導体収納装置1が装着される電子機器
は、小型電子計算機,ゲーム機,ラジオ装置,ページャ
等の無線装置,玩具などであっても良い。
く、種々変形が可能である。例えば、半導体2と基板3
との接続をボンディングワイヤで行なうことなく、半導
体2の電極と接触する接続ランドを基板3上面にパター
ン形成して、これらの接触状により接続を行なっても良
い。また、接続基板4としてフレキシブル配線板を使用
しても良く、半導体収納装置1が装着される電子機器
は、小型電子計算機,ゲーム機,ラジオ装置,ページャ
等の無線装置,玩具などであっても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は外部接続端子を有した接続基板
によりハウジングの開口部を封鎖するため、接触方式で
あっても防塵性,防水性を確保した半導体収納装置とす
ることができる。
によりハウジングの開口部を封鎖するため、接触方式で
あっても防塵性,防水性を確保した半導体収納装置とす
ることができる。
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図。
【図2】本発明の一実施例の断面図。
【図3】基板の裏側の斜視図。
【図4】接続基板の作成工程を示す断面図。
【図5】接続基板の作成工程を示す断面図。
【図6】接続基板の作成工程を示す断面図。
【図7】電子機器への装着状態を示す断面図。
【図8】電子機器へ装着した接触状態を示す断面図。
1 半導体収納装置 2 半導体 3 基板 4 接続基板 5 ハウジング 7 接続電極 9 カバープレート 10 リアパネル 11 開口部 12 内部接続端子 13 外部接続端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 1/11 H 7511−4E
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体と、この半導体の電極と接続され
た接続電極を有した基板とを収納したハウジングと、 前記基板の接続電極と導通される外部接続端子を有し、
この外部接続端子が前記ハウジングの開口部分に露出す
るようにハウジング内に設けられた接続基板とを有し、 前記接続電極と外部接続端子とが自由状態で非導通状態
を保持するように前記接続基板がハウジングの開口部を
封鎖していることを特徴とする半導体収納装置。 - 【請求項2】 前記接続基板は前記基板の接続電極と非
接触状態で対向する内部接続端子が一方の面に設けら
れ、この内部接続端子に導電性スルーホールを介して接
続される前記外部接続端子が他方の面に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の半導体収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139736A JPH06206393A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 半導体収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139736A JPH06206393A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 半導体収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06206393A true JPH06206393A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=15252182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3139736A Pending JPH06206393A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 半導体収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06206393A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006318508A (ja) * | 2006-08-14 | 2006-11-24 | Toshiba Corp | Icカード |
US7314268B2 (en) | 2001-07-30 | 2008-01-01 | Seiko Epson Corporation | Connection apparatus for circuit board, ink jet type recording apparatus using the same, IC chip and ink cartridge having IC chip |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP3139736A patent/JPH06206393A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7314268B2 (en) | 2001-07-30 | 2008-01-01 | Seiko Epson Corporation | Connection apparatus for circuit board, ink jet type recording apparatus using the same, IC chip and ink cartridge having IC chip |
JP2006318508A (ja) * | 2006-08-14 | 2006-11-24 | Toshiba Corp | Icカード |
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