JPH0620634B2 - 射出機の射出増圧制御装置 - Google Patents

射出機の射出増圧制御装置

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JPH0620634B2
JPH0620634B2 JP60033700A JP3370085A JPH0620634B2 JP H0620634 B2 JPH0620634 B2 JP H0620634B2 JP 60033700 A JP60033700 A JP 60033700A JP 3370085 A JP3370085 A JP 3370085A JP H0620634 B2 JPH0620634 B2 JP H0620634B2
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JP
Japan
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injection
piston
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pressure
cavity
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則行 本村
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、ダイカストマシンや射出成形機等の射出機
における射出増圧制御に係り、特に射出速度信号によつ
て制御を行う射出増圧制御装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、ダイカストマシンにおいては、金型キャビテイ内
へ溶湯の充填を行うに際し、溶湯の充填を完了する直前
において射出ピストンによる射出速度が降下するため、
鋳造製品の品質に悪影響を与えることから、増圧ピスト
ンを設けて射出ピストンの増圧速度制御を行うことが一
般に実施されている。
しかるに、従来のこの種射出増圧制御方式は、射出ピス
トンの射出速度が低下する位置を位置検出器で検出する
ようにし、これにより予め設定した位置での位置検出を
行い、増圧ピストンを付勢して射出ピストンの増圧操作
を行うものである。従つて、前記従来の射出増圧制御方
式によれば、増圧操作を行うための制御位置を試行錯誤
により決定しており、この位置設定の作業が煩雑にな
り、射出増圧制御の自動化に大きな障害となつていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前述した従来の射出増圧制御のタイミ
ングを射出ピストンの位置検出によらず、射出速度を検
出することにより、射出増圧制御を適正かつ自動的に達
成することができる射出機の射出増圧制御装置を提供す
るにある。
〔発明の要点〕
本発明に係る射出機の射出増圧制御装置は、射出シリン
ダに射出ピストンと増圧ピストンとを設け、前記射出ピ
ストンを金型キヤビテイと連通する射出スリーブ内に挿
通した射出ヘツドとピストンロツドを介して接続し、キ
ヤビテイ内への溶湯充填完了直前に増圧ピストンを作動
させて射出ピストンに対する圧力油を増圧するよう構成
した射出機において、前記ピストンロッドの一側面に対
しその移動距離に応じて所定のパルス信号を出力するセ
ンサと、このセンサの出力パルス数と周期とから速度を
検出する速度検出器とにより射出ピストンの速度を検出
すると共に、前記射出ピストンの速度検出値が所定値以
下に低下したことを検出して所定の出力信号を発生する
速度変化判別器と、この判別器の出力信号に基づいて弁
操作信号を出力する増圧速度コントローラとにより増圧
速度制御弁を操作するよう構成してなり、前記射出ピス
トンの速度検出値がキャビテイ内への溶湯充填完了直前
において所定値以下に低下した際、前記増圧速度制御弁
を操作して増圧ピストンを作動することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
次に、本発明に係る射出機の射出増圧制御装置の実施例
につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明の射出増圧制御装置を採用するダイカス
トマシンの射出制御部の機構説明図である。すなわち、
第1図において、参照符号10は射出シリンダを示し、
この射出シリンダ10には射出ピストン12と増圧ピス
トン14とがそれぞれ図示のように組込まれている。射
出ピストン12は、ピストンロツド16を介して金型1
8に形成されるキヤビテイ20に連通する射出スリーブ
22内に設けた射出ヘツド24と連通接続されている。
しかるに、前記射出シリンダ10に対し、射出ピストン
12の加圧側は逆止弁26および射出速度制御弁28を
介して油圧源30と接続すると共に、増圧ピストン14
の加圧側は増圧速度制御弁32を介して前記油圧源30
に接続する。
そこで、本発明においては、前記射出ピストン12に接
続されるピストンロツド16の一側部にその速度を検出
するためのセンサ34を設ける。すなわち、このセンサ
34は、例えばピストンロツド16の一側面にその軸方
向に沿つて所定間隔離間して光学的もしくは磁気的スリ
ツトを設け、これらスリツトを非接触により光学的もし
くは磁気的に検出する毎に所定のパルス信号を出力する
よう構成することができる。従つて、前記出力パルス信
号を計数しその周期を算出すればピストンロツド16の
速度を検出することができる。このようにして、本発明
では、前記センサ34の出力信号を速度検出器36に入
力して射出ピストン12による射出速度を検出し、次い
でこの射出速度信号を速度変化判別器38に入力して射
出速度がその最高速度から所定の速度まで低下した時点
を判別し、さらに前記判別信号を増圧速度コントローラ
40を介して増圧速度制御弁32を操作し、増圧ピスト
ン14を動作するよう構成する。
このように構成することにより、本発明によれば、射出
ピストン12によつて金型18のキヤビテイ20内へ溶
湯の充填を行うに際し、充填完了直前において射出ピス
トン12の速度が所定値(Vpi)以下となつた場合にこ
の状態をセンサ34、速度検出器36および速度変化判
別器38を介して検出し、増圧速度コントローラ40に
より増圧速度制御弁32を操作して増圧ピストン14を
作動し、射出ピストン12に対する圧力油の増圧を行つ
てキヤビテイ20内への溶湯の適正な充填を達成するこ
とができる(第2図参照)。
なお、前述した実施例において、センサ34は光学的ま
たは磁気的なスリツトの検出を行うことによつて所定の
パルス信号を発生する光電変換器もしくは近接スイツチ
を好適に使用することができるが、その他ピストンロツ
ドの移動に応じて所定のパルス信号を発生するものであ
れば、接触式もしくは非接触式を問わず種々のセンサを
使用することができる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
金型のキヤビテイ内へ溶湯を充填するに際し、充填完了
直前における射出ピストンの速度低下を検出して増圧操
作を行うことができるため、溶湯の充填条件が常に一定
かつ安定化され、鋳造製品の不良発生を防止することが
できる。特に、従来のように増圧時点を射出ピストンの
位置によつて検出するものに比べて、金型を交換しキヤ
ビテイの変化が生じた場合においても、速度低下の検出
速度設定値を適正に選定することにより、鋳造製品の品
質を安定に保持することができ、作業性が著しく改善さ
れる。
なお、前述した実施例においては、ダイカストマシンに
おける射出制御部への応用例について説明したが、本発
明装置はプラスチツクの成形加工を行う射出成形機の射
出増圧制御装置としても有効に応用することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る射出機の射出増圧制御装置の一実
施例を示す射出制御部の機構説明図、第2図は本発明制
御装置による射出速度と射出圧力との制御動作波形図で
ある。 10……射出シリンダ、12……射出ピストン 14……増圧ピストン、16……ピストンロツド 18……金型、20……キヤビテイ 22……射出スリーブ、24……射出ヘツド 26……逆止弁、28……射出速度制御弁 30……油圧源、32……増圧速度制御弁 34……センサ、36……速度検出器 38……速度変化判別器、40……増圧速度コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出シリンダに射出ピストンと増圧ピスト
    ンとを設け、前記射出ピストンを金型のキャビテイと連
    通する射出スリーブ内に挿通した射出ヘッドとピストン
    ロッドを介して接続し、キャビテイ内への溶湯充填完了
    直前に増圧ピストンを作動させて射出ピストンに対する
    圧力油を増圧するよう構成した射出機において、 前記ピストンロッドの一側面に対しその移動距離に応じ
    て所定のパルス信号を出力するセンサと、このセンサの
    出力パルス数と周期とから速度を検出する速度検出器と
    により射出ピストンの速度を検出すると共に、前記射出
    ピストンの速度検出値が所定値以下に低下したことを検
    出して所定の出力信号を発生する速度変化判別器と、こ
    の判別器の出力信号に基づいて弁操作信号を出力する増
    圧速度コントローラとにより増圧速度制御弁を操作する
    よう構成してなり、 前記射出ピストンの速度検出値がキャビテイ内への溶湯
    充填完了直前において所定値以下に低下した際、前記増
    圧速度制御弁を操作して増圧ピストンを作動することを
    特徴とする射出機の射出増圧制御装置。
JP60033700A 1985-02-23 1985-02-23 射出機の射出増圧制御装置 Expired - Lifetime JPH0620634B2 (ja)

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JPS61193763A JPS61193763A (ja) 1986-08-28
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