JPH06205525A - ケーブルラックの溶接方法 - Google Patents

ケーブルラックの溶接方法

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Publication number
JPH06205525A
JPH06205525A JP4359753A JP35975392A JPH06205525A JP H06205525 A JPH06205525 A JP H06205525A JP 4359753 A JP4359753 A JP 4359753A JP 35975392 A JP35975392 A JP 35975392A JP H06205525 A JPH06205525 A JP H06205525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
girder
welding
child
cable rack
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP4359753A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Kimura
義勝 木村
Yasuhiko Tonmiya
安彦 頓宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BURESUTO KOGYO KENKYUSHO KK
Original Assignee
BURESUTO KOGYO KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】一方の電極Aを親桁1に接し、他方の電極Bを
子桁2に接し、親桁1と子桁2との接触部分を溶接する
ケーブルラックの溶接方法である。子桁2の端部に接触
する親桁1の内側面に、親桁の長手方向に沿って延長さ
れる溶接突条1Aを突設する。または、親桁1の内側面
に接触する子桁2端部に複数個の溶接突起2Aを突設す
る。子桁2に接触する電極Bは、子桁2の上下を挟着す
る位置に配設する。 【効果】ケーブルラックの製造を効率良く行なうことが
でき、しかも、溶接強度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に、配線工事に使
用するケーブルラックの製造方法に係り、特に、ケーブ
ルラックの親桁と子桁を効率良く溶接するケーブルラッ
クの溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】配線工事に使用するケーブルラックは、
左右一対の親桁間に複数本の子桁を梯子状に配設したも
ので、この子桁の上に沿ってケーブル等の配線材を配す
るものである。そこで、従来のケーブルラックの製造方
法は、親桁に重合する子桁端部をスポット溶接によって
溶着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のスポット溶接による製造方法によると、溶接ポイ
ントが限られるので、親桁と子桁との溶接部分の強度が
劣り、溶接部分から親桁と子桁とが開いてしまう構造上
の問題があった。そのため、従来では、スポット溶接を
補強するCO2 溶接を併用して不足する強度を補ってい
た。
【0004】更に、スポット溶接での溶着によると、溶
着部分が点状になることから、この溶接ポイントを軸と
し、子桁の水平方向の回転力に対しても強度が極めて低
くなる課題も残されていた。
【0005】そこで本発明は、上述の課題を解消すべく
創出されたもので、ケーブルラックの製造を効率良く行
なうことができ、しかも、溶接強度を高めることができ
るケーブルラックの溶接方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
この発明は、一方の電極Aを親桁1に接し、他方の電極
Bを子桁2に接し、親桁1と子桁2との接触部分を溶接
するケーブルラックの溶接方法であって、子桁2の端部
に接触する親桁1の内側面に、親桁の長手方向に沿って
延長される溶接突条1Aを突設したことにある。
【0007】このとき、溶接突条1Aは、子桁2の端部
底面に接する親桁1の内側面に設ける手段を選択でき
る。
【0008】また、一方の電極Aを親桁1に接し、他方
の電極Bを子桁2に接し、親桁1と子桁2との接触部分
を溶接するケーブルラックの溶接方法であって、親桁1
の内側面に接触する子桁2端部に複数個の溶接突起2A
を突設する。
【0009】このとき、親桁1の内側面に接触する子桁
2の端部底面に複数個の溶接突起2Aを突設する手段を
選択できる。
【0010】更に、子桁2に接触する電極Bは、子桁2
の上下を挟着する位置に配設したことを課題解消のため
の手段とする。
【0011】
【作用】すなわちこの発明によると、親桁1と子桁2と
接した夫々の電極A,Bに高圧電流が流れると、親桁1
と子桁2との接触部分が高温下で溶融し、両者が接続さ
れるものである。
【0012】このとき、親桁1の内側面に設けた溶接突
条1Aが子桁2の端部に接触して一度に複数箇所が溶接
される。
【0013】また、子桁2の端部に突設した複数の溶接
突起2Aが親桁1の内側面に同時に溶接される。
【0014】親桁1の外側面に配置される一方の電極A
に対して子桁2の上下を挟着する他方の電極Bは、溶接
時の子桁2を固定するものである。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
詳細に説明する。本発明の溶接は、親桁1に接触する一
方の電極Aと、子桁2に接触する他方の電極Bとで行な
われる。電極Aは、親桁1の外側面に配し、電極Bは、
子桁2の上下を挟着する位置に配する(図1参照)。
【0016】このとき、子桁2の両端部を同時に溶接す
るために、親桁1夫々に一対の電極Aを配し、また、子
桁2の両端部夫々に一対の電極Bをして子桁2の両端部
を同時に溶接することが可能である。また、親桁1夫々
に一対の電極Aを配すると共に、子桁2に一台の電極B
を配しておき、親桁1に接する電極Aの溶接タイミング
をずらして子桁2の両端部を個々に溶接することもでき
る。
【0017】図2及び図3では、子桁2の端部に接触す
る親桁1の内側面に、親桁の長手方向に沿って延長され
る溶接突条1Aを突設した状態を示している。
【0018】また、図4及び図5の溶接突条1Aは、子
桁2の端部底面に接する親桁1の内側面に設けている。
【0019】一方、子桁2に溶接突起2Aを突設するこ
とも可能である。すなわち、図6及び図7には、親桁1
の内側面に接触する子桁2端部に複数個の溶接突起2A
を突設したものを示している。
【0020】更に、図8及び図9は、親桁1の内側面に
接触する子桁2の端部底面に複数個の溶接突起2Aを突
設している。
【0021】
【発明の効果】この発明の請求項1乃至4によると、親
桁1と子桁2との接触部分を同時に2か所以上あるい
は、線状に溶接することができる。したがって、溶接部
分を軸とし、子桁の水平方向の回転力に対する強度を極
めて高めることができた。
【0022】しかも、従来のスポット溶接に比べて、本
願発明は、溶接強度が安定して得られるので、CO2
ーク溶接による補強溶接の必要がなくなる。
【0023】更に、溶接時において、子桁2の上下を電
極Bで挟着できるから安定した状態で溶接することがで
きる。
【0024】このように本発明によるとケーブルラック
の製造を効率良く行なうことができ、しかも、溶接強度
を高めることができるなどといった産業上有益な種々の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の溶接状態を示す概略図。
【図2】溶接突条を親桁の内側面に設けた状態を示す側
断面図。
【図3】溶接状態を示す正断面図
【図4】溶接突条を親桁の内側面底部に設けた状態を示
す側断面図。
【図5】親桁底部の溶接状態を示す正断面図。
【図6】溶接突起を子桁の端部に設けた状態を示す側断
面図。
【図7】子桁端部の溶接状態を示す正断面図。
【図8】溶接突起を子桁の底部に設けた状態を示す側断
面図。
【図9】子桁底部の溶接状態を示す正断面図。
【符号の説明】
A 電極 B 電極 1 親桁 1A 溶接突条 2 子桁 2A 溶接突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の電極を親桁に接し、他方の電極を子
    桁に接し、親桁と子桁との接触部分を溶接するケーブル
    ラックの溶接方法であって、子桁の端部に接触する親桁
    の内側面に、親桁の長手方向に沿って延長される溶接突
    条を突設したことを特徴とするケーブルラックの溶接方
    法。
  2. 【請求項2】溶接突条は、子桁の端部底面に接する親桁
    の内側面に設けた請求項1記載のケーブルラックの溶接
    方法。
  3. 【請求項3】一方の電極を親桁に接し、他方の電極を子
    桁に接し、親桁と子桁との接触部分を溶接するケーブル
    ラックの溶接方法であって、親桁の内側面に接触する子
    桁端部に複数個の溶接突起を突設したことを特徴とする
    ケーブルラックの溶接方法。
  4. 【請求項4】親桁の内側面に接触する子桁の端部底面に
    複数個の溶接突起を突設した請求項3記載のケーブルラ
    ックの溶接方法。
  5. 【請求項5】子桁に接触する電極は、子桁の上下を挟着
    する位置に配設した請求項1乃至4記載のケーブルラッ
    クの溶接方法。
JP4359753A 1992-12-28 1992-12-28 ケーブルラックの溶接方法 Pending JPH06205525A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5259045A (en) * 1975-11-10 1977-05-16 Inoue Puresu Kougiyou Kk Spot welding process
JPH01258873A (ja) * 1988-04-11 1989-10-16 Nasu Tooa Kk プロジェクション溶接方法
JPH0315611A (ja) * 1989-06-13 1991-01-24 Usui Internatl Ind Co Ltd プッシュロッドの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5259045A (en) * 1975-11-10 1977-05-16 Inoue Puresu Kougiyou Kk Spot welding process
JPH01258873A (ja) * 1988-04-11 1989-10-16 Nasu Tooa Kk プロジェクション溶接方法
JPH0315611A (ja) * 1989-06-13 1991-01-24 Usui Internatl Ind Co Ltd プッシュロッドの製造方法

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