JPH0620540A - 波付同軸ケーブルの製造装置 - Google Patents
波付同軸ケーブルの製造装置Info
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- JPH0620540A JPH0620540A JP4200530A JP20053092A JPH0620540A JP H0620540 A JPH0620540 A JP H0620540A JP 4200530 A JP4200530 A JP 4200530A JP 20053092 A JP20053092 A JP 20053092A JP H0620540 A JPH0620540 A JP H0620540A
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- JP
- Japan
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- core
- corrugator
- corrugated
- supply
- coaxial cable
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 波付管の周期的又は非周期的な傷,局部的な
変形,ピッチの乱れを防止して、高周波送信用の波付同
軸ケーブルの電気特性を安定化させ、良好に保つ。 【構成】 コアサプライ9とコルゲータ13との間に、コ
ア53に一定張力を付与しつつコルゲータ13へコア53を繰
出す繰出張力制御手段付の無限軌道式繰出機17を、介装
する。コアサプライ9からの振動がコルゲータ13へ伝わ
らない。
変形,ピッチの乱れを防止して、高周波送信用の波付同
軸ケーブルの電気特性を安定化させ、良好に保つ。 【構成】 コアサプライ9とコルゲータ13との間に、コ
ア53に一定張力を付与しつつコルゲータ13へコア53を繰
出す繰出張力制御手段付の無限軌道式繰出機17を、介装
する。コアサプライ9からの振動がコルゲータ13へ伝わ
らない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波付同軸ケーブルの製
造装置に関する。
造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波送信用の波付同軸ケーブルは、横
断面円形の波付管(コルゲート管)を備えている。
断面円形の波付管(コルゲート管)を備えている。
【0003】ところで、この波付管(コルゲート管)
は、電気特性として、低伝送損失及びV.S.W.R.
が良好でなければならないといった厳しい性能が要求さ
れる。
は、電気特性として、低伝送損失及びV.S.W.R.
が良好でなければならないといった厳しい性能が要求さ
れる。
【0004】例えば、図3(c)に示した円形の波付管
1を備えた波付同軸ケーブル2を製造する装置として
は、従来、図5に示すような装置が使用されている。
1を備えた波付同軸ケーブル2を製造する装置として
は、従来、図5に示すような装置が使用されている。
【0005】即ち、図3(a)に示した、内部導体とし
ての波付銅管51とこれを被覆する超高発泡ポリエチレン
の絶縁体52とから成るコア53を、予め巻設したコアサプ
ライ54と、テープ状の銅板を予め巻設したテープサプラ
イ55とを、備え、このテープサプライ55から繰出したテ
ープ状の銅板をしだいに巻きつつ横断面円形に造管機56
により造管すると共に、上記コアサプライ54から繰出さ
れるコア53をその中に包囲被覆する。
ての波付銅管51とこれを被覆する超高発泡ポリエチレン
の絶縁体52とから成るコア53を、予め巻設したコアサプ
ライ54と、テープ状の銅板を予め巻設したテープサプラ
イ55とを、備え、このテープサプライ55から繰出したテ
ープ状の銅板をしだいに巻きつつ横断面円形に造管機56
により造管すると共に、上記コアサプライ54から繰出さ
れるコア53をその中に包囲被覆する。
【0006】そして、図5中の矢印57方向からサイジン
グ58へ送り込み、所定の円形管に形成し、その直後に溶
接トーチ59にて溶接して、長手方向シーム60を図3
(b)に示すように有するところの無波付のスムースな
円形管61を形成する。勿論、図3(b)では図示省略し
たがコア53がこの円形管61内に挿入された状態にある。
グ58へ送り込み、所定の円形管に形成し、その直後に溶
接トーチ59にて溶接して、長手方向シーム60を図3
(b)に示すように有するところの無波付のスムースな
円形管61を形成する。勿論、図3(b)では図示省略し
たがコア53がこの円形管61内に挿入された状態にある。
【0007】62は造管用の無限軌道式引取機である。63
はその下流側に設けたコルゲータであり、図3(b)の
スムースな円形管61に、リング状の波付64を行って、図
3(c)のような波付管1を形成すると同時に、コア53
と波付管1とを一体化する。
はその下流側に設けたコルゲータであり、図3(b)の
スムースな円形管61に、リング状の波付64を行って、図
3(c)のような波付管1を形成すると同時に、コア53
と波付管1とを一体化する。
【0008】その後、オイルクリーナ65及び巻取ダンサ
ー66を経て、巻取機67にて巻き取る(図3(c)の実線
状態のものが得られる)。
ー66を経て、巻取機67にて巻き取る(図3(c)の実線
状態のものが得られる)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような波付
同軸ケーブルの製造装置に於て、コアサプライ54からの
コア53の繰出しは、無限軌道式引取機62によりフリー状
態で引張られる構成であるため、繰出途中のコア53が波
打ったり、コアサプライ54の回転むら(振動)を生ず
る。
同軸ケーブルの製造装置に於て、コアサプライ54からの
コア53の繰出しは、無限軌道式引取機62によりフリー状
態で引張られる構成であるため、繰出途中のコア53が波
打ったり、コアサプライ54の回転むら(振動)を生ず
る。
【0010】このような波打ちや回転むら(振動)が、
下流側のコルゲータ63へ伝達されると、波付管1(図3
(c)参照)の波ピッチに、周期的及び非周期的な乱れ
が現れて、この波ピッチを高精度に均等とすることがで
きなくなる。
下流側のコルゲータ63へ伝達されると、波付管1(図3
(c)参照)の波ピッチに、周期的及び非周期的な乱れ
が現れて、この波ピッチを高精度に均等とすることがで
きなくなる。
【0011】前述の如く、高周波送信用としての波付同
軸ケーブルではV.S.W.R.等の性能が厳しく要求
されている。波付管1の波ピッチが従来の製造装置では
高精度に均等化することが難しかったため、このV.
S.W.R.特性を、ある値以上に向上させかつ安定さ
せることができない。
軸ケーブルではV.S.W.R.等の性能が厳しく要求
されている。波付管1の波ピッチが従来の製造装置では
高精度に均等化することが難しかったため、このV.
S.W.R.特性を、ある値以上に向上させかつ安定さ
せることができない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る波付同軸ケ
ーブルの製造装置は、コアサプライとコルゲータとの間
に、コアに一定張力を付与しつつ該コルゲータへ該コア
を繰出す繰出張力制御手段付無限軌道式繰出機を、介装
した。
ーブルの製造装置は、コアサプライとコルゲータとの間
に、コアに一定張力を付与しつつ該コルゲータへ該コア
を繰出す繰出張力制御手段付無限軌道式繰出機を、介装
した。
【0013】
【作用】コアサプライとコルゲータとの間に介装された
無限軌道式繰出機が、コルゲータへ供給されるコアの張
力に維持し、コアサプライの回転むら(振動)やコア自
身の振動(波打ち)が、コルゲータへ伝播することを、
防止して、コルゲータによって波付加工される波付管
に、周期的及び非周期的なピッチの乱れを生ずること
を、防止できる。
無限軌道式繰出機が、コルゲータへ供給されるコアの張
力に維持し、コアサプライの回転むら(振動)やコア自
身の振動(波打ち)が、コルゲータへ伝播することを、
防止して、コルゲータによって波付加工される波付管
に、周期的及び非周期的なピッチの乱れを生ずること
を、防止できる。
【0014】これによって、波付同軸ケーブルの電気特
性を改善できる。
性を改善できる。
【0015】
【実施例】以下、図示の実施例を説明する。
【0016】図1に於て、図3(c)に示した波付同軸
ケーブル2を製造する装置の一例の概略を示す。
ケーブル2を製造する装置の一例の概略を示す。
【0017】同図に於て、3はテープサプライであり、
図3(c)の波付管1の素材としてのテープ状の銅等の
帯材を繰出す。
図3(c)の波付管1の素材としてのテープ状の銅等の
帯材を繰出す。
【0018】繰出した帯材は、テープ洗浄装置4を通過
させ、次にスリッタ5にて所定幅寸法に切断しつつ、造
管装置6へ送る。
させ、次にスリッタ5にて所定幅寸法に切断しつつ、造
管装置6へ送る。
【0019】7は、スリッタ5から生ずる捨て材を巻き
取るためのスクラップワインダである。
取るためのスクラップワインダである。
【0020】9はコアサプライであり、(既述の)図3
(a)に示したコア53をリール状に巻設してある。
(a)に示したコア53をリール状に巻設してある。
【0021】造管装置6によって、テープサプライ3か
らの帯材をしだいに横断面円形に巻いてゆく造管工程の
途中で、コアサプライ9からのコア53を、その横断面円
形の中心へ送り込む。
らの帯材をしだいに横断面円形に巻いてゆく造管工程の
途中で、コアサプライ9からのコア53を、その横断面円
形の中心へ送り込む。
【0022】10はサイジング、11は溶接トーチであり、
造管装置6から送出された合せ目のある管を、所定径に
形成しつつ、その合せ目を溶接して、図3(b)のよう
に長手方向シーム(溶接継ぎ目)60付の平滑表面の円形
管61を連続的に製造する。(なお、図3(b)では、こ
の円形管61内に挿入状態に有るコア53を、図示省略して
いる。)
造管装置6から送出された合せ目のある管を、所定径に
形成しつつ、その合せ目を溶接して、図3(b)のよう
に長手方向シーム(溶接継ぎ目)60付の平滑表面の円形
管61を連続的に製造する。(なお、図3(b)では、こ
の円形管61内に挿入状態に有るコア53を、図示省略して
いる。)
【0023】12は、造管用の第1無限軌道式引取機であ
り、テープサプライ3,コアサプライ9側からの素材の
引出し、造管装置6とサイジング10等の通過のための、
引張力を付与する。
り、テープサプライ3,コアサプライ9側からの素材の
引出し、造管装置6とサイジング10等の通過のための、
引張力を付与する。
【0024】第1無限軌道式引取機12の下流に、コルゲ
ータ13を配置し、その下流にオイルクリーナ14を設け
る。
ータ13を配置し、その下流にオイルクリーナ14を設け
る。
【0025】15は、図3(c)に実線で示した波付管1
を最外層とする半製品を巻取る巻取機である。
を最外層とする半製品を巻取る巻取機である。
【0026】コルゲータ13とこの巻取機15の間に、コル
ゲータ13から引出される波付管1の張力を一定に制御す
るために第2無限軌道式引取機16を、介装する。
ゲータ13から引出される波付管1の張力を一定に制御す
るために第2無限軌道式引取機16を、介装する。
【0027】しかして、図1及びその要部を示す図2に
於て、コアサプライ9とコルゲータ13の間───さらに
具体的には、コアサプライ9とサイジング10との間──
─に、コア53に一定張力を付与しつつ該コルゲータ13へ
コア53を繰出す無限軌道式繰出機17を介装する。
於て、コアサプライ9とコルゲータ13の間───さらに
具体的には、コアサプライ9とサイジング10との間──
─に、コア53に一定張力を付与しつつ該コルゲータ13へ
コア53を繰出す無限軌道式繰出機17を介装する。
【0028】しかも、該無限軌道式繰出機17は、上記一
定張力を付与するために、図2に示す繰出張力制御手段
18を備えている。
定張力を付与するために、図2に示す繰出張力制御手段
18を備えている。
【0029】図2に於て、コルゲータ13は、駆動モータ
19と、その動力伝達用のスプロケットとチェーン等から
成る動力伝達機構20とを、備えると共に、このモータ19
又はこの動力伝達機構20の一部に、コルゲート線速検出
器21を付設する。図例では、駆動モータ19の出力軸の一
部に、この検出器21が付設されている。
19と、その動力伝達用のスプロケットとチェーン等から
成る動力伝達機構20とを、備えると共に、このモータ19
又はこの動力伝達機構20の一部に、コルゲート線速検出
器21を付設する。図例では、駆動モータ19の出力軸の一
部に、この検出器21が付設されている。
【0030】図2(又は後述の図4)に示すように、平
滑表面の円形管61は、このコルゲータ13にて波付けされ
て波付管1が形成され、コア53と一体化された図3
(c)の実線の状態で矢印B方向へ送られる。
滑表面の円形管61は、このコルゲータ13にて波付けされ
て波付管1が形成され、コア53と一体化された図3
(c)の実線の状態で矢印B方向へ送られる。
【0031】また、無限軌道式繰出機17は、一対の無限
軌道体17a,17aを備え、かつ、その機体22は、リニア
ーガイド等の直線運動案内機構23を介して、支持台24上
に載置され又は取付けられる(即ちフローティング状態
である)。
軌道体17a,17aを備え、かつ、その機体22は、リニア
ーガイド等の直線運動案内機構23を介して、支持台24上
に載置され又は取付けられる(即ちフローティング状態
である)。
【0032】25は、無限軌道式繰出機17が矢印D方向へ
動くのを阻止する規制部材であり、図例では弾発部材を
備えている。この規制部材25の先端が当接する受け部材
26に歪ゲージ27を貼着することによって、無限軌道式繰
出機17の制動力───コア53に与えられる張力───の
大きさを、測定する。
動くのを阻止する規制部材であり、図例では弾発部材を
備えている。この規制部材25の先端が当接する受け部材
26に歪ゲージ27を貼着することによって、無限軌道式繰
出機17の制動力───コア53に与えられる張力───の
大きさを、測定する。
【0033】28は、この無限軌道式繰出機17の駆動モー
タであって、前記コルゲート線速検出器21及び歪ゲージ
27の検出値(測定値)を、比較・演算・制御器29に入力
して後、このモータ28へフィードバックし、速度制御す
るように構成されている。
タであって、前記コルゲート線速検出器21及び歪ゲージ
27の検出値(測定値)を、比較・演算・制御器29に入力
して後、このモータ28へフィードバックし、速度制御す
るように構成されている。
【0034】なお、予め基準張力設定器30によって、無
限軌道式繰出機17がコア53に付与する張力の基準値を入
力しておく。
限軌道式繰出機17がコア53に付与する張力の基準値を入
力しておく。
【0035】この基準張力設定器30の基準値と、歪ゲー
ジ27からの検出値(測定値)とを、比較・演算・制御器
29にて比較し、演算して、モータ28の回転数(速度)を
増減制御する。このとき、コルゲート線速検出器21から
の検出値は同時に入力して演算することによって、張力
を一定した最適値に維持する。
ジ27からの検出値(測定値)とを、比較・演算・制御器
29にて比較し、演算して、モータ28の回転数(速度)を
増減制御する。このとき、コルゲート線速検出器21から
の検出値は同時に入力して演算することによって、張力
を一定した最適値に維持する。
【0036】このように、繰出張力制御手段18は、比較
・演算・制御器29,基準張力設定器30,コルゲート線速
検出器21,歪ゲージ27等から構成され、コルゲータ13へ
送られるコア53の張力が一定化され、かつ、コアサプラ
イ9からの回転むら(振動)やコア53自身の振動も、抑
制されて、コルゲータ13により波付けされる波付管1の
波ピッチが一定(均等)となる。かつ、波付管1に周期
的又は非周期的な傷付きが発生することも防止できる。
・演算・制御器29,基準張力設定器30,コルゲート線速
検出器21,歪ゲージ27等から構成され、コルゲータ13へ
送られるコア53の張力が一定化され、かつ、コアサプラ
イ9からの回転むら(振動)やコア53自身の振動も、抑
制されて、コルゲータ13により波付けされる波付管1の
波ピッチが一定(均等)となる。かつ、波付管1に周期
的又は非周期的な傷付きが発生することも防止できる。
【0037】次に、図4に於て、上述の波付管1の波ピ
ッチをさらに一定(均等)化するために、コルゲータ13
と巻取機15との間に、上記の第2無限軌道式引取機16を
介装すると共に、引取張力制御手段31を設ける。
ッチをさらに一定(均等)化するために、コルゲータ13
と巻取機15との間に、上記の第2無限軌道式引取機16を
介装すると共に、引取張力制御手段31を設ける。
【0038】この引取張力制御手段31は、前記コルゲー
ト線速検出器21と、第2無限軌道式引取機16に付設の歪
ゲージ32と、比較・演算・制御器29Aと、基準張力設定
器30A等から構成され、第2無限軌道式引取機16の駆動
モータ33の回転数をフィードバック制御する。
ト線速検出器21と、第2無限軌道式引取機16に付設の歪
ゲージ32と、比較・演算・制御器29Aと、基準張力設定
器30A等から構成され、第2無限軌道式引取機16の駆動
モータ33の回転数をフィードバック制御する。
【0039】さらに詳しく説明すれば、第2無限軌道式
引取機16は、一対の無限軌道体34,34を有し、これに
て、コルゲータ13から送られてくる波付管1を挾圧しつ
つ、所定の張力を付与するもので、その機体35は矢印
F,Gのようにスライド可能として、リニアーガイド等
の直接運動案内機構38を介して、支持台36上に載置され
又は取付けられたフローティング状態に保つ。
引取機16は、一対の無限軌道体34,34を有し、これに
て、コルゲータ13から送られてくる波付管1を挾圧しつ
つ、所定の張力を付与するもので、その機体35は矢印
F,Gのようにスライド可能として、リニアーガイド等
の直接運動案内機構38を介して、支持台36上に載置され
又は取付けられたフローティング状態に保つ。
【0040】37は、矢印G方向へ第2無限軌道式引取機
16が動くのを阻止する規制部材であり、これに歪ゲージ
32を貼着して、第2無限軌道式引取機16が波付管1を引
張る力の反力の大きさを、検出する。
16が動くのを阻止する規制部材であり、これに歪ゲージ
32を貼着して、第2無限軌道式引取機16が波付管1を引
張る力の反力の大きさを、検出する。
【0041】そして、予め基準張力設定器30Aにより入
力した張力の基準値と、歪ゲージ32からの検出値(測定
値)とを比較し、駆動モータ33の回転数(速度)を増減
制御する。このとき、コルゲート線速検出器21からの検
出値も同時に演算のため入力する。
力した張力の基準値と、歪ゲージ32からの検出値(測定
値)とを比較し、駆動モータ33の回転数(速度)を増減
制御する。このとき、コルゲート線速検出器21からの検
出値も同時に演算のため入力する。
【0042】このように、図1及び図4に示した実施例
では、コルゲータ13から送り出される波付管1の張力も
一定化されるため、その波ピッチが一層高精度に一定と
なり、かつ、波付管1に周期的又は非周期的な傷付きが
生じなくなる。(従来の図5に示した巻取ダンサー66で
は、張力が小さくかつ大きく変動してコルゲータ63へ悪
影響を及ぼしていたが、これを本実施例では防止してい
る。)
では、コルゲータ13から送り出される波付管1の張力も
一定化されるため、その波ピッチが一層高精度に一定と
なり、かつ、波付管1に周期的又は非周期的な傷付きが
生じなくなる。(従来の図5に示した巻取ダンサー66で
は、張力が小さくかつ大きく変動してコルゲータ63へ悪
影響を及ぼしていたが、これを本実施例では防止してい
る。)
【0043】なお、図2と図4に示した比較・演算・制
御器29と29Aとを合わせると共に、基準張力設定器30と
30Aも合わせて、各々、1個にすることが望ましい。
御器29と29Aとを合わせると共に、基準張力設定器30と
30Aも合わせて、各々、1個にすることが望ましい。
【0044】また、本発明は、上述の実施例に限定され
ず種々設計変更自由なことは勿論であって、第2無限軌
道式引取機16及び引取張力制御手段31を、省略すること
も可能である。
ず種々設計変更自由なことは勿論であって、第2無限軌
道式引取機16及び引取張力制御手段31を、省略すること
も可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、コアサプラ
イ9側からコア53を介してコルゲータ13へ振動(張力の
変動)が伝播することを有効に防止でき、コルゲータ13
へ送られるコア53の張力が一定となるため、コルゲータ
13による波付加工条件が安定し、波付管1に周期的又は
非周期的な傷付きや局部的変形やピッチの乱れが発生し
ない。
イ9側からコア53を介してコルゲータ13へ振動(張力の
変動)が伝播することを有効に防止でき、コルゲータ13
へ送られるコア53の張力が一定となるため、コルゲータ
13による波付加工条件が安定し、波付管1に周期的又は
非周期的な傷付きや局部的変形やピッチの乱れが発生し
ない。
【0046】これに伴って、V.S.W.R.等の電気
特性が安定して良好となるという著大な効果を奏する。
特性が安定して良好となるという著大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】要部説明図である。
【図3】波付同軸ケーブルの構成部品と半製品と完成品
の説明図である。
の説明図である。
【図4】他の要部説明図である。
【図5】従来例の全体説明図である。
1 波付管 9 コアサプライ 13 コルゲータ 17 無限軌道式繰出機 18 繰出張力制御手段 53 コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 拓眞 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱電 線工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 コアサプライとコルゲータとの間に、コ
アに一定張力を付与しつつ該コルゲータへ該コアを繰出
す繰出張力制御手段付無限軌道式繰出機を、介装したこ
とを特徴とする波付同軸ケーブルの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200530A JPH0620540A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 波付同軸ケーブルの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200530A JPH0620540A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 波付同軸ケーブルの製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0620540A true JPH0620540A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16425842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4200530A Pending JPH0620540A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 波付同軸ケーブルの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7266886B2 (en) * | 2001-12-19 | 2007-09-11 | Acome Societe Cooperative De Travailleurs | Method of continuously fabricating a corrugated coaxial cable |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0562537A (ja) * | 1991-09-02 | 1993-03-12 | Hitachi Cable Ltd | ケーブルの製造方法 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4200530A patent/JPH0620540A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7266886B2 (en) * | 2001-12-19 | 2007-09-11 | Acome Societe Cooperative De Travailleurs | Method of continuously fabricating a corrugated coaxial cable |
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