JPH06204942A - 移動通信着信制御方式 - Google Patents
移動通信着信制御方式Info
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- JPH06204942A JPH06204942A JP4349016A JP34901692A JPH06204942A JP H06204942 A JPH06204942 A JP H06204942A JP 4349016 A JP4349016 A JP 4349016A JP 34901692 A JP34901692 A JP 34901692A JP H06204942 A JPH06204942 A JP H06204942A
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- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims description 35
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 abstract description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000009028 cell transition Effects 0.000 description 1
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動局が新たに着信情報信号の受信を開始す
る際に自群の受信タイミングで受信を開始するまでの時
間の短縮化および省電力化が図れる。 【構成】 基地局100は送信手段110で送信する着
信情報信号の各スロットにスロット番号を付加して送信
し、移動局A、Bはスロット番号検出部123で受信し
た着信情報信号のスロットに付加されたスロット番号を
検出し、タイマ制御演算部125で自群着信スロット番
号記憶部124に記憶された自群のスロット番号と検出
されたスロット番号と自群の受信タイミングを演算し、
この演算結果によりタイマ部126で間欠受信周期ごと
に着信情報信号の受信指示を出力し、この受信指示によ
り受信制御部127で受信制御を行う。
る際に自群の受信タイミングで受信を開始するまでの時
間の短縮化および省電力化が図れる。 【構成】 基地局100は送信手段110で送信する着
信情報信号の各スロットにスロット番号を付加して送信
し、移動局A、Bはスロット番号検出部123で受信し
た着信情報信号のスロットに付加されたスロット番号を
検出し、タイマ制御演算部125で自群着信スロット番
号記憶部124に記憶された自群のスロット番号と検出
されたスロット番号と自群の受信タイミングを演算し、
この演算結果によりタイマ部126で間欠受信周期ごと
に着信情報信号の受信指示を出力し、この受信指示によ
り受信制御部127で受信制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信の基地局から
移動局に対する着信制御方式に利用する。時分割多元接
続(TDMA)移動通信の移動局が新たに着信情報信号
を受信する際に短時間で自局の受信タイミングを決定で
きる着信制御方式に関する。
移動局に対する着信制御方式に利用する。時分割多元接
続(TDMA)移動通信の移動局が新たに着信情報信号
を受信する際に短時間で自局の受信タイミングを決定で
きる着信制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信着信制御方式には、以下
に述べるような移動局の間欠受信方式がある。すなわ
ち、移動通信網の基地局を介して複数の移動局が通信を
行う移動通信システムにおいて、基地局から移動局に対
する着信情報は移動局の存在する呼出エリアに含まれる
複数の基地から一斉呼出形式の着信情報信号を通じて送
信される。移動局は待受け時には、着信情報信号を受信
することにより基地局側から着信信号を受取り、着信制
御がなされる。この際に、移動局では常時受信状態にし
て待受けるのではなく、間欠受信によって待受けるよう
にしている。間欠受信とは、移動局および着信情報信号
を複数群に分け、移動局はその種類に応じた自群の着信
情報が送信される着信情報信号群のみを受信することに
より、全チャネルを受信する場合に比べて受信時間を短
縮し、移動局の省電力が実施できる方式である。
に述べるような移動局の間欠受信方式がある。すなわ
ち、移動通信網の基地局を介して複数の移動局が通信を
行う移動通信システムにおいて、基地局から移動局に対
する着信情報は移動局の存在する呼出エリアに含まれる
複数の基地から一斉呼出形式の着信情報信号を通じて送
信される。移動局は待受け時には、着信情報信号を受信
することにより基地局側から着信信号を受取り、着信制
御がなされる。この際に、移動局では常時受信状態にし
て待受けるのではなく、間欠受信によって待受けるよう
にしている。間欠受信とは、移動局および着信情報信号
を複数群に分け、移動局はその種類に応じた自群の着信
情報が送信される着信情報信号群のみを受信することに
より、全チャネルを受信する場合に比べて受信時間を短
縮し、移動局の省電力が実施できる方式である。
【0003】図8は従来例の移動通信着信制御方式の着
信群が8群分けされた着信情報信号のスロットの構成を
示す図である。図8において、1スロットはフレームヘ
ッダ、各種識別番号および呼出し移動局番号で構成され
る。
信群が8群分けされた着信情報信号のスロットの構成を
示す図である。図8において、1スロットはフレームヘ
ッダ、各種識別番号および呼出し移動局番号で構成され
る。
【0004】図9は従来例の移動通信着信制御方式の着
信群が8群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに
移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信
タイミングを示す図である。図9において、着信群は8
群分けとし、自群の着信スロットは共に7とする。50
〜52はフレーム、0はフレームヘッダスロットおよび
1〜8はそれぞれ第一群〜第八群の着信群に対する着信
スロットを表す。
信群が8群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに
移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信
タイミングを示す図である。図9において、着信群は8
群分けとし、自群の着信スロットは共に7とする。50
〜52はフレーム、0はフレームヘッダスロットおよび
1〜8はそれぞれ第一群〜第八群の着信群に対する着信
スロットを表す。
【0005】図9において、移動局Aが電源立ち上げな
どで新たに着信情報信号の受信を開始するタイミングを
フレーム50のスロット1とすると、移動局Aはフレー
ム51のスロット0のフレームヘッダスロットを受信す
るまで1フレーム(9スロット)を連続受信し、フレー
ム51のスロットを受信することにより自群の着信スロ
ット7を受信するタイミングを認識し、間欠受信を始
め、以後、各フレームごとにスロット0のフレームヘッ
ダスロットと自群の着信スロット7の2スロットを間欠
受信する。
どで新たに着信情報信号の受信を開始するタイミングを
フレーム50のスロット1とすると、移動局Aはフレー
ム51のスロット0のフレームヘッダスロットを受信す
るまで1フレーム(9スロット)を連続受信し、フレー
ム51のスロットを受信することにより自群の着信スロ
ット7を受信するタイミングを認識し、間欠受信を始
め、以後、各フレームごとにスロット0のフレームヘッ
ダスロットと自群の着信スロット7の2スロットを間欠
受信する。
【0006】同様に、移動局Bがセル移行などで新たに
着信情報信号の受信を開始するタイミングをフレーム5
0のスロット5とすると、移動局Bはフレーム51のス
ロット0のフレームヘッダスロットを受信するまで5ス
ロットを連続受信し、フレーム51のスロット0を受信
することにより自群の着信スロット7を受信するタイミ
ングを認識し、間欠受信を始め、以後、各フレームごと
にスロット0のフレームヘッダスロットと自群の着信ス
ロット7の2スロットを間欠受信する。
着信情報信号の受信を開始するタイミングをフレーム5
0のスロット5とすると、移動局Bはフレーム51のス
ロット0のフレームヘッダスロットを受信するまで5ス
ロットを連続受信し、フレーム51のスロット0を受信
することにより自群の着信スロット7を受信するタイミ
ングを認識し、間欠受信を始め、以後、各フレームごと
にスロット0のフレームヘッダスロットと自群の着信ス
ロット7の2スロットを間欠受信する。
【0007】図10は従来例の移動通信着信制御方式の
着信群が16群分けされた着信情報信号の信号構成なら
びに移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の
受信タイミングを示す図である。図10において、着信
群は16群分けとし、自群の着信スロットは共に15と
する。60、61はフレーム、0はフレームヘッダスロ
ット、1〜16はそれぞれ第一群〜第十六群の着信群に
対する着信スロットを表す。移動局Aが電源立上げなど
で新たに着信情報信号の受信を開始するタイミングをフ
レーム60のスロット1とすると、移動局Aはフレーム
61のスロット0のフレームヘッダスロットを受信する
まで1フレーム(17スロット)を連続受信し、フレー
ム61のスロット0を受信することにより、自群の着信
スロット15を受信するタイミングを認識し、間欠受信
を始め、以後、各フレームごとにスロット0のフレーム
ヘッダスロットと自群の着信スロット15の2スロット
を間欠受信する。
着信群が16群分けされた着信情報信号の信号構成なら
びに移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の
受信タイミングを示す図である。図10において、着信
群は16群分けとし、自群の着信スロットは共に15と
する。60、61はフレーム、0はフレームヘッダスロ
ット、1〜16はそれぞれ第一群〜第十六群の着信群に
対する着信スロットを表す。移動局Aが電源立上げなど
で新たに着信情報信号の受信を開始するタイミングをフ
レーム60のスロット1とすると、移動局Aはフレーム
61のスロット0のフレームヘッダスロットを受信する
まで1フレーム(17スロット)を連続受信し、フレー
ム61のスロット0を受信することにより、自群の着信
スロット15を受信するタイミングを認識し、間欠受信
を始め、以後、各フレームごとにスロット0のフレーム
ヘッダスロットと自群の着信スロット15の2スロット
を間欠受信する。
【0008】同様に、移動局Bがセル移行などで新たに
着信情報信号の受信を開始するタイミングをフレーム6
0のスロット13とすると、移動局Bはフレーム61の
スロット0のフレームヘッダスロットを受信するまで5
スロットを連続受信し、フレーム61のスロット0を受
信することにより自群の着信スロット15を受信するタ
イミングを認識し、間欠受信を始め、以後、各フレーム
ごとにスロット0のフレームヘッダスロットと自群の着
信スロット15との2スロットを間欠受信する。
着信情報信号の受信を開始するタイミングをフレーム6
0のスロット13とすると、移動局Bはフレーム61の
スロット0のフレームヘッダスロットを受信するまで5
スロットを連続受信し、フレーム61のスロット0を受
信することにより自群の着信スロット15を受信するタ
イミングを認識し、間欠受信を始め、以後、各フレーム
ごとにスロット0のフレームヘッダスロットと自群の着
信スロット15との2スロットを間欠受信する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の移動通信着信制御方式では、間欠受信を開始する
際に、最初の着信情報信号を受信するタイミングがスロ
ット0である以外には最低2スロット以上を連続受信す
る必要があることから、移動局が自群の受信タイミング
で受信を開始するまでに最低1フレームの時間を要し、
また複数スロット連続受信により移動局の電力消費が悪
化する欠点があった。
来例の移動通信着信制御方式では、間欠受信を開始する
際に、最初の着信情報信号を受信するタイミングがスロ
ット0である以外には最低2スロット以上を連続受信す
る必要があることから、移動局が自群の受信タイミング
で受信を開始するまでに最低1フレームの時間を要し、
また複数スロット連続受信により移動局の電力消費が悪
化する欠点があった。
【0010】本発明は前記の欠点を解決するもので、移
動局が電源立ち上げおよびセル移行などで新たに着信情
報信号の受信を開始する際に自群の受信タイミングで受
信を開始するまでの時間の短縮ができ、省電力化が図れ
る移動通信着信制御方式を提供することを目的とする。
動局が電源立ち上げおよびセル移行などで新たに着信情
報信号の受信を開始する際に自群の受信タイミングで受
信を開始するまでの時間の短縮ができ、省電力化が図れ
る移動通信着信制御方式を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信網に接続
された基地局と、この基地局に無線回線を介して接続さ
れた複数の移動局とを備え、前記複数の移動局はそれぞ
れ、着信群に群分けされ、着信情報信号の自群のスロッ
トを間欠受信する受信手段を含み、前記基地局は、前記
着信群に対応するスロットから構成されたフレームの着
信情報信号を送信する送信手段を含む移動通信着信制御
方式において、前記送信手段は、送信する着信情報信号
の各スロットにそのスロットが全スロットの内に占める
位置を示す自スロット位置情報を付加して送信する手段
を含み、前記複数の移動局はそれぞれ、新たに着信情報
信号の受信を開始する際に最初に受信した着信情報信号
のスロットに含まれる前記自スロット位置情報に基づき
自局の受信タイミングを決定する手段を含むことを特徴
とする。
された基地局と、この基地局に無線回線を介して接続さ
れた複数の移動局とを備え、前記複数の移動局はそれぞ
れ、着信群に群分けされ、着信情報信号の自群のスロッ
トを間欠受信する受信手段を含み、前記基地局は、前記
着信群に対応するスロットから構成されたフレームの着
信情報信号を送信する送信手段を含む移動通信着信制御
方式において、前記送信手段は、送信する着信情報信号
の各スロットにそのスロットが全スロットの内に占める
位置を示す自スロット位置情報を付加して送信する手段
を含み、前記複数の移動局はそれぞれ、新たに着信情報
信号の受信を開始する際に最初に受信した着信情報信号
のスロットに含まれる前記自スロット位置情報に基づき
自局の受信タイミングを決定する手段を含むことを特徴
とする。
【0012】また、本発明は、前記着信情報信号は前記
スロットの全数が各基地局とも同一のフレームを含み、
前記自スロット位置情報はスロット番号であることがで
きる。
スロットの全数が各基地局とも同一のフレームを含み、
前記自スロット位置情報はスロット番号であることがで
きる。
【0013】さらに、本発明は、前記着信情報信号は前
記スロットの全数が各基地局ごとに異なるフレームから
なり、前記自スロット位置情報はその着信情報信号のフ
レームを構成するスロットの全数およびスロット番号で
あることができる。
記スロットの全数が各基地局ごとに異なるフレームから
なり、前記自スロット位置情報はその着信情報信号のフ
レームを構成するスロットの全数およびスロット番号で
あることができる。
【0014】
【作用】移動局が新たに着信情報信号を受信する際に、
基地局から送信された着信情報信号に付加された自スロ
ット位置情報により、自群の受信タイミングを瞬時に判
断できるので、移動局は自群の受信タイミングで受信を
開始するまでの時間の短縮化および省電力化が図れる。
基地局から送信された着信情報信号に付加された自スロ
ット位置情報により、自群の受信タイミングを瞬時に判
断できるので、移動局は自群の受信タイミングで受信を
開始するまでの時間の短縮化および省電力化が図れる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【0016】図1は本発明第一実施例移動通信着信制御
方式のブロック構成図である。本実施例では基地局から
報知された着信情報信号の全スロット数が全基地局にお
いて同一で、着信情報信号を8群分けとした例を示す。
方式のブロック構成図である。本実施例では基地局から
報知された着信情報信号の全スロット数が全基地局にお
いて同一で、着信情報信号を8群分けとした例を示す。
【0017】図1において、移動通信着信制御方式は、
通信網に接続された基地局100と、基地局100に無
線回線を介して接続された複数の移動局A、Bとを備
え、複数の移動局A、Bはそれぞれ、着信群に群分けさ
れ、着信情報信号の自群のスロットを間欠受信する受信
手段121を含み、基地局100は、前記着信群に対応
するスロットから構成されたフレームの着信情報信号を
送信する送信手段110を含み、また受信手段121は
基地局100からの着信情報信号を受信する受信部12
2を含む。
通信網に接続された基地局100と、基地局100に無
線回線を介して接続された複数の移動局A、Bとを備
え、複数の移動局A、Bはそれぞれ、着信群に群分けさ
れ、着信情報信号の自群のスロットを間欠受信する受信
手段121を含み、基地局100は、前記着信群に対応
するスロットから構成されたフレームの着信情報信号を
送信する送信手段110を含み、また受信手段121は
基地局100からの着信情報信号を受信する受信部12
2を含む。
【0018】ここで本発明の特徴とするところは、送信
手段110は、送信する着信情報信号の各スロットにそ
のスロットが全スロットの内に占める位置を示す自スロ
ット位置情報を付加して送信する手段を含み、移動局
A、Bはそれぞれ、新たに着信情報信号の受信を開始す
る際に最初に受信した着信情報信号のスロットに含まれ
る前記自スロット位置情報に基づき自局の受信タイミン
グを決定する手段を含むことにある。
手段110は、送信する着信情報信号の各スロットにそ
のスロットが全スロットの内に占める位置を示す自スロ
ット位置情報を付加して送信する手段を含み、移動局
A、Bはそれぞれ、新たに着信情報信号の受信を開始す
る際に最初に受信した着信情報信号のスロットに含まれ
る前記自スロット位置情報に基づき自局の受信タイミン
グを決定する手段を含むことにある。
【0019】また、本実施例は、着信情報信号は前記ス
ロットの全数が各基地局100とも同一のフレームを含
み、前記自スロット位置情報はスロット番号である。
ロットの全数が各基地局100とも同一のフレームを含
み、前記自スロット位置情報はスロット番号である。
【0020】さらに、具体的には、前記決定する手段
は、受信部122の出力からスロット番号を検出するス
ロット番号検出部123、自群の着信スロット番号を記
憶する自群着信スロット番号記憶部124、スロット番
号検出部123および自群着信スロット番号記憶部12
4の出力より最初の自群の受信タイミングを決めるタイ
マカウント値を出力するタイマ制御演算部125、この
タイマカウント値を設定しこの値が経過後に間欠受信周
期ごとに着信情報信号の受信指示を出力するタイマ部1
26およびこの受信指示により着信情報信号を受信する
ように受信部122の制御を行う受信制御部127を含
む。
は、受信部122の出力からスロット番号を検出するス
ロット番号検出部123、自群の着信スロット番号を記
憶する自群着信スロット番号記憶部124、スロット番
号検出部123および自群着信スロット番号記憶部12
4の出力より最初の自群の受信タイミングを決めるタイ
マカウント値を出力するタイマ制御演算部125、この
タイマカウント値を設定しこの値が経過後に間欠受信周
期ごとに着信情報信号の受信指示を出力するタイマ部1
26およびこの受信指示により着信情報信号を受信する
ように受信部122の制御を行う受信制御部127を含
む。
【0021】このような構成の移動通信着信制御方式の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0022】図2は本発明第一実施例移動通信着信制御
方式の着信群が8群分けされた着信情報信号のスロット
の構成を示す図である。図2において、20〜22はフ
レーム、1〜8はそれぞれ第一群〜第八群の着信群に対
する着信スロットを表し、全スロット数は8である。本
実施例では第8図に示す従来例の1スロットを構成する
信号に、自スロット位置情報としてスロット番号を付加
する。スロット番号とは間欠受信群の群分け番号を表
し、8群分けの場合に、スロット番号は1〜8のいずれ
かとなる。なお、付加する自スロット位置情報の信号長
としては、スロット番号の最大数を考慮して1バイト程
度で良く、従来例の着信情報信号全体に対する比率は小
さい。
方式の着信群が8群分けされた着信情報信号のスロット
の構成を示す図である。図2において、20〜22はフ
レーム、1〜8はそれぞれ第一群〜第八群の着信群に対
する着信スロットを表し、全スロット数は8である。本
実施例では第8図に示す従来例の1スロットを構成する
信号に、自スロット位置情報としてスロット番号を付加
する。スロット番号とは間欠受信群の群分け番号を表
し、8群分けの場合に、スロット番号は1〜8のいずれ
かとなる。なお、付加する自スロット位置情報の信号長
としては、スロット番号の最大数を考慮して1バイト程
度で良く、従来例の着信情報信号全体に対する比率は小
さい。
【0023】本実施例において移動局は、基地局から報
知される着信情報信号の全スロット数が全基地局で同一
であることを認識しているために、移動局は付加された
スロット番号を受信するだけで自群の受信タイミングを
判断でき、したがって、従来報知されていた1フレーム
の先頭スロットであるフレームヘッダスロットは不要と
なり、1フレームに含まれる全スロットを移動局の呼出
し用スロットとして使用できる。
知される着信情報信号の全スロット数が全基地局で同一
であることを認識しているために、移動局は付加された
スロット番号を受信するだけで自群の受信タイミングを
判断でき、したがって、従来報知されていた1フレーム
の先頭スロットであるフレームヘッダスロットは不要と
なり、1フレームに含まれる全スロットを移動局の呼出
し用スロットとして使用できる。
【0024】図3は本発明第一実施例移動通信着信制御
方式の着信群が8群分けされた着信情報信号の信号構成
ならびに移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する
際の受信タイミングを示す図である。図1および図3に
おいて、着信群は8群とし、また自群の着信スロットは
共に7とし、自群着信スロット番号記憶部124に記憶
される。移動局Aが電源を立ち上げなどで新たに着信情
報信号の受信を開始する際に、スロット番号検出部12
3は、受信部122から最初に入力したスロットからス
ロット番号を検出し、たとえばその検出したスロット番
号がフレーム20のスロット1とする。
方式の着信群が8群分けされた着信情報信号の信号構成
ならびに移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する
際の受信タイミングを示す図である。図1および図3に
おいて、着信群は8群とし、また自群の着信スロットは
共に7とし、自群着信スロット番号記憶部124に記憶
される。移動局Aが電源を立ち上げなどで新たに着信情
報信号の受信を開始する際に、スロット番号検出部12
3は、受信部122から最初に入力したスロットからス
ロット番号を検出し、たとえばその検出したスロット番
号がフレーム20のスロット1とする。
【0025】タイマ制御演算部125は、スロット番号
1と自群着信スロット番号記憶部124に記憶された自
群の着信スロット番号7とから受信するタイミングを計
算し、タイマ部126に計算結果として6スロットを設
定するように指示する。タイマ部126は、この指示に
よりタイマカウント値を設定し、6スロット後のフレー
ム20のスロット7から間欠受信周期ごとに着信情報信
号の受信指示を受信制御部127に与える。受信制御部
127は、この受信指示に基づき着信情報信号を受信す
るように受信部122を制御する。
1と自群着信スロット番号記憶部124に記憶された自
群の着信スロット番号7とから受信するタイミングを計
算し、タイマ部126に計算結果として6スロットを設
定するように指示する。タイマ部126は、この指示に
よりタイマカウント値を設定し、6スロット後のフレー
ム20のスロット7から間欠受信周期ごとに着信情報信
号の受信指示を受信制御部127に与える。受信制御部
127は、この受信指示に基づき着信情報信号を受信す
るように受信部122を制御する。
【0026】同様に移動局Bがセル移行などで新たに着
信情報信号の受信を開始する際に、スロット番号検出部
123が検出したスロット番号をたとえばフレーム20
のスロット5とすると、タイマ制御演算部125は、ス
ロット番号5と自群着信スロット番号記憶部124に記
憶された自群の着信スロット番号7とから受信するタイ
ミングを計算し、タイマ部126に計算結果として2ス
ロットを設定するよう指示する。タイマ部126は、こ
の指示によりタイムカウンタ値を設定し、2スロット後
のフレーム20のスロット7から間欠受信周期ごとに着
信情報信号の受信指示を受信制御部127に与える。受
信制御部127は、この受信指示に基づき着信情報信号
を受信するように受信部122を制御する。
信情報信号の受信を開始する際に、スロット番号検出部
123が検出したスロット番号をたとえばフレーム20
のスロット5とすると、タイマ制御演算部125は、ス
ロット番号5と自群着信スロット番号記憶部124に記
憶された自群の着信スロット番号7とから受信するタイ
ミングを計算し、タイマ部126に計算結果として2ス
ロットを設定するよう指示する。タイマ部126は、こ
の指示によりタイムカウンタ値を設定し、2スロット後
のフレーム20のスロット7から間欠受信周期ごとに着
信情報信号の受信指示を受信制御部127に与える。受
信制御部127は、この受信指示に基づき着信情報信号
を受信するように受信部122を制御する。
【0027】前述のように、図3では図9と比較して、
フレームヘッダスロットが不要となった分も考慮すると
移動局Aおよび移動局B共に、自群の受信タイミングで
間欠受信を開始するまでに9スロット分の時間短縮が図
れる。また、連続受信する必要がなくなることから、移
動局Aでは51%、また移動局Bでは43%の省電力化
を図ることができる。
フレームヘッダスロットが不要となった分も考慮すると
移動局Aおよび移動局B共に、自群の受信タイミングで
間欠受信を開始するまでに9スロット分の時間短縮が図
れる。また、連続受信する必要がなくなることから、移
動局Aでは51%、また移動局Bでは43%の省電力化
を図ることができる。
【0028】図4は本発明第二実施例移動通信着信制御
方式の移動局の受信手段のブロック構成図である。図5
は本発明第二実施例移動通信着信制御方式の着信群が8
群分けされた着信情報信号のスロットの構成を示す図で
ある。図5において、基地局から報知される着信情報信
号の全スロット数が基地局ごとに異なり、一例として着
信情報信号を8群分けとした例を示す。30〜32はフ
レーム、1〜8はそれぞれ第一〜第八群の着信群に対す
る着信スロットを表し、全スロット数は8であり、図5
では図8に示す従来例の1スロットを構成する信号に、
自スロット位置情報として全スロット数およびスロット
番号を付加する。全スロット数とは間欠受信群の群分け
総数を表し、8群分けの場合に、全スロット数は8とな
り、またスロット番号とは間欠受信群の群分け番号を表
し、8群分けの場合に、スロット番号は1〜8のいずれ
かとなる。付加する自スロット位置情報の信号長として
は、スロット番号の最大数全スロット数であるから、そ
れぞれ1バイトとし、計2バイト程度で良く、従来例の
着信情報信号全体に対する比率は小さい。
方式の移動局の受信手段のブロック構成図である。図5
は本発明第二実施例移動通信着信制御方式の着信群が8
群分けされた着信情報信号のスロットの構成を示す図で
ある。図5において、基地局から報知される着信情報信
号の全スロット数が基地局ごとに異なり、一例として着
信情報信号を8群分けとした例を示す。30〜32はフ
レーム、1〜8はそれぞれ第一〜第八群の着信群に対す
る着信スロットを表し、全スロット数は8であり、図5
では図8に示す従来例の1スロットを構成する信号に、
自スロット位置情報として全スロット数およびスロット
番号を付加する。全スロット数とは間欠受信群の群分け
総数を表し、8群分けの場合に、全スロット数は8とな
り、またスロット番号とは間欠受信群の群分け番号を表
し、8群分けの場合に、スロット番号は1〜8のいずれ
かとなる。付加する自スロット位置情報の信号長として
は、スロット番号の最大数全スロット数であるから、そ
れぞれ1バイトとし、計2バイト程度で良く、従来例の
着信情報信号全体に対する比率は小さい。
【0029】図5では、基地局から報知される着信情報
信号の全スロット数、すなわち群分け総数が基地局ごと
に8群、16群など異なるので、移動局が自群の受信タ
イミングを判断するために、全スロット数およびスロッ
ト番号が必要となる。また、図5も図2と同様に、従来
例で報知されていた1フレームの先頭スロットであるフ
レームヘッダスロットは不要となり、1フレームに含ま
れる全スロットを移動局の呼出し用スロットとして使用
できる。
信号の全スロット数、すなわち群分け総数が基地局ごと
に8群、16群など異なるので、移動局が自群の受信タ
イミングを判断するために、全スロット数およびスロッ
ト番号が必要となる。また、図5も図2と同様に、従来
例で報知されていた1フレームの先頭スロットであるフ
レームヘッダスロットは不要となり、1フレームに含ま
れる全スロットを移動局の呼出し用スロットとして使用
できる。
【0030】図6は本発明第二実施例移動通信着信制御
方式の着信群が8群分けされた着信情報信号の信号構成
ならびに移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する
際の受信タイミングを示す図である。図4および図6に
おいて、間欠受信群は8群とし、また自群の着信スロッ
トは共に15とし、自群着信スロット番号記憶部124
に記憶される。移動局Aが電源立ち上げなどで新たに着
信情報信号の受信を開始する開始する際に、スロット番
号検出部123は、受信部122から最初に入力したス
ロットから検出したスロット番号を検出し、たとえばそ
の検出したスロット番号がフレーム30のスロット1と
する。また全スロット数検出部131が検出した全スロ
ット数を8とする。自群間欠受信スロット番号算出部1
32は、スロット番号1と全スロット数8と自群着信ス
ロット番号記憶部124に記憶された自群の着信スロッ
ト番号15とから自群の間欠受信スロット番号を算出す
る。
方式の着信群が8群分けされた着信情報信号の信号構成
ならびに移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する
際の受信タイミングを示す図である。図4および図6に
おいて、間欠受信群は8群とし、また自群の着信スロッ
トは共に15とし、自群着信スロット番号記憶部124
に記憶される。移動局Aが電源立ち上げなどで新たに着
信情報信号の受信を開始する開始する際に、スロット番
号検出部123は、受信部122から最初に入力したス
ロットから検出したスロット番号を検出し、たとえばそ
の検出したスロット番号がフレーム30のスロット1と
する。また全スロット数検出部131が検出した全スロ
ット数を8とする。自群間欠受信スロット番号算出部1
32は、スロット番号1と全スロット数8と自群着信ス
ロット番号記憶部124に記憶された自群の着信スロッ
ト番号15とから自群の間欠受信スロット番号を算出す
る。
【0031】算出方法として、着信スロット番号を全ス
ロット数で割り、その商が1未満であれば、自群の着信
スロット番号が自群の間欠受信スロット番号となり、商
が1以上であれば、余りの値が自群の間欠スロット番号
となる。図5では、自群の着信スロット番号が15で全
スロット数が8であることから、商が1で余りが7とな
り、スロット番号7が自群の間欠受信スロット番号とな
る。タイマ制御演算部133は、スロット番号1と全ス
ロット数8とから何スロット後に自群の間欠受信スロッ
ト番号7があるかを演算し、その演算結果をタイマ部1
34に設定する。
ロット数で割り、その商が1未満であれば、自群の着信
スロット番号が自群の間欠受信スロット番号となり、商
が1以上であれば、余りの値が自群の間欠スロット番号
となる。図5では、自群の着信スロット番号が15で全
スロット数が8であることから、商が1で余りが7とな
り、スロット番号7が自群の間欠受信スロット番号とな
る。タイマ制御演算部133は、スロット番号1と全ス
ロット数8とから何スロット後に自群の間欠受信スロッ
ト番号7があるかを演算し、その演算結果をタイマ部1
34に設定する。
【0032】演算方法としては、自群間欠受信スロット
番号算出部132より算出された自群の間欠受信スロッ
ト番号7からスロット番号検出部123で検出したスロ
ット番号1を引き、その差6を1スロット1カウンタと
したタイマ部134に設定するように指示する。かり
に、スロット番号の方が自群の間欠受信スロット番号よ
り大きく、演算結果が負の値となった場合には、差の値
に全スロット数を加えるように制御する。
番号算出部132より算出された自群の間欠受信スロッ
ト番号7からスロット番号検出部123で検出したスロ
ット番号1を引き、その差6を1スロット1カウンタと
したタイマ部134に設定するように指示する。かり
に、スロット番号の方が自群の間欠受信スロット番号よ
り大きく、演算結果が負の値となった場合には、差の値
に全スロット数を加えるように制御する。
【0033】タイマ部134は、タイマ制御演算部13
3からの指示によりタイマカウント値を設定すると同時
に、全スロット数検出部131から全スロット数を認識
することにより6スロット後のフレーム30のスロット
7から間欠受信を開始するように間欠受信周期を設定す
る。設定したタイムカウント値が経過後に、受信制御部
127に間欠受信周期ごとに着信情報信号の受信指示を
受信制御部127に送出する。受信制御部127は、こ
の受信指示に基づき着信情報信号を受信するよう受信部
122を制御する。
3からの指示によりタイマカウント値を設定すると同時
に、全スロット数検出部131から全スロット数を認識
することにより6スロット後のフレーム30のスロット
7から間欠受信を開始するように間欠受信周期を設定す
る。設定したタイムカウント値が経過後に、受信制御部
127に間欠受信周期ごとに着信情報信号の受信指示を
受信制御部127に送出する。受信制御部127は、こ
の受信指示に基づき着信情報信号を受信するよう受信部
122を制御する。
【0034】同様に移動局Bがセル移行などで新たに着
信情報信号の受信を開始する際に、スロット番号検出部
123は、受信部122から最初に入力したスロットか
ら検出したスロット番号を検出し、たとえばその検出し
たスロット番号がフレーム30のスロット5とする。ま
た全スロット数検出部131が検出した全スロット数を
8とする。自群間欠受信スロット番号算出部132は、
スロット番号1と全スロット数8と自群着信スロット番
号記憶部124に記憶された自群の着信スロット番号1
5とから自群の間欠受信スロット番号を算出する。図6
では、自群の着信スロット番号が15で全スロット数が
8であることから、商が1で余りが7となり、スロット
番号7が自群の間欠受信スロット番号となる。
信情報信号の受信を開始する際に、スロット番号検出部
123は、受信部122から最初に入力したスロットか
ら検出したスロット番号を検出し、たとえばその検出し
たスロット番号がフレーム30のスロット5とする。ま
た全スロット数検出部131が検出した全スロット数を
8とする。自群間欠受信スロット番号算出部132は、
スロット番号1と全スロット数8と自群着信スロット番
号記憶部124に記憶された自群の着信スロット番号1
5とから自群の間欠受信スロット番号を算出する。図6
では、自群の着信スロット番号が15で全スロット数が
8であることから、商が1で余りが7となり、スロット
番号7が自群の間欠受信スロット番号となる。
【0035】タイマ制御演算部133は、スロット番号
5と全スロット数8とから何スロット後に自群の間欠受
信スロット番号7があるかを演算し、その演算結果をタ
イマ部134に設定する。演算方法としては、自群間欠
受信スロット番号算出部132より算出された自群の間
欠受信スロット番号7からスロット番号検出部123で
検出したスロット番号5を引き、その差2を1スロット
1カウンタとしたタイマ部134に設定するように指示
する。
5と全スロット数8とから何スロット後に自群の間欠受
信スロット番号7があるかを演算し、その演算結果をタ
イマ部134に設定する。演算方法としては、自群間欠
受信スロット番号算出部132より算出された自群の間
欠受信スロット番号7からスロット番号検出部123で
検出したスロット番号5を引き、その差2を1スロット
1カウンタとしたタイマ部134に設定するように指示
する。
【0036】タイマ部134は、タイマ制御演算部13
3からの指示によりタイマカウント値を設定すると同時
に、全スロット数検出部131から全スロット数を認識
することにより2スロット後のフレーム30のスロット
7から間欠受信を開始するように間欠受信周期を設定す
る。設定したタイムカウント値が経過後に、受信制御部
127に間欠受信周期ごとに着信情報信号の受信指示を
送出する。受信制御部127は、この受信指示に基づき
着信情報信号を受信するよう受信部122を制御する。
3からの指示によりタイマカウント値を設定すると同時
に、全スロット数検出部131から全スロット数を認識
することにより2スロット後のフレーム30のスロット
7から間欠受信を開始するように間欠受信周期を設定す
る。設定したタイムカウント値が経過後に、受信制御部
127に間欠受信周期ごとに着信情報信号の受信指示を
送出する。受信制御部127は、この受信指示に基づき
着信情報信号を受信するよう受信部122を制御する。
【0037】図7は本発明第二実施例移動通信着信制御
方式の着信群が16群分けされた着信情報信号の信号構
成ならびに移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始す
る際の受信タイミングを示す図である。図4および図7
において、間欠受信群は16群とし、また自群の着信ス
ロットは共に15とし、自群着信スロット番号記憶部1
24に記憶される。移動局Bが電源立ち上げなどで新た
に着信情報信号の受信を開始する際に、スロット番号検
出部123は、受信部122から最初に入力したスロッ
トから検出したスロット番号を検出し、たとえばその検
出したスロット番号がフレーム40のスロット1とす
る。また全スロット数検出部131が検出した全スロッ
ト数を16とする。
方式の着信群が16群分けされた着信情報信号の信号構
成ならびに移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始す
る際の受信タイミングを示す図である。図4および図7
において、間欠受信群は16群とし、また自群の着信ス
ロットは共に15とし、自群着信スロット番号記憶部1
24に記憶される。移動局Bが電源立ち上げなどで新た
に着信情報信号の受信を開始する際に、スロット番号検
出部123は、受信部122から最初に入力したスロッ
トから検出したスロット番号を検出し、たとえばその検
出したスロット番号がフレーム40のスロット1とす
る。また全スロット数検出部131が検出した全スロッ
ト数を16とする。
【0038】自群間欠受信スロット番号算出部132
は、スロット番号1と全スロット数16と自群着信スロ
ット番号記憶部124に記憶された自群の着信スロット
番号15とから自群の間欠受信スロット番号が15であ
ることを算出し、タイマ制御演算部133は、スロット
番号1と全スロット数16とから自群の間欠受信スロッ
ト番号15を受信するタイミングを計算し、タイマ部1
26に計算結果として14スロットを設定するように指
示する。
は、スロット番号1と全スロット数16と自群着信スロ
ット番号記憶部124に記憶された自群の着信スロット
番号15とから自群の間欠受信スロット番号が15であ
ることを算出し、タイマ制御演算部133は、スロット
番号1と全スロット数16とから自群の間欠受信スロッ
ト番号15を受信するタイミングを計算し、タイマ部1
26に計算結果として14スロットを設定するように指
示する。
【0039】タイマ部126は、この指示によりカウン
ト値を設定すると同時に、全スロット数16より14ス
ロット後のフレーム40のスロット15から間欠受信周
期ごとに着信情報信号の受信指示を受信制御部127に
与える。受信制御部127は、この受信指示に基づき着
信情報信号を受信するように受信部122を制御する。
ト値を設定すると同時に、全スロット数16より14ス
ロット後のフレーム40のスロット15から間欠受信周
期ごとに着信情報信号の受信指示を受信制御部127に
与える。受信制御部127は、この受信指示に基づき着
信情報信号を受信するように受信部122を制御する。
【0040】同様に移動局Bがセル移行などで新たに着
信情報信号の受信を開始する際に、スロット番号検出部
123は、受信部122から最初に入力したスロットか
ら検出したスロット番号を検出し、たとえばその検出し
たスロット番号をフレーム40のスロット13とする。
また全スロット数検出部131が検出した全スロット数
を16とする。
信情報信号の受信を開始する際に、スロット番号検出部
123は、受信部122から最初に入力したスロットか
ら検出したスロット番号を検出し、たとえばその検出し
たスロット番号をフレーム40のスロット13とする。
また全スロット数検出部131が検出した全スロット数
を16とする。
【0041】自群間欠受信スロット番号算出部132
は、スロット番号13と全スロット数16と自群着信ス
ロット番号記憶部124に記憶された自群の着信スロッ
ト番号15とから自群の間欠受信スロット番号が15で
あることを算出し、タイマ制御演算部133は、スロッ
ト番号13と全スロット数16とから自群の間欠受信ス
ロット番号15を受信するタイミングを計算し、タイマ
部126に計算結果として2スロットを設定するように
指示する。
は、スロット番号13と全スロット数16と自群着信ス
ロット番号記憶部124に記憶された自群の着信スロッ
ト番号15とから自群の間欠受信スロット番号が15で
あることを算出し、タイマ制御演算部133は、スロッ
ト番号13と全スロット数16とから自群の間欠受信ス
ロット番号15を受信するタイミングを計算し、タイマ
部126に計算結果として2スロットを設定するように
指示する。
【0042】タイマ部126は、この指示によりタイマ
カウント値を設定すると同時に、全スロット数16より
2スロット後のフレーム40のスロット15から間欠受
信周期ごとに着信情報信号の受信指示を受信制御部12
7に与える。受信制御部127は、この受信指示に基づ
き着信情報信号を受信するように受信部122を制御す
る。
カウント値を設定すると同時に、全スロット数16より
2スロット後のフレーム40のスロット15から間欠受
信周期ごとに着信情報信号の受信指示を受信制御部12
7に与える。受信制御部127は、この受信指示に基づ
き着信情報信号を受信するように受信部122を制御す
る。
【0043】前述のように、図7では図10と比較して
フレームヘッダスロットが不要となった分も考慮すると
移動局Aおよび移動局B共に、自群の受信タイミングで
間欠受信を開始するまでに17スロット分の時間短縮を
図ることができ、また連続受信する必要がなくなること
から、移動局Aでは55%、また移動局Bでは37%の
省電力化を図ることがそれぞれできる。
フレームヘッダスロットが不要となった分も考慮すると
移動局Aおよび移動局B共に、自群の受信タイミングで
間欠受信を開始するまでに17スロット分の時間短縮を
図ることができ、また連続受信する必要がなくなること
から、移動局Aでは55%、また移動局Bでは37%の
省電力化を図ることがそれぞれできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、移動局
の電源立ち上げおよびセル移行などで新たに着信情報信
号の受信を開始する際に、最初に受信したスロット内の
自スロット位置情報により自群の受信タイミングを瞬時
に判断することができ、自群の受信タイミングで受信を
開始するまでの時間の短縮化および省電力化が図れる優
れた効果がある。
の電源立ち上げおよびセル移行などで新たに着信情報信
号の受信を開始する際に、最初に受信したスロット内の
自スロット位置情報により自群の受信タイミングを瞬時
に判断することができ、自群の受信タイミングで受信を
開始するまでの時間の短縮化および省電力化が図れる優
れた効果がある。
【図1】本発明第一実施例移動通信着信制御方式のブロ
ック構成図。
ック構成図。
【図2】本発明第一実施例移動通信着信制御方式の着信
群が8群分けされた着信情報信号のスロットの構成を示
す図。
群が8群分けされた着信情報信号のスロットの構成を示
す図。
【図3】本発明第一実施例移動通信着信制御方式の着信
群が8群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに移
動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信タ
イミングを示す図。
群が8群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに移
動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信タ
イミングを示す図。
【図4】本発明第二実施例移動通信着信制御方式の移動
局の受信手段のブロック構成図。
局の受信手段のブロック構成図。
【図5】本発明第二実施例移動通信着信制御方式の着信
群が8群分けされた着信情報信号のスロットの構成を示
す図。
群が8群分けされた着信情報信号のスロットの構成を示
す図。
【図6】本発明第二実施例移動通信着信制御方式の着信
群が8群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに移
動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信タ
イミングを示す図。
群が8群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに移
動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信タ
イミングを示す図。
【図7】本発明第二実施例移動通信着信制御方式の着信
群が16群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに
移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信
タイミングを示す図。
群が16群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに
移動局Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信
タイミングを示す図。
【図8】従来例の移動通信着信制御方式の着信群が8群
分けされた着信情報信号のスロットの構成を示す図。
分けされた着信情報信号のスロットの構成を示す図。
【図9】従来例の移動通信着信制御方式の着信群が8群
分けされた着情報信号の信号構成ならびに移動局Aおよ
び移動局Bが間欠受信を開始する際の受信タイミングを
示す図。
分けされた着情報信号の信号構成ならびに移動局Aおよ
び移動局Bが間欠受信を開始する際の受信タイミングを
示す図。
【図10】従来例の移動通信着信制御方式の着信群が1
6群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに移動局
Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信タイミ
ングを示す図。
6群分けされた着信情報信号の信号構成ならびに移動局
Aおよび移動局Bが間欠受信を開始する際の受信タイミ
ングを示す図。
20〜22、30〜32、40、41、50〜52、6
0、61 フレーム 100 基地局 110 送信手段 121 受信手段 122 受信部 123 スロット番号検出部 124 自群着信スロット番号記憶部 125、133 タイマ制御演算部 126、134 タイマ部 127 受信制御部 131 全スロット数検出部 132 自群間欠受信スロット番号算出部 A、B 移動局
0、61 フレーム 100 基地局 110 送信手段 121 受信手段 122 受信部 123 スロット番号検出部 124 自群着信スロット番号記憶部 125、133 タイマ制御演算部 126、134 タイマ部 127 受信制御部 131 全スロット数検出部 132 自群間欠受信スロット番号算出部 A、B 移動局
Claims (3)
- 【請求項1】 通信網に接続された基地局と、この基地
局に無線回線を介して接続された複数の移動局とを備
え、 前記複数の移動局はそれぞれ、着信群に群分けされ、着
信情報信号の自群のスロットを間欠受信する受信手段を
含み、 前記基地局は、前記着信群に対応するスロットから構成
されたフレームの着信情報信号を送信する送信手段を含
む移動通信着信制御方式において、 前記送信手段は、送信する着信情報信号の各スロットに
そのスロットが全スロットの内に占める位置を示す自ス
ロット位置情報を付加して送信する手段を含み、 前記複数の移動局はそれぞれ、新たに着信情報信号の受
信を開始する際に最初に受信した着信情報信号のスロッ
トに含まれる前記自スロット位置情報に基づき自局の受
信タイミングを決定する手段を含むことを特徴とする移
動通信着信制御方式。 - 【請求項2】 前記着信情報信号は前記スロットの全数
が各基地局とも同一のフレームを含み、前記自スロット
位置情報はスロット番号である請求項1記載の移動通信
着信制御方式。 - 【請求項3】 前記着信情報信号は前記スロットの全数
が各基地局ごとに異なるフレームからなり、前記自スロ
ット位置情報はその着信情報信号のフレームを構成する
スロットの全数およびスロット番号である請求項1記載
の移動通信着信制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4349016A JPH06204942A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 移動通信着信制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4349016A JPH06204942A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 移動通信着信制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06204942A true JPH06204942A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18400923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4349016A Pending JPH06204942A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 移動通信着信制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06204942A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017111017A1 (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 日本電気株式会社 | 信号構成装置、信号構成システム、信号構成方法、および信号構成用プログラムが記憶された記憶媒体 |
WO2017111002A1 (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 日本電気株式会社 | 信号構成装置、信号構成システム、信号構成方法、および信号構成用プログラムが記憶された記憶媒体 |
JP2018064305A (ja) * | 2018-01-30 | 2018-04-19 | 日本電気株式会社 | 信号構成装置、信号構成システム、信号構成方法、および信号構成用プログラム |
JP2018113692A (ja) * | 2018-01-30 | 2018-07-19 | 日本電気株式会社 | 信号構成装置、信号構成システム、信号構成方法、および信号構成用プログラム |
JP2019071620A (ja) * | 2018-11-30 | 2019-05-09 | 日本電気株式会社 | 信号構成装置、信号構成システム、信号構成方法、および信号構成用プログラム |
JP2020018008A (ja) * | 2019-10-21 | 2020-01-30 | 日本電気株式会社 | 信号構成装置、信号構成システム、信号構成方法、および信号構成用プログラム |
-
1992
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