JPH0620349Y2 - ビートハーベスタ - Google Patents
ビートハーベスタInfo
- Publication number
- JPH0620349Y2 JPH0620349Y2 JP1987169936U JP16993687U JPH0620349Y2 JP H0620349 Y2 JPH0620349 Y2 JP H0620349Y2 JP 1987169936 U JP1987169936 U JP 1987169936U JP 16993687 U JP16993687 U JP 16993687U JP H0620349 Y2 JPH0620349 Y2 JP H0620349Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- conveyor
- rods
- harvester
- horizontal rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はビートハーベスタにおいて、収穫するビート
およびその他根菜類を、掘り取り口からタンクまで移送
する手段に用いるロッドコンベアにおいて、収穫物の掘
り取りと同時に取り込む茎葉が、収穫物搬送経路中に設
けた斜状送り出し部材に滞留あるいは絡み付いたものを
掻き出し、かつ、引き出せるロッドコンベアを有するビ
ートハーベスタに関するものである。
およびその他根菜類を、掘り取り口からタンクまで移送
する手段に用いるロッドコンベアにおいて、収穫物の掘
り取りと同時に取り込む茎葉が、収穫物搬送経路中に設
けた斜状送り出し部材に滞留あるいは絡み付いたものを
掻き出し、かつ、引き出せるロッドコンベアを有するビ
ートハーベスタに関するものである。
トラクターに牽引されて走行するビートハーベスタは、
圃場地面に突き刺して移動推進作用で収穫する掘り取り
口と、収穫したビートをはじめとするその他の根菜類
を、同搭載するタンクに移送貯留しながら収穫作業を行
うもので、前記した掘り取り口からタンクまで、複数の
コンベアが、狭い領域でさまざまな設置形態をもって接
続構成されている。
圃場地面に突き刺して移動推進作用で収穫する掘り取り
口と、収穫したビートをはじめとするその他の根菜類
を、同搭載するタンクに移送貯留しながら収穫作業を行
うもので、前記した掘り取り口からタンクまで、複数の
コンベアが、狭い領域でさまざまな設置形態をもって接
続構成されている。
このコンベアは、移送中の揺動現象を利用して、収穫作
用で同時に取り込んだ土砂、茎葉等不要物を除去させる
ために多数のロッドを並列設したロッドコンベアを用い
ることが常套手段となっている。
用で同時に取り込んだ土砂、茎葉等不要物を除去させる
ために多数のロッドを並列設したロッドコンベアを用い
ることが常套手段となっている。
しかしながら収穫物と同時に取り込む比較的大型な茎葉
あるいは枯れ葉は搬送中の揺動作用でもコンベアから脱
落せずに収穫物に混在したままタンクに収容されるか、
または、コンベア中に設けた方向変換用の送り出し部材
に絡み付くか、またはその前方に滞留し、被搬送物の搬
送進路方向を狂わせ圃場への落下等の憂いを見る例も少
なくない。
あるいは枯れ葉は搬送中の揺動作用でもコンベアから脱
落せずに収穫物に混在したままタンクに収容されるか、
または、コンベア中に設けた方向変換用の送り出し部材
に絡み付くか、またはその前方に滞留し、被搬送物の搬
送進路方向を狂わせ圃場への落下等の憂いを見る例も少
なくない。
ビートハーベスタにおいて、掘り取り口からタンクまで
には複数種のロッド型、網型等のコンベアが縦横ならび
斜状に配置され、土砂ならびに茎葉等の不要物は、これ
ら搬送路中のコンベアで収穫物と分離し、不要物は圃場
に落下させて土に戻す手段が採られており、これらの作
業は第二次コンベアと、該第二次コンベアにおける中間
に設けられた収穫物の方向変換手段設置箇所で分離させ
ているものがほとんどで、前記した収穫物の方向変換手
段自体に分離作用を期待する構成を開発したものが昭和
55年実用新案登録願第13120号(実開昭59-47419号)と
して公開された技術があり、また、収穫物の方向変換手
段に作用させるようにロッドコンベアのロッドに分離作
用を期待する構成を開発したものが昭和50年実用新案登
録願第79819号(実開昭51-159343号)として公開された
技術がある。
には複数種のロッド型、網型等のコンベアが縦横ならび
斜状に配置され、土砂ならびに茎葉等の不要物は、これ
ら搬送路中のコンベアで収穫物と分離し、不要物は圃場
に落下させて土に戻す手段が採られており、これらの作
業は第二次コンベアと、該第二次コンベアにおける中間
に設けられた収穫物の方向変換手段設置箇所で分離させ
ているものがほとんどで、前記した収穫物の方向変換手
段自体に分離作用を期待する構成を開発したものが昭和
55年実用新案登録願第13120号(実開昭59-47419号)と
して公開された技術があり、また、収穫物の方向変換手
段に作用させるようにロッドコンベアのロッドに分離作
用を期待する構成を開発したものが昭和50年実用新案登
録願第79819号(実開昭51-159343号)として公開された
技術がある。
本考案は、ハーベスタにあって、掘り取り口からランク
までの搬送手段に用いるロッドコンベア中において、前
記掘り取り口より収穫物と同動してくる土砂ならびに茎
葉類の不要物で、特に茎葉が、水平ロッドコンベアの中
間位置に設けた斜状送り出し部材に絡み付くかあるいは
その前部に滞留して、これによって被搬送物であるビー
トをはじめその他の根菜物を次位のコンベアに搬送方向
を変換して転送するとき、その進路障害によって再び圃
場に転落する事態があるのを防止しようとするもので、
前記のように斜状送り出し部材に滞留または絡み付いた
茎葉を、水平ロッドコンベアの一回動動作に一回、多く
とも二回回動してくる突起付きロッドによって、ビート
斜状送り出し部材より完全に引き出し、かつ、掻き出せ
るようにしたことを目的とするものである。
までの搬送手段に用いるロッドコンベア中において、前
記掘り取り口より収穫物と同動してくる土砂ならびに茎
葉類の不要物で、特に茎葉が、水平ロッドコンベアの中
間位置に設けた斜状送り出し部材に絡み付くかあるいは
その前部に滞留して、これによって被搬送物であるビー
トをはじめその他の根菜物を次位のコンベアに搬送方向
を変換して転送するとき、その進路障害によって再び圃
場に転落する事態があるのを防止しようとするもので、
前記のように斜状送り出し部材に滞留または絡み付いた
茎葉を、水平ロッドコンベアの一回動動作に一回、多く
とも二回回動してくる突起付きロッドによって、ビート
斜状送り出し部材より完全に引き出し、かつ、掻き出せ
るようにしたことを目的とするものである。
この考案は、上記の課題を解決するための手段として、
掘り取り口から掘りとったビートを上下二段の斜状送り
ロッドコンベアで送り上げ、斜状送りロッドコンベアの
上端部からハーベスタの後部に設けたドーナツ型円環状
コンベア内にビートを投入するための水平ロッドコンベ
アを有し、かつ該水平ロッドコンベアの上部に斜状送り
出し部材を有するハーベスタにおいて、前記水平ロッド
コンベアを形成する通常のロッドを芯材としてその外周
に、外側に向けて数多の突起を設けた柔軟性のある材料
で被覆した突起付きロッドを形成し、この突起付きロッ
ドを水平ロッドコンベアの全体を形成する通常のロッド
総数のうち1本または多くても2本を混在させ、混在し
た突起付きロッドの突起を、通常のロッド単杆の最上位
置を結んで形成する搬送面より独峰的に上方に突出形成
させたた水平ロッドコンベアを設けてなるものである。
掘り取り口から掘りとったビートを上下二段の斜状送り
ロッドコンベアで送り上げ、斜状送りロッドコンベアの
上端部からハーベスタの後部に設けたドーナツ型円環状
コンベア内にビートを投入するための水平ロッドコンベ
アを有し、かつ該水平ロッドコンベアの上部に斜状送り
出し部材を有するハーベスタにおいて、前記水平ロッド
コンベアを形成する通常のロッドを芯材としてその外周
に、外側に向けて数多の突起を設けた柔軟性のある材料
で被覆した突起付きロッドを形成し、この突起付きロッ
ドを水平ロッドコンベアの全体を形成する通常のロッド
総数のうち1本または多くても2本を混在させ、混在し
た突起付きロッドの突起を、通常のロッド単杆の最上位
置を結んで形成する搬送面より独峰的に上方に突出形成
させたた水平ロッドコンベアを設けてなるものである。
水平ロッドコンベアを構成する通常のロッド総数のう
ち、一本あるいは多くとも二本程度の極く少数の低率に
して、前記のロッドを芯材としてその外周に外側に向け
て数多の突起を設けた柔軟性ある材料で被覆した突起付
きロッドにしたことにより、斜状送り出し部材の前部に
滞留または絡み付いた茎葉を突起に引っ掛けて斜状送り
出し部材の後方に掻き出し、このとき突起付きロッドの
被覆材料が柔軟性があるので、斜状送り出し部材の下部
で突起が僅かに下方にへこむような状態を呈するか、あ
るいは前方の掘り取り口の方向に撓むような状態になる
ので茎葉を引き出し易くし、その後、水平ロッドコンベ
アの後端部から圃場に落下させるものである。
ち、一本あるいは多くとも二本程度の極く少数の低率に
して、前記のロッドを芯材としてその外周に外側に向け
て数多の突起を設けた柔軟性ある材料で被覆した突起付
きロッドにしたことにより、斜状送り出し部材の前部に
滞留または絡み付いた茎葉を突起に引っ掛けて斜状送り
出し部材の後方に掻き出し、このとき突起付きロッドの
被覆材料が柔軟性があるので、斜状送り出し部材の下部
で突起が僅かに下方にへこむような状態を呈するか、あ
るいは前方の掘り取り口の方向に撓むような状態になる
ので茎葉を引き出し易くし、その後、水平ロッドコンベ
アの後端部から圃場に落下させるものである。
特に前記した突起付きロッドは、前述のように水平ロッ
ドコンベアを構成する通常のロッド総数のうち一本、多
くとも二本程度を混在させるもので、この突起付きロッ
ドの混在率は極く低いもので、従って、回動する水平ロ
ッドコンベアにおいて、その作動面(往路)には現れて
いないときもある。このような低混在率であるから、こ
れが作動面に回動して来た時点においては、突起付きロ
ッドの突起は、通常のロッドの単杆の最上位置を結ぶ
線、即ち、作動面、該作動面より突起部分のみが独峰的
に上方を指向して突出しており、これにより斜状送り出
し部材に滞留もしくは絡み付いた茎葉が独蜂的に突出し
た突起付きロッドの突起に対し、あたかも掃除具の「熊
手」の作用状態をもって必ず引っ掛かり、これを掻き出
す状態でビート斜状送り出し部材より引き出し、水平ロ
ッドの変更点で突起の指向方向が下向きになれば、該突
起に係合していた茎葉は、その自重により圃場に落下す
るものである。
ドコンベアを構成する通常のロッド総数のうち一本、多
くとも二本程度を混在させるもので、この突起付きロッ
ドの混在率は極く低いもので、従って、回動する水平ロ
ッドコンベアにおいて、その作動面(往路)には現れて
いないときもある。このような低混在率であるから、こ
れが作動面に回動して来た時点においては、突起付きロ
ッドの突起は、通常のロッドの単杆の最上位置を結ぶ
線、即ち、作動面、該作動面より突起部分のみが独峰的
に上方を指向して突出しており、これにより斜状送り出
し部材に滞留もしくは絡み付いた茎葉が独蜂的に突出し
た突起付きロッドの突起に対し、あたかも掃除具の「熊
手」の作用状態をもって必ず引っ掛かり、これを掻き出
す状態でビート斜状送り出し部材より引き出し、水平ロ
ッドの変更点で突起の指向方向が下向きになれば、該突
起に係合していた茎葉は、その自重により圃場に落下す
るものである。
このようにして突起付きロッドを通常のロッドに対し
て、その混在率を高めた場合には、突起の独峰的存在効
果が薄れ、複数の突起における頂部間を結ぶ線が搬送面
ともなり兼ねず、従って、進行方向の前後方向に位置す
る突起頂部間を結ぶ線上で茎葉が滑動現象を呈し、この
突起に対して引っ掛かかり作用を低下させるものである
から、これら、突起付きロッドの通常のロッドに対して
の混在率を低くすることにより、目的とする作用を反比
例的に上昇するものである。
て、その混在率を高めた場合には、突起の独峰的存在効
果が薄れ、複数の突起における頂部間を結ぶ線が搬送面
ともなり兼ねず、従って、進行方向の前後方向に位置す
る突起頂部間を結ぶ線上で茎葉が滑動現象を呈し、この
突起に対して引っ掛かかり作用を低下させるものである
から、これら、突起付きロッドの通常のロッドに対して
の混在率を低くすることにより、目的とする作用を反比
例的に上昇するものである。
次に、この考案の実施例を図面とともに説明すれば、ビ
ート等の根菜類を掘り取り口(1)で掘り上げ、上下2段
の上部斜状送り上げロッドコンベア(2)および下部斜状
送り上げロッドコンベア(3)で挟持して送り上げ、これ
ら上部斜状送り上げロッドコンベア(2)および下部斜状
送り上げロッドコンベア(3)の上端部からハーベスタ(4)
の後部に設けたドーナツ型円環状コンベア(5)内にビー
トを主にその他根菜類を投入するための水平ロッドコン
ベア(6)を有し、かつ、該水平ロッドコンベア(6)の上部
にビート斜状送り出し部材(7)を有するハーベスタ(4)に
おいて、水平ロッドコンベア(6)を構成する数多の通常
のロッド(14)総数のうち、一本あるいは多くとも二本程
度の極小本数のロッド(14)に、外側に向けて数多の突起
(8)を設けたゴムあるいは合成樹脂等の柔軟性ある材料
で被覆して突起付きロッド(9)を形成し、該突起付きロ
ッド(9)を水平ロッドコンベア(6)を構成するに必要とす
るロッド本数のうち、通常のロッド(14)のなかに混在さ
せてハーベスタ(4)における複数の搬送部材の一部を形
成する水平ロッドコンベア(6)とするものである。
ート等の根菜類を掘り取り口(1)で掘り上げ、上下2段
の上部斜状送り上げロッドコンベア(2)および下部斜状
送り上げロッドコンベア(3)で挟持して送り上げ、これ
ら上部斜状送り上げロッドコンベア(2)および下部斜状
送り上げロッドコンベア(3)の上端部からハーベスタ(4)
の後部に設けたドーナツ型円環状コンベア(5)内にビー
トを主にその他根菜類を投入するための水平ロッドコン
ベア(6)を有し、かつ、該水平ロッドコンベア(6)の上部
にビート斜状送り出し部材(7)を有するハーベスタ(4)に
おいて、水平ロッドコンベア(6)を構成する数多の通常
のロッド(14)総数のうち、一本あるいは多くとも二本程
度の極小本数のロッド(14)に、外側に向けて数多の突起
(8)を設けたゴムあるいは合成樹脂等の柔軟性ある材料
で被覆して突起付きロッド(9)を形成し、該突起付きロ
ッド(9)を水平ロッドコンベア(6)を構成するに必要とす
るロッド本数のうち、通常のロッド(14)のなかに混在さ
せてハーベスタ(4)における複数の搬送部材の一部を形
成する水平ロッドコンベア(6)とするものである。
この水平ロッドコンベア(6)の側面視において、作動面
(往路)に前記突起付きロッド(9)が混在されている状
態時で、かつ、該作動面が直線状態であるとき、突起付
きロッド(9)における突起(8)を、水平ロッドコンベア
(6)を構成する大多数の通常のロッド(14)の頂部を結ぶ
線で構成する搬送面よりも独峰的に上方を指向して突出
状態となるようにすることが肝要である。
(往路)に前記突起付きロッド(9)が混在されている状
態時で、かつ、該作動面が直線状態であるとき、突起付
きロッド(9)における突起(8)を、水平ロッドコンベア
(6)を構成する大多数の通常のロッド(14)の頂部を結ぶ
線で構成する搬送面よりも独峰的に上方を指向して突出
状態となるようにすることが肝要である。
(10)は斜状送り出し部材(7)の高さを有するビート落下
防止板で、ハーベスタ(4)のフレーム(11)に適宜設けら
れ内側下端を僅かに切り欠いて切欠き部(12)を形成し、
切欠き部(12)にゴム板(13)を水平ロッドコンベア(6)の
端部まで取り付けるものである。
防止板で、ハーベスタ(4)のフレーム(11)に適宜設けら
れ内側下端を僅かに切り欠いて切欠き部(12)を形成し、
切欠き部(12)にゴム板(13)を水平ロッドコンベア(6)の
端部まで取り付けるものである。
また、前記した突起付きロッド(9)は、他の通常のロッ
ド(14)よりやや長く形成し突出部()を形成するもの
である。
ド(14)よりやや長く形成し突出部()を形成するもの
である。
突起付きロッド(9)に突出部()を設けたときは、落
下防止板(10)の下端隅部、即ち、ゴム板(13)の前面に滞
留した茎葉を突出部()でゴム板(13)を曲折しながら
後部に押し、ゴム板(13)の前面に茎葉が滞留しないよう
にしたものである。
下防止板(10)の下端隅部、即ち、ゴム板(13)の前面に滞
留した茎葉を突出部()でゴム板(13)を曲折しながら
後部に押し、ゴム板(13)の前面に茎葉が滞留しないよう
にしたものである。
斜状送り出し部材(7)は、進行始め側をハーベスタ(4)の
フレーム(11)に垂直に取り付けた杆体(15)にビートが通
過しない間隔で水平なロッド(16)の数本を等間隔に取り
付け、しかも、ロッド(16)は多少前方に回動するように
するときは、突起付きロッド(9)の柔軟性と相まって茎
葉を容易に引き出すことができるものである。
フレーム(11)に垂直に取り付けた杆体(15)にビートが通
過しない間隔で水平なロッド(16)の数本を等間隔に取り
付け、しかも、ロッド(16)は多少前方に回動するように
するときは、突起付きロッド(9)の柔軟性と相まって茎
葉を容易に引き出すことができるものである。
この考案のロッドは以上のように構成したので、ハーベ
スタに使用されるロッドコンベアのうち、水平ロッドコ
ンベアにおいて、この大多数のロッドを通常のロッドで
構成されているなかで、極低率をもって混在させた突起
付きロッドの突起が、作動面(往路)に混在されている
状態時で、かつ、該作動面が直状であるとき、水平ロッ
ドコンベアの側面視において、該突起(8)が、水平ロッ
ドコンベアを構成する大多数の通常のロッド(14)の頂部
を結ぶ線の搬送面より独峰的に上方を指向して突出して
いるので、斜状送り出し部材前に滞留、あるいは、斜状
送り出し部材に絡んだ茎葉を引っ掛けて掻き出し、かつ
引き出して水平ロッドコンベアより圃場に落下させてハ
ーベスタより排除することを自動的に行うので、斜状送
り出し部材は常に清浄状態が保持されているので、ビー
トあるいは他の根菜物は斜状送り出し部材の目的とする
誘導作用を違えることなく目的とする進行方向に搬送で
きるとともに、不要な茎葉をタンクまで連送することな
く、目的とする収穫物のみをタンク内に貯留することが
できる効果あるものである。
スタに使用されるロッドコンベアのうち、水平ロッドコ
ンベアにおいて、この大多数のロッドを通常のロッドで
構成されているなかで、極低率をもって混在させた突起
付きロッドの突起が、作動面(往路)に混在されている
状態時で、かつ、該作動面が直状であるとき、水平ロッ
ドコンベアの側面視において、該突起(8)が、水平ロッ
ドコンベアを構成する大多数の通常のロッド(14)の頂部
を結ぶ線の搬送面より独峰的に上方を指向して突出して
いるので、斜状送り出し部材前に滞留、あるいは、斜状
送り出し部材に絡んだ茎葉を引っ掛けて掻き出し、かつ
引き出して水平ロッドコンベアより圃場に落下させてハ
ーベスタより排除することを自動的に行うので、斜状送
り出し部材は常に清浄状態が保持されているので、ビー
トあるいは他の根菜物は斜状送り出し部材の目的とする
誘導作用を違えることなく目的とする進行方向に搬送で
きるとともに、不要な茎葉をタンクまで連送することな
く、目的とする収穫物のみをタンク内に貯留することが
できる効果あるものである。
第1図はビートハーベスタ全体の側面図、第2図は背面
図、第3図は水平ロッドコンベアの平面図、第4図は突
起付きロッドの斜視図である。 (1)……掘り取り口、 (2)……上部斜状送りロッドコンベア、 (3)……下部斜状送りロッドコンベア、 (4)……ハーベスタ、 (5)ドーナツ型円環状コンベア、 (6)……水平ロッドコンベア、 (7)……斜状送り出し部材、 (8)……突起、 (9)……突起付きロッド、 (10)……ビート落下防止板、 (11)……フレーム、 (12)……切欠き部、 (13)……ゴム板、 (14)……ロッド、 (15)……杆体、 (16)……接触部、 ()……突出部。
図、第3図は水平ロッドコンベアの平面図、第4図は突
起付きロッドの斜視図である。 (1)……掘り取り口、 (2)……上部斜状送りロッドコンベア、 (3)……下部斜状送りロッドコンベア、 (4)……ハーベスタ、 (5)ドーナツ型円環状コンベア、 (6)……水平ロッドコンベア、 (7)……斜状送り出し部材、 (8)……突起、 (9)……突起付きロッド、 (10)……ビート落下防止板、 (11)……フレーム、 (12)……切欠き部、 (13)……ゴム板、 (14)……ロッド、 (15)……杆体、 (16)……接触部、 ()……突出部。
Claims (1)
- 【請求項1】掘り取り口(1)から掘りとったビートを上
下二段の斜状送りロッドコンベア(2)で送り上げ、斜状
送りロッドコンベア(2)の上端部からハーベスタ(4)の後
部に設けたドーナツ型円環状コンベア(5)内にビートを
投入するための水平ロッドコンベア(6)を有し、かつ該
水平ロッドコンベア(6)の上部に斜状送り出し部材(7)を
有するハーベスタ(4)において、前記水平ロッドコンベ
ア(6)を形成する通常のロッド(14)を芯材としてその外
周に、外側に向けて数多の突起(8)を設けた柔軟性のあ
る材料で被覆した突起付きロッド(9)を形成し、この突
起付きロッド(9)を水平ロッドコンベア(6)の全体を形成
する通常のロッド(14)の総数のうち1本または多くても
2本を混在させ、混在した突起付きロッド(9)の突起(8)
を、通常のロッド(14)単杆の最上位置を結んで形成する
搬送面より独峰的に上方に突出形成させたた水平ロッド
コンベア(6)を有することを特徴とするビートハーベス
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987169936U JPH0620349Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | ビートハーベスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987169936U JPH0620349Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | ビートハーベスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0174722U JPH0174722U (ja) | 1989-05-22 |
JPH0620349Y2 true JPH0620349Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31460437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987169936U Expired - Lifetime JPH0620349Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | ビートハーベスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620349Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4489123B2 (ja) * | 2008-01-08 | 2010-06-23 | 安久津 義人 | ハーベスタ後背部のコンベア出口とガイド側板間の隙間調整機構 |
JP7121995B2 (ja) * | 2018-12-04 | 2022-08-19 | 東洋農機株式会社 | 茎葉詰まり防止装置およびこれを備えた多畦式根菜類収穫機 |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP1987169936U patent/JPH0620349Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0174722U (ja) | 1989-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2869167C (en) | Combine header for stripping seeds | |
US3198259A (en) | Potato digging and separating apparatus | |
JPH0620349Y2 (ja) | ビートハーベスタ | |
GB584502A (en) | Improvements in or relating to potato harvesting machines | |
US2770937A (en) | Method of harvesting and curing forage crops | |
US20200205342A1 (en) | Combine including feeder house drum having a sweep assembly and method of harvesting | |
JP2012130267A (ja) | コンバイン | |
US787750A (en) | Snapping-rollers for corn-harvesters. | |
JPH06253652A (ja) | 全稈投入型コンバインの刈取収穫構造 | |
US20190200528A1 (en) | Combine having conveyor chain slat assembly and method of harvesting crop thereof | |
JP5882853B2 (ja) | コンバイン | |
JPS5867121A (ja) | 直流式コンバイン | |
US3454100A (en) | Windrowing fork arrangement for peanut digger | |
US1938263A (en) | Harvesting machine | |
CN209234309U (zh) | 一种辣椒采摘清选机 | |
US3451485A (en) | Onion harvesting machine | |
US1810600A (en) | Corn harvester | |
JP7121995B2 (ja) | 茎葉詰まり防止装置およびこれを備えた多畦式根菜類収穫機 | |
JP2010148416A (ja) | 地下茎作物の収穫装置 | |
JP6711851B2 (ja) | コンバインの穀稈刈取装置 | |
JPS6142339Y2 (ja) | ||
US236680A (en) | Harvester | |
US2947131A (en) | Ear corn conveyor for corn pickers | |
US1860634A (en) | Corn picking machine | |
JPS5822491Y2 (ja) | 刈取機における分草引起し装置 |