JPH06203382A - ディスク記録装置及び周波数特性補償回路 - Google Patents

ディスク記録装置及び周波数特性補償回路

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JPH06203382A
JPH06203382A JP36011692A JP36011692A JPH06203382A JP H06203382 A JPH06203382 A JP H06203382A JP 36011692 A JP36011692 A JP 36011692A JP 36011692 A JP36011692 A JP 36011692A JP H06203382 A JPH06203382 A JP H06203382A
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JP
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signal
equalizer
recording
output
frequency
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JP36011692A
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Inventor
Shinji Kaneko
真二 金子
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 映像信号の周波数特性の補償を行うコサイン
イコライザで構成したビデオイコライザ11をFM変調
部12の前に前段の信号処理部として設けている。 【効果】 イコライザにおいて出力信号の周波数帯域の
高域側を減衰させ、フォーカスずれの原因となるMTF
劣化を改善するためのRF信号での周波数特性の改善等
の処理を行うことなく、ビデオ信号で高域減衰により簡
単な回路構成で高安定、広帯域にわたってイコライズ処
理を行うことができ、ディスク記録装置で記録したディ
スクを再生しても画質劣化のない映像を提供することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を光学系を介
してディスクにFM変調をかけて記録するディスク記録
装置と入力信号の周波数特性を補償する周波数特性補償
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、高精細度の映像を表示するテレビ
ジョン受像機が製品として販売されている。また、高精
細度のテレビジョン受像機の周辺機器として、例えば光
ディスク記録再生装置も販売されている。上記光ディス
ク記録再生装置が使用する光ディスクには、一度だけ書
込み可能なライトワンスタイプのディスク(以下WOデ
ィスクという)がある。
【0003】WOディスクには、記録時に供給されるデ
ータに応じてレーザダイオードをオン/オフ制御するこ
とでレーザ光が照射される。レーザダイオードは、供給
される2値データの矩形波のアナログFM変調信号に応
じてレーザ駆動回路から出力される駆動信号で制御され
ている。このような光ディスク記録再生装置は、記録時
に照射するレーザ光の熱エネルギーで記録媒体に化学的
な変化を起こさせて記録するので、最大のS/N特性を
得ることができる。高画質の映像の記録再生を行う上で
WOディスクのような光ディスクは、非常に有効な記録
媒体である。
【0004】また、光ディスク記録再生装置は、光学系
のレスポンスである変調伝達関数(以下MTFという)
の劣化によって記録信号の周波数特性に変化を生じてし
まう。しかしながら、この周波数特性の劣化は、周波数
特性が変化してもレベル変化が最大約1dB程度の変動
で記録することができる。このため、光ディスク記録再
生装置は、信号にこの程度の周波数特性の劣化があって
も画面全体にとして表れる不具合が、例えば映像にシャ
ープさが足りないといった程度の不具合でさほど目立た
ない画像として表示できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記高精細
度の映像信号の記録媒体に光ディスクを用いた場合、光
ディスク記録再生装置は、高精細度用のテレビジョン信
号規格に応じた使用帯域の広いRF信号を扱って記録す
る必要がある。この広帯域のRF信号を用いた光ディス
ク記録再生装置は、高速な信号処理等を行って、高速記
録が行われなければならない。
【0006】また、この高速記録の方法の他の方法とし
て光ディスク記録再生装置には、上記RF信号に対する
高速の信号処理速度の軽減及び帯域幅を狭くする等を図
って低速記録で高画質の映像を記録する方法がある。
【0007】実際に、光ディスク記録再生装置には、低
速記録で高画質の映像を得るため、2チャンネル、2ト
ラックにアナログFM変調することにより記録する方法
を提案している。
【0008】この記録方法は、モノリシック2チャンネ
ルレーザダイオード(図4を参照)を用いることによ
り、従来の光学系と略々同一の構成で、1つの入力信号
を光ディスク上の2トラックに2チャンネルを並列して
記録再生を行っている。
【0009】この提案している記録方法において入力す
る高精細度の映像信号は、輝度信号Yの周波数を20M
Hz、色差信号PB 、PR 共に周波数6MHzの信号を
入力する。エンコード処理部は、1つの入力信号を時分
割多重したエンコード処理をして映像信号をそれぞれ周
波数12MHzの2つのチャンネルCH1、CH2に収
めている。この処理によって光ディスク記録再生装置
は、RF信号に対する信号処理速度の軽減及びチャンネ
ルあたりの信号の帯域幅が狭くて済む。
【0010】ところが、上述したように帯域幅を狭くし
て低速記録で2チャンネルを並列記録する方法では、た
とえ周波数特性の変化が最大約1dB程度に抑えてもチ
ャンネル間に差があると、光ディスクを再生した際にチ
ャンネルに対応するライン間の差として画像にちらつき
が目立ってくる。実際に、このように複数のチャンネル
を用いて記録する方法を用いた場合、チャンネル間や記
録装置毎の周波数特性に依存して記録されること等によ
って記録ディスクに周波数特性のばらつきを有したまま
記録されてしまうことになる。
【0011】この複数チャンネルを用いて低速記録する
方法における上記チャンネル間に生じる差の原因は、主
に記録時のレーザパワー設定ずれ、フォーカスのオフセ
ットずれ、記録RF信号のデューティずれ、トラッキン
グずれ等により、記録信号の周波数特性が変化するため
である。
【0012】従来、このように記録信号としてRF信号
の周波数特性に劣化が生じた場合、RF信号の改善は、
通常、RF信号で劣化した周波数部分の補償を行ってき
ている。広帯域のアナログ信号を用いて記録再生を行
う、例えばアナログ信号のビデオテープレコーダは、周
波数特性の劣化等に対して記録アンプを線形動作させて
RF信号の周波数特性における振幅特性の改善を行って
信号の品質劣化を補償している。
【0013】ところで、この光ディスク記録再生装置に
おいて記録時のFM変調後の記録信号の周波数特性の補
償は、矩形発振しているため、例えば上述したアナログ
信号のビデオテープレコーダの周波数特性調整と違い、
そのままの信号形態で周波数特性の補償を行うことがで
きない。
【0014】もし、この周波数特性の補償をアナログ信
号のビデオテープレコーダの場合と同じくRF信号で行
うとすると、光ディスク記録再生装置は、最初にサイン
発振の変調を行うか、あるいは矩形波サイン波変換を行
ってRF信号にして、このRF信号をローパスフィルタ
(位相直線フィルタ)で片側波にする。イコライザやリ
ミッタ回路等は、この片側波に対して周波数特性の改善
処理を行い、さらに、キャリア/側波レベル比を変化さ
せている。このようにして周波数特性の改善された片側
波が、再び矩形波に戻される。この矩形波を用いて光デ
ィスク記録再生装置は、記録アンプを介してドライブし
データを記録することになる。
【0015】一方、FM変調されたデータを矩形波のま
ま処理する場合、処理に要する回路は、FM変調後にA
/D変換器、映像用のディジタルフィルタ、D/A変換
器を設けて周波数特性の改善を行い、コンパレータでリ
ミッタ処理して記録アンプに供給するといった構成を取
らなければならない。周波数特性の改善するためには、
このようにアナログ、あるいはディジタルといった信号
形態にかかわらず、矩形波信号に対する前置信号処理を
行うための回路が必要である。しかしながら、この回路
は、回路規模が大きくなり過ぎてコストアップを招いて
しまう。
【0016】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、フォーカスずれの原因となるM
TF劣化を抑えて各チャンネル間や記録装置に依存する
ことなく、記録したディスクに周波数特性のばらつきな
く記録することができるディスク記録装置の提供を目的
とする。
【0017】また、本発明は、入力信号の周波数特性の
補償をコストアップさせることなく、簡単な回路構成で
行うことができる周波数補償回路の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク記
録装置は、入力信号をFM変調し、光学系を介してディ
スクに記録するディスク記録装置において、ディスク記
録時の周波数特性の劣化を上記入力信号に対して周波数
帯域の高域側を減衰させることで補償するイコライザ手
段と、該イコライザ手段からの出力信号にFM変調をか
けるFM変調手段とを有することにより、上述の課題を
解決する。
【0019】上記イコライザ手段としては、高域減衰特
性のコサインイコライザを用いている。このイコライザ
手段は、上記入力信号が供給されるバッファ手段と、該
バッファ手段の出力側がベースに接続された第1の導電
型の第1のエミッタホロワトランジスタと、上記信号増
幅手段からの出力信号を所定の位相量だけ位相遅延させ
る位相遅延手段と、該位相遅延手段の出力側がベースに
接続された第1の導電型の第2のエミッタホロワトラン
ジスタと、上記第1及び第2のトランジスタのエミッタ
出力を抵抗加算する加算手段と、該加算手段の加算出力
端子がベースに接続された第2の導電型の第3のエミッ
タホロワトランジスタとを有することにより、上述した
課題を解決する。
【0020】ここで、上記入力信号としては、例えば映
像信号を入力する。バッファ手段は、ゲインを1にして
広帯域化を図っている。
【0021】また、周波数特性補償回路は、入力信号の
周波数特性を補償する周波数特性補償回路において、上
記入力信号が供給されるバッファ手段と、該バッファ手
段の出力側がベースに接続された第1の導電型の第1の
エミッタホロワトランジスタと、上記信号増幅手段から
の出力信号を所定の位相量だけ位相遅延させる位相遅延
手段と、該位相遅延手段の出力側がベースに接続された
第1の導電型の第2のエミッタホロワトランジスタと、
上記第1及び第2のトランジスタのエミッタ出力を抵抗
加算する加算手段と、該加算手段の加算出力端子がベー
スに接続された第2の導電型の第3のエミッタホロワト
ランジスタとを有することにより、上述した課題を解決
する。
【0022】
【作用】本発明のディスク記録装置は、イコライザ手段
を簡単な回路で構成してFM変調をかける前段に配し、
このイコライザ手段により、入力信号における周波数帯
域の高域側を減衰させることにより、FM変調手段が出
力するRF信号の記録周波数特性における低域側を減衰
させることになる。
【0023】周波数特性補償回路は、信号増幅手段と、
第1及び第2のトランジスタにおける第1の導電型トラ
ンジスタに対して相反する相補型の導電型トランジスタ
を第3のトランジスタに用い、第1及び第2のトランジ
スタの出力を同一の遅延量にすることにより、入力信号
の周波数帯域の高域側を減衰させ、他の構成のコサイン
イコライザに比べて広帯域にわたる周波数特性を補償し
ている。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係るディスク記録装置及び周
波数特性補償回路の実施例について、それぞれ図面を参
照しながら説明する。
【0025】先ず、ディスク記録装置に入力される入力
信号をFM変調し、光学系を介してディスクに記録する
ディスク記録装置について、図1に概略的なディスク記
録装置のブロック図を示し、このブロック図を参照しな
がら説明する。ここで、入力信号に映像信号を用いてい
る。ディスク記録装置の扱う入力信号は、高精細度テレ
ビジョン信号である。この高精細度テレビジョン信号の
信号処理の負担を軽減させるため、本実施例のディスク
記録装置は、レーザ光により1つの入力信号を2チャン
ネルに分けて2トラックのランド部に記録させている。
【0026】ディスク記録装置は、図1に示すディスク
記録時の周波数特性の劣化を上記入力信号に対して周波
数帯域の高域側を減衰させることで補償するイコライザ
手段であるビデオイコライザ11と、該ビデオイコライ
ザ11の出力信号にFM変調をかけるFM変調手段であ
るFM変調部12とを有している。このビデオイコライ
ザ11は、コサインイコライザを用いている。
【0027】このビデオイコライザ11をFM変調部1
2の前段に配置する理由について説明する。一般に、光
ディスク記録装置は、これらの原因に応じてAPC回
路、変調デューティバランス調整、フォーカスサーボ、
トラッキングサーボ等をかけることにより安定化を図っ
ている。入力信号を2チャンネルに分けて2トラックに
記録する光ディスク記録再生装置においても上述したA
PC回路、変調デューティバランス調整は、チャンネル
毎に設定できるので、設定ずれを生じなければ期待した
特性が得られる。また、従来の光ディスク記録装置にお
いて入力信号を1チャンネルで記録するとき、上記フォ
ーカスサーボ、トラッキングサーボも本来ロックずれは
無視できる特性である。
【0028】しかしながら、前述したように本発明のデ
ィスク記録装置は、1入力信号を2チャンネルの信号に
分けて記録を行っているため、光ディスク記録装置の記
録時に光ディスク上の記録特性に装置の光学的ブロック
のメカニカルな誤差によってフォーカスやトラッキング
に誤差を生じてしまう。
【0029】記録特性のばらつきの原因は、上述した原
因の中でも主にフォーカスずれに起因している。このフ
ォーカスずれは、このディスク記録装置で使用するレー
ザ記録波長が、スタンピングにより作成したROMタイ
プのディスクの理想的な記録分解能に比べて約1/4程
度しかないことや上述したメカニカルな誤差等のため、
光学系のレスポンスである変調伝達関数(以下MTFと
いう)の劣化が起こり、これによる位相線形のRF信号
における高域減衰を引き起こす。このレーザ記録波長で
光ディスクに記録した信号を再生した場合、フォーカス
ずれによる周波数特性の変化が再生信号のチャンネル間
の差として生じる。このチャンネル間の差は、最大1d
B程度であるが、例えば再生時のチャンネル対応のライ
ンを交互にインタリーブ走査した画面にちらつきとして
現れ、目立ってしまう。
【0030】このフォーカスずれによるMTF劣化は、
上記RF信号のエネルギーが低域側に移動して、低域側
の周波数特性を上げたことに相当する。従って、記録前
のRF信号に対して低域側の周波数特性を減衰させ、こ
の減衰させた分で高域側を持ち上げる方法をとればよい
が、光ディスクの記録信号が矩形波のため単純にFM変
換部12から出力する出力信号の周波数特性を調整する
ことができないため、信号にイコライズ処理を行う前に
前置信号処理が必要になる。
【0031】この前段処理回路は、FM変調出力の矩形
波を、前述した予めサイン変換を行い、上側波帯を減衰
させコサインイコライザ回路を用いて低域減衰させなけ
ればならない。ところが、この回路は、周波数特性を補
償する回路の回路規模が大きくなりすぎてディスク記録
装置をコストアップさせてしまう。
【0032】ここで、視点を変えて見ると、実際にこの
不具合が生じている際に、復調した高精細度の映像信号
の周波数特性は、位相線形の高域側が上昇している。こ
の不具合を改善させるため、ディスク記録装置は、予め
変調前の高精細度の映像信号の位相線形の高域側を減衰
させればよいこととなる。
【0033】そこで、ディスク記録装置は、映像信号の
高域側を減衰させるためにビデオイコライザ11をFM
変調部12の前段に設けている。図1のビデオ信号処理
のブロック図において、高精細度用テレビジョン信号が
ビデオ信号処理部25を介してビデオイコライザ11に
供給されている。ビデオイコライザ11は、高精細度用
テレビジョン信号の周波数特性の高域を減衰させてFM
変調部12に供給する。FM変調部12は、光学ブロッ
ク部30にアナログFM変調信号を出力する。
【0034】このビデオイコライザ11は、高域減衰さ
せるだけでよいことから、調整する方向が1象限内、す
なわち1方向内で済み、アンプゲイン1のバッファアン
プで実現することができる。このディスク記録装置の概
略的な全体構成は、最後に説明する。
【0035】ディスク記録装置は、上述した点に着目し
て、FM変調を行う前段にビデオイコライザ11を設け
ることにより、RF信号を扱う場合に比べて伝送帯域も
狭く、比較的に簡単な回路を付加するだけでDC変動、
設定変化、周波数特性の劣化等を抑えることができる。
また、アンプゲイン1のバッファアンプを使用すること
により、上記ビデオイコライザ11を広帯域化すること
もできる。
【0036】次に、このビデオイコライザのより好まし
い具体的な回路構成について、図2に示す回路図を参照
しながら説明する。ビデオイコライザ11は、入力信号
が供給されるバッファ手段であるバッファアンプ16
と、該バッファアンプ16の出力側がベースに接続され
た第1の導電型の第1のエミッタホロワトランジスタで
あるトランジスタTR1と、上記バッファアンプ16か
らの出力信号を所定の位相量だけ位相遅延させる位相遅
延手段である遅延回路17と、該位相遅延回路17の出
力側がベースに接続された第1の導電型の第2のエミッ
タホロワトランジスタであるトランジスタTR2と、上
記トランジスタTR1、TR2のエミッタ出力を抵抗加
算する加算手段であるミキサ部18と、該ミキサ部18
の加算出力端子がベースに接続された第2の導電型の第
3のエミッタホロワトランジスタであるトランジスタT
R3とで構成している。
【0037】このビデオイコライザ11の接続関係及び
動作について、図2を用いて説明する。入力端子15を
介して入力信号として例えばビデオ信号が広帯域アンプ
16の非反転端子に供給される。このバッファアンプ1
6は、出力信号を抵抗R1に供給すると共に、バッファ
アンプ16の反転端子に供給している。バッファアンプ
16は、上記ビデオ信号を低インピーダンスにしてい
る。抵抗R1を介した出力信号が遅延回路17の入力端
IとNPN形のトランジスタTR1のベースにそれぞれ
供給されている。上記抵抗R1は、遅延回路17との整
合をとるために設けている。
【0038】遅延回路17は、出力端Oから出力信号を
トランジスタTR1と同じタイプのNPN形のトランジ
スタTR2のベースに出力している。トランジスタTR
2は、エミッタから低インピーダンスの信号をミキサ部
18に出力する。
【0039】遅延回路17の出力端Oは、上記トランジ
スタTR2だけにしか接続されていないので、高インピ
ーダンスである。従って、供給されたビデオ信号は全反
射する。このため、全反射されたビデオ信号は、遅延回
路17の入力端Iに戻るが、上記遅延回路17の整合イ
ンピーダンスをとる抵抗R1で終端されることにより、
再反射しない。この入力端I側から見ると、入力したビ
デオ信号と反射したビデオ信号が存在し、全加算が行わ
れたことになる。
【0040】上述したように遅延回路17の入力端I側
のトランジスタTR1は整合インピーダンスを狂わせる
ことなく、低インピーダンスの信号をエミッタから出力
する。トランジスタTR1、TR2のエミッタ出力は、
抵抗R2と可変抵抗器VRによる抵抗合成で電圧加算が
行われる。この電圧加算した結果の電圧は可変抵抗器V
Rの可変端子にかかっている。
【0041】上記遅延回路17の遅延時間をτとすれ
ば、トランジスタTR1の出力信号は、時間において出
力信号と2π遅れた信号の全加算した信号である。ま
た、トランジスタTR2の出力信号は、時間τ分だけ遅
れた信号である。上記合成加算した信号は、位相線形の
信号になっている。可変抵抗器VRの可変端子とPNP
形のトランジスタTR3のベースが接続している。ここ
で、トランジスタTR3は、前記トランジスタTR1、
TR2と相反する導電型のトランジスタを用いている。
この合成加算した信号は、PNP形のトランジスタTR
3によってインピーダンス変換されてコレクタ側からの
出力端子19を介して出力される。
【0042】次に、このビデオイコライザ11のDC成
分について見る。トランジスタTR1〜TR3は、エミ
ッタフォロワ接続されている。ここで、バッファアンプ
16のDC成分の出力電圧が0Vとすれば、トランジス
タTR1、TR2の出力信号のDC成分は、エミッタフ
ォロワ接続により、それぞれのトランジスタTR1、T
R2のベース−エミッタ間の電圧降下VBE分だけマイナ
ス側にシフトする。このとき、合成加算した信号のDC
電位は、VBE分だけマイナス側にシフトしたまま変化し
ない。
【0043】トランジスタTR3でこの合成加算した信
号は、エミッタフォロワ接続により、ベース−エミッタ
間の電圧降下VBE分だけを反転してプラス側にシフトさ
せる。このため、トランジスタTR1〜TR3のそれぞ
れの電圧降下VBEを等しくすれば、バッファアンプ16
の出力時におけるDC成分の出力電圧は0Vに戻すこと
ができる。また、上記トランジスタTR1〜TR3のそ
れぞれの電圧降下VBEの温度特性も同じものを用いれ
ば、ビデオイコライザ11は温度変化が起こってもDC
成分の出力電圧に影響しないイコライザにすることがで
きる。
【0044】また、ビデオイコライザ11は、周波数特
性についてもトランジスタTR1〜TR3がエミッタ接
続で構成されていることと、トランジスタTR1、TR
2の出力が同一の遅延量になっているので、他の構成の
コサインイコライザに比べて広帯域なイコライザにする
ことができる。
【0045】ディスク記録装置において、FM変調部の
前段に配するビデオイコライザは、上述した構成に限定
されるものでなく、図3に示す一般的なコサインイコラ
イザも使用することができる。ここで、共通する部分に
同じ参照番号を付して説明を省略する。
【0046】このコサインイコライザは、ゲイン1にし
て広帯域化したバッファアンプ16を用いている。バッ
ファアンプ16、抵抗R1を経た出力が遅延回路17の
入力側I及びトランジスタTR1のベースに供給されて
いる。遅延回路17の出力側Oは、トランジスタTR
2、TR5のベースと接続している。上記トランジスタ
TR1、TR2のエミッタは、それぞれミキサ部18の
抵抗R2、R3及びR5と接続している。トランジスタ
TR2のコレクタ出力がコンデンサC1を介して可変抵
抗器VRに供給されている。この可変抵抗器VRの可変
端子は、電圧加算増幅する加算アンプ部MAのトランジ
スタTR6のベースと接続している。上記トランジスタ
TR5、TR6は、スイッチング素子として用いてい
る。例えばトランジスタTR6がオンのとき、トランジ
スタTR3がオン状態になる。このとき、トランジスタ
TR7がオンになり、出力端子19を介して記録特性が
補償された映像信号が出力される。
【0047】ここで、このコサインイコライザは、使用
する相補型のトランジスタのベース−エミッタ間VBE
び温度変化に対する温度特性を同じものを用いてエミッ
タホロワ接続して出力をとっても同様に高安定、広帯域
のイコライズ処理を行うことができる。
【0048】このように構成することにより、周波数特
性補償回路であるビデオイコライザを簡単な構成であり
ながら、周波数特性の改善、DC成分、温度特性の変化
を起こさせない等の高性能な低コストのイコライザを実
現することができる。
【0049】最後に、ディスク記録装置の全体の構成に
ついて、図1に示す概略的なブロック図と図4〜図6を
参照しながら説明する。ここで、図4〜図6において
は、図1と共通する部分に同じ参照番号を付して説明を
省略する。また、この説明に際し、ビデオイコライザ1
1の入力側と出力側に分けて説明する。
【0050】ビデオイコライザ11は、高域減衰させた
映像信号をFM変調部12に出力する。FM変調部12
は、各チャンネルの信号に対して非線形のプリエンファ
シスを行う。この後、各チャンネルの信号が、ダイレク
トFM変調、パルス幅変調(PWM)を経て光学系ブロ
ック30に出力される。
【0051】この光学系ブロック30は、レーザ駆動回
路31、レーザダイオード32、光学ピックアップ部3
3、アクチュエータ34、信号処理部35、ピックアッ
プ制御部36で構成している。レーザ駆動回路31は、
FM変調部12から供給された変調信号に応じてレーザ
駆動信号をレーザダイオード32に出力する。レーザダ
イオード32は、図4に示すモノリシック2チャンネル
レーザダイオードを用いている。この2チャンネル分の
レーザ光が、従来の光学系と略々同一に構成された光学
ピックアップ33を介してWOディスク10に供給され
る。
【0052】この光学系について図5に示す模式図を用
いて簡単に説明する。レーザダイオード32から出射さ
れた2チャンネルに対応するレーザ光が、コリメータレ
ンズ33a、グレーティング33bを介してビームスプ
リッタ33cに供給される。このビームスプリッタ33
cは、出射光を1/4波長板33d、対物レンズ33e
を通ってWOディスク10に供給する。WOディスク1
0は、1つの入力信号をディスク上のランド部分の2ト
ラックに2チャンネル並列して記録している。
【0053】また、光学ピックアップ33は、WOディ
スク10で反射した戻り光をビームスプリッタ33cで
レンズ33fを介してフォトダイオード33gに供給す
る。フォトダイオード33gでは、検出光を電気信号に
変換して図1の信号処理部35に供給している。信号処
理部35は、出力信号をピックアップ制御部36に供給
する。ピックアップ制御部36は、トラッキング及びフ
ォーカスを調整する制御信号を対物レンズ33eを内蔵
するアクチュエータ34に供給している。
【0054】ピックアップ制御部の一部であるアクチュ
エータ34は、この制御信号に応じて対物レンズ33e
の位置を制御している。光学ブロック30は、フォーカ
スエラー、トラッキングエラーに対してピックアップ制
御部36からのフォーカスサーボ、トラッキングサーボ
の制御信号を各コイルに供給して制御しながら、光ディ
スクへの記録時にMTF劣化等が起こらない記録信号を
用いてレーザ光をWOディスク10に照射し、記録を行
っている。また、ディスク記録装置は、WOディスクを
一定角速度で回転駆動させる場合、スピンドルモータ2
0を1分間に1800回、回転させる。一定線速度で回
転駆動させる場合、スピンドルモータ20を1分間の回
転数を1600〜3000回としている。
【0055】このような制御により、ディスク記録装置
はWOディスク上のランド部分の2トラックに2チャン
ネル並列して記録を行っている。ここで、書込み可能な
例えばWOディスクは、トラックピッチを3.20μ
m、チャンネル間ピッチと隣接トラック間ピッチを、共
に1.60μmに設定している。
【0056】また、このディスク記録装置におけるビデ
オイコライズ処理する前処理について簡単に説明する。
ディスク記録装置に入力する高精細度の映像信号は、輝
度信号Y、色信号B、Rの組か、あるいは色信号G、色
差信号PB 、PR の組をビデオインターフェース部24
に入力端子21、22、23を介して入力する。ビデオ
インターフェース部24は、信号のマトリクス、同期分
離等の処理を行って輝度信号Y、色差信号PB 、PR
ビデオ信号処理部25に供給している。輝度信号Yの周
波数は、20MHz、色差信号PB 、PR は、共に周波
数6MHzである。
【0057】また、オーディオ信号A、Bは、チャンネ
ルCH1とCH2とに記録する信号がそれぞれ入力端子
26、27を介してオーディオインターフェース部28
に供給されている。オーディオインターフェース部28
は、インピーダンス整合をとってオーディオエンコード
処理部29にオーディオ信号A、Bを出力している。オ
ーディオエンコード処理部29は、オーディオ信号A、
Bをそれぞれゲインコントロールし、A/D変換した信
号の入力選択をしてリード・ソロモンエンコード処理を
行い、オーディオ信号の記録用エンコード処理して、上
記ビデオ信号処理部25に供給する。
【0058】ビデオ信号処理部25は、1つの入力信号
の輝度信号Y、色差信号PB 、PRを時分割多重のエン
コードして新たな1Hの映像信号にしてそれぞれ周波数
12MHzの2つのチャンネルCH1、CH2に収める
処理を行う。このために、エンコード処理部によって輝
度信号Yが5/3に時間伸張され、色差信号PB 、PR
が1/2に時間圧縮される。エンコードされた輝度信号
Yと色差信号PB 、PR は、図6(a)に示した水平走
査期間1Hの倍の期間を新たな1Hとして色差信号
B 、あるいはPR 及び輝度信号Yを1H内に混合した
信号を生成している(図6(b)を参照)。
【0059】チャンネルCH1は、輝度信号Yの奇数番
目を、チャンネルCH2は、輝度信号Yの偶数番目をエ
ンコードして色差信号の次にそれぞれ取り込む。また、
上記色差信号PB は、奇数番目を色差信号を取り込み、
上記色差信号PR は、偶数番目の色差信号をそれぞれ用
いる。
【0060】このエンコードされた信号が、光ディスク
への記録時に図6(c)に示すチャンネルCH1をチャ
ンネルCH2に対して2H遅延させて光ディスクのトラ
ック1に記録し、チャンネルCH2を光ディスクのトラ
ック2に記録される。このようにチャンネルの一つを遅
延させて記録するのは、光ディスク欠陥の影響を最小に
するためである。
【0061】ここで、WOディスク10の信号記録フォ
ーマットには、ビデオ信号処理部25でPCM2チャン
ネルのオーディオ信号をビデオ信号の垂直帰線期間に多
重記録するため、垂直ブランキング期間VITCを設け
ていない。ビデオ信号処理部25は、光ディスクに記録
するエンコードしたビデオ信号をD/A変換し、ビデオ
イコライザ11に出力している。
【0062】このディスク記録装置は、劣化した記録特
性の特殊性に基づきFM変調部の前に前置してビデオ信
号の段階で周波数特性を補償することにより、従来のR
F信号をイコライザしたときの回路構成に比べて簡単な
回路構成でできる。この周波数特性の補償により、従
来、各ディスク記録装置間にあったディスクの記録特性
の差をなくし、一定の品質を保って記録することができ
る。このため、例えば再生時にチャンネル間の差による
画面のちらつき等の画質劣化やこのディスク記録装置で
記録したディスクを他の光ディスク再生装置で再生して
も画質劣化のない画面を提供することができる。
【0063】このように周波数特性補償回路を構成する
ことにより、高安定、広帯域な周波数の補償を行うこと
ができる。また、簡単な回路構成であることと、ビデオ
信号の周波数特性の補償を行うことにより、高周波RF
信号の周波数の補償を行う場合に比べてイコライザに使
用する部品が狭帯域で済むので、コスト低減も図ること
ができる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のディスク記録装置によれば、入力信号をFM変調
し、光学系を介してディスクに記録するディスク記録装
置において、ディスク記録時の周波数特性の劣化を上記
入力信号に対して周波数帯域の高域側を減衰させること
で補償するイコライザ手段と、該イコライザ手段からの
出力信号にFM変調をかけるFM変調手段とを有するこ
とにより、上記イコライザ手段で出力信号の周波数帯域
の高域側を減衰させ、フォーカスずれの原因となるMT
F劣化を改善するためのRF信号での周波数特性の改善
等の処理を行うことなく、ビデオ信号で高域減衰により
簡単な回路構成で高安定、広帯域にわたってイコライズ
処理を行うことができる。
【0065】実際に、例えば複数チャンネルを用いて記
録したディスクを再生した場合に従来、チャンネル間の
差による画面のちらつき等の画質劣化が改善され、この
ディスク記録装置で記録したディスクを他のディスク再
生装置で再生しても画質劣化のない画面を提供すること
ができる。
【0066】また、調整する周波数帯域にRF信号を扱
う場合に比べて半分以下の周波数帯域のビデオ信号を使
うことにより、部品が狭帯域で済み、イコライザを安価
に作ることができる。
【0067】また、周波数特性補償回路は、上記入力信
号が供給されるバッファ手段と、該バッファ手段の出力
側がベースに接続された第1の導電型の第1のエミッタ
ホロワトランジスタと、上記信号増幅手段からの出力信
号を所定の位相量だけ位相遅延させる位相遅延手段と、
該位相遅延手段の出力側がベースに接続された第1の導
電型の第2のエミッタホロワトランジスタと、上記第1
及び第2のトランジスタのエミッタ出力を抵抗加算する
加算手段と、該加算手段の加算出力端子がベースに接続
された第2の導電型の第3のエミッタホロワトランジス
タとを有することにより、入力信号の周波数特性を補償
し、イコライザを広帯域にして高安定に安価に作ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク記録装置の一実施例における
概略的なブロック図である。
【図2】図1に示したビデオイコライザのより好ましい
具体的な回路図である。
【図3】コサインイコライザをビデオイコライザに用い
た際の具体的な回路図である。
【図4】ディスク記録装置で使用するモノリシックな2
チャンネル並列出力のレーザダイオードの外観斜視図で
ある。
【図5】ディスク記録装置の記録におけるエンコード手
順を説明する模式図である。
【図6】ディスク記録装置の記録におけるエンコード手
順を説明する模式図である。
【符号の説明】
10、15・・・・・入力端子 11・・・・・・・・ビデオイコライザ 12・・・・・・・・FM変調部 13、19・・・・・出力端子 16・・・・・・・・バッファアンプ 17・・・・・・・・遅延回路 18・・・・・・・・ミキサ部 TR1、TR2・・・NPN形トランジスタ TR3・・・・・・・PNP形トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をFM変調し、光学系を介して
    ディスクに記録するディスク記録装置において、 ディスク記録時の周波数特性の劣化を上記入力信号に対
    して周波数帯域の高域側を減衰させることで補償するイ
    コライザ手段と、 該イコライザ手段からの出力信号にFM変調をかけるF
    M変調手段とを有することを特徴とするディスク記録装
    置。
  2. 【請求項2】 上記イコライザ手段として高域減衰特性
    のコサインイコライザを用いてなることを特徴とする請
    求項1記載のディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 上記イコライザ手段は、上記入力信号が
    供給されるバッファ手段と、 該バッファ手段の出力側がベースに接続された第1の導
    電型の第1のエミッタホロワトランジスタと、 上記信号増幅手段からの出力信号を所定の位相量だけ位
    相遅延させる位相遅延手段と、 該位相遅延手段の出力側がベースに接続された第1の導
    電型の第2のエミッタホロワトランジスタと、 上記第1及び第2のトランジスタのエミッタ出力を抵抗
    加算する加算手段と、 該加算手段の加算出力端子がベースに接続された第2の
    導電型の第3のエミッタホロワトランジスタとを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 入力信号の周波数特性を補償する周波数
    特性補償回路において、 上記入力信号が供給されるバッファ手段と、 該バッファ手段の出力側がベースに接続された第1の導
    電型の第1のエミッタホロワトランジスタと、 上記信号増幅手段からの出力信号を所定の位相量だけ位
    相遅延させる位相遅延手段と、 該位相遅延手段の出力側がベースに接続された第1の導
    電型の第2のエミッタホロワトランジスタと、 上記第1及び第2のトランジスタのエミッタ出力を抵抗
    加算する加算手段と、 該加算手段の加算出力端子がベースに接続された第2の
    導電型の第3のエミッタホロワトランジスタとを有する
    ことを特徴とする周波数特性補償回路。
JP36011692A 1992-12-28 1992-12-28 ディスク記録装置及び周波数特性補償回路 Withdrawn JPH06203382A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5703852A (en) * 1995-04-06 1997-12-30 Sony Corporation Optical disk reproducing apparatus having a cosine equalizer with boosted frequency characteristics

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5703852A (en) * 1995-04-06 1997-12-30 Sony Corporation Optical disk reproducing apparatus having a cosine equalizer with boosted frequency characteristics

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