JPH0620331U - ナイフエッジ式蛇行防止型コンベア - Google Patents

ナイフエッジ式蛇行防止型コンベア

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JPH0620331U
JPH0620331U JP2129892U JP2129892U JPH0620331U JP H0620331 U JPH0620331 U JP H0620331U JP 2129892 U JP2129892 U JP 2129892U JP 2129892 U JP2129892 U JP 2129892U JP H0620331 U JPH0620331 U JP H0620331U
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JP
Japan
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belt
shaped
knife edge
conveyor
meandering
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JP2129892U
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JPH075050Y2 (ja
Inventor
俊男 松野
Original Assignee
丸山産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト有効幅の両外側に存在するV型桟の高
さに応じて切欠されたナイフエッジを使用することによ
り、V型桟どうしが衝突することを防止し、V型桟を有
する蛇行防止型コンベアでありながら、簡易な構造にて
ベルト端部にナイフエッジを配置することを可能にし、
他のコンベアとの間隙を狭めて小物の搬送を可能にせん
とするものである。 【構成】 本考案は、第1にベルト有効幅より外側のベ
ルト表面上走行方向に並設されたV型桟を押えロールで
上方から押えてなる蛇行防止型コンベアであり、第2
に、コンベア端部のベルト内側に、V型桟に対応する位
置でV型桟の高さに応じた切欠部を形成したナイフエッ
ジを配置したことを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、V型桟を押えロールで押える蛇行防止型コンベアで、且つ、端部に ナイフエッジを有するコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、二つのコンベアのベルトの間隙を狭めて、又は一つのベルトと搬送手段 との間隙を狭めて小物を搬送可能としたコンベアとして端部ナイフエッジのコン ベアが存在した。かような端部ナイフエッジのコンベアにも蛇行防止の必要は当 然のことながら存在した。
【0003】 しかしながら、ベルト表面の蛇行防止用V型桟を押えロールで押える構造の蛇 行防止コンベアにおいては端部をナイフエッジとすることはできなかった。これ はV型桟の高さ分だけベルト間の間隙を設けなければ、V型桟どうしが衝突して しまう難点があったためである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、ベルト有効幅の両外側に存在するV型桟の高さに応じて切欠 されたナイフエッジを使用することにより、V型桟どうしが衝突することを防止 し、V型桟を有する蛇行防止型コンベアでありながら、簡易な構造にてベルト端 部にナイフエッジを配置することを可能にし、他のコンベアとの間隙を狭めて小 物の搬送を可能にせんとするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するため、ベルト有効幅より外側のベルト表面上走 行方向に並設されたV型桟を押えロールで上方から押えてなる蛇行防止型コンベ アにおいて、該コンベア端部のベルト内側に、V型桟に対応する位置でV型桟の 高さに応じた切欠部を形成したナイフエッジを配置したことを特徴とするナイフ エッジ式蛇行防止型コンベアを提供するものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき説明する。図1は、本考案に使用されるコンベア 端部の側面略図であり、図中点線で示されているのがベルト1であり、ベルト1 は端部内側にナイフエッジ9が配置され、モータ8を駆動源として回動するもの である。尚、図中12はモータ8と直結された駆動ローラであり、図中11は従 動ローラで、V型桟4当接位置にV溝が穿設されたものである。図中13は通常 の従動ローラでナイフエッジ9下方に位置する押えロール6と同調してベルト1 の張りを確保している。
【0007】 図2はベルト1と押えロール6との関係を示した断面図であり、実施例で用い られるベルト1はポリエステル繊維製帆布を2枚重ねたものの表面をウレタン樹 脂層で被覆したもので、ベルト1のベルト有効幅(搬送物の搬送に必要な幅)の 両外側の表面上にはV型桟4がベルト走行方向に溶着されている。
【0008】 V型桟4はウレタン樹脂製のもので上面6ミリメートル底面10ミリメートル 高さ6ミリメートルのもので、底面(幅の広い面)をベルト1表面に当接させて ベルト有効幅の端から約45ミリメートル外側に溶着されている。
【0009】 図中6は押えロールであり、押えロール6はV型桟4を上方より押えるもので ある。押えロール6は、V型桟4に対応するV溝7が穿設されており、支持軸に 回転自在に軸支され、走行方向左右のV型桟4上方に配置されている。
【0010】 尚、図中5はベルト1裏面側に配置されたベルト受板であり、該ベルト受板5 は、ベルト1の安定走行を図る目的と押えロール6のベルト押え効果を図る目的 のため設けられている。
【0011】 図3はナイフエッジ9の平面図であり、ナイフエッジ9は対摩耗性に優れた滑 り性の良い合成樹脂でなるもので、ベルト当接面2は丸みをおびた鋭角に形成さ れ、ナイフエッジ9長尺方向のベルト有効幅の両外側の端部付近はV型桟4の高 さに応じた幅分削られ切欠部10が形成されている。
【0012】 本実施例に於ける切欠部10は、V型桟4が位置する箇所でV型桟4の高さ6 ミリメートルに相応する幅分としてナイフエッジ9のベルト有効範囲の位置より 10ミリメートル削られている。また、ベルト1の回転をスムーズに行うよう斜 めに切欠されている
【0013】
【考案の効果】
図4は本考案の使用状態の要部を誇張して描いた平面略図であり、図示され るように本考案は、ベルト1がナイフエッジ9に当接した場合でも、V型桟4の 位置に対応する部分がV型桟4の高さに応じて切欠されているため、ベルト有効 幅部分のベルト端部より先端にV型桟4が突出することがなく、他の搬送手段等 との隙間を生じることなく小物搬送に利用できることとなった。
【0014】 本考案は、かようにして従来は存在しなかったV型桟を有する蛇行防止型コン ベアとナイフエッジ式コンベアの両長所を有するコンベアの提供ができることと なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンベア端部の側面略図
【図2】 ベルトと押えロールの関係を示す断面図
【図3】 ナイフエッジの平面図
【図4】 本考案の使用状態を示す一部平面説明図
【符号の説明】
1...ベルト 2...ベルト当接面 4...V型桟 5...ベルト受板 6...押えロール 7...V溝 8...モータ 9...ナイフエッジ 10...切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/66 8010−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト有効幅より外側のベルト表面上走
    行方向に並設されたV型桟を押えロールで上方から押え
    てなる蛇行防止型コンベアにおいて、該コンベア端部の
    ベルト内側に、V型桟に対応する位置でV型桟の高さに
    応じた切欠部を形成したナイフエッジを配置したことを
    特徴とするナイフエッジ式蛇行防止型コンベア。
JP2129892U 1992-03-10 1992-03-10 ナイフエッジ式蛇行防止型コンベア Expired - Lifetime JPH075050Y2 (ja)

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JP2129892U JPH075050Y2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 ナイフエッジ式蛇行防止型コンベア

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JPH0620331U true JPH0620331U (ja) 1994-03-15
JPH075050Y2 JPH075050Y2 (ja) 1995-02-08

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ID=12051242

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234753A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kajima Corp コンベアおよびフレーム
JP2012166957A (ja) * 2012-06-15 2012-09-06 Kajima Corp コンベアおよびフレーム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234753A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kajima Corp コンベアおよびフレーム
JP2012166957A (ja) * 2012-06-15 2012-09-06 Kajima Corp コンベアおよびフレーム

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