JPH06203127A - モンタージュ出力装置 - Google Patents

モンタージュ出力装置

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JPH06203127A
JPH06203127A JP4360900A JP36090092A JPH06203127A JP H06203127 A JPH06203127 A JP H06203127A JP 4360900 A JP4360900 A JP 4360900A JP 36090092 A JP36090092 A JP 36090092A JP H06203127 A JPH06203127 A JP H06203127A
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JP
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voice
montage
part pattern
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output device
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JP4360900A
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English (en)
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Shinichiro Sato
慎一郎 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作する者の感情や気分に応じた音声の内容
や音声の特性によって体形のモンタージュを変化させて
出力することのできるモンタージュ出力装置を提供す
る。 【構成】 音声認識手段(例えば、MPU)で認識され
た音声の内容や特性(音量等)に基づいて、パーツパタ
ーンROM21から対応するパーツパターンを読み出し
て、モンタージュの表示状態を自動的に変更することが
できるので、例えば、”吠えろ”と音声入力した場合
に、モンタージュを吠えた顔に変更することができ、ま
た、同時に吠える声をスピーカー4から音声出力するこ
ともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記憶された人や動物
等の顔または体形を音声の内容や特性に基いて変化させ
て出力できるようにしたモンタージュ出力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、貰った名刺のデータ等と共
に、その名刺の人の顔の印象を似顔絵的な視覚イメージ
として簡単に作成,記憶,表示或いは印刷できるように
したモンタージュ出力装置が開発され、それを搭載し
て、その記憶したモンタージュを呼び出してその人の顔
を容易に思い出せるようにした電子手帳等が実用化され
ている。
【0003】そのモンタージュ出力装置は、顔や体形の
構成要素を目,鼻,口,眉,髪型,輪郭、手、足、胴部
等をパーツパターンとして、夫々複数種類記憶してい
て、或る人物の似顔絵的な顔や体形を作成して記憶する
場合には、そのパーツパターンの中から似たパーツを選
択的に呼び出し合成して、そのパーツパターンナンバー
群等を記憶していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モンタージュ出力装置では、一旦合成した似顔絵的な顔
や体形は、改めて合成し直さない限り(即ち、記憶され
ているパーツパターンナンバー群を変更しない限り)そ
の表情や体のポーズは一定であるため、面白味に欠ける
という難点があった。
【0005】また、たとえ複数の表情やポーズの似顔絵
的な顔や体形を記憶して表示したとしても、モンタージ
ュ出力装置を操作する者の感情や気分(特に、感情や気
分を表す音声)等に合わせて表示する顔や体形を自動的
に変更することはできなかった。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたものであり、操作する者の感情や気分に応
じた音声の特性によって顔や体形を変化させることを可
能にして、面白味を付加することのできるモンタージュ
出力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段は次の通りである。
【0008】請求項1に記載の発明に係るモンタージュ
出力装置は、各部位毎のパーツパターンを組み合わせて
人間または動物などの生命体の顔または体形を表すモン
タージュを出力するモンタージュ出力装置において、外
部から入力される音声を認識する音声認識手段(例え
ば、MPU等)と、当該音声認識手段で認識された音声
の内容に基づいて、前記各パーツパターンを変更して、
前記モンタージュを変更させて出力するモンタージュ変
更出力手段(例えば、CPUと液晶ドットマトリックス
表示装置等)とを具備する構成としている。
【0009】また、請求項2に記載のように、各部位毎
のパーツパターンを組み合わせて人間または動物などの
生命体の顔または体形を表すモンタージュを出力するモ
ンタージュ出力装置において、外部から入力される音声
を認識する音声認識手段(例えば、MPU等)と、当該
音声認識手段で認識された音声の特性を検出する音声特
性検出手段(例えば、MPU等)と、前記音声認識手段
によって認識された音声の内容と、前記音声特性検出手
段によって検出された音声の特性とに基づいて、前記各
パーツパターンを変更して、前記モンタージュを変更さ
せて出力するモンタージュ変更出力手段(例えば、CP
Uと液晶ドットマトリックス表示装置等)とを具備する
構成とすることもできる。
【0010】また、請求項3に記載のように、前記モン
タージュ変更出力手段にて変更出力される前記モンター
ジュと対応する音声を記憶する音声記憶手段と、前記モ
ンタージュ変更出力手段によって前記モンタージュを変
更出力する際に、当該モンタージュと対応する音声を前
記音声記憶手段から読み出して外部に出力する音声出力
手段とを備えるようにしても良い。
【0011】請求項4に記載のように、前記モンタージ
ュ変更出力手段が、複数の音声と、その各音声に夫々対
応するモンタージュとを記憶する記憶手段を備え、前記
音声認識手段によって認識された音声と前記記憶手段に
記憶されている音声とが一致した際に、その音声に対応
するモンタージュを前記記憶手段から読み出して変更出
力するようにしても良いし、また、請求項5に記載のよ
うに前記モンタージュ変更出力手段が、複数の音声と、
その各音声に夫々対応するパーツパターンとを記憶する
記憶手段を備え、前記音声認識手段によって認識された
音声と前記記憶手段に記憶されている音声とが一致した
際に、その音声に対応するパーツパターンを前記記憶手
段から読み出して前記モンタージュを変更して出力する
ようしても良い。
【0012】また、請求項6に記載のように、前記音声
特性検出手段によって検出される音声の特性は、音声の
音量、音程または音色の少なくとも一つであるようにで
きる。
【0013】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0014】請求項1に記載のモンタージュ出力装置に
よれば、認識された音声の内容に基いて、出力される顔
や体形等のモンタージュを自動的に変更することが可能
となる。
【0015】また、請求項2に記載のモンタージュ出力
装置によれば、認識された音声の内容とその音声の特性
とに基いて、出力される顔や体形等のモンタージュを自
動的に変更することが可能となる。
【0016】また、請求項3に記載のような構成とした
場合には、モンタージュを変更して出力する際に、その
モンタージュに対応する音声(例えば、吠える音や、笑
い声等)を一緒に出力することができる。
【0017】さらに、請求項4に記載のような構成とし
た場合には、複数の音声に応じてモンタージュの出力状
態を変更させることができ、また、請求項5に記載のよ
うな構成とした場合には、複数の音声に応じたパーツパ
ターンに変更してモンタージュを出力することができ
る。
【0018】また、請求項6に記載のように、前記音声
特性検出手段によって検出される音声の特性は、音声の
音量、音程または音色の少なくとも一つであるようにし
た場合には、各特性に応じてモンタージュの出力状態を
変更することも可能である。
【0019】
【実施例】以下、図1〜図13に基づいて本発明に係る
モンタージュ出力装置の一実施例について説明する。
【0020】先ず、本発明に係るモンタージュ出力装置
の構成を説明する。
【0021】図1は、本実施例に係るモンタージュ出力
装置を適用した電子手帳の概略構成を示す外観図であ
る。
【0022】図1において、電子手帳本体1は、蝶番状
部材1Cを介して開閉自在に連結される表示/操作/音
声パネル1aとデータ入力パネル1bとから構成されて
いる。
【0023】表示/操作/音声パネル1aには、液晶ド
ットマトリックス表示装置等で構成される表示部2、マ
イク等で構成される音声入力部3、スピーカー等で構成
される音声出力部4、各種操作キーが配設されている。
【0024】各種操作キーの内、主なものを説明する
と、前記表示部2の直下には、電子手帳1のモードをモ
ンタージュ作成/表示モードに設定するモンタージュモ
ード選択スイッチMSが配設されている。
【0025】また、その下方には、電源のオン/オフス
イッチ5,表示状態を変化させるモードキー6、音声を
登録する音声登録キー7、個人データや作成した似顔絵
的な顔のパーツパターンナンバー群等を登録する登録キ
ー8,表示部2に表示される各種データの指定等を行う
カーソル移動キー(基本型選択キー「△▽」9,変更パ
ーツ選択キー「↓↑」10,パターン変更キー「←→」
11)等が配設されている。
【0026】また、データ入力パネル1bには、数値デ
ータを入力するテンキー12と、文字データを入力する
アルファベットキー13が配設されている。
【0027】次に、モンタージュ出力装置Mの回路構成
を説明する。
【0028】図2は、本実施例に係るモンタージュ出力
装置Mの回路構成の一例を示すブロック図である。
【0029】モンタージュ出力装置Mは、CPU(Cent
ral Processing Unit)20に、パーツパターンROM
21、第1の状態変化用ROM22b、第2の状態変化
用ROM22c,制御プログラム用ROM22d、音声
RAM23、モンタージュRAM24、キー入力部1b
(12,13)、音声入力部(マイク)3、音声認識部
25、音量検出部26、音声発生部27、音声出力部
(スピーカ)4、表示部2等が接続されて構成されてい
る。
【0030】CPU(Central Processing Unit)20
は、キー入力部1b(12,13)から供給されるキー
操作信号に基づき、ROM22の所定記憶領域に格納さ
れている各種制御プログラムに従ってパーツパターンR
OM21、ROM22、音声RAM23、モンタージュ
RAM24との間で各種データの授受を行いながら各種
動作に必要な演算処理を行い、その演算処理に基づいて
モンタージュ出力装置Mの各部を制御するための各種制
御信号を出力する。
【0031】パーツパターンROM(Read Only Memor
y)21は、顔F1(図13(A)参照)等を合成する
ための複数種類のパーツパターンを、輪郭,髪型,目,
鼻,口等の各部位に分類して格納する。
【0032】即ち、図3に示すように、各パーツ毎に容
易されたパーツパターンが、パーツパターンROM21
内に所定記憶領域にアドレス指定(番号付け)されたビ
ットマップデータとして格納される。
【0033】そして、例えば、輪郭パーツパターンの”
1番地(No.1)”には「平均的な顔の輪郭パーツパ
ターン」,”2番地(No.2)”には「丸顔の輪郭パ
ーツパターン」,・・・”49番地(No.49)”に
は「馬の顔の輪郭パーツパターン」,・・・”50番地
(No.50)”には「ライオンの顔の輪郭パーツパタ
ーン」等が格納されている。
【0034】また、輪郭パーツパターンの”1番地(N
o.1)”には「髪が立った髪型パーツパターン」,”
2番地(No.2)”には「七三分けの髪型パーツパタ
ーン」,・・・”49番地(No.49)”には「馬の
髪型パーツパターン」,・・・”50番地(No.5
0)”には「ライオンの髪型パーツパターン」等が格納
されている。
【0035】以降同様にして、目のパーツパターン,鼻
のパーツパターン,口のパーツパターンが夫々複数種類
格納されている。
【0036】また、第1の状態変化用ROM22b及び
第2の状態変化用ROM22cは、前記音声入力部から
入力された音声の特性(例えば、音声データの内容(吠
えろ、笑え、怒れ等)や、音量の大小等)に基づいて似
顔絵的な顔等の表情や形態を変化させるための複数種類
のパーツパターン及び音声発生部27を介して出力され
る音声データを番号付けして格納している。
【0037】例えば、第1の状態変化用ROM22b内
の記憶内容は、”吠えた顔に変化させるパターンデー
タ”であり、図4に示すように、前記パーツパターンR
OM21内のNo.1番台のパーツパターン(髪型パー
ツパターン,目パーツパターン,口パーツパターン等)
に対応してNo.A−11,No.A−12,No.A
−13の三種類のパーツパターン群及び音声データが夫
々格納され、また、パーツパターンROM21内のN
o.2番台のパーツパターンに対応してNo.A−2
1,No.A−22,No.A−23の三種類のパーツ
パターン群及び音声データが夫々格納され、以降も同様
にしてパーツパターンROM21内のパーツパターンに
対応する状態変化用のパーツパターン等が夫々格納され
ている。
【0038】そして、例えば、No.A−11のパーツ
パターン群は、音声入力部3から入力された”吠えろ”
という音声の音量が小さかった場合に対応し、”少し逆
立った髪の髪型パーツパターン”と、”少しつり上がっ
た目のパーツパターン”と、”小さく吠えた口のパーツ
パターン”等を格納すると共に、音声発生部27を介し
て出力される音声データとして例えば小さな音量の”ウ
ォー”なる吠え声をデジタル信号で記憶する。
【0039】また、「No.A−12」のパーツパター
ン群は、音声入力部3から入力された”吠えろ”という
音声の音量が平均的な大きさの場合に対応し、”かなり
逆立った髪の髪型パーツパターン”と、”かなりつり上
がった目のパーツパターン”と、”かなり大きく吠えた
口のパーツパターン”等を格納すると共に、音声発生部
27を介して出力される音声データとして例えばかなり
大きな音量の”ウォー”なる吠え声をデジタル信号で記
憶する。
【0040】また、「No.A−13」のパーツパター
ン群は、音声入力部3から入力された”吠えろ”という
音声の音量が大きい場合に対応し、”完全に逆立った髪
の髪型パーツパターン”と、”大きくつり上がった目の
パーツパターン”と、”大きく吠えた口のパーツパター
ン”等を格納すると共に、音声発生部27を介して出力
される音声データとして例えば大きな音量の”ウォー”
なる吠え声をデジタル信号で記憶する。
【0041】そして、他の「No.A−21」,「N
o.A−22」,「No.A−23」等についても同様
に、音声入力部3から入力された”吠えろ”という音声
の音量の大小に対応したパーツパターンと音声データが
格納されている。
【0042】一方の第2の状態変化用ROM22c内の
記憶内容は、”笑った顔に変化させる際に用いられるパ
ターンデータ”であり、図5に示すように、前記パーツ
パターンROM21内の「No.1」パーツパターンの
うちの所定のパーツパターン(髪型パーツパターン,目
パーツパターン,口パーツパターン等)に対応して「N
o.B−11」,「No.B−12」,「No.B−1
3」の三種類のパーツパターン群及び音声データが夫々
格納され、また、パーツパターンROM21内の「N
o.2」のパーツパターンのうちの所定のパーツパター
ンに対応して「No.B−21」,「No.B−2
2」,「No.B−23」の三種類のパーツパターン群
及び音声データが夫々格納され、以降も同様にしてパー
ツパターンROM21内のパーツパターンに対応する状
態変化用のパーツパターン等が夫々格納されている。
【0043】そして、例えば、「No.B−11」のパ
ーツパターン群は、音声入力部3から入力された”笑
え”という音声の音量が小さかった場合に対応し、”少
し立った髪の髪型パーツパターン”と、”少し笑った目
のパーツパターン”と、”少し笑った口のパーツパター
ン”等を格納すると共に、音声発生部27を介して出力
される音声データとして例えば小さな音量の”ワッハ
ハ”なる笑い声をデジタル信号で記憶する。
【0044】また、「No.B−12」のパーツパター
ン群は、音声入力部3から入力された”笑え”という音
声の音量が平均的な大きさの場合に対応し、”かなり立
った髪の髪型パーツパターン”と、”かなり笑った目の
パーツパターン”と、”かなり笑った口のパーツパター
ン”等を格納すると共に、音声発生部27を介して出力
される音声データとして例えばかなり大きな音量の”ワ
ッハハ”なる笑い声をデジタル信号で記憶する。
【0045】また、「No.B−13」のパーツパター
ン群は、音声入力部3から入力された”笑え”という音
声の音量が大きい場合に対応し、”立った髪の髪型パー
ツパターン”と、”大きく笑った目のパーツパターン”
と、”大きく笑った口のパーツパターン”等を格納する
と共に、音声発生部27を介して出力される音声データ
として例えば大きな音量の”ワッハハ”なる笑い声をデ
ジタル信号で記憶する。
【0046】そして、他の「No.A−21」,「N
o.A−22」,「No.A−23」等についても同様
に、音声入力部3から入力された”吠えろ”という音声
の音量の大小に対応したパーツパターンと音声が格納さ
れている。
【0047】そして、他の「No.B−21」,「N
o.B−22」,「No.B−23」等についても同様
に、音声入力部3から入力された”笑え”という音声の
音量の大小に対応したパーツパターンと音声が格納され
ている。
【0048】尚、本実施例では、上述のように”吠え
ろ”と”笑え”の音声に対応するパーツパターン等を格
納したROM22b,22cを配設する場合について説
明したが、これに限らず例えば”怒れ”,”泣け”等の
他の音声に対応するパーツパターンを格納したROMを
設けるようにしてもよい。
【0049】また、ROM22dは、前記CPU20が
モンタージュ出力装置Mの各種動作を制御するための各
種制御プログラム等を格納する。
【0050】音声RAM(Random Access Memory)23
は、音声入力部3から入力されたサンプリング音声をア
ドレス指定したデジタル信号として記憶する。
【0051】例えば、図6に示すように”吠えろ”とい
うサンプリング音声にはNo.の「1」と番号付けされ
て記憶され、”笑え”というサンプリング音声にはN
o.の「2」と番号付けされて記憶され、”泣け”とい
うサンプリング音声にはNo.の「3」と番号付けされ
て記憶される。
【0052】第1のモンタージュRAM24aには作成
した顔等のモンタージュのパーツパターンナンバー群と
音声ナンバーが番号付けされて格納される。
【0053】例えば、図7(A)に示すようにNo.の
「1」の記憶エリアには音声ナンバー:0(即ち、無音
状態を指定)と、パーツパターンナンバー群GP1
(「輪郭」のパーツパターンとしての「No.50」,
「髪型」のパーツパターンとしての「No.50」,
「目」のパーツパターンとしての「No.50」,
「鼻」のパーツパターンとしての「No.50」・・・
「両足」のパーツパターンとしての「No.50」)が
格納され、また、No.の「2」の記憶エリアには音声
ナンバー:1(即ち、”吠えろ”の音声を指定)と、パ
ーツパターンナンバー群GP2(「輪郭」のパーツパタ
ーンとしての「No.50」,「髪型」のパーツパター
ンとしての「No.50」,「目」のパーツパターンと
しての「No.32」,「鼻」のパーツパターンとして
の「No.50」・・・「両足」のパーツパターンとし
ての「No.2」)が格納され、以降同様にして他の各
記憶エリアにも、音声ナンバーとそのナンバーに対応す
るパーツパターンナンバー群とが夫々格納されている。
【0054】また、第2のモンタージュRAM24bに
は音声入力に伴って変更する顔等のモンタージュのパー
ツパターンナンバー群と音声ナンバーが番号付けされて
格納さる。
【0055】例えば、図7(B)に示すようにNo.の
「1」の記憶エリアには音声ナンバー:0(即ち、無音
状態を指定)と、パーツパターンナンバー群HP1
(「輪郭」のパーツパターンとしての「No.50」,
「髪型」のパーツパターンとしての「No.50」,
「目」のパーツパターンとしての「No.50」,
「鼻」のパーツパターンとしての「No.50」・・・
「両足」のパーツパターンとしての「No.50」)が
格納(即ち、無音状態ではモンタージュは変化しない)
され、また、No.「2」の記憶エリアには、音声ナン
バー:1と、パーツパターンナンバー群HP2(「輪
郭」のパーツパターンは変更なし,「髪型」のパーツパ
ターンとしての「No.A−53」,「目」のパーツパ
ターンとしての「No.A−53」,「鼻」のパーツパ
ターンは変更なし・・・「両足」のパーツパターンは変
更なし)が格納され、以降同様にして他のNo.の記憶
エリアには音声ナンバーとこれに対応するパーツパター
ンナンバー群とが夫々格納されている。尚、音声認識部
25は、例えば、入力された音声について音声スペクト
ラム短縮化等の分析処理を行った後に、標準パターン等
とのパターンマッチングを行って認識結果を出力する音
声認識装置等が適用可能である。
【0056】また、音量検出部26は、音圧等を検出す
る音センサなどによって構成され、音声発生部27は、
前記音声RAM23に記憶されている音声データに基づ
いて音声を合成する音声合成チップ等で構成される。
【0057】次に、図8乃至図12に示すフローチャー
トに基づいて本実施例に係るモンタージュ出力装置Mで
実行される各種処理の処理手順について説明する。
【0058】先ず、図8に示すゼネラル・フローチャー
トを参照して、登録処理について説明する。
【0059】この処理は、作成したモンタージュのパー
ツパターンナンバー群や音声等を登録する処理である。
【0060】先ず、ステップS100では、図9に示す
モンタージュ作成処理のサブルーチンを実行してからス
テップS101に移行して、音声登録キー7が入力され
たか否かが判定され、入力されたと判定した場合にはス
テップS102に移行する。ステップS102では音声
入力部3としてのコンデンサマイクから音声をサンプリ
ングしてからステップS103に進み、音声認識部25
で音声認識(例えば、”吠えろ”等)してからステップ
S104に移行する。
【0061】ステップS104では認識した音声を音声
RAM23の所定記憶領域に記憶してからステップS1
05に移行し、記憶した音声に対応するナンバー(例え
ば、”吠えろ”であればNo.1)と作成したモンター
ジュのパーツパターンナンバー群(例えば、GP2)を
第1のモンタージュRAM24aに記憶(図7(A)参
照)してから一連の処理を終了する。
【0062】また、前記ステップS101で音声登録キ
ー7が入力されていないと判定した場合にはステップS
106に移行して音声ナンバーにNo.の「0」をセッ
ト(即ち、無音状態を指定)してからステップS105
に進み、その音声ナンバーNo.の「0」とパーツパタ
ーンナンバー群(例えば、GP1)とを第1のモンター
ジュRAM24aのNo.「1」の記憶エリアに記憶し
て処理を終了する。
【0063】この処理によって、作成したモンタージュ
もパーツパターンナンバー群とサンプリングした音声と
をセットにして登録することができる。
【0064】また、前記ステップS100のモンタージ
ュ作成処理を図9のフローチャートに基づいて説明する
と、ステップS1ではモンタージュ作成モードが選択さ
れたか否か(即ち、モンタージュモード選択キーMSが
操作されたか否か)が判定され、モンタージュ作成モー
ドが選択されていないと判定した場合にはループを形成
してモンタージュモード選択キーMSが操作されるまで
待機し、また、モンタージュ作成モードが選択されたと
判定した場合にはステップS2に移行する。
【0065】ステップS2では、第1のモンタージュR
AM24a内に、第1の基本型を指定する番号(例え
ば、図3に示す基本型パーツパターンROM21a内の
「01」)を初期設定すると共に、変更の対象となるパ
ーツ(部位)を指定するパーツ番号(例えば、輪郭に対
応するパーツ番号「1」)を初期設定してからステップ
S3に進む。
【0066】ステップS3では、前記ステップS2で設
定された第1の基本型を指定する番号の「01」に対応
する各パーツパターンを基本型パーツパターンROM2
1から読み出して合成するパーツパターン合成処理のサ
ブルーチンを実行してからステップS4に移行する。
【0067】ここで、前記パーツパターン合成処理につ
いて、図10のフローチャートを参照して説明する。
【0068】先ず、ステップS300では、前記ステッ
プS2で初期設定された各パーツ毎の「No.01」の
うち、前記パーツ番号の「1」の「輪郭」に対応するパ
ーツパターンナンバーの内、前記パーツ番号「1」の輪
郭に対応するパーツパターンナンバー(ここでは、「0
1」)を読み取ってからステップS301に移行し、そ
の「輪郭」のパーツパターンを基本型パーツパターンR
OM21から読み取ってそのパーツパターンを合成RA
M29に転送してからステップS302に進む。
【0069】ステップS302では、次のパーツ番号
「2」の「髪型」に対応するパーツパターンナンバー
(ここでも、「01」)を読み取ってからステップS3
03に移行し、そのパーツパターンナンバー「01」に
対応するパーツパターンを基本型パーツパターンROM
21から読み取ってそのパーツパターンを合成RAM2
9に転送してからステップS304に進み、以下、パー
ツ番号「2」,「3」,「4」・・・の、「目」のパー
ツ,「鼻」のパーツ,「口」のパーツについても同様に
夫々の「01」のパーツパターンナンバーに対応する各
パーツパターンを基本型パーツパターンROM21から
順次読み取り、合成RAM29に転送してからステップ
S305に移行する。
【0070】ステップS305では、合成RAM29に
転送されて一時的に記憶された各パーツパターンが組み
合わされ一つの全身のモンタージュとして合成され、そ
の全身のモンタージュを表示駆動回路28の制御によっ
て表示部2に表示してから図9の処理に戻ることとな
る。
【0071】一方、図9のステップS4では、前記ステ
ップS3の処理で合成された基本となる全身、この実施
例ではその全身のち顔の部分のみを図示しているので、
その顔のモンタージュである顔F1を表示ドライバ駆動
回路28の制御によって表示部2に表示(図13(A)
参照)してからステップS5に移行する。
【0072】ステップS5では、表示/操作パネル1a
の基本型選択キー「△▽」の何れかが入力されたか否か
が判定され、入力されたと判定した場合にはステップS
6に進んで基本型を指定する番号を変更(ここでは、基
本型のNo.の「01」からNo.の「02」に変更)
してから前記ステップS3のパーツパターン合成処理に
戻り、入力されていないと判定した場合にはステップS
6に移行する。
【0073】したがって、前記ステップS5において基
本型選択キー「△▽」を操作する毎に液晶ドットマトリ
ックス表示装置に表示される基本型の全身が順次変更さ
れるので、その変更された基本型の全身の中から操作者
が希望する基本型の全身を選択することができる。
【0074】ステップS7では、変更パーツ選択キー
「↓↑」の何れかが入力されたか否かが判定され、入力
されたと判定した場合にはステップS8に進んでパーツ
(部位)ナンバーを現在初期設定されている「輪郭」の
「1」から、「髪型」のパーツ番号を示す「2」に変更
してから前記ステップS3のパーツパターン合成処理に
戻り、入力されていないと判定した場合にはステップS
9に移行する。
【0075】したがって、前記ステップS7で変更パー
ツ選択キー「↓↑」を操作する毎に表示部2に表示され
ている基本型の全身のうちの部位(パーツ)が順次「輪
郭」→「髪型」→「目」・・・のように移動されるの
で、全身を構成するパーツのなかから操作者は希望する
パーツを選択することができる。
【0076】ステップS9では、パターン変更キー「←
→」の何れかが入力されたか否かが判定され、入力され
たと判定した場合にはステップS10に進んでパーツパ
ターンナンバーを変更(例えば、前記ステップS7で
「髪型」のパーツが指定されている場合には、「髪型」
のパーツパターンナンバーを「01」から「02」に変
更)してから前記ステップS3のパーツパターン合成処
理に戻り、入力されていないと判定した場合にはステッ
プS11に移行する。
【0077】したがって、前記ステップS9でパターン
変更キーを操作する毎に表示部2に表示中のパーツパタ
ーンを異なる他のパーツパターンに変更できるため、操
作者はその変更されたパーツパターンのなかから希望す
るパーツパターンを選択することができる。
【0078】ステップS11では、登録キー8が入力さ
れたか否かが判定され、入力されていないと判定した場
合にはステップS5に戻って、再びパーツパターンナン
バー群等を変更可能な状態とし、入力されたと判定した
場合にはステップS12に移行して、前記ステップS5
〜ステップS10の実行によって変更された各パーツの
パーツパターンナンバー群をモンタージュRAM24a
の所定記憶領域GP1〜GP20の各パーツエリアに登
録してから一連の処理を終了する。
【0079】このように、モンタージュ作成処理によっ
て操作者が希望する似顔絵的な顔を自在に作成し、登録
することが可能となる。
【0080】次に、図11に示すフローチャートに基づ
いて状態変化処理の一実施例について説明する。
【0081】この状態変化処理とは、音声入力に基いて
モンタージュの表示状態を変化させる処理をいう。
【0082】先ず、ステップS400では、モンタージ
ュ表示中であるか否か(即ち、モンタージュ表示モード
に設定されているか否か)を判定し、”No”である場
合にはそのまま処理を終了し、”Yes”である場合に
はステップS401に移行する。
【0083】ステップS401では音声入力部3として
のコンデンサマイクから音声(例えば、”吠えろ”等)
を集音してからステップS402に進み、音声認識部2
5によって音声認識を行うと共に、音量検出部26によ
って音量検出を行ってからステップS403に移行す
る。
【0084】ステップS403では検出した音量が設定
音量以下であるか否かが判定され、設定音量以下である
と判定した場合にはステップS404に移行して、認識
された音声(例えば、”吠えろ”)の音声ナンバー(こ
の場合は、無音状態を示す「0」)に対応したパーツパ
ターンナンバー群(例えば、GP1)を第1のモンター
ジュRAM24aの記憶No.の「1」のエリアから読
み出してからステップS406に進む。
【0085】ステップS406では、前記ステップS4
05で読み出されたパーツパターンナンバー群GP1に
対応した各パーツパターンを基本型パーツパターンRO
M22aから読み出してからステップS407に移行す
る。
【0086】尚、この場合、音声データは当該ROM2
2aには記憶されていないので、読み出されることはな
い。
【0087】ステップS407では、前記ステップS4
06で読み出されたパーツパターンを合成RAM29に
てモンタージュに合成してステップS408に進み、合
成したモンタージュF1を表示部2に表示出力(例え
ば、図13(A)のような表示状態)してからステップ
S409に移行する。
【0088】ステップS409では、読み出された音声
を音声発生部4から出力するが、この場合においては前
記ステップS404で指定された音声ナンバーはNo.
が「0」の無音状態であるため、音声発生部4からは音
声を出力することなく一連の処理を終了する。
【0089】一方、前記ステップS403で、設定音量
以下ではなく設定音量を越えたと判定した場合にはステ
ップS405に移行して、認識された音声(例えば、”
吠えろ”)に対応した状態変化のパーツパターンナンバ
ー群の一つを第1の状態変化ROM22b内から選択し
て指定する。
【0090】即ち、音声の音量がやや大きい場合には、
第1の状態変化ROM22b内からパーツパターンナン
バー群の中の「No.A−51」を指定し、音量がかな
り大きい場合には、パーツパターンナンバー群の「N
o.A−52」を指定し、音量がきわめて大きい場合に
は、パーツパターンナンバー群の「No.A−53」を
指定してから、ステップS406に移行する。
【0091】尚、各パーツパターンナンバー群を指定す
る方法としては、例えば、状態を変化させるパーツパタ
ーン(髪型パーツパターン,目パーツパターン,口パー
ツパターンなど)のナンバー(本実施例では、何れも
「No.50」)に音声の音量がやや大きい場合にはそ
の「50」の値に「1」を加算して「No.A−51」
とし、音量がかなり大きい場合にはその「50」の値に
「2」を加算して「No.A−52」とし、音量がきわ
めて大きい場合には同様に「3」を加算して「No.A
−53」とする方法が考えられる。
【0092】そして、ステップS406では、前記ステ
ップS405で指定されたパーツパターンナンバー群に
対応するパーツパターン(例えば、音量がきわめて大き
い場合の「No.A−53」であればそれに対応するパ
ーツパターン)を第1の状態変化ROM22bから読み
出してステップS407に移行し、読み出された状態変
化の各パーツパターンを合成RAM29にて合成してス
テップS408に進み、変更したモンタージュF2を表
示部2に表示出力(図13(B)参照)してからステッ
プS409に移行する。
【0093】ステップS409では、第1の状態変化R
OM22b内の前記「No.A−53」に対応して読み
出した音声(例えば、ライオンの大きく吠えた声)を音
声発生部4から出力して一連の処理を終了する。
【0094】この処理によって、認識された音声の内容
によってモンタージュの表示状態を変化させると共に、
その変化状態に応じた音声を出力することができるた
め、面白味を付加でき、当該モンタージュ出力装置を電
子手帳等に適用する場合にはその実用的価値や商品的価
値を向上させることができる。
【0095】次に、図12に示すフローチャートに基づ
いて状態変化処理の他の実施例を説明する。
【0096】先ず、ステップS500では、モンタージ
ュ表示中であるか否か(即ち、モンタージュ表示モード
に設定されているか否か)を判定し、”No”である場
合にはそのまま処理を終了し、”Yes”である場合に
はステップS501に移行する。
【0097】ステップS501では音声入力部3として
のコンデンサマイクから音声(例えば、”笑え”等)を
集音してからステップS502に進み、音声認識部25
によって音声認識を行うと共に、音量検出部26によっ
て音量検出を行ってからステップS503に移行する。
【0098】ステップS503では検出した音量が設定
音量以下であるか否かが判定され、設定音量以下である
と判定した場合にはステップS504に移行して、認識
された音声(例えば、”笑え”)の音声ナンバー(この
場合は、音量が小さすぎるためNo.0の無音状態を設
定)に対応したパーツパターンナンバー群(GP1)の
中から髪型,目,口等の状態を変化させるパーツパター
ン以外のパーツパターンナンバーを読み出してから、ス
テップS506に進む。
【0099】ステップS506では、読み出された各パ
ーツパターンナンバーと表示出力中のパーツパターンナ
ンバーとを第2のモンタージュRAM24bに記憶(例
えば、パーツパターンナンバー群HP1として記憶)し
てからステップS507に移行する。
【0100】ステップS507では、第2のモンタージ
ュRAM24bのパーツパターンナンバー群HP1に対
応するパーツパターンを基本型パーツパターンROM2
2aからから読み出してからステップS508に移行す
る。
【0101】ステップS508では、前記ステップS5
07で読み出されたパーツパターンを合成RAM29に
てモンタージュに合成してステップS509に進み、合
成したモンタージュを表示部2に表示出力して処理を終
了する。
【0102】一方、前記ステップS503で、設定音量
以下ではなく設定音量を越えたと判定した場合にはステ
ップS505に移行して、認識された音声(例えば、”
笑え”)に対応した状態変化のパーツパターンナンバー
群の一つを第2の状態変化ROM22c内から選択して
指定する(但し、読み出すパーツパターンは、状態変化
する髪型,目,口等のパーツパターンに限る。)即ち、
音声の音量がやや大きい場合には、第2の状態変化RO
M22c内からパーツパターンナンバー群のNo.の
「No.B−51」を指定し、音量がかなり大きい場合
には、パーツパターンナンバー群の「No.B−52」
を指定し、音量がきわめて大きい場合には、パーツパタ
ーンナンバー群の「No.B−53」を指定してから、
ステップS506に移行する。
【0103】尚、各パーツパターンナンバー群を指定す
る方法としては、前述と同様に、例えば、状態を変化さ
せるパーツパターン(髪型パーツパターン,目パーツパ
ターン,口パーツパターンなど)のナンバー(本実施例
では、何れもNo.50)に音声の音量がやや大きい場
合には1を加算し(No.B−51)、音量がかなり大
きい場合には2を加算し(No.B−52)、音量がき
わめて大きい場合には3を加算(No.B−53)する
方法が考えられる。
【0104】そして、ステップS506では、前記ステ
ップS505で指定されたパーツパターンナンバー群に
対応するナンバー(例えば、「B−53」)を第2のモ
ンタージュRAM24bに例えばパーツパターンナンバ
ー群HP20として記憶してからステップS507に移
行する。
【0105】ステップS507では、第2のモンタージ
ュRAM24bの各パーツパターンナンバー(No.B
−53)に対応するパーツパターンを第2の状態変化R
OM22cから読み出してステップS508に進む。
【0106】ステップS508では、前記ステップS5
07で読み出されたパーツパターンを合成RAM29に
てモンタージュに合成してステップS509に進み、合
成したモンタージュF4を表示部2に表示出力(図13
(D)参照)して処理を終了する。
【0107】この処理によって、音声に応じてモンター
ジュを変化させることができる。
【0108】また、この第2の状態変化処理(図12)
の場合には、前述の第1の状態変化処理(図11)の場
合と比較して、状態を変化させるパーツパターンナンバ
ー群のみをモンタージュRAMに記憶しているので記憶
容量が少なくて済むという利点がある。
【0109】以上のように、本発明に係るモンタージュ
出力装置によれば、音声の内容や音声の特性に応じてモ
ンタージュの出力状態を変化させることができるので、
操作する者の感情や気分に応じた音声の内容等によって
人や動物の顔を様々に変更でき、面白味を付加すること
ができる。
【0110】尚、本実施例では、音声の特性として音量
を検出する場合について説明したが、これに限らず、音
声の音程(音高)や音色等を検出し、その検出状態に合
わせてモンタージュを変更するようにしてもよい。
【0111】
【発明の効果】請求項1に記載のモンタージュ出力装置
によれば、認識された音声の内容に基いて、出力される
顔や体形等のモンタージュを自動的に変更することが可
能となり、また、請求項2に記載のモンタージュ出力装
置によれば、認識された音声の内容とその音声の特性と
に基いて、出力される顔や体形等のモンタージュを自動
的に変更することが可能となるので、面白味を付加し
て、例えば、電子手帳等に適用した場合にはその実用的
価値や商品的価値を高めることができるという効果があ
る。
【0112】また、請求項3に記載のような構成とした
場合には、モンタージュを変更して出力する際に、その
モンタージュに対応する音声(例えば、吠える音や、笑
い声等)を一緒に出力することができ、より面白味を増
すことができる。
【0113】さらに、請求項4に記載のような構成とし
た場合には、複数の音声に応じてモンタージュの出力状
態を変更させることができ、また、請求項5に記載のよ
うな構成とした場合には、複数の音声に応じたパーツパ
ターンに変更してモンタージュを出力することができ
る。
【0114】また、請求項6に記載のように、前記音声
特性検出手段によって検出される音声の特性は、音声の
音量、音程または音色の少なくとも一つであるようにし
た場合には、各特性に応じてモンタージュの出力状態を
変更することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモンタージュ出力装置を登載した
電子手帳の外観図である。
【図2】本発明に係るモンタージュ出力装置の概略回路
構成を示すブロック図である。
【図3】該モンタージュ出力装置の基本型パーツパター
ンROMのパーツパターンの格納状態を示す図である。
【図4】該モンタージュ出力装置の第1の状態変化RO
Mのパーツパターンと音声の格納状態を示す図である。
【図5】該モンタージュ出力装置の第2の状態変化RO
Mのパーツパターンと音声の格納状態を示す図である。
【図6】該モンタージュ出力装置の音声RAMの音声
と、対応する音声ナンバーの格納状態を示す図である。
【図7】該モンタージュ出力装置におけるモンタージュ
RAMのパーツパターンナンバー群と音声ナンバーの格
納状態を示す図である。
【図8】該モンタージュ出力装置における登録処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図9】該モンタージュ出力装置におけるモンタージュ
作成処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図9のステップS3のパーツパターン合成処
理に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート
である。
【図11】該モンタージュ出力装置における状態変化処
理の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】該モンタージュ出力装置における状態変化処
理の他の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】該モンタージュ出力装置の表示部における表
示態様を示す説明図である。
【符号の説明】
M モンタージュ出力装置 1 電子手帳本体 1a 表示/操作パネル 1b データ入力パネル 2 表示部(出力手段) MS モンタージュモード選択スイッチ 3 音声入力部(コンデンサマイク) 4 スピーカー 20 CPU 21 パーツパターンROM 22a 基本型パーツパターンROM 22b,22c 状態変化ROM 23 音声RAM 24a,24b モンタージュRAM 25 音声認識部(音声認識手段) 26 音量検出部(特性検出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各部位毎のパーツパターンを組み合わせて
    人間または動物などの生命体の顔または体形を表すモン
    タージュを出力するモンタージュ出力装置において、 外部から入力される音声を認識する音声認識手段と、 当該音声認識手段で認識された音声の内容に基づいて、
    前記各パーツパターンを変更して、前記モンタージュを
    変更させて出力するモンタージュ変更出力手段と、 を具備することを特徴とするモンタージュ出力装置。
  2. 【請求項2】各部位毎のパーツパターンを組み合わせて
    人間または動物などの生命体の顔または体形を表すモン
    タージュを出力するモンタージュ出力装置において、 外部から入力される音声を認識する音声認識手段と、 当該音声認識手段で認識された音声の特性を検出する音
    声特性検出手段と、 前記音声認識手段によって認識された音声の内容と、前
    記音声特性検出手段によって検出された音声の特性とに
    基づいて、前記各パーツパターンを変更して、前記モン
    タージュを変更させて出力するモンタージュ変更出力手
    段と、 を具備することを特徴とするモンタージュ出力装置。
  3. 【請求項3】前記モンタージュ変更出力手段にて変更出
    力される前記モンタージュと対応する音声を記憶する音
    声記憶手段と、 前記モンタージュ変更出力手段によって前記モンタージ
    ュを変更出力する際に、 当該モンタージュと対応する音声を前記音声記憶手段か
    ら読み出して外部に出力する音声出力手段と、 を備えることを特徴とする前記請求項1または請求項2
    に記載のモンタージュ出力装置。
  4. 【請求項4】前記モンタージュ変更出力手段が、複数の
    音声と、その各音声に夫々対応するモンタージュとを記
    憶する記憶手段を備え、 前記音声認識手段によって認識された音声と前記記憶手
    段に記憶されている音声とが一致した際に、その音声に
    対応するモンタージュを前記記憶手段から読み出して変
    更出力するように成されていることを特徴とする前記請
    求項1〜請求項3のいずれかに記載のモンタージュ出力
    装置。
  5. 【請求項5】前記モンタージュ変更出力手段が、複数の
    音声と、その各音声に夫々対応するパーツパターンとを
    記憶する記憶手段を備え、 前記音声認識手段によって認識された音声と前記記憶手
    段に記憶されている音声とが一致した際に、その音声に
    対応するパーツパターンを前記記憶手段から読み出して
    前記モンタージュを変更して出力するように成されてい
    ることを特徴とする前記請求項1〜請求項3のいずれか
    に記載のモンタージュ出力装置。
  6. 【請求項6】前記音声特性検出手段によって検出される
    音声の特性は、音声の音量、音程または音色の少なくと
    も一つであることを特徴とする前記請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載のモンタージュ出力装置。
JP4360900A 1992-12-21 1992-12-30 モンタージュ出力装置 Pending JPH06203127A (ja)

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JP4360900A JPH06203127A (ja) 1992-12-30 1992-12-30 モンタージュ出力装置
EP9393120562A EP0603809A3 (en) 1992-12-21 1993-12-20 Object image display devices.
KR1019930028626A KR970004115B1 (ko) 1992-12-21 1993-12-20 물체화상 표시장치
MYPI93002768A MY109854A (en) 1992-12-21 1993-12-20 Object image display devices
KR1019930028849A KR970004116B1 (ko) 1992-12-21 1993-12-21 패턴화된 화상데이터를 얻기 위한 데이터 처리장치 및 처리방법
CN93112873A CN1045677C (zh) 1992-12-21 1993-12-21 目标图像显示装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0916800A (ja) * 1995-07-04 1997-01-17 Fuji Electric Co Ltd 顔画像付き音声対話システム
JP2014063145A (ja) * 2012-08-27 2014-04-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 環境音合成装置、環境音伝送システム、環境音合成方法、環境音伝送方法、プログラム

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JP2014063145A (ja) * 2012-08-27 2014-04-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 環境音合成装置、環境音伝送システム、環境音合成方法、環境音伝送方法、プログラム

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