JPH06203089A - 図票自動作成装置 - Google Patents

図票自動作成装置

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JPH06203089A
JPH06203089A JP5158780A JP15878093A JPH06203089A JP H06203089 A JPH06203089 A JP H06203089A JP 5158780 A JP5158780 A JP 5158780A JP 15878093 A JP15878093 A JP 15878093A JP H06203089 A JPH06203089 A JP H06203089A
Authority
JP
Japan
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search information
data
standard pattern
description data
pattern diagram
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Pending
Application number
JP5158780A
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English (en)
Inventor
Nobufusa Kakemizu
宣房 掛水
Masatoshi Tachikawa
政寿 立川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH06203089A publication Critical patent/JPH06203089A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力シーケンス図における信号名称や器具
名称等の記載データを表から検索してこの入出力シーケ
ンス図へ自動的に書込む。 【構成】 予め記載データ表に、器具名称,信号名称等
の記載データをデータ項目毎に1行又は1列に整列して
記載し、入出力シーケンス図に記載すべき各種記載デー
タのデータ項目を示す検索情報と該当データ項目の記載
データ表内での行又は列との関係を定義しておく。そし
て、入出力シーケンス図上おける各記載データの記載位
置に、該当記載データに対応する検索情報及び記載デー
タ表における該当記載データの位置を示す文字列を配置
した標準パターン図を作成し、先に定義された検索情報
に基づいて標準パータン図の各検索情報及び文字列を記
載データ表の各記載データに書替えるための命令データ
を作成して、この命令を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下水道,発電所,化
学工場など各種プラントの入出力シーケンス図や各種の
物品を手配する物品手配リスト票を作成したりするとき
に利用される図票自動作成装置に係わり、特に各種のシ
ーケンス図や物品手配リスト票等を自動作成するための
自動作成技術を設けた図票自動作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上下水道設備等においては、設
備全体を制御する主制御部と、各種センサからのプロセ
スデータの収集、各種の駆動装置に駆動信号を出力する
マイクロコンピュータ内蔵の多数のPC(プログラマブ
ル・コントローラ)とが伝送ラインによって接続されて
いる。そして、各PCと主制御部との間の各種信号の授
受は例えば電気回路で構成される入出力シーケンス回路
を用いて行われている。従って、あるプラント設備のシ
ステム設計段階では各PCと主制御部とを電気的に接続
するための入出力シーケンス図を作成する必要がある。
【0003】また、上下水道設備等においては、プラン
ト全体を監視・制御するための制御盤などが用いられて
いるが、この制御盤の所要とする各所にはプラントの動
作状態を迅速・的確に把握する目的から、監視・制御に
必要な負荷名称,制御ブロック,操作名称,状態表示,
故障表示等を表記したカードプレートが貼付されるが、
そのためには前述と同様にシステムの設計段階で前記カ
ードプレートの手配リスト票を作成する必要がある。
【0004】ここで、図票とは各種のシーケンス図や各
種の物品例えばカードプレート等の手配リスト票を意味
する。ところで、従来のシーケンズ図の作成にあって
は、各PCと主制御部の間で授受される信号の数が膨大
であることから、通常,信号の種類に応じて分類し、さ
らに分類された各信号は各PCによって取扱えるように
分割している。そして、各信号名称は1枚.1枚の入出
力シーケンス図における例えば信号線および器具の近接
位置に記載されている。
【0005】因みに、この信号の種類を最も解り易く分
類する手法は、各信号を表形式にまとめることである。
そして、この表形式にまとめられた信号に基づいて信号
の種類や信号数を抽出することにより,最終的に分類さ
れた各信号を一つのPCで取扱うことができる表形式に
分割する。
【0006】従来、以上のように分離分割された信号を
更に1枚1枚の図面に分割し、対話形式のCADを用い
て入出力シーケンス図に順次書込んでいくとか、或いは
手書きにより入出力シーケンス図に順次書込んでいくと
かの作業を行っている。
【0007】一方、後者の物品手配リスト票の作成にあ
っては、次のような手順によって行われている。先ず、
制御盤製作メーカー側は、通常,客先から提示された種
々の条件の下にシステム設計仕様書が作成されている。
このとき、システム設計仕様書の内容には、プラントの
監視・制御を行うために必要な負荷名称,制御ブロッ
ク,操作名称,状態表示,故障表示など、様々な情報が
詳細に記載されている。そしてシステム設計仕様書を作
成した後、その仕様書に基づいて制御盤の外形図(製作
図面)を設計・作成している。
【0008】従って、カードプレートの手配リスト票
は、制御盤の外形図を下に、取付環境状況等を考慮した
カードプレートの材質や監視目的の重要度等に応じたサ
イズなどに分類し、さらに分類されたカードプレートの
1枚ずつをカードプレート手配リスト票に記入してい
き、これを手配書としてカードプレートを手配するよう
にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、前者のシーケ
ンス図の作成は、操作員が表形式に記載された多くの信
号の種類の中から必要な信号名称等を抽出して入出力シ
ーケンス図に記入していくことから、表から入出力シー
ケンス図への転記間違い等の人為的なミスが発生しやす
いこと。また、たとえCADを用いて入出力シーケンス
図を作成する場合でも、表から信号名称や信号種類や器
具名称を抽出して入出力シーケンス図に記載(表記)す
る作業は、操作員がキーボード等を用いてマニアル操作
で行っているので、操作員によるキー入力間違い等の人
為的なミスが発生するおそれがある。
【0010】一方、後者の手配リスト票の作成は、制御
盤の外形図を下に、手配すべきカードリストを分類分け
し、その後、分類分けされたカードプレートの1枚ずつ
をリスト票に記入していくことから、同様に人為的な転
記ミスが発生し、ひいては手配漏れが発生する問題があ
る。しかも、この種の制御盤では、カードプレートが数
千枚にも及ぶが、それら全部を外形図から確実に拾い上
げていくことは非常に大変な作業であり、かかる作業の
人的軽減化が望まれている。
【0011】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、記載データ表の記載データを入出力シーケンス
図の所定位置に自動的,かつ,的確に書き込みでき、記
載データの書込み作業の能率向上を図り、操作員による
人為的なミスの発生を防止する図票自動作成装置を提供
することを目的とする。
【0012】また、本発明の他の目的は、システム設計
仕様書等の中から必要な情報を抽出し、その情報を下に
物品手配リストを自動作成することにより、手配作業の
自動化,ひいては人的作業の軽減化を実現する図票自動
作成装置を提供することをにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、少なくとも複数の器具
名称,複数の信号名称その他所要とする記載データがデ
ータ項目毎に1行又は1列に整列されて記憶された記載
データ表と、入出力シーケンス図に記載すべき各種の記
載データのデータ項目を示す検索情報と該当データ項目
の前記記載データ表内での行又は列との関係を定義する
検索情報テーブルを作成する検索情報定義手段と、この
検索情報テーブルの記載データに対応する検索情報及び
記載データ表における該当記載データの位置を示す文字
列が配列された標準パターン図を作成する標準パターン
図定義手段と、前記検索情報定義手段にて作成された検
索情報テーブルに基づいて前記標準パータン図の各検索
情報及び文字列を前記記載データ表の各記載データに書
替えるための複数の命令データを作成する命令データ作
成手段と、この作成された各命令データに従って前記標
準パータン図の各検索情報及び文字列を前記記載データ
表の各記載データに書替えて入出力シーケンス図を出力
するシーケンス図作成手段とを設けた図票自動作成装置
である。
【0014】次に、請求項2に対応する発明は、システ
ム設計仕様書などから抽出されるデータ項目に該当する
信号名称,種別その他所要とする記載データが当該デー
タ項目毎に複数整列されて記憶された記載データ表と、
手配リスト用標準パターン図上の記載データを検索する
検索情報と前記記載データ表内での行または列との関係
を定義する検索情報テーブルを作成する検索情報定義手
段と、この検索情報テーブルの記載データに対応する検
索情報および前記記載データ表における該当記載データ
の位置を示す文字列が配列された前記手配リスト用標準
パターン図を作成する標準パターン図定義手段と、前記
検索情報定義手段によって作成された検索情報テーブル
に基づいて前記手配リスト用標準パターン図の各検索情
報および文字列を前記記載データ表の各記載データに書
き替えるための複数の命令データを作成する命令データ
作成手段と、この作成された各命令データに従って前記
手配リスト用標準パターン図の各検索情報および文字列
を前記記載データ表の各記載データに書き替えて前記物
品手配リスト票を出力する物品手配リスト作成手段とを
設けた図票自動作成装置である。
【0015】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、記載データ表には、予め
種々の入出力シーケンス図に記載されると考えらる複数
の器具名称,複数の信号名称等の記載データが名データ
項目毎に1行又は1列に整列されて記載されている。一
方、入出力シーケンス図に記載すべき各種記載データの
データ項目を示す検索情報と該当データ項目の記載デー
タ表内での行又は列との関係が予め提起されて、検索情
報テーブルに記憶されている。
【0016】そして、新たに入出力シーケンス図の必要
な位置に器具名称や信号名称等の記載データを書込む場
合、該当位置に書込むべき記載データの検索情報と記載
データ表の中の該当記載データの位置を示す文字列を書
込んだ標準パータン図を、例えばCADのデータで自動
的に作成したり、又は操作員によるキー入力操作手動で
作成する。
【0017】すると、これらの情報から標準パータン図
の検索情報及び文字列を記載データ表の各記載データに
書替えるための複数の命令データが作成され、その後、
この命令データに従って書替えが実行され、それぞれの
所定位置に正当な器具名称又は信号名称の記載データが
書込まれた最終的な入出力シーケンス図を作成すること
ができる。
【0018】次に、請求項2に対応する発明は、システ
ム設計仕様書などから物品手配リスト票に記載されると
考えられるデータ項目に対応する手配個別名称,種別そ
の他所要とする記載データをデータ項目毎に複数整列す
るように記憶させた記載データ表を作成する。一方、検
索情報定義手段では、手配リスト用標準パターン図上の
記載データを検索する検索情報と前記記載データ表内で
の行または列との関係を定義する検索情報テーブルを作
成する。
【0019】さらに、予め標準パターン図定義手段にお
いて前記検索情報テーブルの記載データに対応する検索
情報および記載データ表における該当記載データの位置
を示す文字列が配列された前記手配リスト用標準パター
ン図が作成されている。
【0020】従って、命令データ作成手段では、以上の
ような記載データ表を受けると、検索情報テーブルに基
づいて前記手配リスト用標準パターン図の各検索情報お
よび文字列に基づいて前記記載データ表の各記載データ
に書き替えるための複数の命令データを作成し、これら
命令データに従って前記手配リスト用標準パターン図の
各検索情報および文字列を前記記載データ表の各記載デ
ータに書き替えて物品手配リスト票を出力するので、シ
ステム設計仕様書等の中から抽出された必要な情報を下
に物品手配リスト票を自動的に作成でき、物品手配の人
的作業の軽減化を図ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係わる図票自動作成装置の第
1の実施例について図1ないし図6を参照して説明す
る。図1は第1の実施例としてのシーケンス図自動作成
装置の概略構成を示すブロック図である。この実施例装
置は、CAD(計算機を利用した図形作成支援装置)シ
ステムに組込まれており、メモリ及びプログラム等で形
成された複数のソフト的手段で構成されている。
【0022】同図において1は図示しない記載装置内に
形成された記載データ表1であって、例えば図2に示す
ように横方向及び縦方向にそれぞれ8分割された合計6
4個の記載データを記憶する領域が形成されている。列
番号Nが付された(1) 列から(8) 列までのうち必要な各
領域には、データ項目としての負荷名称,信号名称,表
示条件,器具名称,標準パターン図名称,出力先名称等
が設定されている。
【0023】一方、各データ項目領域に属する行番号n
が付されている(1) 行目から(8) 行目までの各領域に
は、該当データ項目の入出力シーケンス図に表記すべき
実際の名称が記憶されている。例えば、2列目の信号名
称の1行目には信号名称[A001]が設定されてお
り、4列目の器具名称の4行目には器具名称[V6]が
設定されている。従って、記載データ表1の列N,行n
を指定すれば、一つの具体的記載データが特定できる。
【0024】2は検索情報定義部であって、ここでは入
出力シーケンス図に記載すべき各種記載データのデータ
項目を示す検索情報と該当データ項目の記載データ表内
での行又は列との関係を定義する検索情報テーブル3を
作成するものである。
【0025】この検索情報定義部2について、図3に示
す検索情報テーブル3を参照しながら具体的に説明す
る。この図3の検索情報テーブル3には、定義領域3
a,3b,3cが形成されており、定義領域3aには、
例えば入出力シーケンス図における器具名称のデータ項
目に対して定義された[@TB]の検索情報4の記載デ
ータ表1における列N(=4)が関係付けられている。
同様に、入出力シーケンス図における信号名称のデータ
項目に対して定義された[@PC]の検索情報4の記載
データ表1における列N(=2)が関係付けられてい
る。さらに、入出力シーケンス図における表示条件のデ
ータ項目に対して定義された[@TA]の検索情報4の
記載データ表1における列N(=3)が関係付けられて
いる。
【0026】また、定義領域3bには、1枚の入出力シ
ーケンス図を作成するための標準パターン図名の列番号
N(=7)が提起されている。同様に、定義領域3cに
は、1枚の入出力シーケンス図から信号が出力される出
力先を示すデータ項目の列番号N(=8)が提起されて
いる。従って、定義領域3b,3cには検索情報4は定
義されていない。
【0027】5は標準パターン図定義部であって、これ
は入出力シーケンス図上おける各記載データの記載位置
に、該当記載データに対応する検索情報4及び記載デー
タ表における該当記載データの位置を示す文字列を配置
した標準パターン図6を作成する。図4に示す標準パタ
ーン図6を参照しながらこの検索情報定義部2の具体的
動作を説明する。
【0028】図4に示す標準パターン図6はCADで作
成された各記載データがまだ書込まれていない状態の入
出力シーケンス図の回路図であって、例えば器具名称が
記載されるべき位置に、この器具名称のデータ項目を指
定する[@TB]の検索情報4が書込まれる。そして、
この[@TB]の検索情報4に隣接して、記載データ表
1における該当検索情報4の列Nの行nを特定する2桁
の文字列7が書込まれる。従って、この検索情報4と文
字列7とでもって記載データ表1のおけるN×n個の領
域のうちの1個の領域が指定される。
【0029】例えば、左から2番目の器具名称は検索情
報4が[@TB]であるので、図3の検索情報テーブル
3から、記載データ表1における4列目の器具名称のデ
ータ項目であり、さらに、[02]の文字列7から4列
目における2行目の領域に記憶されている[V3]の器
具名称となる。
【0030】回路図の信号線に書込むべき信号名称に対
しても、同様に[@PC]の検索情報4と2桁の文字列
7が書込まれる。さらに、回路図の右側の表に書込むべ
き表示条件に対しても同様に、[@PA]の検索情報4
と2桁の文字列7が書込まれる。
【0031】この標準パターン図6の各検索情報4及び
文字列7はCADから指令に基づいて自動的に書込まれ
る。図1に示す標準パターン図名設定部8は、前記標準
パターン図定義部5にて定義された図4に示す標準パー
タン図6の標準パータン図名称を図2の記載データ表1
の7列目の例えば1行目に設定する。標準パータン図名
称が追記された記載データ表1aは次の命令データ作成
部9へ送出される。
【0032】この命令データ作成部9は、検索情報定義
部2にて作成された検索情報テーブル3に基づいて標準
パータン図6の各検索情報4及び文字列7を記載データ
表1の各記載データに書替えるための複数の変更命令デ
ータ10を作成する。
【0033】具体的には、図5に示すように、各標準パ
ータン図6の名称毎に、該当各標準パータン図6に記載
されたいる各検索情報4と文字列7とを、検索情報テー
ブル3を用いて、記載データ表1の列Nと行とで特定さ
れる領域に格納されている記載データに書替える多数の
変更命令データ10が命令データメモリ11へ書込まれ
る。例えば、標準パターン図6上の[@TB]の検索情
報4及び[01]の文字列7は[V2]の器具名称を示
す記載データに書替えられる。
【0034】命令データメモリ11に蓄積された図5に
示す命令データ群は次のシーケンス図作成部12へ送出
される。このシーケンス図作成部12は、標準パータン
図6に記載されている各検索情報4と文字列7とを命令
データメモリ11に記憶されている各変更命令データ1
0に従って、対応する記載データに書替える。そして、
標準パータン図6に記載されている全部の検索情報4と
文字列7とに対する各記載データへの書替処理が修了す
ると、図6に示す最終の入出力シーケンス図13が得ら
れる。
【0035】すなわち、図6の入出力シーケンス図13
は、図4における各検索情報4及び文字列7が正規の器
具名称,信号名称,表示条件等の記載データ14に書替
えられている。
【0036】次に、第1の実施例装置の動作について説
明する。予め種々の入出力シーケンス図に記載されると
考えらる種々の負荷名称,信号名称,表示条件,器具名
称等の記載データを記載データ表1内にデータ項目毎に
1行又は1列に整列して記憶されている。
【0037】また、検索情報テーブル3には、入出力シ
ーケンス図13に記載すべき各種記載データ14のデー
タ項目を示す検索情報と該当データ項目の記載データ表
1内での行又は列との関係が提起されている。
【0038】そして、例えばCADで作成されたまだ器
具名称等の記載データ14が記載されていない入出力シ
ーケンス図に対して、検索情報テーブル3に提起されて
いる検索情報4及び文字列7を記入した標準パータン図
6が自動的に作成される。
【0039】なお、操作者は、この標準パータン図6に
おける検索情報4及び文字列7を例えばキーボード等を
用いてマニアル設定することも可能である。標準パータ
ン図6が作成されると、後は、自動的に変更命令データ
10が作成され、この変更命令データ10が自動的に実
行されて、標準パータン図6における検索情報4及び文
字列7は本来の器具名称や信号名称等の記載データ14
に書替えられて、最終の入出力シーケンス図13が得ら
れる。
【0040】このように、操作者は、器具名称等の記載
データ14を、例えばキーボード等を用いて実施に入力
する必要がない。従って、入出力シーケンス図13が自
動的に作成されるので、作成作業効率が大幅に向上す
る。また、操作員が表から直接記載データを読取る必要
がないので、人為的ミスの発生を大幅に抑制できる。ま
た、操作員は表から入出力シーケンス図13に転記する
等の単純作業から解放される。
【0041】次に、本発明に係わる図票自動作成装置の
第2の実施例について図7ないし図12を参照して説明
する。図7は第2の実施例としてのカードプレート手配
リストシーケンス図自動作成装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【0042】なお、この実施例装置は、CAD(計算機
を利用した図形作成支援装置)システムに組込まれてお
り、メモリ及びプログラム等で形成された複数のソフト
的手段で構成されている。
【0043】図7において21は制御盤等のシステム設
計仕様書や外形図などから負荷名称,制御ブロック,操
作名称,状態表示,故障表示名称その他の情報から抽出
されるデータ項目に該当する負荷名称,信号名称,種別
その他所要とする記載データが当該データ項目毎に複数
整列されて記憶された記載データ表であって、具体的に
は図8に示すように、横方向の列番号Nの付されている
側が7列からなり、縦方向の行番号nの付されている側
が8行からなり、合計56個の記載データを記載する領
域が形成されている。そして、列N側にデータ項目とし
てはカードプレートに表記すべき実際の名称およびリス
ト票作成過程で必要な名称等,例えば負荷名称,信号名
称,種別,枚数,パターン図名称,出力先名称等が設定
されている。例えば2列目の信号名称の1行目には「A
001」が設定され、3列目のサイズ,取付環境その他
の条件を表す種別の2行目には「X2」が設定されてい
る。つまり、記載データ表1の列N,行nを指定すれ
ば、1つの具体的な記載データが特定できる。
【0044】22は検索情報定義部であって、図9に示
すようにカードプレート手配リスト用標準パターン図
(図10)上の記載データを検索する検索情報23と前
記記載データ表内での列24との関係を定義する検索情
報テーブル25を作成する。つまり、この検索情報定義
部22は、記載データ表21の任意の位置(例えば列)
が後記するカードプレート手配リスト用標準パターン図
のどこと関係するかを定義する部分であり、記載データ
表21の列番号およびカードプレート手配リスト用標準
パターン図側と関係させるための関係情報名が記載され
ている。
【0045】この検索情報テーブル25においては3つ
の定義領域25a〜25cを有しており、そのうち定義
領域25aは、記載データ表21のどのデータ項目の情
報を抜き出すかを定義する領域であり、具体的には例え
ばカードプレート手配リスト用標準パターン図における
枚数を定義する[@TB]と記載データ表21の列N
(=5)とが関係付けられ、また同じくパターン図にお
ける種別を定義する[@PC]と記載データ表21の列
N(=3)とが関係付けられ、さらに同じくパターン図
における記入文字を定義する[@TA]と記載データ表
21の列N(=2)とが関係付けられている。定義領域
25bでは、カードプレート手配リスト用標準パターン
図のパターン図名称が記載データ表21のどの列に存在
するかを定義するもので、同図では記載データ表21の
列N(=6)にパターン図名称が存在することを表して
いる。さらに、定義領域25cでは、定義領域25aか
ら抜き出した情報の出力先,つまり前記パターン図の出
力先名称が記載データ表21のどの列に存在するかを定
義するもので、同図では記載データ表21の列N(=
7)に出力先が存在することを表している。
【0046】図7において26はカードプレート手配リ
スト用標準パターン図を定義する標準パターン図定義部
であって、ここではカードプレート手配リスト票(図1
2)の各記載データの記載位置に、該当記載データに対
応する検索情報23および記載データ表21での記載デ
ータの位置を示す文字列27を配列した図10に示すよ
うなカードプレート手配リスト用標準パターン図28を
作成する。
【0047】この標準パターン図28は、未だ各記載デ
ータが書き込まれていない図10に示すパターン図にお
いて、記入文字の記載位置には、記載データ表21のデ
ータ項目である信号名称を指定する検索情報23[@T
A]およびこの検索情報[@TA]に隣接して記載デー
タ表21の該当列での行を特定する文字列27[01]
が書き込まれている。同様に,枚数の記載位置には、記
載データ表21のデータ項目である枚数を指定する検索
情報[@TB]およびこの検索情報[@TB]に隣接し
て記載データ表21の該当列での行を特定する文字列
[01]が書き込まれている。さらに、種別の記載位置
には、記載データ表21のデータ項目である種別を指定
する検索情報[@PC]およびこの検索情報[@PC]
に隣接して記載データ表21の該当列での行を特定する
文字列[01]が書き込まれている。以下、記載データ
表21の該当データ項目の行を特定する文字列[0
2],[03],…が順次書き込まれている。
【0048】この標準パターン図28の各検索情報23
および行を表す文字列27は例えばCADからの指令に
基づいて予め作成されている。図7に示す標準パターン
図名等追加設定部29は、図8に示す記載データ表21
の空白部分となっているデータ項目領域のうち必要なデ
ータ項目部分を追加する機能を有するものであって、こ
こでカードプレート枚数,標準パターン図定義部26で
定義された図10に示す標準パターン図28のパターン
図名例えば[PTN−6]、カードプレート手配リスト
票をメモリファイルのあるアドレスに格納するための出
力先[OUT−1]を追記する機能を有している。従っ
て、この標準パターン図名追加設定部29からは必要な
データ項目部分を完全に追記した例えば図8に示すよう
な記載データ表21aが出力され、命令データ作成部3
0に送出される。
【0049】この命令データ作成部30は、枚数,パタ
ーン図名および出力先を追記した記載データ表21とカ
ードプレート手配リスト用標準パターン図28との関係
を定義付けた検索情報テーブル25の関係情報を参照し
つつ、標準パターン図中の文字情報を反映させるための
命令データ31を作成する。
【0050】この命令データ31は、具体的には図11
に示すごとく、図10に示す標準パターン図[PTN−
6]を出力先[OUT−1]に複写しなさいとする複写
命令データ31aが書き込まれている。さらに、その下
の行には、図10に示す標準パターン図28の中に記載
されている文字列および行を関係付ける変更前の情報に
基づいて変更後として記載データ表21a側の文字情報
に置き換えることを意味する変更命令データ31b,…
が書き込まれている。
【0051】さらに、図7において32はカードプレー
ト等の物品手配リスト作成部であって、これは図11に
示す命令データ31に従い、例えば複写命令データ31
aの下に標準パターン図28を複製出力する一方、前記
変更命令データ31bの下に図12に示すカードプレー
ト手配リスト票33を自動的に作成し出力する機能をも
っている。このリスト票33は命令データ31の一部の
出力結果を示している。
【0052】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、予めシステム設計仕様書などから負荷名称,信号名
称,各種条件に係わる種別等の記載データを記載した図
8に示すような記載データ表21を作成する。また、検
索情報定義部22においては、予め図10に示すカード
プレート手配リスト用標準パターン図に記載すべき各種
の記載データのデータ項目を示す検索情報23と該当デ
ータ項目の記載データ表21での列との関係を定義する
図9に示すような検索情報テーブル25を作成する。さ
らに、標準パターン図定義部26では、予め図12に示
すカードプレート手配リスト票の各記載データの記載位
置に、該当記載データに対応する検索情報23および記
載データ表21での記載データの位置を示す文字列27
を配列してなる図10に示すようなカードプレート手配
リスト用標準パターン図28を作成する。
【0053】そこで、以上のような状態において物品手
配リストを作成するとき、記載データ表21を受ける
と、標準パターン図名等追加設定部29では、記載デー
タ表21の空白部分となっているデータ項目領域のうち
必要なデータ項目部分にカードプレート枚数,標準パタ
ーン図28のパターン図名、メモリファイルのあるアド
レスに格納するための出力先を追記し、命令データ作成
部30に送出する。
【0054】そこで、命令データ作成部30では、記載
データ表21aとカードプレート手配リスト用標準パタ
ーン図28との関係を定義付けた検索情報テーブル25
の関係情報を参照しつつ、標準パターン図中の文字情報
を反映させるための命令データ31を作成する。その結
果、物品手配リスト作成部32は、前記命令データ31
に従って図12に示すカードプレートなどの物品手配リ
スト票33を自動的に作成し出力することになる。
【0055】従って、物品手配リスト票の作成作業効率
が大幅に向上し、操作員が外形図から1つずつ抽出して
リスト票を作成する必要がないので、人為的ミスの発生
を大幅に抑制でき、人的作業の軽減化を図ることができ
る。
【0056】なお、上記実施例では、カードプレートの
手配リスト票33について述べたが、他の物品の手配リ
スト票33の作成にも利用できるものである。また、図
8の記載データ表21は列側にデータ項目を掲げたが、
行側にデータ項目を掲げてもよい。その他、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。請求項1の発明によれば、記載
データ表の記載データを入出力シーケンス図の所定位置
に自動的,かつ,的確に書き込みでき、記載データの書
込み作業の能率向上を期待でき、操作員による人為的な
ミスの発生を防止できる。
【0058】また、請求項2の発明によれば、システム
設計仕様書等の中から抽出された必要な情報を下に物品
手配リストを自動的に作成でき、物品手配リスト作業の
自動化,ひいては人的作業の軽減化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係わる入出力シーケ
ンス図自動作成装置の概略構成を示すブロック図、
【図2】 実施例装置における記載データ表を示す図、
【図3】 同実施例装置における検索情報テーブルを示
す図、
【図4】 同実施例装置における標準パターン図、
【図5】 同実施例装置における命令データを示す図、
【図6】 同実施例装置にて作成された最終の入出力シ
ーケンス図。
【図7】 本発明の第2の実施例に係わるカードプレー
ト手配リスト自動作成装置の概略構成を示すブロック
図、
【図8】 実施例装置における記載データ表を示す図、
【図9】 同実施例装置における検索情報テーブルを示
す図、
【図10】 同実施例装置における標準パターン図、
【図11】 同実施例装置における命令データを示す
図、
【図12】 同実施例装置にて作成された物品手配リス
ト票を示す図。
【符号の説明】
1…記載データ表、2…検索情報定義部、3…検索情報
テーブル、4…検索情報、5…標準パターン図定義部、
6…標準パターン図、7…文字列、8…標準パターン図
名設定部、9…命令データ作成部、10…命令データ、
12…シーケンス図作成部、13…入出力シーケンス
部、21…記載データ表、22…検索情報定義部、23
…検索情報、25…検索情報テーブル、26…標準パタ
ーン図定義部、27…文字列、28…標準パターン図、
29…標準パターン図等追記設定部、30…命令データ
作成部、31…命令データ、32…物品手配リスト作成
部、33…物品手配リスト票。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の器具名称,複数の信号
    名称その他所要とする記載データがデータ項目毎に1行
    又は1列に整列されて記憶された記載データ表と、入出
    力シーケンス図に記載すべき各種の記載データのデータ
    項目を示す検索情報と該当データ項目の前記記載データ
    表内での行又は列との関係を定義する検索情報テーブル
    を作成する検索情報定義手段と、この検索情報テーブル
    の記載データに対応する検索情報及び記載データ表にお
    ける該当記載データの位置を示す文字列が配列された標
    準パターン図を作成する標準パターン図定義手段と、前
    記検索情報定義手段にて作成された検索情報テーブルに
    基づいて前記標準パータン図の各検索情報及び文字列を
    前記記載データ表の各記載データに書替えるための複数
    の命令データを作成する命令データ作成手段と、この作
    成された各命令データに従って前記標準パータン図の各
    検索情報及び文字列を前記記載データ表の各記載データ
    に書替えて入出力シーケンス図を出力するシーケンス図
    作成手段とを備えた図票自動作成装置。
  2. 【請求項2】 システム設計仕様書などから抽出される
    データ項目に該当する信号名称,種別その他所要とする
    記載データが当該データ項目毎に複数整列されて記憶さ
    れた記載データ表と、手配リスト用標準パターン図上の
    記載データを検索する検索情報と前記記載データ表内で
    の行または列との関係を定義する検索情報テーブルを作
    成する検索情報定義手段と、この検索情報テーブルの記
    載データに対応する検索情報および前記記載データ表に
    おける該当記載データの位置を示す文字列が配列された
    前記手配リスト用標準パターン図を作成する標準パター
    ン図定義手段と、前記検索情報定義手段によって作成さ
    れた検索情報テーブルに基づいて前記手配リスト用標準
    パターン図の各検索情報および文字列を前記記載データ
    表の各記載データに書き替えるための複数の命令データ
    を作成する命令データ作成手段と、この作成された各命
    令データに従って前記手配リスト用標準パターン図の各
    検索情報および文字列を前記記載データ表の各記載デー
    タに書き替えて物品手配リスト票を出力する物品手配リ
    スト作成手段とを備えたことを特徴とする図票自動作成
    装置。
JP5158780A 1992-11-11 1993-06-29 図票自動作成装置 Pending JPH06203089A (ja)

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JP30070292 1992-11-11
JP4-300702 1992-11-11
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014080489A1 (ja) * 2012-11-22 2014-05-30 三菱電機株式会社 システム構築支援装置

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