JPH06202214A - カメラのフィルム速度センサー - Google Patents
カメラのフィルム速度センサーInfo
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- JPH06202214A JPH06202214A JP28926993A JP28926993A JPH06202214A JP H06202214 A JPH06202214 A JP H06202214A JP 28926993 A JP28926993 A JP 28926993A JP 28926993 A JP28926993 A JP 28926993A JP H06202214 A JPH06202214 A JP H06202214A
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- Japan
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- film
- camera
- spool
- take
- roller
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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-
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- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
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- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
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- G03B2217/244—Magnetic devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、フィルムの各々の駒領域に
スプロケット孔を備えていないフィルムの移動速度を検
知する装置を具備するカメラを提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために本発明によるカ
メラは、フィルムゲートと、フィルム駆動装置と、フィ
ルム巻取スプール（２４）と、フィルムを前記巻取スプ
ールに巻取または巻き戻すとき、フィルムを前記巻取ス
プールに押接するための押接ローラー（４４）とを有す
るカメラにおいて、前記押接ローラー（４４）と同心に
一体的に取りつけられ、同ローラーと共に回転する、フ
ィルム速度のエンコーダーホイール（６０）を具備する
構成とした。
スプロケット孔を備えていないフィルムの移動速度を検
知する装置を具備するカメラを提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために本発明によるカ
メラは、フィルムゲートと、フィルム駆動装置と、フィ
ルム巻取スプール（２４）と、フィルムを前記巻取スプ
ールに巻取または巻き戻すとき、フィルムを前記巻取ス
プールに押接するための押接ローラー（４４）とを有す
るカメラにおいて、前記押接ローラー（４４）と同心に
一体的に取りつけられ、同ローラーと共に回転する、フ
ィルム速度のエンコーダーホイール（６０）を具備する
構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フィルムカメラに
関し、特に、こうしたカメラにおけるフィルムの移送速
度を計測するための装置に関する。
関し、特に、こうしたカメラにおけるフィルムの移送速
度を計測するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】動力によるフィルム駆動装置を備え、フ
ィルムの移送位置または速度を計測するエンコーダーホ
イールを具備するカメラが周知となっている。例えば、
米国特許公報第４４８２２２７号は、複式歯車列を介し
てスプロケット孔の形成されたフィルムの従動ローラー
により駆動されるエンコーダーホイールを開示する。エ
ンコーダーホイールからのパルス列が、フィルムの速度
を計測し、かつ、駆動モータが停止したとき生じる、惰
性によるフィルムのオーバーラン量を計測するために利
用される。この情報は、次いで、一連のフィルムの駒を
カメラのフィルムゲートに性格に位置決めするために利
用される。米国特許公報第４４３７７４２号では、エン
コーダーホイールは、フィルムスプロケットの従動子の
端部に取着され、パルスを発生するセグメントが、前記
従動子のスプロケットと同心に設けられたホイールに設
けられている。フィルムスプロケットを計数することに
よりフレームカウンターとして機能し（１駒ごとに８個
の孔）、駒をフィルムゲートに配置すると共に、ロール
の端部が巻き戻しを開始する位置に到達したときを決定
するために利用される。上記２つの構成は、フィルムの
縁部に沿って等間隔でスプロケット孔が配設されたフィ
ルムに使用が限定され、かつ、上記公報第４４８２２２
７号の特許は、更に高価で大きな設置空間を必要とする
歯車列を使用するという欠点を有している。
ィルムの移送位置または速度を計測するエンコーダーホ
イールを具備するカメラが周知となっている。例えば、
米国特許公報第４４８２２２７号は、複式歯車列を介し
てスプロケット孔の形成されたフィルムの従動ローラー
により駆動されるエンコーダーホイールを開示する。エ
ンコーダーホイールからのパルス列が、フィルムの速度
を計測し、かつ、駆動モータが停止したとき生じる、惰
性によるフィルムのオーバーラン量を計測するために利
用される。この情報は、次いで、一連のフィルムの駒を
カメラのフィルムゲートに性格に位置決めするために利
用される。米国特許公報第４４３７７４２号では、エン
コーダーホイールは、フィルムスプロケットの従動子の
端部に取着され、パルスを発生するセグメントが、前記
従動子のスプロケットと同心に設けられたホイールに設
けられている。フィルムスプロケットを計数することに
よりフレームカウンターとして機能し（１駒ごとに８個
の孔）、駒をフィルムゲートに配置すると共に、ロール
の端部が巻き戻しを開始する位置に到達したときを決定
するために利用される。上記２つの構成は、フィルムの
縁部に沿って等間隔でスプロケット孔が配設されたフィ
ルムに使用が限定され、かつ、上記公報第４４８２２２
７号の特許は、更に高価で大きな設置空間を必要とする
歯車列を使用するという欠点を有している。
【０００３】近時では、フィルムの長手方向のスプロケ
ット孔を、１駒ごとの距離を以て離隔して形成すること
により制限して、中間のスプロケット孔を計数すること
なく、本質的に駒の位置決をするフィルムが汎用されて
いる。更に、磁性材料を塗布して、カメラ内でこの磁性
材料にデータを時期的に記録するフィルムが提供されて
いる。こうしたデータには、例えば駒の露光状態の情
報、日時、駒数等が含まれる。フィルム上に磁気データ
を記録し、次いでこうしたデータを読み取ることは難し
い。と言うのは、フィルムが動作する間、特に、ある駒
から次の駒へ移動するときに、フィルムの速度が劇的に
変化するためである。比較的高性能な自己刻時符号化に
よれば、速度がある程度変化しても、これとは無関係に
記録し読み取ることが可能となるが、こうした手法は、
駒送りに際して生じるフィルム速度の大きな変化（加速
と減速）を取り扱うことはできない。更に、安価のカメ
ラでは、そのデータが関連する駒に、データセグメント
が繰り返し記録されるので、信頼性が高くなければなら
ない。記録速度をフィルムの速度の変化と共に変化させ
ることにより、記録されたデータ領域におけるビット密
度が比較的一定となり、割り当てられたデータ領域内で
繰り返し記録されるデータセグメントの必要数が確保さ
れる。従って、フィルム速度を検知する手段が必要とな
るが、データを記録する駒領域にスプロケット孔が形成
されていない場合に問題となる。このために、エンコー
ダホイールとして、フィルムゲートにゴム製の補助ホイ
ールを備えることが提案されている。こうした構成は、
この目的に対して有効であるが、カメラ部品の増加をも
たらし、補助ホイールのための空間が必要となる。特に
感化のカメラでは、こうした構成は望ましくない。
ット孔を、１駒ごとの距離を以て離隔して形成すること
により制限して、中間のスプロケット孔を計数すること
なく、本質的に駒の位置決をするフィルムが汎用されて
いる。更に、磁性材料を塗布して、カメラ内でこの磁性
材料にデータを時期的に記録するフィルムが提供されて
いる。こうしたデータには、例えば駒の露光状態の情
報、日時、駒数等が含まれる。フィルム上に磁気データ
を記録し、次いでこうしたデータを読み取ることは難し
い。と言うのは、フィルムが動作する間、特に、ある駒
から次の駒へ移動するときに、フィルムの速度が劇的に
変化するためである。比較的高性能な自己刻時符号化に
よれば、速度がある程度変化しても、これとは無関係に
記録し読み取ることが可能となるが、こうした手法は、
駒送りに際して生じるフィルム速度の大きな変化（加速
と減速）を取り扱うことはできない。更に、安価のカメ
ラでは、そのデータが関連する駒に、データセグメント
が繰り返し記録されるので、信頼性が高くなければなら
ない。記録速度をフィルムの速度の変化と共に変化させ
ることにより、記録されたデータ領域におけるビット密
度が比較的一定となり、割り当てられたデータ領域内で
繰り返し記録されるデータセグメントの必要数が確保さ
れる。従って、フィルム速度を検知する手段が必要とな
るが、データを記録する駒領域にスプロケット孔が形成
されていない場合に問題となる。このために、エンコー
ダホイールとして、フィルムゲートにゴム製の補助ホイ
ールを備えることが提案されている。こうした構成は、
この目的に対して有効であるが、カメラ部品の増加をも
たらし、補助ホイールのための空間が必要となる。特に
感化のカメラでは、こうした構成は望ましくない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、カメラ、特にフィルムの各々の駒領域において長手
方向に配設されたスプロケット孔を備えていないフィル
ムを使用するように構成されたカメラ内で、フィルムの
移動を検知する単純で安価な装置を提供することにあ
る。更に、本発明の目的は、複雑な歯車列を必要とせ
ず、かつカメラのフィルムゲートにおいて空間を取らな
いように構成された、フィルム移動のためのセンサーを
提供することにある。
は、カメラ、特にフィルムの各々の駒領域において長手
方向に配設されたスプロケット孔を備えていないフィル
ムを使用するように構成されたカメラ内で、フィルムの
移動を検知する単純で安価な装置を提供することにあ
る。更に、本発明の目的は、複雑な歯車列を必要とせ
ず、かつカメラのフィルムゲートにおいて空間を取らな
いように構成された、フィルム移動のためのセンサーを
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、フィルムゲートと、動力式フィルム
駆動装置と、フィルム巻取スプールと、フィルムを前記
巻取スプールに巻取または巻き戻すとき、フィルムを前
記巻取スプールに押接するための、付勢された押接ロー
ラーとを有する写真フィルムカメラにおいて、前記押接
ローラーと同心に一体的に取りつけられて同ローラーと
共に回転する、フィルム速度のエンコーダーホイールを
具備するカメラが提供される。好ましい実施例におい
て、本発明のカメラは、更に、前記エンコーダーホイー
ルに応答して、前記フィルムが前記巻取スプールへ巻き
取られまたは巻き戻される間の、前記フィルムの速度を
代表する出力信号を発生する電子手段を具備している。
他の好ましい実施例では、前記以下は、更に、前記フィ
ルム上の磁気的記録層に磁気的にデータを記録するため
の手段と、前記エンコーダーホイールの出力信号に応答
し、フィルム速度が所定の速度値よりも低い場合には、
データを記録できなくするための手段とを具備してい
る。
めに、本発明では、フィルムゲートと、動力式フィルム
駆動装置と、フィルム巻取スプールと、フィルムを前記
巻取スプールに巻取または巻き戻すとき、フィルムを前
記巻取スプールに押接するための、付勢された押接ロー
ラーとを有する写真フィルムカメラにおいて、前記押接
ローラーと同心に一体的に取りつけられて同ローラーと
共に回転する、フィルム速度のエンコーダーホイールを
具備するカメラが提供される。好ましい実施例におい
て、本発明のカメラは、更に、前記エンコーダーホイー
ルに応答して、前記フィルムが前記巻取スプールへ巻き
取られまたは巻き戻される間の、前記フィルムの速度を
代表する出力信号を発生する電子手段を具備している。
他の好ましい実施例では、前記以下は、更に、前記フィ
ルム上の磁気的記録層に磁気的にデータを記録するため
の手段と、前記エンコーダーホイールの出力信号に応答
し、フィルム速度が所定の速度値よりも低い場合には、
データを記録できなくするための手段とを具備してい
る。
【０００６】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発
明を説明する。図１を参照すると、カメラ１０は、本体
１１と、ヒンジ式に取着された背面蓋１４と、撮影レン
ズ１６と、フィルムカートリッジ２０を収納するための
カートリッジ室１８と、フィルム巻取室２２とを具備し
ている。フィルム巻取室２２において、フィルム２３が
巻取スプール２４に巻き取られる。巻取スプール３４
は、フィルム巻取室２２に回転自在に支持されている。
フィルム２３を前記カートリッジから巻取スプールへ前
進させ、かつ、フィルムを前記カートリッジ内部に引き
戻すときに後退させるために、周知の方法にて、フィル
ム駆動モータ（図示せず）が、フィルムカートリッジス
プールとフィルム巻取スプールの一方または両者に連結
している。「普通の巻取」式のカメラでは、第１の駒の
領域がフィルムゲート２８に配置されるまでフィルムを
前進させる。その後、１回の露出ごとに１駒づつフィル
ムを前進させる。「プレワインド」式のカメラでは、フ
ィルムは最初に全てカートリッジから引き出されて巻取
スプール２４に巻き取られる。次いで、１回の露出ごと
に１駒づつ巻き戻される。フィルム帯３０の磁気層にデ
ータを磁気的に記録するために、磁気記録ヘッド２６
が、前記カメラの背面蓋のフィルムゲート２８に隣接し
て設けられている。典型的に、前記データは、露光され
た駒に隣接して設けられたトラックに、露光後に次の駒
へ移動する間に記録される。こうして、プレワインド式
のカメラでは、記録ヘッド２５は、図１において前記フ
ィルムゲートの左側に設けられ、普通の巻取式のカメラ
では右側に設けられる。
明を説明する。図１を参照すると、カメラ１０は、本体
１１と、ヒンジ式に取着された背面蓋１４と、撮影レン
ズ１６と、フィルムカートリッジ２０を収納するための
カートリッジ室１８と、フィルム巻取室２２とを具備し
ている。フィルム巻取室２２において、フィルム２３が
巻取スプール２４に巻き取られる。巻取スプール３４
は、フィルム巻取室２２に回転自在に支持されている。
フィルム２３を前記カートリッジから巻取スプールへ前
進させ、かつ、フィルムを前記カートリッジ内部に引き
戻すときに後退させるために、周知の方法にて、フィル
ム駆動モータ（図示せず）が、フィルムカートリッジス
プールとフィルム巻取スプールの一方または両者に連結
している。「普通の巻取」式のカメラでは、第１の駒の
領域がフィルムゲート２８に配置されるまでフィルムを
前進させる。その後、１回の露出ごとに１駒づつフィル
ムを前進させる。「プレワインド」式のカメラでは、フ
ィルムは最初に全てカートリッジから引き出されて巻取
スプール２４に巻き取られる。次いで、１回の露出ごと
に１駒づつ巻き戻される。フィルム帯３０の磁気層にデ
ータを磁気的に記録するために、磁気記録ヘッド２６
が、前記カメラの背面蓋のフィルムゲート２８に隣接し
て設けられている。典型的に、前記データは、露光され
た駒に隣接して設けられたトラックに、露光後に次の駒
へ移動する間に記録される。こうして、プレワインド式
のカメラでは、記録ヘッド２５は、図１において前記フ
ィルムゲートの左側に設けられ、普通の巻取式のカメラ
では右側に設けられる。
【０００７】巻取室２２において、フィルムを押接する
ローラー３０が、片持ち梁式の腕３２の先端に回転自在
に支持されている。腕３２は、バネにより付勢されてお
り、他端３４においてカメラの本体１１に回動自在に取
着されている。本発明では、押接ローラー３０は検知マ
ーク３６を備えている。検知マーク３６は前記押接ロー
ラーと同心に配設されており、該ローラーと共に回転し
てエンコーダーホイールを形成する。検知マーク３６
は、明暗の交替する複数の半径方向スポークを具備して
もよい。このスポークは光学センサーにより検知可能で
ある。また、検知マーク３６は、導電体と非導電体が交
替する複数のスポークを具備してもよい。このスポーク
は導電センサーにより検知可能である。上記検知マーク
は、半径方向のスポークではなく、押接ローラーの外周
に形成してもよい。
ローラー３０が、片持ち梁式の腕３２の先端に回転自在
に支持されている。腕３２は、バネにより付勢されてお
り、他端３４においてカメラの本体１１に回動自在に取
着されている。本発明では、押接ローラー３０は検知マ
ーク３６を備えている。検知マーク３６は前記押接ロー
ラーと同心に配設されており、該ローラーと共に回転し
てエンコーダーホイールを形成する。検知マーク３６
は、明暗の交替する複数の半径方向スポークを具備して
もよい。このスポークは光学センサーにより検知可能で
ある。また、検知マーク３６は、導電体と非導電体が交
替する複数のスポークを具備してもよい。このスポーク
は導電センサーにより検知可能である。上記検知マーク
は、半径方向のスポークではなく、押接ローラーの外周
に形成してもよい。
【０００８】エンコーダーホイールの構成の本発明によ
る改良を示すために、フィルムの巻取室の一部を図２に
図示する。この巻取室は、巻取スプール４０と、第１と
第２のフィルム押接ローラー４２、４４とを具備してい
る。押接ローラー４２、４４の各々は回転軸４６、４８
に取り付けられている。回転軸４６、４８の各々は、ブ
ラケット５０、５２に支持されている。ブラケット５
０、５２の各々は、一端をバネにより付勢された片持ち
梁式の腕５４、５６に設けられている。回転軸４８の一
端にエンコーダーホイール６０が、押接ローラー４４と
同心に取り付けられており同ローラーと共に回転する。
このエンコーダーホイールは検知マーク６２を具備して
いる。検知マーク６２は、図１に示した検知マークと同
様に、導電体と非導電体が交替する複数のスポークから
成る。導電性の一対の指部６４が、柔軟な配線盤６６を
介して電気回路（図示せず）に接続されており、エンコ
ーダーホイールの導電性／非導電性のスポークに応答す
る切換接点として作用して、フィルムの巻取スプールへ
の巻取または巻き戻しの間、フィルムゲートでのフィル
ムの速度に対応した出力信号を発生する。エンコーダー
ホイール６０は押接ローラー４４と共に回転し、該ロー
ラーは前記巻取スプールのフィルムの外周面に押接され
ているので、前記エンコーダーホイールの角速度は、フ
ィルムゲート内のフィルムの速度に追従することは理解
されよう。
る改良を示すために、フィルムの巻取室の一部を図２に
図示する。この巻取室は、巻取スプール４０と、第１と
第２のフィルム押接ローラー４２、４４とを具備してい
る。押接ローラー４２、４４の各々は回転軸４６、４８
に取り付けられている。回転軸４６、４８の各々は、ブ
ラケット５０、５２に支持されている。ブラケット５
０、５２の各々は、一端をバネにより付勢された片持ち
梁式の腕５４、５６に設けられている。回転軸４８の一
端にエンコーダーホイール６０が、押接ローラー４４と
同心に取り付けられており同ローラーと共に回転する。
このエンコーダーホイールは検知マーク６２を具備して
いる。検知マーク６２は、図１に示した検知マークと同
様に、導電体と非導電体が交替する複数のスポークから
成る。導電性の一対の指部６４が、柔軟な配線盤６６を
介して電気回路（図示せず）に接続されており、エンコ
ーダーホイールの導電性／非導電性のスポークに応答す
る切換接点として作用して、フィルムの巻取スプールへ
の巻取または巻き戻しの間、フィルムゲートでのフィル
ムの速度に対応した出力信号を発生する。エンコーダー
ホイール６０は押接ローラー４４と共に回転し、該ロー
ラーは前記巻取スプールのフィルムの外周面に押接され
ているので、前記エンコーダーホイールの角速度は、フ
ィルムゲート内のフィルムの速度に追従することは理解
されよう。
【０００９】図３に、本発明の他の実施例を示す。この
実施例は、図２の実施例の構成と似ているが、図３のエ
ンコーダーホイール７０の外周に、交替する複数の明暗
部が形成されている点で異なっている。光学センサー７
２が、柔軟な配線盤６６の一端に設けられており、所望
のエンコーダーパルスの出力信号を発生する。
実施例は、図２の実施例の構成と似ているが、図３のエ
ンコーダーホイール７０の外周に、交替する複数の明暗
部が形成されている点で異なっている。光学センサー７
２が、柔軟な配線盤６６の一端に設けられており、所望
のエンコーダーパルスの出力信号を発生する。
【００１０】
【発明の効果】エンコーダーホイールを巻取スプールの
押接ローラーと同心に、かつ一体的に取り付けることに
より、多数の部品を必要とせず、かつ、フィルムゲート
の近くの空間と取ることなく、カメラ内のフィルムの速
度を計測する機構が単純になることは理解されよう。更
に、押接ローラーは、フィルムの移送に追従するスプロ
ケットを必要としないので、本発明の計測装置は、スプ
ロケット孔を備えていないフィルムまたはスプロケット
孔が駒の距離を以て離隔して形成されたフィルムに有効
である。本発明の計測装置は、フィルム上にデータを記
録する速度を制御し、また、駒が前進する間フィルム速
度が、データをフィルムに記録するのに適したレベルに
達したときを決定する計測パルスを提供するのに有効で
ある。
押接ローラーと同心に、かつ一体的に取り付けることに
より、多数の部品を必要とせず、かつ、フィルムゲート
の近くの空間と取ることなく、カメラ内のフィルムの速
度を計測する機構が単純になることは理解されよう。更
に、押接ローラーは、フィルムの移送に追従するスプロ
ケットを必要としないので、本発明の計測装置は、スプ
ロケット孔を備えていないフィルムまたはスプロケット
孔が駒の距離を以て離隔して形成されたフィルムに有効
である。本発明の計測装置は、フィルム上にデータを記
録する速度を制御し、また、駒が前進する間フィルム速
度が、データをフィルムに記録するのに適したレベルに
達したときを決定する計測パルスを提供するのに有効で
ある。
【００１１】好ましい実施例に基づいて本発明を詳細に
説明したが、本発明の精神と範囲とを逸脱することな
く、その改良、変更が可能であることは当業者の当然と
する所である。
説明したが、本発明の精神と範囲とを逸脱することな
く、その改良、変更が可能であることは当業者の当然と
する所である。
【図１】本発明を略示する、カメラ頂部から見た断面図
である。
である。
【図２】本発明の実施例を示す、カメラの一部の斜視図
である。
である。
【図３】本発明の他の実施例を示す、カメラの一部の斜
視図である。
視図である。
１０…カメラ １１…カメラ本体 １４…背面蓋 １６…撮影レンズ ２４…巻取スプール ４０…巻取スプール ４２…押接ローラー ４４…押接ローラー ６０…エンコーダーホイール ７０…エンコーダーホイール
Claims (1)
- 【請求項１】 フィルムゲートと、動力式フィルム駆動
装置と、フィルム巻取スプールと、フィルムを前記巻取
スプールに巻取または巻き戻すとき、フィルムを前記巻
取スプールに押接するための、付勢された押接ローラー
とを有する、写真フィルムカメラにおいて、 前記押接ローラーと同心に一体的に取りつけられ、同ロ
ーラーと共に回転する、フィルム速度のエンコーダーホ
イールを具備するカメラ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US97950092A | 1992-11-19 | 1992-11-19 | |
| US979500 | 1992-11-19 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06202214A true JPH06202214A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=25526917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28926993A Pending JPH06202214A (ja) | 1992-11-19 | 1993-11-18 | カメラのフィルム速度センサー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0598245A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06202214A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5614971A (en) * | 1995-05-18 | 1997-03-25 | Eastman Kodak Company | Mechanism and method for determining when photographic film has been completely rewound |
| JP3174487B2 (ja) * | 1995-09-11 | 2001-06-11 | 旭光学工業株式会社 | パルスジェネレータ及びカメラのパルスジェネレータ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3730933A1 (de) * | 1987-09-15 | 1989-03-23 | Hostert Fotomata | Vorrichtung zum aufwickeln von bandmaterial, insbesondere filmband, auf eine spule |
| DE68929495T2 (de) * | 1988-08-31 | 2004-07-22 | Sony Corp. | Photographische Kamerasysteme und Filmpatronen |
-
1993
- 1993-10-22 EP EP93117128A patent/EP0598245A1/en not_active Withdrawn
- 1993-11-18 JP JP28926993A patent/JPH06202214A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0598245A1 (en) | 1994-05-25 |
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