JP2821599B2 - カメラ及びフィルムカートリッジ - Google Patents

カメラ及びフィルムカートリッジ

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JP2821599B2 JP63217825A JP21782588A JP2821599B2 JP 2821599 B2 JP2821599 B2 JP 2821599B2 JP 63217825 A JP63217825 A JP 63217825A JP 21782588 A JP21782588 A JP 21782588A JP 2821599 B2 JP2821599 B2 JP 2821599B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1フィルムのフォーマット(第1図,第2図) G2カメラの構成(第3図〜第10図) G3他の実施例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、カメラ及びこれに使用するフィルムカー
トリッジに関する。
B 発明の概要 この発明は、35mmフィルムを使用するカメラ及びその
フィルムカートリッジにおいて、フィルム送り用のスプ
ロケット及びパーフォレーションを使用しないでフィル
ム送りを行うことにより、有効撮影エリアを拡大して画
質の向上などを実現したものである。
C 従来の技術 現在、一般に広く使用されている写真用フィルムは、
35mmフィルム(システム135)であるが、そのサイズが
感光材の特性などは、JISやISOなどにより規定されてい
る。
第11図は、その規定されているサイズの一部を示すも
ので(許容誤差については省略)、フィルム(1)の幅
は35mm,フィルム送り用のパーフォレーション(2)の
対向間隔(うちのり)は25mm,パーフォレーション
(2)のピッチは4.75mmである。そして、このようなフ
ィルム(1)に対して、駒(3)がフィルム(1)の幅
方向には24mm,長さ方向には36mmの大きさの長方形に形
成されるとともに、この駒(3)のピッチは、パーフォ
レーション(2)のピッチを基準としてその8倍の38mm
とされている。
このようなフィルム(1)の画質、特に解像度を向上
させる方法として、 i フィルムに塗布する感光材を改良する。
ii フィルムの幅を大きくして駒を大きくする。
が考えられる。
D 発明が解決しようとする課題 しかし、一般に、感光材の粒子の細かさ、すなわち、
解像度と、フィルム感度とは逆比例するので、新しい感
光材の発見でもないかぎり、i項による画質の向上は困
難である。
その点、ii項の方法によれば、現在の感光材のままで
画質を向上させることができるが、フィルム(1)の幅
が大きくなることにより、カメラが大型化・重量化して
しまい、各種の製品が小型化・軽量化されている現在の
傾向にマッチしない。
この発明は、以上のような問題点を解決しようとする
ものである。
E 課題を解決するための手段 このため、この発明においては、まず、フィルムとし
て、現行の35mmフィルムと等しい幅のフィルムを用いて
画質の向上を図ることを考える。
すなわち、そのようにすれば、カメラが大型化・重量
化することがない。また、現行のフィルム製造装置や撮
影済みフィルムの処理装置などの設備をそのまま生かす
ことができ、現行の35mmフィルムの設備を併用して実施
できる。例えば、感光材を塗布した幅広のフィルムを35
mmの幅に切断する装置,規格化されたパトローネの製造
装置、あるいはそのパトローネに切断されたフィルムを
巻き込む装置などは自動化され、大掛かりな設備になっ
ているが、これらの設備をそのまま使用することができ
る。
また、撮影後の処理、すなわち、現像,焼き付け,引
き伸ばしの処理も自動化されているとともに、どの処理
装置もフィルムの幅が35mmであることを基準に設計され
ていて、フィルムの幅を変更することは、実際的ではな
い。
したがって、フィルムの幅は、現行の35mmフィルムと
等しい35mmとして画質の向上を図ることにする。
ところで、現行の35mmフィルムは、その幅が35mmもあ
りながら、幅方向における駒の長さは24mmであり、有効
撮影エリアが狭くなっている。これは、カメラのスプロ
ケットがフィルムを供送するためのパーフォレーション
(2)が、フィルムの両側に設けられているためであ
る。
一方、カメラにおいては電子化が進み、モータによる
駆動制御もかなりの精度で行うことができ、従来のよう
な大きなスプロケット及びパーフォレーション(2)を
使用しなくても、十分な精度でフィルムの駆動ができる
ことを、実験により確認できた。
そこで、この発明においては、35mm幅のフィルムから
パーフォレーションを除くとともに、そのパーフォレー
ションのあった位置まで駒のフィルム幅方向の長さを拡
大する。すなわち、そのようにすれば、実質的な有効撮
影エリアを約40%拡大でき、したがって、それだけ画質
を向上できる。
F 作用 フィルム(1)に対する有効撮影エリアが拡大され、
画質が改善される。
G 実施例 G1フィルムのフォーマット 第1図に示すように、フィルム(1)の幅は、現行の
フィルム幅に等しい35mmとし、パーフォレーションは設
けない。
そして、有効撮影エリアである駒(3)のフィルム幅
方向における長さ及びフィルム長さ方向における長さ
は、30mm及び40mmとする。
さらに、駒(3)のピッチ、すなわち、フィルム
(1)の送りピッチは42.0mmとする。
そして、以上のフォーマットを有するフィルム(1)
は、図示はしないが、現行の35mmフィルムと同様のパト
ローネ(カートリッジ)に収納される。
したがって、駒(3)のフィルム幅方向における長さ
が30mmであるから、これは現行の35mmフィルムのフィル
ム幅方向における長さ24mmの1.25倍であり、画質(解像
度)は25%向上することになる。
また、駒(3)のフィルム長さ方向における長さも同
じ比率で拡大されているとすれば、1.25×1.25≒1.56と
なり、56%の画質の向上となる。
さらに、1駒あたりの面積を比較すると、 現 行:24mm×36mm=864mm2 この発明:30mm×40mm=1200mm2 であるから、1駒の面積は約39%の増加となり、すなわ
ち、約39%の画質の向上となる。
さらに、同一画質でよければ、より大きく拡大するこ
とができる。
また、現行のフィルム製造装置や撮影済みフィルムの
処理装置などの設備をそのまま生かすことができ、現行
の35mmフィルムの設備を併用して実施ができる。例え
ば、感光材を塗布した幅広のフィルムを35mmの幅に切断
する装置,規格化されたパトローネの製造装置、あるい
はそのパトローネに切断されたフィルムを巻き込む装置
などは自動化され、大掛かりな設備になっているが、こ
れらの設備をそのまま使用することができる。
また、撮影後の処理、すなわち、現像,焼き付け,引
き伸ばしの処理も自動化されているとともに、どの処理
装置もフィルムの幅が35mmであることを基準に設計され
ているが、やはりこれらの処理装置もそのまま使用でき
る。
さらに、駒(3)のフィルム幅方向における長さは30
mmなので、駒(3)とフィルム(1)の両縁部との間に
は、それぞれ2.5mmの非撮影エリアを得ることができ、
これにより、撮影時におけるフィルム(1)の平面性の
確保,フィルム(1)の制御、あるいはデータの読み出
しや書き込みなどを実現できる。
さらに、カメラにフィルム給送用のスプロケットを設
ける必要がないので、カメラを小型化及び軽量化でき
る。
第2図はフィルム(1)の送り量の検出用としてフィ
ルム(1)に小孔(4)を設けた場合である。すなわ
ち、フィルム(1)の一方の縁部から1.25mmの線上、す
なわち、その縁部と駒(3)との中央の線上に、例え
ば、5.25mmのピッチで径が1mmの小孔(4)を設ける。
したがって、フィルム給送時、小孔(4)の数をカウ
ントし、これが所定の数になったとき、フィルムの給送
を停止すれば、フィルム(1)には正しいピッチで駒
(3)が形成される。
G2カメラの構成 第3図は、この発明によるカメラの一例の一部断面図
であり、そのカメラの暗箱部分における底面と平行な面
を断面としている。また、第4図は、裏蓋をはずした状
態における背面図である。
そして、ボデー(11)の中央が暗箱(12)とされ、そ
の前方の開口部にレンズ(13)が設けられている。ま
た、ボデー(11)の一方の内側部、図では左側がパトロ
ーネ収納部(14)とされてその上部にフィルム供給軸
(15)が設けられ、撮影時には、この供給軸(15)に嵌
合するように、上述したフィルム(1)を収納したパト
ローネ(5)がセットされる。
さらに、ボデー(11)の他方の内側部、図では右側に
フィルム巻き上げ軸(16)を設けられる。この巻き上げ
軸(16)は、図示はしないが、モータによりドライブさ
れてフィルム(1)を巻き上げるものであり、この巻き
上げ軸(16)の周面には、例えば第5図に示すように、
ネオプレーンのような高摩擦材(17)がコーティングさ
れているとともに、巻き上げ軸(16)の周囲には、例え
ば3個のフィルムガイド(18A)〜(18C)が設けられて
いる。
このガイド(18A)〜(18C)は、巻き上げ軸(16)の
中心軸と平行な方向には直線状で、直交する方向には円
弧状とされている。そして、ガイド(18A)〜(18C)の
円弧側の一方の端部がボデー(11)に対して軸支される
とともに、トーションバネ(図示せず)により他方の端
部が巻き上げ軸(16)に対接するようにされている。さ
らに、ガイド(18A)〜(18C)の巻き上げ軸(16)側の
端部には、フィルム押さえローラ(10A)〜(10C)が巻
き上げ軸(16)の中心軸と平行となるように軸支されて
いる。
そして、例えばガイド(18A)のローラ(10A)の径が
所定の大きさとされるとともに、このローラ(10A)の
一部は、半径方向にNSと着磁された永久磁石(31)とさ
れ、この磁石(31)に対向してガイド(18A)に磁気セ
ンサ(32)が設けられている。
また、暗箱(12)の後方は、上述のフィルム(1)の
駒(3)に対応して例えば30mm(フィルム幅方向)×40
mm(フィルム長さ方向)の長方形の開口(アパーチャ)
(19)とされている。ただし、後述するように、開口
(19)と、撮影時におけるフィルム(1)とは密接する
ことがなく、かつ、レンズ(13)からフィルム(1)に
達する光は、平行光線ではないので、フィルム(1)の
駒(3)の大きさが30mm×40mmであっても、開口(19)
の大きさは30mm×40mmよりもわずかに小さくされる。
さらに、暗箱(12)の後方において、開口(19)のフ
ィルム幅方向における両側には、第6図(これは、第4
図のA−A線における拡大断面図)にも示すように、開
口(19)に沿って、かつ、少なくとも開口(19)の範囲
にわたって2対のフィルムカイドレール(21),(22)
が平行に設けられている。この場合、外側のレール(2
1)は、フィルム(1)の幅方向の位置を規正するよう
に、ほぼ35mmの対向間隔(うちのり)をもって、かつ、
レール(22)よりも少なくともフィルム(1)の厚さ分
だけ高く形成され、内側のレール(22)は開口(19)の
端部に近接して形成されている。
また、ボデー(11)の裏蓋(図示せず)の前面には、
第7図にも示すようにフィルム圧板(23)が圧接用ばね
を介して設けられるとともに、このフィルム圧板(23)
の前面のうち、レール(21)と(22)との間に対応する
位置に、所定の高さを有する1対のレール(24)が、レ
ール(21),(22)とは並行に設けられる。
なお、ファインダ,絞り及びシャッタなどについて
は、現行のカメラと同様に構成される。また、例えば第
8図に示すようなフィルム送り量の検出回路が設けられ
る。
このような構成によれば、撮影時、パトローネ(5)
が収納部(14)にセットされ、フィルム(1)は、その
パトローネ(5)から開口(19)を介して巻き上げ軸
(16)に達する。そして、このとき、フィルム(1)
は、フィルムガイド(18A)〜(18C)及び押さえローラ
(10A)〜(10C)により巻き上げ軸(16)に圧接される
ので、フィルム(1)は巻き上げ軸(16)が回転すると
き、その巻き上げ軸(16)に巻き取られていくことにな
り、すなわち、フィルム(1)はパーフォレーションが
なくても給送されることになる。
そして、このフィルム給送時、フィルム(1)の給送
に対応してローラ(10A)〜(10C)及び磁石(31)が回
転し、この磁石(31)の回転がセンサ(32)により検出
され、この検出出力が第8図に示すようにカウンタ(3
3)によりカウントされ、そのカウント出力がシステム
コントローラ(34)に供給される。
このシスコン(34)は、このカメラ全体の動作、例え
ば絞り値やシャッタ速度を設定するためのものである
が、フィルム(1)の所定の送り量ごとにガイド(18
A)のローラ(10A)が1回転するので、カウンタ(33)
のカウント出力によりフィルム(1)の送り量が検出さ
れ、これが駒(3)の大きさに対応したカウント値にな
るように、ドライブアンプ(35)を通じて巻き上げ軸
(16)のドライブモータ(36)の回転量が制御される。
したがって、フィルム(1)は駒(3)のピッチで給
送される。
また、このとき、フィルム(1)は、その幅方向がレ
ール(22)により規正されるとともに、第6図に示すよ
うに、圧板(23)のレール(24)が、フィルム(1)両
縁部を前方に押すことになるので、フィルム(1)の残
る部分、特に駒(3)のエリアは圧板(23)に密接する
ことになる。したがって、駒(3)のフィルム幅方向の
長さが30mmと大きくされて駒(3)とフィルム(1)の
縁部との余裕が2.5mmしかなくても、フィルム(1)の
駒(3)のエリアは、圧板(23)により必要な平面性を
得ることができる。
第9図及び第10図は、フィルム(1)の送り量を検出
する他の例を示す。すなわち、第9図は、この発明によ
るカメラにフィルム(1)がセットされているととも
に、裏蓋をはずした状態の背面図、第10図はそのB−B
線における拡大断面図である。
そして、フィルム(1)として、第2図において説明
した小孔(4)を有するフォーマットのフィルム(1)
が使用される。
また、カメラのボデー(11)には例えば開口(19)の
フィルム下流側の位置において、フィルム(1)の両面
から小孔(4)を挟むようにフォトインタラプタのLED
(41)及びフォトトランジスタ(42)が設けられる。こ
の場合、LED(41)の発光波長及びフォトトランジスタ
(42)の感度ピークは、例えば940nmの赤外波長とされ
る。
したがって、フィルム(1)が給送されると、小孔
(4)の通過にしたがってLED(41)からトランジスタ
(42)に供給される赤外光がオンオフされるので、トラ
ンジスタ(42)からは小孔(4)の通過を示す検出パル
スが得られる。したがって、この検出パルスを、第8図
の検出回路のカウンタ(33)に供給することにより、上
述と同様にしてフィルム(1)の送り量を制御できる。
そして、一般に、写真フィルムは、可視光に比べて赤
外光の透過率が低いので、小孔(4)と、それ以外の部
分とにおけるトランジスタ(42)の出力のレベル差を大
きくでき、小孔(4)の検出が確実になる。また、赤外
光なので、フィルム(1)に無用な感光を与えることが
なくなる。
G3他の実施例 なお、上述において、フィルム(1)はポジフィルム
及びネガフィルムのどちらであってもよい。また、フィ
ルム(1)の縁部と、駒(3)との間の非有効撮影エリ
アに撮影データなどを写し込むようにしたり、フィルム
(1)の規格を示すデータをあらかじめ記録しておくこ
ともできる。さらに、小孔(4)は、1駒につき1つの
割り合いで形成してもよく、小孔(4)に代えて磁気マ
ークなどとすることもできる。また、センサ(32)やト
ランジスタ(42)を、裏板あるいは圧板(23)に設ける
こともできる。
H 発明の効果 駒(3)のフィルム幅方向における長さが30mmであ
り、これは現行の35mmフィルムのフィルム幅方向におけ
る長さ24mmの1.25倍なので、画質(解像度)は25%向上
することになる。
また、駒(3)のフィルム長さ方向における長さも同
じ比率で拡大されているとすれば、1.25×1.25≒1.56と
なり、56%の画質の向上となる。
さらに、1駒あたりの面積で比較すると、約39%の増
加となり、すなわち、約39%の画質の向上となる。
また、同一画質でよければ、より大きく拡大すること
ができる。
さらに、現行のフィルム製造装置や撮影済みフィルム
の処理装置などの設備をそのまま生かすことができ、現
行の35mmフィルムの設備を併用して実施ができる。例え
ば、感光材を塗布した幅広のフィルムを35mmの幅に切断
する装置,規格化されたパトローネの製造装置、あるい
はそのパトローネに切断されたフィルムを巻き込む装置
などは自動化され、大掛かりな設備になっているが、こ
れらの設備をそのまま使用することができる。
また、撮影後の処理、すなわち、現像,焼き付け,引
き伸ばしの処理も自動化されているとともに、どの処理
装置もフィルムの幅が35mmであることを基準に設計され
ているが、やはりこれらの処理装置もそのまま使用でき
る。
さらに、駒(3)のフィルム幅方向における長さは30
mmなので、駒(3)とフィルム(1)の両縁部との間に
は、それぞれ2.5mmの非撮影エリアを得ることができ、
これにより、撮影時におけるフィルム(1)の平面性の
確保,フィルム(1)の制御、あるいはデータの読み出
しや書き込みを実現できる。
また、カメラにフィルム給送用のスプロケットを設け
る必要がないので、カメラを小型化及び軽量化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明による35mmフィルムの一例
を示す正面図、第3図及び第4図はこの発明によるカメ
ラの一例を示す断面図及び背面図、第5図〜第11図はこ
の発明を説明するための図である。 (1)はフィルム、(3)は駒、(4)はフィルム送り
量検出用小孔、(5)はパトローネ、(12)は暗箱、
(16)はフィルム巻き上げ軸、(21),(22)はフィル
ムガイドレール、(24)はレール、(32),(42)はセ
ンサである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】35mm幅のフィルム上に少なくともフィルム
    幅方向の長さをほぼ30mmとする長方形の有効撮影エリア
    を形成するように暗箱のフィルム対接側の開口部のフィ
    ルム幅方向の長さをほぼ30mmとし、前記有効撮影エリア
    と前記フィルムの縁部との間に形成された磁気マークを
    検出するセンサを有し、前記センサからの信号により前
    記フィルムの巻き上げを制御するようにしたことを特徴
    とするカメラ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカメラにおいて、前記磁気
    マークを検出するセンサを裏板に配置したことを特徴と
    するカメラ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のカメラにおいて、前記磁気
    マークを検出するセンサを圧板に配置したことを特徴と
    するカメラ。
  4. 【請求項4】フィルム幅方向の長さをほぼ30mmとした有
    効撮影エリアを有し、前記フィルムと前記有効撮影エリ
    アとの間に一定間隔で配置された磁気マークを有する35
    mmフィルムを内蔵したことを特徴とするフィルムカート
    リッジ。
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