JPH0620208Y2 - 硬貨送出装置 - Google Patents
硬貨送出装置Info
- Publication number
- JPH0620208Y2 JPH0620208Y2 JP11585489U JP11585489U JPH0620208Y2 JP H0620208 Y2 JPH0620208 Y2 JP H0620208Y2 JP 11585489 U JP11585489 U JP 11585489U JP 11585489 U JP11585489 U JP 11585489U JP H0620208 Y2 JPH0620208 Y2 JP H0620208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- coin feeding
- hopper
- outer peripheral
- feeding disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は両替機、ゲーム機等に用いられて硬貨等をばら
状態で収容するホッパー内から所定数の硬貨を１枚宛送
出する硬貨送出装置に関するものである。
状態で収容するホッパー内から所定数の硬貨を１枚宛送
出する硬貨送出装置に関するものである。
（従来の技術） 従来、この種の硬貨送出装置として、特公昭62−４５５
８８号公報に開示されているものが既知であり、例え
ば、第５図に示すように、送出すべき硬貨をバラ状態で
保留するホッパー１を具え、このホッパー１内の一側に
硬貨送り円板２が傾斜支持板３上に軸受手段（図示せ
ず）によって回転自在に支承され、これにより硬貨送り
円板２がホッパー１内で水平に対して傾斜した位置で回
転軸４の周りに回転され、この硬貨送り円板の中心円形
台部５の周りの外周部分に複数個の硬貨送り片６を円周
方向に離間した位置で突出させ、これにより硬貨送り円
板を回転することによってホッパー下端部から硬貨送り
片が硬貨を拾い上げて装置上部に送り、この装置上部で
硬貨送り円板の外周部分を横切って設けられた硬貨送出
ガイド７により硬貨を出口シュートに案内して送出する
よう構成した形式の硬貨送出装置が既知である。
８８号公報に開示されているものが既知であり、例え
ば、第５図に示すように、送出すべき硬貨をバラ状態で
保留するホッパー１を具え、このホッパー１内の一側に
硬貨送り円板２が傾斜支持板３上に軸受手段（図示せ
ず）によって回転自在に支承され、これにより硬貨送り
円板２がホッパー１内で水平に対して傾斜した位置で回
転軸４の周りに回転され、この硬貨送り円板の中心円形
台部５の周りの外周部分に複数個の硬貨送り片６を円周
方向に離間した位置で突出させ、これにより硬貨送り円
板を回転することによってホッパー下端部から硬貨送り
片が硬貨を拾い上げて装置上部に送り、この装置上部で
硬貨送り円板の外周部分を横切って設けられた硬貨送出
ガイド７により硬貨を出口シュートに案内して送出する
よう構成した形式の硬貨送出装置が既知である。
（考案が解決しようとする課題） 上述した形式の従来の硬貨送出装置において、例えば、
直径が３８mmの１ドル硬貨や、直径が45mmの５ドル硬貨
のように大径で相当の厚みを有する硬貨を処理する場
合、ホッパー内に多数の硬貨があるにもかかわらず、硬
貨送り円板をいくら回転してもホッパー内から硬貨が送
り出されないという場合があり、その原因を調べたとこ
ろ、多数の硬貨が入っているホッパー１内の底部におい
て、第５図に示すように複数個の硬貨Ａが硬貨送り円板
２の表面に対してほぼ直角に整列して重なった積層体が
少なくとも３個形成されることによって、硬貨送り円板
２の回転に際して、これらの３列の積層体がバランスし
た状態で硬貨送り円板２の面上でそれぞれの軸線の周り
に回転またはスリップし、硬貨送り円板２上の硬貨送り
片６によって硬貨が上方に送出されないという事実を確
かめた。
直径が３８mmの１ドル硬貨や、直径が45mmの５ドル硬貨
のように大径で相当の厚みを有する硬貨を処理する場
合、ホッパー内に多数の硬貨があるにもかかわらず、硬
貨送り円板をいくら回転してもホッパー内から硬貨が送
り出されないという場合があり、その原因を調べたとこ
ろ、多数の硬貨が入っているホッパー１内の底部におい
て、第５図に示すように複数個の硬貨Ａが硬貨送り円板
２の表面に対してほぼ直角に整列して重なった積層体が
少なくとも３個形成されることによって、硬貨送り円板
２の回転に際して、これらの３列の積層体がバランスし
た状態で硬貨送り円板２の面上でそれぞれの軸線の周り
に回転またはスリップし、硬貨送り円板２上の硬貨送り
片６によって硬貨が上方に送出されないという事実を確
かめた。
これがため、本考案の目的は上述した３列以上の積層体
がホッパー底部に生じないようにした硬貨送出装置を提
供しようとするものである。
がホッパー底部に生じないようにした硬貨送出装置を提
供しようとするものである。
（課題を解決するための手段） 本考案によれば、第１図に示すように、硬貨送り円板２
の外周部分の硬貨送り片６間に中心円形台部５の外周縁
に対する切線の方向にほぼ延びる溝孔10を設け、ホッパ
ー１の下端壁部分1aに処理硬貨の直径より小さい間隔で
互いに平行に離間した少なくとも２本の突条11を硬貨送
り円板２の面に対してほぼ垂直方向に延長して設けたこ
とを特徴とする。
の外周部分の硬貨送り片６間に中心円形台部５の外周縁
に対する切線の方向にほぼ延びる溝孔10を設け、ホッパ
ー１の下端壁部分1aに処理硬貨の直径より小さい間隔で
互いに平行に離間した少なくとも２本の突条11を硬貨送
り円板２の面に対してほぼ垂直方向に延長して設けたこ
とを特徴とする。
（作用） 硬貨送り円板２上の溝孔10に硬貨の縁が引っ掛かり、硬
貨のブロックがくずれ、また、ホッパー１の下端壁に設
けた突条11が３本以上の硬貨積層体の発生を防止し、こ
れにより硬貨積層体は不安定となり、第４図に示すよう
に縦方向に生じ、硬貨は直径を軸として矢印ａの方向に
回転して硬貨が硬貨送り円板２の面に平行に近い状態と
なることによって、攪拌ピン及び硬貨送り片６等の突起
により硬貨は攪拌され、送り出され、これによりコイル
送り出しの効率が非常に良くなる。
貨のブロックがくずれ、また、ホッパー１の下端壁に設
けた突条11が３本以上の硬貨積層体の発生を防止し、こ
れにより硬貨積層体は不安定となり、第４図に示すよう
に縦方向に生じ、硬貨は直径を軸として矢印ａの方向に
回転して硬貨が硬貨送り円板２の面に平行に近い状態と
なることによって、攪拌ピン及び硬貨送り片６等の突起
により硬貨は攪拌され、送り出され、これによりコイル
送り出しの効率が非常に良くなる。
（実施例） 第１〜４図は本考案の１実施例を示しており、図面に示
すように、送出すべき硬貨をバラ状態で保留するホッパ
ー１が傾斜支持板３上に支持され、ホッパー１内の一側
に硬貨送り円板２が傾斜支持板３上に推力軸受（図示せ
ず）によって回転自在に支承され、傾斜支持板３が支持
枠８上に水平に対して傾斜して固定され、これにより硬
貨送り円板２がホッパー１内で水平に対して傾斜した位
置で回転軸４の周りに回転されるよう設けられている。
すように、送出すべき硬貨をバラ状態で保留するホッパ
ー１が傾斜支持板３上に支持され、ホッパー１内の一側
に硬貨送り円板２が傾斜支持板３上に推力軸受（図示せ
ず）によって回転自在に支承され、傾斜支持板３が支持
枠８上に水平に対して傾斜して固定され、これにより硬
貨送り円板２がホッパー１内で水平に対して傾斜した位
置で回転軸４の周りに回転されるよう設けられている。
硬貨送り円板２の中心円形台部５の周りの外周部分２ａ
に複数個の硬貨送り片６が処理硬貨直径に対応する間隔
で円周方向に等間隔で離間して突設され、これにより硬
貨送り円板２が回転することによって、硬貨送り片６が
ホッパー下端部から硬貨を拾い上げて上方出口部に送
り、上方出口部において硬貨送り円板２の外周部分２ａ
を横切って設けられた硬貨送出ガイド７により硬貨を出
口シュート（図示ぜす）に案内して送出するよう構成し
ている。なお、９は中心円形台部５に突出した攪拌ピン
を示す。
に複数個の硬貨送り片６が処理硬貨直径に対応する間隔
で円周方向に等間隔で離間して突設され、これにより硬
貨送り円板２が回転することによって、硬貨送り片６が
ホッパー下端部から硬貨を拾い上げて上方出口部に送
り、上方出口部において硬貨送り円板２の外周部分２ａ
を横切って設けられた硬貨送出ガイド７により硬貨を出
口シュート（図示ぜす）に案内して送出するよう構成し
ている。なお、９は中心円形台部５に突出した攪拌ピン
を示す。
第１図に示すように、硬貨送り円板２の外周部分の硬貨
送り片６間に中間円形台部５の外周縁に対する切線の方
向にほぼ延びる溝孔10を設け、ホッパー１の下端壁部分
1aに処理硬貨の直径より小さい間隔で互いに平行に離間
した少なくとも２本の突条11を硬貨送り円板２の面に対
してほぼ垂直方向に延長して設ける。
送り片６間に中間円形台部５の外周縁に対する切線の方
向にほぼ延びる溝孔10を設け、ホッパー１の下端壁部分
1aに処理硬貨の直径より小さい間隔で互いに平行に離間
した少なくとも２本の突条11を硬貨送り円板２の面に対
してほぼ垂直方向に延長して設ける。
（効果） 本考案によれば、ホッパー下端部で複数個の効果が硬貨
送り円板の面に対して垂直方向に積層し、このような硬
貨積層体が３本以上形成されることによってパランスし
て安定し、この結果として、ホッパー下端部から硬貨が
硬貨送り片によって拾い上げられず、したがって、硬貨
が送出されなくなるという問題をなくし、硬貨送出装置
の効率を著しく向上することができる。
送り円板の面に対して垂直方向に積層し、このような硬
貨積層体が３本以上形成されることによってパランスし
て安定し、この結果として、ホッパー下端部から硬貨が
硬貨送り片によって拾い上げられず、したがって、硬貨
が送出されなくなるという問題をなくし、硬貨送出装置
の効率を著しく向上することができる。
第１図は本考案による硬貨送出装置の概略斜視図、 第２図は第１図に示す硬貨送り円板および出口ナイフの
正面図、 第３図は第２図のIII−III線上の断面図、 第４図は本考案による硬貨送出装置の作用説明図、 第５図は従来の硬貨送出装置の概略斜視図である。 １……ホッパー ２……硬貨送り円板 ３……傾斜支持板 ４……回転軸 ５……中心円形台部 ６……硬貨送り片 ７……硬貨出口案内 ８……支持枠 10……溝孔 11……突条
正面図、 第３図は第２図のIII−III線上の断面図、 第４図は本考案による硬貨送出装置の作用説明図、 第５図は従来の硬貨送出装置の概略斜視図である。 １……ホッパー ２……硬貨送り円板 ３……傾斜支持板 ４……回転軸 ５……中心円形台部 ６……硬貨送り片 ７……硬貨出口案内 ８……支持枠 10……溝孔 11……突条
Claims (1)
- 【請求項１】多数の硬貨を貯留するホッパー(1)内に水
平に対して傾斜した位置で回転される硬貨送り円板(2)
を具え、この硬貨送り円板の中心円形台部(5)の周りの
外周部分に複数個の硬貨送り片(6)を突出させた硬貨送
出装置において、硬貨送り円板(2)の外周部分の硬貨送
り片(6)間に中心円形台部(5)の外周縁に対する切線の方
向にほぼ延びる溝孔(10)を設け、ホッパー(1)の下端壁
部分(1a)に処理硬貨の直径より小さい間隔で互いに平行
に離間した少なくとも２本の突条(11)を硬貨送り円板
(2)の面に対してほぼ垂直方向に延長して設けたことを
特徴とする硬貨送出装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11585489U JPH0620208Y2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 硬貨送出装置 |
| US07/589,059 US5066262A (en) | 1989-10-03 | 1990-09-27 | Coin dispensing apparatus |
| KR9015190U KR940000592Y1 (en) | 1989-10-03 | 1990-09-29 | Coin dispensing apparatus |
| AU63635/90A AU636658B2 (en) | 1989-10-03 | 1990-10-01 | Coin dispensing apparatus |
| ES9002498A ES2026019A6 (es) | 1989-10-03 | 1990-10-02 | Aparato distribuidor de monedas. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11585489U JPH0620208Y2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 硬貨送出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0358766U JPH0358766U (ja) | 1991-06-07 |
| JPH0620208Y2 true JPH0620208Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31664169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11585489U Expired - Lifetime JPH0620208Y2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 硬貨送出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620208Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP11585489U patent/JPH0620208Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0358766U (ja) | 1991-06-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |