JPH062015U - 水冷式空気調和設備 - Google Patents
水冷式空気調和設備Info
- Publication number
- JPH062015U JPH062015U JP037868U JP3786892U JPH062015U JP H062015 U JPH062015 U JP H062015U JP 037868 U JP037868 U JP 037868U JP 3786892 U JP3786892 U JP 3786892U JP H062015 U JPH062015 U JP H062015U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- coil
- drain
- cold water
- air conditioner
- Prior art date
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- Pending
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ドレン配管を実質的に不要にして、配管の手間
を解消しかつそれに伴うコストの低減を図る。 【構成】冷水コイル1に冷水を直接流通させて空気を冷
却するとともに、コイル1からの凝縮水をコイルの下方
に設けたドレン容器により受ける空気調和装置におい
て、ドレン容器80と冷水の戻り管路3とを連結し、ド
レン容器80内の凝縮水を戻り管路3に返送する返水ポ
ンプ84を設けた。
を解消しかつそれに伴うコストの低減を図る。 【構成】冷水コイル1に冷水を直接流通させて空気を冷
却するとともに、コイル1からの凝縮水をコイルの下方
に設けたドレン容器により受ける空気調和装置におい
て、ドレン容器80と冷水の戻り管路3とを連結し、ド
レン容器80内の凝縮水を戻り管路3に返送する返水ポ
ンプ84を設けた。
Description
【0001】
本考案は、冷水コイルに冷水を直接流通させて、あるいは冷却水を凝縮器に供 給し、冷媒を凝縮器、直膨コイルおよび圧縮機に循環させて、空気を冷却すると ともに、前記コイルからの凝縮水をコイルの下方に設けたドレン容器により受け る水冷式空気調和設備に関する。
【0002】
空冷式でなく、水冷式の空気調和機またはファンコイルユニットにおいては、 図3に示すように、冷水コイル1に、たとえばビルの地下に設置された貯槽(図 示せず)または冷熱源機器からの冷水10を往き管路2を通して供給し、空気の 冷却に供した冷水は戻り管路3を介して貯槽に戻している。4は送風機である。
【0003】 一方、圧縮機を内蔵した水冷パッケージにおいては、図4に示すように、冷却 水20を往き管路2を介して凝縮器5に供給し、冷媒30を凝縮器5、直膨コイ ル6および圧縮機7に循環させて、空気を冷却するようにしている。
【0004】 たとえばビル空調を考えた場合、これらのいずれの場合も、冷水10または冷 却水20は、多数基設けられる各水冷式空気調和機に並列的に供給および戻りが 行われる。
【0005】 また、前記の冷水コイル1または直膨コイル6で凝縮したドレン(凝縮水)は 、ドレンパン8に一旦蓄えられた後、途中にトラップ9aを有するドレン排水管 9を介して、前記の貯槽に隣接する槽部分に戻される。
【0006】 しかるに、従来は、ドレン排水管9は、必須のものとして、たとえばビルの地 下まで配管されていた。
【0007】
しかし、各調和機に対して1対1で、しかもドレン排水管9をビル地下まで配 管することは、単に配管手間およびコストを考えた場合、著しく不利である。
【0008】 しかも、ドレンの排水のためには、適当な勾配が必要であり、これも配管の手 間を多大に要する原因となっていた。
【0009】 したがって、本考案の課題は、ドレン配管を実質的に不要にして、配管の手間 を解消しかつそれに伴うコストの低減を図ることにある。
【0010】
上記課題は、冷水コイルに冷水を直接流通させて、あるいは冷却水を凝縮器に 供給し、冷媒を凝縮器、直膨コイルおよび圧縮機に循環させて、空気を冷却する とともに、前記コイルからの凝縮水をコイルの下方に設けたドレン容器により受 ける空気調和装置において、 前記ドレン容器と前記冷水または冷却水の循環管路とを連結し、ドレン容器内 の凝縮水を循環管路に返送するポンプを設けたことで解決できる。
【0011】
本考案によれば、ドレンを冷水または冷却水の循環管路、好適には戻り管路に 戻すようにしているので、ドレン配管が不要となる。また、ドレン配管の勾配は 、返送ポンプを設けることで必要がなくなる。
【0012】
以下本考案を図面に示す実施例によりさらに詳説する。 本考案においては、図1に示す、冷水コイル1に冷水を直接流通させる水冷式 空気調和機またはファンコイルユニットでは、ドレン容器80として、受け皿部 81に対して、深いポット部82を設けたものを用いる。ポット部82の底部と 戻り管路3とは循環管路83により連結し、その途中に返水ポンプ84、および その出側にチャッキ弁85を設ける。
【0013】 他方で、受け皿部81の縁からの溢れ出しを防止し、あるいは返水ポンプ84 を、あるレベルまでドレンが溜まったとき運転を行う間欠的運転を行わせること が運転費の低減を図る上で好ましいことから、ドレン容器80に上下限を設定す るレベル計86を設けてある。
【0014】 このように構成された装置においては、冷水コイル1からのドレンがドレン容 器80内にある程度溜まったとき、返水ポンプ84が起動して、戻り管路3にド レンが返送され、戻り冷水として貯槽または冷熱源機器に向かって戻される。あ る時間、返水ポンプ84が運転し、ドレンがあるレベルまで低下したときには、 循環ポンプ84の運転が停止し、次の起動タイミングまで待機する。レベル計と しては、公知のレベル計を適宜用いることができる。
【0015】 図2は、パッケージ型空調機の例で、この場合も同様な構成とされる。詳細を 説明するまでもなく、図示から構成が判明しよう。
【0016】 なお、上記の各例においては、いずれもドレンを戻り管路3に返送するように してあるが、往き管路2に返送したり、両者に返送することもできる。したがっ て、これらの例を包含して、ドレンは冷水または冷却水の循環管路に戻すと規定 してある。
【0017】
以上の通り、本考案によれば、ドレン配管を実質的に不要にして、配管の手間 を解消しかつそれに伴うコストの低減を図ることができる。より具体的には、次 記の効果が奏せられる。
【0018】 (1)ドレン配管が不要となり、複雑なドレン配管ルートの確保、および収まり 上の制約から解放される。したがって、配管施工が迅速かつ安価に行うことがで きる。 (2)排水トラップが不要となる。 (3)ドレン用の返水ポンプは、小型のもので足り、配管コストの比較の下で、 余りあるコストの低減を図ることができる。
【0019】 (4)ドレン配管が不要となるため、その分の保温および塗装工事が不要となる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す概要図である。
【図2】他の実施例を示す概要図である。
【図3】従来の例の概要図である。
【図4】従来の別の例の概要図である。
1…冷水コイル、2…往き管路、3…戻り管路、5…凝
縮器、6…直膨コイル6、7…圧縮機7、10…冷水、
20…冷却水、80…ドレン容器、81…受け皿部8
1、82…ポット部82、83…循環管路83、84…
返水ポンプ、86…レベル計。
縮器、6…直膨コイル6、7…圧縮機7、10…冷水、
20…冷却水、80…ドレン容器、81…受け皿部8
1、82…ポット部82、83…循環管路83、84…
返水ポンプ、86…レベル計。
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (1)
- 【請求項1】冷水コイルに冷水を直接流通させて、ある
いは冷却水を凝縮器に供給し、冷媒を凝縮器、直膨コイ
ルおよび圧縮機に循環させて、空気を冷却するととも
に、前記コイルからの凝縮水をコイルの下方に設けたド
レン容器により受ける空気調和装置において、 前記ドレン容器と前記冷水または冷却水の循環管路とを
連結し、ドレン容器内の凝縮水を循環管路に返送するポ
ンプを設けたことを特徴とする水冷式空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP037868U JPH062015U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 水冷式空気調和設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP037868U JPH062015U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 水冷式空気調和設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062015U true JPH062015U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12509520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP037868U Pending JPH062015U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 水冷式空気調和設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062015U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101135809B1 (ko) * | 2006-09-01 | 2012-04-16 | 엘지전자 주식회사 | 수냉식 공기조화기 |
JP2020016378A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | 東洋熱工業株式会社 | 飽和空調機用水槽及びこれを用いた飽和空調機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02176327A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-09 | Taisei Corp | 空調機の凝縮水の処理方法 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP037868U patent/JPH062015U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02176327A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-09 | Taisei Corp | 空調機の凝縮水の処理方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101135809B1 (ko) * | 2006-09-01 | 2012-04-16 | 엘지전자 주식회사 | 수냉식 공기조화기 |
JP2020016378A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | 東洋熱工業株式会社 | 飽和空調機用水槽及びこれを用いた飽和空調機 |
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