JPH0620138Y2 - プローブの筒体嵌挿用組立体 - Google Patents

プローブの筒体嵌挿用組立体

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JPH0620138Y2
JPH0620138Y2 JP1989141100U JP14110089U JPH0620138Y2 JP H0620138 Y2 JPH0620138 Y2 JP H0620138Y2 JP 1989141100 U JP1989141100 U JP 1989141100U JP 14110089 U JP14110089 U JP 14110089U JP H0620138 Y2 JPH0620138 Y2 JP H0620138Y2
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Japan
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frame
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JP1989141100U
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博志 野口
和男 川田
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Stack Electronics Co Ltd
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Stack Electronics Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプローブの筒体嵌挿用組立体にかかる。
(従来の技術) 筒体の先端には触針部が絶縁材を介して取り付けられて
いる。この筒体後端開口から電気部品ユニットと同軸ケ
ーブルの接続部を導結した組立体を嵌挿する。この組立
体の嵌挿方向の先端には、電気部品ユニットから突き出
たリード自身が位置することもあり、又はこのリード端
に取り付けた割溝付きのバネ性係合子の割溝側端部が位
置することもある。高低インピーダンス用回路を有する
型式のものにあっては、同軸ケーブルの接続部に切換ス
イッチが用意される。
触針部の内端には受溝が形成され、側面に半田付に利用
する透孔がこの受溝に通じて穿たれている。組立体を筒
体い嵌挿してリードの先端又は係合子をこの受溝に嵌入
し、半田を透孔に流し込んでこのリード又は係合子を触
針部に固着する。
(考案を解決しようとする課題) リード又は係合子を触針部の小さな径の受溝に入り込ま
せるには、双方の軸線が一直線上に並ぶことが必要で、
リード先端又は係合子が少しでも傾いていたりすると嵌
入できない。ところが、電気部品ユニットの両側のリー
ドの太さは0.4mm前後で大変細く、外力を受けると変
形し易い。従って、曲げないように管理するのに大変苦
労する。
また、筒体は金属製で内部が透視できない。そこで、リ
ード又は係合子を受溝に入り込ませる作業は感覚に頼る
しかなく、短時間で作業を完了するのに大変な熟練を必
要とする。
半田を流し込む透孔が0.8mm程度の場合は、この透孔
を通して外部から嵌入状態をどうにか見ることができる
が、それより小さい透孔の場合は目視による確認はほと
んど不可能である。しかも半田付が確実になされている
か否かを物理的に確認することが困難である。なぜな
ら、接着面積が極めて小さいため、組立体を筒体外方へ
引くことによって生じる小さな剪断力によっても、半田
付が簡単に破壊されてしまうからである。半田付が不完
全だと電気の導通不良を招く。
筒体は長いためフレームも長くする必要がある。軽量化
とコストの点からはフレームの枠部を細くすればよい
が、強度が弱く撓み易くなり、筒体挿入作業が困難とな
る。
本案はこの課題も併せて解決することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る筒体嵌挿用組立体は、触針部と、同軸ケー
ブルの接続部と、これらの触針部と接続部を同軸線上に
かつ間隔を保って一体的に対設するフレームと、該触針
部と接続部間に導結された電気部品ユニットを有してい
る。
このフレームは該触針部の保持部、該接続部の保持部及
び両保持部間の枠部を有し、該両保持部をそれぞれ該筒
体の内径に嵌合する円柱状となっている。
また、この枠部は相対する平行の板で、これらの板の中
間部分が弧状板で連結されている。
(作用) 触針部と、同軸ケーブルの接続部が同一軸線上に間隔を
保って配列され、これら両者がフレームで一体化され
る。この一体化は、フレームのモールド成形によって行
うのが、作業性や一体化の安定性の点で好ましいが、別
個に製造したものを接着等で一体化してもよい。そして
この触針部と接続部間に電気部品ユニットが溶接や半田
付等によって導結される。この電気部品ユニットは、通
常のように、コンデンサや抵抗で構成される。
このようにして構成された組立体を、触針部を先にし
て、筒体内へその一端開口を通して嵌挿する。そして触
針部が筒体の他端外方へ突き出たところで、筒体外面を
その中心方向へかしめて組立体外面に喰い込ませ、両者
を固定する。
このフレームは該触針部の保持部、該接続部の保持部及
び両保持部間の枠部を有し、該両保持部がそれぞれ該筒
体の内径に嵌合する円柱状となっているので、両保持部
が筒体に緊密に嵌合する。
また、この枠部は相対する平行の板で、これらの板の中
間部分を弧状板で連結してあるので、枠部の使用材料が
減って軽量かつ廉価となり、しかも板同志はこの弧状板
で所定の関係位置を保つ。
あとは、この筒体を通常のように外套に収容し、接続部
を同軸ケーブルに接続して使用する。触針部の先端に更
に別の触針部を接続し、これらを外套に対し進退自在の
可動套で覆い、使用に際し可動套の戻り傾向に逆らって
先端の触針部を可動套の外方へ進出させて使用すること
もできる。
(実施例) 1は触針部、2は同軸ケーブル3の接続部、4はフレー
ム、5は電気部品ユニットである。フレーム4は触針部
1と接続部2を同軸線上にかつ間隔を保って一体的に対
設させている。電気部品ユニット5はコンデンサや抵抗
を有しており、このユニット5の一方の端子5′は触針
部1と溶接等により導結され、他方の端子5″も同様に
接続部2に導結される。
このようにして構成された組立体は、金属製の筒体6に
その一端開口から嵌挿され、かしめ等によりこの筒体に
固定される。この筒体6を外套7に収容する。8はこの
外套7に用意した揺動式押釦、9はオッシロスコープの
零電位検出用接触弾片で、筒体6に基端を固着され、遊
端が押釦8に当接している。この押釦8の揺動により弾
片9の遊端がこのストレートチップ6の窓10を通して
フレーム4と保持環4′に支持された接続部2と接触
し、アース回路を構成する。11はアースクリップ(図
示せず)の基端部を筒体6に連結するための取付孔、1
2は触針部1の先端に螺結された別の触針部で、外套7
に対し進退自在でかつ外套7からスプリング13により
離れる傾向のある可動套14で覆う。
使用の際は、触針部1を直接に被測定物に当てる。また
可動套14がある場合はこの外側の把手15に指をかけ
て外套7方向へ引き戻し、触針部12を相対的に外方へ
進出させて、被測定物に当てる。触針部1から取り出さ
れた信号は、電気部品ユニット5、接続部2、接続用ピ
ン16及び中心導体17を通ってオッシロスコープへ送
られる。また、触針部12から取り出された信号は、触
針部1、電気部品ユニット5、接続部2、接続用ピン1
6及び中心導体17を通ってオッシロスコープへ送られ
る。
フレーム4は触針部1の保持部21、接続部2の保持部
22及び両保持部21と22間の枠部23を有し、保持
部21と22はそれぞれ筒体6の内径に嵌合する円柱状
となっている。この円柱状の構成により、保持部21と
22が筒体6の所定内壁面に緊密に嵌合し、組立体が安
定して筒体6に納められる。保持部22の外周面に、筒
体6の内壁面の突起(図示せず)と係合して保持部22
が回わるのを防ぐ、溝22′を設けることもできる。
フレーム4の枠部23を相対する平行の板23a、23
bとし、これらの板の中間部分を弧状板23cで連結す
る。枠部23の強度が多少弱くなるのをこの弧状板23
cで防ぐ。両板23aと23b間に電気部品ユニット5
を収容しても、弧状板23cはこれを避けるので、その
収容に何等支障がない。
筒体6の内径は、フレーム4の触針部1の保持部21が
合する部分31の方が、接続部2の保持部22が 合
する部分32より小さく、両部分31と32は段面33
を境にして連続する。またフレーム4の外面にも、接続
部の保持部22と枠部23の境界に段面34を形成す
る。フレーム4を筒体6に 挿して行くと、この段面3
4が段面33に当接するので、フレーム4をそれ以上挿
し込むことはできず、両者の位置が定まる。
フレーム4の枠部23を切欠部23dのある欠円筒体2
3eとする。電気部品ユニット5の端子5′と触針部
1、端子5″と接続部2との溶接は、この切欠部23d
を通してなされる。かくして、電気部品ユニット5が欠
円筒体23e内に納められる。
(考案の効果) 本考案によれば、触針部と同軸ケーブルの接続部がフレ
ームにより同一軸線上に間隔を保って一体的に対設され
ており、これらの触針部と接続部間に電気部品ユニット
を導結して組立体としているので、触針部と電気部品ユ
ニットの導結状態を目視により、また工具等で触れて、
確認でき、この組立体を筒体にその一端から嵌挿して両
者を固定するだけでプローブの心臓部分を構成でき、作
業性が飛躍的に向上し、フレームはそれぞれ円柱状の触
針部の保持部と接続部の保持部で筒体に嵌合するので、
触針部、接続部及び電気部品ユニットを筒体の軸線上に
収容することができ、電気特性を良好に保て、該枠部は
相対する平行の板で、これらの板の中間部分が弧状板で
連結されているので、枠部を軽量にできると共に廉価に
もでき、弧状板により強度の面は充分保証され、電気部
品ユニットを収容する空間も充分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る組立体を適用したプローブの一部
切欠側面図、第2図は同組立体の電気部品ユニットを省
いて示す一部切欠側面図、第3図は第2図の左側面図、
第4図は第2図の4−4線断面図、第5図は第2図の5
−5線断面図、第6図は第2図の右側面図、第7図は第
2図の底面図、第8図は同組立体の電気部品ユニットを
省いて示す斜面図である。 1…触針部、2…接続部、3…同軸ケーブル、4…フレ
ーム、5…電気部品ユニット、5′、5″…端子、6…
筒体、21、22…保持部、23…枠部、23a…板、
23b…板、23c…弧状板、23d…切欠部、23e
…欠円筒体、31、32…部分、33、34…段面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】触針部(1)と、同軸ケーブル(3)の接続部
    (2)と、これらの触針部(1)と接続部(2)を同軸線上にか
    つ間隔を保って一体的に対設するフレーム(4)と、該触
    針部(1)と接続部(2)間に導結された電気部品ユニット
    (5)を有し、 該フレーム(4)は該触針部(1)の保持部(21)、該接続部
    (2)の保持部(22)及び両保持部間の枠部(23)を有し、該
    両保持部(21,22)はそれぞれ該筒体(6)の内径に嵌合する
    円柱状となっており、 該枠部(23)は相対する平行の板(23a,23b)で、これらの
    板の中間部分が弧状板(23c)で連結されている ことを特徴とするプローブの筒体(6)嵌挿用組立体。
JP1989141100U 1989-12-07 1989-12-07 プローブの筒体嵌挿用組立体 Expired - Lifetime JPH0620138Y2 (ja)

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JPH0380371U JPH0380371U (ja) 1991-08-16
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JPS5940857U (ja) * 1982-09-07 1984-03-15 スタック電子株式会社 オツシロスコ−プ用プロ−ブのスイツチ
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