JPH06201025A - 変速機のシフトレバーの中立位置係止装置 - Google Patents
変速機のシフトレバーの中立位置係止装置Info
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- JPH06201025A JPH06201025A JP5192469A JP19246993A JPH06201025A JP H06201025 A JPH06201025 A JP H06201025A JP 5192469 A JP5192469 A JP 5192469A JP 19246993 A JP19246993 A JP 19246993A JP H06201025 A JPH06201025 A JP H06201025A
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- Japan
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- slot
- shift lever
- shaft
- latch member
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/18—Preventing unintentional or unsafe shift, e.g. preventing manual shift from highest gear to reverse gear
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/24—Providing feel, e.g. to enable selection
- F16H2061/242—Mechanical shift gates or similar guiding means during selection and shifting
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
- Y10T74/20085—Restriction of shift, gear selection, or gear engagement
- Y10T74/20128—Resiliently biased restrictor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 複数の交差したスロットが形成されたプレー
トを持つシフトレバー組立体を提供する。 【構成】 中立スロット２４の一方の側には凹部２５が
形成されている。レバーは、スロット内に受入れられ且
つこれらのスロット内で案内される移動自在のシャフト
を有する。ラッチ部材７２は、シャフトを凹部内に解放
自在に保持し且つシャフトが中立スロットから方向ギア
スロット１８，２０内に不時に移動しないように、シャ
フトと係合自在である。シャフトばねはシャフトを方向
ギアスロットから遠ざけるように押圧する。ラッチばね
８２はラッチ部材７２を凹部に向かって押圧する。その
ため、シャフト、ラッチ部材、ラッチばね、及び凹部が
協働し、中立スロットとほぼ平行で凹部及び中立スロッ
トから出る方向でのシャフトの不時の移動を阻止する。
トを持つシフトレバー組立体を提供する。 【構成】 中立スロット２４の一方の側には凹部２５が
形成されている。レバーは、スロット内に受入れられ且
つこれらのスロット内で案内される移動自在のシャフト
を有する。ラッチ部材７２は、シャフトを凹部内に解放
自在に保持し且つシャフトが中立スロットから方向ギア
スロット１８，２０内に不時に移動しないように、シャ
フトと係合自在である。シャフトばねはシャフトを方向
ギアスロットから遠ざけるように押圧する。ラッチばね
８２はラッチ部材７２を凹部に向かって押圧する。その
ため、シャフト、ラッチ部材、ラッチばね、及び凹部が
協働し、中立スロットとほぼ平行で凹部及び中立スロッ
トから出る方向でのシャフトの不時の移動を阻止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車輛の変速機制御シス
テムの変速機のシフトレバー組立体に関する。
テムの変速機のシフトレバー組立体に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気油圧制御式動力シフト変速機又は油
圧機械制御式変速機では、シフトレバーをギア間で即ち
中立位置から前進ギア又は後退ギアへ簡単に移動するこ
とができる。運転手がエンジンの作動中にシフトレバー
を中立位置に置くと、シフトレバーが不時に移動して変
速機がギアの入った状態になる場合がある。このような
事故によるシフト作動を回避する機構が望まれている。
周知の動力シフト変速機は、シフトレバーを中立位置か
ら解放するための指で作動させるカラーを有する。自動
車は、シフトレバーが例えばパーキング位置から後退位
置に事故で移動することを阻止するため、シフトレバー
に設けられた親指で作動させるボタンを使用している。
このようなカラー又はボタンは、運転手が手袋を嵌めて
いる場合には解放するのが困難である。
圧機械制御式変速機では、シフトレバーをギア間で即ち
中立位置から前進ギア又は後退ギアへ簡単に移動するこ
とができる。運転手がエンジンの作動中にシフトレバー
を中立位置に置くと、シフトレバーが不時に移動して変
速機がギアの入った状態になる場合がある。このような
事故によるシフト作動を回避する機構が望まれている。
周知の動力シフト変速機は、シフトレバーを中立位置か
ら解放するための指で作動させるカラーを有する。自動
車は、シフトレバーが例えばパーキング位置から後退位
置に事故で移動することを阻止するため、シフトレバー
に設けられた親指で作動させるボタンを使用している。
このようなカラー又はボタンは、運転手が手袋を嵌めて
いる場合には解放するのが困難である。
【０００３】変速機のシフト装置の１つの中立位置係止
装置が１９８１年８月１１日にサンドロックに賦与され
た米国特許第4,282,769 号に示されている。しかしなが
ら、このシステムでは、Ｔ字形状ハンドルを用いて係止
アームを係止位置に又は係止位置から手で回転させなけ
ればならない。変速機のシフト装置の別の中立位置係止
装置が１９７９年８月７日にジョンストンに賦与された
米国特許第4,163,398号に示されている。しかしなが
ら、このシステムでは、作動レバーを用いて一対の係止
レバーを係止位置に又は係止位置から手で回転させなけ
ればならない。係止を自動的に行い、シフト制御レバー
の操作によって容易に係止を外すことのできる中立位置
係止機構を有するのが好ましい。
装置が１９８１年８月１１日にサンドロックに賦与され
た米国特許第4,282,769 号に示されている。しかしなが
ら、このシステムでは、Ｔ字形状ハンドルを用いて係止
アームを係止位置に又は係止位置から手で回転させなけ
ればならない。変速機のシフト装置の別の中立位置係止
装置が１９７９年８月７日にジョンストンに賦与された
米国特許第4,163,398号に示されている。しかしなが
ら、このシステムでは、作動レバーを用いて一対の係止
レバーを係止位置に又は係止位置から手で回転させなけ
ればならない。係止を自動的に行い、シフト制御レバー
の操作によって容易に係止を外すことのできる中立位置
係止機構を有するのが好ましい。
【０００４】変速機のシフト装置の更に別の中立位置係
止装置が１９８７年６月９日にコレクト等に賦与された
米国特許第4,671,378 号に示されている。しかしなが
ら、この機構は、シャフト、及び変速機の制御レバーを
受入れる「切欠き」を備えたスロットを持つブラケット
を含む嵩張る機構を必要とする。簡単で且つコンパクト
な中立位置係止機構を提供するのが望ましい。
止装置が１９８７年６月９日にコレクト等に賦与された
米国特許第4,671,378 号に示されている。しかしなが
ら、この機構は、シャフト、及び変速機の制御レバーを
受入れる「切欠き」を備えたスロットを持つブラケット
を含む嵩張る機構を必要とする。簡単で且つコンパクト
な中立位置係止機構を提供するのが望ましい。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、中立
位置から前進ギア位置又は後退ギア位置へのシフトレバ
ーの不時の移動を阻止する中立位置係止機構を備えた変
速機のシフトレバー組立体を提供することである。
位置から前進ギア位置又は後退ギア位置へのシフトレバ
ーの不時の移動を阻止する中立位置係止機構を備えた変
速機のシフトレバー組立体を提供することである。
【０００６】本発明の別の目的は、手袋を嵌めている運
転手が容易に作動することのできる中立位置係止機構を
提供することである。
転手が容易に作動することのできる中立位置係止機構を
提供することである。
【０００７】本発明の更に別の目的は、簡単で且つコン
パクトな中立位置係止機構を提供することである。
パクトな中立位置係止機構を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】これらの目的及び他の目
的は、前方及び後方に延びる方向ギアスロット及び横方
向に延びる中立スロットを含む複数の交差したスロット
が形成されたプレートをシフトレバー組立体が有する、
本発明によって達成される。中立スロットの一方の側に
は凹部が形成されている。レバーは、スロット内に受入
れられ且つこれらのスロット内で案内される移動自在の
シャフトを有する。ラッチ部材は、シャフトを凹部内に
解放自在に保持し且つシャフトが中立スロットから方向
ギアスロット内に不時に移動しないように、シャフトと
係合自在である。シャフトばねはシャフトを方向ギアス
ロットから遠ざけるように押圧する。ラッチばねはラッ
チ部材を凹部に向かって押圧する。そのため、シャフ
ト、ラッチ部材、ラッチばね、及び凹部が協働し、中立
スロットとほぼ平行で凹部及び中立スロットから出る方
向でのシャフトの不時の移動を阻止する。ラッチ部材
は、シャフトを凹部から遠ざかるように及び中立スロッ
トに対してほぼ横方向に移動させたとき、シャフトによ
って、凹部から遠ざかるように押圧され、これによって
シャフトは中立スロットとほぼ平行で且つ凹部及び中立
スロットから出る方向で移動できる。
的は、前方及び後方に延びる方向ギアスロット及び横方
向に延びる中立スロットを含む複数の交差したスロット
が形成されたプレートをシフトレバー組立体が有する、
本発明によって達成される。中立スロットの一方の側に
は凹部が形成されている。レバーは、スロット内に受入
れられ且つこれらのスロット内で案内される移動自在の
シャフトを有する。ラッチ部材は、シャフトを凹部内に
解放自在に保持し且つシャフトが中立スロットから方向
ギアスロット内に不時に移動しないように、シャフトと
係合自在である。シャフトばねはシャフトを方向ギアス
ロットから遠ざけるように押圧する。ラッチばねはラッ
チ部材を凹部に向かって押圧する。そのため、シャフ
ト、ラッチ部材、ラッチばね、及び凹部が協働し、中立
スロットとほぼ平行で凹部及び中立スロットから出る方
向でのシャフトの不時の移動を阻止する。ラッチ部材
は、シャフトを凹部から遠ざかるように及び中立スロッ
トに対してほぼ横方向に移動させたとき、シャフトによ
って、凹部から遠ざかるように押圧され、これによって
シャフトは中立スロットとほぼ平行で且つ凹部及び中立
スロットから出る方向で移動できる。
【０００９】
【実施例】図１、図２、及び図３を参照すると、動力シ
フト変速機システム（図示せず）を使用する種類の従来
の農業用トラクタ（図示せず）の運転席に、全体に参照
番号１０を附したコンソールが取付けられている。コン
ソール１０は上壁１２及び包囲側壁（図示せず）を持つ
ハウジングでできている。シフトレバー１６がスロット
１４をほぼ垂直方向に貫通している。
フト変速機システム（図示せず）を使用する種類の従来
の農業用トラクタ（図示せず）の運転席に、全体に参照
番号１０を附したコンソールが取付けられている。コン
ソール１０は上壁１２及び包囲側壁（図示せず）を持つ
ハウジングでできている。シフトレバー１６がスロット
１４をほぼ垂直方向に貫通している。
【００１０】スロット１４は、前後に延びる第１脚部即
ち前進脚部１８、前後に延びる第２脚部即ち反対側の後
退脚部２０、第３脚部即ちパーキング脚部２２、及び横
方向に延びる中立脚部２４を構成する。上壁１２は、一
部が中立スロット２４内に突出したタブ２３を構成し、
タブを備えた側に凹部２５を形成する。シフトレバー１
６を脚部１８へ選択的に移動させ車輛の前進を行う。シ
フトレバー１６を脚部１８で更に前方に移動させると前
進速度が増大する。同様に、シフトレバー１６をスロッ
ト２０内に選択的に配置して車輛の後退を行う。シフト
レバー１６をスロット２０内で後方に移動させると速度
が増大する。シフトレバー１６がスロット２４内にある
場合には、車輛は中立作動モードにある。
ち前進脚部１８、前後に延びる第２脚部即ち反対側の後
退脚部２０、第３脚部即ちパーキング脚部２２、及び横
方向に延びる中立脚部２４を構成する。上壁１２は、一
部が中立スロット２４内に突出したタブ２３を構成し、
タブを備えた側に凹部２５を形成する。シフトレバー１
６を脚部１８へ選択的に移動させ車輛の前進を行う。シ
フトレバー１６を脚部１８で更に前方に移動させると前
進速度が増大する。同様に、シフトレバー１６をスロッ
ト２０内に選択的に配置して車輛の後退を行う。シフト
レバー１６をスロット２０内で後方に移動させると速度
が増大する。シフトレバー１６がスロット２４内にある
場合には、車輛は中立作動モードにある。
【００１１】シフトレバー１６は、制御リンクシステム
２６で動力シフト変速機（図示せず）に連結されてい
る。本発明は以下に説明する中立相互係止機構のみに関
するため、このリンクシステム２６は一部だけを示す。
車輛の動力シフト変速機（図示せず）の作動は、シフト
レバー１６の位置によって制御される。図１、図４、及
び図５を更に詳細に参照すると、制御リンク２６は、上
壁１２に溶接のような任意の従来の手段で固定された支
持ブラケット２８及び３０を有する。シャフト３２及び
３３がブラケット２８及び３０にボルト止めされてお
り、スプール３４がシャフト３３上に回転自在に支持さ
れている。ブラケット３６がスプール３４の端部に固定
されている。図４で最もよくわかるように、ブラケット
３６は一対の脚部３８及び４０を有する。これらの脚部
３８及び４０はピン４２を回転自在に受け入れている。
ピン４２はねじ山を備えた端部４４を有し、ナット４６
及びワッシャ４８で脚部３８、４０に保持されている。
ピン４２の他端はレバー部材５０の一端に固定されてお
り、レバー部材の他端はシャフト１６に取付けられてい
る。図１で最もよくわかるように、レバー部材５０はブ
ラケット３０の開口部５２を通って延びている。図５で
最もよくわかるように、ピン４２にはコイルばね５４が
取付けられている。ばね５４は、ブラケット３６と係合
する一つのアーム及びレバー部材５０と係合する第２ア
ームを有する。ばね５４は、シャフト１６をピン４２の
軸線を中心に（図１で見て）反時計廻り方向に、即ち
（図２及び図３で見て）左方に押圧する。
２６で動力シフト変速機（図示せず）に連結されてい
る。本発明は以下に説明する中立相互係止機構のみに関
するため、このリンクシステム２６は一部だけを示す。
車輛の動力シフト変速機（図示せず）の作動は、シフト
レバー１６の位置によって制御される。図１、図４、及
び図５を更に詳細に参照すると、制御リンク２６は、上
壁１２に溶接のような任意の従来の手段で固定された支
持ブラケット２８及び３０を有する。シャフト３２及び
３３がブラケット２８及び３０にボルト止めされてお
り、スプール３４がシャフト３３上に回転自在に支持さ
れている。ブラケット３６がスプール３４の端部に固定
されている。図４で最もよくわかるように、ブラケット
３６は一対の脚部３８及び４０を有する。これらの脚部
３８及び４０はピン４２を回転自在に受け入れている。
ピン４２はねじ山を備えた端部４４を有し、ナット４６
及びワッシャ４８で脚部３８、４０に保持されている。
ピン４２の他端はレバー部材５０の一端に固定されてお
り、レバー部材の他端はシャフト１６に取付けられてい
る。図１で最もよくわかるように、レバー部材５０はブ
ラケット３０の開口部５２を通って延びている。図５で
最もよくわかるように、ピン４２にはコイルばね５４が
取付けられている。ばね５４は、ブラケット３６と係合
する一つのアーム及びレバー部材５０と係合する第２ア
ームを有する。ばね５４は、シャフト１６をピン４２の
軸線を中心に（図１で見て）反時計廻り方向に、即ち
（図２及び図３で見て）左方に押圧する。
【００１２】図１、図２、図３、及び図６で最もよくわ
かるように、ラッチ機構６０が上壁１２の下側に中立ス
ロット２４と隣接して凹部２５のほぼ反対側に取付けら
れている。枢動ポスト６４が上壁１２のボア６６にプレ
ス嵌めされており、ばね固定ポスト６８（好ましくは、
商業的に入手できるばねピン）が上壁１２のボア７０に
プレス嵌めされている。ラッチ部材７２は、ほぼ三角形
形状又は涙滴形状の平らなプレートで形成され、ボア７
４が一つの頂点を貫通している。低摩擦プラスチック製
のライナを備えたブッシュを収容した鋼製の円筒形スリ
ーブ７５がボア７４にプレス嵌めされている。ラッチ部
材７２には湾曲したスロット７６が形成されており、こ
のスロットは、ボア６６とは反対側のラッチ部材７２の
側部と隣接して位置決めされている。スロット７６の端
壁は、凹部２５及び突出部２３に向かう又はこれらから
遠ざかるラッチ部材の枢動を制限するため、ポスト６８
と係合できる。枢動ポスト６４は、ラッチ部材７２がポ
スト６４の軸線を中心に自由に枢動できるようにブッシ
ュ７５に枢動自在に受入れられており、ラッチ部材７２
はコッタピン７８及びワッシャ８０でポスト６４に保持
されている。
かるように、ラッチ機構６０が上壁１２の下側に中立ス
ロット２４と隣接して凹部２５のほぼ反対側に取付けら
れている。枢動ポスト６４が上壁１２のボア６６にプレ
ス嵌めされており、ばね固定ポスト６８（好ましくは、
商業的に入手できるばねピン）が上壁１２のボア７０に
プレス嵌めされている。ラッチ部材７２は、ほぼ三角形
形状又は涙滴形状の平らなプレートで形成され、ボア７
４が一つの頂点を貫通している。低摩擦プラスチック製
のライナを備えたブッシュを収容した鋼製の円筒形スリ
ーブ７５がボア７４にプレス嵌めされている。ラッチ部
材７２には湾曲したスロット７６が形成されており、こ
のスロットは、ボア６６とは反対側のラッチ部材７２の
側部と隣接して位置決めされている。スロット７６の端
壁は、凹部２５及び突出部２３に向かう又はこれらから
遠ざかるラッチ部材の枢動を制限するため、ポスト６８
と係合できる。枢動ポスト６４は、ラッチ部材７２がポ
スト６４の軸線を中心に自由に枢動できるようにブッシ
ュ７５に枢動自在に受入れられており、ラッチ部材７２
はコッタピン７８及びワッシャ８０でポスト６４に保持
されている。
【００１３】コイルばね８２は、ブッシュ７５の廻りに
取付けられたコイルと、ポスト６８の廻りに掛けてある
一方のアーム８４と、ラッチ部材７２の表面のノッチに
受入れられた他端８６とを有する。ばね８２は、ラッチ
部材７２をポスト６４の軸線を中心に時計廻り方向にポ
スト６８がスロット７６の端部と係合しラッチ部材７２
がこれ以上枢動しないように制限する図２に示す位置に
押圧する。
取付けられたコイルと、ポスト６８の廻りに掛けてある
一方のアーム８４と、ラッチ部材７２の表面のノッチに
受入れられた他端８６とを有する。ばね８２は、ラッチ
部材７２をポスト６４の軸線を中心に時計廻り方向にポ
スト６８がスロット７６の端部と係合しラッチ部材７２
がこれ以上枢動しないように制限する図２に示す位置に
押圧する。
【００１４】シャフト１６がラッチ部材７２の左にあ
り、このシャフトを、次いで、右に向かって移動させる
場合、シャフト１６はラッチ部材７２と係合し、ラッチ
部材７２はシャフト１６を図２に示す位置に移動させ
る。シャフト１６は、この位置では、凹部２５内に解放
自在に保持され、突出部２３に当接している。この位置
では、運転者がシャフト１６に、このシャフトを中立ス
ロット２４から右にスロット１８及び２０に向かって移
動させるように、不時にぶつかった場合、ラッチ部材７
２及び突出部２３が協働してシャフト１６のこのような
不時の移動を阻止する。シャフト１６を中立スロット２
４からスロット１８又は２０内に移動させるためには、
シャフト１６を先ず最初に図２で見て下方に移動させな
ければならない。これによって、ラッチ部材７２はポス
ト６４を中心に枢動し、凹部２５から遠ざかる。これに
よって、シャフト１６が突出部２３の端部を越えて図３
に示す位置まで移動できるようになる。シャフト１６
は、この位置から、スロット１８又は２０のうちの一方
内に容易に移動させることができる。
り、このシャフトを、次いで、右に向かって移動させる
場合、シャフト１６はラッチ部材７２と係合し、ラッチ
部材７２はシャフト１６を図２に示す位置に移動させ
る。シャフト１６は、この位置では、凹部２５内に解放
自在に保持され、突出部２３に当接している。この位置
では、運転者がシャフト１６に、このシャフトを中立ス
ロット２４から右にスロット１８及び２０に向かって移
動させるように、不時にぶつかった場合、ラッチ部材７
２及び突出部２３が協働してシャフト１６のこのような
不時の移動を阻止する。シャフト１６を中立スロット２
４からスロット１８又は２０内に移動させるためには、
シャフト１６を先ず最初に図２で見て下方に移動させな
ければならない。これによって、ラッチ部材７２はポス
ト６４を中心に枢動し、凹部２５から遠ざかる。これに
よって、シャフト１６が突出部２３の端部を越えて図３
に示す位置まで移動できるようになる。シャフト１６
は、この位置から、スロット１８又は２０のうちの一方
内に容易に移動させることができる。
【００１５】本発明を特定の実施例と関連して説明した
が、当業者には、以上の説明から多くの変形及び変更が
明らかであるということは理解されよう。従って、本発
明は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内の全ての
このような変形及び変更を含もうとするものである。
が、当業者には、以上の説明から多くの変形及び変更が
明らかであるということは理解されよう。従って、本発
明は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内の全ての
このような変形及び変更を含もうとするものである。
【図１】本発明による変速機のシフトレバー組立体の正
面図である。
面図である。
【図２】本発明の一部を示す平面図である。
【図３】本発明の一部を図２とは異なる作動状態で示す
平面図である。
平面図である。
【図４】明瞭化を図るため部品を一部取り外した、図１
の４−４線の方向での図である。
の４−４線の方向での図である。
【図５】図４の５−５線の方向での図である。
【図６】本発明のラッチ機構の拡大断面図である。
１２ 上壁 １４ スロット １６ シフトレバー １８ 第１脚部即ち前進脚部 ２０ 第２脚部即ち後退脚部 ２２ 第３脚部即ちパーキング脚部 ２３ タブ ２４ 中立脚部 ２５ 凹部 ２６ 制御リンクシステム ２８、３０ 支持ブラケット ３２、３３ シャフト ３４ スプール ３６ ブラケット ５０ レバー部材 ５２ 開口部 ５４ コイルばね ６０ ラッチ機構 ６４ 枢動ポスト ６６ ボア ６８ ばね固定ポスト ７０ ボア ７２ ラッチ部材 ７４ ボア ７５ スリーブ ７６ スロット ７８ コッタピン ８０ ワッシャ ８２ コイルばね
Claims (11)
- 【請求項１】 中立スロットと交差する方向ギアスロッ
トと、これらのスロット内に受入れられ且つこれらのス
ロット内で案内される移動自在のシャフトを持つシフト
制御レバーと、シャフトを中立スロットに解放自在に保
持するためのラッチ機構とを備えたプレートを持つシフ
トレバー組立体において、 中立スロットの一方の側部から中立スロット内に部分的
に突出したタブ突出部と、 中立スロットのタブと向き合った側部に隣接してプレー
トに枢着されたラッチ部材と、 中立スロットにほぼ平行な方向でタブを通過し且つ中立
スロットを出る方向でのシャフトの不時の移動を阻止す
るためラッチ部材及びタブと協働する、ラッチ部材をタ
ブに向かって押圧するラッチばねとを有し、前記ラッチ
部材は、シャフトをタブから遠ざかるように及び中立ス
ロットにほぼ平行な方向に移動したとき、シャフトによ
ってタブから遠ざかるように枢動し、これによって、シ
ャフトは、中立スロットにほぼ平行でタブを通過し且つ
中立スロットを出る方向で移動することができる、シフ
トレバー組立体。 - 【請求項２】 枢動ピンが中立スロットに隣接してプレ
ートに取付けられ、 ラッチ部材は、ボアが一つの頂点を貫通したほぼ三角形
形状を有し、前記ボアは枢動ピンを回転自在に受入れ
る、請求項１に記載のシフトレバー組立体。 - 【請求項３】 ラッチばねは、枢動ピンを受入れるコイ
ルと、ラッチ部材と係合するアームとを有する、請求項
２に記載のシフトレバー組立体。 - 【請求項４】 ラッチ部材は、前記一つの頂点から突出
した円筒形中空ブッシュを有し、該ブッシュは枢動ピン
を回転自在に受入れる、請求項２に記載のシフトレバー
組立体。 - 【請求項５】 ラッチばねはブッシュ上に取付けられた
コイルを有する、請求項４に記載のシフトレバー組立
体。 - 【請求項６】 止めピンが枢動ピンから間隔を隔てられ
て中立スロットと隣接してプレートに取付けられてお
り、 ラッチ部材は、止めピンを受入れる制限スロットを有
し、該制限スロットは、ラッチ部材の枢動運動を制限す
るため止めピンと係合できる端壁を有する、請求項２に
記載のシフトレバー組立体。 - 【請求項７】 ラッチばねは、止めピンと係合する一つ
のアーム及びラッチ部材と係合する第２アームを有す
る、請求項６に記載のシフトレバー組立体。 - 【請求項８】 シャフトを前進ギアスロット及び後退ギ
アスロットから遠ざけるように押圧するシャフトばねを
更に有する、請求項１に記載のシフトレバー組立体。 - 【請求項９】 止めがラッチ部材と係合し、凹部に向か
うラッチ部材の枢動を制限し、中立スロットの側部間で
その頂点の一方でラッチ部材を保持する、請求項１に記
載のシフトレバー組立体。 - 【請求項１０】 ラッチ部材には制限スロットが形成さ
れ、止めは、プレートに固定され、制限スロット内に受
入れられ、制限スロットの端壁と係合自在のポストから
なる、請求項９に記載のシフトレバー組立体。 - 【請求項１１】 ラッチばねは、ポストに連結されたア
ームを有する、請求項１０に記載のシフトレバー組立
体。
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