JPH06200925A - ローラコンベア用ベアリング - Google Patents

ローラコンベア用ベアリング

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JPH06200925A
JPH06200925A JP34815692A JP34815692A JPH06200925A JP H06200925 A JPH06200925 A JP H06200925A JP 34815692 A JP34815692 A JP 34815692A JP 34815692 A JP34815692 A JP 34815692A JP H06200925 A JPH06200925 A JP H06200925A
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耕一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筒状のコンベア用ローラの両端部に嵌着され
るベアリングは、ローラとの嵌合が緩いとスリップを生
じるが、嵌合がきついとベアリング内部の転動体の回転
が重くなる問題があった。本発明はかかる課題を解決す
ることを目的とする。 【構成】 ローラR1 の内周面及びベアリングA1 の外
側外輪23の一方に突状41を他方に凹溝42を設け、
ローラR1 の内周面に環状溝33を設け、ベアリングA
1 に環状突起32を設けた。又、駆動側のベアリングA
1aにスプロケット20を一体的に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状のコンベア用ロー
ラの両端部に嵌着される一対のローラコンベア用ベアリ
ングに関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、比較的に軽量の被搬送物を搬
送するときなどに使用される小型のローラコンベア用ベ
アリングAの縦断面図であり、合成樹脂製の内輪1及び
外輪2とによりベアリングケース3が形成され、ベアリ
ングケース3内に複数の転動体4が回動可能に収容され
る。外輪2は外側外輪5と内側外輪6とにより構成さ
れ、外側外輪5は筒状の周壁7の内周面の一端(図13
において左端)に内側に突出する環状壁8が設けられ、
他端に嵌合内周面9が設けられ、嵌合内周面9に環状溝
10が設けられる。
【0003】内側外輪6は、嵌合内周面9に嵌挿される
環状周壁11の一側(図13において右側)に環状の垂
直壁12が設けられ、嵌合周壁11の外周面には環状突
起13が設けられ、内側外輪6の嵌合周壁11を嵌合内
周面9に嵌入したときに、環状突起13が環状溝10に
係入し、内側外輪6が外側外輪5に嵌着されて一体的な
外輪2となり、外輪2の内部に形成された転動体収容室
に、複数箇の転動体4を回転可能に支承するリテーナ1
4とシール部材15が収容される。
【0004】外側外輪5の周壁7の外周面には、右端部
に突出するストッパ用突起16が周設される。筒状のコ
ンベア用ローラRの両端部には、内側に巻き込み加工さ
れた係合部17が設けられ、それぞれの係合部17にロ
ーラコンベア用ベアリングAが挿入される。
【0005】平行に相対するコンベアフレーム18(図
13ではその一方のみを示す)に貫設される固定軸Sに
内輪が嵌着される。内輪1の外周面の左端部には、外周
面より突出する鍔部19が周設され、この鍔部19は、
環状壁8と転動体4との間に挿入され、筒状のコンベア
用ローラRと共に回転する外輪2に発生するスラスト荷
重を受ける。
【0006】ローラコンベア用ベアリングAのなかに
は、この内輪1を省略して転動体4を直接に固定軸Sに
回動可能に嵌着する型式のものもある。又、コンベア用
ローラのRには、係合部17を設けない筒状のままの両
端部に、ローラコンベア用ベアリングAを嵌着するもの
もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】筒状のままのローラR
の両端部に、ローラコンベア用ベアリングAを嵌着する
場合であっても、ローラRの内径寸法に製作公差があ
り、ローラコンベア用ベアリングAの外周面にも製作公
差があるので、両者を組合せた場合に、締め代の少なす
ぎる緩い嵌合や、締め代が大きすぎるきつい嵌合が生じ
る虞がある。緩い嵌合では、一体となって回転するべき
ローラRとベアリングAとの間にスリップが生じるの
で、このスリップを防止する目的からきつい嵌合になり
がちである。
【0008】然し、きつい嵌合にすると、外輪2が圧縮
変形して転動体4の回転が不円滑になったり、ローラR
の端部が変形するなどの問題を生じる。本発明はかかる
課題を解決することを目的とし、ローラR及びベアリン
グAの製作寸法公差や形状誤差を吸収して最適の嵌合状
態を保持することができるローラコンベア用ベアリング
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、合成樹脂材より成り、内部に転動体収容
室が形成され、外周面が筒状のコンベア用ローラの両端
部にそれぞれ嵌着される外輪と、上記転動体収容室の内
部に回転可能に収容され軸の周囲を転動する複数の転動
体とを備えたローラコンベア用ベアリングにおいて、上
記コンベア用ローラの内面に軸方向に延びる複数の突条
を設け、上記外輪の周壁の外面に、上記突条に嵌まる凹
溝を設け、上記コンベア用ローラの内周面及び上記外輪
の外周面のうち何れか一方に、環状溝を周設し、他方に
上記環状溝に嵌合する環状突起を周設し、一対のローラ
コンベア用ベアリングのうち一方のローラコンベア用ベ
アリングの側面に、動力伝達用の無端チェンが巻回され
るスプロケットを一体的に設けて駆動側のローラコンベ
ア用ベアリングとする。
【0010】或いは、上記外輪の一方の側面に環状の切
欠凹部を設けて該切欠凹部の外側及び内側に外側周壁及
び内側周壁を形成し、上記外側周壁の円周方向の複数箇
所に、上記外輪の一方の側面から軸方向に延びる複数の
スリットを設けて該スリットの間に可撓片に形成し、上
記内側周壁に、先端が上記各可撓片の幅方向に中央部に
近接する補強リブを設けたローラコンベア用ベアリング
とする。
【0011】スプロケットを一体的に設けたローラコン
ベア用ベアリング、或いは、スプロケットのないローラ
コンベア用ベアリングにおいても、上記外輪の外周面
に、上記筒状のコンベア用ローラの端面に当接するスト
ッパを周設することができる。
【0012】
【作用】筒状のローラの一方の端部に、スプロケットを
一体的に設けたベアリングを挿入し、ローラの他方には
スプロケットの無いベアリングを挿入する。ベアリング
を挿入するとき、ベアリングの凹溝がローラの内面に設
けられた突条に沿って挿入され、環状突起が環状溝に嵌
合したときに、ベアリングがローラに嵌着される。
【0013】コンベアの駆動力は、無端チェンを介して
スプロケットに伝達され、スプロケットを有する駆動側
のベアリングが回転すると、ベアリングの凹溝に係合す
る突条を有するローラが回転し、ローラの回転は、突条
に係合する凹溝を有する他方のベアリングに伝達され、
各転動体が軸の周囲を転動する。ベアリングの凹溝がロ
ーラの突条に係合しているので、ベアリングとローラと
の間に回転方向のスリップを生じることはない。又、環
状突起が環状溝に嵌合しているので、ローラにスラスト
荷重が加わっても、ローラが軸方向にスリップすること
はない。
【0014】スリットにより可撓片を形成した型式のロ
ーラコンベア用ベアリングでは、ベアリングをローラの
端部に挿入していくと、ローラの内周面に押圧力を受け
た可撓片が撓み変形し、ベアリングの外側周壁の直径が
縮小してローラの内周面に挿入されるので、ローラ及び
ベアリングの製作寸法公差を吸収することができる。可
撓片は、ローラの内周面に弾性的に密着すると共に、撓
み変形により補強リブの先端に当接するので、運転時に
かかるローラの荷重を支持することができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。なお、従来例と同一部品には同一符号を付してそ
の詳細説明を省略する。図1は、本発明の第1実施例の
ローラコンベア用ベアリングA1 がコンベア用ローラR
1 に嵌着された状態を示す縦断面図、図2は図1のW−
W断面図、図3はコンベア用ローラR1 の要部縦断面
図、図4は図3の側面図である。図1に示すように、一
対のローラコンベア用ベアリングA1 は、コンベア用ロ
ーラR1 の左側に嵌着される駆動側のベアリングA
1aと、右側に嵌着される従動側のベアリングA1bとによ
り構成される。
【0016】駆動側のベアリングA1aは、従動側のベア
リングA1bにスプロケット20が一体的に設けられたも
のであり、その他はほぼ同一構造であるので、両者に共
通する内容の説明にはベアリングA1 として説明する。
ベアリングA1 のケースは、合成樹脂材を型により成形
された外輪21と内輪22より成り、外輪21は外側外
輪23と内側外輪24により構成される(図1参照)。
【0017】外側外輪23は、側壁25の一方(図1に
おいて右側)に、筒状に形成された外側周壁26と内側
周壁27が同心状に延設され、側壁25の外周縁には、
外側周壁26よりも外側に突出し、ローラR1 の端縁に
当接するストッパ28が形成される。そして、駆動側の
ベアリングA1aには、側壁24の他方に延設される筒部
29にスプロケット20が設けられ、従動側のベアリン
グA1bには、内側周壁26の端部に内側に向けて突出す
る環状壁30が設けられる。
【0018】ベアリングA1 には、外側周壁26と内側
周壁27の間に複数(図2では6個)の補強リブ31が
設けられ、外側周壁24の外周面に環状突起32(図1
参照)が周設される。環状突起32の断面形状は円弧状
の突起であるが(図11参照)、ストッパ28の反対側
が斜面となる直角三角形の断面形状を有する環状突起3
2′(図12参照)としてもよい。
【0019】一方、ローラR1 の内周面には、環状突起
32が嵌合する環状溝33(或いは図12に示す環状突
起32′が嵌合する環状溝33′)が設けられる。従っ
て、ベアリングA1 がローラR1 の軸方向に移動する虞
はない。本実施例では、ベアリングA1 に環状突起32
を設け、ローラR1 に環状溝33を設けたが、反対に、
ベアリングA1 に環状溝33設け、ローラR1 に環状突
起32を設けてもよい。
【0020】ベアリングA1 の内側周壁27の内周面に
環状凹部34が周設され、内側周壁27に挿入される内
側外輪24には、環状凹部34に嵌合する突起35が周
設される(図1参照)。従って、内側外輪24が外側外
輪から脱落する虞はない。内側周壁27の内周面には内
側周壁27の軸方向に延びる複数の突条36が突設さ
れ、内側外輪24には、突条36に嵌合する条溝37が
設けられる(図2参照)。従って、内側外輪24は外側
外輪に対してスリップすることなく一体となって回転す
る。
【0021】内側外輪24の端部には垂直壁38が設け
られ、外側外輪23の側壁25と内側外輪24によって
転動体収容室39が形成される。固定軸Sに嵌着される
内輪22の端部に鍔部40が設けられ、転動体収容室3
9の内部に、内輪22の鍔部40と、複数の転動体4が
収容される。転動体4は、内輪22の外周面を転動する
が、内輪22を省略して転動体4を直接に固定軸Sの周
面上を転動させるようにしてもよい。
【0022】図4に示すように、ローラR1 の内周面
に、ローラR1 の軸方向に延びる複数(図4では6個)
の突条41を設け、ローラベアリングA1 の外周面に、
突条41が嵌合する凹溝42を設ける(図2参照)。従
って、ローラベアリングA1 はローラR1 に対してスリ
ップすることなく一体となって回転する。
【0023】以上のように構成された第1実施例の作用
を説明する。コンベア用ローラR1 の一方(図1におい
て左側)の端部に、スプロケット20を一体的に設けた
駆動側のベアリングA1aの外輪23を挿入し、他方の端
部に、スプロケット20のない従動側のベアリングA1b
の外輪23を挿入する。いずれのベアリングA1 を挿入
するときも、ベアリングA1 の凹溝42がローラR1
内面に設けられた突条41に沿って挿入される。
【0024】そして、ベアリングA1 の環状突起32が
ローラR1 の環状溝33に嵌合したときに、ローラR1
の端縁がベアリングA1 のストッパ28にほぼ当接した
状態となり、ベアリングA1 がローラR1 の両端部に嵌
着される。一方、固定軸Sに内輪22を嵌着し、内輪2
2に転動体4を取り付けた後に、内側外輪24の条溝3
7を外側外輪23の突条36に滑らしながら、内側外輪
24を外側外輪23内に挿入する。
【0025】そして、内側外輪24の突起35が外側外
輪23の環状凹部34に嵌入したときに、内側外輪24
が、回転方向にスリップ不能且つ軸方向移動不能な状態
に外側外輪23に嵌着される。かくして、ベアリングA
1 がローラR1 に組付られ、次に、駆動側のベアリング
1aのスプロケット20に無端チェン(図示しない)が
巻回される。
【0026】駆動源からの回転力が、無端チェンを介し
てスプロケット20に伝達され、スプロケット20と一
体の駆動側のベアリングA1aよりローラR1 に伝達さ
れ、ローラR1 より従動側のベアリングA1bに伝達され
るので、ローラR1 がベアリングA1 と一体となって回
転する。ローラR1 とベアリングA1 との嵌合は、従来
のように固くしなくてもベアリングA1 がローラR1
対して回転方向にスリップしたり、軸方向に移動する虞
はなく、従来のように、固い嵌合による無理な荷重が転
動体4にかからないので、ベアリングA1 が円滑に回転
する。
【0027】図5は本発明の第2実施例を示すベアリン
グA2 の縦断面図、図6は図5のX−X断面図を示す。
一対のベアリングA2 は、ローラR1 左端部に挿入され
るベアリングA2aと、ローラR1 右端部に挿入されるベ
アリングA2bとにより構成されるが、第1実施例と同様
に、ベアリングA2aにスプロケット20が設けられ、ベ
アリングA2bの内側外輪24に垂直壁30が設けられる
以外はほぼ同様であるので、ベアリングA2a及びベアリ
ングA2bに共通する技術内容はベアリングA2 として説
明する。
【0028】ベアリングA2 は、ローラR1 及びベアリ
ングA2 の製作公差を吸収するために、ベアリングA2
の外周面が圧縮変形可能な構造としたものである。ベア
リングA2 の外側外輪43は、一方の側面に設けられた
切欠凹部44により外側周壁45と内側周壁46が形成
され、外側周壁45には第1実施例と同様に凹溝42が
設けられ、凹溝42には軸方向に延びるスリット47が
設けられ、各スリット47間に可撓片48が形成される
(図6参照)。
【0029】内側周壁46には、先端が各可撓片48の
下面の中央部に近接する補強リブ49が設けられる。そ
の他の構造についてはベアリングA1 と同様であり、第
1実施例と同様に、環状突起32,環状溝33,環状凹
部34,突起35,突条36,条溝37が設けられる。
【0030】以上のように構成された第2実施例のベア
リングA2 の外側外輪43の凹溝42をローラR1 の突
状41に重ねて外側外輪43を挿入すると、可撓片48
が弾性的に撓み、外側周壁45の直径が弾性的に縮小し
てローラR1 に挿入されるので、ローラR1 及びベアリ
ングA2 の製作公差を吸収することができる。可撓片4
8は補強リブ49に当接すると、弾性変形が阻止されて
剛体となり、運転時にローラR1 にかかる荷重を支え
る。
【0031】図7及び図8は本発明の第3実施例を示
し、図7は、フリーローラ型のコンベアに使用されるベ
アリングA3 の縦断面図であり、図8は図7のY−Y断
面図である。コンベア用ローラR2 は金属製のパイプ材
を所定長さに切断したものであり、上記実施例の突条4
1は設けられないが、両端部に環状溝33が設けられ
る。ベアリングA3 は、上記実施例の凹溝42が設けら
れないが、その他の構造はA1bに同じであり、環状溝3
3に嵌合する環状突起32が設けられる。
【0032】フリーローラ型のコンベアでは、ローラR
2 の回転トルクが比較的に小さいので、突条41,凹溝
42が無くても、ローラR2 とベアリングA3 との間に
スリップは生じない。ローラR2 にかかるスラスト荷重
は、ローラR2 の両端縁に当接するベアリングA3 のス
トッパ28で支え、内側外輪24にはかからないので、
内側外輪24が外側外輪23より脱落する虞はない。
【0033】図9及び図10は本発明の第4実施例を示
し、図9は、フリーローラ型のコンベアに使用されるベ
アリングA4 の縦断面図であり、図10は図9のZ−Z
断面図である。コンベア用ローラR2 は第3実施例と同
様であり、突条41は設けられないが、両端部に環状溝
33が設けられる。ベアリングA4 は、凹溝42が設け
られないが、その他の構造はA2bに同じであり、環状溝
33に嵌合する環状突起32が設けられる。
【0034】ベアリングA4 はローラR2 に挿入される
ときに、可撓片48が撓んで外側周壁45の直径が弾性
的に縮小し、ベアリングA4 とローラR2 の製作寸法公
差に基づくきつい嵌合を緩和することができることは第
2実施例と同様である。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) ベアリングとローラは、突条と凹溝の係合により、
回転時のスリップが防止され、環状凹部と突起との係合
により、軸方向のスライドが防止される。従って、従来
のようにベアリングとローラとの嵌合をきつくする必要
はなくなり、転動体には、きつい嵌合による無理な荷重
が加わらなくなったので円滑に回転する。 (2) 可撓片を設けたベアリングでは、可撓片の撓み変形
量だけ、製作寸法公差に基づくきつい嵌合を緩和するこ
とができる。可撓片は、所定量撓み変形したときに補強
リブの先端に当接し、それ以上の撓み変形が阻止され
る。従って、ベアリングはローラにかかる荷重に充分耐
えることができる。 (3) ベアリングの材質が合成樹脂である場合には、スプ
ロケット付きの外側外輪を型成形できるので、駆動側の
ベアリングの構造が簡単になる利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のローラコンベア用ベアリ
ングA1 がコンベア用ローラR 1 に嵌着された状態を示
す縦断面図である。
【図2】図1のW−W断面図である。
【図3】コンベア用ローラR1 の要部縦断面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すベアリングA2 の縦
断面図である。
【図6】図5のX−X断面図である。
【図7】フリーローラ型のコンベアに使用されるベアリ
ングA3 の縦断面図である。
【図8】図7のY−Y断面図である。
【図9】フリーローラ型のコンベアに使用されるベアリ
ングA4 の縦断面図である。
【図10】図9のZ−Z断面図である。
【図11】環状突起及び環状溝の形状を示す要部縦断面図
である。
【図12】環状突起及び環状溝の他の形状を示す要部縦断
面図である。
【図13】従来のローラコンベア用ベアリングの縦断面図
である。
【符号の説明】
1 ,A1a,A1b ローラコンベア用ベアリング A2 ,A2a,A2b ローラコンベア用ベアリング A3 ,A4 ローラコンベア用ベアリング S 固定軸 R1 ,R2 ローラ 4 転動体 20 スプロケット 21 外輪 22 内輪 23,43 外側外輪 24 内側外輪 25 側壁 26,45 外側周壁 27,46 内側周壁 28 ストッパ 31,49 補強リブ 32,32′ 環状突起 33,33′ 環状溝 34 環状凹部 35 突起 36 突条 37 条溝 39 転動体収容室 41 突条 42 凹溝 44 切欠凹部 47 スリット 48 可撓片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材より成り、内部に転動体収容
    室が形成され、外周面が筒状のコンベア用ローラの両端
    部にそれぞれ嵌着される外輪と、上記転動体収容室の内
    部に回転可能に収容され軸の周囲を転動する複数の転動
    体とを備えたローラコンベア用ベアリングにおいて、 上記コンベア用ローラの内面に軸方向に延びる複数の突
    条を設け、上記外輪の周壁の外面に、上記突条に嵌まる
    凹溝を設け、 上記コンベア用ローラの内周面及び上記外輪の外周面の
    うち何れか一方に、環状溝を周設し、他方に上記環状溝
    に嵌合する環状突起を周設し、 一対のローラコンベア用ベアリングのうち一方のローラ
    コンベア用ベアリングの側面に、動力伝達用の無端チェ
    ンが巻回されるスプロケットを一体的に設けたことを特
    徴とするローラコンベア用ベアリング。
  2. 【請求項2】 合成樹脂材より成り、内部に転動体収容
    室が形成され、外周面が筒状のコンベア用ローラの両端
    部にそれぞれ嵌着される外輪と、上記転動体収容室の内
    部に回転可能に収容され軸の周囲を転動する複数の転動
    体とを備えたローラコンベア用ベアリングにおいて、 上記外輪の一方の側面に環状の切欠凹部を設けて該切欠
    凹部の外側及び内側に外側周壁及び内側周壁を形成し、
    上記外側周壁の円周方向の複数箇所に、上記外輪の一方
    の側面から軸方向に延びる複数のスリットを設けて該ス
    リットの間に可撓片に形成し、上記内側周壁に、先端が
    上記各可撓片の幅方向に中央部に近接する補強リブを設
    けたことを特徴とするローラコンベア用ベアリング。
  3. 【請求項3】 上記外輪の外周面に、上記筒状のコンベ
    ア用ローラの端面に当接するストッパを周設したことを
    特徴とする請求項1又は2記載のローラコンベア用ベア
    リング。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7455903B2 (en) 2004-12-02 2008-11-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Optical materials and optical elements using the same
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JP2013199666A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Yoshikawa Kogyo Co Ltd 耐熱用繊維強化プラスチックロール
JP2016136067A (ja) * 2016-03-31 2016-07-28 吉川工業株式会社 耐熱用繊維強化プラスチックロール

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