JPH06200780A - 補機取付構造 - Google Patents
補機取付構造Info
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- JPH06200780A JPH06200780A JP34836092A JP34836092A JPH06200780A JP H06200780 A JPH06200780 A JP H06200780A JP 34836092 A JP34836092 A JP 34836092A JP 34836092 A JP34836092 A JP 34836092A JP H06200780 A JPH06200780 A JP H06200780A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で、エンジンへの補機の支持剛性
及び取付位置精度を高める。 【構成】 ポンプ支持ブラケット７４の片側面にパワー
ステアリングポンプ５０を固定し、その反対側の面に突
出部７６を設ける。この突出部７６を、エンジン１０の
バンク１２において実際にはデストリビュータが取付け
られていないデストリビュータ装着穴３１内に嵌入し、
この状態で上記ポンプ支持ブラケット７４をバンク１２
に固定する。
及び取付位置精度を高める。 【構成】 ポンプ支持ブラケット７４の片側面にパワー
ステアリングポンプ５０を固定し、その反対側の面に突
出部７６を設ける。この突出部７６を、エンジン１０の
バンク１２において実際にはデストリビュータが取付け
られていないデストリビュータ装着穴３１内に嵌入し、
この状態で上記ポンプ支持ブラケット７４をバンク１２
に固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンにパワーステ
アリングポンプ等の各種補機を取付けるための補機取付
構造に関するものである。
アリングポンプ等の各種補機を取付けるための補機取付
構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、エンジンにパワーステアリングポ
ンプ等の各種補機を取付ける場合には、その補機とエン
ジン本体との間にブラケット（補機の支持部材）が介設
されるのが一般的である。例えば実開平３−１０４１３
４号公報には、エンジン本体にブラケットを介してオル
タネータが取付けられたものが示されている。
ンプ等の各種補機を取付ける場合には、その補機とエン
ジン本体との間にブラケット（補機の支持部材）が介設
されるのが一般的である。例えば実開平３−１０４１３
４号公報には、エンジン本体にブラケットを介してオル
タネータが取付けられたものが示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような補機の取
付に際しては、その支持剛性及び取付位置精度の向上が
大きな課題となる。特に、上記オルタネータのようにエ
ンジンのクランクシャフトの回転力を利用して駆動され
る補機、すなわち上記クランクシャフトからベルト等を
介して駆動力が供給される補機に対しては、上記ベルト
等の張力が直接作用するため、高い支持剛性が要求され
るとともに、上記ベルト等の取り回しを良好に行うため
に高い取付位置精度も要求される。
付に際しては、その支持剛性及び取付位置精度の向上が
大きな課題となる。特に、上記オルタネータのようにエ
ンジンのクランクシャフトの回転力を利用して駆動され
る補機、すなわち上記クランクシャフトからベルト等を
介して駆動力が供給される補機に対しては、上記ベルト
等の張力が直接作用するため、高い支持剛性が要求され
るとともに、上記ベルト等の取り回しを良好に行うため
に高い取付位置精度も要求される。
【０００４】これに対して従来は、上記エンジン本体に
上記支持部材を複数本のボルト等で締結しているだけで
あるので、上記支持剛性及び取付位置精度の大幅な向上
を果たすことは困難となっている。
上記支持部材を複数本のボルト等で締結しているだけで
あるので、上記支持剛性及び取付位置精度の大幅な向上
を果たすことは困難となっている。
【０００５】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
構造で、エンジンへの補機の支持剛性及び取付位置精度
を高めることができる補機の取付構造を提供することを
目的とする。
構造で、エンジンへの補機の支持剛性及び取付位置精度
を高めることができる補機の取付構造を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンに補
機を取付けるための構造において、上記補機が固定され
る支持部材を備え、この支持部材に上記エンジンにおい
てカムシャフトの延長上に設けられた穴に嵌入可能な突
出部を設け、この突出部と上記穴とが嵌合した状態で上
記支持部材をエンジンに固定したものである（請求項
１）。
機を取付けるための構造において、上記補機が固定され
る支持部材を備え、この支持部材に上記エンジンにおい
てカムシャフトの延長上に設けられた穴に嵌入可能な突
出部を設け、この突出部と上記穴とが嵌合した状態で上
記支持部材をエンジンに固定したものである（請求項
１）。
【０００７】より具体的には、左右のバンクが共通化さ
れ、かつ各バンクにおいてカムシャフトの延長上にデス
トリビュータ装着穴が設けられたＶ型エンジンにおい
て、両バンクのうちデストリビュータが設けられないバ
ンクのデストリビュータ装着穴に上記支持部材の突出部
を嵌入したものが好適である（請求項２）。
れ、かつ各バンクにおいてカムシャフトの延長上にデス
トリビュータ装着穴が設けられたＶ型エンジンにおい
て、両バンクのうちデストリビュータが設けられないバ
ンクのデストリビュータ装着穴に上記支持部材の突出部
を嵌入したものが好適である（請求項２）。
【０００８】また、上記支持部材に車体側に連結される
取付部を形成し、この支持部材をエンジン吊下げ部材と
して兼用することにより、後述のようなより優れた効果
が得られる（請求項３）。
取付部を形成し、この支持部材をエンジン吊下げ部材と
して兼用することにより、後述のようなより優れた効果
が得られる（請求項３）。
【０００９】
【作用】請求項１記載の構造によれば、エンジンにおい
てカムシャフトの延長上に形成されている穴に支持部材
の突出部を嵌入することにより、この支持部材の支持剛
性及び取付位置精度が高まり、ひいてはエンジンに対す
る補機の支持剛性及び取付位置精度が高まる。そして、
支持部材は上記穴をふさぐ蓋としての役割も兼ねること
になる。
てカムシャフトの延長上に形成されている穴に支持部材
の突出部を嵌入することにより、この支持部材の支持剛
性及び取付位置精度が高まり、ひいてはエンジンに対す
る補機の支持剛性及び取付位置精度が高まる。そして、
支持部材は上記穴をふさぐ蓋としての役割も兼ねること
になる。
【００１０】より具体的に、請求項２記載の構造では、
左右のバンクの共通化のために両バンクに形成されたデ
ストリビュータ装着穴のうち、余ったデストリビュータ
装着穴、すなわち実際にはデストリビュータが装着され
ないデストリビュータ装着穴に上記支持部材の突出部が
嵌入され、その蓋としての役割を果たすことになる。
左右のバンクの共通化のために両バンクに形成されたデ
ストリビュータ装着穴のうち、余ったデストリビュータ
装着穴、すなわち実際にはデストリビュータが装着され
ないデストリビュータ装着穴に上記支持部材の突出部が
嵌入され、その蓋としての役割を果たすことになる。
【００１１】また、請求項３記載の構造では、上記支持
部材に設けられた取付部が車体側に連結されることによ
り、この支持部材がエンジン吊下げ部材としても機能す
る。しかも、この支持部材に補機が固定されている分、
エンジン吊下げ部材としての支持部材の剛性が高められ
る。
部材に設けられた取付部が車体側に連結されることによ
り、この支持部材がエンジン吊下げ部材としても機能す
る。しかも、この支持部材に補機が固定されている分、
エンジン吊下げ部材としての支持部材の剛性が高められ
る。
【００１２】
【実施例】本発明の一実施例を図１〜図３に基づいて説
明する。
明する。
【００１３】図１，２に示すエンジン１０は、左右にバ
ンク１２をもつＶ型エンジンであり、各バンク１２はシ
リンダヘッド１４とシリンダヘッドカバー１６とで構成
されている。この実施例では、両バンク１２が共通化さ
れ、従って左右のシリンダヘッド１４同士及びシリンダ
ヘッドカバー１６同士は互いに同じ形状を有しており、
その配設向きのみが前後に逆となっている。
ンク１２をもつＶ型エンジンであり、各バンク１２はシ
リンダヘッド１４とシリンダヘッドカバー１６とで構成
されている。この実施例では、両バンク１２が共通化さ
れ、従って左右のシリンダヘッド１４同士及びシリンダ
ヘッドカバー１６同士は互いに同じ形状を有しており、
その配設向きのみが前後に逆となっている。
【００１４】エンジン１０の中央上部にはサージタンク
１８が配設され、このサージタンク１８は図略の独立吸
気通路を介して両バンク１２の各気筒に接続されてい
る。このサージタンク１８には第２吸気管２０を介して
スロットルボディ（補機）２２が接続され、このスロッ
トルボディ２２に第１吸気管２４が接続されており、ス
ロットルボディ２２はこれに内蔵するスロットル弁を駆
動するためのモータ２６を備えている。
１８が配設され、このサージタンク１８は図略の独立吸
気通路を介して両バンク１２の各気筒に接続されてい
る。このサージタンク１８には第２吸気管２０を介して
スロットルボディ（補機）２２が接続され、このスロッ
トルボディ２２に第１吸気管２４が接続されており、ス
ロットルボディ２２はこれに内蔵するスロットル弁を駆
動するためのモータ２６を備えている。
【００１５】各バンク１２内には、前後に延びる吸気カ
ムシャフト２８及び排気カムシャフト２９が回転可能に
並列状態で支持されている。図１，２の左側バンク１２
の前端壁において両カムシャフト２８，２９の延長線上
に位置する部分と、右側バンク１２の後端壁において上
記両カムシャフト２８，２９の延長線上に位置する部分
とにはデストリビュータ装着穴３１，３２がそれぞれ貫
設されている。
ムシャフト２８及び排気カムシャフト２９が回転可能に
並列状態で支持されている。図１，２の左側バンク１２
の前端壁において両カムシャフト２８，２９の延長線上
に位置する部分と、右側バンク１２の後端壁において上
記両カムシャフト２８，２９の延長線上に位置する部分
とにはデストリビュータ装着穴３１，３２がそれぞれ貫
設されている。
【００１６】このうち、右側バンク１２の後端壁に設け
られたデストリビュータ装着穴３１にのみデストリビュ
ータ３０が装着され、これが上記吸気カムシャフト２８
に連結されている。右側バンク１２のデストリビュータ
装着穴３２には、このエンジン１０の試運転時にのみ、
デストリビュータに相当する排気カムシャフト回転位相
検出器が装着され、これにより後述のバルブタイミング
可変機構の作動検査が行われ、その後図示のようにエン
ジン１０が実際の使用に供される状態では機器類は装着
されないようになっている。また、図の左側バンク１２
の前端壁に設けられたデストリビュータ装着穴３１，３
２は、単に左右バンク１２の共通化のために設けられた
ものであり、これらのデストリビュータ装着穴３１，３
２にも実際にはデストリビュータは装着されない。
られたデストリビュータ装着穴３１にのみデストリビュ
ータ３０が装着され、これが上記吸気カムシャフト２８
に連結されている。右側バンク１２のデストリビュータ
装着穴３２には、このエンジン１０の試運転時にのみ、
デストリビュータに相当する排気カムシャフト回転位相
検出器が装着され、これにより後述のバルブタイミング
可変機構の作動検査が行われ、その後図示のようにエン
ジン１０が実際の使用に供される状態では機器類は装着
されないようになっている。また、図の左側バンク１２
の前端壁に設けられたデストリビュータ装着穴３１，３
２は、単に左右バンク１２の共通化のために設けられた
ものであり、これらのデストリビュータ装着穴３１，３
２にも実際にはデストリビュータは装着されない。
【００１７】次に、各カムシャフト２８，２９の駆動機
構を説明する。前述のように左右のバンク１２は共通化
されているので、図１右側のバンク１２におけるカムシ
ャフト２８，２９を例にとって説明する。
構を説明する。前述のように左右のバンク１２は共通化
されているので、図１右側のバンク１２におけるカムシ
ャフト２８，２９を例にとって説明する。
【００１８】同図に示すように、エンジン１０の中央下
部には前後に延びるクランクシャフト３４が回転可能に
支持され、その前部にスプロケット３６が固定されてい
る。一方、上記バンク１２内において両カムシャフト２
８，２９よりもクランクシャフト３４に近い位置には前
後に延びる中間軸３８が回転可能に支持され、この中間
軸３８にスプロケット４０が固定されており、このスプ
ロケット４０と上記スプロケット３６との間にチェーン
４２が掛け渡されている。
部には前後に延びるクランクシャフト３４が回転可能に
支持され、その前部にスプロケット３６が固定されてい
る。一方、上記バンク１２内において両カムシャフト２
８，２９よりもクランクシャフト３４に近い位置には前
後に延びる中間軸３８が回転可能に支持され、この中間
軸３８にスプロケット４０が固定されており、このスプ
ロケット４０と上記スプロケット３６との間にチェーン
４２が掛け渡されている。
【００１９】上記中間軸３８の前部にはギヤ４４が固定
され、排気カムシャフト２９の前部には上記ギヤ４４と
噛合されるギヤ４６が固定されている。さらに、吸気カ
ムシャフト２８側には上記ギヤ４６と噛合されるギヤ４
８が装着され、このギヤ４８と吸気カムシャフト２８と
の間には、同ギヤ４８と吸気カムシャフト２８との相対
回転位相を変化させるバルブタイミング可変機構（図示
せず）が介設されている。従って、上記クランクシャフ
ト３４の回転力は、スプロケット３６、チェーン４２、
スプロケット３８、ギヤ４４，４６，４８を介して両カ
ムシャフト２８，２９に伝達されるようになっている。
され、排気カムシャフト２９の前部には上記ギヤ４４と
噛合されるギヤ４６が固定されている。さらに、吸気カ
ムシャフト２８側には上記ギヤ４６と噛合されるギヤ４
８が装着され、このギヤ４８と吸気カムシャフト２８と
の間には、同ギヤ４８と吸気カムシャフト２８との相対
回転位相を変化させるバルブタイミング可変機構（図示
せず）が介設されている。従って、上記クランクシャフ
ト３４の回転力は、スプロケット３６、チェーン４２、
スプロケット３８、ギヤ４４，４６，４８を介して両カ
ムシャフト２８，２９に伝達されるようになっている。
【００２０】上記エンジン１０の前端壁には、パワース
テアリングポンプ５０、ウォータポンプ５２、オルタネ
ータ５４といった各種補機が取付けられ、エンジン１０
の側方にはエアコンディショナー５６が設けられてい
る。これらパワーステアリングポンプ５０、ウォータポ
ンプ５２、オルタネータ５４、及びエアコンディショナ
ー５６の入力軸は前方に突出し、各入力軸にそれぞれプ
ーリ５８，６０，６１，６２が固定されている。さら
に、前記クランクシャフト３４の前端にプーリ６４が固
定されるとともに、エンジン１０の前端壁にアイドルプ
ーリ６６，６８及びオートテンションプーリ７０が回転
可能に装着されている。そして、以上記した各プーリに
共通してベルト７２が掛けられており、このベルト７２
を媒介として、上記クランクシャフト３４の回転力が上
記ウォータポンプ５２、パワーステアリングポンプ５
０、オルタネータ６１、エアコン６２の順に伝達される
ようになっている。
テアリングポンプ５０、ウォータポンプ５２、オルタネ
ータ５４といった各種補機が取付けられ、エンジン１０
の側方にはエアコンディショナー５６が設けられてい
る。これらパワーステアリングポンプ５０、ウォータポ
ンプ５２、オルタネータ５４、及びエアコンディショナ
ー５６の入力軸は前方に突出し、各入力軸にそれぞれプ
ーリ５８，６０，６１，６２が固定されている。さら
に、前記クランクシャフト３４の前端にプーリ６４が固
定されるとともに、エンジン１０の前端壁にアイドルプ
ーリ６６，６８及びオートテンションプーリ７０が回転
可能に装着されている。そして、以上記した各プーリに
共通してベルト７２が掛けられており、このベルト７２
を媒介として、上記クランクシャフト３４の回転力が上
記ウォータポンプ５２、パワーステアリングポンプ５
０、オルタネータ６１、エアコン６２の順に伝達される
ようになっている。
【００２１】上記パワーステアリングポンプ５０は、図
３にも示すような板状のポンプ支持ブラケット（支持部
材）７４に固定されており、このポンプ支持ブラケット
７４が図１，２左側のバンク１２の前端面に固定される
ことにより、パワーステアリングポンプ５０の取付が行
われている。詳しくは、上記ポンプ支持ブラケット７４
において上記パワーステアリングポンプ５０が固定され
る面と反対側の面に左右一対の突出部７６が突設されて
おり、各突出部７６が、バンク１２に形成されている左
右のデストリビュータ装着穴３１，３２に嵌入され、こ
の状態でポンプ支持ブラケット７４がボルト７８等でバ
ンク１２に固定されている。
３にも示すような板状のポンプ支持ブラケット（支持部
材）７４に固定されており、このポンプ支持ブラケット
７４が図１，２左側のバンク１２の前端面に固定される
ことにより、パワーステアリングポンプ５０の取付が行
われている。詳しくは、上記ポンプ支持ブラケット７４
において上記パワーステアリングポンプ５０が固定され
る面と反対側の面に左右一対の突出部７６が突設されて
おり、各突出部７６が、バンク１２に形成されている左
右のデストリビュータ装着穴３１，３２に嵌入され、こ
の状態でポンプ支持ブラケット７４がボルト７８等でバ
ンク１２に固定されている。
【００２２】さらに、このポンプ支持ブラケット７４で
は上方に車体取付部８０が延設され、この車体取付部８
０に取付穴８２が貫設されており、この取付穴８２を用
いて車体取付部８０が車体側に連結されることにより、
このポンプ支持ブラケット７４を介してエンジン全体が
車体側に吊下げ支持されるようになっている。
は上方に車体取付部８０が延設され、この車体取付部８
０に取付穴８２が貫設されており、この取付穴８２を用
いて車体取付部８０が車体側に連結されることにより、
このポンプ支持ブラケット７４を介してエンジン全体が
車体側に吊下げ支持されるようになっている。
【００２３】なお、図３において７７はオイルシール用
のＯリングであり、このＯリング７７は各デストリビュ
ータ装着穴３１，３２にその内周面から突出する状態で
配設されている。
のＯリングであり、このＯリング７７は各デストリビュ
ータ装着穴３１，３２にその内周面から突出する状態で
配設されている。
【００２４】一方、図１，２右側のバンク１２の後端壁
には、上記第１吸気管２０及びこれに接続されたスロッ
トルボディ２２を支持するためのスロットル支持ブラケ
ット（支持部材）８４が固定されている。詳しくは、ス
ロットル支持ブラケット８４の片側面に突出部８８が突
設され、この突出部８８が前記デストリビュータ装着穴
３１内に嵌入された状態でスロットル支持ブラケット８
４がボルト８６等でバンク１２に固定されている。これ
に対し、上記第２吸気管２０の途中にはフランジ部９４
が形成されており、このフランジ部９４が上記スロット
ル支持ブラケット８４にボルト９６等で固定されてい
る。
には、上記第１吸気管２０及びこれに接続されたスロッ
トルボディ２２を支持するためのスロットル支持ブラケ
ット（支持部材）８４が固定されている。詳しくは、ス
ロットル支持ブラケット８４の片側面に突出部８８が突
設され、この突出部８８が前記デストリビュータ装着穴
３１内に嵌入された状態でスロットル支持ブラケット８
４がボルト８６等でバンク１２に固定されている。これ
に対し、上記第２吸気管２０の途中にはフランジ部９４
が形成されており、このフランジ部９４が上記スロット
ル支持ブラケット８４にボルト９６等で固定されてい
る。
【００２５】また、このスロットル支持ブラケット８４
においても、上方に車体取付部９０が延設され、これに
取付穴９２が貫設されており、この取付穴９２を用いて
車体取付部９０が車体側に連結されることにより、この
スロットル支持ブラケット８４を介してもエンジン全体
が車体側に吊下げ支持されるようになっている。
においても、上方に車体取付部９０が延設され、これに
取付穴９２が貫設されており、この取付穴９２を用いて
車体取付部９０が車体側に連結されることにより、この
スロットル支持ブラケット８４を介してもエンジン全体
が車体側に吊下げ支持されるようになっている。
【００２６】以上のようにこの構造では、パワーステア
リングポンプ５０やスロットルボディ２２を支持するポ
ンプ支持ブラケット７４及びスロットル支持ブラケット
８４にそれぞれ突出部７６，８８を設け、これらの突出
部７４，８８を各デストリビュータ装着穴３１，３２内
に嵌入した状態で各支持ブラケット７４，８４をバンク
１２に固定しているので、元来カムシャフト２８，２９
の延長上に設けられているデストリビュータ装着穴３
１，３２を利用して、各支持ブラケット７４，８４及び
これに固定されたパワーステアリングポンプ５０及びス
ロットルボディ２２の支持剛性及び取付位置精度を効果
的に高めることができる。また、各支持ブラケット７
４，８４を各デストリビュータ装着穴３１，３２の蓋と
しても兼用できることになる。
リングポンプ５０やスロットルボディ２２を支持するポ
ンプ支持ブラケット７４及びスロットル支持ブラケット
８４にそれぞれ突出部７６，８８を設け、これらの突出
部７４，８８を各デストリビュータ装着穴３１，３２内
に嵌入した状態で各支持ブラケット７４，８４をバンク
１２に固定しているので、元来カムシャフト２８，２９
の延長上に設けられているデストリビュータ装着穴３
１，３２を利用して、各支持ブラケット７４，８４及び
これに固定されたパワーステアリングポンプ５０及びス
ロットルボディ２２の支持剛性及び取付位置精度を効果
的に高めることができる。また、各支持ブラケット７
４，８４を各デストリビュータ装着穴３１，３２の蓋と
しても兼用できることになる。
【００２７】特に、この実施例に示した構造では、左右
のバンク１２の形状を同一にし、このために余分に形成
されたデストリビュータ装着穴３１，３２（すなわち実
際にはデストリビュータ３０が装着されないデストリビ
ュータ装着穴３１，３２）にポンプ支持ブラケット７４
の突出部７６を嵌入するようにしているので、左右のバ
ンク１２の共通化によるコスト削減と、パワーステアリ
ングポンプ５０の支持剛性及び取付位置精度の向上とい
う２つの効果を同時にかつ円滑に得ることができる。
のバンク１２の形状を同一にし、このために余分に形成
されたデストリビュータ装着穴３１，３２（すなわち実
際にはデストリビュータ３０が装着されないデストリビ
ュータ装着穴３１，３２）にポンプ支持ブラケット７４
の突出部７６を嵌入するようにしているので、左右のバ
ンク１２の共通化によるコスト削減と、パワーステアリ
ングポンプ５０の支持剛性及び取付位置精度の向上とい
う２つの効果を同時にかつ円滑に得ることができる。
【００２８】さらに、この実施例では、ポンプ支持ブラ
ケット７４やスロットル支持ブラケット８４から車体取
付部８０，９０をそれぞれ延設し、この車体取付部８
０，９０を車体側に固定するようにしているので、各支
持ブラケット７４，８４をエンジン吊下げ部材（エンジ
ンハンガー）として兼用することができる。しかも、各
支持ブラケット７４，８４にはパワーステアリングポン
プ５０や第２吸気管２０を連結しているので、その分上
記エンジン吊下げ部材の剛性（すなわち両支持ブラケッ
ト７４，８４の剛性）を高めることができる利点があ
る。
ケット７４やスロットル支持ブラケット８４から車体取
付部８０，９０をそれぞれ延設し、この車体取付部８
０，９０を車体側に固定するようにしているので、各支
持ブラケット７４，８４をエンジン吊下げ部材（エンジ
ンハンガー）として兼用することができる。しかも、各
支持ブラケット７４，８４にはパワーステアリングポン
プ５０や第２吸気管２０を連結しているので、その分上
記エンジン吊下げ部材の剛性（すなわち両支持ブラケッ
ト７４，８４の剛性）を高めることができる利点があ
る。
【００２９】なお、本発明では、補機の種類を問わず、
上記パワーステアリングポンプ５０やスロットルボディ
２２の他、オルタネータ、ウォータポンプ等の各種補機
の取付に適用することができる。
上記パワーステアリングポンプ５０やスロットルボディ
２２の他、オルタネータ、ウォータポンプ等の各種補機
の取付に適用することができる。
【００３０】また、本発明ではエンジンの具体的な構造
を問わず、上記Ｖ型エンジンのほか、各気筒が単一列に
並ぶＩ型エンジンにも適用が可能であり、カムシャフト
延長上に設けられている穴についても、その元来の用途
は特に問わない。ただし、上記のように左右のバンクが
共通化されるＶ型エンジンに適用することにより、本発
明はより効果的となる。
を問わず、上記Ｖ型エンジンのほか、各気筒が単一列に
並ぶＩ型エンジンにも適用が可能であり、カムシャフト
延長上に設けられている穴についても、その元来の用途
は特に問わない。ただし、上記のように左右のバンクが
共通化されるＶ型エンジンに適用することにより、本発
明はより効果的となる。
【００３１】
【発明の効果】以上のように本発明は、補機が固定され
る支持部材に、エンジンにおいてカムシャフトの延長上
に設けられた穴に嵌入可能な突出部を設け、この嵌入状
態で上記支持部材をエンジンに固定するようにしたもの
であるので、エンジンに設けられている穴を利用して、
これに上記突出部を嵌入するだけの簡単な構造で、上記
補機の支持剛性及び取付位置精度を向上させることがで
きるとともに、上記穴の蓋として支持部材を兼用するこ
とができる効果がある。
る支持部材に、エンジンにおいてカムシャフトの延長上
に設けられた穴に嵌入可能な突出部を設け、この嵌入状
態で上記支持部材をエンジンに固定するようにしたもの
であるので、エンジンに設けられている穴を利用して、
これに上記突出部を嵌入するだけの簡単な構造で、上記
補機の支持剛性及び取付位置精度を向上させることがで
きるとともに、上記穴の蓋として支持部材を兼用するこ
とができる効果がある。
【００３２】より具体的に、請求項２記載の構造では、
Ｖ型エンジンにおける左右のバンクの共通化により余っ
たデストリビュータ装着穴、すなわち実際の使用時には
デストリビュータが装着されないデストリビュータ装着
穴に上記支持部材の突出部を嵌入するようにしているの
で、上記補機の支持剛性及び取付位置精度の向上と、左
右のバンクの共通化という２つの効果を円滑に得ること
ができる。
Ｖ型エンジンにおける左右のバンクの共通化により余っ
たデストリビュータ装着穴、すなわち実際の使用時には
デストリビュータが装着されないデストリビュータ装着
穴に上記支持部材の突出部を嵌入するようにしているの
で、上記補機の支持剛性及び取付位置精度の向上と、左
右のバンクの共通化という２つの効果を円滑に得ること
ができる。
【００３３】また請求項３記載の構造では、上記支持部
材に車体側に連結される取付部を形成し、この支持部材
をエンジン吊下げ部材として兼用することにより、コス
トの削減を図るとともに、上記支持部材への補機の固定
により、この支持部材で構成されたエンジン吊下げ部材
の剛性を高めることができる効果がある。
材に車体側に連結される取付部を形成し、この支持部材
をエンジン吊下げ部材として兼用することにより、コス
トの削減を図るとともに、上記支持部材への補機の固定
により、この支持部材で構成されたエンジン吊下げ部材
の剛性を高めることができる効果がある。
【図１】本発明の一実施例におけるＶ型エンジンの正面
図である。
図である。
【図２】上記エンジンの平面図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線断面図である。
１０ エンジン １２ バンク ２２ スロットルボディ（補機） ２８ 吸気カムシャフト ２９ 排気カムシャフト ３０ デストリビュータ ３１，３２ デストリビュータ装着穴 ５０ パワーステアリングポンプ ７４ ポンプ支持ブラケット（支持部材） ７６ 突出部 ８０，９０ 車体取付部（取付部） ８４ スロットル支持ブラケット（支持部材）
Claims (3)
- 【請求項１】 エンジンに補機を取付けるための構造に
おいて、上記補機が固定される支持部材を備え、この支
持部材に上記エンジンにおいてカムシャフトの延長上に
設けられた穴に嵌入可能な突出部を設け、この突出部と
上記穴とが嵌合した状態で上記支持部材をエンジンに固
定したことを特徴とする補機取付構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の補機取付構造において、
上記エンジンを、左右のバンクが共通化され、かつ各バ
ンクにおいてカムシャフトの延長上にデストリビュータ
装着穴が設けられたＶ型エンジンとするとともに、両バ
ンクのうちデストリビュータが設けられないバンクのデ
ストリビュータ装着穴に上記支持部材の突出部を嵌入し
たことを特徴とする補機取付構造。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の補機取付構造に
おいて、上記支持部材に車体側に連結される取付部を形
成し、この支持部材をエンジン吊下げ部材として兼用し
たことを特徴とする補機取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34836092A JPH06200780A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 補機取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34836092A JPH06200780A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 補機取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200780A true JPH06200780A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18396503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34836092A Pending JPH06200780A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 補機取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06200780A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010133357A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Mitsubishi Motors Corp | Ｖ型エンジン |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34836092A patent/JPH06200780A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010133357A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Mitsubishi Motors Corp | Ｖ型エンジン |
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